JP2550832C - - Google Patents

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JP2550832C
JP2550832C JP2550832C JP 2550832 C JP2550832 C JP 2550832C JP 2550832 C JP2550832 C JP 2550832C
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English (en)
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株式会社セガ・エンタープライゼス
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、生成した画像と音像を与えることにより視聴者に対して仮想空間に
おける現実感を与える仮想現実感生成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 近年、ゲーム装置の分野において遊戯者に対して仮想的な現実感を与える試み
が盛んに行われている。ゲームの画像表示についてはコンピュータグラフィック
ス技術の発達によりあらゆる方向からの画像表示が可能になってきているが、ゲ
ームの効果音については単に効果音をモノラル音声で発するものが多く、現実感
を高めようとしても、せいぜいステレオ音声を用いるものしかなかった。ステレ
オ音声を用いた場合でも両スピーカの中央で聞くことを前提としており、任意の
位置に音像を定位させることができなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 このため、従来は、現実感ある効果音を発することができず、遊戯者に対して
仮想的な現実感を十分に与えることができなかった。特に遊戯者が動いた場合に
はその動きに応じて画像や音像の位置がずれてしまい、仮想的な現実感を得るこ
とができなかった。 【0004】 本発明の目的は、遊戯者が動いた場合でも遊戯者に対して仮想的な現実感を与
えることができる仮想現実感生成装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上記目的は、視聴者の視覚に対して仮想空間における画像を生成する画像生成
手段と、前記視聴者の聴覚に対して前記仮想空間における音像を生成する音像生
成手段とを有し、前記画像生成手段からの画像と前記音像生成手段からの音像に
より前記視聴者に対して前記仮想空間における現実感を与える仮想現実感生成装
置において、前記視聴者に設けられ地磁気を検出する磁気方位センサを有し、前
記視聴者の向いている方向を検出する方位検出手段と、前記視聴者に設けられ
を出射する光出射手段と、前記光出射手段から出射された光を検出する光検出手
段とを有し、前記視聴者の位置を検出する位置検出手段と、前記方位検出手段か
らの方位角信号と前記位置検出手段からの位置信号により前記視聴者の動きを検
出する視聴者検出手段と、前記仮想空間における画像の位置を変化させないよう
に、前記視聴者検出手段により検出された前記視聴者の動きに基づいて前記画像
生成手段により生成された画像を補正する画像補正手段と、前記仮想空間におけ
る音像の位置を変化させないように、前記視聴者検出手段により検出された前記
視聴者の動きに基づいて前記音像生成手段により生成された音像を補正する音像
補正手段とを有し、前記視聴者が動いても、前記仮想空間における画像及び音像
の位置が変化しないように定位させることを特徴とする仮想現実感生成装置によ
って達成される。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段は、前記音像
補正手段により補正された前記仮想空間における音像を前記視聴者の聴覚に対し
て2チャンネルで与えることが望ましい。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段は、前記視聴
者に装着され、前記音像補正手段により補正された前記仮想空間における音像を
前記視聴者の聴覚に対して与えるヘッドフォンであることが望ましい。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段は、前記視聴
者の前方に配置され、前記音像補正手段により補正された前記仮想空間における
音像を前記視聴者の聴覚に対して与えるスピーカであることが望ましい。 【0006】 【作用】 本発明によれば、視聴者の視覚に対して仮想空間における画像を生成する画像
生成手段と、前記視聴者の聴覚に対して前記仮想空間における音像を生成する音
像生成手段とを有し、前記画像生成手段からの画像と前記音像生成手段からの音
像により前記視聴者に対して前記仮想空間における現実感を与える仮想現実感生
成装置において、前記視聴者に設けられ地磁気を検出する磁気方位センサを有し
、前記視聴者の向いている方向を検出する方位検出手段と、前記視聴者に設けら
光を出射する光出射手段と、前記光出射手段から出射された光を検出する光検
出手段とを有し、前記視聴者の位置を検出する位置検出手段と、前記方位検出
からの方位角信号と前記位置検出手段からの位置信号により前記視聴者の動き
を検出する視聴者検出手段と、前記仮想空間における画像の位置を変化させない
ように、前記視聴者検出手段により検出された前記視聴者の動きに基づいて前記
画像生成手段により生成された画像を補正する画像補正手段と、前記仮想空間に
おける音像の位置を変化させないように、前記視聴者検出手段により検出された
前記視聴者の動きに基づいて前記音像生成手段により生成された音像を補正する
音像補正手段とを有するので、方位検出手段の磁気方位センサからの方位角信号
と位置検出手段の光検出手段から位置信号に基づき、視聴者検出手段により視聴
者の動きを検出し、仮想空間における画像の位置を変化させないように、画像補
正手段により視聴者の動きに基づいて画像を補正すると共に、仮想空間における
音像の位置を変化させないように、音像補正手段により視聴者の動きに基づいて
音像を補正することにより、視聴者が動いても、仮想空間における画像及び音像
の位置が変化しないように定位させる。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段は、前記音像
補正手段により補正された前記仮想空間における音像を前記視聴者の聴覚に対し
て2チャンネルで与えるようにすれば、簡単な構成により仮想空間における補正
された正確な音像を視聴者に与えることができる。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段が、前記視聴
者に装着され、前記音像補正手段により補正された前記仮想空間における音像を
前記視聴者の聴覚に対して与えるヘッドフォンであれば、ヘッドフォンにより仮 想空間における補正された正確な音像を視聴者に与えることができる。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段が、前記視聴
者の前方に配置され、前記音像補正手段により補正された前記仮想空間における
音像を前記視聴者の聴覚に対して与えるスピーカであれば、スピーカにより仮想
空間における補正された正確な音像を視聴者に与えることができる。 【0007】 【実施例】 本発明の第1の実施例による仮想現実感生成装置を図1乃至図3を用いて説明
する。 本実施例の仮想現実感生成装置では遊戯者がヘッドマウントディスプレイを装
着する。遊戯者がヘッドマウントディスプレイを装着した状態の側面図を図1に
示し、上面図を図2に示す。 【0008】 図1に示すように、ゲーム装置の遊戯者である視聴者はヘッドマウントディス
プレイ10を装着する。ヘッドマウントディスプレイ10の前面には、遊戯者の
視覚に対して画像情報を与えるための画像表示用メガネ12が設けられている。
また、ヘッドマウントディスプレイ10の左右両側面には、遊戯者の聴覚に対し
て音像情報を与えるためのヘッドフォン14が設けられている。 【0009】 ヘッドマウントディスプレイ10の天面には、遊戯者の向いている方向を検出
するために磁気方位センサ16(例えば、TMC−2000(株式会社トーキン
))が設けられている。この磁気方位センサ16は、地磁気を検出することによ
り方位角を求めるものである。 また、ヘッドマウントディスプレイ10の上面には、遊戯者の位置を検出する
ために赤外LED18が設けられている。赤外LED18からの赤外光はレンズ
20を介して位置センサ22(例えば、PSD(浜松ホトニクス株式会社製))
により検出される。位置センサ22はレンズ20を介して入力された赤外LED
18のスポット光の位置から、ヘッドマウントディスプレイ10を装着した遊戯
者の位置を検出する。 【0010】 本実施例の仮想現実感生成装置のブロック図を図3に示す。 磁気方位センサ16と位置センサ22は位置ずれ算出部30に接続されている
。位置ずれ算出部30は磁気方位センサ16からの方位角信号と位置センサ22
からの位置信号により、遊戯者の基準位置からの位置ずれと基準方位からのずれ
角を算出する。 【0011】 画像生成部32は、画像データメモリ34に格納された画像データから選択さ
れた画像データに基づいて、図2に示すように、遊戯者が基準位置に位置し、基
準方向を向いている状態で遊戯者に対して与えるべき基準画像を生成する。画像
生成部32により生成された基準画像は、画像補正部36に出力される。 画像補正部36は、画像生成部32により生成された基準画像を、位置ずれ算
出部30により算出された位置ずれ信号とずれ角信号に基づいて、仮想空間にお
ける画像の位置を変化させないように補正する。 【0012】 画像補正部36により補正された画像は、ヘッドマウントディスプレイ10に
設けられた画像表示用メガネ12により遊戯者の視覚に対して与えられる。 音像生成部38は、音像データメモリ40に格納された音像データから選択さ
れた音像データに基づいて、図2に示すように、遊戯者が基準位置に位置し、基
準方向を向いている状態で遊戯者に対して与えるべき基準音像を生成する。音像
生成部38により生成された基準音像は、HL補正部42とHR補正部44に出力
される。 【0013】 図2に示すように、伝達関数HLは音源Oから遊戯者の左耳外耳道入口近傍ま
での伝達関数であり、伝達関数HRは音源Oから遊戯者の右耳外耳道入口近傍ま
での伝達関数である。なお、伝達関数HL、HRは実験的に測定することにより求
めたものである。 遊戯者の左耳外耳道入口近傍での音声信号をEL、右耳外耳道入口近傍での音
声信号をERとすると、音声信号EL、ERは次式 EL=O・HLR=O・HR のようになる。 【0014】 HL補正部42は、音像生成部38により生成された基準音像を、位置ずれ算
出部30により算出された位置ずれ信号とずれ角信号に基づいて、仮想空間にお
ける音像の位置を変化させないように伝達関数HLを補正する。 同様に、HR補正部44は、音像生成部38により生成された基準音像を、位
置ずれ算出部30により算出された位置ずれ信号とずれ角信号に基づいて、仮想
空間における音像の位置を変化させないように伝達関数HRを補正する。 【0015】 なお、どの程度の位置ずれに対して伝達関数HL、HRをどの程度補正するかは
実験的に測定することにより求めた。 HL補正部42及びHR補正部44により補正された音像は、ヘッドマウントデ
ィスプレイ10に設けられたヘッドフォン14により遊戯者の聴覚に対して与え
られる。 【0016】 このように本実施例によれば、遊戯者が位置や方位を変えても、その変化に応
じて画像信号や音像信号を変化させ、仮想空間における画像及び音像の位置が変
化しないように定位させることができる。 本発明の第2の実施例による仮想現実感生成装置を図4乃至図6を用いて説明
する。図1乃至図3に示す仮想現実感生成装置と同一の構成要素には同一の符号
を付して説明を省略又は簡略にする。 【0017】 本実施例の仮想現実感生成装置において遊戯者が装着するヘッドマウントディ
スプレイ10は、図4に示すように、前面に画像表示用メガネ12が設けられて
いるが、左右両側面には第1の実施例のようなヘッドフォン14が設けられてい
ない。音像情報は、図5に示すように、遊戯者の前方に設けられた2つのスピー
カ50、52により与えられる。 【0018】 本実施例の仮想現実感生成装置のブロック図を図6に示す。 第1の実施例と同様に、磁気方位センサ16からの方位角信号と位置センサ2
2からの位置信号により位置ずれ算出部30は遊戯者の基準位置からの位置ずれ
と基準方位からのずれ角を算出する。 第1の実施例と同様に、画像生成部32は、画像データメモリ34に格納され
た画像データから基準画像を生成し、画像補正部36は、画像生成部32により
生成された基準画像を、位置ずれ算出部30により算出された位置ずれ信号とず
れ角信号に基づいて、仮想空間における画像の位置を変化させないように補正す
る。画像補正部36により補正された画像は、ヘッドマウントディスプレイ10
に設けられた画像表示用メガネ12により遊戯者の視覚に対して与えられる。 【0019】 音像生成部38は、音像データメモリ40に格納された音像データから選択さ
れた音像データに基づいて、図に示すように、遊戯者が基準位置に位置し、基
準方向を向いている状態で遊戯者に対して与えるべき基準音像を生成する。音像
生成部38により生成された基準音像は、HL補正部42とHR補正部44に出力
される。 【0020】 本実施例ではスピーカ50、52からの音声信号により、遊戯者の左右外耳道
入口近傍において適切な音声信号が生ずるようにする。したがって、スピーカ5
0、52からの遊戯者の左右外耳道入口近傍までの伝達関数を考慮する必要があ
る。 遊戯者の左耳外耳道入口近傍での音声信号をEL、右耳外耳道入口近傍での音
声信号をERとすると、音声信号EL、ERは次式 EL=O・HLR=O・HR のようになる。 【0021】 左右のスピーカ50、52の音声信号をSL、SRとし、左側のスピーカ50 から遊戯者の左耳外耳道入口近傍までの伝達関数をHLL、右側のスピーカ52か
ら遊戯者の左耳外耳道入口近傍までの伝達関数をHRL、左側のスピーカ50から
遊戯者の右耳外耳道入口近傍までの伝達関数をHLR、右側のスピーカ52から遊
戯者の右耳外耳道入口近傍までの伝達関数をHRRとすると、左右外耳道入口近傍
での音声信号EL、ERは次式 EL=SL・HLL+SR・HRLR=SL・HLR+SR・HRR のようになる。 【0022】 これらの式から、左右のスピーカ50、52の音声信号SL、SRを求めると、 SL=(OHLRR−OHRRL)/(HLLRR−HLRRL) SR=(OHRLL−OHLLR)/(HLLRR−HLRRL) となる。これらの式に基づいて、スピーカ音声信号演算部54は音声信号SL
Rを演算し、左右のスピーカ50、52から音声を発生させる。なお、伝達関
数HLL、HRL、HLR、HRRは実験的に測定することにより求めたものである。 【0023】 HL補正部42は、音像生成部38により生成された基準音像を、位置ずれ算
出部30により算出された位置ずれ信号とずれ角信号に基づいて、仮想空間にお
ける音像の位置を変化させないように伝達関数HLを補正する。同様に、HR補正
部44は、音像生成部38により生成された基準音像を、位置ずれ算出部30に
より算出された位置ずれ信号とずれ角信号に基づいて、仮想空間における音像の
位置を変化させないように伝達関数HRを補正する。 【0024】 本実施例では更に伝達関数HLL、HRL、HLR、HRRを、位置ずれ算出部30に
より算出された位置ずれ信号とずれ角信号に基づいて補正する。 すなわち、HLL補正部56は、位置ずれ算出部30により算出された位置ずれ
信号とずれ角信号に基づいて、仮想空間における音像の位置を変化させないよう
に伝達関数HLLを補正する。 【0025】 HLR補正部58は、位置ずれ算出部30により算出された位置ずれ信号とずれ
角信号に基づいて、仮想空間における音像の位置を変化させないように伝達関数
LRを補正する。 HRL補正部60は、位置ずれ算出部30により算出された位置ずれ信号とずれ
角信号に基づいて、仮想空間における音像の位置を変化させないように伝達関数
RLを補正する。 【0026】 HRR補正部60は、位置ずれ算出部30により算出された位置ずれ信号とずれ
角信号に基づいて、仮想空間における音像の位置を変化させないように伝達関数
RRを補正する。 なお、どの程度の位置ずれに対して伝達関数HL、HRをどの程度補正するかは
実験的に測定することにより求めた。 【0027】 スピーカ音声信号演算部54は、補正された伝達関数HL、HR、HLLRL、H
LR、HRRに基づいて、音声信号SL、SRを演算し、左右のスピーカ50、52か
ら音声を発生させる。 このように本実施例によれば、遊戯者が位置や方位を変えても、その変化に応
じて画像信号や音像信号を変化させ、仮想空間における画像及び音像の位置が変
化しないように定位させることができる。 【0028】 本発明は上記実施例に限らず種々の変形が可能である。 例えば、上記実施例では磁気方位センサと位置センサにより遊戯者の向いてい
る方向と位置を検出するようにしたが、他の方法により遊戯者の動きを検出する
ようにしてもよい。 【0029】 【発明の効果】 以上の通り、本発明によれば、視聴者の視覚に対して仮想空間における画像を
生成する画像生成手段と、前記視聴者の聴覚に対して前記仮想空間における音像
を生成する音像生成手段とを有し、前記画像生成手段からの画像と前記音像生成 手段からの音像により前記視聴者に対して前記仮想空間における現実感を与える
仮想現実感生成装置において、前記視聴者に設けられ地磁気を検出する磁気方位
センサを有し、前記視聴者の向いている方向を検出する方位検出手段と、前記視
聴者に設けられ光を出射する光出射手段と、前記光出射手段から出射された光を
検出する光検出手段とを有し、前記視聴者の位置を検出する位置検出手段と、前
記方位検出手段からの方位角信号と前記位置検出手段からの位置信号により前記
視聴者の動きを検出する視聴者検出手段と、前記仮想空間における画像の位置を
変化させないように、前記視聴者検出手段により検出された前記視聴者の動きに
基づいて前記画像生成手段により生成された画像を補正する画像補正手段と、前
記仮想空間における音像の位置を変化させないように、前記視聴者検出手段によ
り検出された前記視聴者の動きに基づいて前記音像生成手段により生成された音
像を補正する音像補正手段とを有するので、方位検出手段の磁気方位センサから
の方位角信号と位置検出手段の光検出手段から位置信号に基づき、視聴者検出手
段により視聴者の動きを検出し、仮想空間における画像の位置を変化させないよ
うに、画像補正手段により視聴者の動きに基づいて画像を補正すると共に、仮想
空間における音像の位置を変化させないように、音像補正手段により視聴者の動
きに基づいて音像を補正することにより、視聴者が動いても、仮想空間における
画像及び音像の位置が変化しないように定位させる。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段は、前記音像
補正手段により補正された前記仮想空間における音像を前記視聴者の聴覚に対し
て2チャンネルで与えるようにすれば、簡単な構成により仮想空間における補正
された正確な音像を視聴者に与えることができる。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段が、前記視聴
者に装着され、前記音像補正手段により補正された前記仮想空間における音像を
前記視聴者の聴覚に対して与えるヘッドフォンであれば、ヘッドフォンにより仮
想空間における補正された正確な音像を視聴者に与えることができる。 また、上述した仮想現実感生成装置において、前記音像生成手段が、前記視聴
者の前方に配置され、前記音像補正手段により補正された前記仮想空間における
音像を前記視聴者の聴覚に対して与えるスピーカであれば、スピーカにより仮想 空間における補正された正確な音像を視聴者に与えることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の第1の実施例の仮想現実感生成装置におけるヘッドマウントディスプ
レイの装着状態の側面図である。 【図2】 本発明の第1の実施例の仮想現実感生成装置におけるヘッドマウントディスプ
レイの装着状態の上面図である。 【図3】 本発明の第1の実施例の仮想現実感生成装置のブロック図である。 【図4】 本発明の第2の実施例の仮想現実感生成装置におけるヘッドマウントディスプ
レイの装着状態の側面図である。 【図5】 本発明の第2の実施例の仮想現実感生成装置におけるヘッドマウントディスプ
レイの装着状態の上面図である。 【図6】 本発明の第2の実施例の仮想現実感生成装置のブロック図である。 【符号の説明】 10…ヘッドマウントディスプレイ 12…画像表示用メガネ 14…ヘッドフォン 16…磁気方位センサ 18…赤外LED 20…レンズ 22…位置センサ 30…位置ずれ算出部 32…画像生成部 34…画像データメモリ 36…画像補正部 38…音像生成部 40…音像データメモリ 42…HL補正部 44…HR補正部 50、52…スピーカ 54…スピーカ音声信号演算部 56…HLL補正部 58…HLR補正部 60…HRL補正部 62…HRR補正部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 視聴者の視覚に対して仮想空間における画像を生成する画像
    生成手段と、前記視聴者の聴覚に対して前記仮想空間における音像を生成する音
    像生成手段とを有し、前記画像生成手段からの画像と前記音像生成手段からの音
    像により前記視聴者に対して前記仮想空間における現実感を与える仮想現実感生
    成装置において、 前記視聴者に設けられ地磁気を検出する磁気方位センサを有し、前記視聴者の
    向いている方向を検出する方位検出手段と、 前記視聴者に設けられ光を出射する光出射手段と、前記光出射手段から出射さ
    れた光を検出する光検出手段とを有し、前記視聴者の位置を検出する位置検出手
    段と、 前記方位検出手段からの方位角信号と前記位置検出手段からの位置信号により
    前記視聴者の動きを検出する視聴者検出手段と、 前記仮想空間における画像の位置を変化させないように、前記視聴者検出手段
    により検出された前記視聴者の動きに基づいて前記画像生成手段により生成され
    た画像を補正する画像補正手段と、 前記仮想空間における音像の位置を変化させないように、前記視聴者検出手段
    により検出された前記視聴者の動きに基づいて前記音像生成手段により生成され
    た音像を補正する音像補正手段とを有し、 前記視聴者が動いても、前記仮想空間における画像及び音像の位置が変化しな
    いように定位させることを特徴とする仮想現実感生成装置。 【請求項2】 請求項1記載の仮想現実感生成装置において、 前記音像生成手段は、前記音像補正手段により補正された前記仮想空間におけ
    る音像を前記視聴者の聴覚に対して2チャンネルで与えることを特徴とする仮想
    現実感生成装置。 【請求項3】 請求項2記載の仮想現実感生成装置において、 前記音像生成手段は、前記視聴者に装着され、前記音像補正手段により補正さ れた前記仮想空間における音像を前記視聴者の聴覚に対して与えるヘッドフォン
    であることを特徴とする仮想現実感生成装置。 【請求項4】 請求項2記載の仮想現実感生成装置において、 前記音像生成手段は、前記視聴者の前方に配置され、前記音像補正手段により
    補正された前記仮想空間における音像を前記視聴者の聴覚に対して与えるスピー
    カであることを特徴とする仮想現実感生成装置。

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