JP2521251B2 - 脱液圧搾装置 - Google Patents

脱液圧搾装置

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JP2521251B2
JP2521251B2 JP60118372A JP11837285A JP2521251B2 JP 2521251 B2 JP2521251 B2 JP 2521251B2 JP 60118372 A JP60118372 A JP 60118372A JP 11837285 A JP11837285 A JP 11837285A JP 2521251 B2 JP2521251 B2 JP 2521251B2
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laundry
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squeezed
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昭一 林
紀夫 酒井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/22Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using a flexible member, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通常、圧搾用メンブレンと呼ばれる弾性シ
ートを用いて、内部に液体を含有する繊維製品等から液
体を絞り出すための圧搾装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、洗濯機、布帛処理機等の液体を取り扱う機械に
あっては、被処理物に含有された液体をバッチ式に圧搾
して絞り出すことが行われている。その代表的なもの
に、容器内の被圧搾物を弾性膜(メンブレン)を介して
液圧により圧搾して被圧搾物内の液体を絞り出すものが
ある。
連続水洗機における脱水装置も、そのうちの1つであ
り、これを例として具体的に説明すると、第14図は従来
の洗濯物等の脱水装置を示し、1は椀形部材でベルと呼
ばれており、その底部中央に加圧水が流通する管が1体
に連設されている。2は排水板4と無端状のコンベアベ
ルト5を支持するフレームである。前記排水板4の上面
には多数の並列する溝44が形成され、コンベアベルト5
には多数の小孔が表裏を貫通して設けられている。
6はゴム等の弾性膜からなる円盤状のメンブレンであ
って、その断面は第15図に示す如く、円周端部に立上り
部が形成され、この立上り部は中心に向けて鉤部が形成
されると共にその先端はクサビ状にされている。メンブ
レン6は前記ベル1の内周端面の近傍に設けられたスト
ッパ11と係合して、ベル1の前記内周端面に気密に取り
付けられるものである。
ベル1は図示しない昇降装置により昇降可能にされ、
被圧搾物である洗濯物8の圧搾時には下降して、第14図
に示す位置を取り、このときベル1のフランジ部とフレ
ーム2間はクランプ3によってクランプされるようにな
っている。従って、クランプ3は、実線と2点鎖線の間
を図示しない作動機構を介して矢印で示す如く往復動す
るものである。
次に、その作用を説明すると、第16図は被圧搾物であ
る洗濯物8を圧搾する前の状態を示している。このとき
矢印22で示す方向に加圧水が図示していないポンプ等に
より排出されており、メンブレン6はストッパ11によっ
て支持固定されて、ベル1の内曲面に沿って上方に凸状
に変形している。この変形時にはメンブレン6は、通常
60〜70%程度伸展されることになり、従って伸び率が30
0〜700%の伸びの良い材料が選ばれる。
ベル1は前記した如く上下に昇降可能であり、これが
上部にあるときに、洗濯物8が図示してない前工程で予
備成形されてコンベアベルト5によりベル1の下方へと
移動してくる。
その後、ベル1は下降して第16図に示す状態となり、
このとき洗濯物8とメンブレン6との間には空間31が存
在している。
次にクランプ3が2点鎖線の位置から実線の位置に移
動してフレーム2とベル1を保持する。この保持が完了
すると、第16図に示す矢印22の方向の水が、図示してい
ない切換装置により第14図矢印21で示す方向へと切換え
られ、加圧水7が作用してメンブレン6を介して洗濯物
8を圧搾し、第14図に示すような加圧中の状態となり、
絞り出された水は、コンベアベルト5の小孔を通って排
水板4の溝44に流入し、この溝44を経由して外部へと排
水されるものである。
このとき、メンブレン6は第17図に示される様に、洗
濯物8に沿って変形されながら脱液をする。
ところで、第16図に示した如く、洗濯物8をこの方式
によって圧搾すると、その体積は小さくなり、高さは半
分以下に縮小されることになる。しかし、加圧方向が上
方から押されるため、直径は逆に大きくなるものであ
る。例えば直径950mmのものが、圧搾後には1000mm〜105
0mmとなる。
このとき、第17図に示す状態となって、挟み込み部
9、19が生じ、洗濯物8はメンブレン6によりコンベア
ベルト5に押しつけられ、洗濯物8の外縁部がロック状
態になりながら、その体積が減少する。
このとき、挟み込み部9、19には洗濯物8の1枚乃至
4枚が薄く噛み込み易くなる。つまり、第16図において
メンブレン6の周縁部とコンベアベルト5との間に形成
される記号29で示す三角部に入り込み易くなるもので、
従来、メンブレン6がベル1の内曲面に沿って変形する
ときにこの三角部29を形成させないようにすることは不
可能なことであった。
そして、脱水時に前記挟み込み部9、19に洗濯物8の
外縁部が1枚〜4枚、特に2枚程度の洗濯物がロックさ
れた状態となって、圧縮が続けられると伸びの少ない洗
濯物は前記三角部29の部分で破れが多く見られるように
なる。
(発明が解決しようとする問題点) このように、伸展性の優れたメンブレンを使用する
と、脱液中にはメンブレンの周縁近傍とベルトコンベア
間に被圧搾物の一部が挟まれてロック状態となり、被圧
搾物の圧搾による変形が大きい部分で破れが生じる原因
となっていた。
本発明は前記問題点を生じさせる原因がメンブレンの
構成にあることを究明した結果なされたもので、被圧搾
物の損傷を減少させる原因を排除しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) このため本発明は、上下動する椀形部材の内面周縁部
に脱液用メンブレンが固定され、コンベアベルト上に載
置された洗濯物を前記椀形部材とメンブレンとの間に流
入した液体圧により同メンブレンを変形させ、圧搾して
洗濯物に含有された液体を脱液してコンベアベルトに穿
設された孔から排出する脱液圧搾装置において、前記メ
ンブレンとコンベアベルト間に形成される断面三角形状
をなす周囲の空間部に洗濯物の一部が入り込まないよう
に、遮蔽する断面三角形状等の凸状の遮蔽部材をメンブ
レン周縁部に設けてなるもので、これを問題点解決のた
めの手段とするものである。
(作用) メンブレンの外周縁部とコンベアベルト間に形成され
る断面が三角形状をなす空間部に所望の高さをもつ遮蔽
部材を配置したため、脱液時に前記空間部に被圧搾物が
入り込まず、従って被圧搾物はメンブレン外周縁とコン
ベアベルト間に噛み込まれてロック状態になることがな
くなる。このときの前記遮蔽部材の高さは、繊維製品の
5枚以上の厚みをとれば良く、この高さで前記ロック状
態も起こり難く、かつ変形による引張力に十分耐えるこ
とができるようになるが、これ以下であるとロック状態
が発生し易くなり、被圧搾物の破損を生じることが多く
なる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を洗濯機の圧搾装置に例を採っ
て図面に従って説明する。第1図及び第2図に示す実施
例では、メンブレン6の洗濯物と接する面(以下、表面
という)の周縁部近傍に、全周に亘って断面三角形状の
遮蔽部材を接着等により一体に固着して突起部41を形成
する。
ここで、メンブレン6自体の構成は従来のものと同様
である。
そして、前記突起部41はメンブレン6と同一の硬度を
有する同一素材を使用することも可能ではあるが、前記
硬度を、例えばHs70°〜Hs90°のようにメンブレン6の
硬度より高く設定すると、洗濯物の圧搾時、即ちメンブ
レン6の加圧状態にあるときでも潰れ難くなり、圧搾時
にあっても第1図に示す状態を維持し易くなり、第3図
に符号57、67で示すようなメンブレン周縁部の内面形状
を所望の高さをもって十分に保持しうるようになる。
この突起部41は後述するように、メンブレン6の周縁
部とコンベアベルト間に形成される断面三角形の空間部
を埋めて、脱液時に洗濯物が前記空間部に入り込み、噛
み込まれないようにするための遮蔽部材となるものであ
る。
第4図乃至第13図は本発明の他の実施例を示してお
り、第4図乃至第6図に示す例は、上記実施例における
突起部41にかえて、下面を断面波形状に形成すると共
に、その内周端部にリップ部42aが形成された遮蔽部材
をメンブレン6の表面周縁部に固着1体化して突起部42
とするものである。第6図はメンブレン6に外力が加わ
らない状態を示すもので、これをストッパ11に係合させ
てベル1に固設し、加圧水を吸い上げてメンブレン6が
ベル1の内曲面に沿った湾曲した状態が第4図に示すも
のである。第5図はベル1内に加圧水が送り込まれるメ
ンブレン6を加圧しているときの状態を示しており、こ
のとき前記断面波形状部は平坦になり、前記リップ部42
aも変形してコンベアベルト面に密着するようになる。
第7図に示すものは、更に他の実施例であり、第1の
実施例における断面三角形状の遮蔽部材にかえて断面台
形状の遮蔽部材としている。
以上の3例は、そのいずれも遮蔽部材をメンブレン6
とは別個に成形し、これをメンブレンに固着して一体化
したものであるが、これらの例の如く必ずしも遮蔽物を
別個に成形する必要はない。例えば、第8図乃至第11図
に示すものがその例であり、同図に示す例では、メンブ
レン6の表面周縁部に突起部43、44を本体と一体に成形
している。
その1つは、第9図に示す如く、メンブレン6の本体
表面用周縁部に断面矩形状の突起部43を一体成形したも
のであり、第11図に示すものはメンブレン6本体周縁部
を表面側に突設するように断面略凹型の形状をもつ突起
部44を一体成形した例である。これらの突起部43、44
は、メンブレン6の加圧時に夫々第8図及び第10図に示
すようにメンブレン6の立上り部ができて、洗濯物の外
縁部分がメンブレン6とコンベアベルト間の隙間に入り
込むのを防止する遮蔽部を形成する。
更に、前記突起部は必ずしもメンブレン6と一体にす
る必要はなく、例えば第12図及び第13図に示す如く、断
面L字形のリング45を別に成形し、これをベル1等に保
持させるようにして遮蔽部を形成しても良い。こり例に
あっては断面L字形の内周面を平坦にして徐々に立ち上
がらせて立上り部45aを形成している。
ところで、実験によると、上記挟み込み部9、19(第17
図)に洗濯物の外縁部が2枚程度を挟み込んだときは、
洗濯物の破れが90%の確率にも達し、これが5枚以上と
なると、洗濯物の外縁部も厚くなり、強度が増して破れ
難くなると同時に前記挟み込み部から抜け易くなること
が分っている。
そして、本発明によると、遮蔽部の高さを洗濯物の5
枚以上とすることによって、破れを完全に防止しうるこ
とも実験によって確認されている。
以上、これら全ての実施例によると、遮蔽部のために
特に脱液時にメンブレン6の周縁部とコンベアベルト間
に圧搾された洗濯物の外縁の薄い部分が噛み込まれるこ
とがなく、従って洗濯物が破れるようなことがなくなる
ものである。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は、メンブレンとコン
ベアベルト間に形成される断面三角状をなす周囲の空間
部に洗濯物の一部が入り込まないように、遮蔽する断面
三角形状等の凸状の遮蔽部材をメンブレン周縁部に設け
たので、脱液中に被圧搾物が前記メンブレンの周縁部と
コンベアベルト間に挟み込まれることがなくなり、被圧
搾物の損傷を招くことがなくなるものである。また、前
記遮蔽部の存在によって、被圧搾物は圧搾中もメンブレ
ン中央部に集まり易くなり、脱液後のハンドリングも容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のベル内の加圧水を吸引している状態を
示す要部断面図、第2図は本発明のメンブレンの自然状
態を示す一部断面図、第3図は本発明により脱水された
洗濯物の固まり形状を示す断面図、第4図は本発明の第
2実施例で、第1図に相当する断面図、第5図は本発明
の第2実施例で、加圧状態を示す要部断面図、第6図は
本発明の第2実施例のメンブレンの自然状態を示す一部
断面図、第7図は本発明の第3実施例で、第1図に相当
する断面図、第8図は本発明の第4実施例で、第1図に
相当する断面図、第9図は本発明の第4実施例のメンブ
レンの自然状態を示す一部断面図、第10図は本発明の第
5実施例で、第1図に相当する断面図、第11図は本発明
の第5実施例のメンブレンの自然状態を示す一部断面
図、第12図は本発明の第6実施例で、第1図に相当する
断面図、第13図は本発明の第6実施例のL字形リング45
の断面図、第14図は従来の脱水機の脱水中の断面図、第
15図は従来のメンブレンの自然状態を示す断面図、第16
図は従来の脱水機のベル内の加圧水を吸引している状態
を示す断面図、第17図は従来のメンブレンにて圧搾中の
状態を示す断面図、第18図は従来の脱水後の洗濯物の固
まり形状を示す断面図である。 図の主要部分の説明 1……ベル 6……メンブレン 11……ストッパ 41.42.43.44……突起部 45……リング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動する椀形部材の内面周縁部に脱液用
    メンブレンが固定され、コンベアベルト上に載置された
    洗濯物を前記椀形部材とメンブレンとの間に流入した流
    体圧により同メンブレンを変形させ、圧搾して洗濯物に
    含有された液体を脱液してコンベアベルトに穿設された
    孔から排出する脱液圧搾装置において、前記メンブレン
    とコンベアベルト間に形成される断面三角形状をなす周
    囲の空間部に洗濯物の一部が入り込まないように、遮蔽
    する断面三角形状等の凸状の遮蔽部材をメンブレン周縁
    部に設けたことを特徴とする脱液圧搾装置。
JP60118372A 1985-05-31 1985-05-31 脱液圧搾装置 Expired - Lifetime JP2521251B2 (ja)

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JP60118372A JP2521251B2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31 脱液圧搾装置
GB08612214A GB2176504B (en) 1985-05-31 1986-05-20 Compression membrane
US06/868,102 US4763495A (en) 1985-05-31 1986-05-29 Compression membrane
FR868607788A FR2582572B1 (fr) 1985-05-31 1986-05-30 Membrane de compression, notamment pour la deshydratation d'un produit
DE19863618083 DE3618083A1 (de) 1985-05-31 1986-05-30 Auspress- oder druckmembran
US07/158,240 US4848106A (en) 1985-05-31 1988-02-19 Compression membrane

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JPS61276800A JPS61276800A (ja) 1986-12-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7217902B2 (en) 2004-09-29 2007-05-15 Fanuc Ltd Wire-cut electric discharge machine

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JPS5962897U (ja) * 1982-10-21 1984-04-25 住友ゴム工業株式会社 膜圧搾式脱水機用ゴム膜

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