JP2521223B2 - ボックス等の孔明け工具 - Google Patents

ボックス等の孔明け工具

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JP2521223B2
JP2521223B2 JP4316665A JP31666592A JP2521223B2 JP 2521223 B2 JP2521223 B2 JP 2521223B2 JP 4316665 A JP4316665 A JP 4316665A JP 31666592 A JP31666592 A JP 31666592A JP 2521223 B2 JP2521223 B2 JP 2521223B2
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box
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光生 岡田
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Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築現場における建築
物の壁材や天井材等に矩形状等の電気配線用のボックス
孔、その他の角状孔を開孔するボックス等の孔明け工具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場において、建築物の壁材
や天井材等に電気配線用の矩形状のボックス孔を開孔す
るには、開孔しようとするボックス形状の周辺を電気ド
リルで開孔したり、電気ドリルで開孔した孔に引き廻し
鋸を挿入してボックス形状に切断しているものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ボックス孔
を開孔するのに電気ドリルで多数の孔を開孔したり、引
き廻し鋸でボックス形状に切断しなければならず、数百
〜数千もの多数のボックス孔を開孔するにあっては大変
な労力がかかり、また作業時間が長くなるものであっ
た。またさらに、電線を傷つけずに角状孔を開孔するに
は、かなりの熟練を必要とするものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、回転
駆動自在としたスプロケットを所定距離へだてて4隅部
配設して、この4隅部のスプロケットにエンドレスの
金属の鋼材等のベルトをその後端部側に間欠的に開孔し
たスプロケット孔を上記スプロケットに嵌入して懸架
し、上記ベルトの前端部に鋸刃状の開孔刃を設けて、ベ
ルトの形成する軌道面に対して垂直状に壁材や天井材等
にボックス孔等の角状孔を開孔するようにしたことを特
徴とするボックス等の孔明け工具を提供するにある。
【0005】
【作用】本発明のボックス等の孔明け工具を使用する
と、開孔しようとする壁材または天井材等に孔明け工具
を対向して回転駆動装置を駆動すれば、4隅部のスプロ
ケットのまわりにベルトが矩形状に回転する。
【0006】そして、この孔明け工具を壁材または天井
材等に押し付けていくと、上記ベルトに設けた鋸刃状の
開孔刃で壁材または天井材等簡単に所望の矩形状のボ
ックス孔を奇麗に開孔することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて説明す
る。図1、図2は、本発明の一実施例である。ボックス
孔等の孔明け工具1は、図1、図2のように所定の距離
をへだてた4隅部のスプロケット2、3、4、5に開孔
刃6を設けたエンドレスのベルト7を懸架し、上記の少
なくとも1つのスプロケット2を歯車列の回転伝達機構
8を介してモーターの回転駆動装置9で回転駆動し、所
要の矩形状のボックス孔10を開孔できるようにしてい
る。
【0008】ベルト7は、所要の幅として、この前端部
に図1のように鋸刃状の開孔刃6を一体的に設け、角状
孔のボックス孔10を奇麗に開孔できるようにしてい
る。
【0009】上記ベルト7は、所定の長さの鋸刃を突設
した帯鋼等を溶接して、エンドレスに形成できるもので
ある。
【0010】上記ベルト7は、所要の長さのエンドレス
としていて、その下方部に間欠的に開孔したスプロケッ
ト孔11を介して、図1、図2のようにボックス形状に
対応してそのコーナー部分に枢着した所定径のスプロケ
ット2、3、4、5に懸架しており、ベルト7を回転駆
動することによって上記した鋸刃状の開孔刃6で建築物
の壁材12や天井材を開孔できるようにしている。
【0011】このベルト7のまわりには、図1、図2の
ように端面の4隅部に突起13を突設した箱状のガイド
14を周設し、壁材12や天井材にガイド14で位置決
めして所定位置に開孔できるようにしている。
【0012】上記スプロケット2、3、4、5は、図
1、図2のように上記箱状のガイド14に対して内接し
て前後進できるように摺動可能に形成した基材15にそ
れぞれ軸受16を介して所定の軸長として枢着してい
る。そして、所定の軸長とした少なくとも1つのスプロ
ケット2の他端軸側に所定径の歯車17を取着し、所定
径の中間歯車18を介して回転駆動軸19に取着したピ
ニオン歯車20に係合し、上記歯車列の回転伝達機構8
を介して回転駆動装置9の2分の1ないし4分の3等の
所定の回転比率でベルト7を回転駆動できるようにして
いる。
【0013】また、上記基材15は図1、図2のように
左右に2分割して、その小片側の摺動側21を一対の摺
動軸22を介して固定側23に遠近可能にねじ棒24で
連結して構成しており、遠近調整用のロックナットのよ
うな調整具25で摺動側21を固定側23に近づけてス
プロケット2、3、4、5にベルト7を着脱できるよう
にしているとともに、外側に遠ざけることによってベル
7をスプロケット2、3、4、5に十分な緊張力で懸
架しておけるようにしている。26は調整具24の当り
逃げ用長孔、27はその開閉可能な蓋である。
【0014】このように構成してベルト7を回転駆動で
きるようにした回転駆動軸19には、図1のようにガイ
ド14の端面側にスプリング材28を介して常時ガイド
14の内方側へ引っ込むように軸着し、回転駆動軸19
の軸端部にモーターの回転駆動装置9を着脱可能に取り
付けて上記したようにボックス孔10を開孔できるよう
にしている。
【0015】したがって、図1のようにたとえば所要の
建築物の壁材12に対向し、ガイド14を壁材12に押
し付けて突起13を介して位置決めし、回転駆動装置9
を駆動して壁材12側に押しつけていくと、ベルト7が
回転し、その開孔刃6によってボックス孔10を簡単
に、奇麗に開孔していくことができる。
【0016】そのため、従来のようにボックス孔のまわ
りに多数のドリル孔を開孔したり、引き廻し鋸で切断し
たりする必要がなくなり、容易に、短時間で、奇麗にボ
ックス孔を開孔することができ、作業能率を格段に高め
ることができる。
【0017】また、開孔刃にダイヤモンドチップを取着
することにより、ガラス板等を上記のように矩形状や楕
円状、小判状等に開孔するなど、超硬チップ、その他の
開孔対象に応じて適宜の開孔刃とすることができるもの
である
【0018】以上では、電気配線用のボックス孔につい
て説明したが、建築分野で開孔される他の手間のかかる
角状孔についても同様に適用することができる
【0019】なお、ガイド、基材、スプロケット、歯
車、その他の構成部品については、アルミニウム合金等
の軽量金属材を使用したり、耐久性を有するエンジニア
プラスチック材等を使用して形成することができるもの
である
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、建築物
の壁材、天井材等の所要位置に孔明け工具を対向し、孔
明け工具を駆動すると、エンドレスの金属の鋼材等のベ
ルトを スプロケット孔を介して確実に旋回駆動できると
ともに、ほぼ角形状にそって回転して、上記エンドレス
のベルトの鋸刃状の開孔刃によって、建築物の壁材や天
井材等にスイッチやコンセントの電気配線用のボックス
孔、その他を角状孔に迅速に、かつ周線に凹凸が生じた
り、また電線等を傷めることなく、奇麗に開孔すること
ができる。しかも、騒音が少なくて好ましいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部省略した側断面図、
【図2】同上の正面
【符号の説明】
1…孔明け工具 2、3、4、5…スプロケット
6…開孔刃 7…ベルト 8…回転伝達機構
9…回転駆動装置 10…ボックス孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動自在としたスプロケットを所定
    距離へだてて4隅部に配設して、この4隅部のスプロケ
    ットにエンドレスの金属の鋼材等のベルトをその後端部
    側に間欠的に開孔したスプロケット孔を上記スプロケッ
    トに嵌入して懸架し、 上記ベルトの前端部に鋸刃状の開孔刃を設けて、ベルト
    の形成する軌道面に対して垂直状に壁材や天井材等にボ
    ックス孔等の角状孔を開孔するようにしたことを特徴と
    するボックス等の孔明け工具。
JP4316665A 1992-10-30 1992-10-30 ボックス等の孔明け工具 Expired - Lifetime JP2521223B2 (ja)

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JPH06143247A JPH06143247A (ja) 1994-05-24
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JPS5811537Y2 (ja) * 1980-02-01 1983-03-04 株式会社 サンキ 楕円形孔開機

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JPH06143247A (ja) 1994-05-24

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