JP2533815Y2 - 空気調和機のドレンパン - Google Patents
空気調和機のドレンパンInfo
- Publication number
- JP2533815Y2 JP2533815Y2 JP1990122111U JP12211190U JP2533815Y2 JP 2533815 Y2 JP2533815 Y2 JP 2533815Y2 JP 1990122111 U JP1990122111 U JP 1990122111U JP 12211190 U JP12211190 U JP 12211190U JP 2533815 Y2 JP2533815 Y2 JP 2533815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain pan
- air conditioner
- air layer
- air
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は空気調和機のドレンパンに関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来のこの種のドレンパンとしては実開昭61−175812
号公報に示されているものがある。
号公報に示されているものがある。
以下、上記従来の空気調和機のドレンパンを第３図及
び第４図を参照しながら説明する。第３図及び第４図に
おいて、１は合成樹脂のドレンパン本体であり、２はス
チレンフォームの断熱材である。従来の空気調和機のド
レンパンは、ドレンパン本体１を合成樹脂で真空成形
し、その外表面にスチレンフォーム２を二次発泡させて
一体成形していた。
び第４図を参照しながら説明する。第３図及び第４図に
おいて、１は合成樹脂のドレンパン本体であり、２はス
チレンフォームの断熱材である。従来の空気調和機のド
レンパンは、ドレンパン本体１を合成樹脂で真空成形
し、その外表面にスチレンフォーム２を二次発泡させて
一体成形していた。
考案が解決しようとする課題 従来の空気調和機のドレンパンは、その製造の際、複
数の工程で成型用金型を要する無駄があり、ドレンパン
本体１とスチレンフォーム２との一体成形ではスチレン
フォーム２がドレンパン本体１の表面にまわり込んで外
観不良を生じたり、まわり込んだスチレンフォーム２を
伝ってドレン水が外部に洩れ出るなど品質上の欠点を有
していた。
数の工程で成型用金型を要する無駄があり、ドレンパン
本体１とスチレンフォーム２との一体成形ではスチレン
フォーム２がドレンパン本体１の表面にまわり込んで外
観不良を生じたり、まわり込んだスチレンフォーム２を
伝ってドレン水が外部に洩れ出るなど品質上の欠点を有
していた。
本考案は上記課題に鑑み、製造が簡単で品質上の問題
が生じにくい空気調和機のドレンパンを提供するもので
ある。
が生じにくい空気調和機のドレンパンを提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の空気調和機のドレ
ンパンは、中空成形された合成樹脂のドレンパン本体
と、前記ドレンパン本体の中空部分の空気層とからな
り、前記ドレンパン本体の底面に、前記空気層の厚みを
薄くする凹凸を形成したのである。
ンパンは、中空成形された合成樹脂のドレンパン本体
と、前記ドレンパン本体の中空部分の空気層とからな
り、前記ドレンパン本体の底面に、前記空気層の厚みを
薄くする凹凸を形成したのである。
作用 本考案によれば、合成樹脂を中空成形するだけで、ド
レンパン本体と、断熱材となる空気層とからなる空気調
和機のドレンパンが得られるので製造が簡単である。ま
た空気を断熱材として使用するので断熱材のドレンパン
本体表面へのまわり込みによる外観不良及び品質不良は
生じない。
レンパン本体と、断熱材となる空気層とからなる空気調
和機のドレンパンが得られるので製造が簡単である。ま
た空気を断熱材として使用するので断熱材のドレンパン
本体表面へのまわり込みによる外観不良及び品質不良は
生じない。
また、ドレンパン本体の底面に、空気層の厚みを薄く
する凹凸を形成したことにより、空気層の空気の熱によ
る対流を抑制でき、断熱効果を高くすることができる。
また、ドレンパン本体底面の凹凸により、ドレンパン本
体の強度が高くなり、これを利用して、ドレンパン本体
の合成樹脂の厚みを薄くすることが可能になり、合成樹
脂を伝わる熱を少なくして断熱効果をさらに高くするこ
とができる。また、凹凸の深さまたは高さを変えること
によりドレンパンの強度や断熱効果を低下させることな
くドレンパンの高さを変えることができ、必要なドレン
パンの高さを得るための別部材の取付けが不要になる。
する凹凸を形成したことにより、空気層の空気の熱によ
る対流を抑制でき、断熱効果を高くすることができる。
また、ドレンパン本体底面の凹凸により、ドレンパン本
体の強度が高くなり、これを利用して、ドレンパン本体
の合成樹脂の厚みを薄くすることが可能になり、合成樹
脂を伝わる熱を少なくして断熱効果をさらに高くするこ
とができる。また、凹凸の深さまたは高さを変えること
によりドレンパンの強度や断熱効果を低下させることな
くドレンパンの高さを変えることができ、必要なドレン
パンの高さを得るための別部材の取付けが不要になる。
実施例 以下本考案による空気調和機のドレンパンの一実施例
を第１図及び第２図を参照しながら説明する。第１図及
び第２図において、３は中空成形された合成樹脂のドレ
ンパン本体であり、４はドレンパン本体３の中空部分の
空気層である。なお本実施例ではドレンパン本体３の底
面に凹凸を形成して空気層４の厚みを10mm程度にしてあ
る。そのため空気層４の空気は熱による対流が生じにく
く、空気層４の断熱効果が高くなっている。
を第１図及び第２図を参照しながら説明する。第１図及
び第２図において、３は中空成形された合成樹脂のドレ
ンパン本体であり、４はドレンパン本体３の中空部分の
空気層である。なお本実施例ではドレンパン本体３の底
面に凹凸を形成して空気層４の厚みを10mm程度にしてあ
る。そのため空気層４の空気は熱による対流が生じにく
く、空気層４の断熱効果が高くなっている。
本実施例では、合成樹脂を中空成形するだけで、ドレ
ンパン本体３と断熱材となる空気層４とからなる空気調
和機のドレンパンが得られるので製造が簡単である。ま
た、空気を断熱材として使用するので断熱材のドレンパ
ン本体表面へのまわり込みによる外観不良及び品質不良
は生じない。
ンパン本体３と断熱材となる空気層４とからなる空気調
和機のドレンパンが得られるので製造が簡単である。ま
た、空気を断熱材として使用するので断熱材のドレンパ
ン本体表面へのまわり込みによる外観不良及び品質不良
は生じない。
また、ドレンパン本体３の底面に、空気層４の厚みを
薄くする凹凸を形成したことにより、空気層４の空気の
熱による対流を抑制でき、断熱効果を高くすることがで
きる。また、ドレンパン本体３底面の凹凸により、ドレ
ンパン本体３の強度が高くなり、これを利用して、ドレ
ンパン本体３の合成樹脂の厚みを薄くすることが可能に
なり、合成樹脂を伝わる熱を少なくして断熱効果をさら
に高くすることができる。また、凹凸の深さまたは高さ
を変えることによりドレンパンの強度や断熱効果を低下
させることなくドレンパンの高さを変えることができ、
必要なドレンパンの高さを得るための別部材の取付けが
不要になる。
薄くする凹凸を形成したことにより、空気層４の空気の
熱による対流を抑制でき、断熱効果を高くすることがで
きる。また、ドレンパン本体３底面の凹凸により、ドレ
ンパン本体３の強度が高くなり、これを利用して、ドレ
ンパン本体３の合成樹脂の厚みを薄くすることが可能に
なり、合成樹脂を伝わる熱を少なくして断熱効果をさら
に高くすることができる。また、凹凸の深さまたは高さ
を変えることによりドレンパンの強度や断熱効果を低下
させることなくドレンパンの高さを変えることができ、
必要なドレンパンの高さを得るための別部材の取付けが
不要になる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、合成樹脂を中
空成形するだけで、ドレンパン本体と、断熱材となる空
気層とからなる空気調和機のドレンパンが得られるので
製造が簡単である。また空気を断熱材として使用するの
で断熱材のドレンパン本体表面へのまわり込みによる外
観不良及び品質不良は生じない。
空成形するだけで、ドレンパン本体と、断熱材となる空
気層とからなる空気調和機のドレンパンが得られるので
製造が簡単である。また空気を断熱材として使用するの
で断熱材のドレンパン本体表面へのまわり込みによる外
観不良及び品質不良は生じない。
また、ドレンパン本体の底面に、空気層の厚みを薄く
する凹凸を形成したことにより、空気層の空気の熱によ
る対流を抑制でき、断熱効果を高くすることができる。
また、ドレンパン本体底面の凹凸により、ドレンパン本
体の強度が高くなり、これを利用して、ドレンパン本体
の合成樹脂の厚みを薄くすることが可能になり、合成樹
脂を伝わる熱を少なくして断熱効果をさらに高くするこ
とができる。また、凹凸の深さまたは高さを変えること
によりドレンパンの強度や断熱効果を低下させることな
くドレンパンの高さを変えることができ、必要なドレン
パンの高さを得るための別部材の取付けが不要になる。
する凹凸を形成したことにより、空気層の空気の熱によ
る対流を抑制でき、断熱効果を高くすることができる。
また、ドレンパン本体底面の凹凸により、ドレンパン本
体の強度が高くなり、これを利用して、ドレンパン本体
の合成樹脂の厚みを薄くすることが可能になり、合成樹
脂を伝わる熱を少なくして断熱効果をさらに高くするこ
とができる。また、凹凸の深さまたは高さを変えること
によりドレンパンの強度や断熱効果を低下させることな
くドレンパンの高さを変えることができ、必要なドレン
パンの高さを得るための別部材の取付けが不要になる。
第１図は本考案による空気調和機のドレンパンの一実施
例の一実施例の斜視図、第２図は第１図のＢ−Ｂ′線断
面図、第３図は従来の空気調和機のドレンパンの斜視
図、第４図は第３図のＡ−Ａ′線断面図である。 ３……ドレンパン本体、４……空気層。
例の一実施例の斜視図、第２図は第１図のＢ−Ｂ′線断
面図、第３図は従来の空気調和機のドレンパンの斜視
図、第４図は第３図のＡ−Ａ′線断面図である。 ３……ドレンパン本体、４……空気層。
Claims (1)
- 【請求項１】中空成形された合成樹脂のドレンパン本体
と、前記ドレンパン本体の中空部分の空気層とからな
り、前記ドレンパン本体の底面に、前記空気層の厚みを
薄くする凹凸を形成した空気調和機のドレンパン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122111U JP2533815Y2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 空気調和機のドレンパン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122111U JP2533815Y2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 空気調和機のドレンパン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0478420U JPH0478420U (ja) | 1992-07-08 |
| JP2533815Y2 true JP2533815Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31869914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990122111U Expired - Lifetime JP2533815Y2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 空気調和機のドレンパン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533815Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102135318A (zh) * | 2010-01-22 | 2011-07-27 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 空调室内机的排水盘 |
| JP5459303B2 (ja) * | 2011-12-26 | 2014-04-02 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5452151U (ja) * | 1977-09-19 | 1979-04-11 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP1990122111U patent/JP2533815Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0478420U (ja) | 1992-07-08 |
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