JP2524710Y2 - 丸駒チップ - Google Patents
丸駒チップInfo
- Publication number
- JP2524710Y2 JP2524710Y2 JP12695690U JP12695690U JP2524710Y2 JP 2524710 Y2 JP2524710 Y2 JP 2524710Y2 JP 12695690 U JP12695690 U JP 12695690U JP 12695690 U JP12695690 U JP 12695690U JP 2524710 Y2 JP2524710 Y2 JP 2524710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- round piece
- cutting edge
- edge portion
- piece
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素などの多結
晶焼結体からなる切刃部分が備えられるようにした丸駒
チップに関し、特にその切刃構成を改善するようにした
ものである。
晶焼結体からなる切刃部分が備えられるようにした丸駒
チップに関し、特にその切刃構成を改善するようにした
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の丸駒チップとしては、例えば実公昭62
−32722号公報にみられるものが開示されている。これ
は、すくい面側の全面に多結晶焼結体が位置し、下面側
からの盲穴およびこれに挿入まれるクランプピンを利用
してクランプホルダに取付けるようにしたものである。
−32722号公報にみられるものが開示されている。これ
は、すくい面側の全面に多結晶焼結体が位置し、下面側
からの盲穴およびこれに挿入まれるクランプピンを利用
してクランプホルダに取付けるようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述した公報にみられる丸駒チップ
は、クランプ強度上チップ厚さを必要としたり、また製
作上多結晶焼結体を全面に設けなければならなかったり
するなど不都合な問題点があった。
は、クランプ強度上チップ厚さを必要としたり、また製
作上多結晶焼結体を全面に設けなければならなかったり
するなど不都合な問題点があった。
このようなことから、本考案では、貫通する穴付きの
丸駒チップを前提にして改善したものである。
丸駒チップを前提にして改善したものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、ダイヤモ
ンド、立方晶窒化硼素などの多結晶焼結体からなる切刃
部分は、すくい面側に設けられた環状段部内で、環状体
の分割片が固着されることにより構成されるようにした
ものである。そして、この分割片の接ぎ目部分が切刃使
用時のインデックス基準になるように構成したものであ
る。
ンド、立方晶窒化硼素などの多結晶焼結体からなる切刃
部分は、すくい面側に設けられた環状段部内で、環状体
の分割片が固着されることにより構成されるようにした
ものである。そして、この分割片の接ぎ目部分が切刃使
用時のインデックス基準になるように構成したものであ
る。
(作用) 本考案の丸駒チップは、クランプホルダに対して、そ
の中心取付け穴の利用によったねじ止めが可能となるも
のである。この場合、すくい面側には、環状段部の形状
に伴って環状壁が残るため剛性低下を生じないものであ
る。
の中心取付け穴の利用によったねじ止めが可能となるも
のである。この場合、すくい面側には、環状段部の形状
に伴って環状壁が残るため剛性低下を生じないものであ
る。
また、本考案の丸駒チップは、多結晶焼結体からなる
環状体の分割片によって切刃部分が構成され、分割片の
接ぎ目部分が切刃使用時のインデックス基準となるもの
である。これは、丸駒チップの適正使用につながるもの
である。
環状体の分割片によって切刃部分が構成され、分割片の
接ぎ目部分が切刃使用時のインデックス基準となるもの
である。これは、丸駒チップの適正使用につながるもの
である。
(実施例) 以下、本考案丸駒チップの一実施例について、図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第1図および第2図において、(1)は、中心取付け
穴(2)を穿設した円形板状からなるポジ形式の丸駒チ
ップであり、その外周傾斜面(3)には、逃げ角θが付
与されるものである。
穴(2)を穿設した円形板状からなるポジ形式の丸駒チ
ップであり、その外周傾斜面(3)には、逃げ角θが付
与されるものである。
また、丸駒チップ(1)のすくい面側には、中央部分
に環状壁(4)が残るように環状段部(5)が形成され
ているものである。そして、この環状段部(5)内に
は、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素などからなる切刃部
分(6)が例えばろう付けで固着されるようになってい
る。
に環状壁(4)が残るように環状段部(5)が形成され
ているものである。そして、この環状段部(5)内に
は、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素などからなる切刃部
分(6)が例えばろう付けで固着されるようになってい
る。
この刃先部分(6)は、環状体の分割片(6a)から構
成されるもので、超硬合金の台金(7)を備えた複合体
からなっている。
成されるもので、超硬合金の台金(7)を備えた複合体
からなっている。
しかして、前記分割片(6a)は、矩形状のブロックか
らワイヤカットなどにより切り出されるもので、環状段
部(5)内で固着されたときには、その継ぎ目部分
(8)が切刃使用時のインデックス基準となるものであ
る。したがって、図示の2分割によらず、3分割、4分
割などに変更することも可能である。
らワイヤカットなどにより切り出されるもので、環状段
部(5)内で固着されたときには、その継ぎ目部分
(8)が切刃使用時のインデックス基準となるものであ
る。したがって、図示の2分割によらず、3分割、4分
割などに変更することも可能である。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように中心取付け穴(2)を
有する丸駒チップ(1)において、環状段部(5)内に
分割片(6a)を固着することにより切刃部分(6)が構
成されるようにするとともに、その接ぎ目部分(8)を
切刃使用時のインデックス基準にしたものである。
有する丸駒チップ(1)において、環状段部(5)内に
分割片(6a)を固着することにより切刃部分(6)が構
成されるようにするとともに、その接ぎ目部分(8)を
切刃使用時のインデックス基準にしたものである。
したがって、クランプホルダに対して、チップ厚さを
大きくすることなくねじ止めが可能になるとともに、イ
ンデックス基準によって適正な使用が可能となる利点を
有する。
大きくすることなくねじ止めが可能になるとともに、イ
ンデックス基準によって適正な使用が可能となる利点を
有する。
第1図は、本考案丸駒チップの一実施例を示す正面図、
第2図は、第1図中のII−II線に沿って得られる断面図
である。 (1)…丸駒チップ、(2)…中心取付け穴 (5)…環状段部、(6)…切刃部分 (6a)…分割片、(8)…接ぎ目部分
第2図は、第1図中のII−II線に沿って得られる断面図
である。 (1)…丸駒チップ、(2)…中心取付け穴 (5)…環状段部、(6)…切刃部分 (6a)…分割片、(8)…接ぎ目部分
Claims (1)
- 【請求項1】中心取付け穴(2)を穿設した円形板状か
らなり、しかも切削上のすくい面側には、ダイヤモン
ド、立方晶窒化硼素などの多結晶焼結体からなる切刃部
分(6)が備えられるようにした丸駒チップにおいて、 前記切刃部分(6)は、すくい面側に設けられた環状段
部(5)内で、環状体の分割片(6a)が固着されること
により構成され、しかも分割片(6a)の接ぎ目部分
(8)が切刃使用時のインデックス基準になっているこ
とを特徴とする丸駒チップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12695690U JP2524710Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 丸駒チップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12695690U JP2524710Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 丸駒チップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483501U JPH0483501U (ja) | 1992-07-21 |
JP2524710Y2 true JP2524710Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=31874480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12695690U Expired - Fee Related JP2524710Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 丸駒チップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524710Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP12695690U patent/JP2524710Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0483501U (ja) | 1992-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |