JP2520831B2 - 割卵供給装置 - Google Patents

割卵供給装置

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JP2520831B2
JP2520831B2 JP4316571A JP31657192A JP2520831B2 JP 2520831 B2 JP2520831 B2 JP 2520831B2 JP 4316571 A JP4316571 A JP 4316571A JP 31657192 A JP31657192 A JP 31657192A JP 2520831 B2 JP2520831 B2 JP 2520831B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動目玉焼調理器そ
の他の卵調理器に、割卵(卵の中身)を供給するための
割卵供給装置に関するものである。より詳しくは、卵調
理器の加熱調理皿に割卵を落下供給するための割卵供給
装置に関するものである。
【002】
【従来の技術】この種の割卵供給装置に関し、本願出願
人は平成4年1月10日付けで「卵割り装置」を出願し
ている。該割卵供給装置は、支持板の卵支持孔に挿入支
持されている卵の一部を、卵割刃の移動で切断して、割
卵を落下供給しているが、支持板の卵支持孔に挿入状態
で支持されている卵の上部を、割卵供給装置の蓋に固定
した卵押圧体により、上方より押圧することで卵を卵支
持板に固定している。
【003】
【発明が解決しようとする課題】上記の先願において
は、卵押圧体が割卵供給装置の蓋に固定されているた
め、割卵供給装置のケース本体に固定されている卵支持
板とは互いに独立している。従って、蓋をケース本体に
固定しない状態で卵を支持板の卵支持孔にセットするこ
ととなり、卵のセット時には卵押圧体の押圧作用状態を
確認できない問題点がある。卵には大小差があるため、
小さい卵の場合には、卵押圧体による押圧力が不足して
卵割刃による切断時に卵が動揺して卵割刃による切断作
用が不良となり、多数の破断片を生じて、割卵に殻の細
片が混入して目玉焼調理が不良となる問題点がある。
【004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、卵支持板の
支持孔を二個とし、卵押圧板を卵支持板に取付けるにあ
たり、卵押圧板16の基端部を遊合状態で回動自在に支
持する遊合軸架機構17と、先端部を卵支持板11と一
体の突片18bと係脱自在とするロック機構18とを介
して、卵押圧板16を卵支持板11に取付けて、卵押圧
板16を卵支持板11に係脱自在として、卵押圧板16
の軸架側を遊合軸架機構17の遊合範囲で移動調整する
ことで、二個の卵支持板の支持孔にそれぞれ挿入されて
いる二個の卵に対する押圧力を調整自在として、卵支持
板の2個の支持孔にセットされた二個の卵の大小に対応
可能とする。
【005】
【実施例】以下、図面に示す実施例にもとづいて、本発
明を詳細に説明する。図24,25はオープントースタ
ーと一体化した自動目玉焼機を示し、調理器本体(オー
プントースター)Bの上部に割卵供給装置Aが設けられ
ており、該割卵供給装置Aの下面に対向させて、割卵供
給装置Aよりの割卵(卵の中身)Fを受ける加熱皿10
1が上部に内装され、該加熱皿101の下方に加熱受皿
101を加熱するための加熱手段(管状ヒータ)103
が内装されている。なお、図示の調理器は二段式オープ
ントースターとし下部に加熱皿102および管状ヒータ
104が内装されている。
【006】図1および図2を参照して、蓋10bを着脱
自在とした卵割ケース10に、卵割機構1および割卵誘
導機構2を内装して、割卵供給装置Aを構成する。卵割
機構1は、卵Eの下部の一部を支持孔5を貫通させて下
方へ露出させた状態で卵Eを垂直状態で支持する卵支持
板11と、直立状態に支持されて下部の一部を卵支持板
11の支持孔5より露出している卵Eに対し、水平方向
に卵Eを横切って移動自在な卵割刃12と、該卵割刃1
2を回転駆動させるための駆動機構(電動モータ)13
とにより構成し、電動モータ13の起動により卵割刃1
2を回転させて卵殻を切断することにより、割卵を下方
へ落下供給する。
【007】図3を参照して、電動モータ13を卵支持板
11の中心部に固定してモータ出力軸13aを下方へ突
出させ、モータ出力軸13aの先端部を角柱形状とし、
卵割ケース10の底面10aの中心部に固定した軸受座
14の上方に回転体15を載置して回転体15を回転自
在に卵割ケース10で支持し、回転体15の中心部に形
成した角孔15aに前記モータ出力軸13aを係合させ
るとともに、卵割刃12の中心部の円窓12aを回転体
15に挿入し回転体15の周面の係止突条と円窓12a
の切欠12bとの係止により卵割刃12を回転体15と
一体化することにより、電動モータ13の起動毎に卵割
刃12を水平方向に一回転させる構造とする。
【008】記の卵割機構1における卵支持板11の支
持孔5に挿入支持されている卵Eに対し、卵Eの上部を
上方より押圧して、前記卵支持板11との間に卵Eを上
方より押圧状態に維持する押圧板16を、卵支持板11
の上方に支持孔5を横切って設け、押圧板16に形成し
た半球状の卵ホルダー19を支持孔5に対向させる状態
で、前記卵押圧板を卵支持板に対し係脱自在とする。卵
押圧板を、卵支持板に対し係脱自在に卵支持板に取付け
るための装備構造として、実施例においては、図4およ
び図5において、卵支持板11に、軸架支持体30およ
び突片20を上方へ突出させ、軸架支持体30により卵
押圧板16の基部を支軸31を介して回動自在に支持
し、突片20を卵押圧板16の先端部とロック機構2を
介して係脱自在とすることで、卵押圧板を卵支持板に対
し係脱自在な取付構造とする。
【009】また、卵押圧板16をプラスチック製品とし
て半球状の卵ホルダー19を上方に向け形成し、ロック
機構をロック状態として卵押圧板16を卵支持板11と
固定した状態では、卵押圧板16の卵ホルダー19内の
卵Eを半球状の卵ホルダー19により卵支持板11へ押
圧する構造とする。
【010】本願発明の実施にあたっては、上述の図1な
いし図3の実施例のごとく卵支持板11の支持孔5、卵
押圧板16の卵ホルダー19をそれぞれ2個とすること
で、電動モータ13の起動毎の卵割刃12の一回転によ
り、2個の卵Eの卵割を行う同時に行う構成とするとと
もに、卵押圧板の基端部をの軸架構造を遊合軸架構造3
とし、軸架支持体30に形成する支軸挿入空間32を卵
押圧板の基端部の支軸31の断面に対し大とすること
で、断面視において支軸31の上下左右に間隙が存在す
る構成とする。即ち、枢支状態でなく遊合状態(支軸に
対し上下左右に間隙を形成)で支持することで、卵押圧
板16の基端部を平面視で前後左右に一定範囲で移動自
在(位置調整自在)とする。
【011】ロック機構2について、第6図ないし第10
図に示すロック機構の第1実施例においては、突片20
を上端を中心寄りとする側面視円弧形状とし、卵押圧板
16に前記突片20と対向する位置に、突片20の断面
よりも大で突片20の貫通を自由とする長孔23を形成
し、該長孔23の前後に第1ロック壁24、第2ロック
壁25を突出させ、第1ロック壁24、第2ロック壁2
5の先端部にそれぞれ第1絞付レバー21および第2絞
付レバー22の先端部を枢支軸26、27でそれぞれ枢
支し、第1絞付レバー21および第2絞付レバー22の
基端部を枢支軸28で互い枢支して構成し、第1絞付レ
バー21と第2絞付レバー22との平行状態で第1ロッ
ク壁24と第2ロック壁25とで突片20を挟み込むこ
とでロック状態とする。
【012】上記のロック機構2の作用を説明する。 図11の(a)を参照して、 第1絞付レバー21および第2絞付レバー22の基端部
(枢支軸28)を第1絞付レバー21および第1絞付レ
バー22先端部(枢支軸26、27)よりも上方に位置
して、全長の長い第1絞付レバー21を全長の短い第2
絞付レバー22よりも上方とする状態では、非ロック状
態である。 図11の(b)を参照して、 図11のaの状態で第1絞付レバー21および第2絞付
レバー22をやや押し下げることで、全長の短い第2絞
付レバー22の先端の角が29が、第1ロック壁24と
接当する位置(卵Eの大小に対応して変化する)で卵押
圧板16の卵支持板11に対する高さ位置が決定され、
左右の卵Eの大小の差に対応して卵押圧板16は、遊合
軸架構造3の卵押圧板16の基端部に対する遊合範囲で
平面視前後左右および上下に位置調整される。
【013】 図11の(c)を参照して、 第1絞付レバー21および第2絞付レバー22の基端部
(枢支軸28)を、押し下げて、第1絞付レバー21お
よび第2絞付レバー22先端部(枢支軸26、27)を
ほぼ同一の高さ位置して、全長の長い第1絞付レバー2
1を全長の短い第2絞付レバー22とを平行とすること
で、第1ロック壁24の先端(枢支軸26)と第2ロッ
ク壁25の先端(枢支軸26)とを互いに接近させて、
第1ロック壁24と第2ロック壁25とで突片20を挟
み込むことでロック状態とする。なお、ロック状態で第
2絞付レバー27の突片22aをイ方向へ回動すること
で、非ロック状態となり、卵押圧板16の先端部を上昇
可能となる。つぎに、第12図および第13図に示すロ
ック機構の第2実施例においては、突片20a、および
長孔23aを放射方向とし、第1絞付レバー21および
第1絞付レバー22の先端部を垂直方向の枢支軸25a
および26aで枢支して第1絞付レバー21および第1
絞付レバー22を水平方向に回動する構成とする。図1
2は非ロック状態を示し、図13はロック状態を示し、
ロック状態では、第1実施例と同様に、左右の卵Eの大
小の差に対応して卵押圧板16は、遊合軸架構造3の卵
押圧板16の基端部に対する遊合範囲で平面視前後左右
および上下に位置調整されるとともに、卵押圧板16の
長孔23aの両側が上昇することで卵ホルダー19は接
近して相互間隔も調整される。
【014】また、実施例においては、卵の切断位置と割
卵の供給位置との間に卵割刃の回動方向に位相差を形成
するための割卵誘導機構4、および加熱調理器に対し遮
熱構造とするための開口遮蔽板50を設ける。割卵誘導
機構4は、卵割機構1の卵割刃12の下方で、卵割ケー
ス10の底面10aの上方に位置して装備した割卵供給
誘導板40(図14および図15参照)で構成する。卵
割ケース10の底面10aに設ける割卵供給孔41を、
卵支持板11の支持孔5と卵割刃12の進行方向に位相
差を置いて形成するとともに、前記割卵供給誘導板40
は、卵割ケース10の底面10aの前記割卵供給孔41
と対向する位置に割卵落下孔42を形成し、卵支持板1
1の支持孔5と対向する割卵受部43より前記割卵供給
孔41に向け割卵を誘導する割卵流下案内面44を形成
して、割卵の供給位置を、卵の切断位置に対し卵割刃の
回動方向に位相差を生じさせる構造とする。
【015】開口遮蔽板50は、割卵供給装置のケース底
面10aの割卵供給孔41を遮蔽自在とし、且つ、常時
は割卵供給孔41を遮蔽する位置にあり、割卵供給のタ
イミイングで割卵供給孔41を開口状態とべく卵割刃2
と同期移動させて、割卵供給のタィミイングで割卵供給
孔41を開口位置とし、加熱調理に際し割卵供給孔41
を遮蔽して加熱皿上の割卵の上方を密封状態とすべく構
成する。なお、図16の実施例では、モータ出力軸(角
柱)13aを介して、開口遮蔽板50を卵割刃12と一
定の位相差(実施例では卵割刃12を45°先行)で互
いに固定し、モータ駆動で同期移動させる。
【016】図17を参照して、卵割機構1の卵割刃12
による卵割作用を説明する。 待機状態:図17の(a) 卵支持板11の支持孔5と卵押圧板3との間で卵Eを卵
割ケース10内にセットすることで、卵押圧板16の弾
性力により卵Eを卵支持板11に押圧して、卵Eの下部
の一部を支持孔5を貫通して下方へ露出させた状態(卵
Eのセット状態)に維持する。この卵Eのセット状態に
おいて、卵押圧板16は卵支持板11にロ ック機構1
8により固定されているが、蓋10bに対し卵押圧板1
6は独立している。従って、蓋10bの開閉は自由であ
り、蓋10bを開放して卵Eのセット状態を確認でき
る。タイマー(図示省略)を所望時刻にセットする。
【017】卵殻の切断:図17の(b) タイマーのセット時刻となると、タイマーの作動で電動
モータ13が起動して、卵割刃12を一回転させる。卵
割刃12の回転で卵支持板11で支持されている卵Eの
下部に卵割刃12が接当して、卵Eの下部を水平方向に
切断する。
【018】卵殻切断片の飛散:図17の(c) 切断位置より卵割刃12が更に前進することにより、卵
殻の切断片Fは卵割刃12の移動とともに支持孔5の位
置より卵割刃12の進行方向に飛ばされる。
【019】割卵の供給:図15 a:割卵供給誘導板への落下: 卵殻の切断片Fが、支持孔5の位置より卵割刃12の進
行方向に移動することで、下部を水平方向に切断された
卵Eは、底部が開口されることで卵Eの中身、即ち割卵
Gが割卵供給誘導板40の割卵受部43へ落下供給され
る。 b:割卵供給孔への割卵のみの移動: 割卵供給誘導板40の割卵受部43へ落下供給された割
卵Gは、割卵流下案内面44の傾斜により流下案内方向
に移動して割卵落下孔42へ誘導される。この際、卵E
の切断箇所より上方の卵殻Hは、卵支持板11により支
持された状態を維持する。 c:加熱調理皿への割卵の供給: 割卵落下孔22へ誘導された割卵は、ケース底面10a
の割卵落下孔42より、下方へ落下して加熱調理皿へ割
卵が供給される。
【020】なお、本願発明は、卵割機構の作動毎に、卵
割刃を一回転させて2個の割卵を供給すべく構成したの
で、上記の動作を繰り返して、2回の卵割を行うもので
あり、一度の卵割機構の作動で2個の割卵を加熱調理皿
へ供給する。また、遮蔽板50を、卵割刃と同期移動し
て、割卵供給のタィミイングで割卵供給孔および割卵落
下孔を開口状態とし、割卵供給のタィミイングで割卵供
給孔を開口状態として、加熱調理に際し割卵供給孔を遮
蔽して加熱皿上の割卵の上方を密封状態とする。
【021】上述の実施例においては、割卵供給誘導板4
0は割卵ケース10に係止固定し、卵割刃12および開
口遮蔽板50をモータ出力軸13aに直結して回転駆動
させるべく構成したが、図18乃至図23に示す実施例
においては、割卵供給機構4は卵割刃12と一体化した
卵割刃ユニットCとして一体化して、割卵供給誘導体4
0aも割卵は12と同一速度で回動させるべく構成す
る。
【022】また、割卵ケース10に係止固定した殻受け
板60に、割卵落下孔61側を低くした傾斜面62を左
右一対設け、移動する割卵供給誘導体40aより落下す
る割卵Fを落下孔61へ流下誘導すべく構成する(図1
9参照)。
【023】また、図20および図21を参照して、割卵
供給誘導40aには、刃支持面43aと供給端縁42a
との間の割卵流下案内面44aに突条45と凹面46と
を互いに複数個を形成して流下中に割卵Fに付着してい
る殻破断片を付着させることで供給される割卵への殻片
の不着を防止する構造とする。
【024】また、刃支持面43aの下方に殻ケース46
を一体的に形成し、卵割刃12と割卵流下案内面44a
の先端との間に間隙Gを形成し、該間隙Gより殻ケース
46内に殻片が取納される構成とした。
【025】上記の卵割刃ユニットCは、蓋10bに固定
したモータ13の出力軸13aと係合する係合溝13b
を上面と有し、蓋10bを閉じた状態でモータ13と直
結され、割卵ケース10bの突条と係止し適宜の係止手
段により割卵ケースに固定されている卵支持板11を、
蓋10bを開くことで係止を解いて上方への取り出しを
自由としたのち上方へ引き上げて除去することで、割卵
ケース10より取り出し自在として、殻片の処理を容易
とする。
【026】つぎに、遮蔽板30の上面に駆動片31を突
出させ下面にばね体33を固定し、遮蔽板30にばね体
33に係止自在な凹所34を設け、卵割刃ユニットCの
中心部に駆動片31と接当自在な脚片32を垂下させ、
駆動片31と脚片32との係止で遮蔽板30を駆動すべ
く構成し、割卵ケース10と係止している殼受け板60
の中心部に形成したカム面35と脚片32が接触するこ
とで脚片32が中心側へ弾性変形して駆動片31と離脱
して非伝動として、クラッチ機構dを構成することで、
卵割刃12の一回転に対し遮蔽板30を反回転させて待
機位置とすべく構成した。
【027】本発明の実施例にあたり割卵支持板11は水
平方向に位置させ卵割刃12も水平方向に回動させた
が、卵支持板11を垂直状態とし卵Eを水平状態で卵割
刃12を垂直方向に回動させても本発明の目的を達成で
きるものである。
【028】
【効果】本発明は、卵支持板と卵押圧板の卵ホルダー
の間で卵Eを押圧状態に維持することで、卵割刃の水平
移動による卵殻の切断時に、卵の動揺を防ぎ、破断片と
なって割卵に殼の細片が混入するのを阻止して、良好な
目玉焼調理が提供できる。また、割卵供給装置の蓋の開
閉に関係なく、卵押圧板を卵支持板と固定状態とし卵E
に対する押圧状態とすることができて、卵のセット時に
卵押圧体の押圧作用状態を確認できることで、常に確実
に卵押圧体の押圧作用を確実にすることができる。
【029】更に、本願発明は、2個の卵Eの卵割を行う
同時に行う構成として、2個の卵Eの卵割を行い加熱調
理皿に2個の割卵を同時に供給することで、2個の目玉
を連続した形状の目玉焼調理を可能とするとともに、卵
押圧板の軸架側を遊合軸架機構の遊合範囲で移動して2
個の卵ホルダーの押圧力を調整自在としたので、卵支持
板の2個の支持孔に挿入支持されている2個の卵Eの大
小に対応して、2個の卵ホルダーの押圧力を個々に変更
して、左右の卵の大きさに差があっても確実強固に支持
して卵殼の切断時の卵の動揺を防ぎ、良好な目玉焼調理
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す割卵供給装置を、卵支持
孔および割卵供給孔を断面して示す正面図
【図2】同じく卵支持孔および卵ホルダーを断面して示
す側面図
【図3】同じく平面視横方向に中心位置で断面し卵割刃
の駆動機構を示す縦断面図
【図4】卵支持板の平面図
【図5】同じく側面図
【図6】卵押圧板の平面図
【図7】同じく断面図
【図8】卵押圧板の卵ホルダーの縦断面図
【図9】卵押圧板のロック機構の側面図
【図10】同じく平面図
【図11】卵押圧板のロック機構の作用説明図
【図12】第2実施例の卵押圧板の平面図で、ロック機
構を非ロック状態で示す。
【図13】同じくの平面図で、ロック機構をロック状態
で示す、
【図14】割卵誘導機構の平面図
【図15】同じく部分断面図で割卵誘導機構の作用を示
【図16】開口遮蔽機構の遮蔽板および卵割刃の平面図
で、遮蔽板を待機位置で示す
【図17】卵割刃による卵殻の切断作用を示す作用説明
【図18】図18ないし図23は、割卵誘導機構と卵割
刃とを一体化した実施例を示す、図18は、図2同様の
部分断面した側面図
【図19】同じく開口遮蔽機構の遮蔽板の駆動機構を示
す縦断面図
【図20】同じく割卵誘導機構の平面図
【図21】同じく割卵誘導機構の正面図
【図22】殼受け板の平面図
【図23】遮蔽板の平面図
【図24】本発明をオープントースターと一体化した自
動目玉焼機を示す斜視図
【図25】同じく縦断面図
【符号の説明】
A 割卵供給装置 B 調理器本体(オープントースター) E 卵 F 割卵(卵の中身) 1 卵割機構 2 ロック機構 3 遊合軸架機構 4 割卵誘導機構 5 支持孔 10 卵割ケース 10b 蓋 11 卵支持板 12 卵割刃 13 駆動機構(電動モータ)13 16 卵押圧板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】卵Eの一部を支持孔5を貫通させて露出さ
    せた状態で卵Eを支持孔に挿入支持する卵支持板11
    と、卵支持板11の支持孔5より露出している卵Eに対
    し横切る方向に移動自在な卵割刃12と、該卵割刃12
    を移動させるための駆動機構13とを含み、卵支持板1
    1の支持孔に垂直状態で挿入支持されている卵を卵割刃
    の移動により卵割を行なう卵割機構1を設け、 上記の卵割機構1における卵支持板11の支持孔5に挿
    入支持されている卵Eと対向位置に卵ホルダー19を有
    し、卵支持板に対し係脱自在に卵支持板に取付けられた
    卵押圧板16を設けるとともに、 卵支持板11の支持孔5、卵押圧板16の卵ホルダー1
    9をそれぞれ2個とすることで、電動モータ7の起動毎
    の卵割刃12の一回転により、2個の卵Eの卵割を行う
    構成とし、 卵押圧板16の基端部を遊合状態で回動自在に支持する
    遊合軸架機構17と、先端部を卵支持板11と一体の突
    片18bと係脱自在とするロック機構18とを介して、
    卵押圧板16を卵支持板11に取付け、 卵押圧板の基端部を、遊合軸架機構17の遊合範囲で位
    置調整自在とすることで、2個の卵Eの大小に対応して
    2個の卵ホルダー19の押圧力を個々に変更可能とした
    ことを特徴とする割卵供給装置。
  2. 【請求項2】卵Eの下部の一部を支持孔5を貫通させて
    下方へ露出させた状態で卵Eを垂直状態で支持する卵支
    持板11と、卵支持板11の支持孔5より下方へ露出し
    ている直立状態の卵Eの下部を横切って水平方向に移動
    自在な卵割刃12と、該卵割刃12を移動させるための
    駆動機構13とを含み、卵支持板11の支持孔に垂直状
    態で挿入支持されている卵を水平方向に移動する卵割刃
    により卵割を行なう卵割機構1を設け、 上記の卵割機構1における卵支持板11の支持孔5に垂
    直状態で挿入支持されている卵Eの上部との対向位置に
    卵ホルダー19を有し、卵支持板に対し係脱自在に卵支
    持板に取付けられた卵押圧板16を設けめるとともに、 卵支持板11の支持孔5、卵押圧板16の卵ホルダー1
    9をそれぞれ2個とすることで、電動モータ7の起動毎
    の卵割刃12の一回転により、2個の卵Eの卵割を行う
    構成とし、 卵押圧板16の基端部を遊合状態で回動自在に支持する
    遊合軸架機構17と、先端部を卵支持板11と一体の突
    片18bと係脱自在とするロック機構18とを介して、
    卵押圧板16を卵支持板11に取付け、 卵押圧板の基端部を平面視で前後左右に遊合軸架機構1
    7の遊合範囲で位置調整自在とすることで、2個の卵E
    の大小に対応して2個の卵ホルダー19の押圧力を個々
    に変更可能としたことを特徴とする請求項1の割卵供給
    装置。
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