JP2522512Y2 - 就寝用具台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、ふとん、ベッドなどを設置する就寝用具
台に関するものである。

［従来の技術］ ふとん、ベッドなどのクッション部材を載置する就寝
用具用の架台は、全体が一体に作られているために嵩高
で大きく、それは運搬、移動、収納、片付けなどにあた
りしばしば困惑する。

すなわち、それらを運送するのに大型の車両を必要と
し、室内に設置後、清掃、あるいは移動するにあたって
も不便であり、不要になって収納するにも格納場所を大
きくとり、いたって面倒であることが避けられない。

［考案が解決しようとする問題点］ この考案は就寝用具台を分割して構成し、運搬、移
動、収納などに便利なようにすることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 三分割した台板の下面の全体の長手方向の両側部に、
左端または右端いずれかの台板の全体の長手方向の中央
部付近から、他端の台板の全体の長手方向の中央部付近
に至る間に支持バーを配置し、それぞれの支持バーと各
台板とを取り脱し自在に固定したことを特徴とする就寝
用具台、 三分割した台板の下面の全体の長手方向の両側部に、
左端または右端いずれかの台板の全体の長手方向の中央
部付近から、他端の台板の全体の長手方向の中央部付近
に至る間に支持バーを配置し、それぞれの支持バーと左
右各台板とを取り脱し自在に固定し、中央部分の台板は
支持バーに固定せず、取り脱し自在としたことを特徴す
る就寝用具台の構成とする。

［作用］ 就寝用具台を分割して構成したことによって、運搬、
移動、格納などに便利となる。

［実施例］ 第１図はこの考案の就寝用具台（１）であって、台板
（２）を分割台板（2a），（2b），（2c）とし、その下
面に、二本の長手方向の支持バー（Ｐ），（Ｐ′）に台
脚（３）を設けている。この支持バー（Ｐ），（Ｐ′）
は、三分割した台板の下面の全体の長手方向の両側部
に、左端または右端いずれかの台板（2a），（2c）の中
央部付近から、各他端の台板の中央部付近に至る間に配
置する。

（４）は四周に設けた縁部である。

通常、この台板（２）上にふとん、マットなどを置い
て使用する。

なおふとん、マットも適宜数に分割されて構成されて
もよい。

つぎにこの就寝用具台（１）を運搬したり、あるいは
室内に設置後、清掃時に移動したり、また不要時に格納
したりするに当たっては、分割してそれを行うことによ
って、いちぢるしくその操作に便利となる。

すなわち、第２図示のように非固定の中央の分割台板
（2b）は、上方に上げることによって、簡単に外れ、各
分割台板（2a），（2b），（2c）を重ねることによって
前述の目的を達成する。

なお、各台板（2a）（2c）と各支持バー（Ｐ），
（Ｐ′）とは、ねじ止め、ピンとピン孔など適宜の手段
で着脱自在に固定される。

中央の分割台板（2b）は非固定でよく、また前記同様
に着脱自在に固定されてもよい。

［考案の効果］ 就寝用具台を分割して構成したことによって、運送、
移動、格納などに便利となる。とくに中央部分の台板を
固定しなくても安定し、またそれが簡単に取り脱すこと
ができるので、前記各種の操作の場合にあたって便利で
ある。

また支持バーは、全体の長さの三分の二程度で、短め
であることによって、小型化、軽量化の他、同様に前記
各種の操作にも役立つものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の就寝用具台の斜視図、 第２図は第１図において、分割台板を遊離した状態を示
す図である。 （１）……就寝用具台、（２）……台板 （2a），（2b），（2c）……分割台板 （３）……台脚、（４）……縁部 （Ｐ），（Ｐ′）……支持バー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−123514（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−158253（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−179556（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−179555（ＪＰ，Ｕ)

Claims (2)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】三分割した台板の下面の全体の長手方向の
   両側部に、左端または右端いずれかの台板の全体の長手
   方向の中央部付近から、他端の台板の全体の長手方向の
   中央部付近に至る間に支持バーを配置し、それぞれの支
   持バーと各台板とを取り脱し自在に固定したことを特徴
   とする就寝用具台。
2. 【請求項２】三分割した台板の下面の全体の長手方向の
   両側部に、左端または右端いずれかの台板の全体の長手
   方向の中央部付近から、他端の台板の全体の長手方向の
   中央部付近に至る間に支持バーを配置し、それぞれの支
   持バーと左右各台板とを取り脱し自在に固定し、中央部
   分の台板は支持バーに固定せず、取り脱し自在としたこ
   とを特徴とする就寝用具台。