JP2537643B2 - Gps航法装置 - Google Patents
Gps航法装置Info
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- JP2537643B2 JP2537643B2 JP62264960A JP26496087A JP2537643B2 JP 2537643 B2 JP2537643 B2 JP 2537643B2 JP 62264960 A JP62264960 A JP 62264960A JP 26496087 A JP26496087 A JP 26496087A JP 2537643 B2 JP2537643 B2 JP 2537643B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衛星からの電波を利用してユーザー位置を
決定するGPS航法装置に関する。
決定するGPS航法装置に関する。
〔従来の技術〕 従来のGPSで民間に解放される計画のGPS衛星の送信電
波、つまり、測位信号は、L1波(キャリヤー 1575.42M
Hz)のC/Aコードを利用して衛星とユーザー位置との擬
似距離を測定する方式である。また、衛星からは、軍用
のPコード(そのコードは発表されることはない)も送
信されている。この送信は、Pコードによる擬似ランダ
ム符号(PRNコード)でスペクトラム拡散され、電離層
補正用にL1波のほかにL2波(キャリヤー 1227.6MHz)
も送信されている。(L1波、L2波共にPコードを使用し
ている。) 民間用では、L1波でのC/Aコードの相関を取ることに
より擬似距離を求め、衛星データを復調することによ
り、衛星の軌道パラメータ、電離層補正パラメータを用
いて衛星3〜4個よりユーザー位置を算出するものであ
る。
波、つまり、測位信号は、L1波(キャリヤー 1575.42M
Hz)のC/Aコードを利用して衛星とユーザー位置との擬
似距離を測定する方式である。また、衛星からは、軍用
のPコード(そのコードは発表されることはない)も送
信されている。この送信は、Pコードによる擬似ランダ
ム符号(PRNコード)でスペクトラム拡散され、電離層
補正用にL1波のほかにL2波(キャリヤー 1227.6MHz)
も送信されている。(L1波、L2波共にPコードを使用し
ている。) 民間用では、L1波でのC/Aコードの相関を取ることに
より擬似距離を求め、衛星データを復調することによ
り、衛星の軌道パラメータ、電離層補正パラメータを用
いて衛星3〜4個よりユーザー位置を算出するものであ
る。
しかし、電離層補正パラメータを用いる電離層補正は
一般に中緯度では比較的良いが、局部的な位置たとえば
低緯度ではかなり誤差を生じる。
一般に中緯度では比較的良いが、局部的な位置たとえば
低緯度ではかなり誤差を生じる。
そのため従来の民間用GPSシステムでは電離層補正
は、衛星から送信されるデータにより補正を行うが実際
の半分位補正できれば良いとされていた。
は、衛星から送信されるデータにより補正を行うが実際
の半分位補正できれば良いとされていた。
また、軍用では、Pコードを使用しているため、L
1波、L2波の2周波数を利用して、それぞれの周波数の
電離層遅延による差を計測してより精確に、電離層補正
が行える。
1波、L2波の2周波数を利用して、それぞれの周波数の
電離層遅延による差を計測してより精確に、電離層補正
が行える。
従来の方法では軍用のPコードが発表されていないた
め、民間用のC/Aコードのみを使用して、すなわちL1波
のみを使用して電離層補正を行っていた。このため、電
離層補正が不完全であり、局部的な位置たとえば低緯度
ではかなりの誤差を生じ、民間用のGPS受信機では精度
の向上が余り望めないという問題が有る。
め、民間用のC/Aコードのみを使用して、すなわちL1波
のみを使用して電離層補正を行っていた。このため、電
離層補正が不完全であり、局部的な位置たとえば低緯度
ではかなりの誤差を生じ、民間用のGPS受信機では精度
の向上が余り望めないという問題が有る。
L1波のC/Aコード受信によりユーザー位置を測定するC
/Aコード用GPS受信手段と、衛星から送られてくる前記L
1波と前記L2波の2波を受信する2波受信手段と、前記
2波受信手段で受信したL1波、L2波とに共通のスペクト
ラム拡散されているPコードによる擬似ランダム符号
(PRNコード)をそれぞれ検出するPコードによるPRNコ
ード検出手段と、前記PコードによるPRNコード検出手
段により検出されたL1波およびL2波のPコードによるPR
Nコードの位相を一致させるための遅延量を設定する遅
延量設定手段と、を設けることにより電離層遅延を求
め、C/Aコード受信により測定した各衛星の擬似距離に
補正を行う。
/Aコード用GPS受信手段と、衛星から送られてくる前記L
1波と前記L2波の2波を受信する2波受信手段と、前記
2波受信手段で受信したL1波、L2波とに共通のスペクト
ラム拡散されているPコードによる擬似ランダム符号
(PRNコード)をそれぞれ検出するPコードによるPRNコ
ード検出手段と、前記PコードによるPRNコード検出手
段により検出されたL1波およびL2波のPコードによるPR
Nコードの位相を一致させるための遅延量を設定する遅
延量設定手段と、を設けることにより電離層遅延を求
め、C/Aコード受信により測定した各衛星の擬似距離に
補正を行う。
以下、実施例を説明する。
第1図について説明すると、これは、32で示す本発明
の部が付加されるようにした一般的なC/Aコード用GPS受
信機であり、半無指向性1のアンテナよりGPS信号を受
信し、増幅し、第1中間周波数に変換する。第2中間周
波数を発生するミキサー5、12、19により受信すべき衛
星のPRNコードをE(早)、L(遅)、P(同位相)用
の半チップずれたコードとおのおの相関を取り、PRNコ
ードの逆拡散を行う。
の部が付加されるようにした一般的なC/Aコード用GPS受
信機であり、半無指向性1のアンテナよりGPS信号を受
信し、増幅し、第1中間周波数に変換する。第2中間周
波数を発生するミキサー5、12、19により受信すべき衛
星のPRNコードをE(早)、L(遅)、P(同位相)用
の半チップずれたコードとおのおの相関を取り、PRNコ
ードの逆拡散を行う。
また、上記E,L,P用のPRNコードは第2中間周波数を発
生すべく第2ローカル周波数をミキサー6、13、20で混
合されている。
生すべく第2ローカル周波数をミキサー6、13、20で混
合されている。
おのおのE,L,P用の第2中間周波数は、それぞれ狭帯
域バンドパス・フィルター7、14、21に供給される。各
衛星のドップラーシフトによる周波数変化分を補正する
キャリヤー周波数発生器27は、信号処理部28より数値制
御され、各第2中間周波数に同期される。そして、各第
2IF増幅器8、15、22の出力は位相検波され、直流成分
に変換される。
域バンドパス・フィルター7、14、21に供給される。各
衛星のドップラーシフトによる周波数変化分を補正する
キャリヤー周波数発生器27は、信号処理部28より数値制
御され、各第2中間周波数に同期される。そして、各第
2IF増幅器8、15、22の出力は位相検波され、直流成分
に変換される。
その直流に変換されたE,L,Pは高周波成分を除去する
ためにローパスフィルター10、17、24を通過した後、A/
D変換器11、18、25でA/D変換され、信号処理部28に供給
される。
ためにローパスフィルター10、17、24を通過した後、A/
D変換器11、18、25でA/D変換され、信号処理部28に供給
される。
信号処理部28内では(E−L)の差分の変化により、
PRNコード発生器26の位相を制御してコードの追尾を行
なっている。
PRNコード発生器26の位相を制御してコードの追尾を行
なっている。
また、PRNコード発生器26のコード位相と自分の時計
との位相差が受信した衛星の擬似距離であり、これを交
互に時分割して3〜4個の衛星の擬似距離を計る。
との位相差が受信した衛星の擬似距離であり、これを交
互に時分割して3〜4個の衛星の擬似距離を計る。
第1図中、32の部分が本発明に具備された回路であ
り、第2図に詳細に記してある。
り、第2図に詳細に記してある。
第2図における目的は、GPS衛星の各衛星コードは、
各衛星独自のPRNコードが割り当てられており、C/Aコー
ドは解放されている。また、Pコード(L1波 1575.42M
Hz、L2波 1227.6MHz)は未知であるが送信されてい
る。
各衛星独自のPRNコードが割り当てられており、C/Aコー
ドは解放されている。また、Pコード(L1波 1575.42M
Hz、L2波 1227.6MHz)は未知であるが送信されてい
る。
このL1波、L2波に同一のPコードのPRNコードを検出
し、電離層による遅延分を補正して相関を取り、相関値
(積分の値)が最大になる位置が2周波の電離層遅延量
の差になる。この電離層遅延量を各衛星について求め、
上記、説明した第1図のC/Aコード用GPS受信機で測定し
た各衛星の擬似距離に補正を加えることで、より精確に
ユーザー位置を求めるものである。
し、電離層による遅延分を補正して相関を取り、相関値
(積分の値)が最大になる位置が2周波の電離層遅延量
の差になる。この電離層遅延量を各衛星について求め、
上記、説明した第1図のC/Aコード用GPS受信機で測定し
た各衛星の擬似距離に補正を加えることで、より精確に
ユーザー位置を求めるものである。
40は指向性回転型の制御可能なGPS受信アンテナであ
り、第1図のC/Aコード用のGPS受信機で測定に使用した
各衛星の中から1つの衛星のL1波及びL2波の周波数を受
信する。
り、第1図のC/Aコード用のGPS受信機で測定に使用した
各衛星の中から1つの衛星のL1波及びL2波の周波数を受
信する。
受信した信号は、おのおのL1波、L2波の増幅器で増幅
され、周波数シンセサイザー30からのローカル信号でミ
キサーされ、第1中間周波数に変換される。各L1波、L2
波の第1中間周波数は、おのおの第2中間周波数に変換
され増幅される。
され、周波数シンセサイザー30からのローカル信号でミ
キサーされ、第1中間周波数に変換される。各L1波、L2
波の第1中間周波数は、おのおの第2中間周波数に変換
され増幅される。
一方、第1図で捕捉した衛星のL1波のキャリヤー周波
数の値は、PコードのL1波に対しても同一であり、Aか
ら供給され、第2中間周波数信号は位相検波器54で位相
検波される。位相検波信号はC/Aコードを取り除くため1
MHz以上、また、高調波成分を除去するため10MHz以下の
バンドパスフィルター55に供給され未知のPRNコード信
号が発生する。
数の値は、PコードのL1波に対しても同一であり、Aか
ら供給され、第2中間周波数信号は位相検波器54で位相
検波される。位相検波信号はC/Aコードを取り除くため1
MHz以上、また、高調波成分を除去するため10MHz以下の
バンドパスフィルター55に供給され未知のPRNコード信
号が発生する。
また、既知のL1波キャリヤー周波数よりL2波のドップ
ラー周波数変化に対する周波数量はL1波とL2波の関係よ
り計算可能であり信号処理部28よりBとして、L2キャリ
ヤー周波数発生器60に数値制御を行なう。
ラー周波数変化に対する周波数量はL1波とL2波の関係よ
り計算可能であり信号処理部28よりBとして、L2キャリ
ヤー周波数発生器60に数値制御を行なう。
一般にドップラー周波数変位量は ΔFv/C×f ・・・・・(1) であり、 ΔF:ドップラー周波数変位量 v:相対速度 C:光速 f:送信周波数 ΔF1=v/C×fL1 ・・・・・(2) ΔF2=v/C×fL2 ・・・・・(3) 式(12)(13)より ΔF2/ΔF1=fL2/fL1=1227.6MHz/1575.42MHz 0.779 ΔF20.779×ΔF1 ・・・・(4) (4)式より容易に、L2波のドップラー変位量をL1波
より計算することができる。
より計算することができる。
一方、L2波第2中間周波数は、L2キャリヤー周波数発
生器60からの信号で位相検波されローパスフィルター47
を通過して、L2波信号でのPRNコードが発生される。
生器60からの信号で位相検波されローパスフィルター47
を通過して、L2波信号でのPRNコードが発生される。
これらL1波、L2波のPRNコードは、A/D変換され、掛け
合わされ、積分され、その出力はCとして信号処理部28
内で最大値を持つように、遅延回路57の遅延量をD入力
から信号処理部28により制御する。
合わされ、積分され、その出力はCとして信号処理部28
内で最大値を持つように、遅延回路57の遅延量をD入力
から信号処理部28により制御する。
この遅延回路57のD入力の遅延量により、電離層によ
る遅延量が測定可能となる。
る遅延量が測定可能となる。
一般に電離層遅延は次のような式で示されることで知
られている。
られている。
τGD=A/f2+B/f3+C/f4+・・・A/f2 ・・・(5) τGD:電離層グループ遅延 A,B,C・・・:各項の定数 L2波とL1波の周波数の電離層遅延量の差は、次の如く
になる。
になる。
Δτ=τGD(L2)−τGD(L1) =A/(fL2)2−A/(fL1)2 ={A/(fL1)2}×{(fL1/fL2)2−1} τGD(L1){(fL1/fL2)2−1} ・・・(6) τGD(L2):L2波(1227.6MHz)の周波数での電離層遅延
量 τGD(L1):L1波(1575.42MHz)の周波数での電離層遅
延量 Δτ:L2波とL1波との電離層遅延量の差 Δτ=τGD(L2){(1575.72/1227.6)2−1} =0.647τGD(L1) ∴τGD(L1)=1.546×Δτ ・・・(7) 上式(7)よりΔτを測定する事により、各衛星のL1
波周波数での電離層遅延量を求め、C/Aコードで測定し
た各衛星の電離層補正を行うものである。
量 τGD(L1):L1波(1575.42MHz)の周波数での電離層遅
延量 Δτ:L2波とL1波との電離層遅延量の差 Δτ=τGD(L2){(1575.72/1227.6)2−1} =0.647τGD(L1) ∴τGD(L1)=1.546×Δτ ・・・(7) 上式(7)よりΔτを測定する事により、各衛星のL1
波周波数での電離層遅延量を求め、C/Aコードで測定し
た各衛星の電離層補正を行うものである。
本発明においては、未知のPコードのPRNコードを使
用するため、L1波のC/Aコード受信によりユーザー位置
を測定するC/Aコード用GPS受信機で使用したと同じ衛星
の信号を使用する必要がある。そのため、C/Aコード受
信機で捕捉した衛星の方向に向ける、アンテナを備えて
いる。
用するため、L1波のC/Aコード受信によりユーザー位置
を測定するC/Aコード用GPS受信機で使用したと同じ衛星
の信号を使用する必要がある。そのため、C/Aコード受
信機で捕捉した衛星の方向に向ける、アンテナを備えて
いる。
ある衛星にアンテナを向ける技術は、推定位置からの
C/Aコードで受信した衛星の仰角と方位角を計算するこ
とが容易であるため、サーボ機構等で簡単にアンテナを
その衛星に指向させられる事により容易に実現できるこ
とは云うまでもない。
C/Aコードで受信した衛星の仰角と方位角を計算するこ
とが容易であるため、サーボ機構等で簡単にアンテナを
その衛星に指向させられる事により容易に実現できるこ
とは云うまでもない。
以上、第1図、第2図において、説明した内容より、
例えば第2図における中間周波数の構成やA/D変換器を
用いずにアナログで処理する構成等は、容易に考えられ
る。
例えば第2図における中間周波数の構成やA/D変換器を
用いずにアナログで処理する構成等は、容易に考えられ
る。
なお、40指向性回転型アンテナの指向性と衛星との関
係は、例えば、第3図Aのような配置であり、指向方向
制御は、例えば、第3図Bのように構成づけられること
は、上記の説明から理解し得るであろう。
係は、例えば、第3図Aのような配置であり、指向方向
制御は、例えば、第3図Bのように構成づけられること
は、上記の説明から理解し得るであろう。
以上説明したように、回転指向性制御型のアンテナを
用い、L1波、L2波内に含まれる、PRNコードの同時受信
を行い、PRNコードの位相を計ることでの2周波の違い
による、電離層遅延の値は衛星データより供給される値
より精確であり、従来の衛星データから、電離層補正し
たGPS受信器より、より精確な位置測定が可能となる。
用い、L1波、L2波内に含まれる、PRNコードの同時受信
を行い、PRNコードの位相を計ることでの2周波の違い
による、電離層遅延の値は衛星データより供給される値
より精確であり、従来の衛星データから、電離層補正し
たGPS受信器より、より精確な位置測定が可能となる。
図面は、実施例を示し、第1図・第2図はブロック構成
図、第3図A・第3図Bはアンテナ部分の構成略図であ
る。 1:GPS半無指向性アンテナ、2:L1(1575.42MHz)RF増幅
器、3:ミキサー、4:第1IF増幅器、5:ミキサー、6:PRNコ
ード用ミキサー(P)、7:バンドパス・フィルター、8:
第2IF増幅器、9:位相検波器、10:ローパスフィルター、
11:A/D変換器、12:ミキサー、13:PRNコード用ミキサー
(L)、14:バンドパス・フィルター、15:第2IF増幅
器、16:位相検波器、17:ローパスフィルター、18:A/D変
換器、19:ミキサー、20:PRNコード用ミキサー(E)、2
1:バンドパス・フィルター、22:第2IF増幅器、23:位相
検波器、24:ローパスフィルター、25:A/D変換器、26:PR
Nコード発生器、27:キャリヤー周波数発生器、28:信号
処理部、29:基準発振器、30:周波数シンセサイザー、4
0:GPS指向性回転型アンテナ、41:L2(1227.6MHz)RF増
幅器、42:ミキサー、43:第1IF増幅部、44:ミキサー、4
5;第2IF増幅部、46:位相検波器、47:ローパス・フィル
ター、48:A/D変換器、49:L1(1575.42MHz)RF増幅器、5
0:ミキサー、51:第1IF増幅部、52:ミキサー、53:第2IF
増幅部、54:位相検波器、55:バンドパス・フィルター、
56:A/D変換器、57:遅延回路、58:掛算器、59:積分回
路、60:キャリヤー周波数発生器。
図、第3図A・第3図Bはアンテナ部分の構成略図であ
る。 1:GPS半無指向性アンテナ、2:L1(1575.42MHz)RF増幅
器、3:ミキサー、4:第1IF増幅器、5:ミキサー、6:PRNコ
ード用ミキサー(P)、7:バンドパス・フィルター、8:
第2IF増幅器、9:位相検波器、10:ローパスフィルター、
11:A/D変換器、12:ミキサー、13:PRNコード用ミキサー
(L)、14:バンドパス・フィルター、15:第2IF増幅
器、16:位相検波器、17:ローパスフィルター、18:A/D変
換器、19:ミキサー、20:PRNコード用ミキサー(E)、2
1:バンドパス・フィルター、22:第2IF増幅器、23:位相
検波器、24:ローパスフィルター、25:A/D変換器、26:PR
Nコード発生器、27:キャリヤー周波数発生器、28:信号
処理部、29:基準発振器、30:周波数シンセサイザー、4
0:GPS指向性回転型アンテナ、41:L2(1227.6MHz)RF増
幅器、42:ミキサー、43:第1IF増幅部、44:ミキサー、4
5;第2IF増幅部、46:位相検波器、47:ローパス・フィル
ター、48:A/D変換器、49:L1(1575.42MHz)RF増幅器、5
0:ミキサー、51:第1IF増幅部、52:ミキサー、53:第2IF
増幅部、54:位相検波器、55:バンドパス・フィルター、
56:A/D変換器、57:遅延回路、58:掛算器、59:積分回
路、60:キャリヤー周波数発生器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−294382(JP,A) 特開 昭63−289474(JP,A) 特公 昭59−2870(JP,B2) 日本測地学会編著「GPS−人工衛星 による精密測位システム−」(昭61−11 −10)社団法人日本測量協会P.217− 244
Claims (2)
- 【請求項1】L1波をC/AコードとPコードとにより、L2
波をPコードによりそれぞれ擬似ランダム符号(PRNコ
ード)でスペクトラム拡散した電波信号を、測位信号と
するGPS航法装置において、 a.L1波のC/Aコード受信によりユーザー位置を測定するC
/Aコード用GPS受信手段と、 b.衛星から送られてくる前記L1波と前記L2波の2波を受
信する2波受信手段と、 c.前記2波受信手段で受信したL1波、L2波とに共通のス
ペクトラム拡散されているPコードによる擬似ランダム
符号(PRNコード)をそれぞれ検出するPコードによるP
RNコード検出手段と、 d.前記PコードによるPRNコード検出手段により検出さ
れたL1波およびL2波のPコードによるPRNコードの位相
を一致させるための遅延量を設定する遅延量設定手段
と、 を具備することにより電離層遅延を求め、C/Aコード受
信により測定した各衛星の擬似距離に補正を行うことを
特徴とするGPS航法装置。 - 【請求項2】特許請求範囲第1項記載の航法装置であっ
て、 a.前記2波受信手段に対するアンテナとして回転型の指
向性アンテナを具備することを特徴とするGPS航法装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62264960A JP2537643B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | Gps航法装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62264960A JP2537643B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | Gps航法装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107180A JPH01107180A (ja) | 1989-04-25 |
JP2537643B2 true JP2537643B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=17410599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62264960A Expired - Fee Related JP2537643B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | Gps航法装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537643B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746138B2 (ja) * | 1988-02-02 | 1995-05-17 | 郵政省通信総合研究所長 | スペクトラム逆拡散を利用した電離層伝搬遅延時間測定装置 |
GB2339098B (en) * | 1995-10-24 | 2000-05-31 | Inmarsat Ltd | Satellite radiodetermination |
JP2007278708A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Japan Radio Co Ltd | 衛星航法装置 |
JP2008051567A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Japan Radio Co Ltd | 衛星航法装置 |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP62264960A patent/JP2537643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
日本測地学会編著「GPS−人工衛星による精密測位システム−」(昭61−11−10)社団法人日本測量協会P.217−244 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01107180A (ja) | 1989-04-25 |
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