JP2542243Y2 - 手マッサージ装置 - Google Patents

手マッサージ装置

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JP2542243Y2
JP2542243Y2 JP3801091U JP3801091U JP2542243Y2 JP 2542243 Y2 JP2542243 Y2 JP 2542243Y2 JP 3801091 U JP3801091 U JP 3801091U JP 3801091 U JP3801091 U JP 3801091U JP 2542243 Y2 JP2542243 Y2 JP 2542243Y2
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JP
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roller
hand
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rollers
lower roller
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JP3801091U
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JPH04124142U (ja
Inventor
正勝 鳥居
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埼玉化工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手のひら、手の甲およ
び手の指等をマッサージする手マッサージ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】手の指は、人間の身体の中でも最も神経
が密集しているデリケートな部分であり、身体の各部に
分布する神経や、内臓、内分泌腺等の状態は刻々と大脳
に伝えられ、それが手のひらや足の裏に現われると言わ
れている。そして、手は精神作用や自律神経の活動に対
して大きな影響力を持っており、手に適当な刺激を与え
ると、その刺激が大脳に伝えられ、脳の老化防止や、全
身の活性化に役立つと考えられている。
【0003】しかしながら、従来は、このような意味で
手に適当な刺激を与えるために具体的に実施されていた
方法は、物や器具を握ったり、掴んだり、操作したりす
る等の訓練的な手指の動作によるものがほとんどであっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前述のような訓練的な
手指の動作によって刺激を与える方法は、自らの意志の
みで毎日行うには相当の努力を要し、現実には、病院や
施設等におけるような言わば強制的な環境でないと長期
間持続して行うことは困難であった。
【0005】本考案はこのような事情に鑑みてなされた
もので、家庭等で、誰でも、好きな時に、簡単に手をマ
ッサージして、手に適当な刺激を与え、ひいては脳に適
当な刺激を与え、脳の老化の防止や、全身の活性化を図
ることができる手マッサージ装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による手マッサー
ジ装置は、下側ローラと、この下側ローラに対する軸間
距離を相対的に可変とされた上側ローラと、前記下側お
よび上側ローラを駆動回転する駆動装置とを有してな
り、前記上側ローラまたは(および)前記下側ローラ
は、重力やバネ等により他方のローラに近付く方向に付
勢されており、かつ前記上側ローラと前記下側ローラと
の間に手を挿入することができるようになっているもの
である。
【0007】
【作用】本考案においては、駆動装置により上側および
下側ローラを駆動回転するとともに、上側ローラと下側
ローラとの間に手を挿入すれば、上側および下側ローラ
の外周面により手のひら、手の甲および指等をマッサー
ジさせ、手に適当な刺激を与えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1〜4は本考案の一実施例を示す。本実施
例において、筐体1は、下ケース1aと上ケース1bと
を組み合わせてなり、この筐体1の前面部には手挿入口
2が設けられている。
【0009】前記下ケース1aの手挿入口2側には、次
に説明するような下側ローラ系統3aが取り付けられて
いる。図2〜4に示すように、前記下ケース1aには左
右一対の支持部材4が取り付けられており、この支持部
材4には前後2本の下側ローラ5aが回転可能に支持さ
れている。これらの下側ローラ5aは同一高さ位置にお
いて手挿入口2と平行かつ横方向に延びている。前記下
側ローラ5aの外周面には多数の半球状の突起6aが設
けられている。前記下ケース1aには下側モータ7aが
取り付けられており、この下側モータ7aの回転軸には
ウォーム8aが固定されている。図4によく示されるよ
うに、前記支持部材4には、2つの下側ローラ5aの間
においてこれらのローラ5aに対し平行に延びる中間歯
車軸9aが回転可能に支持されており、この中間歯車軸
9aにはウォームホイール10aおよび中間平歯車11
aが固定されている。前記ウォームホイール10aはウ
ォーム8aに噛み合わされており、中間平歯車11aは
各下側ローラ5aの軸にそれぞれ固定された終段平歯車
12aに同時に噛み合わされている。したがって、下側
モータ7aが回転されると、この回転がウオーム8a、
ウォームホイール10a、中間平歯車11aおよび終段
平歯車12aにより減速されて2本の下側ローラ5aに
伝達され、2本の下側ローラ5aが同時に回転する。前
記2本の下側ローラ5aの上部側には、両端部を下ケー
ス1aに固定された柔軟なプラスチック等からなる膜状
の下側ローラカバー13aが接触されて、該ローラ5a
を覆っている。
【0010】前記上ケース1bの手挿入口2側には、次
に説明するような上側ローラ系統3bが設けられてい
る。前記上ケース1bには、前後2個のコの字状の支持
部材14が該ケース1bの天井部から吊り下げられてお
り、これらの支持部材14の左右両辺には、図3に示す
ように、上下方向に延びる長穴15がそれぞれ設けられ
ている。昇降部材16の両端部にはカラー軸17がそれ
ぞれ前後2本ずつ外側に突出するようにして取り付けら
れており、これらのカラー軸17にはカラー18がそれ
ぞれ回転可能に嵌合されている。前記カラー18は支持
部材14の長穴15に嵌合されている。これにより、昇
降部材16は支持部材14に対して昇降可能、ひいては
下側ローラ5aに対して昇降可能とされている。前記昇
降部材16には、前後2本の上側ローラ5bが回転可能
に支持されている。これらの上側ローラ5bは手挿入口
2と平行かつ横方向に延びている。
【0011】前記昇降部材16には図示しない取付具を
介して上側モータ7bが取り付けられており、この上側
モータ7bの回転軸にはウォーム8bが固定されてい
る。前記昇降部材16には、2つの上側ローラ5bの間
においてこれらのローラ5bに対し平行に延びる中間歯
車軸9bが回転可能に支持されており、この中間歯車軸
9bにはウォーホイール10bおよび中間平歯車11b
が固定されている。前記ウォームホイール10bはウォ
ーム8bに噛み合わされており、中間平歯車11bは各
上側ローラ5bの軸にそれぞれ固定された終段平歯車1
2bに同時に噛み合わされている。したがって、下側ロ
ーラ系統3aの場合と同様にして、上側モータ7bが回
転されると、この回転がウオーム8b、ウォームホイー
ル10b、中間平歯車11bおよび終段平歯車12bに
より減速されて前後2本の上側ローラ5bに伝達され、
前後2本の上側ローラ5bが同時に回転する。
【0012】本実施例では、前記上側ローラ5bは、該
ローラ5b、上側モータ7bおよび減速機構等に作用す
る重力により、下方(言い換えれば下側ローラ5aに近
付く方向)に付勢されている。ただし、前記上ケース1
bと昇降部材16との間には引張りバネ19が介装され
ており、このバネ19は上側ローラ5bを下方に付勢す
る重力が過大にならないように、該重力を減殺してい
る。
【0013】前記上側ローラ5bには、両端部を昇降部
材16に固定された柔軟なプラスチック等からなる膜状
の上側ローラカバー13bが接触されて、該ローラ5b
の下部側を覆っている。
【0014】前記下ケース1aの後端部付近には、ファ
ンモータ20が上側ローラ5bと下側ローラ5aとの間
および手挿入口2に向けて設けられている。前記下ケー
ス1aには、ファンモータ20の前方において、ヒータ
ー21が取り付けられている。また、前記下ケース1a
には、ヒーター21と上側および下側ローラ5b,5a
との間において、送風ガイド板22が取り付けられてお
り、この送風ガイド板22はファンモータ20で発生さ
れた風を上側ローラ5bと下側ローラ5aとの間に案内
するようになっている。
【0015】前記筐体1の前面には、電源スイッチ23
および切替スイッチ24が設けられており、切替スイッ
チ24はファンモータ20およびヒーター21をオン/
オフするようになっている。
【0016】次に、本実施例の作動を説明する。
【0017】電源スイッチ23をオンし、上側および下
側モータ7b,7aを回転し、前記減速機構を介して上
側および下側ローラ5b,5aを駆動回転するととも
に、手挿入口2から上側ローラ5bと下側ローラ5aと
の間に手を挿入すれば、上側および下側ローラ5b,5
aの外周面、特に突起6b,6aにより、上側および下
側ローラカバー13b,13aを介して手のひら、手の
甲および指等がマッサージされ、手に適当な刺激を与え
ることができる。なお、前記のように上側ローラ5bと
下側ローラ5aとの間に手を挿入したとき、手を適当に
前後に動かせば、指先から手首に至るまでの手の所望の
場所をマッサージすることができる。
【0018】また、本実施例では、寒い時期等には、切
替スイッチ24を、ファンモータ20およびヒーター2
1をオンとする位置に切り換えれば、上側ローラ5bと
下側ローラ5aとの間に温風が送られ、手を温風で暖め
ながら前記マッサージを行い、より快適な刺激を手に与
えることができる。また、暑い時期等には、切替スイッ
チ24を、ファンモータ20をオン、ヒーター21をオ
フとする位置に切り換えれば、上側ローラ5bと下側ロ
ーラ5aとの間に冷風が送られ、手にさわやかな冷風を
当てながら前記マッサージを行うことができる。さら
に、切替スイッチ24を、ファンモータ20およびヒー
ター21をオフとする位置に切り換えれば、無風状態で
前記マッサージを行うことができる。
【0019】本実施例における上側および下側ローラカ
バー13b,13aは、突起6b,6aによるマッサー
ジの強さを適当な強さに和げるためのものであるが、本
考案においては必ずしもこれらのローラカバー13b,
13aを設けなくてもよい。
【0020】また、本実施例では、上側および下側ロー
ラ5b,5aがそれぞれ2本ずつ設けられているが、本
考案においては、上側および下側ローラの数は任意数と
することができる。
【0021】また、本実施例のように上側および下側ロ
ーラ5b,5aの外周面に突起を設ければ、マーサージ
効果を増大することができるが、本考案においては、必
ずしも上側および下側ローラの外周面に突起を設けなく
てもよいし、一部のローラのみに突起を設けてもよい。
【0022】また、上側および(または)下側ローラの
外周面に突起を設ける場合、これらの突起の形状は必ず
しも本実施例のような形状でなくてもよく、例えば、螺
旋状の突起としてもよい。
【0023】また、本実施例では、図3において上側ロ
ーラ5bは時計方向、下側ローラ5aは反時計方向にそ
れぞれ回転するようになっているが、本考案において
は、上側および下側ローラ5b,5aの回転方向を他の
方向に設定してもよい。
【0024】また、本実施例では、上側ローラ5bと下
側ローラ5aの回転速度を等速度としているが、本考案
においては、上側ローラ5bと下側ローラ5aの回転速
度を異なる速度としてもよい。
【0025】さらに、本実施例では、上側ローラ5bに
作用する重力を減殺するためのバネ19を設けている
が、本考案においては、必ずしもこのようなバネは設け
なくてもよい。また、必要な場合には、逆に、上側ロー
ラ5bを下方に付勢するバネを設けてもよい。
【0026】また、本実施例では、上側ローラ5bの方
を昇降可能とし、下側ローラ5aの軸位置は固定してい
るが、上側ローラ5bの方の軸位置は固定する一方、下
側ローラ5aは昇降可能とし、下側ローラ5aをバネ等
により上方に付勢してもよいし、上側ローラ5bおよび
下側ローラ5aの両方を昇降可能とし、重力やバネ等に
より両方のローラ5b,5aを互いに近付く方向に付勢
してもよい。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、家
庭等で、誰でも、好きな時に、簡単に手をマッサージし
て、手に適当な刺激を与え、ひいては脳に適当な刺激を
与え、脳の老化の防止や、全身の活性化を図ることがで
きるという優れた効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による手マッサージ装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】前記実施例を筐体の前面付近で垂直方向に断面
した断面図である。
【図3】図2のIII−III線における断面図であ
る。
【図4】前記実施例における下側ローラ系統を、上ケー
スおよび上側ローラ系統を取り外して示す平面図であ
る。
【符号の説明】
2 手挿入口 5a 下側ローラ 5b 上側ローラ 6a,6b 突起 7a 下側モータ 7b 上側モータ 13a 下側ローラカバー 13b 上側ローラカバー 16 昇降部材 20 ファンモータ 21 ヒーター

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側ローラと、この下側ローラに対する
    軸間距離を相対的に可変とされた上側ローラと、前記下
    側および上側ローラを駆動回転する駆動装置とを有して
    なり、前記上側ローラまたは(および)前記下側ローラ
    は、他方のローラに近付く方向に付勢されており、かつ
    前記上側ローラと前記下側ローラとの間に手を挿入する
    ことができるようになっていることを特徴とする手マッ
    サージ装置。
  2. 【請求項2】 前記下側ローラまたは(および)前記上
    側ローラの外周面に突起を設けた請求項1記載の手マッ
    サージ装置。
  3. 【請求項3】 柔軟な膜状の材料からなり、前記上側ロ
    ーラの前記下側ローラに対向する部分に接して該部分を
    覆う上側ローラカバーと、柔軟なシート状の材料からな
    り、前記下側ローラの前記上側ローラに対向する部分に
    接して該部分を覆う下側カバーローラとをさらに有する
    請求項1記載の手マッサージ装置。
  4. 【請求項4】 前記上側ローラと前記下側ローラとの間
    に風を送る送風装置と、この送風装置の近傍に設けられ
    たヒーターとをさらに有する請求項1記載の手マッサー
    ジ装置。
JP3801091U 1991-04-25 1991-04-25 手マッサージ装置 Expired - Lifetime JP2542243Y2 (ja)

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JP3801091U JP2542243Y2 (ja) 1991-04-25 1991-04-25 手マッサージ装置

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JPH04124142U JPH04124142U (ja) 1992-11-11
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513093A (ja) * 2004-09-17 2008-05-01 ミエ リム 陰圧及び密着機能を有する手動式マッサージ装置
JP2013116275A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 ▲ケイ▼泰健康器材有限公司 手のひらマッサージ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513093A (ja) * 2004-09-17 2008-05-01 ミエ リム 陰圧及び密着機能を有する手動式マッサージ装置
JP2013116275A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 ▲ケイ▼泰健康器材有限公司 手のひらマッサージ装置

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JPH04124142U (ja) 1992-11-11

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