JP2530635B2 - 液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents
液晶表示装置の駆動方法Info
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- JP2530635B2 JP2530635B2 JP62010865A JP1086587A JP2530635B2 JP 2530635 B2 JP2530635 B2 JP 2530635B2 JP 62010865 A JP62010865 A JP 62010865A JP 1086587 A JP1086587 A JP 1086587A JP 2530635 B2 JP2530635 B2 JP 2530635B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非線形抵抗素子と液晶を組み合わせた液晶
表示装置の駆動方法に関し、特に画像表示品質を向上さ
せるようにしたものである。
表示装置の駆動方法に関し、特に画像表示品質を向上さ
せるようにしたものである。
二端子双方向性非線形抵抗素子を各画素に配設するア
クティブマトリクス液晶表示装置は、三端子型素子を用
いる方式に比較して、製造プロセスが簡単であるので、
低価格であり、かつ大型化が容易であり、信頼性が高い
等の特徴を有している。
クティブマトリクス液晶表示装置は、三端子型素子を用
いる方式に比較して、製造プロセスが簡単であるので、
低価格であり、かつ大型化が容易であり、信頼性が高い
等の特徴を有している。
二端子型液晶パネルは、走査電極と信号電極の交点
に、二端子型双方向性非線形抵抗素子と液晶画素を直列
に配設し、走査電極を順次選択状態にして選択電圧を印
加し、同期して信号電極に表示情報に依存した信号電圧
を印加して、液晶画素を駆動する。
に、二端子型双方向性非線形抵抗素子と液晶画素を直列
に配設し、走査電極を順次選択状態にして選択電圧を印
加し、同期して信号電極に表示情報に依存した信号電圧
を印加して、液晶画素を駆動する。
前記従来の駆動方法では、一本の走査電極に着目する
と前記着目した走査電極が選択されていない期間は、他
の液晶画素の表示情報に依存した信号電極の電圧変化が
着目した走査電極の信号電極の交点に配設された二端子
素子の容量と液晶画素の容量分割により、前記着目した
走査電極の液晶画素にクロストーク電圧として印加され
るので、表示のコントラスト比が表示情報に依存して変
化して、表示品質が低下する欠点があった。
と前記着目した走査電極が選択されていない期間は、他
の液晶画素の表示情報に依存した信号電極の電圧変化が
着目した走査電極の信号電極の交点に配設された二端子
素子の容量と液晶画素の容量分割により、前記着目した
走査電極の液晶画素にクロストーク電圧として印加され
るので、表示のコントラスト比が表示情報に依存して変
化して、表示品質が低下する欠点があった。
本発明は、上述の如き欠点に鑑みてなされたものであ
り、二端子型液晶表示装置の表示品質を向上させること
を目的とする。
り、二端子型液晶表示装置の表示品質を向上させること
を目的とする。
本発明はこの目的を達成するために、走査電極と信号
電極の交点に二端子型双方向性非線形抵抗素子と液晶画
素を直列に配設し、第１の周期で走査電極を順次選択状
態として選択電圧を印加し、選択時以外は非選択電圧を
印加し、第２の周期で同一走査電極を選択状態とし、選
択状態に同期して信号電極に表示情報に対応した信号電
圧を印加することにより前記液晶画素を駆動する液晶表
示装置において、前記選択電圧を印加する期間は、前記
第１の周期より短かく、すべての走査電極に選択電圧が
印加されていない期間は、信号電極に表示情報に依存し
ない一定の電圧を印加することを特徴とする。
電極の交点に二端子型双方向性非線形抵抗素子と液晶画
素を直列に配設し、第１の周期で走査電極を順次選択状
態として選択電圧を印加し、選択時以外は非選択電圧を
印加し、第２の周期で同一走査電極を選択状態とし、選
択状態に同期して信号電極に表示情報に対応した信号電
圧を印加することにより前記液晶画素を駆動する液晶表
示装置において、前記選択電圧を印加する期間は、前記
第１の周期より短かく、すべての走査電極に選択電圧が
印加されていない期間は、信号電極に表示情報に依存し
ない一定の電圧を印加することを特徴とする。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第１図に本実施例による電圧波形を示す。第２図に二
端子型双方向性非線形抵抗素子を用いた液晶表示パネル
を模式的に示す。（13−１）〜（13−Ｎ）は走査電極で
あり、一方のガラス基板上に形成した。
端子型双方向性非線形抵抗素子を用いた液晶表示パネル
を模式的に示す。（13−１）〜（13−Ｎ）は走査電極で
あり、一方のガラス基板上に形成した。
14は信号電極で他方のガラス基板上にTa膜で形成し
た。15は金属−絶縁層−金属で構成したMiM素子を用い
た。MiM素子はTa膜−Ta2O5−iTO膜で構成した。MiM素子
の面積は６μｍ×６μｍとした。Ta2O5の膜厚は600A゜
とした。
た。15は金属−絶縁層−金属で構成したMiM素子を用い
た。MiM素子はTa膜−Ta2O5−iTO膜で構成した。MiM素子
の面積は６μｍ×６μｍとした。Ta2O5の膜厚は600A゜
とした。
液晶画素16の一方はMiM素子のiTO形成時に同時に形成
した画素iTO膜である。液晶画素は前記画素iTO膜および
走査電極の間にTN液晶を配設して形成した。液晶画素寸
法は200μｍ×200μｍとした。液晶画素とMiM素子は直
列である。走査電極の駆動波形を（３−１）〜（３−
Ｎ）に示す。
した画素iTO膜である。液晶画素は前記画素iTO膜および
走査電極の間にTN液晶を配設して形成した。液晶画素寸
法は200μｍ×200μｍとした。液晶画素とMiM素子は直
列である。走査電極の駆動波形を（３−１）〜（３−
Ｎ）に示す。
１はNTSCビデオ信号の垂直同期信号であり、T2は第２
の周期である。T2＝16.6m秒である。
の周期である。T2＝16.6m秒である。
２は水平同期信号で、T1が第１の周期である。T1＝6
3.5μ秒である。走査電極（13−１）に印加される駆動
波形（３−１）は、第１の周期T1の一部の期間であるT3
の間選択状態となり、電圧V1の選択電圧４が印加され
る。T3＝10μ秒とした。第２の周期で同一の走査電極を
選択状態にして、選択電圧４と逆極性の電圧V3の選択電
圧５を印加する。
3.5μ秒である。走査電極（13−１）に印加される駆動
波形（３−１）は、第１の周期T1の一部の期間であるT3
の間選択状態となり、電圧V1の選択電圧４が印加され
る。T3＝10μ秒とした。第２の周期で同一の走査電極を
選択状態にして、選択電圧４と逆極性の電圧V3の選択電
圧５を印加する。
選択されていない期間は電圧V2の非線他電圧６が印加
される。第１の周期で選択状態は順次走査電極を移動す
る。走査電極を移動する毎に、選択電圧を電圧V1、V3と
反転した。
される。第１の周期で選択状態は順次走査電極を移動す
る。走査電極を移動する毎に、選択電圧を電圧V1、V3と
反転した。
信号電極14の駆動波形を７に示す。第３図の表示パタ
ーンの場合の信号電極印加波形である。電圧V1が印加さ
れた選択状態の場合に白表示するには、信号電極に電圧
V5の波形８を印加し、黒表示するには電圧V4の波形９を
印加する。電圧V3が印加された選択状態で白表示するに
は、信号電極に電圧V4の波形９を印加し、黒表示するに
は電圧V5の波形８を印加する。期間T4は期間T3を含み、
T3≦T4＜T1である。
ーンの場合の信号電極印加波形である。電圧V1が印加さ
れた選択状態の場合に白表示するには、信号電極に電圧
V5の波形８を印加し、黒表示するには電圧V4の波形９を
印加する。電圧V3が印加された選択状態で白表示するに
は、信号電極に電圧V4の波形９を印加し、黒表示するに
は電圧V5の波形８を印加する。期間T4は期間T3を含み、
T3≦T4＜T1である。
白と黒の中間状態を表示するには、信号電極に中間状
態に依存して電圧V4とV5の間の電圧を印加すればよい。
態に依存して電圧V4とV5の間の電圧を印加すればよい。
選択されている走査電極がない期間は、信号電極に、
表示情報に依存しない一定の電圧10を印加する。
表示情報に依存しない一定の電圧10を印加する。
走査電極の選択状態が移動する毎に、すなわち第１の
周期で選択電位が非選択電圧６に対して反転する例を述
べたが、第１の周期での反転はせず第２の周期のみで反
転してもよい。
周期で選択電位が非選択電圧６に対して反転する例を述
べたが、第１の周期での反転はせず第２の周期のみで反
転してもよい。
電圧V1〜V6の値を第４図で示す。MiMの電流（縦軸）
−電圧（横軸）特性を17で示す。Ta側を基準点とした。
MiM素子の電気特性の非対称性を考慮して電圧を決め
た。
−電圧（横軸）特性を17で示す。Ta側を基準点とした。
MiM素子の電気特性の非対称性を考慮して電圧を決め
た。
本実施例ではV1＝13ボルト、V2＝−2.5ボルト、V3＝
−18ボルト、V4＝１ボルト、V5＝−３ボルト、V6＝−１
ボルトとした。MiM素子の閾値電圧をV7、V8として、V6
（V7＋V8）/2と設定した。
−18ボルト、V4＝１ボルト、V5＝−３ボルト、V6＝−１
ボルトとした。MiM素子の閾値電圧をV7、V8として、V6
（V7＋V8）/2と設定した。
またMiM素子の電圧が10-6A流れるオン電圧をV1、V3と
してV2（V1＋V3）/2と設定した。
してV2（V1＋V3）/2と設定した。
液晶画素16の両端の電圧波形は11である。12がMiM素
子の容量と液晶画素の容量比に起因して生じるクロスト
ーク電圧である。走査電極の選択期間T3の期間のみ印加
されているのが特徴である。従来はこのクロストーク電
圧は第１の期間T1の間連続して印加されていた。T164
μ秒、T3＝10μ秒であるから、本実施例ではクロストー
ク効果が従来の1/6に低減し、表示画質が大幅に向上し
た。
子の容量と液晶画素の容量比に起因して生じるクロスト
ーク電圧である。走査電極の選択期間T3の期間のみ印加
されているのが特徴である。従来はこのクロストーク電
圧は第１の期間T1の間連続して印加されていた。T164
μ秒、T3＝10μ秒であるから、本実施例ではクロストー
ク効果が従来の1/6に低減し、表示画質が大幅に向上し
た。
第５図に信号電極の駆動回路の出力部を示す。
18はアナログ値のビデオ信号である。24が出力端子で
信号電極に接続する。第１の期間毎に反転する。電源端
子22はV4より電位の高い電圧VDDを印加する。端子20はV
5より電位の低い電圧SSを印加する。となり合う期間T3
の間で、信号電極のパネル内での位置に依存した時刻に
スイッチ19を閉じて、ビデオ信号電圧を記憶コンデンサ
21に記憶する。
信号電極に接続する。第１の期間毎に反転する。電源端
子22はV4より電位の高い電圧VDDを印加する。端子20はV
5より電位の低い電圧SSを印加する。となり合う期間T3
の間で、信号電極のパネル内での位置に依存した時刻に
スイッチ19を閉じて、ビデオ信号電圧を記憶コンデンサ
21に記憶する。
期間T4の間スイッチ28を記憶コンデンサ21に接続す
る。端子26をVSSを印加し、端子27にVSSとVDDの間の電
圧を印加して、MOSトランジスタ25を負荷として、MOSト
ランジスタ23をソースフォロワー動作させて、記憶コン
デンサ21に記憶したビデオ信号のアナログ電圧を出力端
子24に伝達する。期間T4以外の期間ではスイッチ28を端
子20に接続してMOSトランジスタ23のゲート電圧VSSを印
加してMOSトランジスタ23をオフにする。端子26に電圧V
6を印加し、端子27にVDDを印加してMOSトランジスタ25
を導通状態にして、出力端子24に電圧V6を出力して、表
示情報に依存しない一定の電圧10で信号電極を駆動す
る。
る。端子26をVSSを印加し、端子27にVSSとVDDの間の電
圧を印加して、MOSトランジスタ25を負荷として、MOSト
ランジスタ23をソースフォロワー動作させて、記憶コン
デンサ21に記憶したビデオ信号のアナログ電圧を出力端
子24に伝達する。期間T4以外の期間ではスイッチ28を端
子20に接続してMOSトランジスタ23のゲート電圧VSSを印
加してMOSトランジスタ23をオフにする。端子26に電圧V
6を印加し、端子27にVDDを印加してMOSトランジスタ25
を導通状態にして、出力端子24に電圧V6を出力して、表
示情報に依存しない一定の電圧10で信号電極を駆動す
る。
本発明の駆動方法は、上述のMiM素子の他にバリスタ
素子、リングダイオード素子、バシクトウバックダイオ
ード素子等の二端子型非線形素子に対しても有効であ
る。
素子、リングダイオード素子、バシクトウバックダイオ
ード素子等の二端子型非線形素子に対しても有効であ
る。
上述の説明から明らかなように、本発明の駆動方法に
係わる液晶表示装置によれば、クロストーク効果による
画像品質低下の影響が少ない高品質な表示画像を得られ
る。
係わる液晶表示装置によれば、クロストーク効果による
画像品質低下の影響が少ない高品質な表示画像を得られ
る。
【図面の簡単な説明】 第１図乃至第５図は本発明に係わり、第１図は本発明の
駆動方法はよる駆動波形の説明図、第２図は二端子型非
線形素子を用いた液晶表示パネルの模式図、第３図は第
１図の駆動波形に対応する表示パターンを示すパターン
図、第４図は二端子型非線形素子の電流−電圧特性およ
びV1〜V7の電圧関係を示す模式図、第５図は第１図の信
号電極駆動波形を出力する信号電極駆動回路の実施例を
示す回路図である。 ３−１〜３−Ｎ……走査電極駆動波形、 ４、５……選択電圧、 ６……非選択電圧、 ７……信号電極駆動波形、 10……表示情報に依存しない一定の電圧、 T1……第１の周期、 T2……第２の周期、 T3……第３の期間、 T4……第４の期間。
駆動方法はよる駆動波形の説明図、第２図は二端子型非
線形素子を用いた液晶表示パネルの模式図、第３図は第
１図の駆動波形に対応する表示パターンを示すパターン
図、第４図は二端子型非線形素子の電流−電圧特性およ
びV1〜V7の電圧関係を示す模式図、第５図は第１図の信
号電極駆動波形を出力する信号電極駆動回路の実施例を
示す回路図である。 ３−１〜３−Ｎ……走査電極駆動波形、 ４、５……選択電圧、 ６……非選択電圧、 ７……信号電極駆動波形、 10……表示情報に依存しない一定の電圧、 T1……第１の周期、 T2……第２の周期、 T3……第３の期間、 T4……第４の期間。
Claims (1)
- 【請求項１】走査電極と信号電極の交点に二端子型双方
向性非線形抵抗素子と液晶画素を直列に配設し、第１の
周期で走査電極を順次選択状態として選択電圧を印加
し、選択時以外は非選択電圧を印加し、第２の周期で同
一走査電極を選択状態とし、選択状態に同期して、信号
電極に表示情報に対応する信号電圧を印加することによ
り前記液晶画素を駆動する液晶表示装置において、前記
選択電圧を印加する期間は前記第１の周期より短かい第
３の期間とし、前記第３の期間を含み前記第１の周期よ
り短かい第４の期間、信号電極に表示情報に対応する信
号電圧を印加し、前記第４の期間の他の第２の周期の期
間は信号電極に表示情報に依存しない一定の電圧を印加
することを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62010865A JP2530635B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62010865A JP2530635B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63179332A JPS63179332A (ja) | 1988-07-23 |
| JP2530635B2 true JP2530635B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=11762245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62010865A Expired - Lifetime JP2530635B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530635B2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-20 JP JP62010865A patent/JP2530635B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63179332A (ja) | 1988-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |