JP2548403Y2 - 文字板付時計 - Google Patents

文字板付時計

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JP2548403Y2
JP2548403Y2 JP1991092525U JP9252591U JP2548403Y2 JP 2548403 Y2 JP2548403 Y2 JP 2548403Y2 JP 1991092525 U JP1991092525 U JP 1991092525U JP 9252591 U JP9252591 U JP 9252591U JP 2548403 Y2 JP2548403 Y2 JP 2548403Y2
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JP
Japan
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dial
main plate
foot
receiving ring
plate
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JP1991092525U
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JPH0543093U (ja
Inventor
和雄 野尻
仁志 池田
弘樹 塙
健一 中島
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、文字板付の時計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の文字板付時計について、図3およ
び図4に示す。文字板受リング2は、文字板4と地板1
の間に組み込まれる。文字板4に設けた文字板足4a
は、文字板受リング2の組込み部2aにより案内され
る。文字板足4aは地板1に組込まれた文字板止め部材
3とはめ合う。
【0003】また、文字板足を文字板案内部材に組み込
み、文字板案内部材を地板のノッチに組み込む構造が知
られていた。例えば、実開昭60−48178号公報な
どに従来のこのような構造が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の文字板付時計に
あっては、文字板受リングを案内する案内部あるいは案
内部材が文字板を組む前にはないため、文字板受リング
は文字板と一緒に地板に組み込まなければならず、直接
単品を地板に組込むことができないという課題があっ
た。
【0005】本考案は、文字板受リングが文字板を介せ
ず、地板に組込むことができる文字板付時計を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案においては文字板止め部材あるいは地板に文
字板受リングを案内する案内部を設けるものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された文字板付時計において
は、文字板受リングは文字板止め部材あるいは地板に設
けた文字板受リングを案内する案内部により案内され、
地板に組込む。文字板足は文字板止め部材にしめしろを
もって組み込まれるので文字板は地板から外れない。
【0008】
【実施例】以下に、この考案の実施例について、図面に
基づいて説明する。図1において、文字板止め部材3の
組込み部3cを文字板4のある側と反対方向から地板1
に組み込む。文字板受リング2は、地板1の上面1bよ
り出張った文字板止め部材3の案内部3aに案内され、
地板1に組み込む。文字板4は、文字板受リング2と重
なるように文字板足4aを文字板止め部材3の組込み部
3bに組み込む。文字板足4aの組み込みは、しばりば
め、ねじ止め、接着、溶着などのいずれも可能である。
文字板止め部材3の案内部3aの形状は、図2に示すよ
うに円筒形の一部を切断して得られる形状を有してい
る。
【0009】さらに、図5乃至図7に示すような円筒形
状、三角形の一辺に穴の一部を設けた形状、四角形の一
辺に穴の一部を設けた形状がある。図示はしていないが
五角形以上の多角形の一辺あるいは二辺以上にまたがっ
て穴の一部を設けた形状でも良い。図8に示される本考
案の第二の実施例では、文字板止め部材3の組込み部3
cは、文字板側から地板1に組み込む。
【0010】図9に示される本考案の第三の実施例で
は、地板1の文字板4と反対側に第2地板5を組み込
む。第2地板5に文字板止め部材3と同じ機能を盛り込
む。図10に示される本考案の第四の実施例では、地板
1に文字板受リング2を案内する案内部1aを設ける。
案内部1aは、文字板止め部材3を文字板4側から地板
1に組み込む。文字板止め部材3と案内部1aとは重な
らないようにする。
【0011】図11に示される本考案の第五の実施例で
は、文字板受リング2は、地板1に設けた案内部1aに
組み込む。案内部1aの内側に文字板止め部材3を文字
板4側から組み込む。文字板4の文字板足4aは文字板
止め部材3に組まれる。図12に示される本考案の第六
の実施例では、地板1に文字板受リング2を案内するリ
ング状の案内部1aを設けるリング状の案内部には少な
くとも1つの切欠き部1bを有する。文字板受リング2
に、地板1の切欠き部1bに組込める張出し部2cを設
ける。張出し部2cは、文字板受リング2の位置を決
め、回転を防止する。文字板足4aは、文字板受リング
2の貫通穴2bに挿入する。文字板足4aは地板1に文
字板4側から組込まれた文字板止め部材3に組込み、文
字板4を固定する。
【0012】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を有する。 文字板止め部材あるいは地板に、文字板受リングを
案内する案内部を設けることにより、文字板受リングは
文字板に案内されることなく、地板に直接組込むことが
可能となり、組立時には作業性の向上をはかることがで
きる。 時計に衝撃が加わって、文字板受リングを回転させ
るような力が加わる場合、文字板受リングが文字板足を
曲げたり、折損させたりすることも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の縦断面図である。
【図2】本考案の第一実施例の文字板止め部材の案内部
の斜視図である。
【図3】従来の文字板付時計の縦断面図である。
【図4】従来の文字板受リングの平面図である。
【図5】本考案の第一実施例の文字板止め部材の案内部
の斜視図である。
【図6】本考案の第一実施例の文字板止め部材の案内部
の斜視図である。
【図7】本考案の第一実施例の文字板止め部材の案内部
の斜視図である。
【図8】本考案の第二実施例の縦断面図である。
【図9】本考案の第三実施例の縦断面図である。
【図10】本考案の第四実施例の縦断面図である。
【図11】本考案の第五実施例の縦断面図である。
【図12】本考案の第六実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 地板 1a 案内部 2 文字板受リング 3 文字板止め部材 3a 案内部 4 文字板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中島 健一 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−115778(JP,U) 実開 昭58−93889(JP,U) 実公 昭50−15507(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個以上の文字板足を有する文字板と、
    地板と、前記文字板と地板の間に組み込まれた文字板受
    リングと、前記地板に組み込まれた文字板止め部材とか
    らなり、前記文字板止め部材は、前記文字板受リングを
    案内する文字板受リング案内部を前記文字板足に対し前
    記地板の外側に配置し、前記文字板足を組み込む文字板
    足組み込み部を前記文字板足に対し前記地板の内側に配
    置する構成において、前記文字板止め部材の文字板受リ
    ング案内部は、前記地板の上面より突出し、文字板足組
    み込み部は、前記地板の上面と略同一位置にあることを
    特徴とする文字板付時計。
JP1991092525U 1991-11-12 1991-11-12 文字板付時計 Expired - Fee Related JP2548403Y2 (ja)

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JPH0543093U JPH0543093U (ja) 1993-06-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015507U (ja) * 1973-06-05 1975-02-19
JPS627992A (ja) * 1985-07-02 1987-01-14 Nippon Denso Co Ltd 回転圧縮機

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JPH0543093U (ja) 1993-06-11

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