JP2514085B2 - ネットワ―ク化セル状無線電話システムにおける移動無線電話機の登録方法及び該移動無線電話機をペ―ジングする方法 - Google Patents

ネットワ―ク化セル状無線電話システムにおける移動無線電話機の登録方法及び該移動無線電話機をペ―ジングする方法

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JP2514085B2 JP63504129A JP50412988A JP2514085B2 JP 2514085 B2 JP2514085 B2 JP 2514085B2 JP 63504129 A JP63504129 A JP 63504129A JP 50412988 A JP50412988 A JP 50412988A JP 2514085 B2 JP2514085 B2 JP 2514085B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に無線電話通信システムに関し、特
に、各々が隣接地理領域にわたるネットワーク化セル状
無線電話システムにおける移動無線電話機の登録方法及
び該移動無線電話機をページングする方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、無線電話サービスが広く利用されるようにな
り、従来、中央局から高電力送信機により広範な地理的
領域を移動する一定数の移動(mobile)または携帯用移
動無線電話機(portable radiotel ephone)に送信する
ようにしたものが知られている。以下の説明では、“移
動無線電話機”の用語によって、移動無線機、携帯電
話、携帯用移動無線電話機を総称するものとする。
従来の方式においては、低電力送信機による移動無線
電話伝送は、中央局から遠隔配置されたサテライト受信
機のネットワークにより受信され、このネットワークは
受信信号を中央局に中継し、そこで処理するのが一般的
である。また、従来の方式においては、無線チャネル数
は制限されており、従って或る都市全体の無線電話の通
話数も特定数のチャネルに制限されていた。
最近のセル状無線電話システムは比較的多数の無線チ
ャネルを使用しており、これらの無線チャネルは更に、
シカゴやニューヨークのような大都市圏では、無線有効
範囲を、低電力送信機や有効範囲の制限された受信機を
用いたセルと呼ばれるより小さな無線サービス有効範囲
に分割することにより、無線チャネルを再使用して、そ
の個数を有効に増加させることができる。このようなセ
ル状システムは更に、米国特許第3,906,166号明細書お
よび第4,268,722号明細書に示されている。このように
無線サービス有効範囲を制限すると、1つのセルで使用
された無線チャネルは、例えば米国特許第4,128,740号
明細書に示された4セルパターンのような所定のプラン
に従って地理的に分離された他のセルでの再使用が可能
になる。この4セルパターンにおいては、各々のセルに
は使用無線チャネルのサブセットが割り当てられ、大都
市圏にわたってこのパターンを反復することにより無線
チャネルの再使用が実現される。
通常は、このようなセル状無線電話システムでは各々
のセルの無線チャネル毎に一対の無線周波数が用いられ
る。各々のセルには、少なくとも1つのページング/ア
クセスチャネルと数個の音声チャネルが割り当てられ
る。このページング/アクセスチャネルは、移動無線電
話機に送出され、この移動無線電話機から受信されたデ
ータメッセージにより、この移動無線電話機の動作の制
御に用いられる。これらの制御機能は、選択された移動
無線電話機をページングしたり、移動無線電話機からサ
ービス用リクエストを受信したり、通話が行われる音声
チャネルに移動無線電話機を同調させるよう指令した
り、移動無線電話機に対して特定のセル状無線電話シス
テムを識別したり、更に移動無線電話機がセル状無線電
話システムに対して自身を識別する移動無線電話機の登
録をするなどの機能が含まれる。米国セル状無線電話シ
ステムに適用されるデータメッセージと無線チャネルの
規格は、連邦通信委員会要領(Federal Communications
Commission Docket)79−318に関する報告と指令およ
び47CFR22に従って実施される電子産業会(EIA)インテ
リム標準(Electronic Industries Association(EIA)
Interim Standard)IS−3−Cに規定されている。EIA
インテリウム標準IS−3−Cの写しは、2001 Eye Stree
t,N.W.,Washington,D.C.U.S.A.20006のElectronic Indu
stries AssociationのEngineering Departmentから入手
することができる。
これらのセルは比較的小形なので、移動無線電話機が
1つのセルから他のセルに移動する可能性は大きい。ソ
ースセルである1つのセルからターゲットセルである他
のセルに確立された呼を切り換えるプロセスは、ハンド
オフとして知られている。セル状無線電話システムは、
稼動中の移動無線電話機の各々の信号強度を定期的に測
定することにより、ハンドオフの必要性を決定してい
る。測定された信号強度が所定レベル以下のときは、セ
ル状無線電話システムは、隣接ターゲットセルの他のチ
ャネルの利用可能性を決定し、また許容できるターゲッ
トセルの有効チャネルに移動無線電話機が同調すること
を指令するこの電話機に対する指令を構成する。設置セ
ル状システムの個数が増えると、移動無線電話機が1つ
のセル状システムの有効領域から他の有効領域に移動す
るときの呼を維持するために、異なるセル状シシステム
間でハンドオフが行われる。
移動無線電話機はセル間および隣接セル状無線電話シ
ステム間を迅速に移動するので、特定の移動無線電話機
に対する呼の着信には、この移動無線電話機が現在在る
特定のセル状無線電話システムの全てのセルにその移動
無線電話機をページングする必要がある。移動無線電話
機の位置情報は、各々の移動無線電話機がそのセル状無
線電話システムとよく一致することを要求することによ
り得られる。しかしながら、各々の移動無線電話機の更
新が頻繁になると、呼処理から登録処理に到るそのセル
状システムの処理能力が分散し、このため処理可能な呼
数が減少し、収益上大きな問題になる。従って、ネット
ワーク化セル状無線電話システムにおいて、呼処理能力
を最適化し、このネットワーク化セル状無線電話システ
ムの収益を上げるには、移動無線電話機の登録方法と装
置の改良が必要になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上より、本発明の目的は、隣接地理的領域をそれぞ
れが含むネットワーク化セル状無線電話システムにおけ
る移動無線電話機の登録方法及び移動無線電話機をペー
ジングする方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、簡単には、大規模ネットワーク化セル状無
線電話システムにおける移動無線電話機の登録を制御す
る改良方法を含む。各々のセル状無線電話システムは、
無線電話サービスを対応する地理的領域に与える複数の
セルを備え、各々のセルは、ページング/アクセスおよ
び音声チャネルと、固定局無線機が確立する無線サービ
ス有効領域とを有する。更に、各々の移動無線電話機
は、固定局無線機によりページング/アクセスチャネル
に送出された登録可能メッセージに応じて重ね合せメッ
セージを送出することができる。本発明による方法は、
同一システムの識別番号をセル状無線電話システムの全
てに割り当てるステップと、再登録期間が移動無線電話
機に対する呼の間の平均時間に比べて長いように全ての
無線電話システムに対して同一の再登録パラメータを確
立するステップと、セルのグループを異なるページング
領域に割り当てるステップと、オフセット番号が所定範
囲の番号から選択される隣接ページング領域に割り当て
られたものとは異なる各々のページング領域にオフセッ
ト番号を割り当てるステップと、対応する割り当てられ
たオフセット番号から得られた各ページング領域に対す
る登録識別番号を発生するステップと、セルが配置され
たページング領域に対する対応する登録識別番号を含む
登録可能メッセージを各々のセルの固定局無線機からペ
ージング/アクセスチャネルに定期的に送出するステッ
プと、更に受信された登録識別番号が所定量だけ予め受
信された登録番号と異なるとき無線電話機から登録メッ
セージを送出するステップとから構成される。
従って、本発明の構成は以下に示す通りである。即
ち、対応する地理的領域に無線電話サービスを与え、ペ
ージング/アクセスチャネルおよび音声チャネルと固定
局無線機(412−416)によって確立された無線サービス
有効領域を有する複数のセル(121−136)を備えた1つ
以上の無線電話システム(101−103)内に配置され、固
定局無線機によってページング/アクセスチャネル上に
送信された登録イネーブルメッセージに応答して登録メ
ッセージを送信する移動無線電話機(180)の登録方法
であって、 無線電話システム(101−103)の各々に共通のシステ
ム識別番号を割り当てるステップと、 無線電話システム(101−103)によって受信された呼
動作の間の平均時間よりも長い再登録期間を提供するス
テップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセル(121
−136)のうちの少なくとも1つを含む、複数のページ
ング領域を提供するステップと、 所定範囲の数から選択され、任意の隣接ページング領
域に割り当てられたオフセット数とは異なる各々のオフ
セット数を各々のページング領域に割り当てるステップ
と、 対応するページング領域の各々に対して割り当てられ
たオフセット数に基づいて各々のページング領域に対す
る登録識別番号を発生するステップと、 セルが配置されるページング領域に対する対応する登
録識別番号を含む登録イネーブルメッセージを各々のセ
ル内の固定局無線機によってページング/アクセスチャ
ネル上に定期的に送信するステップと、および、 受信された登録識別番号が以前に受信された登録識別
番号とは所定量だけ異なるとき移動無線電話機から登録
メッセージを送信するステップとから構成されたネット
ワーク化セル状無線電話システムにおける移動無線電話
機の登録方法としての構成を有する。
或いはまた、移動無線電話機(180)から登録メッセ
ージを受信し、前記移動無線電話機(180)から登録メ
ッセージが最後に受信されたページング領域内の固定局
無線機(412−416)によってページング/アクセスチャ
ネル上において前記移動無線電話機(180)に対してペ
ージングメッセージを送信するステップを更に含むネッ
トワーク化セル状無線電話システムにおける移動無線電
話機の登録方法としての構成を有する。
或いはまた、以前に受信された登録識別番号に対して
所定の関係を有する値を各々の移動無線電話機(180)
内に記憶し、受信された登録識別番号が前記記憶された
値よりも大きいか等しいとき、または前記記憶された値
よりも所定量だけ小さいとき、前記移動無線電話機(18
0)から登録メッセージを送信するステップを更に含む
ネットワーク化セル状無線電話システムにおける移動無
線電話機の登録方法としての構成を有する。
或いはまた、対応する地理的領域に対して無線電話サ
ービスを与え、ページング/アクセスチャネルおよび音
声チャネルと固定局無線機(412−416)によって確立さ
れた無線サービス有効領域を有す複数のセル(121−13
6)を備えた1つ以上の無線電話システム(101−103)
内に配置され、前記固定局無線機(412−416)によって
送信された登録イネーブルメッセージに応答して登録メ
ッセージを送信する移動無線電話機(180)をページン
グする方法であって、 前記無線電話システム(101−103)の各々に共通のシ
ステム識別番号を割り当てるステップと、 前記無線電話システム(101−103)によって受信され
た呼動作の間の平均時間よりも長い再登録期間を提供す
るステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセル(121
−136)のうちの少なくとも1つを含む、複数のページ
ング領域を提供するステップと、 移動無線電話機(180)が登録メッセージを最後に送
信した第1ページング領域内の固定局無線機(412−41
6)によってページング/アクセスチャネル上において
前記無線電話機(180)にページングメッセージを送信
するステップと、 ページングメッセージに応答してページング/アクセ
スチャネル上において固定局無線機の移動無線電話機か
ら肯定メッセージを受信するステップと、および、 前記肯定メッセージが第1ページング領域以外のペー
ジング領域内のセルによって受信された場合、移動無線
電話機(180)を第2ページング領域に移動させるステ
ップとからなるネットワーク化セル状無線電話システム
における移動無線電話機をページングする方法としての
構成を有する。
或いはまた、対応する地理的領域に対して無線電話サ
ービスを与え、ページング/アクセスチャネルおよび音
声チャネルと固定局無線機(412−416)によって確立さ
れた無線サービス有効領域を有する複数のセル(121−1
36)を備えた1つ以上のセル状無線電話システム(101
−103)内に配置され、前記固定無線機(412−416)に
よってページング/アクセスチャネル上に送信された登
録イネーブルメッセージに応答して登録メッセージを送
信するセル状移動無線電話機(180)の登録方法であっ
て、 前記セル状無線電話システム(101−103)の各々に共
通のシステム識別番号を割り当てるステップと、 前記セル状無線電話システム(101−103)によって受
信された呼動作の間の平均時間よりも長い再登録期間を
提供するステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセル(121
−136)のうちの少なくとも1つを含む、複数のページ
ング領域を提供するステップと、 所定範囲の数から選択され、任意の隣接ページング領
域に割り当てられたオフセット数とは異なる各々のオフ
セット数を各々のページング領域に割り当てるステップ
と、 対応するページング領域の各々に対して割り当てられ
たオフセット数に基づいて各々のページング領域に対す
る登録識別番号を発生するステップと、 セルが配置されるページング領域に対する対応する登
録識別番号を含む登録イネーブルメッセージを各々のセ
ル内の固定局無線機(412−416)によって各々のセル内
の移動無線電話機に対してページング/アクセスチャネ
ル上において定期的に送信するステップと、および、 受信された登録識別番号が以前に受信された登録識別
番号とは所定量だけ異なるときセル状移動無線電話機
(180)からページング/アクセスチャネル上の固定局
無線機へ登録メッセージを送信するステップとから構成
されたネットワーク化セル状無線電話システムにおける
移動無線電話機の登録方法としての構成を有する。
或いはまた、セル状移動無線電話機(180)から登録
メッセージを受信し、前記セル状移動無線電話機(18
0)から登録メッセージが最後に受信されたページング
領域内の固定局無線機(412−416)によってページング
/アクセスチャネル上において前記セル状移動無線電話
機(180)に対してページングメッセージを送信するス
テップを更に含むネットワーク化セル状無線電話システ
ムにおける移動無線電話機の登録方法としての構成を有
する。
或いはまた、以前に受信された登録識別番号に対して
所定の関係を有する値を各々のセル状移動無線電話機
(180)内に記憶し、受信された登録識別番号が前記記
憶された値よりも大きいか等しいとき、または前記記憶
された値よりも所定量だけ小さいとき、前記セル状移動
無線電話機(180)から登録メッセージを送信するステ
ップを更に含むネットワーク化セル状無線電話システム
における移動無線電話機の登録方法としての構成を有す
る。
或いはまた、対応する地理的領域に無線電話サービス
を与え、ペーシング/アクセスチャネルおよび音声チャ
ネルと固定局無線機(412−416)によって確立された無
線サービス有効領域とを有する複数のセル(121−136)
を備えた無線電話システム(101−103)内に配置され、
前記固定局無線機(412−416)によってページング/ア
クセスチャネル上に送信された登録イネーブルメッセー
ジに応答して登録メッセージを送信する移動無線電話機
(180)の登録方法であって、 無線電話システム(101−103)の各々のセルに共通の
システム識別番号を割り当てるステップと、 各々の移動無線電話機(180)が少なくとも1日に1
度登録するように、無線電話システム(101−103)に対
する再登録期間を提供するステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセル(121
−136)のうちの少なくとも1つを含む、複数のページ
ング領域を提供するステップと、 所定範囲の数から選択され、任意の隣接ページング領
域に割り当てられたオフセット数とは異なる各々のオフ
セット数を各々のページング領域に割り当てるステップ
と、 対応するページング領域の各々に対して割り当てられ
たオフセット数に基づいて各々のページング領域に対す
る登録識別番号を発生するステップと、 セルが配置されるページング領域に対する対応する登
録識別番号を含む登録イネーブルメッセージを各々のセ
ルの固定局無線機(412−416)によってページング/ア
クセスチャネル上に定期的に送信するステップと、およ
び、 受信された登録識別番号が以前に受信された登録識別
番号とは所定量だけ異なるとき移動無線電話機(180)
から登録メッセージを送信するステップとから構成され
たネットワーク化セル状無線電話システムにおける移動
無線電話機の登録方法としての構成を有する。
或いはまた、対応する地理的領域に無線電話サービス
を与え、ページング/アクセスチャネルおよび音声チャ
ネルと固定局無線機(412−416)によって確立された無
線サービス有効領域とを有する複数のセル(121−136)
を有する無線電話システム(101−103)内に配置され、
前記固定局無線機(412−416)によって送信された登録
イネーブルメッセージに応答して登録メッセージを送信
する移動無線電話機(180)をページングする方法であ
って、 無線電話システム(101−103)の各々のセルに共通の
システム識別番号を割り当てるステップと、 各々の移動無線電話機(180)が少なくとも1日に1
度登録するように、無線電話システム(101−103)に対
する再登録期間を提供するステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセル(121
−136)のうちの少なくとも1つを含む、複数のページ
ング領域を提供するステップと、 移動無線電話機(180)が登録メッセージを最後に送
信した第1ページング領域内の固定局無線機(412−41
6)によってページング/アクセスチャネル上において
移動無線電話機(180)にページングメッセージを送信
するステップと、 ページングメッセージに応答して移動無線電話機(18
0)から肯定メッセージを受信するステップと、およ
び、 前記肯定メッセージが第1ページング領域以外のペー
ジング領域において受信された場合、移動無線電話機
(180)を第2ページング領域に移動させるステップと
から構成されたネットワーク化セル状無線電話システム
における移動無線電話機をページングする方法としての
構成を有する。
或いはまた、対応する地理的領域に無線電話サービス
を与え、ページング/アクセスチャネルおよび音声チャ
ネルと固定局無線機(412−416)によって確立された無
線サービス有効領域とを有する複数のセル(121−136)
を備えたセル状無線電話システム(101−103)内に配置
され、前記固定局無線機(412−416)によってページン
グ/アクセスチャネル上に送信された登録イネーブルメ
ッセージに応答して登録メッセージを送信するセル状移
動無線電話機(180)の登録方法であって、 セル状無線電話システム(101−103)の各々のセルに
共通のシステム識別番号を割り当てるステップと、 各々の移動無線電話機(180)が少なくとも1日に1
度登録するように、セル状無線電話システム(101−10
3)に対する再登録期間を提供するステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセル(121
−136)のうちの少なくとも1つを含む、複数のページ
ング領域を提供するステップと、 所定範囲の数から選択され、任意の隣接ページング領
域に割り当てられたオフセット数とは異なる各々のオフ
セット数を各々のページング領域に割り当てるステップ
と、 対応するページング領域の各々に対して割り当てられ
たオフセット数に基づいて各々のページング領域に対す
る登録識別番号を発生するステップと、 セルが配置されるページング領域に対する対応する登
録識別番号を含む登録イネーブルメッセージを各々のセ
ルの固定局無線機(412−416)によってページング/ア
クセスチャネル上に定期的に送信するステップと、およ
び、 受信された登録識別番号が以前に受信された登録識別
番号とは異なるとき、セル状移動無線電話機(180)か
ら登録メッセージを送信するステップとから構成された
ネットワーク化セル状無線電話システムにおける移動無
線電話機の登録方法としての構成を有する。
〔図面の簡単な説明〕
第1図は、3つのネットワーク化セル状無線電話シス
テムのそれぞれの有効領域ページング領域および図示境
界セルを示す上記セル状無線電話システムのブロック
図、 第2図は、中央を照明されたセクタセルを有する従来
のセル状無線電話システムで使用される装置のブロック
図、 第3図は、第2図の制御端末のブロック図、 第4図は、第2図の固定局無線機のブロック図、 第5図は、少なくとも1つの他のセル状無線電話シス
テムと共にネットワーク化されたセル状無線電話システ
ムにおける呼を受信または開始する移動無線電話機によ
り実行されるフローチャート図、 第6図は、少なくとも1つの他のセル状無線電話シス
テムと共にネットワーク化されたセル状無線電話システ
ムにおいてページング/アクセスチャネルを走査する移
動無線電話機により実施されるフローチャート図、 第7図は、第2図の制御端末により実行され、少なく
とも1つの他のセル状無線電話システムと共にネットワ
ーク化されたセル状無線電話システムにおける移動無線
電話機からの呼を処理するフローチャート図、 第8図は、第2図の制御端末により実行され、少なく
とも1つの他のセル状無線電話システムと共にネットワ
ーク化されたセル状無線電話システムにおける陸上局か
らの呼を処理するフローチャート図、 第9図は、第2図の制御端末により実行され、セル状
無線電話システムの各ページング領域において登録パラ
メータを定期的に更新するフローチャート図、 第10図A及び第10B図は、第2図の各固定局無線機に
より実行され、登録パラメータを定期的に更新するフロ
ーチコート図、 第11図は、オーバヘッドメッセージ列(OMT)を示す
図、 第12図は、移動無線電話機のメモリの要部を示す図、
更に、 第13図は、有向リトライメッセージ(directedre−tr
y message)を示す図である。
〔発明の概要〕
隣接するセル状無線電話システム101−103は組み合わ
された無線サービス有効領域111−113に位置する移動無
線電話機に電話有効範囲を与えるネットワークを構築す
るために相互に連結される。各々のネットワーク化セル
状無線電話システム101−103はセル402,404,406に配置
される固定局無線機412,414,416と、データ及び音声ラ
インによって前記固定局無線機、中央電話局422及び他
のセル状無線電話システムに連結する制御端末420とを
含む。各々の固定局無線機412,414,416は基地局制御装
置950と走査式受信機910と信号現示トランシーバ912と
8線までの音声チャネルトランシーバ901−908を含む。
移動無線電話機がネットワーク化無線サービス有効領域
111−113を移動する時、同一セル状システムのセル間に
システム内ハンドオフが提供され、隣接セル状システム
のボーダーセル間にシステム内ハンドオフが提供され
る。移動無線電話機は移動無線電話機が最後に登録した
ページング領域121−136でネットワーク化した無線サー
ビス有効領域111−113をページングされる。登録パラメ
ータは制御端末420と固定局無線機412,414,416によって
更新され、オーバヘッドメッセージ列の形式で移動無線
電話機に送られる。第5図及び第6図のフローチャート
によると移動範囲がページング領域121−136内である
時、移動無線電話機はオーバヘッドメッセージ列の受信
に応答して自動的に登録する。
〔実施例〕
第1図は3つのネットワーク化セル状無線電話システ
ムは101−103を示したもので、各々のセル状無線電話シ
ステムは、それぞれ対応する無線サービス有効領域111
−113、ページング領域121−124、125−132および133−
136、および境界セル1A、2Bおよび2D、そして3Cを備え
る。セル状無線電話システム101−103は1つの実体また
は異なる実体により所有される。各々のセル状無線電話
システム101−103は、データおよび音声ラインのネット
ワークにより他のセル状無線電話システムに結合され、
それぞれ、データメッセージをやり取りし、またセル状
無線電話システム間の電話呼を相互接続する。このデー
タおよび音声ラインのネットワークは、専用ラインによ
り実施されるか、または陸線電話ネットワークを通して
経路指定される。移動無線電話機、例えばセル状移動無
線電話機180が、例えばページング領域122,121などのペ
ージング領域の間を移動するときは、この移動無線電話
機180は新しいページング領域122に自動的に登録されな
ければならない。移動無線電話機180はまた、もしこれ
が、そこで最後に登録されてから所定時間の間に何らか
の呼を行なったりまたはそれらを受信せずに、そのまま
の状態にある時は、ページング領域122に再登録され
る。本発明によれば、移動無線電話機の登録が最小にな
され、これによりセル状無線電話システム101−103の呼
処理能力およびセル状無線電話システムのスペレータの
呼歳入が最大になされる。
また本発明によれば、移動無線電話機のページング
は、第1図のネットワーク化セル状無線電話システム10
1−103の有効領域を通してなされる必要はなく、単に1
つ以上のネットワーク化セル状無線電話システム101−1
03からの1群のセルを含む単一ページング領域121−136
に対してなされる必要があるだけである。ページング領
域121−136を用いることにより、セル状無線電話システ
ム101−103のネットワークは、ページング/アクセスチ
ャネルに関する信号現示制限とは無関係に大きくなり続
けることができる。
ページング領域121−136は、このページング領域に使
用されると予測される加入者の番号が所定の公称ペヒジ
ング速度を与える番号を越えないように選択された、例
えばページング領域124における1A−1Dおよびページン
グ領域134における3Cと3Dなどの多数の隣接セルから構
成される。ページング領域121−136からなるセルは全
て、単一セル状無線電話システムに接続されるかまたは
幾つかのセル状無線電話システムの間に分散される。逆
に、単一セル状無線電話システム101−103により制御さ
れるセルは全て、1つのページング領域の1部をなす
か、または1つ以上のページング領域の間に分散され
る。移動無線電話機の登録手順は、ページング領域121
−136の間で全ての移動無線電話機の移動を追跡するた
めに用いられるが、各々のセル状無線電話システム101
−103の制御端末420のいずれかに課される不適当な処理
を与えるものではない。このときページは、移動無線電
話機がその最も最近の登録の時点に配置されたページン
グ領域121−136を制御するセル状無線電話システム101
−103に導かれる。
移動無線電話機の登録とは、第1図のネットワーク化
セル状無線電話システム101−103の1つの無線サービス
有効領域に移動無線電話機が存在するものとしてリスト
されるプロセスを意味する。米国における移動無線電話
機の登録手順は、1986年6月付けのEIAインテリウム(I
nterim)の条項により規定される。EIAインテリウム標
準IS−3−Cの写しは、2001 Eye Street,N.W.,Washing
ton,D.C.USA.20006のエレクトロニクス・インダストリ
ーズ・アソシエーション(Electronic Industries Asso
ciation)のエンジニアリング・デパートメント(Engin
eering Departnent)から入手可能である。
移動無線電話機の登録の目的は、移動無線電話機がセ
ル状無線電話システムを通して移動するときも、移動無
線電話機に対する呼が自動的に送出させることにある。
EIAインテリウム標準IS−3−Cによる移動無線電話機
の登録は、セル状無線電話システムとその無線サービス
有効領域内で動作する移動無線電話機との相互作用によ
り行われる。この相互作用は、「自律的登録(autonomo
us registration)」と呼ばれ、オーバヘッドメッセー
ジ列(overhead message train)(OMT)の形で移動無
線電話機に送られる或る情報を通してセル状無線電話シ
ステムにより制御される。第11図に示したように、OMT1
300は、セル状無線電話システムの無線サービス有効領
域を通してページング/アクセスチャネルに、公称的に
は秒毎に送出され、またSID,REGH及びREGRプラスを含む
システムパラメータオーバヘッドメッセージ1301、およ
びREGIDを含む登録IDメッセージ1302並びにREGINCRを含
む登録増分メッセージ1303が自律的登録プロセスに関係
する、任意の他の幾つかのメッセージを含むものであ
る。
“SID"という用語は、サービングセル識別番号(serv
ing identification number)のことである。SIDは固定
局無線機の制御チャネルでオーバヘッドメッセージ列
(overhead message train)(OMT)の一部分として各
々の固定局無線機によって送信されるビットパターンで
ある。SIDは移動無線電話機が近くの固定局無線機の識
別を決定する手段を提供する。
“REGH"という用語は、登録イネーブルホーム(regis
ter enable home)である。前記REGHは前記OMT内でのイ
ネーブルメッセージのことで、固定局無線機の無線サー
ビス有効領域内で固定局無線機から移動無線電話機に送
信される。REGHは、SIDの分析を通して、移動無線電話
機がホームセル内にあるという決定を登録することをイ
ネーブル(可能に)する。
“REGR"という用語は、登録イネーブルリモート(reg
ister enable remote)の意味である。前記REGRは、前
記OMT内のイネーブルメッセージのことで固定局無線機
の無線サービス有効領域内で固定局無線機から移動無線
電話機に送信される。前記REGRは前記SIDの分析を通し
て、移動無線電話機がホームセルにないという決定を移
動無線電話機に登録させる。
“REGID"という用語と“登録IDメッセージ(registra
tion ID message)”という用語は、実質的には同じ意
味にとらえることができる。“REGID"という用語は、登
録識別番号(regis tration identification number)
を意味するものととらえることができる。REGIDは固定
局無線機の無線サービス有効領域内で各々の固定局無線
機によって各々の移動無線電話機に送信されるタイミン
グの値である。REGIDは固定局無線機で登録の必要性の
識別標識として移動無線電話機によって用いられる。
“REGINCR"という用語は、登録増大(registration i
ncrement)の意味である。REGINCRは、そのサービス有
効領域内で各々の固定局無線機から移動無線電話機に送
信されるタイム値であり、登録と登録の間の時間間隔を
移動無線電話機に指示するものである。
登録は、システムパラメータオーバヘッドメッセージ
1301の制御ビットREGHおよびREGRにより各クラスの移動
無線電話機、例えばホーム(home)またはローム(roa
m)毎に個別にイネーブルまたはディスエーブルされ
る。このシステムパラメータオーバヘッドメッセージ13
01は更に、移動無線電話機が、それが「ホーム(hom
e)」移動無線電話機か「ローム(roam)」移動無線電
話機かを決定するサービングセル状無線電話システムの
識別SIDを有する。各々の移動無線電話機は、第12図に
示したその内部メモリ1400内に、そのホームセル状無線
電話システムのホームサービングセル識別番号SIDHの一
致を示すエントリ1419と、この移動無線電話機が最も最
近登録された最高4つのセル状無線電話システム(これ
らはホームセル状無線電話システムを含んでもよい。)
を示すエントリ1420−1423と、更にこの移動無線電話機
が各々のセル状無線電話システムに再登録される時点を
決定するために用いられる上記セル状無線電話システム
に対する値NXTREGとを有している。
“NXTREG"という用語は、次の登録時(next registra
tion time)の意味である。NXTREGは移動無線電話機に
よって計算された変数であり、次の登録の時を決定する
のに用いられる。
登録を目的とするセル状無線電話システムのアクセス
は、OMTに周期的に含まれる登録IDメッセージ1302にの
み応じて発生する。登録IDメッセージ1302は、セル状無
線電話システム101−103の各固定局無線機により定期的
に増分されるフィールドREGIDを有する。特定の移動無
線電話機は、両登録がイネーブルになされ、且つ、移動
無線電話機が現在システムに登録されてないか(SIDは
移動無線電話機の内部メモリの4つのエントリの1つで
はない。)、REGID1302の値が移動無線電話機の登録メ
モリ1400のSIDに係わるNXTREG変数の値以上になるか、R
EGID1302の値がNXTREG−REGINCR−5以下になるかのい
ずれかの場合に特定の登録IDメッセージ1302に応答す
る。
NXTREG変数は、REGINCR値へ現在のREGID値を加算する
ことによって計算される。
“NXTREG−REGINCR−5"は技術用語ではなく、算術的
な操作である。即ち、NXTREG値マイナスREGINCRマイナ
ス5という意味である。NXTREG−REGINCR−5は登録の
ためのデフォルト値(default valueである。
移動無線電話機は、これがセル状無線電話システムに
登録される毎に、REGINCR1303の最後に受信された値をR
EGID1302の最後に受信された値に付加することにより、
上記セル状無線電話システムに対するNXTREG値1419−14
23を更新する。更にこの移動無線電話機は、各々の呼の
発信先またはページ応答毎にNXTREG1419−1423を更新す
る。
REGID1302、REGINCR1303およびNXTREG1419−1423が、
各セル状無線電話システム101−103の登録を個別に制御
するために用いられる。大きなセル状無線電話システム
およびネットワーク化セル状無線電話システム101−103
においては、移動無線電話機の登録が頻繁に行われるの
は望ましくない。それは、セル状無線電話システムのデ
ータィースにおける移動無線電話機のサービス領域の位
置の更新が、これが頻繁に行われると、呼処理能力を低
減させることによる。一方、登録の間の間隔が長くなさ
れ、セル状無線電話システム101−103に登録メッセージ
の不要な処理が課されないようにすると、移動無線電話
機は、最も新しく登録されたセル状無線電話システムの
いずれに移動無線電話機が実際に配置されているかをセ
ル状無線電話システム101−103が知らないという意味
で、「失われる」ようになることがなる。これは、ロー
ム移動無線電話機に対する自動呼処理が確実には動作し
ないことを意味するか、または頻繁な登録メッセージ処
理および/または複雑な探索処理が負荷としてかかるた
めセル状無線電話システムがそれらの呼処理能力を低減
させるということを意味する。
このため、EIAインテリウム標準IS−3−Cの移動無
線電話機の登録条項は、大規模の、および/またはネッ
トワーク化セル状無線電話システム101−103で動作する
移動無線電話機が自動発呼を行うという目的には十分適
合しないことになる。本発明によれば、各々の移動無線
電話機は、これが1ページング領域から他のページング
領域に、例えばページング領域122からページング領域1
21に移動するときだけ自動的に党すぐされる。従って、
セル状無線電話システム101−103が受ける登録処理負荷
は、確実で効率的な発呼に要求される移動無線電話機の
位置の高速で正確なトラッキングに一致する絶対的な最
小レベルに保持される。
EIAインテリウム標準IS−3−Cが規定する再登録ア
ルゴリズムには、注意してこれを検討するとわかるよう
に、登録IDメッセージ1302に受容されたREGIDの値は次
の条件のいずれかを満足する。
REGID≧NXTREG または、 REGID≦(NXTREG−REGINCR−5) 本発明によれば、各々のページング領域、例えば第1
図のページング領域121に送出されるREGID1302の値を、
周囲のページング領域122−136のいずれかに同時に見出
されるものと、REGINCR1303より少なくとも若干は大き
い量だけ異ならせることにより、またこのオフセットを
永久に維持することにより、移動無線電話機は、これら
が1つのページング領域から他のページング領域に移動
する毎に登録する。本発明の好ましい実施例において
は、12ビットパラメータのREGINCRは最大値が4095であ
るが、20ビットパラメータのREGIDは0から1,048,575ま
でを循環的に増分される。隣接ページング領域121−136
に対するREGIDの最小オフセット量として4196を選択す
ると、セル状無線電話システム101−103の有効領域111
−113には、任意の2つのセル状無線電話システムが同
一のREGIDを持つことなしに、250の異なるページング領
域121−136が存在できるようになる。従って、無線サー
ビス有効領域111−113を通しての各々のページング領域
121−136には、ページング領域オフセット(PAOFF)と
呼ばれる、0と249の間の整数が、互いに近接する2つ
のページング領域でPAOFFの同一値が決して使用されな
いように割り当てられる。
“ページ領域オフセット(page area offset)(PAOF
F)”という用語は、固定局無線機間のREGID値のオフセ
ットを意味する。即ち、最小オフセット値はオフセット
値4196と1のPAOFF整数値で表される。2のPAOFF整数値
は、2のREGID値のオフセット値かける4196等として表
される。移動無線電話機の場合には、全てのセル状無線
電話システムが同一のSIDにより識別されるので、SID/N
XTREG値1420−1423の1対の値だけがページング領域121
−124、125−132および133−136のいずれかのその登録
ステータスに関係する。
“登録ステータス(regitration status)”という用
語は、移動無線電話機がホームセル内かロームにいるか
を決定するためのステップとしてとらえることができ
る。即ち、REGHビットがセットされた時であろうとREGR
ビットがセットされた時であろうと移動無線電話機が登
録するかどうかの登録ステータスID決定要因である。
第3図の各々の制御端末420は冗長実時間クロック622
を備えており、このクロックは、タイムスタンピング呼
レコードおよびその他のシステム出力のために使用され
る。本実施例においては、実時間クロック622の出力は
1秒以下の分解能を有している。現在の時刻を分解能1
秒で表す実時間クロック622のビットは、PAOFF数がゼロ
のページング領域に現在送出されるべきREGIDの値であ
る。PAOFFの他の値の場合、これは(PAOFF*4196)に付
加されて正しいREGIDを発生する。この値が(220−1)
以下のときは220だけ低減されなければならない。この
値は、実時間クロック622がリセットされる毎に、或い
は新しいページング領域を規定しまたは古い領域を再規
定するとき、更に規則的ではあるが、頻度の低い間隔で
(例えば24時間毎に1度)計算され、ページング領域12
1−136の全てのセルの第2図の固定局無線機412,414お
よび416にダウンロードされ、OMTsの時間伝送に対して
固定局無線機で使用されるクロックのゆっくりしたドリ
フトを補償するべきである。実時間クロッック622が昼
間セービング時間または他の「人工的な」理由によりリ
セットされるときは、これは各々のREGIDの計算時に補
償されるべきである。
REGIDメッセージ1302は、登録のために移動無線電話
機をセル状無線電話システム101−103にアクセスせしめ
るものであるが公称周期が1秒のOMTの1部として送出
される。REGID1302がN番目のOMTに含まれるときは、移
動無線電話機は新しいページング領域121−136にページ
ング/アクセスチャネルを獲得するN秒内に登録する。
単一のページング領域、例えばページング領域122に不
確実に滞在する移動無線電話機の場合、各々の発呼また
はページング応答は、登録に等価なものとして処理され
る。登録の間の間隔が呼の間の平均時間よりかなり長く
なるようになされたときは、移動無線電話機は、ページ
ング領域121−136の間を移動するときを除いて、登録を
目的として非常に稀ではあるが、セル状無線電話システ
ムにアクセスする。REGINCRをその最大値の4095に設定
し、またREGID値が1カウントだけ進められる間隔を、
例えば21秒に設定すると、 21*4095/3600=23.89時間 の再登録期間を発生する。この期間は再登録アクセスを
最小にする要件を満足する。
EIAインテリウム標準IS−3−Cによれば、移動無線
電話機の登録アクセスが失敗すると(即ち、システムか
らの移動無線電話機により如何なる確認応答も受信され
ない)、これは、1と10の間を一様に分布されたランダ
ム数NRANDOMを発生し、そしてNXTREGを、 NXTREG=REGID+NRANDOM に等しく設定することによりそれ自身再び登録アクセス
の試みを計画することになる。
このため、EIAインテリウム標準IS−3−Cを支持す
るセル状無線電話システムは定期的な間隔でREGIDを進
めなければならず、或いは移動無線電話機が、これらが
呼を発するか、1つのページング領域から他のページン
グ領域に移動する時間まで「失われる」ようになる場合
もある。
アイドルモードのときは、移動無線電話機はセル状無
線電話システム101−103のページング/アクセスチャネ
ルの1つを連続的にモニタする。この移動無線電話機
は、OMTのセル状無線電話システム101−103により示さ
れたようなチャネルのリストを走査し、且つ最も強いも
のを選択することによりモニタする(第5図および第6
図参照)。第5図に示したように、移動無線電話機は、
次の条件、即ち(1)5分毎に、(2)現在のチャネル
の信号強度が非常に弱くなり、メッセージを正確には復
号化できない、(3)呼毎の終了時に、更に(4)シス
テムアクセス毎の開始時に、ページング/アクセスチャ
ネルを再走査する。
隣接するセル状無線電話システム101と102の間の境界
に沿って動作している第1図の移動無線電話機180がペ
ージング領域122からページを受診すると、これは上記
の条件(4)に従って再走査を行う。移動無線電話機18
0に隣接するセル状無線電話システム101と102の間の境
界上にあるので、新たに選択されたページング/アクセ
スチャネルがセル状無線電話システム102のページング
領域125からである確率はかなり高くなる。セル状無線
電話システム102はこれがページを発生しなかったの
で、また発呼の知識を持たないので、ページ応答を処理
することができない。この「異常な」ページ応答の状況
は、多重ページング領域を有するネットワーク化セル状
無線電話システムに共通するものである。
本発明の他の特徴によれば、EIAインテリア標準IS−
3−Cの有向リトライ(re−try)装置が用いられ、移
動無線電話機をページングセル状無線電話システム101
に戻すようにする。有向リトライは第13図に示されたメ
ッセージ1500で、これは、移動無線電話機がそのシステ
ムアクセスを再度試みるために選択する最高6個の交互
アクセスチャネルを示すものである。有向リトライは現
在、移動無線電話機で音声チャネルが得られないとき使
用され、適切な信号強度条件の下で移動無線電話機を、
音声チャネルが得られる隣接セルに移動させるものであ
る。上記の「異常」ページ応答を収容するために、各々
のページング領域121−136の境界セルに対する有向リト
ライリストは2つの部分1501,1502に分割されなければ
ならない。第1部分1501は、同じページング領域の1部
である隣接セルのアクセスチャネルを有しており、「正
常な」ページ応答、即ち応答したセルからページが送ら
れたが、如何なるチャネルも得られないときに使用され
る。第2部分1502は、隣接セル状無線電話システムの1
部である隣接境界セルのアクセスチャネルを有してお
り、移動無線電話機を、これをページ処理したセル状シ
ステムのセルに戻す「異常」ページ応答のために使用さ
れる。例えば、ページング領域125の場合には、第1部
分1501はページング領域125のセルのアクセスチャネル
を備えており、第2部分1502はページング領域122のセ
ルのアクセスチャネルを備えている。最高6個の隣接セ
ルに対するアクセスチャネルを規定する全有向リトライ
リストが、音声チャネルが得られないときの移動無線電
話機の発信位置を求めるために用いられる。
ここで第2図を参照すると、第1図のセル状無線電話
システムのブロック図が示してある。このようなセル状
無線電話システム101−103は更に米国特許第3,906,166
号明細書および第4,268,722号明細書に示されている。
また上記セル状無線電話システムはモトローラおよびア
メリカラジオ・電話サービス会社(Motorola and Ameri
can Radio−Telephone Service,Inc.)により連邦通信
委員会(Federal Communications commission)と共に
エフ・シー・シー・ドケット(FCC Docket)No.18262の
下で提出された実験的セル状無線電話システムに示され
ている。このようなセル状無線電話システムを用いれ
ば、移動無線電話機は大きな地理的領域にわたって無線
サービス有効領域を得ることができる。移動無線電話機
は、米国特許第4,486,624号明細書、第3,962,553号明細
書および第3,906,166号明細書に示されたような移動無
線電話機を用いることができる。上記の移動無線電話機
は、1979年にイリノイ州シャンバーグ(Shaumburg)の
モトローラ・サービス・パブリケーションズ(Motorola
Service Publications)刊行のモトローラ・インスト
ラクション・マニュアル(Motorola instruction manua
l)第68P81039E25にも示されている。これらの移動無線
電話機は米国の一連のセル状無線電話機業者により市販
されている。第2図では3つの中央照明(center−illu
minated)セクタセルが示してあるが、当業者には明ら
かなように、本発明は例えば全向照明(omnidirectiona
l−illuminated)またはコーナ照明(corner−illumina
ted)のセル配置などの他の形態のセル配置にも適用可
能である。
第2図に示したように、地理的領域はセル402,404お
よび406に分割され、これらのセルは固定局無線機412,4
14および416から無線周波エネルギーが放射される。各
々の固定局無線機412,414および416はデータおよび音声
ラインにより無線電話制御端末420に結合されこの端末
は上記米国特許第3,906,166号明細書および第4,268,722
号明細書に記載の端末に類似のものを用いることができ
る。これらのデータおよび音声ラインは、専用ワイヤラ
イン、パルスコード変調キャリヤライン、マイクロ波無
線チャネル、またはその他の適切な通信リンクにより与
えられる。次に、制御端末420は従来の中央電話局422を
介して現存の電話ネットワークに結合され、移動機と陸
線電話機間で電話の呼を完了する。
第3図は、通常の制御端末420の機能ブロック図であ
る。この制御端末にはモトローラ社市販のEMX100を使用
してもよく、或いはその他の適当な市販製品を使用する
ことができる。この制御端末は、基本的には、中央処理
装置602、スイッチ制御ユニットとスイッチ604、グルー
プマルチプレクサユニット606、音声グループユニット6
08−610、トーン信号現示ユニット612、保守およびステ
ータスユニット614、データ獲得サブシステム616、通信
インタフェース618、モデル620、実時間クロック622、
セルデータベース624、および加入者データベース626か
ら構成される。セルデータベース624には、データ識別
境界セル、隣接セル、および有向リトライ用ページング
/アクセスチャネルのリストが含まれる。加入者データ
ベース626には、データ識別有向加入者識別番号および
その他の加入者関連情報が含まれる。各々のベースサイ
ト、ネットワーク化セル状無線電話システムおよび遠隔
加入者データベースへのデータラインにわたる通信は、
従来のモデム620および進歩したデータ通信制御手順(A
dvanced Data Communication Control Procedures,ADCC
P)により実現される。
第4図は、制御端末420とベースサイト402、404およ
び406の間の接続関係を示したものである。この接続
は、チャネルベース当りまたはパルスコード変調(PC
M)グループベース当りのラインで与えられる。接続方
式はいずれも技術的には公知のものである。高速データ
を搬送できる個別データライン、例えば照準電話ライン
または他の通信リンクなどが制御端末420と各々のベー
スサイト402、404および406の間で拡設される。
第4図に示したように、固定局無線機412,414および4
16の各々は基地局制御装置(BSC)950、OMTタイマ951、
走査式受信機910、少くとも1つの二重ページング/ア
クセスチャネルで動作する信号現示トランシーバ901−9
08、対応する二重音声チャネルで動作する複数の音声チ
ャネルトランシーバ901−908、受信アンテナ930と送信
機コンバイナ920、および送信アンテナ922を備えてい
る。音声チャネルトランシーバ901−908は対応するセル
402、404および406の各々のほぼ中央に配置される。信
号現示トランシーバ912および音声チャネルトランシー
バ901−908の送信機は従来のコンバイナ920により1つ
の全指向性アンテナ922に結合され、一方信号現示受信
機912および音声チャネルトランシーバ901−908と走査
式トランシーバ910の受信機は2つ以上の指向性を有す
る、或いは全指向性のアンテナ930に選択的に結合され
る。一方、他の従来の実施例においては、信号現示トラ
ンシーバ912および音声チャネルトランシーバ901−908
の各々の送信機も2つ以上の指向性アンテナに結合する
ことができる。
第4図に示した固定局無線機装置およびその動作は、
同時係属特許出願継続番号第829,872号に更に詳細に示
されている。この出願の、バリー・ジェー・メニヒ(Ba
rry J.Menich)らの発明した「セル状無線電話システム
における信号強度測定およびアンテナ選択のための方法
と装置」と題する1986年2月18日付のもので、引用によ
りここに取り込むものである。更に、第4図に示した固
定局無線機装置は、モトローラ社から市販されており、
イリノイ州シャンバーグ(Schaumburg)、モトローラ・
サービス・パブリケーションズ(Motorola Service Pub
lications)刊行のモトローラ・インストラクション・
マニュアル(Motorola Instruction Manual)No.68P810
60E30に示された種類のトランシーバを使用している。
第4図において、アンテナ930は6本の60°セクタア
ンテナにより実現される。各々のセクタアンテナ930は
主として、第2図のダッシュ線で示したようにセルの1
部を被い、通常は、隣接セクタアンテナの有効領域に重
なる無線サービス有効領域を有する。ページング/アク
セスチャネルは一般に、全指向性受信パターンを必要と
するので、6本のセクタアンテナ930により受信された
信号は、米国特許第4,369,520号明細書および第4,519,0
96号明細書に示されたように、最大比前置検波ダイバー
シチコンバイナにより信号現示トランシーバ912内で結
合される。更に、信号現示トランシーバ912は2本以上
のセクタアンテナ930により受診された信号を選択的に
結合することによりセルの1部の有効範囲を与える。セ
クタアンテナ930および当該受信装置は、米国特許第4,1
01,836号明細書および第4,317,229号明細書に図示、説
明された種類のものを使用できる。
好ましい実施例の音声チャネルトランシーバ901−908
は任意の無線チャネルに選択的にプログラムされるの
で、各々のトランシーバ901−908は、走査式受信機、音
声チャネルトランシーバ、またはページング/アクセス
チャネル受信機として互換自在に使用される。このた
め、BSC950は、信号強度測定および監視オーディオトー
ン検出のプロセスを実施し、制御する作業から解放され
るようになり、従って制御端末420からハンドオフ測定
リクエスト(HOMR1)が受信されたときの走査式受信機
として音声チャネルトランシーバ901−908を用いること
ができるようになる。これらのトランシーバ901−908
は、BSC950からダウンロードされたセル局特性を取る。
このダウンロードされた情報は上記トランシーバ901−9
08が動作されるセルの種類(例えば、オムニ(omni)ま
たはセクタの)であり、またこのトランシーバがシステ
ム内で如何なる種類の機能を果たすか(例えば、音声チ
ャネルトランシーバ、走査式受信機、またはページング
/アクセストランシーバ)に関するものである。更に、
走査に使用されるトランシーバ901−908は、若干のハン
ドオフ測定リクエストを待機させ、それらを実施し、BS
C950による後の処理のためにその結果を待機させること
ができる。
ソースBSCからターゲットBSCに到来するハンドオフ測
定リクエスト(HOMR1)は自動的に待機され、出来るだ
け早急に実施される。ハンドオフ測定リクエスト(HOMR
1)が直ちに実行されないとすると、その理由は唯1つ
で、現在のハンドオフリクエストの実行完了を待機しな
ければならないということにある。ハンドオフ測定リク
エスト(HOMR1)に含まれるのは、ソース信号強度、選
択信号強度オフセット、ソース音声チャネル周波数、お
よびソース監視オーディオトーン周波数などである。ハ
ンドオフ測定が実施されると、ターゲットBSCは、ソー
スBSC信号強度プラス選択信号強度オフセットをその測
定された信号強度に比較し、そして測定された信号強度
がソースBSC信号強度プラス選択信号強度オフセットよ
り大きいときは応答(HOMRS)を与える。このハンドオ
フ測定応答(HOMRS)内にはターゲットBSCにより測定さ
れた信号強度が含まれる。そうでなければ、ターゲット
BSCは応答しない。ターゲットBSCにより実施されるハン
ドオフ測定タスクは、上記特許出願継続番号第829,872
号、上記特許出願継続番号第925,427号、および米国特
許第4,485,486号明細書に更に詳細に示されている。
第5図を参照すると、移動無線電話機により実行さ
れ、ネットワーク化セル状無線電話システムにおいて呼
を受信し、または開始させるフローチャート図が示して
ある。第5図のプロセスは、移動無線電話機がオンにな
されたとき、開始ブロック220が入力される。判定ブス
ク222において、移動無線電話機のオンが検出され、ブ
ロック224へのイエス分岐が取られ、そこで移動無線電
話機は予め指示されたグループの21箇のページング/ア
クセスチャネルを走査する。
第6図には移動無線電話機の走査プロセスが更に詳細
に示してある。ブロック504への開始ブロック502に入る
と、予め選択されたグループの21箇のページング/アク
セスチャネルが走査される。次に、ブロック506で、移
動無線電話機は、最も強い信号強度を有する予め選択さ
れたグループのページング/アクセスチャネルを選択す
る。次に移動無線電話機は選択されたページング/アク
セスチャネルに対して同調を取る。ブロック508におい
て、移動無線電話機は選択されたページング/アクセス
チャネル上のオーバヘッドワードを読み取る。
次に、第6図のブロック510で、登録ステータスが記
録される。次に、判定ブロック512で、EGINCRが受信さ
ているかを決定するチェックがなされる。もしそうな
ら、ブロック514へのイエス分岐が取られ、そこでREGIN
CRの新しい値が移動無線電話機のメモリに格納される。
さもなければ、判定ブロック516へのノー分岐が取ら
れ、そこでREGIDが受信されているか否かを決定するチ
ェックがなされる。受信されていないときは、ブロック
526へのノー分岐が取られ、第5図のフローチャート図
に戻る。REGIDが受信されているときは、判定ブロック5
17へのイエス分岐が取られ、登録ステータスがイネーブ
ルされているかを決定する。もし、されていないとき
は、ブロック526へのノー分岐が取られ、第5図のフロ
ーチャート図に戻る。登録ステータスがイネーブルされ
ているときは、判定ブロック517から判定ブロック518へ
のイエス分岐が取られ、受信されたSIDが、最も新しい
登録のシステムを示す4つのエントリ(第12図の1420−
1423)の間に含まれるかを決定する。もし受信されたSI
Dがそのように含まれないときは、ブロック524へのノー
分岐が取られ、登録メッセージを送出する。
受信されたSIDが移動無線電話機のメモリの現在のエ
ントリの間にあるときは、第6図の判定ブロック520へ
のイエス分岐が取られ、REGID≧NXTREGかを決定する。
もしそうならば、ブロック524へのイエス分岐が取ら
れ、登録メッセージを送出する。そうでないときは、判
定ブロック520から判定ブロック522へのノー分岐が取ら
れ、REGID≦NXTREG−REGINCR−5かを決定する。もしそ
うでないときは、ブロック526へのノー分岐が取られ、
第5図のフローチコート図に戻る。REGID≦NXTREG−REG
INCR−5のときは、判定ブロック522からブロック524へ
のイエス分岐が取られ、そこで登録メッセージが送出さ
れる。
ブロック524から進むと、移動無線電話機は、セル状
無線電話システムが登録メッセージを受信したことを示
す肯定メッセージを受信したことを示す肯定メッセージ
を判定ブロック528でチェックする。肯定メッセージが
受信されると、判定ブロック528から判定ブロック542に
イエス分岐が取られ、SIDが移動無線電話機のメモリの
現在のエントリの間にあるかを決定する。そうでないと
きは、ブロック544にノー分岐が取られ最も古いエント
リ1420−1423を新しいSIDで置き代える。SIDが現在のエ
ントリであるときは、ブロック536へのイエス分岐が取
られ、そこでREGINCRをREGIDに加えることによりNXTREG
が更新され、次に移動無線電話機のメモリに格納され
る。その後、移動無線電話機はブロック534で第5図の
フローチャート図に復帰する。肯定メッセージが受信さ
れないときは、判定ブロック528から判定ブロック546へ
ノー分岐が取られ、SIDが移動無線電話機のメモリの現
在のエントリの間にあるかを決定する。そうでないとき
は、ブロック548へのノー分岐が取られ、最も古いエン
トリ1420−1423を新しいSIDで置き代える。SIDが現在の
エントリのときは、ブロック530へのイエス分岐が取ら
れ、乱数NRANDOMを生成する。EIAインテリウム標準IS−
3−Cによると、NRANDOMは1と10の間の乱数である。
次にブロック532でNRANDOMをREGIDに加えることによりN
XTREGが更新され、次に移動無線電話機のメモリに格納
される。結果として、移動無線電話機は比較的短いラン
ダム時間区間の後再び登録を試みる。その後移動無線電
話機はブロック534で第5図のフローチャート図に戻
る。
第5図の判定ブロック226に戻ると、移動無線電話機
の加入者により呼が発されたか否かを知るチェックがな
される。発呼がないときは、判定ブロック234へのノー
分岐が取られ、そこで選択されたページングチャネルで
ページングメッセージまたは「ページ」が受信されたか
否かを決定するチェックがなされる。受信されていない
ときは、元の判定ブロック222へのノー分岐が取られ、
ページングおよびアクセスチャネルを再び走査する時間
か否かを決定する。移動無線電話機はページングおよび
アクセスチャネルの走査を定期的に反復して、それが最
も強いページングチャネルを監視しているようにする。
ページングチャネルが選択されると、移動無線電話機
は、これが動作しているセルを選択していることにな
る。
第5図の判定ブロック234に戻ると、ページが受信さ
れているときは、ブロック224へのイエス分岐が取ら
れ、そこでページに対する肯定応答の前にページング/
アクセスチャネルが走査される。ページは、誰かが移動
無線電話機に呼を試みていることを移動無線電話機に知
らせるデータメッセージである。次に、ブロック238
で、選択されたページング/アクセスチャネル上にペー
ジが肯定応答される。次に、判定ブロック236でチェッ
クがなされ、選択されたページング/アクセスチャネル
上に有向リトライメッセージが受信されたか否かを決定
する。受信されているときは、元のブロック237へのイ
エス分岐が取られ、有向アクセスチャネルに対して同調
が取られる。次に、ブロック238で、有向アクセスチャ
ネルにページが肯定応答される。
第5図の判定ブロック226に戻ると、発呼がなされて
いたときは、ブロック224へのイエス分岐が取られ、そ
こで音声チャネルをリクエストする前にページング/ア
クセスチャネルが走査される。次に、ブロック230で、
選択されたページング/アクセスチャネルに音声チャネ
ルの割当てをリクエストするメッセージが送出される。
次に、判定ブロック232で、選択されたページング/ア
クセスチャネルに有向リトライメッセージが受信された
か否かを決定するチェックがなされる。受信されている
ときは、ブロック231へのイエス分岐が戻って取られ、
有向アクセスチャネルに対して同調が取られる。次にブ
ロック230で、有向アクセスチャネルに音声チャネルの
割当てをリクエストする他のメッセージが送出される。
ブロック240で呼が発された経路へページが受信され
た経路が合流し、そこで解放が受信されたか否かを知る
チェックがなされる。受信されたときは、ブロック224
に戻るイエス分岐が取られる。そうでないときは、判定
ブロック241へのノー分岐が取られ、音声チャネル割当
てが受信されたか否かをチェックする。受信されてない
ときは、ブロック224に戻るノー分岐が取られる。音声
チャネルが割り当てられているときは、判定ブロック25
2へのイエス分岐が取られ、最後に受信されたSIDが移動
無線電話機のメモリの現在のエントリの間にあるか否か
を決定する。ないときは、ブロック253へのノー分岐が
取られ、そこで最も古いエントリが新しいSIDにより置
き代えられる。受信されたSIDが現在のエントリのとき
は、判定ブロック252からブロック254へイエス分岐が取
られ、そこでREGINCRをREGIDに加えることによりNXTREG
が更新され、次に移動無線電話機のメモリに格納され
る。次に、ブロック242で、移動無線電話機はその送信
機および受信機を割当てられた音声チャネルに同調さ
せ、信号現示トーン(10KHz)のバーストを送出し、BSC
に音声チャネル上に達したことを通知する。ブロック24
4で音声が接続され、従来の陸線呼と同様に呼が完了さ
れる。
次に、判定ブロック246で、ハンドオフが受信された
か否かを決定するチェックがなされる。ハンドオフは移
動無線電話機に新しい音声チャネルにスイッチすること
を知らせるデータメッセージである。ハンドオフが受信
されているときは、ブロック248へのイエス分岐が取ら
れ、そこで音声経路が断路される。次に、ブロック242
と244が反復される。古い音声チャネルを去るときは、
移動無線電話機は古いBSCに信号現示トーンのバースト
を送出する。古い(ソース)BSCはこの信号現示トーン
のバーストを検出し、セル状システム制御端末420にソ
ースクリアメッセージ(SC)を送出する。移動無線電話
機はその送信機および受信機を新しい音声チャネルに再
び同調させ、監視音声トーンをトランスポンドする。新
しいBSCは移動無線電話機から監視音声トーンを検出
し、セル状システム逝去端末420にハンドオフ完了メッ
セージ(HOC)を送出する。ハンドオフが受信されてい
ないときは、判定ブロック250へのノー分岐が取られ、
そこで呼が完了したか否かを決定するチェックがなされ
る。完了していないときは、判定ブロック246へのノー
分岐が戻って取られる。呼が完了しているときは、ブロ
ック252へのイエス分岐が取られ、そこで音声経路が断
路される。次に、ブロック254で、呼完了信号が送出さ
れ、更にブロック224で、判定ブロック222に戻る前にペ
ージング/アクセスチャネルが走査される。
第7図および第8図を参照すると、第2図の各ネット
ワーク化セル状無線電話システムの制御端末420に生じ
る通常の呼流の状況が示してある。制御端末420は移動
無線電話機からの発呼に対する第7図の呼処理フローチ
ャート図を実行し、また陸上機からの発呼に対する第8
図の呼処理のフローチャート部を実行する。第7図およ
び第8図のフローチャート図は、また、関連するフロー
チャート図と共に、イリノイ州シャンバーグ(Schaumbe
rg)、イースト・アルゴンクィン・ロード(East Algon
quin Road)1301、モトローラ・サービス・パブリケー
ションズ(Motorola Service Publications)、1983年
刊行、「ダイナタック(DYNATAC)呼流」と題するモト
ローラ・インストラクション・マニュアルNo.68P81150E
06に示されている。
第7図を参照すると、ブロック702で移動無線電話機
からの発呼の流れ(フロー)が入力され、ブロック704
に進み、そこで移動無線電話機が発呼したかが決定され
る。制御端末420は、移動無線電話機識別番号及び移動
無線電話機により選択されたベースサイトからの被呼パ
ーティの電話番号とを受信する。次に、ブロック706で
加入者のデータベース626および/または加入者のデー
タベース430にアクセスすることにより、移動無線電話
機が有効なローカル移動無線電話機かまたは有効なロー
ム移動無線電話機か否かが決定される。ネットワーク化
セル状無線電話システムでは、発呼移動無線電話機に対
する加入者情報は、呼を受信した制御端末の加入者デー
タベース626に含まれないことが可能である。もし含ま
れないときは、制御端末420は当該ネットワークの他の
制御端末にメッセージを送出するか、またはもし使用さ
れるときは、集中加入者データベース430にメッセージ
を送り、移動無線電話機が有効移動無線電話機か否かを
決定する。この情報は、ネットワーク化セル状無線電話
システム(第1図参照)を接続するシステム間データラ
インにわたって与えられる。判定ブロック708において
は、移動無線電話機が検査されているか否かを決定する
チェックがなされる。検査されていないときは、判定ブ
ロック708からブロック710へのノー分岐が取られ、そこ
で呼流が呼故障プロセスに転流される。この点で、記録
されたアナウンスメントまたはプログレストーンが、こ
れが断路される前に移動無線電話機に送出される。
移動無線電話機が検査されているときは、判定ブロッ
ク708からブロック712へのイエス分岐が取られ、そこで
被呼者の電話番号の数字が、これらがダイヤルプランに
従って翻訳される以前に検査される。電話番号が有効で
ないときは、ブロック710へのノー分岐が取られ、そこ
で呼流は呼故障プロセスへ転流される。電話番号が有効
のときは、ブロック716,718および720へのイエス分岐が
取られ、そこで移動無線電話機の呼は、それぞれ、その
移動無線電話機、被呼移動無線電話機、または陸上被呼
者に有効な特徴に着信される。次に、ブロック722にお
いて、被呼者が応答したとき、通話状態が入力される。
通話中に、呼を処理するBSC950によりハンドオフがリク
エストされる。ブロック726で、ハンドオフがリクエス
トされると、第10図のハンドオフ呼流ダイヤグラムに呼
流が転流される。さもなければ、通話は、移動無線電話
機か被呼者のいずれかがブロック728で呼を終了するま
で継続する。ブロック728で、呼が断路され、その後制
御端末420はブロック730で他のタスクの処理に復帰す
る。
第8図を参照すると、陸上ネットワークの誰かが第2
図のネットワーク化セル状無線電話システムの移動無線
電話機に呼を与える状況が示される。公衆交換電話網
(PSTN)の中央電話局422は制御端末420に対する中継線
を起動する。中継線が起動されると、PSTNは、選択され
たセル状無線電話システムに所望の移動無線電話機の電
話番号を送出する。制御端末への中継線が起動される
と、第8図の陸上発呼流ダイヤフラムがブロック760で
入力され、ブロック762に進み、そこで被呼移動無線電
話機の電話番号の数字がチェックされ、この被呼移動無
線電話機が有効加入者か否かを決定する。上記の移動無
線電話機の発呼の場合について説明したように、制御端
末420は、加入者データベース626および/または加入者
データベース430にアクセスし、被呼移動無線電話機が
有効ローカル移動無線電話機か有効ローム移動無線電話
機か否かを決定する。
次に、判定ブロック764で被呼移動無線電話機の電話
番号が検証されているか否かを決定するチェックがなさ
れる。検証されていないときは、判定ブロック764から
ブロック766へのノー分岐が取られ、そこで呼流が呼失
敗プロセスに転流される。この時点で、記録されたアナ
ウンスメントまたはプログレストーンが、その断路以前
に陸上機に送出される。
移動無線電話機が検証されているときは、判定ブロッ
ク764からブロック770へのイエス分岐が取られ、そこで
呼は被呼移動無線電話機に着信される。この時点で、被
呼移動無線電話機がページングされる。移動無線電話機
の登録情報が加入者データベース626または加入者デー
タベース430に格納されるときは、被呼移動無線電話機
は、それが現在登録されているページング領域にのみペ
ージが付けられる。被呼移動無線電話機をページングす
る場合に、各々の制御端末420は、呼がこの移動無線電
話機を待機中であることを、指示されたページング領域
のBSCsを信号現示する。指示されたページング領域のBS
Csの全ては、被呼移動無線電話機にページング/アクセ
スチャネルを介してページングメッセージを送出して、
呼が待機中であることを移動無線電話機に通知する。
移動無線電話機は、ページを受信すると、ページング
/アクセスチャネルのグループを再走査して、第5図お
よび第6図により既に説明したようにどれが最も強いか
を決定する。これにより移動無線電話機は、最良の利用
可能アクセスまたはページング/アクセスチャネルに信
号を与える。最強のページング/アクセスチャネルが決
定されると、移動無線電話機は、肯定メッセージをペー
ジング/アクセスチャネルに送出することによりページ
ングメッセージを肯定応答する。この移動無線電話機の
肯定メッセージは、制御端末420とBSCを接続するデータ
ラインにわたってBSCにより制御端末420に送出される。
1つのBSCだけが移動無線電話機の肯定メッセージを制
御端末420に戻る。従って、制御端末420は、移動無線電
話機が配置されているセルを知ることができる。
移動無線電話機がページを肯定応答すると、ブロック
722で通話状態が入力される。移動無線電話機が応答す
ると、この時点で呼は正常の通話として処理される。通
話中、呼を処理するBSC950によりハンドオフがリクエス
トされる。ブロック776でハンドオフがリクエストされ
ると、呼流は、上記特許出願継続番号第925,427号のハ
ンドオフ呼流ダイヤフラムに転流される。そうでなけれ
ば、ブロック778で移動無線電話機か陸上機のいずれか
が呼を終了するまで通話が継続する。ブロック778で、
呼が断路され、その後制御端末420はブロック780で他の
タスクの処理に復帰する。
第9図を参照すると、第2図のセル状無線電話システ
ム101−103の各々の制御端末420により定期的に実効さ
れ、そのページング領域の各々の固定局無線機でのREGI
Dパラメータを更新するフローチャート図が示される。
登録パラメータは、24時間毎に1度更新され、第4図の
OMTタイマーのドリフトを補償する。或いはこの更新
は、第3図の実時間クロック622がリセットされる毎に
行われる。各々のページング領域に対して、REGIDを更
新する第9図のプロセスは24時間毎に1度反復され、そ
の新しいREGIDを発生する。
選択されたページング領域PAOFFの場合、第9図のプ
ロセスは、24時間毎に1度開始ブロック802で入力され
る。PAOFFは、例えば、0と249の間の整数である。各々
のページング領域121−136は、同一のSIDおよび異なるP
AOFFが割り当てられる。ブロック804で実時間クロックR
TIMEが読み出される。ブロック808でREGIDがRTIME+(P
AOFF*4196)として計算される。次に、判定ブロック81
0で、REGIDが220−1、即ち1,048,575を越えたか否かを
決定するチェックがなされる。越えたときは、ブロック
812へのイエス分岐が取られ、そこでREGIDは220だけ低
減される。もし越えていないときは、ブロック814への
ノー分岐が取られ、そこで新しいREGID1302が、ページ
ング領域PAOFFの全てのセルのベースサイトに送出され
る。その後、制御端末420はブロック820で他のタスクの
処理に復帰する。
REGIDは20ビットパラメータで、0から1,048,575に循
環的に増分される。第11図のREGID1302はN番目のOMT13
00毎にベースサイト412,414,416により含まれる。上記
のように、約24時間の再登録期間を発生するために、RE
GIDは21秒毎に増分される。第4図の各々のベースサイ
ト412,414,416はこのためのOMTタイマ951を備えてい
る。
第10図Aおよび第10図Bを参照すると、第2図のセル
状無線電話システム101−103の各々の固定局無線機412,
414,416により実行され、REGIDをその適切な値に維持す
る流れ図が示してある。正常動作時には、第10図Aのプ
ロセスは開始ブロック830で1秒毎に入力される。ブロ
ック832では、新しいREGIDが受信されているか否かを決
定するチェックがなされる。受信されているときは、ブ
ロック834へのイエス分岐が取られ、OMTに含まれるべき
REGIDの新しい値を設定する。そうでないときはブロッ
ク836へのノー分岐が取られ、他のタスクに復帰する。
正常動作時には、第10図Bのプロセスが開始ブロック
840で1秒毎に入力される。判定ブロック842で、REGID
を増分する時間か否かを決定するチェックがなされる。
REGIDは21秒毎に1だけ増分される。増分する時間のと
きは、ブロック844へのイエス分岐が取られ、そこでREG
IDが1だけ増分される。次に、判定ブロック846で、REG
IDが220−1、即ち、1,048,575以上か否かを決定するチ
ェックがなされる。以上のときは、ブロック848へのイ
エス分岐が取られ、そこでREGIDは220だけ低減される。
以上でないときは、判定ブロック850へのノー分岐が取
られ、そこでNがゼロか否かのチェックがなされる。ゼ
ロのときは、ブロック852へのイエス分岐が取られ、REG
IDメッセージ1302をOMTに付加する。次に、ブロック856
で、Nがその初期値にリセットされる。ブロック856お
よび判定ブロック850のノー分岐から進んで、Nが1だ
け減分される。次にブロック858で、OMTが送出され、そ
の後ベースサイトはブロック860で他のタスクに戻る。
第5図、第6図、第7図、第8図、第9図、第10図A
および第10図Bのフローチャート図は、移動無線電話機
180およびセル状無線電話システム101−103の対応する
処理回路により実行されるプロセスステップを詳細に説
明するものである。電気回路図に類似して、上記のフロ
ーチャート図は電気回路の詳細図に等価であり、そこで
は電気回路ブロックに対する回路の手段はフローチャー
ト図のブロックに対する実際のコンピュータ命令の手段
に対応している。このようにして、これらのフローチャ
ート図のプロセスステップの、適切な市販コンピュータ
の命令への符号化は、プログラミング技術の熟練者にと
っては単なる機械的ステップに過ぎない。
以上の説明を要約するとネットワーク化セル状無線電
話システムにおける移動無線電話機の登録録方法及び該
移動無線電話機をページングする方法が図示、説明さ
れ、これはネットワークを通しての自動移動無線電話機
の独自のプロセスを利用するものである。移動無線電話
機の登録は、移動無線電話機が1つのページング領域か
ら他のページング領域に移動するとき自動的に行われ
る。従って、本発明の特定の実施例が図示、説明された
が、本発明は、その真の精神と範囲から逸脱しない範囲
で当業者による変形が可能なので、上記実施例に限定さ
れることはない。従って、本発明の請求の範囲には、か
かる変形の任意のものおよび全てが含まれる。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対応する地理的領域に無線電話サービスを
    与え、ページング/アクセスチャネルおよび音声チャネ
    ルと固定局無線機によって確立された無線サービス有効
    領域を有する複数のセルを備えた1つ以上の無線電話シ
    ステム内に配置され、固定局無線機によってページング
    /アクセスチャネル上に送信された登録イネーブルメッ
    セージに応答して登録メッセージを送信する移動無線電
    話機の登録方法であって、 無線電話システムの各々に共通のシステム識別番号を割
    り当てるステップと、 無線電話システムによって受信された呼動作の間の平均
    時間よりも長い再登録期間を提供するステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセルのうちの
    少なくとも1つを含む、複数のページング領域を提供す
    るステップと、 所定範囲の数から選択され、任意の隣接ページング領域
    に割り当てられたオフセット数とは異なる各々のオフセ
    ット数を各々のページング領域に割り当てるステップ
    と、 対応するページング領域の各々に対して割り当てられた
    オフセット数に基づいて各々のページング領域に対する
    登録識別番号を発生するステップと、 セルが配置されるページング領域に対する対応する登録
    識別番号を含む登録イネーブルメッセージを各々のセル
    内の固定局無線機によってページング/アクセスチャネ
    ル上に定期的に送信するステップと、および、 受信された登録識別番号が以前に受信された登録識別番
    号とは所定量だけ異なるとき移動無線電話機から登録メ
    ッセージを送信するステップとから構成されたネットワ
    ーク化セル状無線電話システムにおける移動無線電話機
    の登録方法。
  2. 【請求項2】移動無線電話機から登録メッセージを受信
    し、前記移動無線電話機から登録メッセージが最後に受
    信されたページング領域内の固定局無線機によってペー
    ジング/アクセスチャネル上において前記移動無線電話
    機に対してページングメッセージを送信するステップを
    更に含む請求項1記載のネットワーク化セル状無線電話
    システムにおける移動無線電話機の登録方法。
  3. 【請求項3】以前に受信された登録識別番号に対して所
    定の関係を有する値を各々の移動無線電話機内に記憶
    し、受信された登録識別番号が前記記憶された値よりも
    大きいか等しいとき、または前記記憶された値よりも所
    定量だけ小さいとき、前記移動無線電話機から登録メッ
    セージを送信するステップを更に含む請求項1記載のネ
    ットワーク化セル状無線電話システムにおける移動無線
    電話機の登録方法。
  4. 【請求項4】対応する地理的領域に対して無線電話サー
    ビスを与え、ページング/アクセスチャネルおよび音声
    チャネルと固定局無線機によって確立された無線サービ
    ス有効領域を有す複数のセルを備えた1つ以上の無線電
    話システム内に配置され、前記固定局無線機によって送
    信された登録イネーブルメッセージに応答して登録メッ
    セージを送信する移動無線電話機をページングする方法
    であって、 前記無線電話システムの各々に共通のシステム識別番号
    を割り当てるステップと、 前記無線電話システムによって受信された呼動作の間の
    平均時間よりも長い再登録期間を提供するステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセルのうちの
    少なくとも1つを含む、複数のページング領域を提供す
    るステップと、 移動無線電話機が登録メッセージを最後に送信した第1
    ページング領域内の固定局無線機によってページング/
    アクセスチャネル上において前記無線電話機にページン
    グメッセージを送信するステップと、 ページングメッセージに応答してページング/アクセス
    チャネル上において固定局無線機の移動無線電話機から
    肯定メッセージを受信するステップと、および、 前記肯定メッセージが第1ページング領域以外のページ
    ング領域内のセルによって受信された場合、移動無線電
    話機を第2ページング領域に移動させるステップとから
    なるネットワーク化セル状無線電話システムにおける移
    動無線電話機をページングする方法。
  5. 【請求項5】対応する地理的領域に対して無線電話サー
    ビスを与え、ページング/アクセスチャネルおよび音声
    チャネルと固定局無線機によって確立された無線サービ
    ス有効領域を有する複数のセルを備えた1つ以上のセル
    状無線電話システム内に配置され、前記固定局無線機に
    よってページング/アクセスチャネル上に送信された登
    録イネーブルメッセージに応答して登録メッセージを送
    信するセル状移動無線電話機の登録方法であって、 前記セル状無線電話システムの各々に共通のシステム識
    別番号を割り当てるステップと、 前記セル状無線電話システムによって受信された呼動作
    の間の平均時間よりも長い再登録期間を提供するステッ
    プと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセルのうちの
    少なくとも1つを含む、複数のページング領域を提供す
    るステップと、 所定範囲の数から選択され、任意の隣接ページング領域
    に割り当てられたオフセット数とは異なる各々のオフセ
    ット数を各々のページング領域に割り当てるステップ
    と、 対応するページング領域の各々に対して割り当てられた
    オフセット数に基づいて各々のページング領域に対する
    登録識別番号を発生するステップと、 セルが配置されるページング領域に対する対応する登録
    識別番号を含む登録イネーブルメッセージを各々のセル
    内の固定局無線機によって各々のセル内の移動無線電話
    機に対してページング/アクセスチャネル上において定
    期的に送信するステップと、および、 受信された登録識別番号が以前に受信された登録識別番
    号とは所定量だけ異なるときセル状移動無線電話機から
    ページング/アクセスチャネル上の固定局無線機へ登録
    メッセージを送信するステップとから構成されたネット
    ワーク化セル状無線電話システムにおける移動無線電話
    機の登録方法。
  6. 【請求項6】セル状移動無線電話機から登録メッセージ
    を受信し、前記セル状移動無線電話機から登録メッセー
    ジが最後に受信されたページング領域内の固定局無線機
    によってページング/アクセスチャネル上において前記
    セル状移動無線電話機に対してページングメッセージを
    送信するステップを更に含む請求項5記載のネットワー
    ク化セル状無線電話システムにおける移動無線電話機の
    登録方法。
  7. 【請求項7】以前に受信された登録識別番号に対して所
    定の関係を有する値を各々のセル状移動無線電話機内に
    記憶し、受信された登録識別番号が前記記憶された値よ
    りも大きいか等しいとき、または前記記憶された値より
    も所定量だけ小さいとき、前記セル状移動無線電話機か
    ら登録メッセージを送信するステップを更に含む請求項
    5記載のネットワーク化セル状無線電話システムにおけ
    る移動無線電話機の登録方法。
  8. 【請求項8】対応する地理的領域に無線電話サービスを
    与え、ペーシング/アクセスチャネルおよび音声チャネ
    ル固定局無線機によって確立された無線サービス有効領
    域とを有する複数のセルを備えた無線電話システム内に
    配置され、前記固定局無線機によってページング/アク
    セスチャネル上に送信された登録イネーブルメッセージ
    に応答して登録メッセージを送信する移動無線電話機の
    登録方法であって、 無線電話システムの各々のセルに共通のシステム識別番
    号を割り当てるステップと、 各々の移動無線電話機が少なくとも1日に1度登録する
    ように、無線電話システムに対する再登録期間を提供す
    るステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセルのうちの
    少なくとも1つを含む、複数のページング領域を提供す
    るステップと、 所定範囲の数から選択され、任意の隣接ページング領域
    に割り当てられたオフセット数とは異なる各々のオフセ
    ット数を各々のページング領域に割り当てるステップ
    と、 対応するページング領域の各々に対して割り当てられた
    オフセット数に基づいて各々のページング領域に対する
    登録識別番号を発生するステップと、 セルが配置されるページング領域に対する対応する登録
    識別番号を含む登録イネーブルメッセージを各々のセル
    の固定局無線機によってページング/アクセスチャネル
    上に定期的に送信するステップと、および、 受信された登録識別番号が以前に受信された登録識別番
    号とは所定量だけ異なるとき移動無線電話機から登録メ
    ッセージを送信するステップとから構成されたネットワ
    ーク化セル状無線電話システムにおける移動無線電話機
    の登録方法。
  9. 【請求項9】対応する地理的領域に無線電話サービスを
    与え、ページング/アクセスチャネルおよび音声チャネ
    ルと固定局無線機によって確立された無線サービス有効
    領域とを有する複数のセルを有する無線電話システム内
    に配置され、前記固定局無線機によって送信された登録
    イネーブルメッセージに応答して登録メッセージを送信
    する移動無線電話機をページングする方法であって、 無線電話システムの各々のセルに共通のシステム識別番
    号を割り当てるステップと、 各々の移動無線電話機が少なくとも1日に1度登録する
    ように、無線電話システムに対する再登録期間を提供す
    るステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセルのうちの
    少なくとも1つを含む、複数のページング領域を提供す
    るステップと、 移動無線電話機が登録メッセージを最後に送信した第1
    ページング領域内の固定局無線機によってページング/
    アクセスチャネル上において移動無線電話機にページン
    グメッセージを送信するステップと、 ページングメッセージに応答して移動無線電話機から肯
    定メッセージを受信するステップと、および、 前記肯定メッセージが第1ページング領域以外のページ
    ング領域において受信された場合、移動無線電話機を第
    2ページング領域に移動させるステップとから構成され
    たネットワーク化セル状無線電話システムにおける移動
    無線電話機をページングする方法。
  10. 【請求項10】対応する地理的領域に無線電話サービス
    を与え、ページング/アクセスチャネルおよび音声チャ
    ネルと固定局無線機によって確立された無線サービス有
    効領域とを有する複数のセルを備えたセル状無線電話シ
    ステム内に配置され、前記固定局無線機によってページ
    ング/アクセスチャネル上に送信された登録イネーブル
    メッセージに応答して登録メッセージを送信するセル状
    移動無線電話機の登録方法であって、 セル状無線電話システムの各々のセルに共通のシステム
    識別番号を割り当てるステップと、 各々の移動無線電話機が少なくとも1日に1度登録する
    ように、セル状無線電話システムに対する再登録期間を
    提供するステップと、 共通のシステム識別番号と関連し、複数のセルのうちの
    少なくとも1つを含む、複数のページング領域を提供す
    るステップと、 所定範囲の数から選択され、任意の隣接ページング領域
    に割り当てられたオフセット数とは異なる各々のオフセ
    ット数を各々のページング領域に割り当てるステップ
    と、 対応するページング領域の各々に対して割り当てられた
    オフセット数に基づいて各々のページング領域に対する
    登録識別番号を発生するステップと、 セルが配置されるページング領域に対する対応する登録
    識別番号を含む登録イネーブルメッセージを各々のセル
    の固定局無線機によってページング/アクセスチャネル
    上に定期的に送信するステップと、および、 受信された登録識別番号が以前に受信された登録識別番
    号とは異なるとき、セル状移動無線電話機から登録メッ
    セージを送信するステップとから構成されたネットワー
    ク化セル状無線電話システムにおける移動無線電話機の
    登録方法。
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