JP2547222Y2 - 磁石外転型発電機 - Google Patents

磁石外転型発電機

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JP2547222Y2
JP2547222Y2 JP1990101540U JP10154090U JP2547222Y2 JP 2547222 Y2 JP2547222 Y2 JP 2547222Y2 JP 1990101540 U JP1990101540 U JP 1990101540U JP 10154090 U JP10154090 U JP 10154090U JP 2547222 Y2 JP2547222 Y2 JP 2547222Y2
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JP
Japan
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stator
magnet
power generation
windings
winding
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JP1990101540U
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JPH0461473U (ja
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秀樹 木村
敬介 岡田
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁石外転型発電機、特にステータ・コアに
発電巻線が巻装されてなるステータを内部に、磁石によ
り磁界を発生させるロータが上記ステータの外周にもう
けられた磁石外転型発電機において、上記ステータは複
数個のステータ・コアをそなえ、夫々のステータ・コア
に独立して巻装された発電巻線同士の接続態様をかえる
ことにより、所望する発電特性が得られるようにした磁
石外転型発電機に関するものである。
〔従来の技術〕 一般に、磁石外転型発電機は、第4図(A)および
(B)に図示されている如く、図示省略した発電巻線が
巻装されたステータ1と、当該ステータ1の外周に磁石
3をそなえたロータ2とから構成されている。そして、
例えば図示省略したエンジン等の駆動手段により上記ロ
ータ2を回転させることにより、上記発電巻線に電圧が
誘起される。
従来の磁石外転型発電機において、所望される発電容
量および出力電圧に対応して、上記発電巻線の巻線仕様
が設定される。即ち、第4図(A)図示従来例は、比較
的に小容量,低電圧の磁石外転型発電機であり、第4図
(B)図示従来例は、ステータ1におけるステータ・コ
アの厚みを厚くして発電巻線の巻線仕様を変更すること
により、容量アップ,電圧アップの要望に対応した磁石
外転型発電機である。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の磁石外転型発電機において、例えば発電容量ア
ップや出力電圧アップ等の要望に対しては、ステータ1
のコア径やコア厚を変更して巻線仕様(巻線径,巻数
等)を変えることにより対応していた。しかしながら、
このような仕様変更方式では、上記ステータ1のコア径
やコア厚により、上記ステータ1のコアスロットにおけ
る巻線占有率に限界があるため、所望するように仕様変
更することは容易でない。また、巻線作業用の治具等の
変更も必要となるため、多大の工数およびコストがかか
ることから、発電容量アップや出力電圧アップ等の要望
に対応しきれないという問題があった。また仮に、磁石
外転型発電機において、ステータとロータとからなる1
つの発電単位を、軸方向に複数単位分配列して構成する
ことを考慮した場合においても,ロータ・ヨークの内壁
に固定される磁石の円周方向の固定位置を、複数個の発
電単位間で相対的な位置ずれを生じないように固定する
ことが必要となる。その理由は、相対的に位置ずれが生
じていると、ステータ側での発電巻線の円周方向の固定
位置が仮に正しく揃っていたとしても個々の発電巻線に
生じる誘起電圧の間に位相差が生じることになるからで
あるが,上記磁石の円周方向の固定位置を揃えることが
むづかしい。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の如き課題を解決することを目的と
し、そのため、本考案の磁石外転型発電機は、ステータ
・コアに発電巻線が巻装されてなるステータを内部に、
磁石により磁界を発生させるロータが上記ステータの外
周にもうけられた磁石外転型発電機において、 上記ステータは回転軸上に当該回転軸の軸方向に間隔
をへだててもうけられた複数個のステータ・コアをそな
えると共に、当該ステータ・コア上に夫々当該ステータ
・コア間で独立に発電巻線が巻装され、かつ当該夫々の
発電巻線を構成する複数の巻線が夫々当該各巻線の両端
に2つの口出し線をそなえてなり、 当該口出し線を介して、上記ステータ・コアに巻装さ
れている発電巻線を、相互に結合され、 かつ上記ロータは、上記複数個のステータ・コアに夫
々独立に巻装された複数個の発電巻線の全体に対向して
当該複数個の発電巻線全体の軸方向寸法よりも大きい軸
方向寸法をもつ磁石をそなえ、当該磁石が中空円筒形状
のヨークの内壁に固定されている ことを特徴としている。
以下、図面を参照しつつ説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例における基本構成図,第2
図(A)および(B)は本考案におけるステータ・コア
に巻装される発電巻線の巻線態様説明図,第3図(A)
および(B)は第2図(A)および(B)図示発電巻線
の接続態様説明図を示す。なお、図中の符号1はステー
タ,1−1ないし1−nはステータ・コア,2はロータ,3は
磁石,4Aないし5Cは発電巻線,4A-1,4A-2ないし5C-1,5C-2
は口出し線,6は整流器を表す。
本考案は、第1図に図示されている如く、ステータ1
を構成する複数個のステータ・コア1−1ないし1−n
が軸方向に沿って並列に配置されるよう構成されてい
る。そして、第2図および第3図に関連して後述する如
く、上記複数個のステータ・コア1−1ないし1−nに
巻装されている発電巻線同士の接続態様を変えることに
より、所望する発電特性が容易に得られるようにしたも
のである。また磁石3はロータ・ヨークの内壁に固定さ
れ,当該磁石3の軸方向寸法は、ステータ・コア1−1
ないし1−nの夫々に巻装されている発電巻線全体の軸
方向寸法よりも大きい寸法をもつようにされる。即ち、
夫々の発電巻線に対して共通にもうけるようにされる。
第2図(A)に図示されているステータ・コア1−1
には3相の発電巻線4A,4Bおよび4Cが巻装されており、
同様に第2図(B)に図示されているステータ・コア1
−2には3相の発電巻線5A,5Bおよび5Cが巻装されてい
る。そして、上記発電巻線4A,4B,4C,5A,5Bおよび5Cの夫
々の端末には口出し線4A-1,4A-2,・・・・・・・・,5C-
1,5C-2がもうけられている。従って、第3図に関連して
後述する如く、当該口出し線4A-1,4A-2,・・・・・・・
・,5C-1,5C-2の接続態様を変えることにより、所望する
発電特性を容易に得ることができる。
第3図(A)図示実施例は、上記発電巻線4Aと発電巻
線5A,発電巻線4Bと発電巻線5B,発電巻線4Cと発電巻線5C
とを夫々直列に接続し、整流器6を介して直流出力を得
るようにすることにより、2倍の出力電圧が得られるよ
うにしたものである。なお、第3図(A)は2個のステ
ータ・コアをもうけるようにした場合であるが、第1図
に点線で示されている如く、n個のステータ・コアをも
うけるようにすれば、n倍の出力電圧を得ることができ
る。
第3図(B)図示実施例は、上記発電巻線4Aと発電巻
線5A,発電巻線4Bと発電巻線5B,発電巻線4Cと発電巻線5C
とを夫々並列に接続し、整流器6を介して直流出力を得
るようにすることにより、2倍の出力電流が得られるよ
うにしたものである。なお、第3図(B)は2個のステ
ータ・コアをもうけるようにした場合であるが、第1図
に点線で示されている如く、n個のステータ・コアをも
うけるようにすれば、n倍の出力電流を得ることができ
る。
以上説明した第2図および第3図図示実施例は3相巻
線の場合であるが、発電巻線の電気角を適当に選ぶこと
により、所望する多相交流出力をうることが可能であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案によれば、次の如き優れた
効果をゆうする磁石外転型発電機を提供することができ
る。即ち、 発電容量アップ,出力電圧アップ,多相交流出力化等
の仕様変更を容易に実施することができる。
発電巻線の巻線仕様の標準化を図ることが可能となる
ため、仕様変更時における作業工数を低減させることが
できる。
ステータ・コアの共通化を図ることが可能となるた
め、製造コストの低減化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における基本構成図,第2図
(A)および(B)は本考案におけるステータ・コアに
巻装される発電巻線の巻線態様説明図,第3図(A)お
よび(B)は第2図(A)および(B)図示発電巻線の
接続態様説明図,第4図(A)および(B)は磁石外転
型発電機の従来例説明図を示す。 図中、1はステータ,1−1ないし1−nはステータ・コ
ア,2はロータ,3は磁石,4Aないし5Cは発電巻線,4A-1,4A-
2ないし5C-1,5C-2は口出し線,6は整流器を表す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ・コアに発電巻線が巻装されてな
    るステータを内部に、磁石により磁界を発生させるロー
    タが上記ステータの外周にもうけられた磁石外転型発電
    機において、 上記ステータは回転軸上に当該回転軸の軸方向に間隔を
    へだててもうけられた複数個のステータ・コアをそなえ
    ると共に、当該ステータ・コア上に夫々当該ステータ・
    コア間で独立に発電巻線が巻装され、かつ当該夫々の発
    電巻線を構成する複数の巻線が夫々当該各巻線の両端に
    2つの口出し線をそなえてなり、 当該口出し線を介して、上記ステータ・コアに巻装され
    ている発電巻線を、相互に結合され、 かつ上記ロータは、上記複数個のステータ・コアに夫々
    独立に巻装された複数個の発電巻線の全体に対向して当
    該複数個の発電巻線全体の軸方向寸法よりも大きい軸方
    向寸法をもつ磁石をそなえ、当該磁石が中空円筒形状の
    ヨークの内壁に固定されている ことを特徴とする磁石外転型発電機。
JP1990101540U 1990-09-27 1990-09-27 磁石外転型発電機 Expired - Lifetime JP2547222Y2 (ja)

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JPH0461473U JPH0461473U (ja) 1992-05-26
JP2547222Y2 true JP2547222Y2 (ja) 1997-09-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5258408U (ja) * 1975-10-27 1977-04-27
JPS5742566U (ja) * 1980-08-25 1982-03-08

Also Published As

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JPH0461473U (ja) 1992-05-26

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