JP2527384Y2 - 自動車の空調システム - Google Patents
自動車の空調システムInfo
- Publication number
- JP2527384Y2 JP2527384Y2 JP1990073647U JP7364790U JP2527384Y2 JP 2527384 Y2 JP2527384 Y2 JP 2527384Y2 JP 1990073647 U JP1990073647 U JP 1990073647U JP 7364790 U JP7364790 U JP 7364790U JP 2527384 Y2 JP2527384 Y2 JP 2527384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- leg
- duct
- air inlet
- air conditioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の空調システムに関するものである。
従来は第3図および第4図に示すように自動車の車体
(10)内に設置されるシート(1)は座部(2)と背も
たれ部(3)とからなり、該シート(1)はレグ(4)
によって基盤(6)を介して床(5)上に支持され、該
レグ(7)の周囲には吹出口(8)を設けた環状のダク
ト(7)を配置し、該ダクト(7)に車体(10)に設置
される空調配管に連絡する空気導入ダクト(9)を接続
した構成が採用されていた。
(10)内に設置されるシート(1)は座部(2)と背も
たれ部(3)とからなり、該シート(1)はレグ(4)
によって基盤(6)を介して床(5)上に支持され、該
レグ(7)の周囲には吹出口(8)を設けた環状のダク
ト(7)を配置し、該ダクト(7)に車体(10)に設置
される空調配管に連絡する空気導入ダクト(9)を接続
した構成が採用されていた。
上記従来構成にあってはダクト(7)がレグ(4)か
ら外部に露出して見栄えが悪いし、ダクト(7)がレグ
(4)から出張っているので足元スペースが少なくな
り、また該ダクト(7)は環状であるから温風または冷
風の吹出しは接線的となり、吹出効率が悪くなると云う
問題点があった。
ら外部に露出して見栄えが悪いし、ダクト(7)がレグ
(4)から出張っているので足元スペースが少なくな
り、また該ダクト(7)は環状であるから温風または冷
風の吹出しは接線的となり、吹出効率が悪くなると云う
問題点があった。
本考案は上記従来の課題を解決するための手段とし
て、自動車(20)の床(15)上にシート(11)を支持す
る箱状レグ(14)の周面の所定箇所に空気導入口(17)
と複数個の吹出口(18)とを設け、該レグ(14)内にお
いて該空気導入口(17)と該吹出口(18)との間には掌
状に分岐したダクト(17)Aを接続し、更に車体(20)
側壁(20)A内に配設されている空調配管と該レグ(1
4)の空気導入口(17)とを空気導入ダクト(19)によ
って連絡した自動車の空調システムを提供するものであ
る。
て、自動車(20)の床(15)上にシート(11)を支持す
る箱状レグ(14)の周面の所定箇所に空気導入口(17)
と複数個の吹出口(18)とを設け、該レグ(14)内にお
いて該空気導入口(17)と該吹出口(18)との間には掌
状に分岐したダクト(17)Aを接続し、更に車体(20)
側壁(20)A内に配設されている空調配管と該レグ(1
4)の空気導入口(17)とを空気導入ダクト(19)によ
って連絡した自動車の空調システムを提供するものであ
る。
本発明では掌状に分岐したダクト(17)A,(17)B,
(17)C,(17)D,(17)Eをレグ(14)内に収納するか
ら、該ダクト(17)A,(17)B,(17)C,(17)D,(17)
Eは外部に露出しない。またダクト(17)A,(17)B,
(17)C,(17)D,(17)Eに空気導入口(17)を介して
空調配管から取入れた温風または冷風は直接レグ(14)
周面の吹出口(18)から外部に吹出されるので、該シー
ト(11)のみならず該シート(11)の側方や後方への温
風または冷風の吹出効率が向上する。
(17)C,(17)D,(17)Eをレグ(14)内に収納するか
ら、該ダクト(17)A,(17)B,(17)C,(17)D,(17)
Eは外部に露出しない。またダクト(17)A,(17)B,
(17)C,(17)D,(17)Eに空気導入口(17)を介して
空調配管から取入れた温風または冷風は直接レグ(14)
周面の吹出口(18)から外部に吹出されるので、該シー
ト(11)のみならず該シート(11)の側方や後方への温
風または冷風の吹出効率が向上する。
したがって本考案においては、該シートの周囲への温
風または冷風の吹出効率、即ち該シートの周辺の空調効
率が大巾に向上し、後席へ空調ダクトを配設することが
不要となり、しかもレグ内にダクトが組込まれているの
で外部に露出することなく、見栄えも良好になりかつ足
元空間も広く確保出来る。
風または冷風の吹出効率、即ち該シートの周辺の空調効
率が大巾に向上し、後席へ空調ダクトを配設することが
不要となり、しかもレグ内にダクトが組込まれているの
で外部に露出することなく、見栄えも良好になりかつ足
元空間も広く確保出来る。
本考案を第1図および第2図に示す一実施例によって
説明すれば、自動車車体(20)内に設置されるシート
(11)は座部(12)と背もたれ部(13)とからなり、該
座部(12)は床(15)上に基盤(16)を介して円筒箱状
のレグ(14)によって支持されている。該レグ(14)の
周面の所定箇所には空気導入口としてのカラー(17)が
取付られており、更に該レグ(14)の周面にはグリル
(18)Aが被着された筒状の吹出口(18)が複数個配設
せられ、該カラー(17)と吹出口(18)との間には掌状
に分岐した分岐部(17)B,(17)C,(17)D,(17)Eを
有するベローズ管(17)Aがダクトとして介在する。そ
して該レグ(14)のカラー(17)には車体(20)の側壁
(20)A内に配置されている空調配管からパッキング
(19)Aを介して空気導入ダクト(19)が連絡する。
説明すれば、自動車車体(20)内に設置されるシート
(11)は座部(12)と背もたれ部(13)とからなり、該
座部(12)は床(15)上に基盤(16)を介して円筒箱状
のレグ(14)によって支持されている。該レグ(14)の
周面の所定箇所には空気導入口としてのカラー(17)が
取付られており、更に該レグ(14)の周面にはグリル
(18)Aが被着された筒状の吹出口(18)が複数個配設
せられ、該カラー(17)と吹出口(18)との間には掌状
に分岐した分岐部(17)B,(17)C,(17)D,(17)Eを
有するベローズ管(17)Aがダクトとして介在する。そ
して該レグ(14)のカラー(17)には車体(20)の側壁
(20)A内に配置されている空調配管からパッキング
(19)Aを介して空気導入ダクト(19)が連絡する。
上記構成において、車体(20)の側壁(20)A内に配
置される空調配管の温風または冷風は空気導入ダクト
(19)からカラー(17)を介してベローズ管(17)Aに
導入され、該ベローズ管(17)Aから掌状に分岐してい
る分岐部(17)B,(17)C,(17)D,(17)Eを介して直
接吹出口(18)から車内に吹出される。
置される空調配管の温風または冷風は空気導入ダクト
(19)からカラー(17)を介してベローズ管(17)Aに
導入され、該ベローズ管(17)Aから掌状に分岐してい
る分岐部(17)B,(17)C,(17)D,(17)Eを介して直
接吹出口(18)から車内に吹出される。
本実施例においてはベローズ管(17)A、吹出口(1
8)等はレグ(14)内に収納されているので、レグ(1
4)外部に露出せず見栄えを害することはないし、また
シート(11)の下部空間を狭くすることもない。
8)等はレグ(14)内に収納されているので、レグ(1
4)外部に露出せず見栄えを害することはないし、また
シート(11)の下部空間を狭くすることもない。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は車体内シート設置部分一部切欠斜視図、第
2図はレグ横断面図、第3図および第4図は従来例を示
すものであり、第3図は車体内シート設置部分一部切欠
斜視図、第4図はレグ横断面図である。 図中、(11)……シート、(14)……レグ、(15)……
床、(17)……カラー(空気導入口)、(17)A……ベ
ローズ管(ダクト)、(18)……吹出口、(19)……空
気導入ダクト、
り、第1図は車体内シート設置部分一部切欠斜視図、第
2図はレグ横断面図、第3図および第4図は従来例を示
すものであり、第3図は車体内シート設置部分一部切欠
斜視図、第4図はレグ横断面図である。 図中、(11)……シート、(14)……レグ、(15)……
床、(17)……カラー(空気導入口)、(17)A……ベ
ローズ管(ダクト)、(18)……吹出口、(19)……空
気導入ダクト、
Claims (1)
- 【請求項1】自動車の床上にシートを支持する箱状レグ
の周面の所定箇所に空気導入口と複数個の吹出口とを設
け、該レグ内において該空気導入口と該吹出口との間に
は掌状に分岐したダクトを接続し、更に車体側壁内に配
設されている空調配管と該レグの空気導入口とを空気導
入ダクトによって連絡したことを特徴とする自動車の空
調システム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990073647U JP2527384Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 自動車の空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990073647U JP2527384Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 自動車の空調システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0432140U JPH0432140U (ja) | 1992-03-16 |
JP2527384Y2 true JP2527384Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31612649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990073647U Expired - Lifetime JP2527384Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 自動車の空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527384Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20120516U1 (de) * | 2001-12-19 | 2003-04-30 | Johnson Controls Gmbh | Belüftungssystem für ein Polsterteil |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58168903U (ja) * | 1982-05-08 | 1983-11-11 | 日産自動車株式会社 | 車両用シ−トの暖房装置 |
JPS60176905U (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-25 | ダイハツ工業株式会社 | 空調シ−トの配管構造 |
JPS6155856U (ja) * | 1984-09-18 | 1986-04-15 |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP1990073647U patent/JP2527384Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0432140U (ja) | 1992-03-16 |