JP2524473B2 - デ―タ処理システム、周辺サブシステム及びこれらの動作方法 - Google Patents
デ―タ処理システム、周辺サブシステム及びこれらの動作方法Info
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- JP2524473B2 JP2524473B2 JP5234465A JP23446593A JP2524473B2 JP 2524473 B2 JP2524473 B2 JP 2524473B2 JP 5234465 A JP5234465 A JP 5234465A JP 23446593 A JP23446593 A JP 23446593A JP 2524473 B2 JP2524473 B2 JP 2524473B2
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/0703—Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
- G06F11/0766—Error or fault reporting or storing
- G06F11/0775—Content or structure details of the error report, e.g. specific table structure, specific error fields
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の接続されたプロ
グラム式ユニットを有するデータ処理システム(導入シ
ステムおよび環境とも称する)に関し、具体的には、そ
れぞれ異なるユニットの動作時刻を示す複数のタイム・
スタンプの確立と交換に関する。
グラム式ユニットを有するデータ処理システム(導入シ
ステムおよび環境とも称する)に関し、具体的には、そ
れぞれ異なるユニットの動作時刻を示す複数のタイム・
スタンプの確立と交換に関する。
【0002】
【従来の技術】多重ユニット・データ処理システムに
は、通常、異なるプログラム式ユニットを「疎結合」す
るユニット間の接続が含まれる。このような疎結合の例
は、データと制御情報の受け渡しのためにデータ・チャ
ネル(ホスト・プロセッサと周辺サブシステムのそれぞ
れに含まれるチャネル間アダプタなど)を介して周辺サ
ブシステムへのアクセスを共用する、複数のホスト・プ
ロセッサである。このような「疎結合」は、共通の主記
憶域へのアクセスを共用し、同一の制御プログラムにっ
て制御される、複数のホスト・プロセッサとは異なる。
本発明は、疎結合システムに使用するのが最も有利であ
る。このような疎結合システムはそれぞれ、異なるデー
タ速度で動作し、異なる速度でプログラムを実行し、別
々の異なるログを保管する可能性などがある。以下で述
べるように、このような疎結合システムに関していくつ
かの問題が発生する可能性があるが、これらは本発明に
よって解決される。
は、通常、異なるプログラム式ユニットを「疎結合」す
るユニット間の接続が含まれる。このような疎結合の例
は、データと制御情報の受け渡しのためにデータ・チャ
ネル(ホスト・プロセッサと周辺サブシステムのそれぞ
れに含まれるチャネル間アダプタなど)を介して周辺サ
ブシステムへのアクセスを共用する、複数のホスト・プ
ロセッサである。このような「疎結合」は、共通の主記
憶域へのアクセスを共用し、同一の制御プログラムにっ
て制御される、複数のホスト・プロセッサとは異なる。
本発明は、疎結合システムに使用するのが最も有利であ
る。このような疎結合システムはそれぞれ、異なるデー
タ速度で動作し、異なる速度でプログラムを実行し、別
々の異なるログを保管する可能性などがある。以下で述
べるように、このような疎結合システムに関していくつ
かの問題が発生する可能性があるが、これらは本発明に
よって解決される。
【0003】このような多重ユニット・データ処理シス
テムおよび導入システムで、本発明によっていくつかの
問題が解決される。本発明の第1の有利な応用例は、周
辺サブシステムおよびデータ処理システムの障害の原因
を識別する際の問題判別(エラー状態の解決とそれから
の回復)に関するものである。このような問題判別の際
には、周辺サブシステム、またはデータ・プロセッサも
しくはホスト・プロセッサあるいはその両方における、
データ処理障害事象に先行するデータ処理事象を、すば
やく簡単に識別することが非常に重要である。そのよう
なデータ処理事象に関してサブシステム内で保管される
エラー・ログとホスト・プロセッサ内で保管されるエラ
ー・ログの間に時間相関がないので、このような識別は
困難であった。したがって、多重ホスト・データ処理シ
ステムまたは導入システム内の周辺サブシステムやホス
ト・プロセッサなど、異なるプログラム式ユニット内の
エラー・ログの間の適当な時間相関を簡単かつ安価に提
供することが望ましい。
テムおよび導入システムで、本発明によっていくつかの
問題が解決される。本発明の第1の有利な応用例は、周
辺サブシステムおよびデータ処理システムの障害の原因
を識別する際の問題判別(エラー状態の解決とそれから
の回復)に関するものである。このような問題判別の際
には、周辺サブシステム、またはデータ・プロセッサも
しくはホスト・プロセッサあるいはその両方における、
データ処理障害事象に先行するデータ処理事象を、すば
やく簡単に識別することが非常に重要である。そのよう
なデータ処理事象に関してサブシステム内で保管される
エラー・ログとホスト・プロセッサ内で保管されるエラ
ー・ログの間に時間相関がないので、このような識別は
困難であった。したがって、多重ホスト・データ処理シ
ステムまたは導入システム内の周辺サブシステムやホス
ト・プロセッサなど、異なるプログラム式ユニット内の
エラー・ログの間の適当な時間相関を簡単かつ安価に提
供することが望ましい。
【0004】本発明の実施によって解決されるもう1つ
の問題が、多重プロセッサ環境または多重導入システム
環境でデータ保全性を維持するための効率的な方法であ
る。データ保全性とは、データの状況が既知であること
を意味する。データ保全性を、データ・エラーのない状
態に維持するエラー検出・訂正システムと混同してはな
らない。そうではなくて、データ保全性とは、更新状
況、データおよびデータ更新の時刻が最新かつ正確なデ
ータ・レコードであることなどである。この問題は、た
とえばシステム障害の後や、1つの導入システム内また
は複数のデータ処理導入システム間でデータ・ファイル
が共用される時に、データを再構成する際に困難をもた
らす可能性がある。あるデータ・ファイルにアクセスし
ている各ホスト・プロセッサ・ユーザはそれぞれ、デー
タ保全性の状況についてユーザを安心させる手段を有す
る必要がある。この目的のため、データと事象または他
のデータとの時間相関が絶対必要になる。したがって、
データ保全性を維持するためのデータの時刻表示を提供
することが望ましい。
の問題が、多重プロセッサ環境または多重導入システム
環境でデータ保全性を維持するための効率的な方法であ
る。データ保全性とは、データの状況が既知であること
を意味する。データ保全性を、データ・エラーのない状
態に維持するエラー検出・訂正システムと混同してはな
らない。そうではなくて、データ保全性とは、更新状
況、データおよびデータ更新の時刻が最新かつ正確なデ
ータ・レコードであることなどである。この問題は、た
とえばシステム障害の後や、1つの導入システム内また
は複数のデータ処理導入システム間でデータ・ファイル
が共用される時に、データを再構成する際に困難をもた
らす可能性がある。あるデータ・ファイルにアクセスし
ている各ホスト・プロセッサ・ユーザはそれぞれ、デー
タ保全性の状況についてユーザを安心させる手段を有す
る必要がある。この目的のため、データと事象または他
のデータとの時間相関が絶対必要になる。したがって、
データ保全性を維持するためのデータの時刻表示を提供
することが望ましい。
【0005】データ処理システムまたは導入システムに
おける他のデータ処理事象も、時間相関を必要とするこ
とがある。したがって、タイム・スタンプなどの時刻指
示を、ホスト・プロセッサから周辺サブシステムを含む
ように拡張して、データ処理システムまたは導入システ
ムの全プログラム式ユニットを、データ処理事象の時間
相関を示す情報の維持に参加させることが望まれる。ク
ロック線を追加してすべてのユニットを結び付けること
もできるが、本発明を実施することによってそのような
出費と複雑さは不要になる。
おける他のデータ処理事象も、時間相関を必要とするこ
とがある。したがって、タイム・スタンプなどの時刻指
示を、ホスト・プロセッサから周辺サブシステムを含む
ように拡張して、データ処理システムまたは導入システ
ムの全プログラム式ユニットを、データ処理事象の時間
相関を示す情報の維持に参加させることが望まれる。ク
ロック線を追加してすべてのユニットを結び付けること
もできるが、本発明を実施することによってそのような
出費と複雑さは不要になる。
【0006】米国特許第4410942号明細書には、
変速バッファを有する磁気テープ・データ記憶周辺サブ
システムが示されている。同明細書には、ホスト・プロ
セッサから周辺サブシステムに発行される、変速バッフ
ァの動作をホスト・プロセッサ動作に同期させ、したが
ってデータ記憶磁気テープの仮想位置をホスト・プロセ
ッサ動作に同期させるためのSYNCHRONIZE
(同期)チャネル・コマンドが示され、特許請求されて
いる。この場合、データ処理導入システムの2つのプロ
グラム式ユニットが、動作状況に関して同期化される
が、このような同期は、ホスト・プロセッサと周辺サブ
システムで発生する多数のデータ処理事象の時間相関を
提供しない。
変速バッファを有する磁気テープ・データ記憶周辺サブ
システムが示されている。同明細書には、ホスト・プロ
セッサから周辺サブシステムに発行される、変速バッフ
ァの動作をホスト・プロセッサ動作に同期させ、したが
ってデータ記憶磁気テープの仮想位置をホスト・プロセ
ッサ動作に同期させるためのSYNCHRONIZE
(同期)チャネル・コマンドが示され、特許請求されて
いる。この場合、データ処理導入システムの2つのプロ
グラム式ユニットが、動作状況に関して同期化される
が、このような同期は、ホスト・プロセッサと周辺サブ
システムで発生する多数のデータ処理事象の時間相関を
提供しない。
【0007】米国特許第4574346号明細書には、
直接アクセス記憶装置(DASD)を使用するキャッシ
ュ式データ記憶周辺サブシステムが示されている。同明
細書には、現在はSET SUBSYSTEM FUN
CTION(サブシステム設定機能、SSF)と称す
る、ホスト・プロセッサから周辺サブシステムに発行さ
れる複数のチャネル・コマンドが含まれている。同明細
書のコマンドEUA、ERC、ADSが、ホスト・プロ
セッサから発行されるチャネル・コマンドSSFの例で
ある。本発明の好ましい実施例では、本発明を実施する
際にSSFチャネル・コマンドを使用する。このような
SSFチャネル・コマンドは、米国特許第457434
6号明細書のコマンドEUA、ERC、ADSとは実質
的に異なる。
直接アクセス記憶装置(DASD)を使用するキャッシ
ュ式データ記憶周辺サブシステムが示されている。同明
細書には、現在はSET SUBSYSTEM FUN
CTION(サブシステム設定機能、SSF)と称す
る、ホスト・プロセッサから周辺サブシステムに発行さ
れる複数のチャネル・コマンドが含まれている。同明細
書のコマンドEUA、ERC、ADSが、ホスト・プロ
セッサから発行されるチャネル・コマンドSSFの例で
ある。本発明の好ましい実施例では、本発明を実施する
際にSSFチャネル・コマンドを使用する。このような
SSFチャネル・コマンドは、米国特許第457434
6号明細書のコマンドEUA、ERC、ADSとは実質
的に異なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デー
タ処理システム環境の疎結合プログラム式ユニット間で
所定のデータ処理事象の時間相関をもたせるための、デ
ータ処理システムにおける方法と装置を提供することで
ある。
タ処理システム環境の疎結合プログラム式ユニット間で
所定のデータ処理事象の時間相関をもたせるための、デ
ータ処理システムにおける方法と装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、データ
処理システムのホスト・プロセッサ部分に含まれる時刻
機構を読み取って、現ホスト時刻を取得する。このよう
な現ホスト時刻は、すべてのホスト用(各ホスト時刻が
同期化される)、または複数のホストのうちの1つだけ
用(各ホスト時刻が同期化されない)である。現ホスト
時刻は、ホスト・タイム・スタンプとして周辺サブシス
テムに供給される。周辺サブシステムは、その周辺サブ
システムのデータ記憶部分の時間相関項目内に、ホスト
・タイム・スタンプを周辺サブシステムの現クロック時
刻と共に記憶する。周辺サブシステムは、所定のデータ
処理事象を検出し指示する。検出され指示された所定の
各データ処理事象の指示は、周辺サブシステム・クロッ
クを読み取ることによって作成される事象タイム・スタ
ンプと共に、ログまたはファイルの所定の項目に記憶さ
れる。
処理システムのホスト・プロセッサ部分に含まれる時刻
機構を読み取って、現ホスト時刻を取得する。このよう
な現ホスト時刻は、すべてのホスト用(各ホスト時刻が
同期化される)、または複数のホストのうちの1つだけ
用(各ホスト時刻が同期化されない)である。現ホスト
時刻は、ホスト・タイム・スタンプとして周辺サブシス
テムに供給される。周辺サブシステムは、その周辺サブ
システムのデータ記憶部分の時間相関項目内に、ホスト
・タイム・スタンプを周辺サブシステムの現クロック時
刻と共に記憶する。周辺サブシステムは、所定のデータ
処理事象を検出し指示する。検出され指示された所定の
各データ処理事象の指示は、周辺サブシステム・クロッ
クを読み取ることによって作成される事象タイム・スタ
ンプと共に、ログまたはファイルの所定の項目に記憶さ
れる。
【0010】本発明の1実施例では、所定のデータ処理
事象が、周辺サブシステム内で検出されるエラー状態で
あり、データ記憶システムが、エラー・ログであり、事
象タイム・スタンプとエラー事象の指示が、エラー・ロ
グの1項目として記憶される。時間相関項目は、このよ
うなエラー・ログ内で独立した項目として記憶される。
問題判別には、時間相関項目内のホスト・タイム・スタ
ンプと周辺クロック・タイム・スタンプの差を加えるこ
とによって事象タイム・スタンプと相関するホスト時刻
を計算することにより、記録されたエラー事象をホスト
時刻に相関させることが含まれる。ホスト時刻が同期化
されない場合、このような時間相関は、ホスト・タイム
・スタンプと同期化されないホスト時刻を、ホスト・タ
イム・スタンプと同期化されたホスト時刻と相関させる
ことを含むことがある。
事象が、周辺サブシステム内で検出されるエラー状態で
あり、データ記憶システムが、エラー・ログであり、事
象タイム・スタンプとエラー事象の指示が、エラー・ロ
グの1項目として記憶される。時間相関項目は、このよ
うなエラー・ログ内で独立した項目として記憶される。
問題判別には、時間相関項目内のホスト・タイム・スタ
ンプと周辺クロック・タイム・スタンプの差を加えるこ
とによって事象タイム・スタンプと相関するホスト時刻
を計算することにより、記録されたエラー事象をホスト
時刻に相関させることが含まれる。ホスト時刻が同期化
されない場合、このような時間相関は、ホスト・タイム
・スタンプと同期化されないホスト時刻を、ホスト・タ
イム・スタンプと同期化されたホスト時刻と相関させる
ことを含むことがある。
【0011】本発明のもう1つの実施例では、データ処
理事象が、ファイルの更新などファイル内のデータの記
録である。各更新を含む各記録の際に、周辺クロックを
読み取り、記録事象のタイム・スタンプをファイルに記
録して、記録の時刻を示す。問題判別の際には、上に述
べたように、記録事象のタイム・スタンプをホスト時刻
と相関させる。
理事象が、ファイルの更新などファイル内のデータの記
録である。各更新を含む各記録の際に、周辺クロックを
読み取り、記録事象のタイム・スタンプをファイルに記
録して、記録の時刻を示す。問題判別の際には、上に述
べたように、記録事象のタイム・スタンプをホスト時刻
と相関させる。
【0012】本発明の上記その他の目的、特徴および長
所は、添付の図面に示した本発明の好ましい実施例に関
する以下の詳細な説明から明らかになろう。
所は、添付の図面に示した本発明の好ましい実施例に関
する以下の詳細な説明から明らかになろう。
【0013】
【実施例】次に具体的に添付図面を参照するが、様々な
図中で同一の符号は、同じ部品または構造上の特徴を示
す。図1は、本発明を使用するデータ処理システムを示
す図である。ホスト・プロセッサ10は、データ・チャ
ネル17および18を介して周辺サブシステム12に接
続された複数のチャネル・プロセッサ11を有する。ホ
スト・プロセッサ10は、すべてのホスト・プロセッサ
に基準時刻を供給する時刻(TOD)機構15を有す
る。多くのデータ処理システムでは、このような時刻機
構が1つまたは複数個使用される。このような時刻機構
を複数個使用する場合、このような時刻機構は、すべて
のホスト・プロセッサ10が共通のシステム時刻基準を
有するように注意深く同期化される。符号17および1
8は、それぞれ経路のグループ化を使用した複数のデー
タ・チャネルを示す。各ホスト・プロセッサは、1つの
経路グループのメンバーとなることができる。同様に、
各経路グループは、1つのホスト・プロセッサと関連付
けられる。このような経路のグループ化を行うと、ホス
ト・プロセッサ・コマンドを1つのチャネル経路を介し
て周辺サブシステム12に送ると同時に、周辺サブシス
テム12が別のチャネル経路を介してホスト・プロセッ
サ・コマンドに応答できるようになる。参照によって本
明細書に組み込んだ文書に、このような経路グループと
経路グループ識別(PGID)が示されている。インタ
ーナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイショ
ン(IBM)から市販されている多くのデータ処理シス
テムが、このような経路グループ化を使用している。線
13とデータ・チャネル17および18には、既知の通
り、それぞれのチャネル・プロセッサ内のデータ・チャ
ネル・アダプタとクラスタ内のデータ・チャネル・アダ
プタが含まれる。符号13は、他のサブシステム(図示
せず)への接続を示す。ホスト・プロセッサ10と周辺
サブシステム12と周辺サブシステム13との間のデー
タ・チャネル接続は、ホスト・プロセッサと周辺サブシ
ステムの間で共用することができる。
図中で同一の符号は、同じ部品または構造上の特徴を示
す。図1は、本発明を使用するデータ処理システムを示
す図である。ホスト・プロセッサ10は、データ・チャ
ネル17および18を介して周辺サブシステム12に接
続された複数のチャネル・プロセッサ11を有する。ホ
スト・プロセッサ10は、すべてのホスト・プロセッサ
に基準時刻を供給する時刻(TOD)機構15を有す
る。多くのデータ処理システムでは、このような時刻機
構が1つまたは複数個使用される。このような時刻機構
を複数個使用する場合、このような時刻機構は、すべて
のホスト・プロセッサ10が共通のシステム時刻基準を
有するように注意深く同期化される。符号17および1
8は、それぞれ経路のグループ化を使用した複数のデー
タ・チャネルを示す。各ホスト・プロセッサは、1つの
経路グループのメンバーとなることができる。同様に、
各経路グループは、1つのホスト・プロセッサと関連付
けられる。このような経路のグループ化を行うと、ホス
ト・プロセッサ・コマンドを1つのチャネル経路を介し
て周辺サブシステム12に送ると同時に、周辺サブシス
テム12が別のチャネル経路を介してホスト・プロセッ
サ・コマンドに応答できるようになる。参照によって本
明細書に組み込んだ文書に、このような経路グループと
経路グループ識別(PGID)が示されている。インタ
ーナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイショ
ン(IBM)から市販されている多くのデータ処理シス
テムが、このような経路グループ化を使用している。線
13とデータ・チャネル17および18には、既知の通
り、それぞれのチャネル・プロセッサ内のデータ・チャ
ネル・アダプタとクラスタ内のデータ・チャネル・アダ
プタが含まれる。符号13は、他のサブシステム(図示
せず)への接続を示す。ホスト・プロセッサ10と周辺
サブシステム12と周辺サブシステム13との間のデー
タ・チャネル接続は、ホスト・プロセッサと周辺サブシ
ステムの間で共用することができる。
【0014】周辺サブシステム12には、クラスタ0と
も称するクラスタ20と、クラスタ1とも称するクラス
タ21が含まれる。この2つのクラスタは同じなので、
本発明の理解のためにクラスタ0だけについてある程度
詳細に説明する。クラスタ1は、クラスタ0の複製また
は複写である。各クラスタは、1組の記憶経路(SP)
24および25を有し、記憶経路24および25はそれ
ぞれ、制御ユニットまたは周辺制御装置と呼ばれてきた
ものの中で実行される多くの機能、特にそのような制御
ユニットまたは周辺制御装置の信号処理部分を実行す
る。この目的で、記憶経路24および25はそれぞれ、
データ・チャネル17に接続され、クラスタ1の記憶経
路は、データ・チャネル18に接続される。記憶経路2
4および25は、ケーブル26を介してクラスタ1の記
憶経路と通信し、逆も同様である。
も称するクラスタ20と、クラスタ1とも称するクラス
タ21が含まれる。この2つのクラスタは同じなので、
本発明の理解のためにクラスタ0だけについてある程度
詳細に説明する。クラスタ1は、クラスタ0の複製また
は複写である。各クラスタは、1組の記憶経路(SP)
24および25を有し、記憶経路24および25はそれ
ぞれ、制御ユニットまたは周辺制御装置と呼ばれてきた
ものの中で実行される多くの機能、特にそのような制御
ユニットまたは周辺制御装置の信号処理部分を実行す
る。この目的で、記憶経路24および25はそれぞれ、
データ・チャネル17に接続され、クラスタ1の記憶経
路は、データ・チャネル18に接続される。記憶経路2
4および25は、ケーブル26を介してクラスタ1の記
憶経路と通信し、逆も同様である。
【0015】周辺サブシステム12は、ランダム・アク
セス・メモリであるサブシステム記憶域27を含む。キ
ャッシュ動作が、サブシステム記憶域27内で通常の形
で実行される。システム制御アレイ(SCA)28とS
PLOG29も、サブシステム記憶域27に常駐する。
SCA28は、周辺サブシステム12の情報を記憶す
る。SCA28に加えて、電子回路が、本明細書の範囲
外である周辺サブシステム12の所定の機能を実行す
る。SCA回路の一部が、サブシステム・ディジタル・
クロック(SCACLK)31である。この電子ディジ
タル・クロックは、電源投入シーケンスからまたはカウ
ンタ・オーバーフローからの経過時刻を示す連続動作式
カウンタである。
セス・メモリであるサブシステム記憶域27を含む。キ
ャッシュ動作が、サブシステム記憶域27内で通常の形
で実行される。システム制御アレイ(SCA)28とS
PLOG29も、サブシステム記憶域27に常駐する。
SCA28は、周辺サブシステム12の情報を記憶す
る。SCA28に加えて、電子回路が、本明細書の範囲
外である周辺サブシステム12の所定の機能を実行す
る。SCA回路の一部が、サブシステム・ディジタル・
クロック(SCACLK)31である。この電子ディジ
タル・クロックは、電源投入シーケンスからまたはカウ
ンタ・オーバーフローからの経過時刻を示す連続動作式
カウンタである。
【0016】サポート機構(SF)32は、保守に関連
する動作を実行し、初期マイクロプログラム・ロード
(IML)を管理する、クラスタ20のプログラム式部
分である。サポート機構32は、後で説明するようにデ
ータ処理エラー事象をSFLOG39(サポート機構3
2内の独立したデータ記憶手段)に記録する。このよう
なデータ処理エラー事象には、通常通り周辺装置36内
で検出され指示されるエラーと、クラスタ20および2
1のいずれかの部分で検出され指示されるエラーが含ま
れる。実際のエラー検出は、サポート機構32の外部で
行われるが、このような検出は、SFLOG39に記録
するためサポート機構32に報告される。周期的にまた
はコマンド(説明せず)発行の際に、サポート機構32
は、SFLOG39の内容をアーカイブ・コピーとして
周辺ディスク(図示せず)に転送して、保守要員が将来
使用でき、ホスト・プロセッサ10内のプログラムまた
は独立した機構(図示せず)であるデータ処理システム
の自動保守機構(図示せず)が独立にアクセスできるよ
うにする。後で説明するように、ホスト・プロセッサ1
0は、後述のログにアクセスして問題判別を実行する。
このようなアクセスは、保守要員がコンピュータ支援問
題判別のためログのコピーを取ること、あるいはホスト
・プロセッサがSFLOGの「アーカイブ」内容にアク
セスすることによって達成される。ホスト・プロセッサ
10は、保守要員を支援するプログラムを実行すること
ができる。したがって、本発明を、後で明らかになるよ
うに、このようなログにアクセスするホスト・プロセッ
サに関して説明する。
する動作を実行し、初期マイクロプログラム・ロード
(IML)を管理する、クラスタ20のプログラム式部
分である。サポート機構32は、後で説明するようにデ
ータ処理エラー事象をSFLOG39(サポート機構3
2内の独立したデータ記憶手段)に記録する。このよう
なデータ処理エラー事象には、通常通り周辺装置36内
で検出され指示されるエラーと、クラスタ20および2
1のいずれかの部分で検出され指示されるエラーが含ま
れる。実際のエラー検出は、サポート機構32の外部で
行われるが、このような検出は、SFLOG39に記録
するためサポート機構32に報告される。周期的にまた
はコマンド(説明せず)発行の際に、サポート機構32
は、SFLOG39の内容をアーカイブ・コピーとして
周辺ディスク(図示せず)に転送して、保守要員が将来
使用でき、ホスト・プロセッサ10内のプログラムまた
は独立した機構(図示せず)であるデータ処理システム
の自動保守機構(図示せず)が独立にアクセスできるよ
うにする。後で説明するように、ホスト・プロセッサ1
0は、後述のログにアクセスして問題判別を実行する。
このようなアクセスは、保守要員がコンピュータ支援問
題判別のためログのコピーを取ること、あるいはホスト
・プロセッサがSFLOGの「アーカイブ」内容にアク
セスすることによって達成される。ホスト・プロセッサ
10は、保守要員を支援するプログラムを実行すること
ができる。したがって、本発明を、後で明らかになるよ
うに、このようなログにアクセスするホスト・プロセッ
サに関して説明する。
【0017】サポート機構32は、連続動作式ディジタ
ル・クロック(電子カウンタ)SFCLK33を含んで
いる。後で明らかになるように、SFCLK33は、と
りわけSFLOG39の入力タイム・スタンプの時刻を
提供する。記憶経路24および25は、SPLOG29
内の事象を一時的にサブシステム記憶域27内に記録す
る。サポート機構32は、後でSPLOG29にアクセ
スしてそのSFLOG39を更新する。その代わりに、
記憶経路24および25が、サポート機構32を起動し
てSFLOG39を更新するためのメッセージをサポー
ト機構32に直接送ることもできる。
ル・クロック(電子カウンタ)SFCLK33を含んで
いる。後で明らかになるように、SFCLK33は、と
りわけSFLOG39の入力タイム・スタンプの時刻を
提供する。記憶経路24および25は、SPLOG29
内の事象を一時的にサブシステム記憶域27内に記録す
る。サポート機構32は、後でSPLOG29にアクセ
スしてそのSFLOG39を更新する。その代わりに、
記憶経路24および25が、サポート機構32を起動し
てSFLOG39を更新するためのメッセージをサポー
ト機構32に直接送ることもできる。
【0018】クラスタ・バス35は、記憶経路24およ
び25とサブシステム記憶域27とサポート機構32を
相互接続する。サポート機構32は、データ経路34に
よってクラスタ21のサポート機構(図示せず)に接続
される。この接続によってサポート機構32が、そのS
FCLK33をクラスタ21のSFCLK(図示せず)
と同期化できるようになる。この同期化によって、後で
説明するSPLOG29内のタイム・スタンプの上書き
からの回復が可能になる。
び25とサブシステム記憶域27とサポート機構32を
相互接続する。サポート機構32は、データ経路34に
よってクラスタ21のサポート機構(図示せず)に接続
される。この接続によってサポート機構32が、そのS
FCLK33をクラスタ21のSFCLK(図示せず)
と同期化できるようになる。この同期化によって、後で
説明するSPLOG29内のタイム・スタンプの上書き
からの回復が可能になる。
【0019】周辺サブシステム12には複数の周辺装置
36も含まれるが、この周辺装置36は、好ましい実施
例では、「直接アクセス記憶装置」(DASD)とも称
するデータ記憶用ディスク装置である。装置接続37お
よび38は、記憶経路24および25ならびにクラスタ
21の記憶経路を、通常の形で周辺装置36に接続す
る。
36も含まれるが、この周辺装置36は、好ましい実施
例では、「直接アクセス記憶装置」(DASD)とも称
するデータ記憶用ディスク装置である。装置接続37お
よび38は、記憶経路24および25ならびにクラスタ
21の記憶経路を、通常の形で周辺装置36に接続す
る。
【0020】本発明の1態様によれば、独自のデータ・
チャネル17および18によって転送されるコマンドと
メッセージ(図2)を、図1に示したデータ処理システ
ム内で使用して、周辺サブシステム12内のタイム・ス
タンプとホスト・プロセッサ10内のタイム・スタンプ
の時間相関を可能にする。このような時間相関は、問題
判別を支援する。時間相関を可能にする際に、周辺サブ
システム12は、後述のデータ処理事象を検出した時、
ホスト・プロセッサ10に時刻機構15の現在時刻をホ
スト・タイム・スタンプとして供給するよう要求する。
周辺サブシステム12は、所定のデータ処理事象に応答
して、データ・チャネル・アテンション・メッセージ
(ATT'N)40を、選択された経路グループを介し
てホスト・プロセッサ10に送って、ホスト・プロセッ
サ10にホスト・タイム・スタンプを送るよう要求す
る。データ・チャネル・アテンション・メッセージ40
は、コード"ATT'N"を有するメッセージ識別フィー
ルド41を含んでいる。フィールド42(コマンド41
修飾子とも称する)には、メッセージ識別番号(MSG
ID)と共に、データがメッセージとして付加されるこ
とを示す標識が含まれる。フィールド43には、メッセ
ージ「システム時刻要求」(RST)が含まれる。この
アテンション・メッセージは、ターゲット・ホスト・プ
ロセッサ10がその時刻機構15を読み取り、読み取っ
た現在時刻を「ホスト・タイム・スタンプ」として周辺
サブシステム12に送ることを要求する。ホスト・タイ
ム・スタンプは、後で説明するように、周辺サブシステ
ム12内で発生するログ記録された(タイム・スタンプ
付きの)データ処理事象を、ホスト・プロセッサ10の
ログ(図示せず)にログ記録された(時刻機構15を介
してタイム・スタンプを付けた)データ処理事象と時間
相関させるのに使用される。ターゲット・ホスト・プロ
セッサ10は、データ・チャネル・アテンション・メッ
セージ40に応答して、SET SUBSYSTEM
FUNCTION(サブシステム機能セット)チャネル
・コマンド(SSF)45を送る。SSF45は、周辺
サブシステム12に、ホスト・タイム・スタンプとして
ターゲット(このターゲットという用語は、SSF45
を受け取ったホスト・プロセッサ10を示す)のホスト
の時刻機構15の現在時刻を示す。フィールド46は、
このチャネル・コマンドをSSFとして識別する。フィ
ールド47は、SSF45が「システム時刻セット(S
ST)」コマンドであることを示す。フィールド48に
は、ホストの時刻機構15の現在時刻値としてホスト・
タイム・スタンプ(TS)が含まれる。ホスト・プロセ
ッサ時刻機構のすべてまたは一部が、供給されたホスト
・タイム・スタンプに同期化されている場合、このホス
ト・タイム・スタンプは、すべてのホスト・プロセッサ
の動作に適用される。複数のホスト・プロセッサが、時
刻の同期化されない時刻機構を有する場合、問題判別お
よびエラー回復のために、ホスト・プロセッサ時刻と供
給されるホスト・タイム・スタンプの間の時間相関が必
要となる。このようなタイム・スタンプ相関は、本明細
書の範囲外である。さらに、後で明らかになるように、
複数のホスト・プロセッサが、そのそれぞれのホスト・
タイム・スタンプを独立に供給することができる。周辺
サブシステム12にホスト・タイム・スタンプが記憶さ
れたホスト・プロセッサを識別するために、フィールド
49には、SSF45を送るホスト・プロセッサの通し
番号識別が含まれる。このような通し番号識別は、CP
UIDすなわち中央処理装置識別と称する「ハードウェ
ア」通し番号であることが好ましい。各ホスト・プロセ
ッサは、しばしばCPUと称する少なくとも1つの中央
処理要素を含み、あるいはその上で実行される。
チャネル17および18によって転送されるコマンドと
メッセージ(図2)を、図1に示したデータ処理システ
ム内で使用して、周辺サブシステム12内のタイム・ス
タンプとホスト・プロセッサ10内のタイム・スタンプ
の時間相関を可能にする。このような時間相関は、問題
判別を支援する。時間相関を可能にする際に、周辺サブ
システム12は、後述のデータ処理事象を検出した時、
ホスト・プロセッサ10に時刻機構15の現在時刻をホ
スト・タイム・スタンプとして供給するよう要求する。
周辺サブシステム12は、所定のデータ処理事象に応答
して、データ・チャネル・アテンション・メッセージ
(ATT'N)40を、選択された経路グループを介し
てホスト・プロセッサ10に送って、ホスト・プロセッ
サ10にホスト・タイム・スタンプを送るよう要求す
る。データ・チャネル・アテンション・メッセージ40
は、コード"ATT'N"を有するメッセージ識別フィー
ルド41を含んでいる。フィールド42(コマンド41
修飾子とも称する)には、メッセージ識別番号(MSG
ID)と共に、データがメッセージとして付加されるこ
とを示す標識が含まれる。フィールド43には、メッセ
ージ「システム時刻要求」(RST)が含まれる。この
アテンション・メッセージは、ターゲット・ホスト・プ
ロセッサ10がその時刻機構15を読み取り、読み取っ
た現在時刻を「ホスト・タイム・スタンプ」として周辺
サブシステム12に送ることを要求する。ホスト・タイ
ム・スタンプは、後で説明するように、周辺サブシステ
ム12内で発生するログ記録された(タイム・スタンプ
付きの)データ処理事象を、ホスト・プロセッサ10の
ログ(図示せず)にログ記録された(時刻機構15を介
してタイム・スタンプを付けた)データ処理事象と時間
相関させるのに使用される。ターゲット・ホスト・プロ
セッサ10は、データ・チャネル・アテンション・メッ
セージ40に応答して、SET SUBSYSTEM
FUNCTION(サブシステム機能セット)チャネル
・コマンド(SSF)45を送る。SSF45は、周辺
サブシステム12に、ホスト・タイム・スタンプとして
ターゲット(このターゲットという用語は、SSF45
を受け取ったホスト・プロセッサ10を示す)のホスト
の時刻機構15の現在時刻を示す。フィールド46は、
このチャネル・コマンドをSSFとして識別する。フィ
ールド47は、SSF45が「システム時刻セット(S
ST)」コマンドであることを示す。フィールド48に
は、ホストの時刻機構15の現在時刻値としてホスト・
タイム・スタンプ(TS)が含まれる。ホスト・プロセ
ッサ時刻機構のすべてまたは一部が、供給されたホスト
・タイム・スタンプに同期化されている場合、このホス
ト・タイム・スタンプは、すべてのホスト・プロセッサ
の動作に適用される。複数のホスト・プロセッサが、時
刻の同期化されない時刻機構を有する場合、問題判別お
よびエラー回復のために、ホスト・プロセッサ時刻と供
給されるホスト・タイム・スタンプの間の時間相関が必
要となる。このようなタイム・スタンプ相関は、本明細
書の範囲外である。さらに、後で明らかになるように、
複数のホスト・プロセッサが、そのそれぞれのホスト・
タイム・スタンプを独立に供給することができる。周辺
サブシステム12にホスト・タイム・スタンプが記憶さ
れたホスト・プロセッサを識別するために、フィールド
49には、SSF45を送るホスト・プロセッサの通し
番号識別が含まれる。このような通し番号識別は、CP
UIDすなわち中央処理装置識別と称する「ハードウェ
ア」通し番号であることが好ましい。各ホスト・プロセ
ッサは、しばしばCPUと称する少なくとも1つの中央
処理要素を含み、あるいはその上で実行される。
【0021】SSF45は、主記憶域内で待ち行列化さ
れ、チャネル・プロセッサ11によって取り出されて周
辺サブシステム12に転送される。周辺サブシステム1
2のタイム・スタンプと時刻機構15時刻の時間相関の
精度を確保するため、SSF45を周辺サブシステム1
2に転送する際の待ち行列その他の時間遅れを、後で説
明するように決定する。この主記憶待ち行列は、他のチ
ャネル・コマンド(図示せず)と共にデータ・チャネル
17または18を介して転送されるためにチャネル・プ
ロセッサ11を待っているすべてのチャネル・コマンド
用である。このような待ち行列化とチャネル・プロセッ
サ11の現作業負荷が、SSF45が実際に周辺サブシ
ステム12に送られる前のホスト・プロセッサ10内で
のSSF45の処理に可変の大きな遅延を生じる可能性
がある。したがって、ターゲット・ホスト・プロセッサ
10が、SSF45の転送に使用されるチャネル・プロ
セッサ11内の待ち行列遅延時間を決定する。この遅延
が許容可能な遅延より大きい場合、ターゲット・ホスト
・プロセッサ10は、タイム・スタンプ更新のSSF5
0を周辺サブシステム12に送る。SSF50は、それ
がSSFチャネル・コマンドであることを示すコマンド
・フィールド51を有する。フィールド52は、ターゲ
ット・ホスト・プロセッサ10が、SSF45から送ら
れたホスト・タイム・スタンプを更新しようとしている
ことを示す。フィールド53には、SSF45が実際に
送られた時刻機構15の時刻、または実際の待ち行列そ
の他の時間遅れがあればそれ(こちらが好ましい内容)
を指示する形の、ホスト遅延タイム・スタンプが含まれ
る。フィールド54には、SSF50を送るホスト・プ
ロセッサのCPUIDが含まれる。このフィールドを用
いると、後で説明するようにサポート機構32がホスト
・タイム・スタンプを更新できるようになる。
れ、チャネル・プロセッサ11によって取り出されて周
辺サブシステム12に転送される。周辺サブシステム1
2のタイム・スタンプと時刻機構15時刻の時間相関の
精度を確保するため、SSF45を周辺サブシステム1
2に転送する際の待ち行列その他の時間遅れを、後で説
明するように決定する。この主記憶待ち行列は、他のチ
ャネル・コマンド(図示せず)と共にデータ・チャネル
17または18を介して転送されるためにチャネル・プ
ロセッサ11を待っているすべてのチャネル・コマンド
用である。このような待ち行列化とチャネル・プロセッ
サ11の現作業負荷が、SSF45が実際に周辺サブシ
ステム12に送られる前のホスト・プロセッサ10内で
のSSF45の処理に可変の大きな遅延を生じる可能性
がある。したがって、ターゲット・ホスト・プロセッサ
10が、SSF45の転送に使用されるチャネル・プロ
セッサ11内の待ち行列遅延時間を決定する。この遅延
が許容可能な遅延より大きい場合、ターゲット・ホスト
・プロセッサ10は、タイム・スタンプ更新のSSF5
0を周辺サブシステム12に送る。SSF50は、それ
がSSFチャネル・コマンドであることを示すコマンド
・フィールド51を有する。フィールド52は、ターゲ
ット・ホスト・プロセッサ10が、SSF45から送ら
れたホスト・タイム・スタンプを更新しようとしている
ことを示す。フィールド53には、SSF45が実際に
送られた時刻機構15の時刻、または実際の待ち行列そ
の他の時間遅れがあればそれ(こちらが好ましい内容)
を指示する形の、ホスト遅延タイム・スタンプが含まれ
る。フィールド54には、SSF50を送るホスト・プ
ロセッサのCPUIDが含まれる。このフィールドを用
いると、後で説明するようにサポート機構32がホスト
・タイム・スタンプを更新できるようになる。
【0022】図3は、SFLOG39のエラー項目記憶
域を示す図である。SPLOG29は、サブシステム記
憶域27の割振り済みの区域であるが、SFLOG39
は、サポート機構32内の独立した記憶装置である。S
FLOG39は、2つの論理列、列55および列56に
フォーマットされる。各ログ項目の列55は、SFCL
K33の現在時刻をその項目のタイム・スタンプとして
記憶する。このようなSFCLKタイム・スタンプ(S
FCLK TS)は、その項目がサポート機構32によ
ってSFLOG39に記憶された時刻の正確な指示であ
る。列56には、項目位置57に示されるように、その
項目を構成するデータが含まれる。ある構成実施例で
は、SFLOG39の列56に、エラーに関するデータ
およびその他のサブシステム・データが記憶される。S
FLOG39項目のうち少なくとも1つが、時間相関項
目58などの時間相関項目である。この項目には、その
時間相関項目がSFLOG39に記録された時のSFC
LK時刻を示す列55のSFCLKタイム・スタンプが
含まれる。したがって、時間相関項目58の列55部分
は、SFLOG39内の他のすべての項目に対する時間
相関項目58の相対時刻を識別する。時間相関項目58
の列56部分は、SFLOG39内の任意のログ項目の
発生の相対時刻を計算できるようにするため、3つのタ
イム・スタンプを有する。さらに、サポート機構32
は、クラスタ1のSFCLKをクラスタ0のSFCLK
と同期化する。したがって、後で説明するように、両方
のクラスタのすべてのSFLOG項目が、クラスタ20
またはクラスタ21のいずれかの時間相関項目を使用し
て時間相関される。
域を示す図である。SPLOG29は、サブシステム記
憶域27の割振り済みの区域であるが、SFLOG39
は、サポート機構32内の独立した記憶装置である。S
FLOG39は、2つの論理列、列55および列56に
フォーマットされる。各ログ項目の列55は、SFCL
K33の現在時刻をその項目のタイム・スタンプとして
記憶する。このようなSFCLKタイム・スタンプ(S
FCLK TS)は、その項目がサポート機構32によ
ってSFLOG39に記憶された時刻の正確な指示であ
る。列56には、項目位置57に示されるように、その
項目を構成するデータが含まれる。ある構成実施例で
は、SFLOG39の列56に、エラーに関するデータ
およびその他のサブシステム・データが記憶される。S
FLOG39項目のうち少なくとも1つが、時間相関項
目58などの時間相関項目である。この項目には、その
時間相関項目がSFLOG39に記録された時のSFC
LK時刻を示す列55のSFCLKタイム・スタンプが
含まれる。したがって、時間相関項目58の列55部分
は、SFLOG39内の他のすべての項目に対する時間
相関項目58の相対時刻を識別する。時間相関項目58
の列56部分は、SFLOG39内の任意のログ項目の
発生の相対時刻を計算できるようにするため、3つのタ
イム・スタンプを有する。さらに、サポート機構32
は、クラスタ1のSFCLKをクラスタ0のSFCLK
と同期化する。したがって、後で説明するように、両方
のクラスタのすべてのSFLOG項目が、クラスタ20
またはクラスタ21のいずれかの時間相関項目を使用し
て時間相関される。
【0023】時間相関項目の列56部分にある3つのタ
イム・スタンプには、SSF45と共に受け取ったホス
ト・タイム・スタンプが含まれる。列56部分の事象タ
イム・スタンプは、後で説明するように、SCACLK
31によって示される、記憶経路24または25がSS
F45を受け取った時刻を示す。第3のタイム・スタン
プは、サポート機構32が実際にSFLOG39にその
項目を記憶した時のSCACLK31時刻を示す、入力
タイム・スタンプである。おわかりのように、簡単な計
算でSFLOG39内の任意の項目をホストの時刻機構
15と時間的に関係付けることができる。時間相関項目
58のSFCLKタイム・スタンプをホスト・タイム・
スタンプ値から減算すると、サポート機構32の時刻と
ホストの時刻機構15の時刻の間の時間差が得られる。
SFCLK33は、時刻機構15またはSCACLK3
1よりも、ディジタル・カウントあたりの時間間隔が長
い(すなわち、時間粒度が大きく、したがって時間精度
が低い)可能性があるので、この時間相関計算は、SF
CLK33の精度までに制限される。この減算の後、問
題のログ項目のSFCLKタイム・スタンプにクロック
差を加算することによって、問題のログ項目(図示せ
ず)のSFCLKタイム・スタンプが、時刻機構15に
対して時間相関される。同様の計算を実行して、SCA
CLK時刻を時刻機構に対して時間相関することもでき
る。
イム・スタンプには、SSF45と共に受け取ったホス
ト・タイム・スタンプが含まれる。列56部分の事象タ
イム・スタンプは、後で説明するように、SCACLK
31によって示される、記憶経路24または25がSS
F45を受け取った時刻を示す。第3のタイム・スタン
プは、サポート機構32が実際にSFLOG39にその
項目を記憶した時のSCACLK31時刻を示す、入力
タイム・スタンプである。おわかりのように、簡単な計
算でSFLOG39内の任意の項目をホストの時刻機構
15と時間的に関係付けることができる。時間相関項目
58のSFCLKタイム・スタンプをホスト・タイム・
スタンプ値から減算すると、サポート機構32の時刻と
ホストの時刻機構15の時刻の間の時間差が得られる。
SFCLK33は、時刻機構15またはSCACLK3
1よりも、ディジタル・カウントあたりの時間間隔が長
い(すなわち、時間粒度が大きく、したがって時間精度
が低い)可能性があるので、この時間相関計算は、SF
CLK33の精度までに制限される。この減算の後、問
題のログ項目のSFCLKタイム・スタンプにクロック
差を加算することによって、問題のログ項目(図示せ
ず)のSFCLKタイム・スタンプが、時刻機構15に
対して時間相関される。同様の計算を実行して、SCA
CLK時刻を時刻機構に対して時間相関することもでき
る。
【0024】SSF45のフィールド49で受け取った
CPUIDも、時間相関項目58に記憶される。これを
ログ記録することによって、ホスト・プロセッサの時刻
機構15が同期化されていようとそうでなかろうと、任
意のホスト・プロセッサ10による周辺サブシステムの
ログ記録された事象の時間相関が可能になる。このよう
な時間相関の手順は既知であり、本明細書の範囲外にあ
る。
CPUIDも、時間相関項目58に記憶される。これを
ログ記録することによって、ホスト・プロセッサの時刻
機構15が同期化されていようとそうでなかろうと、任
意のホスト・プロセッサ10による周辺サブシステムの
ログ記録された事象の時間相関が可能になる。このよう
な時間相関の手順は既知であり、本明細書の範囲外にあ
る。
【0025】SFLOG39は、ラウンド・ロビン方式
で動作する。すなわち、まず項目位置57にある一番上
の項目位置を使用し、次にその次の項目位置を使用し、
これを繰り返して、符号59にある最後の項目位置に至
る。この時、記録に使用される次の項目位置は、線60
で概略的に示されるように、項目位置57にある。項目
位置57にあった元の項目は、上書きされる。このデー
タ処理事象を「ログ・ラップ」と称する。後で説明する
ように、ログ・ラップは、周辺サブシステム12にホス
ト・タイム・スタンプの要求を開始させるデータ処理事
象である。
で動作する。すなわち、まず項目位置57にある一番上
の項目位置を使用し、次にその次の項目位置を使用し、
これを繰り返して、符号59にある最後の項目位置に至
る。この時、記録に使用される次の項目位置は、線60
で概略的に示されるように、項目位置57にある。項目
位置57にあった元の項目は、上書きされる。このデー
タ処理事象を「ログ・ラップ」と称する。後で説明する
ように、ログ・ラップは、周辺サブシステム12にホス
ト・タイム・スタンプの要求を開始させるデータ処理事
象である。
【0026】SFLOG39には、複数の時間相関項目
を含めることができる。たとえば、第2の時間相関項目
61に、時間相関項目58のホスト・タイム・スタンプ
を送ったホスト・プロセッサと異なる第2のホスト・プ
ロセッサからの第2のホスト・タイム・スタンプを含め
ることができる。この第2のホスト・タイム・スタンプ
は、時間相関項目58を送ったホスト・プロセッサのホ
スト・タイム・スタンプであってもよい。
を含めることができる。たとえば、第2の時間相関項目
61に、時間相関項目58のホスト・タイム・スタンプ
を送ったホスト・プロセッサと異なる第2のホスト・プ
ロセッサからの第2のホスト・タイム・スタンプを含め
ることができる。この第2のホスト・タイム・スタンプ
は、時間相関項目58を送ったホスト・プロセッサのホ
スト・タイム・スタンプであってもよい。
【0027】場合によっては、時間相関項目58を項目
位置57に置くことができる。この状況では、ログ・ラ
ップの結果が、時間相関項目が即時に上書きされる。図
からわかるように、SFLOG39のいくつかの項目
は、電源投入後または初期マイクロプログラム・ロード
(IML)後に作成され、その結果、時間相関項目が最
初の項目位置57から移転される。たとえば、IMLの
結果、ホスト・タイム・スタンプを受け取る前にエラー
・ログ記録処置が行われる可能性がある。IMLは、当
該の各クラスタを初期設定するための手順である。IM
Lは、周辺サブシステムと当該の各クラスタのすべての
要素を初期設定するために、サポート機構32の制御下
で周辺サブシステム内で実行される。
位置57に置くことができる。この状況では、ログ・ラ
ップの結果が、時間相関項目が即時に上書きされる。図
からわかるように、SFLOG39のいくつかの項目
は、電源投入後または初期マイクロプログラム・ロード
(IML)後に作成され、その結果、時間相関項目が最
初の項目位置57から移転される。たとえば、IMLの
結果、ホスト・タイム・スタンプを受け取る前にエラー
・ログ記録処置が行われる可能性がある。IMLは、当
該の各クラスタを初期設定するための手順である。IM
Lは、周辺サブシステムと当該の各クラスタのすべての
要素を初期設定するために、サポート機構32の制御下
で周辺サブシステム内で実行される。
【0028】本発明の重要な態様は、周辺サブシステム
12が、ホスト・タイム・スタンプを送るように要求す
ることである。図4は、図2に示されたSSF45およ
び50とデータ・チャネル・アテンション・メッセージ
40を使用する要求を実行するための機械動作を示す図
である。図4に示された機械動作はすべて、周辺サブシ
ステム12内で行われる。サポート機構32は、その動
作(このような動作の大半は本発明に固有ではないの
で、説明しない)の一部として、プログラム実行経路6
5をたどる。機械ステップ66で、サポート機構32
が、IMLが完了したばかりであるかどうかを判定す
る。そうである場合、サポート機構32は、機械ステッ
プ67で、そのSFCLK33をクラスタ21のSFC
LK(図示せず)に同期させる。このようなSFCLK
同期は、通常のクロック同期化技法を使用してデータ経
路34(図1)を介して行われる。機械ステップ66で
サポート機構32が最近完了したIMLがないと判定し
た場合、サポート機構32は、機械ステップ68で、ロ
グ・ラップ・データ処理事象が発生したかどうかを判定
する。ログ・ラップ事象(図3)がない場合、サポート
機構32は、プログラム経路69を経て脱出し、本発明
に固有でない機械動作を実行する。ログ・ラップ・デー
タ処理事象が発生した場合、または機械ステップ66で
IMLデータ処理事象が検出された場合、サポート機構
32は、ホスト・プロセッサ10によって選択された記
憶経路24または25にホスト・タイム・スタンプを求
める要求を開始する。サポート機構32は、機械ステッ
プ75で、記憶経路24または25の一方にホスト・タ
イム・スタンプを要求する内部メッセージ(MSG)を
作成する。サポート機構32は、MSGをSPLOG2
9に送ることができ、SPLOG29では、どちらかの
記憶経路がMSGにアクセスしこれに応答することがで
きる。この内部メッセージが記憶経路24または25に
直接に送られる場合、そのような記憶経路は任意の方法
で選択される。どちらの場合でも、選択された記憶経路
は、ステップ76でこの内部MSGに応答して、ホスト
・タイム・スタンプ(システム・クロック時刻またはS
YSCLK現在時刻)を要求するデータ・チャネル・ア
テンション・メッセージ(CMSG)40(図2)を作
成する。このデータ・チャネル・アテンション・メッセ
ージが作成される(図2に示すように)や否や、選択さ
れた記憶経路が、このメッセージをターゲット・ホスト
・プロセッサに転送するための経路グループを選択す
る。使用される記憶経路は、任意に選択することができ
る。選択された記憶経路24または25は、機械ステッ
プ76で、データ・チャネル・アテンション・メッセー
ジにメッセージ識別(MSGID)を割り当てる。この
MSGIDは、選択された記憶経路によって、データ・
チャネル・アテンション・メッセージ40のフィールド
42に挿入される。その後、選択された記憶経路は、デ
ータ・チャネル・アテンション・メッセージ40を、経
路グループを介してターゲット・ホスト・プロセッサ1
0に送る。このような経路グループの選択は任意の方法
で、顧客が決定する方法で、または既知の方式で周辺サ
ブシステム12内で示されるその他の方法で行うことが
できる。どの場合でも、経路グループの選択は、そのP
GIDを選択し指示することによって行われる。
12が、ホスト・タイム・スタンプを送るように要求す
ることである。図4は、図2に示されたSSF45およ
び50とデータ・チャネル・アテンション・メッセージ
40を使用する要求を実行するための機械動作を示す図
である。図4に示された機械動作はすべて、周辺サブシ
ステム12内で行われる。サポート機構32は、その動
作(このような動作の大半は本発明に固有ではないの
で、説明しない)の一部として、プログラム実行経路6
5をたどる。機械ステップ66で、サポート機構32
が、IMLが完了したばかりであるかどうかを判定す
る。そうである場合、サポート機構32は、機械ステッ
プ67で、そのSFCLK33をクラスタ21のSFC
LK(図示せず)に同期させる。このようなSFCLK
同期は、通常のクロック同期化技法を使用してデータ経
路34(図1)を介して行われる。機械ステップ66で
サポート機構32が最近完了したIMLがないと判定し
た場合、サポート機構32は、機械ステップ68で、ロ
グ・ラップ・データ処理事象が発生したかどうかを判定
する。ログ・ラップ事象(図3)がない場合、サポート
機構32は、プログラム経路69を経て脱出し、本発明
に固有でない機械動作を実行する。ログ・ラップ・デー
タ処理事象が発生した場合、または機械ステップ66で
IMLデータ処理事象が検出された場合、サポート機構
32は、ホスト・プロセッサ10によって選択された記
憶経路24または25にホスト・タイム・スタンプを求
める要求を開始する。サポート機構32は、機械ステッ
プ75で、記憶経路24または25の一方にホスト・タ
イム・スタンプを要求する内部メッセージ(MSG)を
作成する。サポート機構32は、MSGをSPLOG2
9に送ることができ、SPLOG29では、どちらかの
記憶経路がMSGにアクセスしこれに応答することがで
きる。この内部メッセージが記憶経路24または25に
直接に送られる場合、そのような記憶経路は任意の方法
で選択される。どちらの場合でも、選択された記憶経路
は、ステップ76でこの内部MSGに応答して、ホスト
・タイム・スタンプ(システム・クロック時刻またはS
YSCLK現在時刻)を要求するデータ・チャネル・ア
テンション・メッセージ(CMSG)40(図2)を作
成する。このデータ・チャネル・アテンション・メッセ
ージが作成される(図2に示すように)や否や、選択さ
れた記憶経路が、このメッセージをターゲット・ホスト
・プロセッサに転送するための経路グループを選択す
る。使用される記憶経路は、任意に選択することができ
る。選択された記憶経路24または25は、機械ステッ
プ76で、データ・チャネル・アテンション・メッセー
ジにメッセージ識別(MSGID)を割り当てる。この
MSGIDは、選択された記憶経路によって、データ・
チャネル・アテンション・メッセージ40のフィールド
42に挿入される。その後、選択された記憶経路は、デ
ータ・チャネル・アテンション・メッセージ40を、経
路グループを介してターゲット・ホスト・プロセッサ1
0に送る。このような経路グループの選択は任意の方法
で、顧客が決定する方法で、または既知の方式で周辺サ
ブシステム12内で示されるその他の方法で行うことが
できる。どの場合でも、経路グループの選択は、そのP
GIDを選択し指示することによって行われる。
【0029】選択された記憶経路24または25は、機
械ステップ77で、選択された経路グループを介して宛
先またはターゲット・ホスト・プロセッサ10にデータ
・チャネル・アテンション・メッセージ40を送る。記
憶経路24または25は、機械ステップ78で、ターゲ
ット・ホスト・プロセッサ10にアテンション・メッセ
ージを転送するのに使用するPGIDとMSGIDをサ
ポート機構32に示す。その後、機械ステップ79で、
周辺サブシステム12は、SSTチャネル・コマンドで
あるSSF45を待ちながら、他の機械動作に進む。
械ステップ77で、選択された経路グループを介して宛
先またはターゲット・ホスト・プロセッサ10にデータ
・チャネル・アテンション・メッセージ40を送る。記
憶経路24または25は、機械ステップ78で、ターゲ
ット・ホスト・プロセッサ10にアテンション・メッセ
ージを転送するのに使用するPGIDとMSGIDをサ
ポート機構32に示す。その後、機械ステップ79で、
周辺サブシステム12は、SSTチャネル・コマンドで
あるSSF45を待ちながら、他の機械動作に進む。
【0030】図5は、ターゲット・ホスト・プロセッサ
による、その時刻機構15の現在時刻を周辺サブシステ
ム12に転送する動作を示す図である。このようなシス
テム時刻転送の最初の開始の際に、図4に示した動作の
継続として、選択されたホスト・プロセッサ10は、機
械ステップ85で、データ・チャネル17または18の
経路グループのうちの1経路とチャネル・プロセッサ1
1のうちの1つを介して、アテンション・メッセージを
受け取る。このアテンション・メッセージは、選択され
たホスト・プロセッサ10が使用する主記憶域(図示せ
ず)に記憶される。
による、その時刻機構15の現在時刻を周辺サブシステ
ム12に転送する動作を示す図である。このようなシス
テム時刻転送の最初の開始の際に、図4に示した動作の
継続として、選択されたホスト・プロセッサ10は、機
械ステップ85で、データ・チャネル17または18の
経路グループのうちの1経路とチャネル・プロセッサ1
1のうちの1つを介して、アテンション・メッセージを
受け取る。このアテンション・メッセージは、選択され
たホスト・プロセッサ10が使用する主記憶域(図示せ
ず)に記憶される。
【0031】このようなシステム時刻転送の第2の開始
は、機械ステップ86でホスト・プロセッサによって開
始される。この間に、すべての時刻機構15が同一の時
刻を示すようにすべてまたは一部のホスト・プロセッサ
10の時刻機構を時刻に関して同期化することができる
が、これは必ず行われるわけではない。このような時刻
同期化があるホスト・プロセッサによって開始される場
合、ホスト・プロセッサ10は、周辺サブシステム12
と他の周辺サブシステム13に新規のホスト・タイム・
スタンプを供給することもできる。ホスト・プロセッサ
の開始するシステム時刻の転送では、ホスト・プロセッ
サ10は、ホスト・タイム・スタンプを受け取る周辺サ
ブシステムのクラスタ(周辺装置36のアドレスを含む
ことができる)を選択する。
は、機械ステップ86でホスト・プロセッサによって開
始される。この間に、すべての時刻機構15が同一の時
刻を示すようにすべてまたは一部のホスト・プロセッサ
10の時刻機構を時刻に関して同期化することができる
が、これは必ず行われるわけではない。このような時刻
同期化があるホスト・プロセッサによって開始される場
合、ホスト・プロセッサ10は、周辺サブシステム12
と他の周辺サブシステム13に新規のホスト・タイム・
スタンプを供給することもできる。ホスト・プロセッサ
の開始するシステム時刻の転送では、ホスト・プロセッ
サ10は、ホスト・タイム・スタンプを受け取る周辺サ
ブシステムのクラスタ(周辺装置36のアドレスを含む
ことができる)を選択する。
【0032】ホスト・タイム・スタンプ転送の第3の開
始も、周辺サブシステム12によって行われる。サポー
ト機構32は、図4に示すように、SFCLK33が所
定の経過時間を刻時したなど、IMLやSFLOG39
のラップ以外の事象に基づいて、ホスト・タイム・スタ
ンプを要求することができる。その後、図4の上述の機
械ステップが実行される。もちろん、他のデータ処理事
象を使用して、周辺サブシステム12をトリガし、ホス
ト・プロセッサ10からホスト・タイム・スタンプを要
求させることができる。
始も、周辺サブシステム12によって行われる。サポー
ト機構32は、図4に示すように、SFCLK33が所
定の経過時間を刻時したなど、IMLやSFLOG39
のラップ以外の事象に基づいて、ホスト・タイム・スタ
ンプを要求することができる。その後、図4の上述の機
械ステップが実行される。もちろん、他のデータ処理事
象を使用して、周辺サブシステム12をトリガし、ホス
ト・プロセッサ10からホスト・タイム・スタンプを要
求させることができる。
【0033】どの場合でも、ターゲット・ホスト・プロ
セッサ10は、機械ステップ87で、SSF45(図
2)を含むチャネル・コマンドのSSF連鎖(このよう
なチャネル・コマンドの連鎖は、多くの現行IBMメイ
ン・フレーム・プロセッサで使用されている連鎖であ
る)を作成する。このような連鎖は、図4に関して説明
したように選択された経路グループを介してコマンドを
転送するためにチャネル・プロセッサ11がアクセスで
きるように、主記憶域(図示せず)に記録される。
セッサ10は、機械ステップ87で、SSF45(図
2)を含むチャネル・コマンドのSSF連鎖(このよう
なチャネル・コマンドの連鎖は、多くの現行IBMメイ
ン・フレーム・プロセッサで使用されている連鎖であ
る)を作成する。このような連鎖は、図4に関して説明
したように選択された経路グループを介してコマンドを
転送するためにチャネル・プロセッサ11がアクセスで
きるように、主記憶域(図示せず)に記録される。
【0034】ホスト・プロセッサ10がSSF連鎖を完
了した時、機械ステップ88で、チャネル・プロセッサ
11が、そのSSF連鎖コマンドを取り出し、データ・
チャネル経路を介してこれらをクラスタ20に送る。選
択されたデータ・チャネル経路にアクセスするための待
ち行列が存在するので、機械ステップ87でSSF連鎖
を作成した後、すなわち、時刻機構15の時刻がSSF
45に挿入された瞬間の後に、大きな遅延が発生する可
能性がある。そのような待ち行列によって生じる遅延の
結果、ホスト・タイム・スタンプは、周辺サブシステム
12がそれを受け取った時には不正確になっている可能
性がある。この不正確さは、データ処理事象の所望の時
間相関におけるホスト・タイム・スタンプの有用性を低
下させる。たとえば、ホスト・プロセッサ10内で許容
される最大の待ち行列遅延を、0秒から3秒までの範囲
で選択することができる。タイム・スタンプを送るホス
ト・プロセッサ10は、機械ステップ89で、待ち行列
遅延を決定する。ホスト待ち行列遅延の最大許容値を超
える場合には、機械ステップ90で、SSF50を有す
る更新SSF連鎖を作成し、これを周辺サブシステム1
2に送る。最大待ち行列遅延を0に選択すると、更新チ
ャネル・コマンドであるSSF50が必ず送られるよう
になる。このような選択によって、ホスト・プロセッサ
10と周辺サブシステム12のログ記録された活動の間
の時間相関の精度が最大になる。
了した時、機械ステップ88で、チャネル・プロセッサ
11が、そのSSF連鎖コマンドを取り出し、データ・
チャネル経路を介してこれらをクラスタ20に送る。選
択されたデータ・チャネル経路にアクセスするための待
ち行列が存在するので、機械ステップ87でSSF連鎖
を作成した後、すなわち、時刻機構15の時刻がSSF
45に挿入された瞬間の後に、大きな遅延が発生する可
能性がある。そのような待ち行列によって生じる遅延の
結果、ホスト・タイム・スタンプは、周辺サブシステム
12がそれを受け取った時には不正確になっている可能
性がある。この不正確さは、データ処理事象の所望の時
間相関におけるホスト・タイム・スタンプの有用性を低
下させる。たとえば、ホスト・プロセッサ10内で許容
される最大の待ち行列遅延を、0秒から3秒までの範囲
で選択することができる。タイム・スタンプを送るホス
ト・プロセッサ10は、機械ステップ89で、待ち行列
遅延を決定する。ホスト待ち行列遅延の最大許容値を超
える場合には、機械ステップ90で、SSF50を有す
る更新SSF連鎖を作成し、これを周辺サブシステム1
2に送る。最大待ち行列遅延を0に選択すると、更新チ
ャネル・コマンドであるSSF50が必ず送られるよう
になる。このような選択によって、ホスト・プロセッサ
10と周辺サブシステム12のログ記録された活動の間
の時間相関の精度が最大になる。
【0035】図6は、周辺サブシステム12内で行われ
る、受け取ったホスト・タイム・スタンプをSFLOG
39に記憶する機械動作を示す図である。図6に示す動
作は、図4の待機ステップ79から始まる。機械ステッ
プ95で、記憶経路24または25のいずれか(受け取
ったコマンドを処理するために選択される記憶経路の選
択は、本明細書の範囲外である通常の既知の方法で決定
される)が、SSF45を受け取る。機械ステップ96
で、SCACLKを時間相関項目58の事象タイム・ス
タンプとして入力するためにSSF45を受け取る時刻
を周辺サブシステム12に示すために、記憶経路が、S
CACLKの現在時刻を読み取る。SSF45を受け取
る記憶経路は、将来の時間相関項目(図示せず)を作成
する。これは、SFLOG39内の時間相関項目58の
項目位置57部分(図3)になる。ホスト・タイム・ス
タンプ(SSF45のフィールド48に含まれるシステ
ム・クロック時刻)、CPUIDおよびSCACLKの
現在時刻が、記憶経路によって将来の時間相関項目に入
力される。この将来の時間相関項目は、サポート機構3
2が後でアクセス(待ち行列化されて)できるように、
SPLOG29に一時的に記憶される。サポート機構3
2は、機械ステップ97で、SPLOG29にアクセス
して、記憶経路が作成した将来の時間相関項目を検索す
る。サポート機構32は、SFLOG39に時間相関項
目を実際に記憶する準備ができた時に、SCACLKを
読み取って、周辺サブシステム12の現在時刻を取得す
る。その後、サポート機構32は、現SFCLK時刻を
入力タイム・スタンプとして加算し、この時間相関項目
を時間相関項目58としてSPLOG29に記録する。
この時、サポート機構32は、更新チャネル・コマンド
であるSSF50が受け取られるかどうかは知らない。
したがって、サポート機構32は、他の動作(図示せ
ず)に進む。
る、受け取ったホスト・タイム・スタンプをSFLOG
39に記憶する機械動作を示す図である。図6に示す動
作は、図4の待機ステップ79から始まる。機械ステッ
プ95で、記憶経路24または25のいずれか(受け取
ったコマンドを処理するために選択される記憶経路の選
択は、本明細書の範囲外である通常の既知の方法で決定
される)が、SSF45を受け取る。機械ステップ96
で、SCACLKを時間相関項目58の事象タイム・ス
タンプとして入力するためにSSF45を受け取る時刻
を周辺サブシステム12に示すために、記憶経路が、S
CACLKの現在時刻を読み取る。SSF45を受け取
る記憶経路は、将来の時間相関項目(図示せず)を作成
する。これは、SFLOG39内の時間相関項目58の
項目位置57部分(図3)になる。ホスト・タイム・ス
タンプ(SSF45のフィールド48に含まれるシステ
ム・クロック時刻)、CPUIDおよびSCACLKの
現在時刻が、記憶経路によって将来の時間相関項目に入
力される。この将来の時間相関項目は、サポート機構3
2が後でアクセス(待ち行列化されて)できるように、
SPLOG29に一時的に記憶される。サポート機構3
2は、機械ステップ97で、SPLOG29にアクセス
して、記憶経路が作成した将来の時間相関項目を検索す
る。サポート機構32は、SFLOG39に時間相関項
目を実際に記憶する準備ができた時に、SCACLKを
読み取って、周辺サブシステム12の現在時刻を取得す
る。その後、サポート機構32は、現SFCLK時刻を
入力タイム・スタンプとして加算し、この時間相関項目
を時間相関項目58としてSPLOG29に記録する。
この時、サポート機構32は、更新チャネル・コマンド
であるSSF50が受け取られるかどうかは知らない。
したがって、サポート機構32は、他の動作(図示せ
ず)に進む。
【0036】ターゲット・ホスト・プロセッサ10が機
械ステップ90を実行すると仮定すると、機械ステップ
98で、記憶経路がSSF50のホスト・タイム・スタ
ンプ更新を受け取る。更新された時刻は、その後、時間
相関項目58のホスト・タイム・スタンプ値を更新する
ため、SPLOG29を介してサポート機構32に送ら
れる。サポート機構32は、ホスト遅延時間を受け取
り、このホスト遅延時間を、時間相関項目58に記憶さ
れたホスト・タイム・スタンプに加算する。時間相関項
目58内の他のタイム・スタンプは変化しない。
械ステップ90を実行すると仮定すると、機械ステップ
98で、記憶経路がSSF50のホスト・タイム・スタ
ンプ更新を受け取る。更新された時刻は、その後、時間
相関項目58のホスト・タイム・スタンプ値を更新する
ため、SPLOG29を介してサポート機構32に送ら
れる。サポート機構32は、ホスト遅延時間を受け取
り、このホスト遅延時間を、時間相関項目58に記憶さ
れたホスト・タイム・スタンプに加算する。時間相関項
目58内の他のタイム・スタンプは変化しない。
【0037】上の説明から、選択されたホスト・プロセ
ッサ10が、チャネル・プロセッサがSSF45を周辺
サブシステム12に即座に送れないことによって生じる
待ち行列遅延によって導入される時間誤差を除去するこ
とがわかる。同様に、事象タイム・スタンプ(ホスト・
タイム・スタンプを受け取る時刻を示すSCACLK時
刻)は、更新されようとそうでなかろうと、ホスト・タ
イム・スタンプと時間相関される。入力タイム・スタン
プ(入力のSCACLK時刻)は、入力されたタイム・
スタンプで発生したSFCLK TS値を示す。したが
って、サポート機構32の作業待ち行列によって引き起
こされる時間遅れ誤差(SPLOG29への記憶時間)
は、入力タイム・スタンプ値から事象タイム・スタンプ
(周辺サブシステム12がコマンドを受け取る時刻)を
減算することによって示される待ち行列遅延をSFCL
K TSから差し引くことによって補償される。したが
って、すべてのタイム・スタンプが、待ち行列の測定と
上述の計算によって行われる遅延補償とによって決定さ
れる精度で正確に時間相関される。
ッサ10が、チャネル・プロセッサがSSF45を周辺
サブシステム12に即座に送れないことによって生じる
待ち行列遅延によって導入される時間誤差を除去するこ
とがわかる。同様に、事象タイム・スタンプ(ホスト・
タイム・スタンプを受け取る時刻を示すSCACLK時
刻)は、更新されようとそうでなかろうと、ホスト・タ
イム・スタンプと時間相関される。入力タイム・スタン
プ(入力のSCACLK時刻)は、入力されたタイム・
スタンプで発生したSFCLK TS値を示す。したが
って、サポート機構32の作業待ち行列によって引き起
こされる時間遅れ誤差(SPLOG29への記憶時間)
は、入力タイム・スタンプ値から事象タイム・スタンプ
(周辺サブシステム12がコマンドを受け取る時刻)を
減算することによって示される待ち行列遅延をSFCL
K TSから差し引くことによって補償される。したが
って、すべてのタイム・スタンプが、待ち行列の測定と
上述の計算によって行われる遅延補償とによって決定さ
れる精度で正確に時間相関される。
【0038】以上のことから、通常のチャネル・コマン
ド処理を使用するホスト・タイム・スタンプ転送が、望
ましくない遅延を引き起こし、そのために所望の時間相
関に時間相関誤差が生じることがわかる。サポート機構
32の作業待ち行列の遅延さえ、時間相関誤差を生じる
可能性がある。本発明は、ホスト・プロセッサおよび周
辺サブシステムにおけるこのようなタイミング遅延を補
償する。また、時刻機構15は、1マイクロ秒以下のタ
イミング間隔をもつことができ、SFCLK33は、1
ミリ秒以下の最小時間間隔をもつことができることを理
解されたい。タイム・スタンプの精度は、タイム・スタ
ンプの作成に使用されるすべてのクロックのうちで最大
の粒度までに制限される。
ド処理を使用するホスト・タイム・スタンプ転送が、望
ましくない遅延を引き起こし、そのために所望の時間相
関に時間相関誤差が生じることがわかる。サポート機構
32の作業待ち行列の遅延さえ、時間相関誤差を生じる
可能性がある。本発明は、ホスト・プロセッサおよび周
辺サブシステムにおけるこのようなタイミング遅延を補
償する。また、時刻機構15は、1マイクロ秒以下のタ
イミング間隔をもつことができ、SFCLK33は、1
ミリ秒以下の最小時間間隔をもつことができることを理
解されたい。タイム・スタンプの精度は、タイム・スタ
ンプの作成に使用されるすべてのクロックのうちで最大
の粒度までに制限される。
【0039】図7は、ホスト・プロセッサ10がホスト
・タイム・スタンプを求める要求に応答しない時の3回
の再試行を示す図である。図7に示したサポート機構3
2における動作は、サポート機構32がホスト・タイム
・スタンプを求める最初の要求を記憶経路24または2
5に送った図4の機械ステップ75の後に開始される。
サポート機構32は、機械ステップ100で、図6の機
械ステップ96に示すような記憶経路24または25か
らの要求を期待する最初の時間期間を設定するために、
最初のタイム・アウト(好ましくは数分間)をセットす
る。機械ステップ100に戻って、サポート機構32
は、ホスト・タイム・スタンプを受け取らずにタイム・
アウトを検出すると、機械ステップ101に進んで、ホ
スト・タイム・スタンプを要求するデータ・チャネル・
アテンション・メッセージ40を送るために、第2の内
部メッセージを記憶経路に送る。選択された記憶経路2
4または25は、機械ステップ102で、最初の要求に
関して機械ステップ76(図4)で選択されたPGID
経路グループとは異なる経路グループPGID(2)を
選択する。この処置で、ホスト・タイム・スタンプを供
給するための第2経路グループを選択することによっ
て、第2のホスト・プロセッサ10も選択される。第2
の選択された記憶経路は、第2のデータ・チャネル・ア
テンション・メッセージ40(第1のアテンション・メ
ッセージと同一)を、第2の選択されたホスト・プロセ
ッサ10に転送する。その後、サポート機構32は、機
械ステップ102で、たとえば1時間またはSCACL
K31によって測定される時間など、第1のタイム・ア
ウトより長い時間を有する第2のタイム・アウトをセッ
トする。
・タイム・スタンプを求める要求に応答しない時の3回
の再試行を示す図である。図7に示したサポート機構3
2における動作は、サポート機構32がホスト・タイム
・スタンプを求める最初の要求を記憶経路24または2
5に送った図4の機械ステップ75の後に開始される。
サポート機構32は、機械ステップ100で、図6の機
械ステップ96に示すような記憶経路24または25か
らの要求を期待する最初の時間期間を設定するために、
最初のタイム・アウト(好ましくは数分間)をセットす
る。機械ステップ100に戻って、サポート機構32
は、ホスト・タイム・スタンプを受け取らずにタイム・
アウトを検出すると、機械ステップ101に進んで、ホ
スト・タイム・スタンプを要求するデータ・チャネル・
アテンション・メッセージ40を送るために、第2の内
部メッセージを記憶経路に送る。選択された記憶経路2
4または25は、機械ステップ102で、最初の要求に
関して機械ステップ76(図4)で選択されたPGID
経路グループとは異なる経路グループPGID(2)を
選択する。この処置で、ホスト・タイム・スタンプを供
給するための第2経路グループを選択することによっ
て、第2のホスト・プロセッサ10も選択される。第2
の選択された記憶経路は、第2のデータ・チャネル・ア
テンション・メッセージ40(第1のアテンション・メ
ッセージと同一)を、第2の選択されたホスト・プロセ
ッサ10に転送する。その後、サポート機構32は、機
械ステップ102で、たとえば1時間またはSCACL
K31によって測定される時間など、第1のタイム・ア
ウトより長い時間を有する第2のタイム・アウトをセッ
トする。
【0040】機械ステップ103で、サポート機構32
が第2のタイム・アウトの満了を検出した場合、サポー
ト機構32は、記憶経路24または25に第3のホスト
・タイム・スタンプ要求を再送出する。記憶経路24ま
たは25は、機械ステップ104で、第3のPGID
(があれば)を選択し、第3の選択されたホスト・プロ
セッサ10に第3の経路グループを介して第3の要求を
送る。サポート機構32は、機械ステップ105で、第
3のタイム・アウトをセットする。これは、第2のタイ
ム・アウト以上とすることができる。機械ステップ10
5で第3のタイム・アウトが満了した場合、サポート機
構32は、ホスト・プロセッサ10に対する3つの要求
でホスト・タイム・スタンプが取得できなかったことを
示すまたは反映する、SFLOG39のタイム・スタン
プ・エラー項目を作成する。タイム・スタンプ・エラー
項目をSFLOG39に記憶した後に、サポート機構3
2は、図7に示す動作から脱出して、本発明に固有でな
い動作を実行する。
が第2のタイム・アウトの満了を検出した場合、サポー
ト機構32は、記憶経路24または25に第3のホスト
・タイム・スタンプ要求を再送出する。記憶経路24ま
たは25は、機械ステップ104で、第3のPGID
(があれば)を選択し、第3の選択されたホスト・プロ
セッサ10に第3の経路グループを介して第3の要求を
送る。サポート機構32は、機械ステップ105で、第
3のタイム・アウトをセットする。これは、第2のタイ
ム・アウト以上とすることができる。機械ステップ10
5で第3のタイム・アウトが満了した場合、サポート機
構32は、ホスト・プロセッサ10に対する3つの要求
でホスト・タイム・スタンプが取得できなかったことを
示すまたは反映する、SFLOG39のタイム・スタン
プ・エラー項目を作成する。タイム・スタンプ・エラー
項目をSFLOG39に記憶した後に、サポート機構3
2は、図7に示す動作から脱出して、本発明に固有でな
い動作を実行する。
【0041】図8は、時間相関項目58がログ・ラップ
の後に上書きされたが置換されていない時に、本発明を
使用してSFLOG39の項目とホスト・プロセッサ1
0のログの時間相関を実行する、コンピュータ支援問題
判別手順の一部を示す図である。問題判別には、本明細
書の範囲外のステップが含まれることを理解されたい。
図8に示した状況では、通常はSFLOG39に記憶さ
れる時間相関項目が存在しない。この不在は、SFLO
G39のログ項目とホスト・プロセッサ10のタイム・
スタンプの時間相関が不可能であることを意味する。ク
ラスタ0およびクラスタ1のSFCLKは、下記で述べ
るようにIML(図1のデータ経路34)で同期化され
たので、どのホスト・プロセッサ10も、クラスタ1の
SFLOGまたはそのアーカイブ・コピーにアクセスし
て、クラスタ0のSFLOG39またはそのアーカイブ
・コピーのタイム・スタンプ・エラーから回復すること
ができる。
の後に上書きされたが置換されていない時に、本発明を
使用してSFLOG39の項目とホスト・プロセッサ1
0のログの時間相関を実行する、コンピュータ支援問題
判別手順の一部を示す図である。問題判別には、本明細
書の範囲外のステップが含まれることを理解されたい。
図8に示した状況では、通常はSFLOG39に記憶さ
れる時間相関項目が存在しない。この不在は、SFLO
G39のログ項目とホスト・プロセッサ10のタイム・
スタンプの時間相関が不可能であることを意味する。ク
ラスタ0およびクラスタ1のSFCLKは、下記で述べ
るようにIML(図1のデータ経路34)で同期化され
たので、どのホスト・プロセッサ10も、クラスタ1の
SFLOGまたはそのアーカイブ・コピーにアクセスし
て、クラスタ0のSFLOG39またはそのアーカイブ
・コピーのタイム・スタンプ・エラーから回復すること
ができる。
【0042】機械ステップ110で、ホスト・プロセッ
サ10が、クラスタ0内のSFLOG39またはアーカ
イブ・コピーの内容を検索する。機械ステップ111
で、ホスト・プロセッサ10が、時間相関項目58が上
書きされたことを検出する。その後、タイム・スタンプ
・エラーからの回復の第1ステップとして、機械ステッ
プ112で、ホスト・プロセッサ10が、クラスタ1ま
たはそのアーカイブ・コピーから、ログを検索する。機
械ステップ113で、ホスト・プロセッサ10が、クラ
スタ1の時間相関項目を読み取る。機械ステップ114
で、ホスト・プロセッサ10が、問題判別手順を続行し
て、クラスタ0のSFLOG39の現在の内容または以
前の内容の時間相関を計算する。クラスタ0またはクラ
スタ1のログのログ・ラップが、当該の時間相関項目の
上書きをもたらす可能性があることに留意されたい。両
方の時間相関項目が同時に上書きされる可能性は、非常
に小さいと思われる。
サ10が、クラスタ0内のSFLOG39またはアーカ
イブ・コピーの内容を検索する。機械ステップ111
で、ホスト・プロセッサ10が、時間相関項目58が上
書きされたことを検出する。その後、タイム・スタンプ
・エラーからの回復の第1ステップとして、機械ステッ
プ112で、ホスト・プロセッサ10が、クラスタ1ま
たはそのアーカイブ・コピーから、ログを検索する。機
械ステップ113で、ホスト・プロセッサ10が、クラ
スタ1の時間相関項目を読み取る。機械ステップ114
で、ホスト・プロセッサ10が、問題判別手順を続行し
て、クラスタ0のSFLOG39の現在の内容または以
前の内容の時間相関を計算する。クラスタ0またはクラ
スタ1のログのログ・ラップが、当該の時間相関項目の
上書きをもたらす可能性があることに留意されたい。両
方の時間相関項目が同時に上書きされる可能性は、非常
に小さいと思われる。
【図1】本発明を使用するデータ処理システムを示す図
である。
である。
【図2】本発明を実施するための図1に示したデータ処
理システムのデータ・チャネル内で使用可能な3つのデ
ータ・チャネル・コマンドを示す図である。
理システムのデータ・チャネル内で使用可能な3つのデ
ータ・チャネル・コマンドを示す図である。
【図3】図1に示した環境で使用されるエラー・ログ・
データ記憶システムを示す図である。
データ記憶システムを示す図である。
【図4】図1に示したデータ処理システムの、ホスト・
タイム・スタンプを周辺サブシステムに転送するための
動作を示す流れ図である。
タイム・スタンプを周辺サブシステムに転送するための
動作を示す流れ図である。
【図5】ホスト・タイム・スタンプの送出の遅れによっ
て引き起こされたホスト・タイム・スタンプをホスト・
プロセッサが訂正する際の、図1に示したデータ処理環
境の動作を示す流れ図である。
て引き起こされたホスト・タイム・スタンプをホスト・
プロセッサが訂正する際の、図1に示したデータ処理環
境の動作を示す流れ図である。
【図6】図1に示したデータ処理システムの、ホスト・
タイム・スタンプを周辺サブシステムに送るための、ホ
スト・プロセッサにおける動作を示す流れ図である。
タイム・スタンプを周辺サブシステムに送るための、ホ
スト・プロセッサにおける動作を示す流れ図である。
【図7】図1に示したデータ処理システムの、ホスト・
タイム・スタンプが周辺サブシステムに直ちに転送され
ない場合の、周辺サブシステムにおける動作を示す流れ
図である。
タイム・スタンプが周辺サブシステムに直ちに転送され
ない場合の、周辺サブシステムにおける動作を示す流れ
図である。
【図8】図1に示したデータ処理システムの、エラー・
ログ内の時間相関項目の上書きから回復するための動作
を示す流れ図である。
ログ内の時間相関項目の上書きから回復するための動作
を示す流れ図である。
10 ホスト・プロセッサ 11 チャネル・プロセッサ 12 周辺サブシステム 15 時刻(TOD)機構 17 データ・チャネル 20 クラスタ 24 記憶経路(SP) 27 サブシステム記憶域 28 システム制御アレイ(SCA) 29 SPLOG 31 サブシステム・ディジタル・クロック(SCAC
LK) 32 サポート機構(SF) 33 連続動作式ディジタル・クロック(電子カウン
タ)SFCLK 34 データ経路 39 SFLOG 40 データ・チャネル・アテンション・メッセージ
(ATT’N) 41 メッセージ識別フィールド 45 SET SUBSYSTEM FUNCTION
(サブシステム機能セット)チャネル・コマンド(SS
F)(システム時刻セット) 50 SSF(タイム・スタンプ更新) 51 コマンド・フィールド 58 時間相関項目
LK) 32 サポート機構(SF) 33 連続動作式ディジタル・クロック(電子カウン
タ)SFCLK 34 データ経路 39 SFLOG 40 データ・チャネル・アテンション・メッセージ
(ATT’N) 41 メッセージ識別フィールド 45 SET SUBSYSTEM FUNCTION
(サブシステム機能セット)チャネル・コマンド(SS
F)(システム時刻セット) 50 SSF(タイム・スタンプ更新) 51 コマンド・フィールド 58 時間相関項目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレン・チャールズ・ブレーリー アメリカ合衆国85718、アリゾナ州チュ ーソン、ノース・バレー・ビュー・ロー ド 6246 (72)発明者 ピーター・リク=ホン・レン アメリカ合衆国85711、アリゾナ州チュ ーソン、イースト トゥエンティーファ ースト・ストリート 6102
Claims (8)
- 【請求項1】ホスト・プロセッサ・データ処理手段と、
周辺サブシステム・データ処理手段と、前記ホスト・プ
ロセッサ・デ−タ処理手段及び前記周辺サブシステム・
データ処理手段の間で制御情報およびデータが交換でき
るように前記ホスト・プロセッサ・デ−タ処理手段を前
記周辺サブシステム・データ処理手段に接続するデータ
・チャネル手段と、前記周辺サブシステム・データ処理
手段内のデータ記憶手段とを有し、前記ホスト・プロセ
ッサ・データ処理手段が時刻機構を有する、改良型のデ
ータ処理システムであって、 連続的に動作して前記周辺サブシステム・データ処理手
段内の周辺時刻を示す、前記周辺サブシステム・データ
処理手段内の周辺時刻クロックと、ログ記録すべき各項目を前記デ−タ記憶手段に記憶する
ときの 前記周辺時刻を読み取って、該読み取った周辺時
刻をログ記録すべき各項目のタイム・スタンプとして前
記記憶手段に記憶するための、前記周辺時刻クロックに
接続された、前記周辺サブシステム・データ処理手段内
のタイム・スタンプ手段とを備え、前記周辺サブシステム・データ処理手段 が、前記データ
・チャネル手段を介して前記ホスト・プロセッサ・デー
タ処理手段に、前記ホスト・プロセッサ・データ処理手
段が前記データ・チャネル手段を介して前記タイム・ス
タンプ手段に前記時刻機構の現在時刻を送るよう時間相
関要求を送り、前記ホスト・プロセッサ・データ処理手
段が、前記時間相関要求に応答して前記時刻機構の現在
時刻を読み取り、前記読み取った現在時刻をホスト・タ
イム・スタンプとして前記データ・チャネル手段を介し
て前記周辺サブシステムに送り、 前記タイム・スタンプ手段が、前記ホスト・タイム・ス
タンプを受け取るように前記データ・チャネル手段に接
続され、かつ前記周辺時刻クロックに接続され、前記ホ
スト・タイム・スタンプの受取りに応答して、前記周辺
時刻クロックの第1の読み取り時刻である現在時刻を読
み取り、該読み取った現在時刻を事象タイム・スタンプ
として生成し、前記ホスト・タイム・スタンプと前記事
象タイム・スタンプを前記データ記憶手段に時間相関項
目として記録し、さらに、前記タイム・スタンプ手段
は、前記周辺時刻クロックの第2の読み取り時刻を所定
のデ −タ処理事象を示すタイム・スタンプとして前記デ
−タ記憶手段に記憶する、 データ処理システム。 - 【請求項2】さらに、前記周辺クロックが、第1クロッ
ク部分と第2クロック部分を含み前記第1クロック部分
が、第1の所与の周期で増分される第1周辺時刻指示を
生成するためのものであり、 前記第2クロック部分が、第2の所与の周期で増分され
る第2周辺時刻指示を生成するためのものであり、 前記タイム・スタンプ手段が、前記第1クロック部分に
接続され、前記第1周辺時刻指示を前記ログ記録すべき
各項目のタイム・スタンプとして前記データ記憶手段に
記憶するために前記第1周辺時刻指示を受け取り、 前記タイム・スタンプ手段がさらに、前記第2クロック
部分に接続され、前記ホスト・タイム・スタンプの受け
取りに応答して、前記第2周辺時刻指示を事象タイム・
スタンプとして前記時間相関項目に記憶するために前記
第2周辺時刻指示を受け取ることを特徴とする、請求項
1に記載のデータ処理システム。 - 【請求項3】さらに、前記ホスト・タイム・スタンプを
前記周辺サブシステム・データ処理手段に送る前に、前
記ホスト・タイム・スタンプを受け取って、一時的に記
憶する、前記ホスト・プロセッサ・データ処理手段内の
コマンド待ち行列手段と、 前記ホスト・タイム・スタンプが前記コマンド待ち行列
に記憶されていた継続時間を決定するように前記コマン
ド待ち行列手段に接続され、最大許容継続時間を示すた
めの閾値手段と前記決定された継続時間が前記最大許容
継続時間を超えることに応答して更新時刻値を生成し該
更新時刻値を前記データ・チャネル手段を介して前記タ
イム・スタンプ手段に送るための第2送出手段とを含む
更新手段を備え、 前記タイム・スタンプ手段は、前記データ・チャネル手
段を介して前記更新手段に接続され、前記更新時刻値の
受取りに応答して、前記時間相関項目にアクセスし、前
記更新時刻値を反映するように前記ホスト・タイム・ス
タンプを変更することを特徴とする、請求項1に記載の
データ処理システム。 - 【請求項4】さらに、前記タイム・スタンプ手段が、複
数のタイム・アウト時間を示すためのタイム・アウト手
段と前記タイム・アウト手段に最大タイム・アウト時間
を指示する制限手段を有し、 前記タイム・スタンプ手段が、前記ホスト・タイム・ス
タンプを求める各要求に応答して、前記タイム・アウト
手段に前記タイム・アウト時間の所定の一つに関するタ
イム・アウトを開始させ、前記制限手段及び前記タイム・アウト手段に接続され、
前記タイム・アウト時間の所定の一つと前記最大タイム
・アウト時間を比較する時間比較手段が、前記タイム・
アウト時間の所定の一つが前記最大タイム・アウト時間
より長い場合は応答エラーを指示し、 前記タイム・スタンプ手段が、前記時間比較手段に接続
され、前記応答エラーを指示している前記時間比較手段
に応答して、前記タイム・アウト時間内にホスト・タイ
ム・スタンプの受け取りをもたらさなかった前記ホスト
・タイム・スタンプ要求が所定の数に達するまで、ホス
ト・タイム・スタンプを求める追加の要求を送る手段を
有し、かつ前記タイム・アウト手段が前記タイム・アウ
ト時間を前記所定の追加の回数だけタイム・アウトする
のに応答して、前記データ記憶手段に、前記所定の数の
要求が前記ホスト・タイム・スタンプを取得できなかっ
たことを示す項目を入力し、要求エラー項目に前記周辺
時刻クロックの時刻をタイム・スタンプとして与えるエ
ラー要求手段を有することを特徴とする、請求項1に記
載のデータ処理システム。 - 【請求項5】さらに、前記ホスト・プロセッサ・データ
処理手段が、前記ホスト・タイム・スタンプと共に、前
記ホスト・プロセッサ・デ−タ処理手段のうちの所定の
1つの第1ホスト識別を含み前記タイム・スタンプ手段
が、前記時間相関項目に前記ホスト識別を含むことを特
徴とする、請求項1に記載のデータ処理システム。 - 【請求項6】ホスト・プロセッサ・データ処理手段およ
び周辺サブシステム・データ処理手段と、前記ホスト・
プロセッサ・デ−タ処理手段と前記周辺サブシステム・
データ処理手段の間で制御情報およびデータが交換でき
るように、前記ホスト・プロセッサ・デ−タ処理手段を
前記周辺サブシステム・データ処理手段に接続するデー
タ・チャネル手段と、前記周辺サブシステム・データ処
理手段内のデータ記憶手段とを有し、前記ホスト・プロ
セッサ・デ−タ処理手段が現在時刻を指示する時刻機構
を有する、データ処理システムを動作させる方法におい
て、前記 周辺サブシステム・データ処理手段内の時刻を示す
周辺時刻を連続的に生成するステップと、前記 時刻機構の現在時刻を読み取り、前記読み取った現
在時刻を、ホスト・タイム・スタンプとして前記周辺サ
ブシステム・データ処理手段に送るステップと、 前記周辺サブシステム・データ処理手段内で前記ホスト
・タイム・スタンプを受け取った時に、前記周辺時刻を
読み取り、前記周辺時刻を事象タイム・スタンプにし、
その後、前記ホスト・タイム・スタンプと前記事象タイ
ム・スタンプとを時間相関項目に挿入し、該時間相関項
目を前記データ記憶手段に記憶するステップと、 周辺サブシステム・データ処理手段内で所定のデータ処
理事象を検出して指示し、前記指示されたデータ処理事
象に応答して、前記周辺時刻を読み取って、前記所定の
デ−タ処理事象を示すタイム・スタンプを生成し、前記
所定のデ−タ処理事象を示すタイム・スタンプと前記指
示された所定のデータ処理事象とを含む処理事象項目を
生成し、該処理事象項目をデータ記憶手段に記憶するス
テップとを含む方法。 - 【請求項7】記憶経路手段と、該記憶経路手段に接続さ
れたデータ・チャネル・アダプタと、該デ−タ・チャネ
ル・アダプタとの間でデータ転送を提供するように前記
記憶経路手段に接続された装置アダプタ手段と、前記記
憶経路手段に接続されたデータ記憶手段と、該データ記
憶手段および前記記憶経路手段に接続されたサポート機
構手段とを含むクラスタを有する周辺サブシステムであ
って、 第1時間粒度で第1時刻を生成し指示するための、前記
サポート機構手段内の第1クロック手段と、 第2時間粒度で第2時刻を生成し指示するための、前記
サポート機構手段および記憶経路手段に接続された第2
クロック手段と、複数の処理事象項目及び時間相関項目を記録する 前記デ
ータ記憶手段内のログ手段と、 データ・チャネル経路からホスト・タイム・スタンプを
受け取るようにデータ・チャネル・アダプタに接続さ
れ、前記第1時刻指示および前記第2時刻指示を受け取
り、前記ホスト・タイム・スタンプと前記第1時刻指示
および前記第2時刻指示を組み合わせて前記時間相関項
目を作成し、前記時間相関項目を前記ログ手段に記憶す
るように前記第1クロック手段および前記第2クロック
手段に接続された、前記サポート機構手段内のタイム・
スタンプ手段と、前記ログ手段 および前記第1クロック手段に接続され、
前記周辺サブシステム内に生じた所定の事象を指示する
事象指示手段を含み、前記指示された事象と前記第1時
刻指示を組合せて指示事象項目を生成し、前記ログ手段
に前記指示事象項目を記録する事象記録手段と、 所定のデータ処理事象の指示を送って前記ログ手段に記
録するように前記事象指示手段に接続されたデータ処理
事象手段とを備え、前記事象指示手段が、前記所定のデ−タ処理事象を指示
するために前記所定のデ−タ処理事象の受け取りに応答
する ことを特徴とする、周辺サブシステム。 - 【請求項8】記憶経路手段と、記憶経路手段に接続され
たデータ・チャネル・アダプタと、該デ−タ・チャネル
・アダプタとの間でデータ転送を提供するように、前記
記憶経路手段に接続された装置アダプタ手段と、前記記
憶経路手段に接続されたデータ記憶手段と、前記データ
記憶手段および前記記憶経路手段に接続されたサポート
機構手段とを含むクラスタを有する周辺サブシステムを
動作させる方法であって、 サポート機構手段内で、第1時間粒度で第1時刻指示を
生成し指示するステップと、 第2時間粒度で第2時刻指示を生成し指示するステップ
と、 データ記憶手段内でログ手段を確立するステップと、 前記データ・チャネル・アダプタからホスト・タイム・
スタンプを受け取るステップと、前記第1時刻指示および前記第2時刻指示 を受け取り、
前記第1時刻指示および前記第2時刻指示を前記ホスト
・タイム・スタンプと組み合わせて時間相関項目を作成
し、その後、該時間相関項目を前記ログ手段に記憶する
ステップと、 所定のデータ処理事象を検出し指示するステップと、 前記所定のデータ処理事象と前記第1時刻指示とをログ
項目として前記ログ手段に記録するステップとを含む方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US963347 | 1992-10-19 | ||
US07/963,347 US5471631A (en) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | Using time stamps to correlate data processing event times in connected data processing units |
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Family
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Country | Link |
---|---|
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