JP2538200Y2 - 写真帳 - Google Patents
写真帳Info
- Publication number
- JP2538200Y2 JP2538200Y2 JP1991068810U JP6881091U JP2538200Y2 JP 2538200 Y2 JP2538200 Y2 JP 2538200Y2 JP 1991068810 U JP1991068810 U JP 1991068810U JP 6881091 U JP6881091 U JP 6881091U JP 2538200 Y2 JP2538200 Y2 JP 2538200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photograph
- photo
- transparent film
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は写真帳に関する。
【０００２】
【従来の技術】印画紙に焼き付けた写真（以下プリント
写真）を台紙上に保持して配置する写真帳の一般的な例
を図４に沿って説明する。写真帳は綴じられた複数の台
紙10を有し、各台紙10の表面には透明フィルム20により
写真挿入用隙間空間Ｓが複数段構成されている。各写真
挿入用隙間空間Ｓは長方形状をしており、その３辺が糊
付け21により閉止されており、残る左右辺の一方を写真
出し入れ口Ｅとして糊付けせずに開口している。プリン
ト写真Ｐは前記写真出し入れ口Ｅから隙間空間Ｓ内に挿
入される。
写真）を台紙上に保持して配置する写真帳の一般的な例
を図４に沿って説明する。写真帳は綴じられた複数の台
紙10を有し、各台紙10の表面には透明フィルム20により
写真挿入用隙間空間Ｓが複数段構成されている。各写真
挿入用隙間空間Ｓは長方形状をしており、その３辺が糊
付け21により閉止されており、残る左右辺の一方を写真
出し入れ口Ｅとして糊付けせずに開口している。プリン
ト写真Ｐは前記写真出し入れ口Ｅから隙間空間Ｓ内に挿
入される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記従来の写
真帳では、前記隙間空間Ｓは横長の長方形状をしている
ため、写っている像の上下がプリント写真Ｐの短手方向
にある（横長写真）場合には、隙間空間Ｓに収納後も像
の上下が写真帳の上下と一致し、見やすいが、一方、写
っている像の上下がプリント写真Ｐの長手方向にある
（縦長写真）場合には、そのプリント写真Ｐを隙間空間
Ｓに収納すると、その像がだけが９０度横向きになり、
見にくい欠点があった。
真帳では、前記隙間空間Ｓは横長の長方形状をしている
ため、写っている像の上下がプリント写真Ｐの短手方向
にある（横長写真）場合には、隙間空間Ｓに収納後も像
の上下が写真帳の上下と一致し、見やすいが、一方、写
っている像の上下がプリント写真Ｐの長手方向にある
（縦長写真）場合には、そのプリント写真Ｐを隙間空間
Ｓに収納すると、その像がだけが９０度横向きになり、
見にくい欠点があった。
【０００４】そこで、本考案は上記従来技術の欠点を解
消し、プリント写真Ｐを台紙10に対して横長の状態でも
縦長の状態でも配置して保持することができる写真帳の
提供を目的とする。
消し、プリント写真Ｐを台紙10に対して横長の状態でも
縦長の状態でも配置して保持することができる写真帳の
提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の写真帳は、『綴じられた各台紙の表面に透
明フィルムを部分接着し、台紙と透明フィルムとの間に
プリント写真挿入用の隙間空間を少なくとも３段分形成
するようにした写真帳であって、前記綴じられた各台紙
と透明フィルムとにより構成される各写真挿入用隙間空
間は横長の長方形状とすると共にその左右辺の一方をプ
リント写真出し入れ口として糊付けせずに開口し、且つ
最下段の下辺を除く各写真挿入用隙間空間の上下の辺の
中央部も一定の幅に亘って糊付けせずに開口して、その
最上の開口を特別出し入れ口とし、一方、前記綴じられ
た台紙とは別に、縦長長方形状の複数の写真挿入用隙間
空間が上下に直列するように透明フィルムで形成された
挿入用台紙を独立して設け、縦長プリント写真を挿入し
た前記挿入用台紙を前記特別出し入れ口から差し入れ自
在とした』ことを特徴としている。
め、本考案の写真帳は、『綴じられた各台紙の表面に透
明フィルムを部分接着し、台紙と透明フィルムとの間に
プリント写真挿入用の隙間空間を少なくとも３段分形成
するようにした写真帳であって、前記綴じられた各台紙
と透明フィルムとにより構成される各写真挿入用隙間空
間は横長の長方形状とすると共にその左右辺の一方をプ
リント写真出し入れ口として糊付けせずに開口し、且つ
最下段の下辺を除く各写真挿入用隙間空間の上下の辺の
中央部も一定の幅に亘って糊付けせずに開口して、その
最上の開口を特別出し入れ口とし、一方、前記綴じられ
た台紙とは別に、縦長長方形状の複数の写真挿入用隙間
空間が上下に直列するように透明フィルムで形成された
挿入用台紙を独立して設け、縦長プリント写真を挿入し
た前記挿入用台紙を前記特別出し入れ口から差し入れ自
在とした』ことを特徴としている。
【０００６】
【作用】写っている像の上下がプリント写真の短手方向
にあるもの（横長写真）については、写真挿入用隙間空
間の左右辺の一方に設けられたプリント写真出し入れ口
から挿入する。これにより、挿入された横長プリント写
真の像が台紙の上下方向と一致する。一方、写っている
像の上下がプリント写真の長手方向にあるもの（縦長写
真）について、その像を台紙の上下と一致させて配置し
たい場合には、先ずそのプリント写真を別に設けた挿入
用台紙の写真挿入用隙間空間に挿入し、そしてこの挿入
用台紙を特別出し入れ口から、綴じられた台紙の写真挿
入用隙間空間に挿入する。これにより、縦長プリント写
真の像が台紙の上下方向と一致する。このようにするこ
とで、本写真帳では全ての写真の像の上下方向を同方向
に揃えることができる。
にあるもの（横長写真）については、写真挿入用隙間空
間の左右辺の一方に設けられたプリント写真出し入れ口
から挿入する。これにより、挿入された横長プリント写
真の像が台紙の上下方向と一致する。一方、写っている
像の上下がプリント写真の長手方向にあるもの（縦長写
真）について、その像を台紙の上下と一致させて配置し
たい場合には、先ずそのプリント写真を別に設けた挿入
用台紙の写真挿入用隙間空間に挿入し、そしてこの挿入
用台紙を特別出し入れ口から、綴じられた台紙の写真挿
入用隙間空間に挿入する。これにより、縦長プリント写
真の像が台紙の上下方向と一致する。このようにするこ
とで、本写真帳では全ての写真の像の上下方向を同方向
に揃えることができる。
【０００７】
【実施例】図１は本考案の写真帳に綴じられる台紙の例
を示す正面図で、図２は別に用意される挿入用台紙の例
を示す正面図で、図３は挿入用台紙を挿入した状態の台
紙の正面図である。図１に示す台紙10が図の左辺で複数
枚綴じ込まれ、写真帳となる（図４参照）。台紙10の表
面には透明フィルム20が部分糊付け21され、そしてこの
糊付けにより、台紙10と透明フィルム20との間に写真挿
入用隙間空間Ｓが構成されている。本実施例では横長の
長方形状をした写真挿入用隙間空間Ｓを上下に３段構成
している。各写真挿入用隙間空間Ｓの左辺は糊付けせず
に開口し、プリント写真Ｐの出し入れ口Ｅとしている。
プリント写真Ｐを出し入れ口Ｅから挿入することによ
り、プリント写真Ｐが横長状態で保持され、像の上下が
プリント写真Ｐの短手方向にある場合（横長写真の場
合）は、像と台紙10（写真帳）の上下方向が一致する。
以上の構成は上述した従来例と同様である。
を示す正面図で、図２は別に用意される挿入用台紙の例
を示す正面図で、図３は挿入用台紙を挿入した状態の台
紙の正面図である。図１に示す台紙10が図の左辺で複数
枚綴じ込まれ、写真帳となる（図４参照）。台紙10の表
面には透明フィルム20が部分糊付け21され、そしてこの
糊付けにより、台紙10と透明フィルム20との間に写真挿
入用隙間空間Ｓが構成されている。本実施例では横長の
長方形状をした写真挿入用隙間空間Ｓを上下に３段構成
している。各写真挿入用隙間空間Ｓの左辺は糊付けせず
に開口し、プリント写真Ｐの出し入れ口Ｅとしている。
プリント写真Ｐを出し入れ口Ｅから挿入することによ
り、プリント写真Ｐが横長状態で保持され、像の上下が
プリント写真Ｐの短手方向にある場合（横長写真の場
合）は、像と台紙10（写真帳）の上下方向が一致する。
以上の構成は上述した従来例と同様である。
【０００８】本考案では最下段の下辺を除く各写真挿入
用隙間空間Ｓの上下の辺の中央部も一定の幅に渡って糊
付けせずに開口Ｏし、且つその最上部の開口を特別出し
入れ口ＥS としている。前記開口Ｏの一定の幅は、少な
くとも長方形のプリント写真Ｐの短辺の寸法よりも広
く、後述する挿入用台紙30が前記特別出し入れ口ＥS 及
び開口Ｏを挿通できる寸法とする。
用隙間空間Ｓの上下の辺の中央部も一定の幅に渡って糊
付けせずに開口Ｏし、且つその最上部の開口を特別出し
入れ口ＥS としている。前記開口Ｏの一定の幅は、少な
くとも長方形のプリント写真Ｐの短辺の寸法よりも広
く、後述する挿入用台紙30が前記特別出し入れ口ＥS 及
び開口Ｏを挿通できる寸法とする。
【０００９】挿入用台紙30は、図２に示すように、その
表面に透明フィルム40が部分糊付け41されている。そし
てこの糊付けにより、台紙30と透明フィルム40との間に
縦長の写真挿入用隙間空間Ｓ1 が構成されている。本実
施例ではこの縦長の写真挿入用隙間空間Ｓ1 を上下に２
段分構成している。そして各写真挿入用隙間空間Ｓ1の
左辺（右辺でもよい）は糊付けせずに開口し、プリント
写真Ｐの出し入れ口Ｅ1 としている。プリント写真Ｐを
出し入れ口Ｅ1 から挿入することにより、プリント写真
Ｐが縦長状態で空間Ｓ1 内に保持され、像の上下がプリ
ント写真Ｐの長手方向にある場合（縦長写真の場合）
は、像と台紙30の上下方向が一致する。
表面に透明フィルム40が部分糊付け41されている。そし
てこの糊付けにより、台紙30と透明フィルム40との間に
縦長の写真挿入用隙間空間Ｓ1 が構成されている。本実
施例ではこの縦長の写真挿入用隙間空間Ｓ1 を上下に２
段分構成している。そして各写真挿入用隙間空間Ｓ1の
左辺（右辺でもよい）は糊付けせずに開口し、プリント
写真Ｐの出し入れ口Ｅ1 としている。プリント写真Ｐを
出し入れ口Ｅ1 から挿入することにより、プリント写真
Ｐが縦長状態で空間Ｓ1 内に保持され、像の上下がプリ
ント写真Ｐの長手方向にある場合（縦長写真の場合）
は、像と台紙30の上下方向が一致する。
【００１０】挿入用台紙30は前記写真帳に綴られた台紙
10とは異なり、写真帳に綴られることなく各台紙30が独
立して用意される。また挿入用台紙30は当然ながら横幅
及び長さが前記台紙10よりも小さい。横幅はプリント写
真Ｐの短辺よりも少し広く、前記特別出し入れ口ＥS か
ら差し入れることができる幅とする。また長さは差し入
れた状態で上端が特別出し入れ口ＥS より多少外に出る
程度としている。
10とは異なり、写真帳に綴られることなく各台紙30が独
立して用意される。また挿入用台紙30は当然ながら横幅
及び長さが前記台紙10よりも小さい。横幅はプリント写
真Ｐの短辺よりも少し広く、前記特別出し入れ口ＥS か
ら差し入れることができる幅とする。また長さは差し入
れた状態で上端が特別出し入れ口ＥS より多少外に出る
程度としている。
【００１１】次に使い方を説明する。先ず像の上下が短
手方向にあるプリント写真Ｐの場合（横長写真の場合）
は、図１の綴じ込み台紙10の横長の隙間空間Ｓに対して
出し入れ口Ｅからプリント写真Ｐを直接差し入れ、保持
する。これにより、像の上下が台紙（写真帳）10の上下
と一致した状態でプリント写真Ｐを保持することができ
る。一方、像の上下が長手方向にあるプリント写真Ｐの
場合（縦長写真の場合）は、先ず、図２に示すように挿
入用台紙30の縦長の隙間空間Ｓ1 に対して出入り口Ｅ1
からプリント写真Ｐを差し入れ、縦長に保持する。そし
てさらに、図３に示すように、プリント写真Ｐを保持し
た状態の挿入用台紙30を綴じ込み台紙10の特別出し入れ
口ＥS から差し入れる。これにより綴じ込み台紙10とフ
ィルム20との間に挿入用台紙30が保持された形となり、
結果としてプリント写真Ｐが縦長状態で保持され、縦長
像の上下が台紙10（写真帳) の上下と一致した状態とす
ることができる。
手方向にあるプリント写真Ｐの場合（横長写真の場合）
は、図１の綴じ込み台紙10の横長の隙間空間Ｓに対して
出し入れ口Ｅからプリント写真Ｐを直接差し入れ、保持
する。これにより、像の上下が台紙（写真帳）10の上下
と一致した状態でプリント写真Ｐを保持することができ
る。一方、像の上下が長手方向にあるプリント写真Ｐの
場合（縦長写真の場合）は、先ず、図２に示すように挿
入用台紙30の縦長の隙間空間Ｓ1 に対して出入り口Ｅ1
からプリント写真Ｐを差し入れ、縦長に保持する。そし
てさらに、図３に示すように、プリント写真Ｐを保持し
た状態の挿入用台紙30を綴じ込み台紙10の特別出し入れ
口ＥS から差し入れる。これにより綴じ込み台紙10とフ
ィルム20との間に挿入用台紙30が保持された形となり、
結果としてプリント写真Ｐが縦長状態で保持され、縦長
像の上下が台紙10（写真帳) の上下と一致した状態とす
ることができる。
【００１２】
【考案の効果】本考案は以上の構成、作用よりなり、請
求項１に記載の写真帳によれば、横長写真については綴
じ込み台紙にそのまま挿入することにより横長状態で配
置することができ、また縦長写真については挿入用台紙
を用いることにより複数の写真が縦長状態で配置するこ
とができる。よって横長写真と縦長写真の何れをもその
像の上下を一定方向に揃えて配置することができ、非常
に見やすくなる。又、複数の縦長写真の出し入れが容易
である。
求項１に記載の写真帳によれば、横長写真については綴
じ込み台紙にそのまま挿入することにより横長状態で配
置することができ、また縦長写真については挿入用台紙
を用いることにより複数の写真が縦長状態で配置するこ
とができる。よって横長写真と縦長写真の何れをもその
像の上下を一定方向に揃えて配置することができ、非常
に見やすくなる。又、複数の縦長写真の出し入れが容易
である。
【図１】本考案の写真帳に綴じられる台紙の例を示す正
面図である。
面図である。
【図２】別に用意される挿入用台紙の例を示す正面図で
ある。
ある。
【図３】挿入用台紙を挿入した状態の台紙の正面図であ
る。
る。
【図４】従来の写真帳の例を示す斜視図である。
10 綴じられた台紙 20、40 透明フィルム 30 挿入用台紙 Ｅ、Ｅ1 出し入れ口 ＥS 特別出し入れ口 Ｐ プリント写真 Ｓ、Ｓ1 写真挿入用隙間空間
Claims (1)
- 【請求項１】 綴じられた各台紙の表面に透明フィルム
を部分接着し、台紙と透明フィルムとの間にプリント写
真挿入用の隙間空間を少なくとも３段分形成するように
した写真帳であって、前記綴じられた各台紙と透明フィ
ルムとにより構成される各写真挿入用隙間空間は横長の
長方形状とすると共にその左右辺の一方をプリント写真
出し入れ口として糊付けせずに開口し、且つ最下段の下
辺を除く各写真挿入用隙間空間の上下の辺の中央部も一
定の幅に亘って糊付けせずに開口して、その最上の開口
を特別出し入れ口とし、一方、前記綴じられた台紙とは
別に、縦長長方形状の複数の写真挿入用隙間空間が上下
に直列するように透明フィルムで形成された挿入用台紙
を独立して設け、縦長プリント写真を挿入した前記挿入
用台紙を前記特別出し入れ口から差し入れ自在としたこ
とを特長とする写真帳。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991068810U JP2538200Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 写真帳 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991068810U JP2538200Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 写真帳 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513784U JPH0513784U (ja) | 1993-02-23 |
| JP2538200Y2 true JP2538200Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=13384442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991068810U Expired - Fee Related JP2538200Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 写真帳 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2538200Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5653889A (en) * | 1979-10-08 | 1981-05-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Electroslag welding method and consumable nozzle |
| JPS59126679U (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-25 | アナベル株式会社 | 整理帳台紙 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP1991068810U patent/JP2538200Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0513784U (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |