JP2543990B2 - Ｃ／ｎ安定化装置 - Google Patents
Ｃ／ｎ安定化装置Info
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- JP2543990B2 JP2543990B2 JP23339589A JP23339589A JP2543990B2 JP 2543990 B2 JP2543990 B2 JP 2543990B2 JP 23339589 A JP23339589 A JP 23339589A JP 23339589 A JP23339589 A JP 23339589A JP 2543990 B2 JP2543990 B2 JP 2543990B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、受信側でC/N可変による各種試験を実施す
る時に必要とするC/N可変システムにおいて、特に受信
したキヤリア信号のレベル変動によるC/N変化を一定に
保つように作用するC/N安定化装置に関する。
る時に必要とするC/N可変システムにおいて、特に受信
したキヤリア信号のレベル変動によるC/N変化を一定に
保つように作用するC/N安定化装置に関する。
［従来の技術とその問題点］ 放送衛星の受信端末装置において、一般に実施されて
いるC/N可変システムを第３図に示す。パラボラアンテ
ナ１により受信されたキヤリア信号はローノイズコンバ
ータ２より12GHz帯から1GHz帯の周波数に変換され合成
器３に入力される。通常ここに入力するキヤリア信号の
C/N値が最終的に得るC/Nの最大値になる。
いるC/N可変システムを第３図に示す。パラボラアンテ
ナ１により受信されたキヤリア信号はローノイズコンバ
ータ２より12GHz帯から1GHz帯の周波数に変換され合成
器３に入力される。通常ここに入力するキヤリア信号の
C/N値が最終的に得るC/Nの最大値になる。
ノイズ発生器４により出力されたノイズは、C/Nを可
変設定する為の可変減衰器５によりレベル調整され合成
器３に入力される。C/Nが可変設定されたキヤリア信号
は、合成器３の出力より得られる。
変設定する為の可変減衰器５によりレベル調整され合成
器３に入力される。C/Nが可変設定されたキヤリア信号
は、合成器３の出力より得られる。
従来、このC/N可変システムでは、降雨減衰等により
受信キヤリア信号のレベルが低下した場合、設定C/Nも
低下するのでキヤリア信号のレベル変動量をスペクトル
アナライザ等の測定器で計測し、その変動に応じて付加
するノイズ量を可変減衰器５で手動調整していた。例え
ば設定C/Nが14dBで試験中に受信キヤリア信号のレベル
が2dB低下したとすると、C/Nは12dBになる。この場合、
C/Nを14dBに戻す為にキヤリア信号のレベル変動量を計
測して求め、付加するノイズ量を可変減衰器５により2d
B低下させていた。
受信キヤリア信号のレベルが低下した場合、設定C/Nも
低下するのでキヤリア信号のレベル変動量をスペクトル
アナライザ等の測定器で計測し、その変動に応じて付加
するノイズ量を可変減衰器５で手動調整していた。例え
ば設定C/Nが14dBで試験中に受信キヤリア信号のレベル
が2dB低下したとすると、C/Nは12dBになる。この場合、
C/Nを14dBに戻す為にキヤリア信号のレベル変動量を計
測して求め、付加するノイズ量を可変減衰器５により2d
B低下させていた。
尚、映像信号を伝送している場合にキヤリア信号のレ
ベル変動量を測定するのは、変調により伝送スペクトル
が変化している為、非常に困難であつた。従つてC/Nの
正確さが要求される場合には、キヤリアレベルの測定の
度に送信側を無変調にする必要があつた。
ベル変動量を測定するのは、変調により伝送スペクトル
が変化している為、非常に困難であつた。従つてC/Nの
正確さが要求される場合には、キヤリアレベルの測定の
度に送信側を無変調にする必要があつた。
以上説明したように受信したキヤリア信号のレベル変
動による従来のC/N是正は、手動で行なつていた為時間
を要し測定における効率が悪いという欠点を有した。ま
た、キヤリア信号のレベルは上記監視する必要があり、
特に映像信号を伝送している場合のレベル変動量を測定
するのは、非常に困難であつた。
動による従来のC/N是正は、手動で行なつていた為時間
を要し測定における効率が悪いという欠点を有した。ま
た、キヤリア信号のレベルは上記監視する必要があり、
特に映像信号を伝送している場合のレベル変動量を測定
するのは、非常に困難であつた。
かくして、本発明は、従来技術における上述の問題点
の解決に指向して、斬新にして有用性に富むC/N安定化
装置を提供することを目的とするものである。すなわ
ち、本発明は上述の目的を達成するための技術手段とし
て、受信したキヤリア信号をFM復調して得られた映像信
号にクランプ処理を行いその同期信号部分に重畳された
ノイズ量を検出および電圧変換し、検出したノイズ量に
応じた電圧変化でC/N設定用に付加させるノイズ量を自
動的に調整することによりC/Nを安定化させることを特
徴とする。
の解決に指向して、斬新にして有用性に富むC/N安定化
装置を提供することを目的とするものである。すなわ
ち、本発明は上述の目的を達成するための技術手段とし
て、受信したキヤリア信号をFM復調して得られた映像信
号にクランプ処理を行いその同期信号部分に重畳された
ノイズ量を検出および電圧変換し、検出したノイズ量に
応じた電圧変化でC/N設定用に付加させるノイズ量を自
動的に調整することによりC/Nを安定化させることを特
徴とする。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明の一実施例であるC/N安定化装置を組
み込んだC/N可変システムのブロツク図を示す。第１図
において６は分配器、７はC/N安定化装置である。パラ
ボラアンテナ１により受信されたキヤリア信号は、ロー
ノイズコンバータ２より12GHz帯から1GHz帯の周波数変
換され合成器６に入力される。分配器６の一方の出力信
号は、C/N安定化装置７の中にあるFM復調器８に入力さ
れる。FM復調器によりFM復調して抽出された映像信号
は、映像レベルの変化による直流変動をおさえる映像ク
ランプ回路９に入力される。クランプされた映像信号
は、映像の同期信号部分に重畳されたFM復調ノイズを抽
出するノイズ検出器10に入力される。尚、FM復調ノイズ
とC/Nの関係を第２図に示す。FM復調した場合、C/Nと復
調ノイズの関係は約9dBのC/Nまで傾き一定の反比例関係
にある。従つて、この関係を利用すれば復調ノイズでキ
ヤリア信号のレベル変動を監視することができる。電圧
変換器11はノイズ検出器10で抽出した復調ノイズ量を直
流電圧に変換する。電圧制御型レベル調整器12は、ノイ
ズ発生器４から出力されたノイズ量を前記の直流電圧に
より調整する。以上説明した機能の相互作用によりC/N
は、安定化する。
み込んだC/N可変システムのブロツク図を示す。第１図
において６は分配器、７はC/N安定化装置である。パラ
ボラアンテナ１により受信されたキヤリア信号は、ロー
ノイズコンバータ２より12GHz帯から1GHz帯の周波数変
換され合成器６に入力される。分配器６の一方の出力信
号は、C/N安定化装置７の中にあるFM復調器８に入力さ
れる。FM復調器によりFM復調して抽出された映像信号
は、映像レベルの変化による直流変動をおさえる映像ク
ランプ回路９に入力される。クランプされた映像信号
は、映像の同期信号部分に重畳されたFM復調ノイズを抽
出するノイズ検出器10に入力される。尚、FM復調ノイズ
とC/Nの関係を第２図に示す。FM復調した場合、C/Nと復
調ノイズの関係は約9dBのC/Nまで傾き一定の反比例関係
にある。従つて、この関係を利用すれば復調ノイズでキ
ヤリア信号のレベル変動を監視することができる。電圧
変換器11はノイズ検出器10で抽出した復調ノイズ量を直
流電圧に変換する。電圧制御型レベル調整器12は、ノイ
ズ発生器４から出力されたノイズ量を前記の直流電圧に
より調整する。以上説明した機能の相互作用によりC/N
は、安定化する。
以下、具体例で作用を説明する。受信したキヤリア信
号のレベルが2dB低下したとすると、FM復調後のノイズ
にてキヤリア信号のレベル低下を検知し、それを電圧変
換した信号で自動的に付加するノイズ量を2dB低下させC
/Nを是正する。
号のレベルが2dB低下したとすると、FM復調後のノイズ
にてキヤリア信号のレベル低下を検知し、それを電圧変
換した信号で自動的に付加するノイズ量を2dB低下させC
/Nを是正する。
C/Nが安定化されたキヤリア信号は、分配器６の一方
の出力と可変減衰器５で設定したノイズを合成する合成
器３の出力より得られる。
の出力と可変減衰器５で設定したノイズを合成する合成
器３の出力より得られる。
［発明の効果］ 以上の説明で明らかなように、本発明に従うC/N安定
化装置を組み込んでC/N可変システムを構成することに
より、映像信号を伝送しながらリアルタイムにC/Nの自
動是正ができる。従つてC/Nの設定は、キヤリア信号の
レベル変動を気にしないで可変減衰器の設定を変えるだ
けで行なうことができ、結果として測定の効果も向上す
ることになる。
化装置を組み込んでC/N可変システムを構成することに
より、映像信号を伝送しながらリアルタイムにC/Nの自
動是正ができる。従つてC/Nの設定は、キヤリア信号の
レベル変動を気にしないで可変減衰器の設定を変えるだ
けで行なうことができ、結果として測定の効果も向上す
ることになる。
第１図は本発明であるC/N安定化装置を組み込んだ、C/N
可変システムのブロツク図、 第２図はFM復調ノイズとC/Nの関係図、 第３図は従来の、C/N可変システムのブロツク図であ
る。 ［符号の説明］ １……パラボラアンテナ、 ２……ローノイズコンバータ、３……合成器、 ４……ノイズ発生器、５……可変減衰器、 ６……分配器、７……C/N安定化装置、 ８……FM復調器、９……映像クランプ回路、 10……ノイズ検出器、11……電圧変換器、 12……電圧制御型レベル調整器。
可変システムのブロツク図、 第２図はFM復調ノイズとC/Nの関係図、 第３図は従来の、C/N可変システムのブロツク図であ
る。 ［符号の説明］ １……パラボラアンテナ、 ２……ローノイズコンバータ、３……合成器、 ４……ノイズ発生器、５……可変減衰器、 ６……分配器、７……C/N安定化装置、 ８……FM復調器、９……映像クランプ回路、 10……ノイズ検出器、11……電圧変換器、 12……電圧制御型レベル調整器。
Claims (1)
- 【請求項１】映像信号がFM伝送された回線を受信したキ
ャリア信号（Ｃ）に、ノイズ発生器によるノイズ（Ｎ）
を可変設定して付加することにより等価的にC/N可変状
態を得るC/N可変システムにおいて、キャリア信号から
映像信号を抽出するFM復調器と、映像信号のレベル変化
による直流変動をおさえる映像クランプ回路と、映像信
号の同期信号部分に重畳された復調ノイズを抽出するノ
イズ検出器と、検出した復調ノイズ量を直流電圧に変換
する電圧変換器と、直流電圧によりノイズ量を調節する
電圧制御型レベル調整器で構成され、受信したキャリア
信号のレベル変動量に応じて、ノイズ発生器から出力さ
れるノイズ量を自動的に調整し、C/Nを一定に保つよう
に作用するC/N安定化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23339589A JP2543990B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | Ｃ／ｎ安定化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23339589A JP2543990B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | Ｃ／ｎ安定化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0396124A JPH0396124A (ja) | 1991-04-22 |
| JP2543990B2 true JP2543990B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=16954415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23339589A Expired - Fee Related JP2543990B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | Ｃ／ｎ安定化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2543990B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP23339589A patent/JP2543990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0396124A (ja) | 1991-04-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |