JP2520263Y2 - 充填被包物の振動押し棒装置 - Google Patents
充填被包物の振動押し棒装置Info
- Publication number
- JP2520263Y2 JP2520263Y2 JP1993041824U JP4182493U JP2520263Y2 JP 2520263 Y2 JP2520263 Y2 JP 2520263Y2 JP 1993041824 U JP1993041824 U JP 1993041824U JP 4182493 U JP4182493 U JP 4182493U JP 2520263 Y2 JP2520263 Y2 JP 2520263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push rod
- packaging bag
- filled
- rod
- vibrating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vacuum Packaging (AREA)
- Package Closures (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、包装機の支持腕により
吊持した包装袋に充填した被包物を袋底に押しつけて圧
縮し、そのとき生ずる圧縮エヤーを包装袋の外部に排除
する装置において、圧縮効率を高めるため押し棒を振動
する構成にしたものである。
吊持した包装袋に充填した被包物を袋底に押しつけて圧
縮し、そのとき生ずる圧縮エヤーを包装袋の外部に排除
する装置において、圧縮効率を高めるため押し棒を振動
する構成にしたものである。
【0002】
【従来の技術】包装袋に投入した茶葉等の被包物を袋底
側に押してかたく詰め込むための押し棒等を設けた袋詰
機は、特開昭51−78496号公報等で公知とされて
いる。 ところが、昨今の被包物の酸化防止を長期に亘り
作用させるための不活性ガスを充填する形式の包装には
対応していなく、そのままでは不十分なものである。因
に、不活性ガスを充填する形式の包装においては、被包
物内に介在するエヤーを可級的に袋外に排除した上で不
活性ガスを充填することが好ましい。包装袋中に空気が
残留した状態であつては、不活性ガスの濃度が減少する
ため被包物の品質を早く劣化するという欠点を生ずるこ
とになる。
側に押してかたく詰め込むための押し棒等を設けた袋詰
機は、特開昭51−78496号公報等で公知とされて
いる。 ところが、昨今の被包物の酸化防止を長期に亘り
作用させるための不活性ガスを充填する形式の包装には
対応していなく、そのままでは不十分なものである。因
に、不活性ガスを充填する形式の包装においては、被包
物内に介在するエヤーを可級的に袋外に排除した上で不
活性ガスを充填することが好ましい。包装袋中に空気が
残留した状態であつては、不活性ガスの濃度が減少する
ため被包物の品質を早く劣化するという欠点を生ずるこ
とになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、押し棒を振
動しながら包装袋に充填した被包物を押して該被包物が
含有するエヤーを駆逐すると共に、後工程の不活性ガス
充填用ガス管の挿入を容易に行う装置を提供することに
ある。
動しながら包装袋に充填した被包物を押して該被包物が
含有するエヤーを駆逐すると共に、後工程の不活性ガス
充填用ガス管の挿入を容易に行う装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の充填被包物の振
動押し棒装置は前記目的に合致させたもので、包装袋に
充填した被包物を袋底に押して含有エヤーを排除する押
し棒と、該押し棒を振動させるバイブレータとを取付け
た機枠を上下動可能に設け、前記押し棒の下端に不活性
ガス充填用ガス管を挿入する底付孔を形成する中心棒を
設けることを特徴とするものである。
動押し棒装置は前記目的に合致させたもので、包装袋に
充填した被包物を袋底に押して含有エヤーを排除する押
し棒と、該押し棒を振動させるバイブレータとを取付け
た機枠を上下動可能に設け、前記押し棒の下端に不活性
ガス充填用ガス管を挿入する底付孔を形成する中心棒を
設けることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】バイブレータと押し棒とを装着した機枠が、昇
降杆に取付けた第2アームにより降下し、押し棒を振動
しながら包装袋に充填された被包物を袋底に押付ける。
これにより、被包物に含有されるエヤーが駆逐されて該
被包物は圧縮され小嵩となる。また、中心棒を設けた押
し棒が押し込まれることにより、次工程の不活性ガス充
填用のガス管を包装袋の底の近くまで通す細い底付孔が
形成される。
降杆に取付けた第2アームにより降下し、押し棒を振動
しながら包装袋に充填された被包物を袋底に押付ける。
これにより、被包物に含有されるエヤーが駆逐されて該
被包物は圧縮され小嵩となる。また、中心棒を設けた押
し棒が押し込まれることにより、次工程の不活性ガス充
填用のガス管を包装袋の底の近くまで通す細い底付孔が
形成される。
【0006】
【実施例】添付図面は、本考案の一実施例を示し、図1
は概要平面図、図2は一部切欠正面図、図3は図2の下
方部の側面図、図4は本考案の要部である機枠の側面
図、図5は被包物の押し棒による押圧の一例を示した正
面図である。
は概要平面図、図2は一部切欠正面図、図3は図2の下
方部の側面図、図4は本考案の要部である機枠の側面
図、図5は被包物の押し棒による押圧の一例を示した正
面図である。
【0007】図中1は機台、2は機台の中心に設けた回
転軸に装着した間歇回転の包装機から、対応間隔の広狭
調整を自由にして設けた複数対の装着腕であつて定間隔
で放射方向に突出する。各対の装着腕2には袋供給ステ
イシヨンで包装袋を供給し、図1のように被包物充填ス
テイシヨンIII、第1押圧ステイシヨンIV、第2押
圧ステイシヨンV等で間歇停止して回転する。機台1に
は第1、第2押圧ステイシヨンの間に下面まで突出する
摺動案内パイプ4を設け、同下面に案内杆5を吊下げ形
に取付け、回転カム6の大径部と小径部により図2の実
線と鎖線の2位置に揺動するレバー7の先端に、前記案
内杆5の一端のコ形部10を嵌め、他端11を前記摺動
案内パイプ4に摺動自由に通した昇降杆12を固定した
横バー8をリンク9を介して固着する。
転軸に装着した間歇回転の包装機から、対応間隔の広狭
調整を自由にして設けた複数対の装着腕であつて定間隔
で放射方向に突出する。各対の装着腕2には袋供給ステ
イシヨンで包装袋を供給し、図1のように被包物充填ス
テイシヨンIII、第1押圧ステイシヨンIV、第2押
圧ステイシヨンV等で間歇停止して回転する。機台1に
は第1、第2押圧ステイシヨンの間に下面まで突出する
摺動案内パイプ4を設け、同下面に案内杆5を吊下げ形
に取付け、回転カム6の大径部と小径部により図2の実
線と鎖線の2位置に揺動するレバー7の先端に、前記案
内杆5の一端のコ形部10を嵌め、他端11を前記摺動
案内パイプ4に摺動自由に通した昇降杆12を固定した
横バー8をリンク9を介して固着する。
【0008】摺動案内パイプ4の上に突出した昇降杆1
2には取付ブロツク13を固着し、そのブロツク13に
摺動案内パイプ4に遊嵌する保護パイプ14を固定す
る。取付ブロツク13には第1押圧ステイシヨンIVに
停止した包装袋aに入つて被包物を押圧する押し棒を固
定した第1アーム15と、本考案の要部の機枠17を取
付ける第2アーム16とを固定する。機枠17は図4に
例示した構成になり、ボールトナツト等で4角形の小型
に組み、上部枠片18に前記した第2アーム16の固定
を施し、下部枠片19の上面(機枠内)にエヤー式バイ
ブレータ20を固着し、同下面に第2押圧ステイシヨン
Vに停止する包装袋aに入つて被包物bを押圧する押し
棒21を固定する。押し棒21は下端を先鋭にした中心
棒22と包装袋aの4隅近くまで届く押圧片23により
構成する。
2には取付ブロツク13を固着し、そのブロツク13に
摺動案内パイプ4に遊嵌する保護パイプ14を固定す
る。取付ブロツク13には第1押圧ステイシヨンIVに
停止した包装袋aに入つて被包物を押圧する押し棒を固
定した第1アーム15と、本考案の要部の機枠17を取
付ける第2アーム16とを固定する。機枠17は図4に
例示した構成になり、ボールトナツト等で4角形の小型
に組み、上部枠片18に前記した第2アーム16の固定
を施し、下部枠片19の上面(機枠内)にエヤー式バイ
ブレータ20を固着し、同下面に第2押圧ステイシヨン
Vに停止する包装袋aに入つて被包物bを押圧する押し
棒21を固定する。押し棒21は下端を先鋭にした中心
棒22と包装袋aの4隅近くまで届く押圧片23により
構成する。
【0009】図5は図4に例示した押し棒21による包
装袋a内の被包物bの押圧状態を示したもので、中心棒
22の先鋭の部分により次工程の不活性ガス充填用の細
いガス管を包装袋aの底の近くまで通す細い底付孔cを
生じ、押圧片23により被包物bを圧縮して含有エヤー
を抜いた圧縮層dを生ずる。
装袋a内の被包物bの押圧状態を示したもので、中心棒
22の先鋭の部分により次工程の不活性ガス充填用の細
いガス管を包装袋aの底の近くまで通す細い底付孔cを
生じ、押圧片23により被包物bを圧縮して含有エヤー
を抜いた圧縮層dを生ずる。
【0010】
【考案の効果】本考案は、上述した構成、作用になるも
ので、包装袋の内部に供給した被包物を押し棒により圧
縮して小嵩にすると共に、被包物などに介在して押し棒
により圧縮されるエヤーを包装袋外へ速やかに駆逐する
ことができて、次工程以降の不活性ガスの充填を容易に
行うことができる効果がある。
ので、包装袋の内部に供給した被包物を押し棒により圧
縮して小嵩にすると共に、被包物などに介在して押し棒
により圧縮されるエヤーを包装袋外へ速やかに駆逐する
ことができて、次工程以降の不活性ガスの充填を容易に
行うことができる効果がある。
添付図面は、本考案の一実施例を示し、
【図1】図1は概要の平面図、
【図2】図2は一部切欠正面図、
【図3】図3は図2の下方部の側面図、
【図4】図4は本考案の要部である機枠の側面図、
【図5】図5は被包物の押し棒による押圧の一例を示し
た正面図、
た正面図、
a→包装袋 b→被包物 c→底付孔 d→圧縮層 III→被包物充填ステイシヨン IV→第1押圧ステ
イシヨン V→第2押圧ステイシヨン 1→機台 2→装着腕 4→摺動案内パイプ 5→案内
杆 6→回転カム 7→レバー 8→横バー 9→リンク 10→コ形部
11→他端 12→昇降杆 13→取付ブロツク 14→保護パイプ
15→第1アーム 16→第2アーム 17→機枠 18→上部枠 19→
下部枠 20→エヤー式バイブレータ 21→押し棒 22→中
心棒 23→押圧片
イシヨン V→第2押圧ステイシヨン 1→機台 2→装着腕 4→摺動案内パイプ 5→案内
杆 6→回転カム 7→レバー 8→横バー 9→リンク 10→コ形部
11→他端 12→昇降杆 13→取付ブロツク 14→保護パイプ
15→第1アーム 16→第2アーム 17→機枠 18→上部枠 19→
下部枠 20→エヤー式バイブレータ 21→押し棒 22→中
心棒 23→押圧片
Claims (1)
- 【請求項1】包装袋に充填した被包物を袋底に押して含
有エヤーを排除する押し棒と、該押し棒を振動させるバ
イブレータとを取付けた機枠を上下動可能に設け、前記
押し棒の下端に不活性ガス充填用ガス管を挿入する底付
孔を形成する中心棒を設けることを特徴とする充填被包
物の振動押し棒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041824U JP2520263Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 充填被包物の振動押し棒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041824U JP2520263Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 充填被包物の振動押し棒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076101U JPH076101U (ja) | 1995-01-27 |
JP2520263Y2 true JP2520263Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=12619040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993041824U Expired - Lifetime JP2520263Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 充填被包物の振動押し棒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520263Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007269408A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-10-18 | Topack Co Ltd | 充填包装装置及び充填包装方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6678418B2 (ja) * | 2015-09-30 | 2020-04-08 | 紀伊産業株式会社 | 仕分装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5178496A (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-08 | Terada Mfg | Seichafukurozumeki |
JPS628722A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-16 | 井坂 絹子 | 使い捨て便座カバ− |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993041824U patent/JP2520263Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007269408A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-10-18 | Topack Co Ltd | 充填包装装置及び充填包装方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076101U (ja) | 1995-01-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |