JP2533836Y2 - スポーツラケット用振動吸収器 - Google Patents

スポーツラケット用振動吸収器

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JP2533836Y2
JP2533836Y2 JP1991051974U JP5197491U JP2533836Y2 JP 2533836 Y2 JP2533836 Y2 JP 2533836Y2 JP 1991051974 U JP1991051974 U JP 1991051974U JP 5197491 U JP5197491 U JP 5197491U JP 2533836 Y2 JP2533836 Y2 JP 2533836Y2
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vibration
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ジェイ デイヴィス スティーヴン
エイ スティーブンス ケネス
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B60/00Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
    • A63B60/54Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with means for damping vibrations

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテニスラケットのストリ
ングの振動を制動する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テニスボールがテニスラケットのストリ
ングを離れた後にストリングは比較的高い周波数で振動
し続ける。これらの振動は腕に感じられるので、ストリ
ング振動を制動する手段の提案が数多くなされてきた。
基本的に、これらの提案は2つの型式、即ち(1)振動
を制動すべき隣接したストリング間に配置される装置
と、(2)ストリングの上と下に縫うように通される細
長いバーに関するものである。これらの装置は通常はボ
ールと接触しないようにストリング張り面の縁領域に配
置される。
【0003】スタウファの米国特許第4,180,265 号は第
1の型式の振動吸収器、特にエラストマーの粘弾性の継
手素子を提案している。前記素子は1対の隣接したスト
リングを機械的に相互結合する。クレントその他の米国
特許第4,609,194 号は2つの異なった材料からなる高圧
縮性の粘弾性発泡材の形をなす第1型式の他の装置を提
案する。前記発泡材は圧縮されて、隣接したストリング
間に挿入される。その他の提案はボシィアンの米国特許
第4,761,007 号に開示されている。そこでは、ストリン
グ間に挿入された板が振動を制動するために中央に下げ
られた重りを含む。
【0004】第2の型式の例はアダムの米国特許第4,57
5,083 号と米国特許第4,732,383 号に開示される。これ
らの場合には、振動吸収材料の細長いストリップが隣接
したストリングの上と下に縫うように通される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的はストリ
ング面の全域に可変の振動制動特性を与える振動制動装
置を提供することにある。特に、本考案の振動制動器は
外側の縦ストリングには大きな制動を与え、中心の縦ス
トリングには小さい振動制動を与える。従ってボールが
望ましくない応答を生じる傾向のあるラケットの外側に
当たった場合、大きな制動が与えられる。これに反し
て、ボールがストリング張り区域の中心に当たった場
合、小さい制動を与えるので、ストリングは弾性を保
ち、よく弾む状態を維持する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の振動制動器は1
対の大きな質量の端セクションをもつ比較的薄い、可撓
性のエラストマーのストリップを含む。各端セクション
はストリングに掛合するみぞ又は他の手段を含む。制動
器は隣接したラケットストリングの上と下を縫うように
通され、各端セクションをストリングの1つに取付ける
ことによって取付けられる。
【0007】1実施例では、端セクションは1対のドー
ナツ形部材の形をなし、各部材はストリングに掛合する
ためのかぎ穴形状をなす外向きの締め付けみぞをもつ。
ドーナツ部材と連結ストリップは幅と厚さが中心に向か
って先細になり、該装置がチョウネクタイの形状をなす
ように構成される。風の抵抗を減らす作用をするドーナ
ツ部材中の孔に加わえて、風の抵抗を更に減らし、可撓
性を増すための孔をストリップに備える。これらの孔の
間隔と寸法を変えることによって制動の割合を変えるこ
とができる。
【0008】好適には、各ドーナツ部材の寸法は2つの
隣接した縦ストリング間に適合するような寸法とする。
1つのストリングは外向きのかぎ穴形のスロット内に受
入れられ、第2のかぎ穴形の締め付けみぞが、他の縦ス
トリングを受入れるために、ドーナツ部材とストリップ
が接合する内部に向かって設けられる。
【0009】好適には、ストリップの長さは、少なくと
も4つの、最適には6つの中心の縦ストリングの上と下
を縫うように通され、各ドーナツ部材が次の対の外側に
あるストリングに両側で掛合する長さとする。このよう
にすれば、比較的大きな制動がドーナツ部材に掛合する
4つの外側にあるストリングに与えられると共に、小さ
い振動制動が中心のストリングに与えられる。
【0010】本考案がより良く理解されるように以下本
考案を図示の実施例につき説明する。
【0011】
【実施例】振動制動器10は比較的薄い可撓性のストリ
ップ12と、その両端にある大きな質量のドーナツ形の
部材14を含む。好適には、制動器10は例えば約50
ショアAデュロメータの熱可塑性エラストマーとして作
られるが、他の材料やデュロメータ硬度も使用すること
ができる。
【0012】1実施例として、制動器10の幅w−w
(図1)と厚さt−t(図2)は中心面16に向かって
先細になっていて、制動器10は全体的にチョウネクタ
イの形状をもち、連結ストリップ12は最も薄く、中央
が最も可撓性である。
【0013】各ドーナツ部材14はストリップ12に直
角に延在する孔18をもち、更に、制動器10の縦軸線
21に直角をなす端締め付けみぞ20をもつ。各締め付
けみぞ20の寸法は、かぎ孔式に標準のテニスストリン
グを受入れるような寸法とする。同様に、締め付けみぞ
20に加えて、締め付けみぞ20に平行な第2の対の締
め付けみぞ22を備え、これらの第2締め付けみぞは夫
々制動器10の頂面24と底面26において各ドーナツ
部材14とストリップ12間に備える。図2、3に示す
如くみぞ22があるため、ストリップ12は減少した厚
さt−tの領域でドーナツ部材を連結して可撓性継手を
形成する。最後に、風の抵抗を減らすと共に可撓性を増
すために、一連の孔28がストリップ12の面に直角に
ストリップ12を通して形成される。孔28の寸法と間
隔は制動作用を変えるため必要に応じて変化させること
ができる。
【0014】概略の寸法の例として、制動器は95.5mmの
全長をもつ。ストリップ12は58mmの長さをもち、締め
付けみぞ22の箇所の14mmから中心16の箇所の6mm ま
で先細となる幅をもち、みぞ22近くの3.8 mmから中心
領域の3.0 mmまで減少する厚さをもつ。ドーナツ部材1
4は22mm長さ( 軸線21に沿って)をもち、10.7mmから
8.8 mmまで先細になる(制動器の中央に向かって)厚さ
と、17mmからストリップ12と接続する約14mmまで先細
となる幅をもつ。図1に示すように、ドーナツ部材14
とストリップ12の両方の幅w−wは一定のテーパを有
して中心面16に向かって連続する。好適には、ストリ
ップ12とドーナツ部材14は1片構造に成型される
が、別々に成型してもよい。
【0015】制動器10を使用する好適な方法は図4に
示す。この図はスロートブリッジ部32の領域のテニス
ラケットフレーム30の一部を示す。図4は多数の縦又
は“主”ストリン34と、最下部の横ストリング36を
示す。ストリップ12は隣接したストリング34の上と
下に交互に縫うように通されて、ドーナツ部材14が1
対の外側にある主ストリング34a、34bの間に置か
れるようになす。各部材14の締め付けみぞ20にはス
トリング34aが押し込まれ、ストリング34bは上部
又は下部の締め付けみぞ22に適当に受入れられる。好
適には、制動器10は2つの最も中心にある主ストリン
グ34cとラケット軸線40に対して中心に位置し、最
も下の横ストリング36の直ぐ下に位置する。
【0016】特に中心近くのストリップ12は可撓性で
あり、比較的小さい質量をもつので、ドーナツ部材14
の場合よりも小さい制動効果をもつ。従って主ストリン
グ34c、d、特に最も中心のストリング34cははず
みがよく、弾性をもつ。ドーナツ部材14は外側のスト
リング34a、34bのストリング振動を一層有効に制
動する。従ってボールがストリング34a、bに当たる
か,又は更に外側のストリングでラケットに当たる場合
(即ちかかるストリングは横ストリングによって或る程
度ストリング34aに連結されるので)、ストリング面
の周囲又は外側は一層有効に制動される。このことが有
利であるのは、望ましくない応答を生じる傾向があるの
はラケットの外側に当たるボールであるからである。従
ってこれらの区域に大きな制動作用を生じるのが最も望
ましいことである。
【0017】図5A、5B、6A、6B、7A、7B、
8A、8Bは本考案の制動器10をもつテニスラケット
の応答と、かかる制動器をもたないラケットを比較した
ストリング振動試験の線図である。各試験はストリング
の振動をできる限り隔離するようにラケット頭部を固定
して行った。制動器10を用いてラケットを試験する場
合制動器は図4の如く主ストリング上に取付けた。
【0018】図5A、5B、6A、6Bはボールの衝撃
に対する中心の縦ストリング34cの応答を示す。図5
A、5Bは全振動レベルが減少し、本考案の制動器を使
用したときに急速に制動されることを示す。詳細には、
図6A、6Bは特性振動周波数の変化を示す。
【0019】図6Aに示すようにボールがストリングに
当たると、振動は種々の周波数で起こることを示す。最
大の振幅は1290Hzで起こり、他の重要なピークは約58
0Hz、950 Hz、1450Hz等で起こる。これに反し
て、図6Bでは、最大のピークは580Hzで起こり、
ピークはかなり減少した他の周波数で起こる。後述する
如く、これらの高い周波数を減少させること及び低い周
波数レベルにストリングの振動応答を集中させることは
極めて有利である。
【0020】図9、10、11はコンピュータで作った
線図で、基礎周波数(618 Hz)と、2つの高オーダの
周波数(972 と987 Hz)に対応する3つのストリング
振動のパターンを示す。これらの周波数は試験ラケット
の特別の寸法、ストリングパターン及び張力について生
じる。
【0021】図9に示す基礎周波数で、ストリングベッ
ドは休止時にストリング面から内外に移動する単一の薄
膜として作用し、即ち“カッピング”モードで応答す
る。図10、11に示す基礎振動モードとは対照的に、
高オーダの振動モードは不均一なストリングベッド応答
を生じ、はね返ったボールの飛行に若干の方向誤差を生
じる。
【0022】図6Bは、本考案の制動器10は高オーダ
の振動モードをかなり制動する一方、主要なカッピング
モードを最大限に存在せしめることを示す。従って、図
5Bに示される改良された振動制動能力に加わえて、本
考案は高レベルの振動を選択的に減少させることによっ
て一層有利なストリングベッド応答を生ぜしめるという
利点をもつ。
【0023】図7A、7B、8A、8Bは中心から2イ
ンチ離れて測定した主ストリング、例えばストリング3
4aのボール衝撃に対する応答を示す。図7A、7Bは
振動が本考案の制動器を用いて一層急速に制動されるこ
とを示す。更に、図8A、8Bに示すように、高レベル
の振動周波数はかなり減少する。
【0024】制動器を使用した他の方法は図12に示
す。この図はフレーム30を含むテニスラケットを示
す。1対の制動器10はラケットの最大幅部分の区域に
おいて3時と9時の位置で横ストリング38上に取付け
る。制動器は中央よりもドーナツ部材14に隣接して最
も大きな制動を与えるので、ラケット軸線40に平行に
延在するように横ストリング上に取付けた制動器は先端
部とスロート部近くに当たった打撃を大きく制動する
が、ラケットの中央に当たったボールには小さな制動を
与えるという利点がある。好適には、1つ又は2つ以上
の横ストリング制動器を使用する場合にも、主ストリン
グ制動器10は図12に示すように使用することができ
る。
【0025】唯1つの横ストリング制動器を使用するこ
とができるが、好適には図12に示すようにバランスさ
せるために1対を使用する。このようにすれば、0.20g-
m2だけ極慣性モーメントを増すという追加の利点を与え
る。これは安定性を大体10〜15%だけ増す。
【0026】以上、本考案の好適実施例につき説明した
が、本考案は考案の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、他の形状のストリップや重り付端部材を使用す
ることもでき、可変のストリング制動を与えることがで
きる。端部材を多数の(又は少数の)ストリングに掛合
させることもできる。また、端部材に色々な材料を使用
することができ、また、所望の振動減少を実現させるた
めに、端部材に大きな質量を用いる代わりに振動吸収材
料を使用することもできる。これらの変更はすべて本考
案の範囲に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の振動制動器の正面図である。
【図2】制動器の側面図である。
【図3】図1の線3─3上の拡大断面図である。
【図4】振動制動器を取付けたテニスラケットの一部の
正面図である。
【図5】(A)は本考案の振動制動器なしのラケットに
ついての中心ストリングの振動対時間の図表である。
(B)は本考案の振動制動器付のラケットについての中
心ストリングの振動対時間の図表である。
【図6】(A)は制動制動器なしのラケットの中心スト
リングについての振動周波数分布の図表である。(B)
は制動制動器付ラケットの中心ストリングについての振
動周波数分布の図表である。
【図7】(A)は中心縦軸線から2インチ離れた箇所で
の振動の図5Aに相当する図表である。(B)は中心縦
軸線から2インチ離れた箇所での振動の図5Bに相当す
る図表である。
【図8】(A)は中心縦軸線から2インチ離れた箇所で
の振動周波数分布の図6Aに相当する図表である。
(B)は中心縦軸線から2インチ離れた箇所での振動周
波数分布の図6Bに相当する図表である。
【図9】或る周波数でのストリング振動パターンのコン
ピュータ作成図表である。
【図10】他の周波数でのストリング振動パターンのコ
ンピュータ作成図表である。
【図11】更に他の周波数でのストリング振動パターン
のコンピュータ作成図表である。
【図12】主ストリングと横ストリングの両方に取付け
た制動器を示すテニスラケットの正面図である。
【符号の説明】
10 振動制動器 12 ストリップ 14 ドーナツ形部材 20 端締め付けみぞ 22 締め付けみぞ 28 孔 30 テニスラケットフレーム 34 主ストリング 36 横ストリング 38 横ストリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ケネス エイ スティーブンス アメリカ合衆国 ペンシルヴァニア州 19446ランズデイル ブルック サーク ル 105

Claims (20)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリング張り面を限定するストリング
    をもつスポーツラケット用の振動吸収器において、比較
    的小さい振動の制動を行うように可撓性で薄い連結部分
    を含む細長い部材と、前記連結部分より大きな振動の制
    動を行うための前記細長い部材の両端に設けた振動制動
    手段を備え、前記振動制動手段は少なくとも1つのスト
    リングに着脱自在に掛合する手段を含み、前記部材はラ
    ケットの隣接したストリングの上と下を縫うように通さ
    れて、連結部分が少なくとも2つのストリングに接触す
    ると共に各振動制動手段が少なくとも1つの他のストリ
    ングに接触してストリング張り面に沿って可変の振動制
    動を行うようになしたことを特徴とする振動吸収器。
  2. 【請求項2】 前記振動制動手段が、ストリングと摩擦
    接触するように或る長さのストリングに掛合する手段を
    もつ端部材を構成する、請求項1に記載の振動吸収器。
  3. 【請求項3】 或る長さのストリングに掛合する手段が
    夫々の端部材を摩擦接触によってストリングに定着する
    手段の形をなす、請求項2に記載の振動吸収器。
  4. 【請求項4】 各端部材の寸法はテニスラケットの1対
    の隣接した平行なストリング間に適合して端部材の両側
    が2つの平行なストリングと摩擦接触する寸法とする、
    請求項3に記載の振動吸収器
  5. 【請求項5】 ストリングに掛合する前記端部材上の手
    段が外向きの締め付けみぞを構成する、請求項4に記載
    の振動吸収器。
  6. 【請求項6】 端部材は連結部分より比較的大きな単位
    長さ当たりの質量をもつ、請求項5に記載の振動吸収
    器。
  7. 【請求項7】 各端部材は外向きの締め付けみぞとは反
    対の側に第2の締め付けみぞを含み、前記外向きの締め
    付けみぞと前記第2の締め付けみぞは1対の平行なスト
    リングに掛合するのに適した距離だけお互いに離間して
    いる、請求項6に記載の振動吸収器。
  8. 【請求項8】 中心の主ストリングと外側にある主スト
    リングをもつテニスラケット用の振動吸収器において、
    中心の主ストリング間の距離より大きい長さをもつ比較
    的薄いエラストマーのストリップと、比較的大きな質量
    をもつ1対の端セクションを備え、各端セクションは摩
    擦接触するように或る長さのストリングに掛合する手段
    を含み、対向する端セクション上の掛合手段は1対の外
    側にある主ストリング間の距離に略等しい距離だけ離間
    しており、振動吸収器は主ストリングの上と下を縫うよ
    うに通されてストリップが中心の主ストリングに接触す
    るようにされ、端セクションが1対の外側にあるストリ
    ングに掛合するようになされ、前記振動吸収器はこうし
    て中心の主ストリングよりも外側にあるストリングにお
    いてより大きな振動制動を与えることを特徴とする振動
    吸収器。
  9. 【請求項9】 ストリップは或る長さをもち、少なくと
    も4つの隣接した中心の主ストリングの上と下に延在す
    る、請求項8に記載の振動吸収器。
  10. 【請求項10】 各端セクションは両ストリングと摩擦
    接触するように1対の第1と第2の外側にあるストリン
    グ間に適合するようにされ、前記対の第1の外側にある
    ストリングは前記対の第2の外側にあるストリングより
    ラケット軸線から離れて位置し、各端セクション上の掛
    合手段は第1の外側にあるストリングに掛合するように
    される、請求項9に記載の振動吸収器。
  11. 【請求項11】 各端セクションは第2の外側にあるス
    トリングに掛合する手段を含む、請求項10に記載の振
    動吸収器。
  12. 【請求項12】 各端セクションはドーナツ形部材を含
    み、掛合手段はドーナツ部材中の外向きの締め付けみぞ
    を構成し、第2の外側にあるストリングに掛合する手段
    はドーナツ部材とストリップの接合点に形成された第2
    の締め付けみぞからなる、請求項11に記載の振動吸収
    器。
  13. 【請求項13】 締め付けみぞは外方に開放したスロッ
    トによって限定されるかぎ穴形のみぞを構成し、前記ス
    ロットはストリングを着座させるためにスロットより大
    きな寸法の穴をもつ、請求項12に記載の振動吸収器。
  14. 【請求項14】 ストリップはチョウネクタイ形をなす
    ように、中心に向かって先細となる幅と厚さをもつ、請
    求項13に記載の振動吸収器。
  15. 【請求項15】 ストリング張り面を限定するストリン
    グをもつスポーツラケット用の振動吸収器において、少
    なくとも4つのストリングの上と下を縫うように通され
    る細長い可撓性部材を含み、前記部材は少なくとも4つ
    のストリング内に縫うように通されたとき或る長さのス
    トリングと積極的に摩擦掛合するように少なくとも1つ
    のストリング受入れみぞをもち、前記部材はストリング
    中に縫うように通されたとき少なくとも2つの他のスト
    リングと積極的な摩擦掛合をなさずに接触して、ストリ
    ング張り面に沿って可変の振動制動を行うようになした
    ことを特徴とする振動吸収器。
  16. 【請求項16】 前記部材は第2のストリング受入れみ
    ぞをもち、前記ストリング受入れみぞは互いに平行であ
    ると共に、1対の隣接した平行なストリングを受入れる
    ための距離だけ互いに離間している、請求項15に記載
    の振動吸収器。
  17. 【請求項17】 中心ストリングを含む主ストリング
    と、複数の横ストリングをもつテニスラケットのストリ
    ング振動を制動する方法において、(a)1対の端部分
    と連結部分を含む細長い部材の形をなす振動吸収器を備
    え、(b)前記細長い部材を隣接したストリングの上と
    下に縫うように通し、(c)連結部分が他のストリング
    と接触するように端部分を第1対のストリングに定着
    し、(d)第1対のストリングを他のストリングより大
    きく制動させるための前記端部分上の手段を備える工程
    を含むことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 端部分は連結部分より大きい単位長さ
    当たりの質量をもち、更に、細長い部材を位置決めする
    工程を含んで、連結部分が1対の中心の主ストリングに
    接触すると共に端部分が1対の外側にあるストリングに
    掛合するようになす、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 連結部分が少なくとも1つの追加の対
    の中心の主ストリングに接触する、請求項18に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 連結部分が少なくとも2つの追加の対
    の中心の主ストリングに接触する、請求項18に記載の
    方法。
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