JP2524829B2 - 熱式火災感知器 - Google Patents
熱式火災感知器Info
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- JP2524829B2 JP2524829B2 JP63309818A JP30981888A JP2524829B2 JP 2524829 B2 JP2524829 B2 JP 2524829B2 JP 63309818 A JP63309818 A JP 63309818A JP 30981888 A JP30981888 A JP 30981888A JP 2524829 B2 JP2524829 B2 JP 2524829B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、火災警報装置に使用され、所定温度を検
出する定温式火災感知器または所定温度上昇率を検出す
る差動式火災感知器に適した熱式火災感知器に関する。
出する定温式火災感知器または所定温度上昇率を検出す
る差動式火災感知器に適した熱式火災感知器に関する。
[従来の技術] 従来、熱式火災感知器には、所定温度を検出する定温
式火災感知器と、所定温度上昇率を検出する差動式火災
感知器とがよく使用されている。そして、熱を感知する
のにサーミスタのような感熱素子を利用して半導体回路
により判断処理をする電子式感知器の場合は、サーミス
タ等の抵抗値変化による電圧変化を基準電圧と比較器等
により比較して、この時の出力によりスイッチング回路
を動作させて検出信号を出力している。
式火災感知器と、所定温度上昇率を検出する差動式火災
感知器とがよく使用されている。そして、熱を感知する
のにサーミスタのような感熱素子を利用して半導体回路
により判断処理をする電子式感知器の場合は、サーミス
タ等の抵抗値変化による電圧変化を基準電圧と比較器等
により比較して、この時の出力によりスイッチング回路
を動作させて検出信号を出力している。
このような熱式感知器はノイズ等の単発的なパルスに
よって誤動作を生ずることがあること、増幅器の僅かな
ドリフト等により設定温度が変化し、従って高価な増幅
器を必要とすること、あるいは温度設定の変更の難しさ
等の欠点がありこれを解消するために、特開昭62−8054
5号公報[環境異常検出回路]で開示したように、セン
サの抵抗値の変化によって周波数が変化する測定発振回
路と、測定発振回路の出力をカウントするプリセッタブ
ルカウンタと、プリセッタブルカウンタを一定周期でリ
セットする基準発振回路とから構成され、周囲温度上昇
により測定発振回路の発振周波数が高くなりプリセッタ
ブルカウンタが基準発振回路の発振パルスによってリセ
ットされる前に所定のカウント値の信号を出力しこれを
検出信号としたものがある。
よって誤動作を生ずることがあること、増幅器の僅かな
ドリフト等により設定温度が変化し、従って高価な増幅
器を必要とすること、あるいは温度設定の変更の難しさ
等の欠点がありこれを解消するために、特開昭62−8054
5号公報[環境異常検出回路]で開示したように、セン
サの抵抗値の変化によって周波数が変化する測定発振回
路と、測定発振回路の出力をカウントするプリセッタブ
ルカウンタと、プリセッタブルカウンタを一定周期でリ
セットする基準発振回路とから構成され、周囲温度上昇
により測定発振回路の発振周波数が高くなりプリセッタ
ブルカウンタが基準発振回路の発振パルスによってリセ
ットされる前に所定のカウント値の信号を出力しこれを
検出信号としたものがある。
[発明が解決しようとする課題] 温度及び温度変化を発振パルスの変換から検出しよう
とする、特開昭62−80545号公報で示した検出回路はプ
リセッタブルカウンタが必要になり回路構成が複雑にな
り、また監視時の消費電力の低減が計れない等の欠点が
ある。
とする、特開昭62−80545号公報で示した検出回路はプ
リセッタブルカウンタが必要になり回路構成が複雑にな
り、また監視時の消費電力の低減が計れない等の欠点が
ある。
[課題を解決するための手段] この発明の熱式火災感知器は、周囲の温度を検出する
第1感熱素子の抵抗値の変化によって発振周期が変化す
る第1パルス発振器と、周囲の温度に対して所定の熱時
定数を持って応答する第2感熱素子または周囲の温度に
ほとんど影響されない抵抗素子の抵抗値によって発振周
期が決定される第2パルス発振器と、上記第1と第2パ
ルス発振器の発振周期は通常の温度または温度上昇率の
範囲内では異なる速さになるように設定され、また、所
定以上の温度または温度上昇率になった時には発振周期
の速さが逆転するように設定され、通常の温度または温
度上昇率の範囲内で発振周期が速い方の上記第1または
第2パルス発振器の出力によってもう一方のパルス発振
器の発振動作を同期させ、上記第1と第2パルス発振器
とが同期して出力されたパルスを遮断し、所定以上の温
度または温度上昇率になった時に逆転して発振周期が速
くなった上記第1または第2パルス発振器が単独で出力
されたパルスを通過させるゲート回路と、該ゲート回路
からのパルス信号により導通状態になるスイッチ回路と
を具備したことを特徴としたもので、上記の課題を解決
したものである。
第1感熱素子の抵抗値の変化によって発振周期が変化す
る第1パルス発振器と、周囲の温度に対して所定の熱時
定数を持って応答する第2感熱素子または周囲の温度に
ほとんど影響されない抵抗素子の抵抗値によって発振周
期が決定される第2パルス発振器と、上記第1と第2パ
ルス発振器の発振周期は通常の温度または温度上昇率の
範囲内では異なる速さになるように設定され、また、所
定以上の温度または温度上昇率になった時には発振周期
の速さが逆転するように設定され、通常の温度または温
度上昇率の範囲内で発振周期が速い方の上記第1または
第2パルス発振器の出力によってもう一方のパルス発振
器の発振動作を同期させ、上記第1と第2パルス発振器
とが同期して出力されたパルスを遮断し、所定以上の温
度または温度上昇率になった時に逆転して発振周期が速
くなった上記第1または第2パルス発振器が単独で出力
されたパルスを通過させるゲート回路と、該ゲート回路
からのパルス信号により導通状態になるスイッチ回路と
を具備したことを特徴としたもので、上記の課題を解決
したものである。
[実施例] 以下図面に基づいて、この発明の熱式火災感知器の一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
第1図はこの発明の熱式火災感知器の一実施例を示す
回路図である。この感知器は、抵抗R1〜R3、感熱素子R
A、トランジスタQ1,Q2、コンデンサC1、インダクタンス
L1等から成る第1パルス発振器1と、抵抗R4〜R6、感熱
素子または通常の抵抗の抵抗素子RB、トランジスタQ3,Q
4、コンデンサC2、インダクタンスL2、等から成る第2
パルス発振器2と、ダイオードD1〜D3、抵抗R7から形成
され、第2パルス発振器2のパルス出力により制御され
るゲート回路3と、抵抗R8、サイリスタSCRから構成さ
れ、ゲート回路3を介して第1パルス発振器1からのパ
ルス出力によりトリガされ、検出信号を出力するスイッ
チング回路4とから構成されている。
回路図である。この感知器は、抵抗R1〜R3、感熱素子R
A、トランジスタQ1,Q2、コンデンサC1、インダクタンス
L1等から成る第1パルス発振器1と、抵抗R4〜R6、感熱
素子または通常の抵抗の抵抗素子RB、トランジスタQ3,Q
4、コンデンサC2、インダクタンスL2、等から成る第2
パルス発振器2と、ダイオードD1〜D3、抵抗R7から形成
され、第2パルス発振器2のパルス出力により制御され
るゲート回路3と、抵抗R8、サイリスタSCRから構成さ
れ、ゲート回路3を介して第1パルス発振器1からのパ
ルス出力によりトリガされ、検出信号を出力するスイッ
チング回路4とから構成されている。
このように構成された感知器の動作を説明すると、第
1パルス発振器1および第2パルス発振器2は公知のパ
ルス発振器なのでその動作説明については省略する。第
1パルス発振器1の発振周期は感熱素子RA(RA》R3)の
抵抗値とコンデンサC1の容量値によってほぼ決定され、
同様に第2パルス発振器2の発振周期は抵抗素子RB(R
B》R6)の抵抗値とコンデンサC2の容量値によって決定
される。ここで抵抗素子RBに温度に影響されない通常の
抵抗を使用し、通常の温度範囲では第2パルス発振器2
の発振周期は第1パルス発振器1の発振周期より速くな
るよう設定されているものとする。従って、第2パルス
発振器2の発振動作時において、パルス出力時にはトラ
ンジスタQ3、Q4がオン状態であるから、トランジスタQ3
のオン状態時にダイオードD1、抵抗R2を介して第1パル
ス発振器1のトランジスタQ2のベースに電流を流し、ト
ランジスタQ2をオン状態する。トランジスタQ2がオン状
態になるとコンデンサC1は急速に充電され、同時にトラ
ンジスタQ1もオン状態になる。そして、トランジスタQ2
のエミッタに接続された抵抗R3の両端間にパルスが出力
される。このように、第1パルス発振器1は第2パルス
発振器2の発振動作に同期してパルスが出力される。そ
して、第1パルス発振器1と第2パルス発振器2が同期
してパルスを出力する状態では、第1パルス発振器1か
ら出力されたパルス(抵抗R3の両端間)はトランジスタ
Q3がオン状態の時であるから、抵抗R7とダイオードD2の
接続点は低インピーダンスになるため、第1パルス発振
器1から出力されたパルス信号(a)は抵抗R7で吸収さ
れ、スイッチング回路4には印加されない。このよう
に、第2パルス発振器2の発振周期のほうが速い場合は
第1パルス発振器1のコンデンサC1は放電しきる前に充
電されているので自己の発振周期による発振状態にはな
らない。ただ第2パルス発振器2と同期して第1パルス
発振器1よりパルス信号が出力される。
1パルス発振器1および第2パルス発振器2は公知のパ
ルス発振器なのでその動作説明については省略する。第
1パルス発振器1の発振周期は感熱素子RA(RA》R3)の
抵抗値とコンデンサC1の容量値によってほぼ決定され、
同様に第2パルス発振器2の発振周期は抵抗素子RB(R
B》R6)の抵抗値とコンデンサC2の容量値によって決定
される。ここで抵抗素子RBに温度に影響されない通常の
抵抗を使用し、通常の温度範囲では第2パルス発振器2
の発振周期は第1パルス発振器1の発振周期より速くな
るよう設定されているものとする。従って、第2パルス
発振器2の発振動作時において、パルス出力時にはトラ
ンジスタQ3、Q4がオン状態であるから、トランジスタQ3
のオン状態時にダイオードD1、抵抗R2を介して第1パル
ス発振器1のトランジスタQ2のベースに電流を流し、ト
ランジスタQ2をオン状態する。トランジスタQ2がオン状
態になるとコンデンサC1は急速に充電され、同時にトラ
ンジスタQ1もオン状態になる。そして、トランジスタQ2
のエミッタに接続された抵抗R3の両端間にパルスが出力
される。このように、第1パルス発振器1は第2パルス
発振器2の発振動作に同期してパルスが出力される。そ
して、第1パルス発振器1と第2パルス発振器2が同期
してパルスを出力する状態では、第1パルス発振器1か
ら出力されたパルス(抵抗R3の両端間)はトランジスタ
Q3がオン状態の時であるから、抵抗R7とダイオードD2の
接続点は低インピーダンスになるため、第1パルス発振
器1から出力されたパルス信号(a)は抵抗R7で吸収さ
れ、スイッチング回路4には印加されない。このよう
に、第2パルス発振器2の発振周期のほうが速い場合は
第1パルス発振器1のコンデンサC1は放電しきる前に充
電されているので自己の発振周期による発振状態にはな
らない。ただ第2パルス発振器2と同期して第1パルス
発振器1よりパルス信号が出力される。
周囲温度が上昇して、感熱素子RAの抵抗値が低くな
り、コンデンサC1の放電時間が短くなると、第2パルス
発振器2の次のパルス出力の前に、トランジスタQ1,Q2
がオン状態になり、トランジスタQ2,インダクタンスL1,
コンデンサC1,トランジスタQ1の回路が形成されてコン
デンサC1の充電が行われ、抵抗R3の両端間にパルス信号
が出力される。このパルス信号は抵抗R7,ダイオードD3,
抵抗R8を介してサイリスタSCRをトリガする。サイリス
タSCRは導通状態になり端子間を低インピーダンスで導
通して図示していない受信機によりこれを検出して火災
警報表示を行う。
り、コンデンサC1の放電時間が短くなると、第2パルス
発振器2の次のパルス出力の前に、トランジスタQ1,Q2
がオン状態になり、トランジスタQ2,インダクタンスL1,
コンデンサC1,トランジスタQ1の回路が形成されてコン
デンサC1の充電が行われ、抵抗R3の両端間にパルス信号
が出力される。このパルス信号は抵抗R7,ダイオードD3,
抵抗R8を介してサイリスタSCRをトリガする。サイリス
タSCRは導通状態になり端子間を低インピーダンスで導
通して図示していない受信機によりこれを検出して火災
警報表示を行う。
第2図は第1図に示した第1パルス発振器1及び第2
パルス発振器2のパルス出力のタイミングチャートを示
したものである。ここで示すように第2パルス発振器2
のパルス信号bは所定の周期で出力されている。第1パ
ルス発振器1は周囲温度が所定値以下であれば第2パル
ス発振器2のパルス信号bの出力時に強制的に同期させ
られたパルス信号aが出力される。周囲温度が所定値以
上になると第2パルス発振器2のパルス信号bによって
強制的に同期したパルスのほかに自己の時定数による発
振パルスとの両方のパルス信号a′が出力される。そし
てこの発振パルスだけがSCRのトリガ信号cとして出力
される。
パルス発振器2のパルス出力のタイミングチャートを示
したものである。ここで示すように第2パルス発振器2
のパルス信号bは所定の周期で出力されている。第1パ
ルス発振器1は周囲温度が所定値以下であれば第2パル
ス発振器2のパルス信号bの出力時に強制的に同期させ
られたパルス信号aが出力される。周囲温度が所定値以
上になると第2パルス発振器2のパルス信号bによって
強制的に同期したパルスのほかに自己の時定数による発
振パルスとの両方のパルス信号a′が出力される。そし
てこの発振パルスだけがSCRのトリガ信号cとして出力
される。
このように周囲温度が所定以上になると第1パルス発
振器1の発振パルスがゲート回路3を通過して、スイッ
チング回路4に印加される。
振器1の発振パルスがゲート回路3を通過して、スイッ
チング回路4に印加される。
第1図に示した、第2パルス発振器2の抵抗素子RBに
第1パルス発振器1の感熱素子RAと同様なサーミスタを
使用し、この感熱素子RBを周囲温度変化に対して緩慢に
追従するように設置(所定の熱時定数を持たせる。)す
れば温度上昇率が所定値以上の場合に検出するいわゆる
差動式火災感知器として作動させることが出来る。
第1パルス発振器1の感熱素子RAと同様なサーミスタを
使用し、この感熱素子RBを周囲温度変化に対して緩慢に
追従するように設置(所定の熱時定数を持たせる。)す
れば温度上昇率が所定値以上の場合に検出するいわゆる
差動式火災感知器として作動させることが出来る。
また、温度上昇にともなって抵抗値が高くなる感熱素
子を使用する場合は、第2パルス発振器2に測定用の感
熱素子RBを接続し、第1パルス発振器1に熱時定数を持
って応答する感熱素子あるいは周囲温度にほとんど影響
されない抵抗素子の基準用素子RAを接続すればよく、こ
の場合は、基準用の第1パルス発振器1の発振周期が測
定用の第2パルス発振器2の発振周期に比べ速くなった
ときのパルス出力によってスイッチング回路4をトリガ
するようになる。
子を使用する場合は、第2パルス発振器2に測定用の感
熱素子RBを接続し、第1パルス発振器1に熱時定数を持
って応答する感熱素子あるいは周囲温度にほとんど影響
されない抵抗素子の基準用素子RAを接続すればよく、こ
の場合は、基準用の第1パルス発振器1の発振周期が測
定用の第2パルス発振器2の発振周期に比べ速くなった
ときのパルス出力によってスイッチング回路4をトリガ
するようになる。
即ち、測定用と基準用との2つのパルス発振器(第1
と第2パルス発振器)を設け、通常の温度または温度上
昇率の範囲内ではそれぞれ異なる発振周期になるように
設定され、所定以上の温度または温度上昇率になった時
には発振周期の速やか逆転するように設定され、通常の
温度または温度上昇率の範囲内で発振周期が速い方のパ
ルス発振器(第1または第2パルス発振器)の出力によ
ってもう一方のパルス発振器(第1または第2パルス発
振器)の発振動作を同期させ、2つのパルス発振器が同
期して出力されたパルスを遮断し、所定以上の温度また
は温度上昇率になった時に発振周期が逆転して発振周期
が速くなったパルス発振器(第1または第2パルス発振
器)が単独で出力したパルスを通過させるゲート回路
と、このゲート回路の出力によってスイッチング回路を
動作させて、所定以上の周囲温度あるいは温度上昇率を
検出して動作信号を出力することができる。
と第2パルス発振器)を設け、通常の温度または温度上
昇率の範囲内ではそれぞれ異なる発振周期になるように
設定され、所定以上の温度または温度上昇率になった時
には発振周期の速やか逆転するように設定され、通常の
温度または温度上昇率の範囲内で発振周期が速い方のパ
ルス発振器(第1または第2パルス発振器)の出力によ
ってもう一方のパルス発振器(第1または第2パルス発
振器)の発振動作を同期させ、2つのパルス発振器が同
期して出力されたパルスを遮断し、所定以上の温度また
は温度上昇率になった時に発振周期が逆転して発振周期
が速くなったパルス発振器(第1または第2パルス発振
器)が単独で出力したパルスを通過させるゲート回路
と、このゲート回路の出力によってスイッチング回路を
動作させて、所定以上の周囲温度あるいは温度上昇率を
検出して動作信号を出力することができる。
[発明の効果] 以上で説明したように、この発明の熱式火災感知器は
消費電力の少ない簡単な回路構成により定温式および差
動式に使用でき、ノイズに影響されにくく、また電源電
圧の変動あるいは温度ドリフト等に対してもしきい値レ
ベルの影響が少ない特徴を有する。
消費電力の少ない簡単な回路構成により定温式および差
動式に使用でき、ノイズに影響されにくく、また電源電
圧の変動あるいは温度ドリフト等に対してもしきい値レ
ベルの影響が少ない特徴を有する。
第1図はこの発明の熱式火災感知器の一実施例を示す回
路図、第2図は同火災感知器の回路動作を説明するため
のタイミングチャートである。 1……第1パルス発振器、2……第2パルス発振器、3
……ゲート回路、4……スイッチング回路、R1〜R8……
抵抗、C1,C2……コンデンサ、Q1〜Q4……トランジス
タ、D1〜D3……ダイオード、L1,L2……インダクタン
ス、SCR……サイリスタ。
路図、第2図は同火災感知器の回路動作を説明するため
のタイミングチャートである。 1……第1パルス発振器、2……第2パルス発振器、3
……ゲート回路、4……スイッチング回路、R1〜R8……
抵抗、C1,C2……コンデンサ、Q1〜Q4……トランジス
タ、D1〜D3……ダイオード、L1,L2……インダクタン
ス、SCR……サイリスタ。
Claims (1)
- 【請求項1】周囲の温度を検出する第1感熱素子の抵抗
値の変化によって発振周期が変化する第1パルス発振器
と、 周囲の温度に対して所定の熱時定数を持って応答する第
2感熱素子または周囲の温度にほとんど影響されない抵
抗素子の抵抗値によって発振周期が決定される第2パル
ス発振器と、 上記第1と第2パルス発振器の発振周期は通常の温度ま
たは温度上昇率の範囲内では異なる速さになるように設
定され、また、所定以上の温度または温度上昇率になっ
た時には発振周期の速さが逆転するように設定され、 通常の温度または温度上昇率の範囲内で発振周期が速い
方の上記第1または第2パルス発振器の出力によっても
う一方のパルス発振器の発振動作を同期させ、上記第1
と第2パルス発振器とが同期して出力されたパルスを遮
断し、所定以上の温度または温度上昇率になった時に逆
転して発振周期が速くなった上記第1または第2パルス
発振器が単独で出力されたパルスを通過させるゲート回
路と、 該ゲート回路からのパルス信号により導通状態になるス
イッチ回路とを具備したことを特徴とする熱式火災感知
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63309818A JP2524829B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 熱式火災感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63309818A JP2524829B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 熱式火災感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02156398A JPH02156398A (ja) | 1990-06-15 |
JP2524829B2 true JP2524829B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=17997622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63309818A Expired - Fee Related JP2524829B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 熱式火災感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524829B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL110429A (en) * | 1994-07-25 | 1998-07-15 | Rokonet Electronics Limited | Alarm system |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5939079A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 圧電バイモルフ |
JPS62197893A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-01 | 三洋電機株式会社 | 煙感知器 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP63309818A patent/JP2524829B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02156398A (ja) | 1990-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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