JP2518071B2 - 通信ネットワ―ク管理方法 - Google Patents

通信ネットワ―ク管理方法

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JP2518071B2
JP2518071B2 JP1334141A JP33414189A JP2518071B2 JP 2518071 B2 JP2518071 B2 JP 2518071B2 JP 1334141 A JP1334141 A JP 1334141A JP 33414189 A JP33414189 A JP 33414189A JP 2518071 B2 JP2518071 B2 JP 2518071B2
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淳 加羅
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、通信ネットワーク管理方法に関し、特に、
複数のエージェントプロセスがそれぞれ特定のネットワ
ークに属する管理対象を管理しており、それぞれのエー
ジェントプロセスがマネージングプロセスとOSI管理プ
ロトコルにより通信を行う通信ネットワークの管理方法
に関する。
なお、本明細書では、下記の用語1〜5は下記の文献
1、2で規定された( )内の用語の意味で用いられて
いる。
1.管理対象(Managed Object) 2.OSI管理プロトコル(OSI Management Protocol) 3.マネージングプロセス(Managing Process) 4.エージェントプロセス(Agent Process) 5.管理操作(Management Operation) 文献. 1)ISO/IEC 7498−4:1989、Information processing s
ystems−Open Systems Interconnection−Basic Refere
nce Model−Part 4:Management Framework 2)ISO/IEC DP10040、Information processing system
s−Open Systems Interconnection−Systems Managemen
t Overview [従来の技術] 従来、上記のような通信ネットワークにおいては、複
数のネットワークにまたがるような管理対象に対する管
理操作は、マネージングプロセスが通信ネットワーク管
理を実現するために有しているアプリケーションソフト
ウェアにより個々のエージェントプロセスに遂一管理操
作を発行することによって行われてきた。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来技術ではアプリケーションソフトウェアが
複雑化し、全通信ネットワークを統合的に管理すること
が困難であった。
[課題を解決するための手段] 本発明の通信ネットワーク管理方法は、複数のネット
ワークNi(i=1、2、…、w)と、各ネットワークNi
のそれぞれに属する管理対象Sj(j=1、2、…、x)
と、各ネットワークNiに属する管理対象Sjをそれぞれ管
理する複数の第1種エージェントプロセスAi(i=1、
2、…、w)と、各第1種エージェントプロセスAiでは
管理しえない管理対象Pk(k=1、2、…、y)(例え
ば、複数のネットワークNiにまたがるエンドトゥーエン
ドの通信パス)を管理する第2種エージェントプロセス
APと、前記各第1種エージェントプロセスAi及び前記第
2種エージェントプロセスAPとOSI管理プロトコルによ
り通信するマネージングプロセスMPとを備え、前記マネ
ージングプロセスMPが前記第2種エージェントプロセス
APが管理する管理対象Pkに関する管理操作を前記第2種
エージェントプロセスAPに指示したとき(例えば、管理
対象Pkがエンドトゥーエンドの通信パスであって、管理
操作がこの通信パスを構成するポートSjの状態を問う場
合)、前記管理操作が前記第1種エージェントプロセス
Aiが管理する管理対象Sjを操作・参照する必要がある場
合には、第2種エージェントプロセスAPはマネージング
プロセスMPを経由して必要な第1種エージェントプロセ
スに管理操作Om(m=1、2、…、z)を指示し、その
結果をマネージングプロセスを経由して得、これをマネ
ージングプロセスMPに通知することを特徴としている。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。同図に示すように、エージェントプロセスA1(A2、
…)は、ポートPT1、PT2(PT3、PT4;…)を含む、ネッ
トワークN1(N2、…)に属する複数のポートを任意をプ
ロトコルにより管理しており、そしてこれらのエージェ
ントプロセスA1、A2、…は、マネージングプロセスMPと
OSI管理プロトコルにより結合されている。マネージン
グプロセスMPは、また、エージェントプロセスA1、A2、
…では管理しえない管理対象を管理するエージェントプ
ロセスAPとOSI管理プロトコルにて結合されている。
このネットワークシステムにおいては、個別のネット
ワークN1、N2、…内で完了する通信パスに関してはそれ
ぞれのエージェントプロセスA1、A2、…が管理する。し
かし、複数のネットワークにまたがるような通信パスに
関しては、いずれの個別ネットワーク管理用エージェン
トプロセスA1、A2、…もこれを管理しえないので、これ
はエージェントプロセスAPが管理する。
次に、このネットワークシステムにおける具体的管理
操作例について説明する。
いま、エージェントプロセスAPは複数のネットワーク
にまたがるエンドトゥーエンド通信パスP1を管理してい
るものとし、通信パスP1がその構成要素としてネットワ
ークN1に属する管理対象であるポートPT1、PT2とネット
ワークN2に属する管理対象であるポートPT3、PT4を持つ
ものとする。
この状態で、マネージングプロセスMPがエージェント
プロセスAPに対してエンドトゥーエンド通信パスP1の構
成要素である全ポートの状態を読み込むという管理操作
を発行したときには、エージェントプロセスAPは、当該
管理操作は個別のネットワークに属する管理対象を操作
・参照する必要のあるものであるか否かを判断し(当該
管理操作が単に通信パスの経路を調べるだけのものであ
るような場合には、個々のポートの形態を調査する必要
はない)、操作・参照する必要がある場合には、そと調
査すべき管理対象が属するネットワークを認識する。上
述の場合には、エージェントプロセスAPは、通信パスP1
の構成要素の属するネットワークN1、N2を認識し、その
ネットワークを管理するエージェントプロセスA1、A2の
それぞれにマネージングプロセスMPを経由してポートPT
1、PT2;PT3、PT4の状態を読み込めという管理操作を発
行する。エージェントプロセスAPは、各ポートの状態を
エージェントプロセスA1、A2からマネージングプロセス
MPを介して収集し、この情報をマネージングプロセスMP
の受け入れ可能な状態に加工して、これをマネージング
プロセスMPに通知する。この間の管理操作の流れを第2
図に示す。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、複数のネットワーク
にまたがる管理対象を管理するエージェントプロセス
(第2種エージェントプロセス)を個々のネットワーク
を管理するエージェントプロセス(第1種エージェント
プロセス)とは別に用意し、複数のネットワークにまた
がる管理対象に対する管理操作を第2種エージェントプ
ロセスにより遂行させるものであるので、本発明によれ
ば、管理アプリケーションソフトを簡易化することがで
き、結合的な通信ネットワーク管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示すブロック図、第2図
は、その管理操作の過程を示す流れ図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のネットワークと、各ネットワークの
    それぞれに属する管理対象と、各ネットワークに属する
    管理対象をそれぞれ管理する複数の第1種エージェント
    プロセスと、各第1種エージェントプロセスでは管理し
    えない複数のネットワークにまたがる管理対象を管理す
    る第2種エージェントプロセスと、前記各第1種エージ
    ェントプロセスおよび前記第2種エージェントプロセス
    とOSI管理プロトコルにより通信するマネージングプロ
    セスとを備え、前記マネージングプロセスが前記第2種
    エージェントプロセスが管理する管理対象に関する管理
    操作を前記第2種エージェントプロセスに指示したとき
    に、前記管理操作が前記第1種エージェントプロセスが
    管理する管理対象を操作・参照する必要がある場合に
    は、第2種エージェントプロセスはマネージングプロセ
    スを経由して必要な第1種エージェントプロセスに管理
    操作を指示し、その結果をマネージングプロセスを経由
    して得、これをマネージングプロセスに通知することを
    特徴とする通信ネットワーク管理方法。
JP1334141A 1989-12-22 1989-12-22 通信ネットワ―ク管理方法 Expired - Lifetime JP2518071B2 (ja)

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