JP2535255Y2 - バッテリパック - Google Patents
バッテリパックInfo
- Publication number
- JP2535255Y2 JP2535255Y2 JP1442491U JP1442491U JP2535255Y2 JP 2535255 Y2 JP2535255 Y2 JP 2535255Y2 JP 1442491 U JP1442491 U JP 1442491U JP 1442491 U JP1442491 U JP 1442491U JP 2535255 Y2 JP2535255 Y2 JP 2535255Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- contact
- battery pack
- charging
- storage battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、充電装置を内蔵したバ
ッテリパックに関するものである。
ッテリパックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】充電装置を内蔵したバッテリパックは、
例えば実開昭５７−４１６３号公報に示されているよう
に、本体ケースの内部に、蓄電池とその充電装置を内蔵
すると共に、本体ケースの外部に、蓄電池の直流出力を
取り出す給電部と、充電時に家庭用コンセントに挿入す
る差し込みプラグとを設けたものがある。このようなバ
ッテリパックを充電式電気機器に用いた場合、バッテリ
パックが内蔵する蓄電池の直流出力により電気機器を駆
動すると共に、蓄電池を充電するときは、電気機器から
バッテリパックを取り出してこれを商用交流に接続する
ことで充電が可能となる。従って、大型の電気機器の場
合には充電時の取扱いが楽になって使用勝手が良いとい
う利点がある。しかしながら、このバッテリパックは直
流出力を取り出す給電部と充電用の差し込みプラグとを
別々に設けているので、部品点数が多くなると同時に、
部品の配置に制約を受けたり、あるいはバッテリパック
自身が大型化してしまうおそれがある。
例えば実開昭５７−４１６３号公報に示されているよう
に、本体ケースの内部に、蓄電池とその充電装置を内蔵
すると共に、本体ケースの外部に、蓄電池の直流出力を
取り出す給電部と、充電時に家庭用コンセントに挿入す
る差し込みプラグとを設けたものがある。このようなバ
ッテリパックを充電式電気機器に用いた場合、バッテリ
パックが内蔵する蓄電池の直流出力により電気機器を駆
動すると共に、蓄電池を充電するときは、電気機器から
バッテリパックを取り出してこれを商用交流に接続する
ことで充電が可能となる。従って、大型の電気機器の場
合には充電時の取扱いが楽になって使用勝手が良いとい
う利点がある。しかしながら、このバッテリパックは直
流出力を取り出す給電部と充電用の差し込みプラグとを
別々に設けているので、部品点数が多くなると同時に、
部品の配置に制約を受けたり、あるいはバッテリパック
自身が大型化してしまうおそれがある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案はかかる点に鑑
みてなされたものであり、内蔵する蓄電池の出力接点と
充電接点とを切り替え接続可能にして、直流出力を取り
出す出力端子と充電用の充電端子とを共通化したバッテ
リパックを提供するものである。
みてなされたものであり、内蔵する蓄電池の出力接点と
充電接点とを切り替え接続可能にして、直流出力を取り
出す出力端子と充電用の充電端子とを共通化したバッテ
リパックを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、蓄電池と、そ
の充電装置と、蓄電池と充電装置とを電気接続した充電
接点と、蓄電池の直流出力を取り出す出力接点と、本体
ケース外へ突出またはケースに沿って収納自在な商用交
流への差し込みプラグとを備え、前記差し込みプラグの
突出時、該プラグの基端部が充電接点と接触し、差し込
みプラグの収納時、プラグの基端部が出力接点に接触す
ることを特徴とするものである。
の充電装置と、蓄電池と充電装置とを電気接続した充電
接点と、蓄電池の直流出力を取り出す出力接点と、本体
ケース外へ突出またはケースに沿って収納自在な商用交
流への差し込みプラグとを備え、前記差し込みプラグの
突出時、該プラグの基端部が充電接点と接触し、差し込
みプラグの収納時、プラグの基端部が出力接点に接触す
ることを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】本考案によれば、差し込みプラグの突出時、プ
ラグの基端部が充電接点と接触するので、プラグを商用
交流に接続すると蓄電池の充電が可能となる。一方差し
込みプラグの収納時、プラグの基端部が出力接点と接触
するので、プラグを負荷へ接続すると蓄電池を駆動源と
して負荷の駆動が可能となる。
ラグの基端部が充電接点と接触するので、プラグを商用
交流に接続すると蓄電池の充電が可能となる。一方差し
込みプラグの収納時、プラグの基端部が出力接点と接触
するので、プラグを負荷へ接続すると蓄電池を駆動源と
して負荷の駆動が可能となる。
【０００６】
【実施例】以下本考案の実施例を充電式ライトを用いて
図面に基づき詳述する。
図面に基づき詳述する。
【０００７】１は充電式ライトであり、レンズ２、反射
鏡３及び豆電球４を前部に備えている。また充電式ライ
ト１の後部は２つの筒状部５，６が形成されている。筒
状部５にはスイッチ７が設けられており、この筒状部５
を手で持ってスイッチ７を操作するようになっている。
また筒状部５の前後端にはフック８が形成されており、
必要に応じてベルトを通して肩に掛けたりあるいは壁に
掛けたりもできる。さらに筒状部５内には予備の豆電球
４’が備えられている。一方筒状部６は筒状のバッテリ
パック９を着脱自在に挿入するようになっている。即
ち、バッテリパック９は後端に筒状部６との係合部10が
形成されており、バッテリパック９を筒状部６に挿入し
た後、約９０°程度回転させるとバッテリパック９が装
着されるようになっている。バッテリパック９を装着す
ると、筒状部６内に設けられた接点11が後述するバッテ
リパックの出力接点に接触して、バッテリパック９と豆
電球４とが前記スイッチ７を介して電気接続される。
鏡３及び豆電球４を前部に備えている。また充電式ライ
ト１の後部は２つの筒状部５，６が形成されている。筒
状部５にはスイッチ７が設けられており、この筒状部５
を手で持ってスイッチ７を操作するようになっている。
また筒状部５の前後端にはフック８が形成されており、
必要に応じてベルトを通して肩に掛けたりあるいは壁に
掛けたりもできる。さらに筒状部５内には予備の豆電球
４’が備えられている。一方筒状部６は筒状のバッテリ
パック９を着脱自在に挿入するようになっている。即
ち、バッテリパック９は後端に筒状部６との係合部10が
形成されており、バッテリパック９を筒状部６に挿入し
た後、約９０°程度回転させるとバッテリパック９が装
着されるようになっている。バッテリパック９を装着す
ると、筒状部６内に設けられた接点11が後述するバッテ
リパックの出力接点に接触して、バッテリパック９と豆
電球４とが前記スイッチ７を介して電気接続される。
【０００８】さて、バッテリパック９の本体ケース12内
には、複数のＮｉ−Ｃｄ電池13と、トランス14とその他
の充電素子からなる充電装置と、充電装置に接続された
充電接点15と、Ｎｉ−Ｃｄ電池12に接続され直流出力を
取り出す出力接点16とが備えられている。また本体ケー
ス12外には、突出姿勢と収納姿勢とに回動自在な商用交
流への差し込みプラグ17と、差し込みプラグ17の回動を
規制・解除するスライドつまみ18とが備えられている。
には、複数のＮｉ−Ｃｄ電池13と、トランス14とその他
の充電素子からなる充電装置と、充電装置に接続された
充電接点15と、Ｎｉ−Ｃｄ電池12に接続され直流出力を
取り出す出力接点16とが備えられている。また本体ケー
ス12外には、突出姿勢と収納姿勢とに回動自在な商用交
流への差し込みプラグ17と、差し込みプラグ17の回動を
規制・解除するスライドつまみ18とが備えられている。
【０００９】前記差し込みプラグ17は一対のプラグ刃19
とプラグ刃19を埋設したプラグ基台20とよりなってい
る。また前記スライドつまみ18は、差し込みプラグ17の
突出時及び収納時に各々前記プラグ基台20の端部を保持
して、差し込みプラグ17の回動を規制する一対のリブ2
1，22が一体成形されている。この一対のリブ21，22は
薄肉板状の可橈部23によって互いに連設されている。さ
らにスライドつまみ18はコイルバネ24によって常時一方
向に付勢されており、つまみ18をバネ力に抗して他方向
へスライド操作させると、前記リブ21がつまみ18のスラ
イド移動に連動して上下移動すると同時に、前記リブ22
が前記可橈部23がたわむことによって傾倒する。
とプラグ刃19を埋設したプラグ基台20とよりなってい
る。また前記スライドつまみ18は、差し込みプラグ17の
突出時及び収納時に各々前記プラグ基台20の端部を保持
して、差し込みプラグ17の回動を規制する一対のリブ2
1，22が一体成形されている。この一対のリブ21，22は
薄肉板状の可橈部23によって互いに連設されている。さ
らにスライドつまみ18はコイルバネ24によって常時一方
向に付勢されており、つまみ18をバネ力に抗して他方向
へスライド操作させると、前記リブ21がつまみ18のスラ
イド移動に連動して上下移動すると同時に、前記リブ22
が前記可橈部23がたわむことによって傾倒する。
【００１０】ここで、差し込みプラグ17の回動動作を図
３及び図４に基づき説明すると、図３ａ及び図４ａは差
し込みプラグ17が突出姿勢にある状態である。このとき
プラグ基台20の端部が前記リブ21に対して直立に当接
し、前記コイルバネ24の付勢力がプラグ基台20の端部と
リブ21の当接を保持するので、プラグ17は回動すること
ができずに、突出姿勢がロックされる。また前記プラグ
刃19の基端部が前記充電接点15に接触するようになって
おり、プラグ刃19を商用交流に接続するとＮｉ−Ｃｄ電
池12の充電が開始される。
３及び図４に基づき説明すると、図３ａ及び図４ａは差
し込みプラグ17が突出姿勢にある状態である。このとき
プラグ基台20の端部が前記リブ21に対して直立に当接
し、前記コイルバネ24の付勢力がプラグ基台20の端部と
リブ21の当接を保持するので、プラグ17は回動すること
ができずに、突出姿勢がロックされる。また前記プラグ
刃19の基端部が前記充電接点15に接触するようになって
おり、プラグ刃19を商用交流に接続するとＮｉ−Ｃｄ電
池12の充電が開始される。
【００１１】次に、前記スライドつまみ18をコイルバネ
24の付勢力に抗して下方へスライドさせる（図３ｂ）
と、前記リブ21はつまみ17に伴って下方へ移動する。こ
のときリブ21は前記プラグ刃19の基端部に当接しなくな
って、差し込みプラグ17のロックが解除される。その結
果、プラグ17は回動可能となって、プラグ刃19を回動操
作するとプラグ17は回動を始める（図４ｂ）。また前記
スライドつまみ18は、スライド操作力を取り除くとコイ
ルバネ24の付勢力によって元の位置に戻る。
24の付勢力に抗して下方へスライドさせる（図３ｂ）
と、前記リブ21はつまみ17に伴って下方へ移動する。こ
のときリブ21は前記プラグ刃19の基端部に当接しなくな
って、差し込みプラグ17のロックが解除される。その結
果、プラグ17は回動可能となって、プラグ刃19を回動操
作するとプラグ17は回動を始める（図４ｂ）。また前記
スライドつまみ18は、スライド操作力を取り除くとコイ
ルバネ24の付勢力によって元の位置に戻る。
【００１２】 この後、プラグ17を９０°回動させると
前記プラグ刃19の基端部は他方のリブ22に対して垂直に
当接するので、プラグ17は突出方向に回動することがで
きずに、その結果収納姿勢がロックされる。このとき前
記プラグ刃19の基端部が前記出力接点16に接触するよう
になっている（図３ｃ，図４ｃ）。ここで、バッテリパ
ック９を充電式ライト１の筒状部６に挿入するとプラグ
刃19が筒状部６内の前記接点11に接触し、前記スイッチ
７をＯＮ操作することで前記豆電球４が点灯する。さら
にプラグ17の収納姿勢のロックを解除するには、バッテ
リパック９を前記筒状部６から抜き出した後、プラグ刃
19を手で起こしてやればよい。
前記プラグ刃19の基端部は他方のリブ22に対して垂直に
当接するので、プラグ17は突出方向に回動することがで
きずに、その結果収納姿勢がロックされる。このとき前
記プラグ刃19の基端部が前記出力接点16に接触するよう
になっている（図３ｃ，図４ｃ）。ここで、バッテリパ
ック９を充電式ライト１の筒状部６に挿入するとプラグ
刃19が筒状部６内の前記接点11に接触し、前記スイッチ
７をＯＮ操作することで前記豆電球４が点灯する。さら
にプラグ17の収納姿勢のロックを解除するには、バッテ
リパック９を前記筒状部６から抜き出した後、プラグ刃
19を手で起こしてやればよい。
【００１３】ところでこのバッテリパック９は、前記差
し込みプラグ17の収納時において、即ち、プラグ刃19が
前記出力接点16にに接触した状態で、誤ってプラグ刃19
が家庭用コンセントに挿入されないように、プラグ刃19
の先端は前記スライドつまみ18の内方へ十分に退避する
ようになっている。
し込みプラグ17の収納時において、即ち、プラグ刃19が
前記出力接点16にに接触した状態で、誤ってプラグ刃19
が家庭用コンセントに挿入されないように、プラグ刃19
の先端は前記スライドつまみ18の内方へ十分に退避する
ようになっている。
【００１４】
【考案の効果】本考案によれば、差し込みプラグの突出
時、プラグの基端部が充電接点と接触するので、プラグ
を商用交流に接続すると蓄電池の充電が可能となる。一
方差し込みプラグの収納時、プラグの基端部が出力接点
と接触するので、プラグを負荷へ接続すると蓄電池を駆
動源として負荷の駆動が可能となる。その結果、差し込
みプラグを充電接点と出力接点との外部端子として兼用
でき、省部品化が図れると同時に、バッテリパックを小
型化できる。
時、プラグの基端部が充電接点と接触するので、プラグ
を商用交流に接続すると蓄電池の充電が可能となる。一
方差し込みプラグの収納時、プラグの基端部が出力接点
と接触するので、プラグを負荷へ接続すると蓄電池を駆
動源として負荷の駆動が可能となる。その結果、差し込
みプラグを充電接点と出力接点との外部端子として兼用
でき、省部品化が図れると同時に、バッテリパックを小
型化できる。
【図１】充電式ライトの内面図である。
【図２】本考案バッテリパックの充電式ライトへの着脱
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図３】差し込みプラグの回動状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】差し込みプラグの回動状態を示す断面図であ
る。
る。
１ 充電式ライト ５ 筒状部 ６ 筒状部 ９ バッテリパック 10 係合部 11 接点 12 本体ケース 15 充電接点 16 出力接点 17 差し込みプラグ 18 スライドつまみ 19 プラグ刃 21 リブ 22 リブ 23 可橈部
Claims (1)
- 【請求項１】蓄電池と、その充電装置と、蓄電池と充電
装置とを電気接続した充電接点と、蓄電池の直流出力を
取り出す出力接点と、本体ケース外へ突出またはケース
に沿って収納自在な商用交流への差し込みプラグとを備
え、差し込みプラグの突出時、該プラグの基端部が前記
充電接点と接触し、差し込みプラグの収納時、プラグの
基端部が前記出力接点に接触してなるバッテリパック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1442491U JP2535255Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | バッテリパック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1442491U JP2535255Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | バッテリパック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04111148U JPH04111148U (ja) | 1992-09-28 |
| JP2535255Y2 true JP2535255Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=31901957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1442491U Expired - Lifetime JP2535255Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | バッテリパック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535255Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8232713B2 (en) * | 2010-09-24 | 2012-07-31 | Osram Sylvania Inc. | Lamp connectors |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP1442491U patent/JP2535255Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04111148U (ja) | 1992-09-28 |
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