JP2536918B2 - プロ―ブユニットの着脱装置 - Google Patents
プロ―ブユニットの着脱装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプローブユニットの着脱装置に係り、特に座
標測定機のプローブユニットの着脱時に使用されるプロ
ーブユニットの着脱装置に関する。
標測定機のプローブユニットの着脱時に使用されるプロ
ーブユニットの着脱装置に関する。
一般に、座標測定装置は被測定物の形状に応じてプロ
ーブユニットを選択し、そのプローブユニットを測定懸
垂装置のプローブユニット取り付け部に取り付け、測定
を行う。従来、このようなプローブユニットの取り付け
は、取り付け部に手動でねじ止めすることにより行われ
ている。
ーブユニットを選択し、そのプローブユニットを測定懸
垂装置のプローブユニット取り付け部に取り付け、測定
を行う。従来、このようなプローブユニットの取り付け
は、取り付け部に手動でねじ止めすることにより行われ
ている。
或いは、特開昭59−228102号公報に記載されているよ
うに、磁石を利用して、プローブユニットの着脱を行う
電磁式の緊締装置が知られている。この緊締装置は、プ
ローブユニットの接続、開放を座標測定機の軌道制御及
び測定値受取りを行うコンピュータによって制御してい
る。即ち、コンピュータに緊締装置操作用のプログラム
を入力しておき、座標測定機使用時にコンピュータから
送られる信号によって、取り付け用電磁石の開放、緊締
を行い、プローブユニットの着脱を行うようになってい
る。
うに、磁石を利用して、プローブユニットの着脱を行う
電磁式の緊締装置が知られている。この緊締装置は、プ
ローブユニットの接続、開放を座標測定機の軌道制御及
び測定値受取りを行うコンピュータによって制御してい
る。即ち、コンピュータに緊締装置操作用のプログラム
を入力しておき、座標測定機使用時にコンピュータから
送られる信号によって、取り付け用電磁石の開放、緊締
を行い、プローブユニットの着脱を行うようになってい
る。
しかしながら、前者のねじ止めによるプローブユニッ
トの着脱は作業に手間や時間がかかり、作業能率が悪い
という欠点がある。また、後者の電磁式の緊締装置の場
合にはコンピュータに入力されている緊締装置操作用プ
ログラムにミスがある場合やコンピュータの誤作動によ
り、誤ったプローブユニット分離信号が出力され、プロ
ーブユニットの緊締が解除され、プローブユニットが落
下するという欠点がある。
トの着脱は作業に手間や時間がかかり、作業能率が悪い
という欠点がある。また、後者の電磁式の緊締装置の場
合にはコンピュータに入力されている緊締装置操作用プ
ログラムにミスがある場合やコンピュータの誤作動によ
り、誤ったプローブユニット分離信号が出力され、プロ
ーブユニットの緊締が解除され、プローブユニットが落
下するという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、着
脱作業を迅速に行うことができると共に、プローブユニ
ットの落下を確実に防止することのできるプローブユニ
ットの着脱装置を提供することを目的とする。
脱作業を迅速に行うことができると共に、プローブユニ
ットの落下を確実に防止することのできるプローブユニ
ットの着脱装置を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するために、座標測定機本体
のZガイド(18)に上下動自在に配設された測定懸垂装
置(27)と、前記測定懸垂装置(27)下部に形成され、
座標測定用プローブユニット(20)の上端部が着座する
着座部(28A、28B、28C)を有し、該座標測定用プロー
ブユニット(20)を懸架する懸架部(29)と、前記測定
懸垂装置(27)に配設され押圧片(46)が一方に設けら
れると共に、各々クランプ解除レバー(36、36′)が固
着される一対のクランプ軸(38、40)と、前記測定懸垂
装置(27)に配設され前記一対のクランプ軸(38、40)
間を連動させる複数のギヤを有すると共に前記プローブ
ユニット(20)を前記押圧片(46)を介して前記懸架部
(29)の着座部(28A、28B、28C)に向けて押圧付勢す
るばね(48)を備えたクランプ機構と、からなることを
特徴としている。
のZガイド(18)に上下動自在に配設された測定懸垂装
置(27)と、前記測定懸垂装置(27)下部に形成され、
座標測定用プローブユニット(20)の上端部が着座する
着座部(28A、28B、28C)を有し、該座標測定用プロー
ブユニット(20)を懸架する懸架部(29)と、前記測定
懸垂装置(27)に配設され押圧片(46)が一方に設けら
れると共に、各々クランプ解除レバー(36、36′)が固
着される一対のクランプ軸(38、40)と、前記測定懸垂
装置(27)に配設され前記一対のクランプ軸(38、40)
間を連動させる複数のギヤを有すると共に前記プローブ
ユニット(20)を前記押圧片(46)を介して前記懸架部
(29)の着座部(28A、28B、28C)に向けて押圧付勢す
るばね(48)を備えたクランプ機構と、からなることを
特徴としている。
本発明によれば、プローブユニット(20)を取り外す
時、先ずクランプ機構を解除してから、懸架部(29)に
よって懸架されているプローブユニット(20)を取り外
すようにしている。このため、クランプ機構を解除して
もプローブユニット(20)は落下することはない。ま
た、クランプ解除レバー(36、36′)を把持することに
よってプローブユニット(20)の着脱をワンタッチで行
うことができるため、容易、且つ迅速にプローブユニッ
ト(20)の交換を行うことができる。
時、先ずクランプ機構を解除してから、懸架部(29)に
よって懸架されているプローブユニット(20)を取り外
すようにしている。このため、クランプ機構を解除して
もプローブユニット(20)は落下することはない。ま
た、クランプ解除レバー(36、36′)を把持することに
よってプローブユニット(20)の着脱をワンタッチで行
うことができるため、容易、且つ迅速にプローブユニッ
ト(20)の交換を行うことができる。
以下、添付図面に従って本発明に係るプローブユニッ
トの着脱装置の好ましい実施例を詳説する。
トの着脱装置の好ましい実施例を詳説する。
第1図は、本発明に係るプローブユニットの着脱装置
が使用される座標測定装置の斜視図である。座標測定装
置は定盤10と、支柱12、Yガイド14、Xガイド16、Xガ
イド16上をスライドし、上下方向に懸垂移動させるZガ
イド18、プローブユニット20を主な構成としている。定
盤10上には支柱12とYガイド14が定盤10の両端の対向す
る位置にスライド可能に立設されている。Xガイド16は
定盤10上にスライド可能に立設される支柱12とYガイド
14との間にブリッジ状に架け渡されている。Yガイド14
の支柱12及びXガイド16はエアベアリングを介してY軸
方向へスライド可能に配設されている。また、Xガイド
16上にはZ軸が左右往復動可能に取り付けられ、その下
端にはプローブユニット20を有する測定懸垂装置27が上
下動自在に配設される。
が使用される座標測定装置の斜視図である。座標測定装
置は定盤10と、支柱12、Yガイド14、Xガイド16、Xガ
イド16上をスライドし、上下方向に懸垂移動させるZガ
イド18、プローブユニット20を主な構成としている。定
盤10上には支柱12とYガイド14が定盤10の両端の対向す
る位置にスライド可能に立設されている。Xガイド16は
定盤10上にスライド可能に立設される支柱12とYガイド
14との間にブリッジ状に架け渡されている。Yガイド14
の支柱12及びXガイド16はエアベアリングを介してY軸
方向へスライド可能に配設されている。また、Xガイド
16上にはZ軸が左右往復動可能に取り付けられ、その下
端にはプローブユニット20を有する測定懸垂装置27が上
下動自在に配設される。
第2図は本発明に係るプローブユニットの着脱装置の
外観を示す正面図、第3図は第2図のA−A線より見た
底面図である。第2図のプローブユニット20は、上端の
可動接点部材22と、下端のフィーラ(測定子)24等から
構成されている。プローブユニット20の可動接点部材22
には信号伝達用のケーブルが接続されている。また、第
3図に示すように、可動接点部材22には120゜間隔に3
本のピン22A、22B、22Cが設けられている。
外観を示す正面図、第3図は第2図のA−A線より見た
底面図である。第2図のプローブユニット20は、上端の
可動接点部材22と、下端のフィーラ(測定子)24等から
構成されている。プローブユニット20の可動接点部材22
には信号伝達用のケーブルが接続されている。また、第
3図に示すように、可動接点部材22には120゜間隔に3
本のピン22A、22B、22Cが設けられている。
一方、Zガイド18下端の測定懸垂装置27下部には断面
略鉤状の懸架部29が形成されている。懸架部29には着座
部28A、28B、28Cが設けられ、各着座部は隣接する2つ
の球30、32から構成されている。プローブユニット20は
3つの着座部28A、28B、28C上に前記可動接点部材22の
3本のピン22A、22B、22Cを着座させることによって、
懸架部29上に懸架される。
略鉤状の懸架部29が形成されている。懸架部29には着座
部28A、28B、28Cが設けられ、各着座部は隣接する2つ
の球30、32から構成されている。プローブユニット20は
3つの着座部28A、28B、28C上に前記可動接点部材22の
3本のピン22A、22B、22Cを着座させることによって、
懸架部29上に懸架される。
可動接点部材22は後述する測定懸垂装置27の中心部に
設けられた押圧ピン34によって下方へ押圧され、フィー
ラ24を定位置に収斂させる。なお、各着座部は、電気接
点のうちの固定接点となっており、各ピンは可動接点と
なっている。また、測定懸垂装置27には、プローブユニ
ット20の着脱を行う一対のクランプ解除レバー36、36′
が取り付けられている。
設けられた押圧ピン34によって下方へ押圧され、フィー
ラ24を定位置に収斂させる。なお、各着座部は、電気接
点のうちの固定接点となっており、各ピンは可動接点と
なっている。また、測定懸垂装置27には、プローブユニ
ット20の着脱を行う一対のクランプ解除レバー36、36′
が取り付けられている。
第4図は本発明に係る着脱装置26のクランプ機構の構
造を示した図で、第2図のB−B線に沿った矢視図であ
る。本発明に係る着脱装置26は一対のクランプ軸38、4
0、ギヤ42、44、押圧片46、ばね48等を主な構成として
いる。第4図に示すように、測定懸垂装置27内部には、
測定懸垂装置27を貫通する形で、一対のクランプ軸38、
40が軸支されると共に、クランプ解除レバー36、36′が
クランプ軸38、40の一端に固着されている。また、第5
図は第4図のC−C線に沿った断面図である。第5図に
おいて、測定懸垂装置27内部のクランプ軸38の一端には
押圧片46が片持ち状に取り付けられ、測定懸垂装置27の
中央部に設けられた押圧ピン34を押圧する。また、押圧
ピン34には測定懸垂装置27との間には復帰ばね49が配設
されている。
造を示した図で、第2図のB−B線に沿った矢視図であ
る。本発明に係る着脱装置26は一対のクランプ軸38、4
0、ギヤ42、44、押圧片46、ばね48等を主な構成として
いる。第4図に示すように、測定懸垂装置27内部には、
測定懸垂装置27を貫通する形で、一対のクランプ軸38、
40が軸支されると共に、クランプ解除レバー36、36′が
クランプ軸38、40の一端に固着されている。また、第5
図は第4図のC−C線に沿った断面図である。第5図に
おいて、測定懸垂装置27内部のクランプ軸38の一端には
押圧片46が片持ち状に取り付けられ、測定懸垂装置27の
中央部に設けられた押圧ピン34を押圧する。また、押圧
ピン34には測定懸垂装置27との間には復帰ばね49が配設
されている。
更に、クランプ軸38、40にはギヤ42、44が設けられ、
ギヤ42、44が噛み合うことにより、クランプ軸38、40と
が連動される。第4図に示すように、一方のギヤ42の側
方には、ギヤ42から回転力が伝達されるギヤ50が回転軸
52に固着され、且つ回転軸52には可動片54の一端が固定
され、可動片54は回転軸52と共に回動可能となってい
る。また、他方のギヤ44の側方には、ギヤ56が回転軸58
に固着され、且つ回転軸58に可動片60の一端が固定さ
れ、可動片60は回転軸58と共に回動可能となっている。
そして、第4図のように可動片54と可動片60とがばね48
を介して連結され、可動片54と60間に引張力を付勢して
いる。これにより、押圧片46を閉方向に付勢する。
ギヤ42、44が噛み合うことにより、クランプ軸38、40と
が連動される。第4図に示すように、一方のギヤ42の側
方には、ギヤ42から回転力が伝達されるギヤ50が回転軸
52に固着され、且つ回転軸52には可動片54の一端が固定
され、可動片54は回転軸52と共に回動可能となってい
る。また、他方のギヤ44の側方には、ギヤ56が回転軸58
に固着され、且つ回転軸58に可動片60の一端が固定さ
れ、可動片60は回転軸58と共に回動可能となっている。
そして、第4図のように可動片54と可動片60とがばね48
を介して連結され、可動片54と60間に引張力を付勢して
いる。これにより、押圧片46を閉方向に付勢する。
第6図はプローブユニット20と着脱装置26との電気的
な接続状態を示す説明図である。プローブユニット20と
着脱装置26との電気的な接続は第4図に示される測定懸
垂装置27の下部に設けられた電気接点62によって行われ
る。第6図において、プローブユニット20と着脱装置26
とのコンタクト部64には、プローブユニット及びフィー
ラ判別用接点66、66′、パイロットランプ接続用接点6
8、68′、接点信号検出用接点70、70′がそれぞれ設け
られている。プローブユニット及びフィーラ判別用接点
66、66′は、プローブユニット内の抵抗72と接続され、
プローブユニットの着脱の際にこの抵抗値を測定するこ
とによって、プローブユニット又はフィーラの自動判別
を行う。従って、各プローブユニット又はフィーラ毎に
固有の抵抗値を設定しておけば、プローブユニットの着
脱時にプローブユニット又はフィーラの自動判別を行う
ことができる。或いは、プローブユニットにバーコード
等を取り付けておき、これを読み取ることにより、プロ
ーブユニットの判別を行うようにしてもよい。
な接続状態を示す説明図である。プローブユニット20と
着脱装置26との電気的な接続は第4図に示される測定懸
垂装置27の下部に設けられた電気接点62によって行われ
る。第6図において、プローブユニット20と着脱装置26
とのコンタクト部64には、プローブユニット及びフィー
ラ判別用接点66、66′、パイロットランプ接続用接点6
8、68′、接点信号検出用接点70、70′がそれぞれ設け
られている。プローブユニット及びフィーラ判別用接点
66、66′は、プローブユニット内の抵抗72と接続され、
プローブユニットの着脱の際にこの抵抗値を測定するこ
とによって、プローブユニット又はフィーラの自動判別
を行う。従って、各プローブユニット又はフィーラ毎に
固有の抵抗値を設定しておけば、プローブユニットの着
脱時にプローブユニット又はフィーラの自動判別を行う
ことができる。或いは、プローブユニットにバーコード
等を取り付けておき、これを読み取ることにより、プロ
ーブユニットの判別を行うようにしてもよい。
また、パイロットランプ接続用接点68、68′はプロー
ブユニット20又はフィーラ24がコンタクト部64と確実に
接続されたかどうかを検出し、接続の状態をパイロット
ランプ74が指示するようにしている。即ち、プローブユ
ニット20がコンタクト部64と接続された時は、パイロッ
トランプ74が消え、また、分離した時はパイロットラン
プ74を点灯するようになっている。
ブユニット20又はフィーラ24がコンタクト部64と確実に
接続されたかどうかを検出し、接続の状態をパイロット
ランプ74が指示するようにしている。即ち、プローブユ
ニット20がコンタクト部64と接続された時は、パイロッ
トランプ74が消え、また、分離した時はパイロットラン
プ74を点灯するようになっている。
接点信号検出用接点70、70′は前記第3図で示した着
座部28A、28B、28Cと接続されている。座標測定時にプ
ローブユニット20が傾動することによって着座部28A、2
8B、28C上の3本のピン22A、22B、22Cのいずれかが、各
着座部から離れ、各接点部の導通が遮断される。これに
より、フィーラ24の被測定物への接触状態を検出し、接
点信号検出用接点70、70′から接触検知信号を出力す
る。
座部28A、28B、28Cと接続されている。座標測定時にプ
ローブユニット20が傾動することによって着座部28A、2
8B、28C上の3本のピン22A、22B、22Cのいずれかが、各
着座部から離れ、各接点部の導通が遮断される。これに
より、フィーラ24の被測定物への接触状態を検出し、接
点信号検出用接点70、70′から接触検知信号を出力す
る。
前記の如く構成した本発明に係る着脱装置26の作用を
第2図、第5図、第7図(a)、第7図(b)に従って
説明する。第7図(a)、第7図(b)は第4図のD−
D線に沿った断面図である。
第2図、第5図、第7図(a)、第7図(b)に従って
説明する。第7図(a)、第7図(b)は第4図のD−
D線に沿った断面図である。
プローブユニット20を懸架部29から取り外す時は、第
2図に示すように先ず、クランプ解除レバー36、36′を
矢印72及び72′の方向に回動し、破線の状態に把持す
る。そうすると、第5図に示されるように、ギヤ42及び
ギヤ44がそれぞれ矢印74及び74′の方向に回転すると共
に、押圧片46はギヤ42の回転に伴い破線のように上方に
回動され、押圧ピン34の押圧を解放する。押圧ピン34は
復帰ばね49の付勢力によって上方に移動され、プローブ
ユニット20の押圧を解除する。更に、ギヤ42及びギヤ44
の回転はギヤ50及び56をそれぞれ矢印75、75′の方向に
回転させ、第7図(a)に示されるように、ばね48の引
張力に抗する形で、可動片54及び60をそれぞれ矢印76、
76′の方向へ回動させる。そして、クランプ解除レバー
36、36′を把持した状態で、第8図のように、懸架部29
に支持されるプローブユニット20を取り外す。
2図に示すように先ず、クランプ解除レバー36、36′を
矢印72及び72′の方向に回動し、破線の状態に把持す
る。そうすると、第5図に示されるように、ギヤ42及び
ギヤ44がそれぞれ矢印74及び74′の方向に回転すると共
に、押圧片46はギヤ42の回転に伴い破線のように上方に
回動され、押圧ピン34の押圧を解放する。押圧ピン34は
復帰ばね49の付勢力によって上方に移動され、プローブ
ユニット20の押圧を解除する。更に、ギヤ42及びギヤ44
の回転はギヤ50及び56をそれぞれ矢印75、75′の方向に
回転させ、第7図(a)に示されるように、ばね48の引
張力に抗する形で、可動片54及び60をそれぞれ矢印76、
76′の方向へ回動させる。そして、クランプ解除レバー
36、36′を把持した状態で、第8図のように、懸架部29
に支持されるプローブユニット20を取り外す。
プローブユニット20を取り付ける場合は、前記取り外
しの場合とは逆の手順により行われる。先ず、クランプ
解除レバー36、36′を把持したまま、プローブユニット
20の可動接点部材22を懸架部29の着座部28A、28B、28C
に載置する。そして、クランプ解除レバー36、36′の把
持を解放すると、第7図(b)に示すように、ばね48の
引張付勢力によって、可動片54及び60が矢印78、78′の
方向へ回動され、取り外しの時とは逆の作用で押圧片46
が閉位置に戻され、押圧ピン34を押圧する。押圧ピン34
は復帰ばね49の付勢力に抗する形で下方へ押圧され、プ
ローブユニット20を懸架部29に固定する。
しの場合とは逆の手順により行われる。先ず、クランプ
解除レバー36、36′を把持したまま、プローブユニット
20の可動接点部材22を懸架部29の着座部28A、28B、28C
に載置する。そして、クランプ解除レバー36、36′の把
持を解放すると、第7図(b)に示すように、ばね48の
引張付勢力によって、可動片54及び60が矢印78、78′の
方向へ回動され、取り外しの時とは逆の作用で押圧片46
が閉位置に戻され、押圧ピン34を押圧する。押圧ピン34
は復帰ばね49の付勢力に抗する形で下方へ押圧され、プ
ローブユニット20を懸架部29に固定する。
このように、プローブユニットを着脱をクランプ解除
レバー38、38によって行うため、従来のねじによって取
り付け固定する場合と比較して、プローブユニットの取
り付け、交換を容易、且つ確実に行うことができる。ま
た、プローブユニットの判別を自動化することにより、
座標測定作業を迅速に実施することができる。
レバー38、38によって行うため、従来のねじによって取
り付け固定する場合と比較して、プローブユニットの取
り付け、交換を容易、且つ確実に行うことができる。ま
た、プローブユニットの判別を自動化することにより、
座標測定作業を迅速に実施することができる。
尚、本実施例では座標測定機に使用されるプローブユ
ニットの着脱装置について説明したが、これに限らず工
作機構等の工具の着脱装置とすることも可能である。ま
た、クランプ機構の解除を手動によって行うように構成
しているが、プローブユニットの着脱をコンピュータ制
御し自動化することもできる。この時、クランプを解除
しても、プローブユニット20は懸架部29によって支持さ
れているので、誤った分離信号がクランプ機構に入力さ
れてもプローブユニット20が落下することはない。更
に、本実施例ではクランプ機構をZガイド18下端の測定
懸垂装置27に設けたが、第9図のように、座標測定用プ
ローブユニット20′側に配設することも可能である。
ニットの着脱装置について説明したが、これに限らず工
作機構等の工具の着脱装置とすることも可能である。ま
た、クランプ機構の解除を手動によって行うように構成
しているが、プローブユニットの着脱をコンピュータ制
御し自動化することもできる。この時、クランプを解除
しても、プローブユニット20は懸架部29によって支持さ
れているので、誤った分離信号がクランプ機構に入力さ
れてもプローブユニット20が落下することはない。更
に、本実施例ではクランプ機構をZガイド18下端の測定
懸垂装置27に設けたが、第9図のように、座標測定用プ
ローブユニット20′側に配設することも可能である。
以上説明したように、本発明に係るプローブユニット
の着脱装置によれば、クランプ機構を解除しても測定懸
垂装置下端に形成された懸架部によってプローブユニッ
トが支持されるので、クランプ機構を解除してもプロー
ブユニットは落下することはない。従って、プローブユ
ニットの着脱を自動化した場合でも、プローブユニット
の落下を未然に防止することができる。また、プローブ
ユニットの着脱をワンタッチで行うことができるため、
容易、且つ迅速にプローブユニットの交換を行うことが
できる。
の着脱装置によれば、クランプ機構を解除しても測定懸
垂装置下端に形成された懸架部によってプローブユニッ
トが支持されるので、クランプ機構を解除してもプロー
ブユニットは落下することはない。従って、プローブユ
ニットの着脱を自動化した場合でも、プローブユニット
の落下を未然に防止することができる。また、プローブ
ユニットの着脱をワンタッチで行うことができるため、
容易、且つ迅速にプローブユニットの交換を行うことが
できる。
第1図は本発明に係るプローブユニットの着脱装置が使
用される座標測定装置の斜視図、第2図は本発明に係る
着脱装置の外観を示す正面図、第3図は第2図のA−A
線より見た底面図、第4図は本発明に係る着脱装置のク
ランプ機構の構造を示した図、第5図は第4図のC−C
線に沿った断面図、第6図はプローブユニットと着脱装
置の接続状態を示す説明図、第7図(a)、第7図
(b)は第4図のD−D線に沿った断面図、第8図はプ
ローブユニットの着脱を行う場合の概略を示す斜視図、
第9図は本発明に係る着脱装置をプローブユニット内に
配設した場合を示す正面図である。 18……Zガイド、20……プローブユニット、22……可動
接点部材、26……着脱装置、27……測定懸垂装置、28
A、28B、28C……着座部、29……懸架部、36、36′……
クランプ解除レバー、38、40……クランプ軸、46……押
圧片、48……ばね、42、44、50、56……ギヤ。
用される座標測定装置の斜視図、第2図は本発明に係る
着脱装置の外観を示す正面図、第3図は第2図のA−A
線より見た底面図、第4図は本発明に係る着脱装置のク
ランプ機構の構造を示した図、第5図は第4図のC−C
線に沿った断面図、第6図はプローブユニットと着脱装
置の接続状態を示す説明図、第7図(a)、第7図
(b)は第4図のD−D線に沿った断面図、第8図はプ
ローブユニットの着脱を行う場合の概略を示す斜視図、
第9図は本発明に係る着脱装置をプローブユニット内に
配設した場合を示す正面図である。 18……Zガイド、20……プローブユニット、22……可動
接点部材、26……着脱装置、27……測定懸垂装置、28
A、28B、28C……着座部、29……懸架部、36、36′……
クランプ解除レバー、38、40……クランプ軸、46……押
圧片、48……ばね、42、44、50、56……ギヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−271101(JP,A) 特開 昭63−142209(JP,A) 特開 昭53−112772(JP,A) 特開 昭56−8502(JP,A) 特開 昭58−196404(JP,A) 特開 昭59−30001(JP,A) 特開 平1−227903(JP,A) 特開 昭60−224012(JP,A) 特開 昭59−228102(JP,A) 特開 昭64−74408(JP,A) 実開 昭62−12806(JP,U) 実公 昭48−17311(JP,Y1) 特表 平2−502578(JP,A) 特表 昭61−501379(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】座標測定機本体のZガイドに上下動自在に
配設された測定懸垂装置と、 前記測定懸垂装置下部に形成され、座標測定用プローブ
ユニットの上端部が着座する着座部を有し、該座標測定
用プローブユニットを懸架する懸架部と、 前記測定懸垂装置に配設され押圧片が一方に設けられる
と共に、各々クランプ解除レバーが固着される一対のク
ランプ軸と、 前記測定懸垂装置に配設され前記一対のクランプ軸間を
連動させる複数のギヤを有すると共に前記プローブユニ
ットを前記押圧片を介して前記懸架部の着座部に向けて
押圧付勢するばねを備えたクランプ機構と、 からなることを特徴とするプローブユニットの着脱装
置。 - 【請求項2】座標測定機本体のZガイドに上下動自在に
配設された測定懸垂装置と、 前記測定懸垂装置下部に形成され、座標測定用プローブ
ユニットの上端部が着座する着座部を有し、該座標測定
用プローブユニットを懸架する懸架部と、 前記座標測定用プローブユニットに配設され押圧片が一
方に設けられると共に、各々クランプ解除レバーが固着
される一対のクランプ軸と、 前記座標測定用プローブユニットに配設され前記一対の
クランプ軸間を連動させる複数のギヤを有すると共に前
記プローブユニットを押圧片を介して前記懸架部の着座
部に向けて押圧付勢するばねを備えたクランプ機構と、 からなることを特徴とするプローブユニットの着脱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045800A JP2536918B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | プロ―ブユニットの着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045800A JP2536918B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | プロ―ブユニットの着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02226010A JPH02226010A (ja) | 1990-09-07 |
JP2536918B2 true JP2536918B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=12729346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1045800A Expired - Fee Related JP2536918B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | プロ―ブユニットの着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536918B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE602007009188D1 (de) * | 2007-03-26 | 2010-10-28 | Hexagon Metrology Ab | Verfahren zur Verwendung eines mehrachsigen Positionierungs- und Messsystems |
CN206998693U (zh) * | 2017-07-03 | 2018-02-13 | 广州敏瑞汽车零部件有限公司 | 一种应用于汽车装饰件检具的居中夹紧定位机构 |
CN116105656B (zh) * | 2023-03-23 | 2023-08-29 | 深圳市三恩时科技有限公司 | 一种手持式高精度涂层测厚仪 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1045800A patent/JP2536918B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02226010A (ja) | 1990-09-07 |
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