JP2546741B2 - ケーブルテレビジョン．コンバータ用ホモダイン受信方式とその装置 - Google Patents
ケーブルテレビジョン．コンバータ用ホモダイン受信方式とその装置Info
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- JP2546741B2 JP2546741B2 JP2333395A JP33339590A JP2546741B2 JP 2546741 B2 JP2546741 B2 JP 2546741B2 JP 2333395 A JP2333395 A JP 2333395A JP 33339590 A JP33339590 A JP 33339590A JP 2546741 B2 JP2546741 B2 JP 2546741B2
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- H04N7/10—Adaptations for transmission by electrical cable
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/16—Circuits
- H04B1/30—Circuits for homodyne or synchrodyne receivers
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Details Of Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は通信装置、特にケーブルテレビジョンコンバ
ータ又は類似装置で利用出来るホモダイン受信機に関す
るものである。
ータ又は類似装置で利用出来るホモダイン受信機に関す
るものである。
［発明の背景］ ホモダイン受信機は、周知のようにレーダーの分野で
使用されている。この様な受信機では、必要な信号を同
じ周波数の搬送波で多重化（混合）して信号とする。電
圧制御発振器（VCO）のような同調可能な発振器が、混
合周波数として局部発振信号を供給するのに使われる。
この周波数は入力信号と混合され、同相の出力“I"とな
り、また局部発振周波数は異相を90゜偏移され、入力信
号と混合され、直角移相出力“Q"となる。Ｉ及びＱ信号
は処理され、目的とするベースバンド信号を取り出すこ
とができる。
使用されている。この様な受信機では、必要な信号を同
じ周波数の搬送波で多重化（混合）して信号とする。電
圧制御発振器（VCO）のような同調可能な発振器が、混
合周波数として局部発振信号を供給するのに使われる。
この周波数は入力信号と混合され、同相の出力“I"とな
り、また局部発振周波数は異相を90゜偏移され、入力信
号と混合され、直角移相出力“Q"となる。Ｉ及びＱ信号
は処理され、目的とするベースバンド信号を取り出すこ
とができる。
ホモダイン受信機は、いくつかの理由によって、ケー
ブルテレビジョン及び類似の応用面に対する利用には適
当であるとは考えられていなかった。ホモダイン受信機
では、同じ周波数の搬送波で必要とする信号が多重化さ
れると、その周波数スペストルは、自身で折り重なる。
このことは、テレビジョンの分野では隣接するチャンネ
ルに妨害を与えるため、受け入れ難いことになる。この
妨害は目的のチャンネル内でもまた起こる。
ブルテレビジョン及び類似の応用面に対する利用には適
当であるとは考えられていなかった。ホモダイン受信機
では、同じ周波数の搬送波で必要とする信号が多重化さ
れると、その周波数スペストルは、自身で折り重なる。
このことは、テレビジョンの分野では隣接するチャンネ
ルに妨害を与えるため、受け入れ難いことになる。この
妨害は目的のチャンネル内でもまた起こる。
また、標準のホモダイン受信機は90゜位相がずれたＩ
及びＱ信号を目的とする信号の取り出し工程の初めから
終りまで必要とし、このことはケーブルテレビジョンコ
ンバータへの利用を難しくし、且つ、また費用を必要と
することになる。
及びＱ信号を目的とする信号の取り出し工程の初めから
終りまで必要とし、このことはケーブルテレビジョンコ
ンバータへの利用を難しくし、且つ、また費用を必要と
することになる。
現在、ケーブルテレビジョンの周波数体域は、50〜55
0MHZで、将来は50−1000MHZに拡張されることが期待さ
れる。このような周波数範囲で使用するホモダイン受信
機は、全周波数帯にわたって、同調可能な局部発振器と
移相器を備える必要があり、このような広い範囲に、同
調可能な局部発振器は、最大及び最小周波数の比が10よ
り大きいのではなはだ高価なものとなろう。
0MHZで、将来は50−1000MHZに拡張されることが期待さ
れる。このような周波数範囲で使用するホモダイン受信
機は、全周波数帯にわたって、同調可能な局部発振器と
移相器を備える必要があり、このような広い範囲に、同
調可能な局部発振器は、最大及び最小周波数の比が10よ
り大きいのではなはだ高価なものとなろう。
さらにホモダイン受信機の位相ノイズの制御は、一般
のテレビジョン受信機のそれよりずっと困難である。同
じ周波数（またはベースバンド周波数帯域の限界内の）
の信号は目的の信号にスプリアス信号を作るので、復調
信号中のスプリアス信号は−60dBCでなくてはならな
い。この問題点を解決するためには、ホモダイン受信機
の同調可能な局部発振器の調波は、60dB以下でなくては
ならない。もう一つの方法は開閉可能のフィレターを受
信機の出力側に使用することであるが、このどちらの選
択も経済的に実行できないであろう。
のテレビジョン受信機のそれよりずっと困難である。同
じ周波数（またはベースバンド周波数帯域の限界内の）
の信号は目的の信号にスプリアス信号を作るので、復調
信号中のスプリアス信号は−60dBCでなくてはならな
い。この問題点を解決するためには、ホモダイン受信機
の同調可能な局部発振器の調波は、60dB以下でなくては
ならない。もう一つの方法は開閉可能のフィレターを受
信機の出力側に使用することであるが、このどちらの選
択も経済的に実行できないであろう。
ケーブルテレビジョンまたは類似の応用面で、ホモダ
イン受信機を利用することは、局部発振器が目的チャン
ネルの周波数であるので、ミキサー及び入力増幅器から
の高度の分離能を必要とし、さらに複雑化することにな
る。ケーブルテレビジョンの分野に一般的なホモダイン
受信機を利用するには、高品質の構成部品を必要とし、
あまりにも高価なものとなろう。
イン受信機を利用することは、局部発振器が目的チャン
ネルの周波数であるので、ミキサー及び入力増幅器から
の高度の分離能を必要とし、さらに複雑化することにな
る。ケーブルテレビジョンの分野に一般的なホモダイン
受信機を利用するには、高品質の構成部品を必要とし、
あまりにも高価なものとなろう。
ホモダイン受信機の利点の一つは、Ｉ及びＱ出力のデ
ジタル処理ができることである。ケーブルテレビジョン
コンバータでデジタル信号処理を行うと、調整が不必要
になり、また信頼性が増し、且つより安い製品が得られ
るので採用の価値がある。理想的には、デジタル信号処
理の採用には、ケーブルテレビジョンのコンバータ／デ
ィスクランブラにおいては単独の超大規模集積回路（VL
SI）チップを用いて設計すべきであろう。
ジタル処理ができることである。ケーブルテレビジョン
コンバータでデジタル信号処理を行うと、調整が不必要
になり、また信頼性が増し、且つより安い製品が得られ
るので採用の価値がある。理想的には、デジタル信号処
理の採用には、ケーブルテレビジョンのコンバータ／デ
ィスクランブラにおいては単独の超大規模集積回路（VL
SI）チップを用いて設計すべきであろう。
ケーブルテレビジョンコンバータまたは類似の応用面
におけるホモダイン受信機でデジタル信号処理を行う
と、一般のホモダイン受信機に認められた前記の多くの
不利な点が解消され、有利な点が浮かび上がってくるで
あろう。本発明はこのような受信機を提供するものであ
る。
におけるホモダイン受信機でデジタル信号処理を行う
と、一般のホモダイン受信機に認められた前記の多くの
不利な点が解消され、有利な点が浮かび上がってくるで
あろう。本発明はこのような受信機を提供するものであ
る。
［発明の概要］ 本発明は、搬送波にのせて送信されたベースバンド信
号を取り出す装置を提供するこのである。受信された搬
送波には、最初の周波数帯域内に信号が含まれており、
信号は中間周波数に変換され、中間周波数の近辺で動作
するホモダイン検波器に入力する。
号を取り出す装置を提供するこのである。受信された搬
送波には、最初の周波数帯域内に信号が含まれており、
信号は中間周波数に変換され、中間周波数の近辺で動作
するホモダイン検波器に入力する。
本申請の実施例では、信号はケーブルテレビジョンバ
ンド内のテレビジョン信号である。搬送波は可変周波数
局部発振器で発生させた同調周波数で混合されるので、
搬送波に含まれている選んだチャンネル信号を中間周波
数に変換することになる。ホモダイン検波器に入力する
選んだチャンネル信号の範囲を限定するため、フィルタ
ー手段が設けられている。
ンド内のテレビジョン信号である。搬送波は可変周波数
局部発振器で発生させた同調周波数で混合されるので、
搬送波に含まれている選んだチャンネル信号を中間周波
数に変換することになる。ホモダイン検波器に入力する
選んだチャンネル信号の範囲を限定するため、フィルタ
ー手段が設けられている。
ホモダイン検波器には、変換信号を第１と第２の区分
に分割するスプリッタが含まれている。固定周波数の局
部発振器が中間周波数近辺の周波数を出力し、第１の信
号区分と混合され、同相の信号成分Ｉを発生させる。局
部発振器の出力は位相を90゜移相され、第２の信号区分
と混合され、直角位相成分Ｑとなる。
に分割するスプリッタが含まれている。固定周波数の局
部発振器が中間周波数近辺の周波数を出力し、第１の信
号区分と混合され、同相の信号成分Ｉを発生させる。局
部発振器の出力は位相を90゜移相され、第２の信号区分
と混合され、直角位相成分Ｑとなる。
ホモダイン検波器の出力側に、アナログ／デジタルコ
ンバータが設けられており、Ｉ及びＱ成分をデジタル信
号に変換する。デジタル信号は処理されて、復調された
ビデオ信号として、テレビセットまたは類似装置に入力
する。
ンバータが設けられており、Ｉ及びＱ成分をデジタル信
号に変換する。デジタル信号は処理されて、復調された
ビデオ信号として、テレビセットまたは類似装置に入力
する。
本申請の実施例では、最初の周波数帯域は約50MHZか
ら550MHZの範囲からなるケーブルテレビジョンバンドで
ある。中間周波数は少なくとも１ギガヘルツ（GHZ）で
あるが、ホモダイン検波器を約2.002GHZで動作させるた
め、約2GHZを推奨したい。
ら550MHZの範囲からなるケーブルテレビジョンバンドで
ある。中間周波数は少なくとも１ギガヘルツ（GHZ）で
あるが、ホモダイン検波器を約2.002GHZで動作させるた
め、約2GHZを推奨したい。
一般的には、受信した搬送波には最初の周波数帯域内
に種々の信号が含まれており、これらは装置内で最初の
バンドの上位にある第２の周波数帯域にアップコンバー
ドされる。この第２の周波数バンドは、最も高い周波数
の信号と最低周波数信号の比が2.5より小さくなる様に
選ぶ。
に種々の信号が含まれており、これらは装置内で最初の
バンドの上位にある第２の周波数帯域にアップコンバー
ドされる。この第２の周波数バンドは、最も高い周波数
の信号と最低周波数信号の比が2.5より小さくなる様に
選ぶ。
また本発明では搬送波で送信された信号を、前にも述
べた様に、ホモダイン検波器を使って復旧する方法につ
いても提供するものである。
べた様に、ホモダイン検波器を使って復旧する方法につ
いても提供するものである。
［発明な実施例］ 本発明では最初の周波数帯で送られた信号をホモダイ
ン受信機で処理するため、最初の周波数帯の上部にアッ
プコンバートされる。例えば、50MHZから550MHZのケー
ブルテレビジョン帯では、2.050GHZと2.550GHZに変換さ
れる。この変換されたバンドでは、最高周波数信号（2.
55GHZ）の最低周波数信号（2.05GHZ）に対する比は1.24
である。これは元の比率の11（550/50）に比較して範囲
の広い、同調可能な局部発振器及び移相器の必要がなく
なり有利である。また、受信信号のより高い周波数帯へ
の転換は、ホモダイン受信機の動作によって生じる調波
による干渉を減少するか、またほ消去できる。
ン受信機で処理するため、最初の周波数帯の上部にアッ
プコンバートされる。例えば、50MHZから550MHZのケー
ブルテレビジョン帯では、2.050GHZと2.550GHZに変換さ
れる。この変換されたバンドでは、最高周波数信号（2.
55GHZ）の最低周波数信号（2.05GHZ）に対する比は1.24
である。これは元の比率の11（550/50）に比較して範囲
の広い、同調可能な局部発振器及び移相器の必要がなく
なり有利である。また、受信信号のより高い周波数帯へ
の転換は、ホモダイン受信機の動作によって生じる調波
による干渉を減少するか、またほ消去できる。
第１図に、従来の技術によるホモダイン受信機10を図
示した。受信した信号は端子12で、一般的にデザインさ
れたフィルタ及び増幅器14に入力する。フィルタを通り
増幅された信号は、スプリッタ16で２等分され、第１区
分の信号は、電圧制御発振器（VCO）24の搬送波出力と
ミキサー18で多重化される。この搬送波は入力信号と同
じ周波数である。
示した。受信した信号は端子12で、一般的にデザインさ
れたフィルタ及び増幅器14に入力する。フィルタを通り
増幅された信号は、スプリッタ16で２等分され、第１区
分の信号は、電圧制御発振器（VCO）24の搬送波出力と
ミキサー18で多重化される。この搬送波は入力信号と同
じ周波数である。
VCO24は入力信号中の各種の信号から必要とする信号
に同調するのに使用される。このため例えば、5GHZの周
波数で入力信号を復旧するには、VCO24はベースバンド
信号のあとに続く復旧のため、周波数スペクトルの始ま
りの信号の5GHZに同調する必要がある。この移行した信
号の同相成分は単26に出力する。
に同調するのに使用される。このため例えば、5GHZの周
波数で入力信号を復旧するには、VCO24はベースバンド
信号のあとに続く復旧のため、周波数スペクトルの始ま
りの信号の5GHZに同調する必要がある。この移行した信
号の同相成分は単26に出力する。
同時に、VCO24の出力は移送器22で位相を90゜移相さ
れ、２番目のミキサー20で入力信号と混合され、直角移
相信号成分Ｑを端子28から出力する。
れ、２番目のミキサー20で入力信号と混合され、直角移
相信号成分Ｑを端子28から出力する。
第１図のホモダイン受信機の動作は、第２図の周波数
スペクトルで図示してある。入力信号30は信号周波数の
中心が32にある。VCO24で発生させて、局部発振周波数
（すなわち搬送波）もまた32に位置する。したがって、
入力信号30は30′で示した周波数スペクトルの始まりの
部分に変換される。同時に変換されたスペクトルは、図
示するようにそれ自身が折り重なる。すなわち34で表し
た信号部分Ａは36で表した信号部分Ｂに折り重なる。点
ＡおよびＢは変調の型式により同じかまたは異なる周波
数であることが可能である。
スペクトルで図示してある。入力信号30は信号周波数の
中心が32にある。VCO24で発生させて、局部発振周波数
（すなわち搬送波）もまた32に位置する。したがって、
入力信号30は30′で示した周波数スペクトルの始まりの
部分に変換される。同時に変換されたスペクトルは、図
示するようにそれ自身が折り重なる。すなわち34で表し
た信号部分Ａは36で表した信号部分Ｂに折り重なる。点
ＡおよびＢは変調の型式により同じかまたは異なる周波
数であることが可能である。
第２図にはまた、局部発振周波の第２高調波42にあら
われる信号40を図示してある。周波数スペクトルの始ま
りの部分で、この第２高調波40′は必要とする入力信号
30′のスペクトルの同じ位置になる。
われる信号40を図示してある。周波数スペクトルの始ま
りの部分で、この第２高調波40′は必要とする入力信号
30′のスペクトルの同じ位置になる。
このような干渉は、ケーブルテレビジョンの分野では
容認することはできない。したがって、ケーブルテレビ
ジョン及び同様な分野において、ホモダイン受信機を利
用するのは適当でないことが通説になっている。
容認することはできない。したがって、ケーブルテレビ
ジョン及び同様な分野において、ホモダイン受信機を利
用するのは適当でないことが通説になっている。
本発明では第３図な示すように、通常のホモダイン受
信機の障害を克服でき、ケーブルテレビジョン受信に利
用するのを可能ならしめた。改変したホモダイン検波器
は50で示されており、目的の入力信号はこれより高い中
間周波数に変換する。入力信号は端子52で受信され、通
常の回路54でフィルタ及び増幅される。本発明では同調
可能な発振器58（例えばVCO）の同調周波数と入力信号
をミキサー56で混合する。発振器58及びミキサー56の目
的は、入って来る信号のスペクトルを入力信号のそれよ
りも高い周波数に変換するためである。例えば、入力端
子52がケーブルテレビジョンの周波数（すなわち50−55
0MHZ）の入力信号を受信すると、ホモダイン検波器50は
検波に際し、テレビジョンチャンネルの高調波歪を避け
るために、この帯域より充分に高いバンドで動作させね
ばならない。このように、発振器58が2.05から2.55GHZ
に同調できると、中間周波数2.0GHZで50−550MHZ帯の目
的とするテレビジョンチャンネル変換ができる。
信機の障害を克服でき、ケーブルテレビジョン受信に利
用するのを可能ならしめた。改変したホモダイン検波器
は50で示されており、目的の入力信号はこれより高い中
間周波数に変換する。入力信号は端子52で受信され、通
常の回路54でフィルタ及び増幅される。本発明では同調
可能な発振器58（例えばVCO）の同調周波数と入力信号
をミキサー56で混合する。発振器58及びミキサー56の目
的は、入って来る信号のスペクトルを入力信号のそれよ
りも高い周波数に変換するためである。例えば、入力端
子52がケーブルテレビジョンの周波数（すなわち50−55
0MHZ）の入力信号を受信すると、ホモダイン検波器50は
検波に際し、テレビジョンチャンネルの高調波歪を避け
るために、この帯域より充分に高いバンドで動作させね
ばならない。このように、発振器58が2.05から2.55GHZ
に同調できると、中間周波数2.0GHZで50−550MHZ帯の目
的とするテレビジョンチャンネル変換ができる。
もしチャンネル３を選局したい時は、60MHZに6MHZの
チャンネルがあるので、発振器58を2.06GHZに同調する
と、中間周波数2.0GHZで選局できる。発振器58は2.05か
ら2.55GHZの振幅に対する範囲は、1.24:1しかし必要で
ない事実は特記すべきであろう。この振幅で50−550MHZ
のCATVバンド全部にわたり同調が可能である。
チャンネルがあるので、発振器58を2.06GHZに同調する
と、中間周波数2.0GHZで選局できる。発振器58は2.05か
ら2.55GHZの振幅に対する範囲は、1.24:1しかし必要で
ない事実は特記すべきであろう。この振幅で50−550MHZ
のCATVバンド全部にわたり同調が可能である。
IFフィルター60がアップコンバートされたミキサー56
からのスペクトルを受け、ホモダイン検波器50に単一の
チャンネルを出力する。IFフィルタ60は大部分の必要な
スペクトルを消去するように同調し、中間周波数2.0GHZ
にあるチャンネル信号を通過させる。
からのスペクトルを受け、ホモダイン検波器50に単一の
チャンネルを出力する。IFフィルタ60は大部分の必要な
スペクトルを消去するように同調し、中間周波数2.0GHZ
にあるチャンネル信号を通過させる。
目的とするアップコンバートされたチャンネル信号
は、スプリッタ62で第１と第２の部分に分割される。第
１区分の信号はミキサー64に、第２区分はミキサー66に
入力する。固定局部発振器70からアップコンバートされ
たチャンネル信号に混合するための搬送波が供給され
る。搬送波の周波数はIFフィルタ60を通過した中間周波
数の近辺とする。本実施例では中間周波数が2.0GHZで、
局部発振器70を2.002GHZにすると、目的のチャンネル信
号をホモダイン検波器50で処理して、隣接チャンネルの
干渉もなく選局できた。
は、スプリッタ62で第１と第２の部分に分割される。第
１区分の信号はミキサー64に、第２区分はミキサー66に
入力する。固定局部発振器70からアップコンバートされ
たチャンネル信号に混合するための搬送波が供給され
る。搬送波の周波数はIFフィルタ60を通過した中間周波
数の近辺とする。本実施例では中間周波数が2.0GHZで、
局部発振器70を2.002GHZにすると、目的のチャンネル信
号をホモダイン検波器50で処理して、隣接チャンネルの
干渉もなく選局できた。
第３図で明らかなように、局部発振器70の出力は直接
ミキサー64に入力しているが、ミキサー66に入力する部
分はその前に移相回路68に入力し、位相を90゜移してい
る。Ｉ及びＱ成分は元のビデオ信号を取り出すため、デ
ジタルシグナルプロフェッサ72に入力する。復旧された
ビデオ信号は、出力端子74からテレビ受信機または類似
装置に出力される。
ミキサー64に入力しているが、ミキサー66に入力する部
分はその前に移相回路68に入力し、位相を90゜移してい
る。Ｉ及びＱ成分は元のビデオ信号を取り出すため、デ
ジタルシグナルプロフェッサ72に入力する。復旧された
ビデオ信号は、出力端子74からテレビ受信機または類似
装置に出力される。
第３図のホモダイン検波器においては、固定局部発振
器が備えられているが、目的とするチャネルの同調はミ
キサー56でホモダイン検波に先立って行われる。第３図
の回路では、２個の独立した発振器が必要であるが、ミ
キサー56のみが高品質のものを要求される。ミキサ64及
び66は第１図に示したような通常のホモダイン受信機で
は、高級な品質のものを必要とするが、この場合は簡単
なミキサー（例えば２ゲートmosfets,mesfets,またはボ
イポーラ素子）でよい。
器が備えられているが、目的とするチャネルの同調はミ
キサー56でホモダイン検波に先立って行われる。第３図
の回路では、２個の独立した発振器が必要であるが、ミ
キサー56のみが高品質のものを要求される。ミキサ64及
び66は第１図に示したような通常のホモダイン受信機で
は、高級な品質のものを必要とするが、この場合は簡単
なミキサー（例えば２ゲートmosfets,mesfets,またはボ
イポーラ素子）でよい。
第４図はデジタルシグナルプロセッサ72の一例を構成
図で示したものである。検波信号のＩ成分は端子80から
アナログーデジタル（A/D）コンバータ84に入力し、信
号をデジタル（例えば８ビット）フォーマットに変換す
る。デジタル信号はVsinβ，ここでβ＝（ΩLO−ΩＣ）
t,で表される。ΩLOは局部発振器70の周波数で、ΩＣは
中間周波数である。
図で示したものである。検波信号のＩ成分は端子80から
アナログーデジタル（A/D）コンバータ84に入力し、信
号をデジタル（例えば８ビット）フォーマットに変換す
る。デジタル信号はVsinβ，ここでβ＝（ΩLO−ΩＣ）
t,で表される。ΩLOは局部発振器70の周波数で、ΩＣは
中間周波数である。
A/D変換をした後、Ｉ信号はバンドパスフィルタ86を
通る。ケーブルテレビジョンの場合、フィルタは2.15MH
Zに同調してある。バンドパスフィルタ86の出力は、デ
ジタル位相同期ループ88に接続され、入力する2.15MHZ
信号に位相を固定し、sinβ及びeosβに相当する０゜及
び90゜成分を発生させる。
通る。ケーブルテレビジョンの場合、フィルタは2.15MH
Zに同調してある。バンドパスフィルタ86の出力は、デ
ジタル位相同期ループ88に接続され、入力する2.15MHZ
信号に位相を固定し、sinβ及びeosβに相当する０゜及
び90゜成分を発生させる。
sinβ成分はミキサ90でA/Dコンバータ84からの信号Vs
inβ信号と多重化させ、その出力Vsin2βは加算回路96
に入力する。
inβ信号と多重化させ、その出力Vsin2βは加算回路96
に入力する。
ホモダイン検波器50からのＱ成分出力は、端子82でア
ナログ−デジタルコンバータ92に入力し、このVcosβに
相当する出力は、ミキサー94でcosβと多重化される。
そ結果として出力されるVcos2β信号は，加算回路96に
入力する。加算回路96にVsin2βとVcos2βが加えられる
と、端子98の出力は目的の信号Ｖとなる。
ナログ−デジタルコンバータ92に入力し、このVcosβに
相当する出力は、ミキサー94でcosβと多重化される。
そ結果として出力されるVcos2β信号は，加算回路96に
入力する。加算回路96にVsin2βとVcos2βが加えられる
と、端子98の出力は目的の信号Ｖとなる。
［発明の効果］ 以上述べたように、この発明は、本発明がケーブルテ
レビジョン及び同じような応用面で、送信された信号が
位置する帯域より高い周波数帯で動作させるという、独
特のホモダイン検波方式を使用して、ベースバンド信号
を復旧するという方法及び装置の提供を実現することが
できる。
レビジョン及び同じような応用面で、送信された信号が
位置する帯域より高い周波数帯で動作させるという、独
特のホモダイン検波方式を使用して、ベースバンド信号
を復旧するという方法及び装置の提供を実現することが
できる。
すなわち、ケーブルテレビジョンに利用するには不適
当とされる従来の技術によるホモダイン受信機の特性は
本発明により克服出来る。
当とされる従来の技術によるホモダイン受信機の特性は
本発明により克服出来る。
また、この発明ではケーブルテレビジョンコンバータ
及び類似装置に於て、検波したテレビジョン信号をデジ
タル処理するという付随した利点で経済的な装置を提供
するものである。
及び類似装置に於て、検波したテレビジョン信号をデジ
タル処理するという付随した利点で経済的な装置を提供
するものである。
第１図は従来の技術によるホモダイン受信機のブロック
ダイヤグラムで、 第２図は第１図の受信機の動作をスペクトルパターンで
表示したもので、 第３図は本発明によるケーブルテレビジョンコンバータ
または類似装置で使用されるホモダイン受信機を図示し
たブロックダイヤグラムで、 第４図は第３図の受信機で用いられる、デジタル信号プ
ロセッサの一つの実施例のブロックダイヤグラムであ
る。
ダイヤグラムで、 第２図は第１図の受信機の動作をスペクトルパターンで
表示したもので、 第３図は本発明によるケーブルテレビジョンコンバータ
または類似装置で使用されるホモダイン受信機を図示し
たブロックダイヤグラムで、 第４図は第３図の受信機で用いられる、デジタル信号プ
ロセッサの一つの実施例のブロックダイヤグラムであ
る。
Claims (18)
- 【請求項１】所定の周波数帯域内においてケーブルテレ
ビジョン帯のテレビジョン信号信号を含め搬送波を受信
する手段と、 前記信号をベースバンドで復旧する際に前記ケーブルテ
レビジョン帯のテレビジョン信号の高調波歪を防ぐため
にその信号より充分に高い中間周波数に前記ケーブルテ
レビジョン帯のテレビジョン信号をアップコンバートす
る手段と、 ベースバンドにケーブルテレビジョン帯のテレビジョン
信号を変換するために、スペクトルの重なりで隣接チャ
ンネルでの干渉を避けるのに充分な量だけ前記中間周波
数の上方に偏移された周波数で動作しているホモダイン
検波器にアップコンバートされたケーブルテレビジョン
帯のテレビジョン信号を入力する手段とからなることを
特徴とするケーブルテレビジョン．コンバータ用ホモダ
イン受信装置。 - 【請求項２】前記変換手段は、搬送波中に含まれる被選
択テレビジョンチャンネル信号を前記中間周波数に変換
するために可変周波数局部発振器で発生させた同調周波
数を前記搬送波に混合するために接続されたミキサーを
具えるることを特徴とする請求項１のケーブルテレビジ
ョン．コンバータ用ホモダイン受信装置。 - 【請求項３】ホモダイン検波器へ選定したテレビジョン
チャンネル信号を入力する際の信号入力の限定のための
ファルタ手段を、前記アップコンバート手段と前記入力
手段との間に設けたことを特徴とする請求項１または２
のケーブルテレビジョン．コンバータ用ホモダイン受信
装置。 - 【請求項４】前記ホモダイン検波器は、変換信号を第１
と第２の部分に分割するために接続された信号スプリッ
タと、 中間周波数から偏移した出力周波数を備えた固定周波数
局部発振器と、 同相のＩ成分を作るために前記出力周波数を前記第１の
信号部分に混合する手段と、 固定局部発振器の出力の位相を90゜移相させる手段と、 直角移相のＱ成分を作るために90゜移相した出力を前記
第２の信号部分に混合する手段と、から構成しことを特
徴とする請求項１ないし３いずれか記載のケーブルテレ
ビジョン．コンバータ用ホモダイン受信装置。 - 【請求項５】請求項４においてさらに、前記Ｉ及びＱ成
分をデジタル信号に変換するためのアナログ−デジタル
コンバータ手段と、 前記デジタル信号をビデオディスプレイに入力するた
め、ビデオ信号に復調する処理手段を具えたことを特徴
とするケーブルテレビジョン．コンバータ用ホモダイン
受信装置。 - 【請求項６】請求項１ないし５において、前記所定の周
波数帯域は約50MHZから550MZまでの範囲であることを特
徴とするケーブルテレビジョン．コンバータ用ホモダイ
ン受信装置。 - 【請求項７】請求項１ないし６において、前記中間周波
数は少なくとも1GHZであることを特徴とするケーブルテ
レビジョン．コンバータ用ホモダイン受信装置。 - 【請求項８】特許請求項７において、前記中間周波数は
約2GHZであり、ホモダイン検波器は約2.002GHZで動作す
ることを特徴とするケーブルテレビジョン．コンバータ
用ホモダイン受信装置。 - 【請求項９】請求項１ないし８において、前記アップコ
ンバート手段は、所定の周波数帯域内の搬送波に含まれ
ている複数の信号を前記所定の帯域より高い第２の周波
数帯にアップコンバートする手段を具えたことを特徴と
するケーブルテレビジョン．コンバータ用ホモダイン受
信装置。 - 【請求項１０】請求項９において、前記第２の周波数帯
の最高周波数信号と最低周波数信号の比は、2.5よりも
小さくしたことを特徴とするケーブルテレビジョン．コ
ンバータ用ホモダイン受信装置。 - 【請求項１１】ケーブルテレビジョン放送網の搬送波に
のせて送信されたケーブルテレビジョン信号を取り出す
方式であって、第１の周波数帯域内の複数信号を含む搬
送波を受信して、この信号を最初の周波数帯より高い第
２の周波数帯にアップコンバートし、この第２周波数帯
においてはアップコンバートされた信号のうち選定され
た１信号が中間周波数で存在し、 ベースバンドに信号を変換するために、スペクトルの重
なりで隣接チャンネルでの干渉を避けるのに充分な量を
前記中間周波数の上方に偏移させた周波数で動作してい
るホモダイン検波器に選定したアップコンバート信号を
入力させるようにしたことを特徴とするケーブルテレビ
ジョン．コンバータ用ホモダイン受信方式。 - 【請求項１２】ホモダイン検波器からの同相と直角移相
信号出力を処理して、ビデオディスプレイに入力するた
めのビデオ信号に復調するステップを含むことを特徴と
する請求項11記載のケーブルテレビジョン．コンバータ
用ホモダイン受信方式。 - 【請求項１３】前記第１の周波数帯域は約50MHZから550
MHZの範囲からなることを特徴とする請求項11または12
いずれか記載のケーブルテレビジョン．コンバータ用ホ
モダイン受信方式。 - 【請求項１４】特許請求項12から15において、前記中間
周波数は少なくとも1GHZであることを特徴とする請求項
11ないし13いずれか記載のケーブルテレビジョン．コン
バータ用ホモダイン受信方式。 - 【請求項１５】特許請求項14において、前記中間周波数
は約2GHZで、ホモダイン検波器は約2.002GHZで動作され
ていることを特徴とする請求項14記載のケーブルテレビ
ジョン．コンバータ用ホモダイン受信方式。 - 【請求項１６】特許請求項11から15において、前記信号
は、第２の周波数帯で、最高周波数信号の最低周波数信
号に対する比が2.5以内にアップコンバートするように
したことを特徴とする請求項11ないし15いずれか記載の
ケーブルテレビジョン．コンバータ用ホモダイン受信方
式。 - 【請求項１７】請求項１ないし10において、前記ホモダ
イン検波器は中間周波数より約2MHZ高い周波数で動作す
ることを特徴とするケーブルテレビジョン．コンバータ
用ホモダイン受信装置。。 - 【請求項１８】前記ホモダイン検波器は中間周波数より
約2MHZ高い周波数で動作されていることを特徴とする請
求項11ないし16記載のケーブルテレビジョン．コンバー
タ用ホモダイン受信方式。
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