JP2518722Y2 - バルーンカテーテル - Google Patents
バルーンカテーテルInfo
- Publication number
- JP2518722Y2 JP2518722Y2 JP1990076128U JP7612890U JP2518722Y2 JP 2518722 Y2 JP2518722 Y2 JP 2518722Y2 JP 1990076128 U JP1990076128 U JP 1990076128U JP 7612890 U JP7612890 U JP 7612890U JP 2518722 Y2 JP2518722 Y2 JP 2518722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balloon
- catheter
- tube
- attached
- fluid injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、先端部に留置用バルーンを設けたバルーン
カテーテルに関するものである。
カテーテルに関するものである。
[従来の技術] バルーンカテーテルにおいて、カテーテル先端近くに
取り付けるバルーンは、膨張させたときには、なるべく
対称に、又取付けたバルーンチューブが余すところなく
全体に膨張しなければ満足のゆくバルーンカテーテルと
はいえない。
取り付けるバルーンは、膨張させたときには、なるべく
対称に、又取付けたバルーンチューブが余すところなく
全体に膨張しなければ満足のゆくバルーンカテーテルと
はいえない。
しかしながら、現在市販されているバルーンカテーテ
ルはバルーンの長さの長いものでは、バルーン取付管が
バルーンと同じ程度に長さ方向に伸びが無いため部分的
に膨らみバルーンに弛みを生じ、又、バルーンを収縮し
たときにも、大きな弛みを残してしまうことが多いとい
う欠点がある。
ルはバルーンの長さの長いものでは、バルーン取付管が
バルーンと同じ程度に長さ方向に伸びが無いため部分的
に膨らみバルーンに弛みを生じ、又、バルーンを収縮し
たときにも、大きな弛みを残してしまうことが多いとい
う欠点がある。
[考案が解決しようとする課題] 考案者は、バルーンの長さが長くても、一様に膨張
し、収縮に際しても弛みを生じないバルーンの構造に就
いて研究し、バルーンが長さ方向に膨張できるために
は、バルーンの前後の取付部が1本の管上でなく、切り
放された管上に取り付けられていることが必要であるこ
とに想到し、本考案を完成するに至った。
し、収縮に際しても弛みを生じないバルーンの構造に就
いて研究し、バルーンが長さ方向に膨張できるために
は、バルーンの前後の取付部が1本の管上でなく、切り
放された管上に取り付けられていることが必要であるこ
とに想到し、本考案を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] かくして、本考案によれば、カテーテル外管(1)の
手元部にバルーン用流体注入管(4)を取り付け、該流
体注入管及びカテーテル外管を挿通して内管(2)を設
け、該内管先端部にバルーン先端部を取り付け、バルー
ン後端部をカテーテル外管先端部に取り付け、前記流体
注入管の挿通部を前記内管(2)に摺動し、かつ密嵌で
きるようにしたことを特徴とするバルーンカテーテルが
提供される。
手元部にバルーン用流体注入管(4)を取り付け、該流
体注入管及びカテーテル外管を挿通して内管(2)を設
け、該内管先端部にバルーン先端部を取り付け、バルー
ン後端部をカテーテル外管先端部に取り付け、前記流体
注入管の挿通部を前記内管(2)に摺動し、かつ密嵌で
きるようにしたことを特徴とするバルーンカテーテルが
提供される。
すなわち、バルーンの前後取付部が1本の管上にな
く、分離された管上にあるようにし、かつ膨張により長
さ方向に伸びる分を膨張操作に際しバルーンを長さ方向
に伸長させておくことができるようにするものである。
く、分離された管上にあるようにし、かつ膨張により長
さ方向に伸びる分を膨張操作に際しバルーンを長さ方向
に伸長させておくことができるようにするものである。
本考案を図面に基づいて説明する。第1図は本考案バ
ルーンカテーテルのバルーン収縮状態における断面図
で、第2図はバルーン膨張状態における断面図である。
カテーテルは二重管で内管はカテーテル手基部の主注入
管(5)と連結し内管を通じて体腔内に薬液等を送入で
きるようになっている。カテーテル外管(1)の手基部
にバルーン用の流体注入管(4)が取り付けられ、流体
注入管及びカテーテル外管中を内管(2)が挿通してい
る。この内管の先端部にバルーン先端部が取り付けら
れ、手基には主注入管(5)が連結し、バルーン後端部
はカテーテルの外管(1)の先端部に取り付けられてい
る。バルーン用の流体注入管の挿通部は内管(2)に摺
動し、かつ密嵌できるようになっており、内管(2)に
は、停止用突起(6)が設けられている。
ルーンカテーテルのバルーン収縮状態における断面図
で、第2図はバルーン膨張状態における断面図である。
カテーテルは二重管で内管はカテーテル手基部の主注入
管(5)と連結し内管を通じて体腔内に薬液等を送入で
きるようになっている。カテーテル外管(1)の手基部
にバルーン用の流体注入管(4)が取り付けられ、流体
注入管及びカテーテル外管中を内管(2)が挿通してい
る。この内管の先端部にバルーン先端部が取り付けら
れ、手基には主注入管(5)が連結し、バルーン後端部
はカテーテルの外管(1)の先端部に取り付けられてい
る。バルーン用の流体注入管の挿通部は内管(2)に摺
動し、かつ密嵌できるようになっており、内管(2)に
は、停止用突起(6)が設けられている。
[作用] 本考案カテーテルは、次のようにして体腔内等所要箇
所に留置される。第1図に示したバルーンの収縮した状
態のカテーテルを所望箇所まで挿入する。ついで、第1
図の内管が引き出されないように保持しながら、バルー
ン用流体注入管を内管中を停止用突起まで摺動させ、停
止用突起位置に密嵌固定する。この操作により、バルー
ンは膨張させたときに長さ方向に伸長する分だけ、手基
側に伸ばされた状態となる。なお、この収縮状態から膨
張状態になったときの伸長長さは予め実験等で決めら
れ、これに基づいて、停止用突起の位置が定められてい
る。
所に留置される。第1図に示したバルーンの収縮した状
態のカテーテルを所望箇所まで挿入する。ついで、第1
図の内管が引き出されないように保持しながら、バルー
ン用流体注入管を内管中を停止用突起まで摺動させ、停
止用突起位置に密嵌固定する。この操作により、バルー
ンは膨張させたときに長さ方向に伸長する分だけ、手基
側に伸ばされた状態となる。なお、この収縮状態から膨
張状態になったときの伸長長さは予め実験等で決めら
れ、これに基づいて、停止用突起の位置が定められてい
る。
次いで、バルーン用の流体注入管から流体を注入しバ
ルーンを膨張させることにより、バルーンは予め膨張後
の長さまで伸ばされているので、第2図に示すように、
バルーンは美しく全体に膨張する。
ルーンを膨張させることにより、バルーンは予め膨張後
の長さまで伸ばされているので、第2図に示すように、
バルーンは美しく全体に膨張する。
また、バルーンから膨張用流体を抜き、収縮させたと
き、バルーンは伸長し一様に張力の作用した状態から収
縮するので、弛みを残すことなく、カテーテル抜去等の
障害とならない。
き、バルーンは伸長し一様に張力の作用した状態から収
縮するので、弛みを残すことなく、カテーテル抜去等の
障害とならない。
[考案の効果] 本考案カテーテルによれば、バルーンは長さ方向に一
様に膨張し、バルーンとしての機能を充分に発揮すると
ともに、収縮に際しても弛みを残さず、操作も簡単で、
きわめて有用であり、製作も容易であるという利点があ
る。
様に膨張し、バルーンとしての機能を充分に発揮すると
ともに、収縮に際しても弛みを残さず、操作も簡単で、
きわめて有用であり、製作も容易であるという利点があ
る。
第1図及び第2図はそれぞれ本考案に係るバルーンカテ
ーテル実施例のバルーン収縮状態及び膨張状態における
断面図である。 (1)……外管,(2)……内管,(3)……バルー
ン,(4)……流体注入管,(5)……主注入管,
(6)……停止用突起。
ーテル実施例のバルーン収縮状態及び膨張状態における
断面図である。 (1)……外管,(2)……内管,(3)……バルー
ン,(4)……流体注入管,(5)……主注入管,
(6)……停止用突起。
Claims (1)
- 【請求項1】カテーテル外管(1)の手元部にバルーン
用流体注入管(4)を取り付け、該流体注入管及びカテ
ーテル外管を挿通して内管(2)を設け、該内管先端部
にバルーン先端部を取り付け、バルーン後端部をカテー
テル外管先端部に取り付け、前記流体注入管の挿通部を
前記内管(2)に摺動し、かつ密嵌できるようにしたこ
とを特徴とするバルーンカテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990076128U JP2518722Y2 (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | バルーンカテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990076128U JP2518722Y2 (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | バルーンカテーテル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0435446U JPH0435446U (ja) | 1992-03-25 |
JP2518722Y2 true JP2518722Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31617324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990076128U Expired - Lifetime JP2518722Y2 (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | バルーンカテーテル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518722Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013104029A1 (de) * | 2013-04-22 | 2014-10-23 | Innora Gmbh | Ballonkatheter |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT348094B (de) * | 1977-02-17 | 1979-01-25 | Hanecka Lubomir Dipl Ing | Ballonkatheter |
JPH02119875A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | Kanji Inoue | バルーンカテーテル |
-
1990
- 1990-07-19 JP JP1990076128U patent/JP2518722Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0435446U (ja) | 1992-03-25 |
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