JP2519266Y2 - 内容物押し出し機 - Google Patents

内容物押し出し機

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JP2519266Y2
JP2519266Y2 JP10102391U JP10102391U JP2519266Y2 JP 2519266 Y2 JP2519266 Y2 JP 2519266Y2 JP 10102391 U JP10102391 U JP 10102391U JP 10102391 U JP10102391 U JP 10102391U JP 2519266 Y2 JP2519266 Y2 JP 2519266Y2
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JP
Japan
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container
fulcrum
piston
contents
piston rod
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10102391U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0544259U (ja
Inventor
洋人 麻井
顕夫 木暮
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Takeuchi Press Industries Co Ltd
Original Assignee
Takeuchi Press Industries Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は内容物押し出し機に関
し、さらに詳しくはチューブ容器等の容器内に収納され
た内容物を、ピストンを用いて押し出す内容物押し出し
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コーキング剤のようなペースト剤
をコーキングガンに収納し、ガンのレバーを操作するこ
とによりピストンを推進せしめて、コーキングガン先端
の口部よりペースト剤を押し出す内容物押し出し機が開
発されている。このような内容物押し出し機としては、
図5に示すようなものがある。図5中、50はコーキン
グガンであり、コーキングガン50の筒体51内に挿入
されたピストン52の前部には、コーキング剤等のペー
スト剤が収納されている。そして、コーキング剤を所望
の部位に押し出す場合は、図5に示すように、一方の手
で筒体51の先端を握り、他方の手でレバー53を操作
することにより、筒体51内のペースト剤を口部54か
ら外部に押し出していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコーキングガン50にあっては、一方の手で
レバー53を保持し、他方の手で筒体51を保持しなけ
れば、所望の位置にコーキング剤を正確に供給すること
ができない不都合があった。これは、レバー53の操作
位置から筒体51の口部54までの距離が長いため、レ
バー53の保持のみでは押し出そうとする部位に、正確
に口部54を固定して、その位置に内容物を押し出すこ
とは不可能だからである。また、従来のコーキングガン
は重いため両手で保持する必要があった。したがって、
従来のコーキングガン50にあっては、常に両手で操作
する必要があり、操作時に片手が使用できない不便があ
った。特に、収納する内容物が染毛剤の場合、一方の手
で押し出し機を操作して、内容物を頭髪上に押し出し、
他方の手で櫛を持ち、押し出された染毛剤を頭髪に均一
に引き伸ばす必要がある。したがって、このような内容
物の場合、押し出し機の操作を片手で行う必要がある。
【0004】この考案は、このような従来の課題に着目
してなされたもので、内容物の押し出し操作を片手で簡
単に行うことができ、かつ構造が簡単で軽量化を図った
内容物押し出し機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、この考案は内容物が収納される容器と、容器が固定
される内側部材と、内容物を押し出す押し出し機構とか
ら成り、(a)前記容器が、内容物が収納される容器本
体と、内容物が押し出される口部若しくはノズル部とか
ら成り、(b)前記内側部材が、先端に形成される支点
部材と、容器本体の口部若しくはノズル部が固定される
固定孔と、容器本体が保持される容器保持板とから成
り、(c)前記外側部材が、支点部材が嵌入される支点
部材嵌入孔と、支点部材を支点として押圧操作されるレ
バーと、容器の口部若しくはノズル部が挿入される固定
孔と、前記レバーの押圧操作に連動する引張部材とから
成り(d)前記押し出し機構が、内容物を容器底部から
押圧するピストンに連結されるピストンロッドと、前記
引張部材の作動に連動してピストンおよびピストンロッ
ドを推進せしめる推進機構と、ピストンロッドの戻りを
防止する戻り防止機構とから成ることを特徴とする内容
物押し出し機である。
【0006】
【作用】以上のような構成をもった、この考案の作用に
ついて説明する。図4に示すように、まず容器を押し出
し機にセットし、容器の底部を切断または取り外してピ
ストンを容器内に挿入して、容器を押し出し機にセット
する。セットする際には、レバーを有する部位を下方に
向け、保護カバーを上方にし、かつ容器は口部若しくは
ノズル部を下方に向け、底部を上方にして内容物を零さ
ないようにセットすることが重要である。そして、容器
をセットした後、キャップを外し外側部材のレバーを指
で押圧し(矢印(ア)方向)、外側部材を支点部材を支
点として矢印(イ)方向に移動すると、レバーに連続さ
れている引張部材は容器の口部方向に引張られる(矢印
(ウ)方向)。そして、同時に引張部材の後端に連結さ
れた推進機構が作動を開始する。推進機構において、推
進金具が金具保持板に形成された溝をスライドして前方
に移動せしめられ、同時にこの推進金具と保護カバーと
の間のピストンロッドに装着された、推進バネが強制的
に収縮せしめられる。そして、この推進金具の移動に伴
って、ピストンおよびピストンロッドが容器内を前方に
移動し、内容物はピストンによって口部若しくはノズル
部から外部に押し出される。推進金具はピストンロッド
に対して直角ではなく、少し傾斜した状態でピストンロ
ッドに係合するので、推進金具の孔周縁によって、ピス
トンロッドは確実に前進せしめられる。さらに戻り防止
機構によって、推進したピストンが元の位置に戻るのが
防止されている。
【0007】レバーの押圧操作を繰り返すことにより、
ピストンが容器内部を前進する。そして、ピストンによ
って容器内の内容物がすべて外部に押し出された後、ピ
ストンロッドの摘みを、指でつまんで後方に引くことに
より、ピストンを容器内から引き抜くことができる。
【0008】
【実施例】次に、この考案を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、この考案に係る内容物押し出し機の実施
例を示した図面である。1は、チューブ容器であり、チ
ューブ容器1は内側部材2の固定孔3に口部あるいはノ
ズル部1aが挿入され、かつチューブ容器1の底部1b
がa−a線(図2)で切断され、この底部1bからピス
トン5が容器内に挿入されることにより、チューブ容器
1は押し出し機にセットされている。
【0009】内側部材2は、その先端に支点部材4が形
成され、この支点部材4の近傍には、チューブ容器1の
口部またはノズル1aを挿入するための固定孔3が形成
され、この固定孔3に連続して容器保持板6が形成され
ている。また、この内側部材2に重なるようにして、外
側に外側部材7が設けられている。外側部材7はその先
端にレバー8を有し、このレバー8の根幹には支点部材
4を嵌入するための、支点嵌入孔9が穿設されている。
そして、レバー8に連続して固定孔10が、内側部材2
の固定孔3と同心になるように設けられ、この固定孔1
0に連続して引張部材11が容器保持部材6と重なるよ
うに設けられている。容器保持部材6は軽量化を図るた
め、チューブ容器1の保持に必要な最小限の面積に構成
されている。
【0010】この引張部材11の後端部11aには、推
進機構12が連結されている。この推進機構12は引張
部材11の後端部11aに連結された推進金具12a
と、この推進金具12aとバネ止め部材18との間に設
けられ、かつピストンロッド15に装着された推進バネ
12bとから構成されている。金具保持板19には、推
進金具12aが移動可能なように溝部14aが形成され
ている。
【0011】さらに、この推進機構12の後部には、抑
制金具13aと抑制バネ13bとから構成される戻り防
止機構13が設けられており、かつピストンロッド15
の後端部にはピストン5をチューブ容器1から引き抜く
際に、ピストンロッド15を手で保持するための摘部1
6がピストンロッド15の後端に付設されている。
【0012】なお、図2に示すように実施例に示すチュ
ーブ容器1は、底部1bがa−a線で切断されて底部1
bが開口された後、押し出し機にセットされるものであ
るが、通常のボトル容器を押し出し機にセットする場合
においては、ボトル容器の底部が切断される外、底部が
外れるように構成されてもよい。底部が外れるように構
成される手段としては、例えば螺合等の方法でもよく、
ピストン5を底部から容器内に挿入することができれば
よい。また、他の変形例として、容器の底部に当初から
ピストン5(ピストンロッド15から外された状態)が
装着されたものであってもよい。実施例では、チューブ
容器1内にはコーキング剤、あるいは染毛剤等が収納さ
れている。
【0013】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案によ
れば内容物の押し出し操作を片手で簡単に行うことがで
き、したがって、他方の手を煩わさずに済む効果を奏す
る。また、構造が簡単であり、かつ製造が容易である。
そして、軽量化を図ったので手に持ち易い効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る内容物押し出し機の斜視図。
【図2】内容物押し出し機にチューブ容器をセットする
状態を示した正面断面図。
【図3】チューブ容器をセットした内容物押し出し機の
正面断面図。
【図4】内容物押し出し機のレバーを操作した状態を示
す正面断面図。
【図5】従来のコーキングガンの斜視図。
【符号の説明】
1 チューブ容器 1a ノズル部 2 内側部材 3 固定孔 4 支点部材 5 ピストン 6 容器保持板 7 外側部材 8 レバー 9 支点部材嵌入孔 10 固定孔 11 引張部材 12 推進機構 13 戻り防止機構 15 ピストンロッド 17 押し出し機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物が収納される容器と、容器が固定
    される内側部材と、押圧操作される外側部材と、内容物
    を押し出す押し出し機構とから成り、 (a)前記容器が、内容物が収納される容器本体と、内
    容物が押し出される口部若しくはノズル部とから成り、 (b)前記内側部材が、先端に形成される支点部材と、
    容器本体の口部若しくはノズル部が固定される固定孔
    と、容器本体が保持される容器保持板とから成り、 (c)前記外側部材が、支点部材が嵌入される支点部材
    嵌入孔と、支点部材を支点として押圧操作されるレバー
    と、容器の口部若しくはノズル部が挿入される固定孔
    と、前記レバーの押圧操作に連動する引張部材とから成
    り、 (d)前記押し出し機構が、内容物を容器底部から押圧
    するピストンと、ピストンに連結されるピストンロッド
    と、前記引張部材の作動に連動してピストンおよびピス
    トンロッドを推進せしめる推進機構と、ピストンロッド
    の戻りを防止する戻り防止機構とから成ることを特徴と
    する内容物押し出し機。
JP10102391U 1991-11-11 1991-11-11 内容物押し出し機 Expired - Lifetime JP2519266Y2 (ja)

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JPH0544259U JPH0544259U (ja) 1993-06-15
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JP4749031B2 (ja) * 2005-05-13 2011-08-17 東京電力株式会社 塗料自動供給式刷毛装置
JP6655494B2 (ja) * 2016-07-27 2020-02-26 株式会社吉野工業所 吐出容器

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