JP2549293B2 - ゲレンデ - Google Patents
ゲレンデInfo
- Publication number
- JP2549293B2 JP2549293B2 JP62193820A JP19382087A JP2549293B2 JP 2549293 B2 JP2549293 B2 JP 2549293B2 JP 62193820 A JP62193820 A JP 62193820A JP 19382087 A JP19382087 A JP 19382087A JP 2549293 B2 JP2549293 B2 JP 2549293B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- iron pipe
- row
- pipe support
- tent sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、自然の傾斜地面上に沿って構築張設され
たテント・シートによるスキー及びスノーボード等のゲ
レンデに関するものである。
たテント・シートによるスキー及びスノーボード等のゲ
レンデに関するものである。
（従来の技術） 従来、人工スキー練習場としては実公昭35−15044号
公報に適当の地面上に相隣んで左右の側柱を連ねて設け
ると共に、左右両列を連結する根太上にたる木を介して
適宜間隔毎に貫又は板割を設けて緩傾斜部と急傾斜部を
有する床部を構成し、床部上の急傾斜部には台部を設
け、その上にナイロン又は麻材を適宜厚さに重合してス
ロープを構成し、床部上の緩傾斜には台部を設けること
なく、ナイロン又は麻材を適当厚さに重合してスロープ
を構成したものが開示されている。
公報に適当の地面上に相隣んで左右の側柱を連ねて設け
ると共に、左右両列を連結する根太上にたる木を介して
適宜間隔毎に貫又は板割を設けて緩傾斜部と急傾斜部を
有する床部を構成し、床部上の急傾斜部には台部を設
け、その上にナイロン又は麻材を適宜厚さに重合してス
ロープを構成し、床部上の緩傾斜には台部を設けること
なく、ナイロン又は麻材を適当厚さに重合してスロープ
を構成したものが開示されている。
また、実開昭60−152751号公報には支柱から適宜間隔
で下方に向けて放射状に広がるワイヤーロープを張設
し、該ワイヤーロープでスロープ床を円錐状に支持し、
該スロープ床上にその最上部から中腹部にかけて下方に
向いて階段状に広がる螺旋状の滑走スロープを形成した
人工スキー場が開示されている。
で下方に向けて放射状に広がるワイヤーロープを張設
し、該ワイヤーロープでスロープ床を円錐状に支持し、
該スロープ床上にその最上部から中腹部にかけて下方に
向いて階段状に広がる螺旋状の滑走スロープを形成した
人工スキー場が開示されている。
特開昭50−71135号公報には、スキー、小型ソリのよ
うな滑り装置がその上を滑ることができる複合表面から
なる滑り装置用の人工表面が開示されている。
うな滑り装置がその上を滑ることができる複合表面から
なる滑り装置用の人工表面が開示されている。
更に、特公昭63−43522号公報にはスキー滑走用斜面
の構造において基礎支持面として網面を使用した発明が
開示されている。
の構造において基礎支持面として網面を使用した発明が
開示されている。
（発明が解決しようとする課題） しかし、実公昭35−15044号公報に開示された人工ス
キー練習場においては、ナイロン或は麻材を重合してス
ロープを形成するため、製造が煩わしく、製造日数及び
製造コストが係るという欠点がある。
キー練習場においては、ナイロン或は麻材を重合してス
ロープを形成するため、製造が煩わしく、製造日数及び
製造コストが係るという欠点がある。
また、上記のようにナイロンや麻材を重合して形成し
たスロープにおいては滑走者の重力によりスロープ面が
沈み込むため、十分な滑走ができない等の難点もある。
たスロープにおいては滑走者の重力によりスロープ面が
沈み込むため、十分な滑走ができない等の難点もある。
一方、実開昭60−152751号公報においては前記従来技
術と同様に、製造が煩わしく、製造日数及び製造コスト
が係るという欠点の他に、合成樹脂又は鋼板等からなる
スロープ床上に螺旋状の滑走スロープを形成するため、
滑走者はスロープ床の弾性を利用して滑走する楽しみを
味わうことができない。
術と同様に、製造が煩わしく、製造日数及び製造コスト
が係るという欠点の他に、合成樹脂又は鋼板等からなる
スロープ床上に螺旋状の滑走スロープを形成するため、
滑走者はスロープ床の弾性を利用して滑走する楽しみを
味わうことができない。
（課題を解決するための手段） この発明は、上記実情に鑑み、傾斜面に一定間隔を置
いて立設した一対の鉄パイプ支柱群を該傾斜面に沿って
列設すると共に、列設された一方の鉄パイプ支柱列と他
方の鉄パイプ支柱列の間に丈夫なロープで編成した網面
をワイヤーロープで張設して基礎地とし、該基礎地上に
は丈夫な素材の繊維に編んだネットを芯材とし、その両
面を丈夫な防水性の厚いシート地で貼り合わせて構成し
たテント・シートを張設するようにしたゲレンデを提案
するものである。
いて立設した一対の鉄パイプ支柱群を該傾斜面に沿って
列設すると共に、列設された一方の鉄パイプ支柱列と他
方の鉄パイプ支柱列の間に丈夫なロープで編成した網面
をワイヤーロープで張設して基礎地とし、該基礎地上に
は丈夫な素材の繊維に編んだネットを芯材とし、その両
面を丈夫な防水性の厚いシート地で貼り合わせて構成し
たテント・シートを張設するようにしたゲレンデを提案
するものである。
（作用） 即ち、この発明では上記のように構成されるため、従
来に比べて極めて簡単に、しかも日数やコストを掛けず
に、ゲレンデの製造ができる。
来に比べて極めて簡単に、しかも日数やコストを掛けず
に、ゲレンデの製造ができる。
また、この発明では一方の鉄パイプ支柱列と他方の鉄
パイプ支柱列の間にワイヤーロープで張設されたロープ
網面を基礎地とし、この基礎地上にテント・シートを張
設して構成され、滑走者の重力の掛け具合に応じてはテ
ント・シート上には弾性を生ずる。したがって、滑走者
はこのテント・シートの弾性を楽しみながら滑走するこ
とができる。
パイプ支柱列の間にワイヤーロープで張設されたロープ
網面を基礎地とし、この基礎地上にテント・シートを張
設して構成され、滑走者の重力の掛け具合に応じてはテ
ント・シート上には弾性を生ずる。したがって、滑走者
はこのテント・シートの弾性を楽しみながら滑走するこ
とができる。
（実施例） 以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
すると、1aは傾斜面に沿って列設された一方の鉄パイプ
支柱列、1bは傾斜面に沿って列設された他方の鉄パイプ
支柱列である。
すると、1aは傾斜面に沿って列設された一方の鉄パイプ
支柱列、1bは傾斜面に沿って列設された他方の鉄パイプ
支柱列である。
鉄パイプ支柱列1aと1bの間には丈夫なロープで編成し
た網面２を介在させると共に、ワイヤーロープ３で鉄パ
イプ支柱列1aと1bの両方から引っ張って基礎地を形成す
る。
た網面２を介在させると共に、ワイヤーロープ３で鉄パ
イプ支柱列1aと1bの両方から引っ張って基礎地を形成す
る。
一方、図２に示すように丈夫な素材の繊維で編んだネ
ットを芯材4aとし、その両面を丈夫な防水性の厚いシー
ト地4bで貼り合わせて構成したテント・シート４を上記
のように張設した網面２上に乗せ、風圧でテント・シー
ト４が浮き上がらないように適当な箇所を網面２に接続
固定する。
ットを芯材4aとし、その両面を丈夫な防水性の厚いシー
ト地4bで貼り合わせて構成したテント・シート４を上記
のように張設した網面２上に乗せ、風圧でテント・シー
ト４が浮き上がらないように適当な箇所を網面２に接続
固定する。
なお、テント・シート４の表面には摩擦防止剤をアン
ダーコートし、その上にワックスをコートしてもよい。
ダーコートし、その上にワックスをコートしてもよい。
（発明の効果） 以上要するに、この発明によれば極めて簡単に、且つ
日数や製造コストを掛けずに人工ゲレンデを形成するこ
とができ、しかも鉄パイプ支柱列の間に張設された網面
上に設けられたテント・シート上を滑走するため、滑走
者は重力掛け具合によって生ずる弾性を楽しみながら滑
走することができる。
日数や製造コストを掛けずに人工ゲレンデを形成するこ
とができ、しかも鉄パイプ支柱列の間に張設された網面
上に設けられたテント・シート上を滑走するため、滑走
者は重力掛け具合によって生ずる弾性を楽しみながら滑
走することができる。
第１図は、この発明の一実施例を示す斜視図、第２図は
テント・シートの縦断側面図である。 図中、1aは傾斜面に沿って列設された一方の鉄パイプ支
柱列、1bは傾斜面に沿って列設された他方の鉄パイプ支
柱列、２は網面、３はワイヤーロープ、４はテント・シ
ート、4aは芯材、4bはシート地
テント・シートの縦断側面図である。 図中、1aは傾斜面に沿って列設された一方の鉄パイプ支
柱列、1bは傾斜面に沿って列設された他方の鉄パイプ支
柱列、２は網面、３はワイヤーロープ、４はテント・シ
ート、4aは芯材、4bはシート地
Claims (2)
- 【請求項１】傾斜面に一定間隔を置いて立設した一対の
鉄パイプ支柱群を該傾斜面に沿って列設すると共に、列
設された一方の鉄パイプ支柱列と他方の鉄パイプ支柱列
の間に丈夫なロープで編成した網面をワイヤーロープで
張設して基礎地とし、該基礎地上には丈夫な素材の繊維
で編んだネットを芯材とし、その両面を丈夫な防水性の
厚いシート地で貼り合わせて構成したテント・シートを
張設するようにしたことを特徴とするゲレンデ。 - 【請求項２】テント・シートの表面に摩擦防止剤をアン
ダーコートし、その上にワックスをコートした特許請求
の範囲第１項記載のゲレンデ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62193820A JP2549293B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | ゲレンデ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62193820A JP2549293B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | ゲレンデ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6437976A JPS6437976A (en) | 1989-02-08 |
| JP2549293B2 true JP2549293B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=16314294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62193820A Expired - Fee Related JP2549293B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | ゲレンデ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549293B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ZA744530B (en) * | 1973-07-23 | 1975-08-27 | Snow Prod Inc | Artificial surface for sliding devices |
| JPS60152751U (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-11 | 清水建設株式会社 | ウインタ−スポ−ツ場 |
| JPS6343522A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-24 | 三菱電機株式会社 | 保護継電器 |
-
1987
- 1987-08-04 JP JP62193820A patent/JP2549293B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6437976A (en) | 1989-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |