JP2519158B2 - ケ―ブル・テレビジョン試験装置 - Google Patents

ケ―ブル・テレビジョン試験装置

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JP2519158B2
JP2519158B2 JP4309573A JP30957392A JP2519158B2 JP 2519158 B2 JP2519158 B2 JP 2519158B2 JP 4309573 A JP4309573 A JP 4309573A JP 30957392 A JP30957392 A JP 30957392A JP 2519158 B2 JP2519158 B2 JP 2519158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル・テレビジョ
ン(CATV)システムの非干渉測定及び分析に関す
る。特に映像信号のスペクトラム的空白期間に映像信号
に挿入する無線周波数(RF)パルスに応答してCAT
Vシステムの各チャンネルの周波数特性を測定するため
に使用するゲート受信器を用いたCATV掃引システム
に関する。なお、このRFパルスの振幅は、干渉を起こ
さない程度のものである。
【0002】
【従来の技術】広帯域ケーブル・テレビジョン(CAT
V)システムは、一般に能動型のA級広帯域増幅器並び
に受動型のコネクタ、スプリッタ及びタップ等で構成さ
れており、同軸ケーブルでこれらすべてを相互に接続し
ている。これらの構成装置の多くは戸外に設置され、過
酷な温度、天候のもとにさらされている。このためCA
TVシステムの性能は戸外の過酷な条件に影響され、顧
客の要求に応えて継続的に適正に調整していくのは大変
なことである。そこで、システムが有するすべての能動
及び受動型構成装置の周波数応答が重要となってくる。
【0003】周波数応答を決定する通常の手法として
は、CATVシステムの先端部から試験信号を入射する
ものがある。この試験信号はシステムの全帯域を掃引す
る。同時にシステムの利得と平坦特性を決定するために
システム上の多様な点で試験信号の振幅を測定する。こ
の手法では測定自身についての問題はないが、システム
が動作中にシステム上を送信されている映像信号を劣化
させることなく測定を行う場合は問題がある。従来、掃
引手法としては、高レベル、低レベル、中間レベル、さ
らには”無掃引”まで試みられてきた。しかし、これら
の手法では以下のような欠点があった。
【0004】・ケーブルの信号と干渉する。 ・数個の増幅器を通すと”掃引信号対ノイズ比”が不足
する。 ・応答遅延のために操作と応答の”ズレ”が生じる。 ・データ点がシステムの帯域に対してあまりに少ない。
【0005】1つ解決方法としては、米国テクトロニク
ス社製2721/2722型非干渉掃引システムで実現
しているように、持続時間にして約8マイクロ秒(1マ
イクロ秒は100万分の1秒)程度の短い試験パルスを
CATVシステムで搬送される映像信号の垂直帰線期間
中に送信する方法がある。垂直帰線期間中は映像情報が
何もないので、原理的に画像品質に何等の影響も与えな
い。試験パルスの振幅は、システムの搬送波の振幅に近
い、水平同期信号振幅から6dB(デシベル)下がった
値に設定されるので、パルスがシステムのノイズの中に
埋もれてしまうことはない。
【0006】もし測定用の信号(多くの場合にRFパル
スである)を垂直帰線期間中に挿入する場合、本当に掃
引発生器が干渉を起こさないように適当な振幅を決めれ
るかという問題が残る。もしRFパルスの振幅が過度に
大きく設定されると、顧客が設定する音声チャンネルに
干渉が発生する原因となり、火花が飛ぶような雑音(イ
グニション・ノイズ)が生じる。その一方で、もし振幅
が過度に小さいと、測定しているチャンネルの映像信号
による干渉が原因で測定結果が不確かなものとなる。
【0007】音声チャンネルに干渉が発生する機構は明
解である。顧客側の装置でRFパルスの付随した映像信
号を受信すると、装置はRFパルスをまるで映像信号の
一部であるかのように処理する。例えば、もしRFパル
スがそのチャンネルの映像搬送波より周波数で1.0M
Hz高ければ、RFパルスが存在する期間中は受信装置
が映像信号に1.0MHzの正弦波が重ね合わせられた
ように処理する。もし映像信号に対するRFパルスの振
幅に関し、その2つの信号の和が同期信号又は映像信号
の白ピーク値を越える場合には受信装置の規格から外れ
てしまう。この規格を越えるような場合では、構成装置
のなかに干渉の影響が出てくる。白ピーク値を越えてい
る場合には、この影響として映像に付随してバズ音(BU
ZZ、うなるような音)が現れる。RFパルスのような大
変短いパルスの場合にはバズ音が減少して”ポップ音
(POP、ポンという音)”になる。しかし、RFパルス
は映像信号が帰線消去レベルのときに送信されるので、
同期信号を越えることはあっても白ピーク値よりは大幅
に小さい振幅である。
【0008】また逆に、同期信号の振幅を越える信号を
送信する際の問題点として、顧客の受信装置で生じる抑
制及び歪がある。受信装置の中間周波(IF)出力段が
同期信号レベルを越えてどの程度の振幅までを処理でき
るかの保証はどこにもない。受信装置の自動利得制御
(AGC)ループは、常にIF出力段中の映像信号をそ
の増幅器が扱える最大振幅丁度かそれに近い振幅に調整
する。よってもし映像信号とRFパルスとを加えた和に
よって増幅器で抑制が起きる。これによって4.5MH
zの中間周波音声インターキャリア信号の振幅が瞬間的
にリミッタの入力しきい値より下に減少する場合が生
じ、映像信号振幅を大きく変調した場合に生じるバズ音
とまったく同じように短い期間の音の欠落、ポップ音が
生じる。もしパルスの周波数と映像搬送波との差が音声
インターキャリア間隔である4.5MHzの約数である
ようなパルスの周波数であれば、RFパルスで生じる歪
が引き起こす増幅器内の振幅の抑制は、音声搬送波近く
に高調波を発生させ、さらにはポップ音さえ誘発する。
【0009】上述のようにRFパルス振幅は、受信装置
の規格から外れないような充分に小さいものである必要
がある。以下では、等化パルスの間の垂直帰線期間(垂
直インターバル)中にテレビジョン変調器が帰線消去信
号を送信しているものと仮定する。帰線消去信号の振幅
は、同期信号振幅の75%である。仮に映像信号波形に
500kHzの正弦波を加え、そのピークの振幅を図2
に示すように同期信号振幅の100%に調整すれば、結
果として正弦波の各側波帯は12.5%となる。合成し
た映像信号振幅の包絡線は、図2に示すように3つのベ
クトルのある時点での和で示される。もし3つのベクト
ルが揃えばその和は100%となる。この様に側波帯
は、2721/2722型非干渉掃引システムの6dB
と異なり同期信号振幅より18dB低い。これはRFパ
ルスが受信装置の規格から外れない最大の振幅である。
【0010】試験パルスの振幅をどこまで小さくできる
か決めるには、いくつかの要因を考慮する必要がある。
例えば、試験パルスは、映像信号の種々の成分の内の特
定の振幅よりは大きくなければならない。例えば、27
21/2722型非干渉掃引システムでは、上述のよう
に等化パルスの間のスペクトラムの空白期間にRFパル
スを設定している。マルチ・バースト試験信号VITS
(Vertical IntervalTest Signal)では、RFパルスが
原因で発生するのと同じようなピーク対ピークで100
IREの正弦波を発生させる。図2と同様に分析すれ
ば、マルチ・バースト試験信号は、同期信号より16d
B低いスペクトラム成分を発生することが示される。
【0011】試験パルスは他と混同することなくそのピ
ーク値の測定を行えるように、先の振幅より少なくとも
2dBは高くなければならない。従って、そのパルス振
幅はCATVシステムの振幅変動の許容誤差を考慮しな
ければ、同期信号より14dB低い値を最小値として設
定することができる。しかし、これは非干渉が保証され
ている振幅より4dB高い。もし受信装置の帯域を狭め
て行けば、いくらか向上して約5dBまでスペクトラム
の乱れを低減することができる。しかし、このように帯
域を狭めるとパルスを長くする必要がある。帯域を狭く
したとしても、非干渉を保証するためにRFパルスを同
期信号より18dB低い最小値よりも低くすることはで
きない。上述のようにテクトロニクス社製2721/2
722型非干渉掃引システムで保証しているRFパルス
の振幅は、同期信号振幅より6dB低い値である。
【0012】非干渉でCATVシステムを試験するとい
う問題の解決方法として試みられている他の手法が、ブ
ラッドリーによる米国特許第4408227号(198
3年発行)に開示されている。このブラッドリーのシス
テムは、試験信号と映像信号とを時分割で切り換え、試
験による映像信号への干渉を避けている。映像信号が同
期信号を供給するので、垂直帰線期間中に映像信号を抑
制し、空いた部分に試験信号を挿入するということがで
きる。受信装置では逆の処理を行って試験信号を分離し
て表示する。しかし、このシステムでは、試験信号を映
像信号と多重化するときに音声搬送波が欠落するので顧
客の受信装置に大きなバズ音が発生する。これは、上述
した色ピーク値を越える変調で発生するバズ音と同様の
ものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにRF試験
パルスを垂直帰線期間中に挿入した場合でも、受信器の
規格を充分に考慮する必要がある。もしRF試験パルス
の振幅が過度に大きく設定されると、顧客が設定する音
声チャンネルに干渉が発生する原因となり、雑音が生じ
る。その一方で、もし振幅が過度に小さいと、測定して
いるチャンネルの映像信号による干渉が原因で測定結果
が不確かなものとなる。また、映像信号と試験信号の時
分割での切り換えを垂直帰線期間で行った場合では、映
像信号は良いとしても音声信号に欠落が生じる。
【0014】従って、本発明の目的は、顧客のテレビジ
ョン受信装置で非干渉が保証されたしきい値より小さい
振幅の試験信号を検出測定できるようにして、放送中に
ケーブル・テレビジョンの試験を行ってもテレビジョン
信号と干渉しないケーブル・テレビジョン試験装置を提
供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号に挿
入された振幅の小さいRFパルスでケーブル・テレビジ
ョン(CATV)の性能を測定できるゲート受信器(検
出測定手段)60を用いたCATV試験装置を提供す
る。RF試験パルスの振幅は、顧客の受信装置での非干
渉が保証された非干渉しきい値より小さくする。送信装
置(送信手段)30は、このしきい値より小さい振幅の
RFパルスを発生させて、映像信号の垂直帰線期間の等
化パルス間のようなスペクトラムの空白期間に試験パル
スを加える。ゲート受信器60は、受信制御処理装置
(ゲート発生手段)42からゲート信号を受けて切り換
えたチャンネル周波数において受信装置40がRFパル
スを検出する期間を垂直帰線期間に限定している。ゲー
ト信号のタイミングの制御信号は、データのチャンネル
を通してゲート受信器60へ送信するか、受信装置40
が映像信号から誘導する。
【0016】
【実施例】図1は、本発明のケーブル・テレビジョン
(CATV)掃引装置を示すブロック図である。先端部
10には映像無線周波数(RF)信号源12があり、こ
れはCATVシステムの全映像チャンネルを含んでい
る。各映像チャンネルは夫々独自の搬送波周波数Fcを
有し、図4に示すようにその上側波帯には色副搬送波F
sc及び音声搬送波Fsがある。信号源12の出力は、
CATVシステム上の分配箇所、つまり、試験箇所24
を有する増幅器22とケーブルから構成される配信系統
20に結合される。
【0017】掃引送信装置30は、RF映像信号を信号
源12から受けるように結合される。RF映像信号は混
合器31に入力される。局部発振器32からの周波数と
このRF映像信号を混合することによって、複数の映像
チャンネルから1つのチャンネルを選択する。混合器3
1で選択された映像チャンネルの信号は、中間周波(I
F)増幅及び検波回路33に供給されて映像信号に復調
される。IF増幅及び検波回路33からの出力信号を同
期検出回路34に入力すると制御処理装置35に映像チ
ャンネルからの同期信号が出力される。この同期信号
は、掃引送信装置30のタイミングを取るために使用さ
れる。制御処理装置35は、チャンネル選択信号を周波
数制御回路36に出力する。周波数制御回路36で局部
発振器32の周波数が決まり、よって選択されるチャン
ネルが決まる。
【0018】制御処理装置35は、同期信号を基にして
データ送信回路37及び試験パルス発生回路38への制
御信号を発生する。データ送信回路37には、多くの場
合に周波数シフト・キー変調器(FSK)が使用され、
制御処理装置35からのパルス幅変調制御信号に応答し
て直列バイナリ・データを送信する。送信されるデータ
は、タイミング・データを含んでいる。試験パルス発生
回路38は、制御処理装置35からのゲート信号に応答
してRF試験パルスを発生する。RF試験パルスは、映
像チャンネルの等化パルス間の垂直帰線期間で発生する
ようにタイミングが取られる。垂直帰線期間には、水平
同期(信号)パルスと等化パルス(等化パルスの一部も
水平同期信号として使用されるが)とがあるが、水平同
期パルスの間には他に多様な情報信号(VITSなど)
が挿入されることも多く、他のスペクトラムが存在する
可能性があるからである。RF試験パルスの振幅は、最
大レベルより小さいか等しい、つまり、同期信号より1
8〜22dB低いので音声チャンネルと干渉することは
ない。RF試験パルスの周波数は、選択された映像チャ
ンネルの周波数帯域内に収まるように選択される。RF
試験パルス及び送信データは、混合されて先端部の信号
源12からのRF映像信号に加えられる。
【0019】配信系統20の分配箇所、つまり、試験箇
所24において、RF映像信号は掃引受信装置40に結
合される。RF映像信号は、データ復調受信器50及び
ゲート受信器60に入力される。受信器50及び60は
共に受信制御処理装置42と相互作用し、制御を受け
る。操作者は、キーボード、表示器等から成るインタフ
ェース回路(I/F)44を介して掃引受信装置40と
相互にやり取りができる。データ復調受信器50の第1
受信混合器52は、RF映像信号と第1局部発振器54
の周波数とを混合する。第1周波数制御回路56は、受
信制御処理装置42からのチャンネル選択信号に応答し
て第1局部発振器54の周波数を決定する。第1中間周
波(IF)増幅及び検波回路58は、ダウンコンバート
されたRF映像信号からデータを復調し、このデータを
受信制御処理装置42に転送する。この実施例では、受
信制御処理装置42は、適切なチャンネル選択はもちろ
んのこと、ゲート受信器60の制御及びそのタイミング
を取るために先のデータを使用する。
【0020】ゲート受信器60は、相互に接続された第
2混合器62、第2局部発振器63及び第2周波数制御
回路64を有し、データ復調受信器50と丁度同じよう
に受信制御処理装置42で制御される。第2混合器62
の出力は、第2IF増幅及び検波回路66に入力され
る。そして、第2IF増幅及び検波回路66の出力は、
ゲート・パルス測定回路68に入力される。このゲート
・パルス測定回路68は、データ復調受信器50からの
データから引き出したタイミング信号に応答した受信制
御処理装置42からのゲート信号を受けているときのみ
動作する。
【0021】図3に示すように、ゲート信号の持続時間
中に垂直帰線期間があり、ここにRF試験パルスが設定
される。RF試験パルスの測定にこのスペクトラムの空
白期間を利用することにより、RF試験パルスのタイミ
ングに対するゲート信号のタイミングの設定に関して特
に困難なことは生じない。ゲート・パルス測定回路68
は、大幅に減衰させた同期信号及び等化パルスといっし
ょになったRF試験パルスの包絡線信号を出力する。こ
うする代わりにゲート信号用のタイミング信号を掃引送
信装置30のRF映像信号から引き出して来てもよい。
また、ゲートを行うのは、受信経路中の任意の箇所でも
良い。例えば、検波する前の中間周波の段階や、第2混
合器にRF映像信号を入力する前であっても良い。
【0022】操作する際には、操作者がRF映像信号か
ら試験する映像チャンネルを手動で選択したり、自動モ
ードを選択したりするが、このときに各映像チャンネル
は順番に試験される。掃引送信装置30は、選択された
チャンネルに切換られると垂直帰線期間の等化パルス間
にRF試験パルス信号を挿入する。RF試験パルスの周
波数は、選択されたチャンネルの周波数範囲内にある。
掃引受信装置40は、これと同じ周波数にオフセットを
加えたもの、つまり、チャンネルの搬送波周波数Fcよ
りわずかに高い受信周波数Frに切り換えられる。ゲー
ト受信器60にこのチャンネルについての出力信号が得
られる。そして、RF試験パルス周波数は、別の選択さ
れた映像チャンネル周波数帯域内の周波数へと飛び移り
処理を繰り返す。1つ以上の夫々異なる周波数のRF試
験パルスを送信した後に、制御処理装置35は次の試験
するチャンネルに移るために周波数制御回路36へのチ
ャンネル選択信号を変える。所与の映像チャンネルにお
けるRF試験パルスの振幅から、ケーブル・テレビジョ
ン・システムのそのチャンネルについての周波数応答特
性がわかる。
【0023】ゲート受信器60が300kHzの帯域を
有している場合には、ゲート信号は同期信号のエッジ
(立ち上がり又は立ち下がり)があるだけでスペクトラ
ム成分の無い垂直帰線期間に限定され、そして、RF試
験パルスは前後の等化パルスのエッジとの間に5マイク
ロ秒の間隔が生じるようにタイミングが取られる。もし
こうした条件が整えば、RF試験パルスはその振幅を同
期信号振幅より30dB以上も低くすることができ、さ
らにAGCを通過するときに他のスペクトラム成分があ
るために振幅の抑制が小さいので測定誤差は0.1dB
より小さくなる。従って、RF信号パルスの振幅は、同
期信号振幅より18〜30dB低い上に高精度で非干渉
が保証される。等化パルスに前後には間隔あるので、I
F増幅及び検波回及び66のIFフィルタにおいて多様
な信号が次の信号の来る前に減衰するだけの時間的余裕
が生じする。これによって、RF試験パルスのどちらの
エッジおいても測定誤差を発生させるビート(うなり)
ノートが発生するのを防いでいる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号のスペクトラ
ム的空白期間に設定した試験パルスを受信する際に受信
装置をこのスペクトラム的空白期間でゲートすることに
よって動作期間を限定したので、受信装置は振幅が非常
に小さくても試験パルスを検出できる。従って、試験パ
ルスの振幅は顧客の通常のテレビジョン受信装置では検
出不可能な程度の小さいものでよい。従って、放送中に
試験を行っても上述したような原因によって映像及び音
声に対して干渉を起こすことがない。また、垂直帰線期
間の等化パルス間というスペクトラムの空白期間に試験
パルスを加えるので他の情報を伝える信号(VITSな
ど)と干渉することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCATV試験装置を示すブロック
図である。
【図2】本発明による非干渉を保証する最大試験パルス
振幅を決定するためのベクトル図である。
【図3】本発明によるCATV試験装置の動作を示すた
めの信号波形図である。
【図4】本発明のCATV試験装置の動作を示すための
CATVの1チャンネルの周波数スペクトラムを示す図
である。
【符号の説明】
10 先端部 12 信号源 20 配信系統 22 増幅器 24 試験箇所 30 掃引送信装置 33 中間周波増幅及び検波回路 34 同期検出回路 35 制御処理装置 36 周波数制御回路 37 データ送信回路 38 試験パルス発生回路 40 掃引受信装置 42 受信制御処理装置 50 データ復調受信器 60 ゲート受信器 64 周波数制御回路 66 中間周波増幅及び検波回路 68 ゲート・パルス測定回路
フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ティー・キング アメリカ合衆国オレゴン州97007 ビー バートン サウス・ウェスト ヘロン・ コート 15460

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを用いて映像信号を送信するケ
    ーブル・テレビジョンにおいて、 上記映像信号が有する同期信号を検出して上記映像信号
    の垂直帰線期間にある等化パルス間に試験信号を加えて
    送信する送信手段と、 上記同期信号にしたがって上記垂直帰線期間だけゲート
    信号を発生させるゲート発生手段と、 上記ゲート信号を受けている期間だけ動作して上記映像
    信号から上記試験信号を検出及び測定する検出測定手段
    とを具えることを特徴とするケーブル・テレビジョン試
    験装置。
JP4309573A 1991-10-25 1992-10-23 ケ―ブル・テレビジョン試験装置 Expired - Lifetime JP2519158B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US783012 1991-10-25
US07/783,012 US5233418A (en) 1991-10-25 1991-10-25 Catv sweep system using a gated receiver

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Publication Number Publication Date
JPH05211669A JPH05211669A (ja) 1993-08-20
JP2519158B2 true JP2519158B2 (ja) 1996-07-31

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ID=25127911

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US (1) US5233418A (ja)
EP (1) EP0539173B1 (ja)
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DE (1) DE69216363T2 (ja)

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