JP2513552Y2 - 固体絶縁開閉装置 - Google Patents

固体絶縁開閉装置

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JP2513552Y2
JP2513552Y2 JP10454290U JP10454290U JP2513552Y2 JP 2513552 Y2 JP2513552 Y2 JP 2513552Y2 JP 10454290 U JP10454290 U JP 10454290U JP 10454290 U JP10454290 U JP 10454290U JP 2513552 Y2 JP2513552 Y2 JP 2513552Y2
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▲のぼる▼ 水谷
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は高圧充電部が固体絶縁物で覆われた固体絶縁
開閉装置に係り、特に補助母線方式の固体絶縁開閉装置
の機器構成に関する。
「従来の技術」 一般に、補助母線方式は主母線に接続された機器の点
検あるいは故障時等に、負荷への給電を停止することな
く、上記点検あるいは復旧作業を行うことができるよう
に補助母線を設ける方式である。
第3図はこの補助母線方式の回路構成の一例を示すも
ので、主母線1から分岐したフィーダ線2-1〜2-Nには、
その両端に断路部3-1〜3-Nおよび4-1〜4-Nを有する遮断
器5-1〜5-Nが接続されており、それぞれ負荷6-1〜6-Nに
至っている。補助母線7とフィーダ線2-1〜2-Nとの間に
は、断路器8-1〜8-Nがそれぞれ設けられている。
かかる補助母線方式において、今断路器8-1〜8-Nはす
べて開路状態にあり、各フィーダ線2-1〜2-Nはそれぞれ
単独で運転されている場合に、遮断器5-1の点検の必要
が生じたとする。この場合には、断路器8-1および8-2を
ともに閉路状態にし、遮断器5-1を開路状態にした後、
この遮断器5-1と断路部3-1および4-1とを開離すれば、
フィーダ線2-1を無停電のまま遮断器5-1の点検が実施で
きる。なお、遮断器5-2〜5-Nについても、上記遮断器5-
1の場合と全く同様の操作を行えば、各フィーダ線2-2〜
2-Nを無停電のまま遮断器5-2〜5-Nの点検が実施でき
る。
「考案が解決しようとする課題」 現在製作されている補助母線方式の断路器は気中しゃ
断方式であるためループ電流開閉能力が小さく、断路器
の運用が制約されるとともにメンテナンスが必要であ
る。
本考案は、該断路器を真空しゃ断方式とし、断路器の
運用の制約を緩和するとともにメンテナンスフリーとす
るものである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、断路器に使用する真空バルブを適確に配置
することにより、開閉能力の優れた断路器を装備した、
補助母線方式の固体絶縁開閉装置を提供することを目的
とするもので、箱体内に引出形遮断器を収納するととも
に、該引出形遮断器の移動方向に対して直角方向に主母
線を前記箱体内の下部に配設し、前記主母線に接続され
かつ前記引出形遮断器が接離する断路部を前記主母線と
前記引出形遮断器との間に配設し、負荷に接続された主
回路導体を前記引出形遮断器の移動方向に前記箱体内の
略中央部に配設し、前記主回路導体に接続されかつ前記
引出形遮断器が接離する断路部を前記主回路導体と前記
引出形遮断器との間に配設する一方、前記主回路導体の
上部に水平方向に真空バルブを配設し、また該真空バル
ブと直角方向で、かつ水平方向に補助母線を配設し、前
記主回路導体から上方にT分岐した補助導体を前記真空
バルブの固定ロッドに接続し、かつ真空バルブの可動ロ
ッドを前記補助母線の導体に常時接触させ、前記真空バ
ルブの可動ロッドを絶縁操作ロッドにて前記引出形遮断
器の移動方向に水平に往復移動させる真空断路器で構成
する。
「作用」 上記の如く構成することにより、構造が簡単で、かつ
断路器運用の制約が緩和されるとともにメンテナンスフ
リーとした補助母線方式の固体絶縁開閉装置を得ること
ができる。
「実施例」 以下、本考案の実施例を第1図および第2図に基づい
て詳細に説明する。なお、第1図は三相固体絶縁開閉装
置の側面図、第2図は第1図の一相分のみの回路構成図
である。
これらの図において、箱体11内には、この箱体11の前
面11a側に移動可能な引出形遮断器5が収納されてい
る。主母線1は前記箱体11の下部に、前記引出形遮断器
5の移動方向に対して直角方向に水平に配設されてい
る。また、この主母線1と引出形遮断器5との間には、
断路部3が配設されている。
一方、前記箱体11の裏面11b側に配設されたケーブル
ヘッド12を介して負荷6に接続された主回路導体13は、
前記箱体11の略中央部に前記引出形遮断器5の移動方向
に配設されている。また、この主回路導体13と前記引出
形遮断器5との間には、断路部4が配設されている。
さらに、前記主回路導体13の上部に水平方向に真空バ
ルブ9が配設され、また該真空バルブ9と直角方向に水
平に補助母線7が配設されており、前記主回路導体13か
ら上方にT分岐された補助導体10が前記真空バルブ9の
固定ロッド9aに接続され、かつ、真空バルブ9の可動ロ
ッド9bが前記補助母線7の導体7aに常時接触されてい
る。
また、真空バルブ9の可動ロッド9bは、絶縁操作ロッ
ド14を介し、前記引出形遮断器5の移動方向に水平に往
復移動させる断路器8の機構部(図示せず)に接続され
ている。
なお、前記主母線1、引出形遮断器5および断路器8
等の高圧充電部はエポキシ樹脂等の絶縁物でモールドさ
れている。
また、上記構成は1フィーダのみについて説明した
が、各フィーダ線2-1〜2-Nは全く同様に構成されてい
る。
上記実施例の構成において、各フィーダ線2-1〜2-Nが
正常に運転されているときは、第1図に示すように真空
バルブ9の可動ロッド9bは絶縁操作ロッド14を介して接
続された断路器8の機構部(図示せず)により、箱体11
の前面11a側に位置しており、すなわち断路器8は開路
状態にある。
このフィーダ線2-1の引出形遮断器5を点検する場合
には、フィーダ線2-1および2-2の真空バルブ9の可動ロ
ッド9bを絶縁操作ロッド14を介して接続された断路器8
の機構部(図示せず)により、箱体11の裏面側11b側に
移動させ、断路器8を閉路状態にする。
その後、フィーダ線2-1の引出形遮断器5を開路し、
この引出形遮断器5を箱体11の前面11a側に引出して断
路部3,4と開離すればこの引出形遮断器5の点検を実施
できる。
この時、フィーダ線2-1にはフィーダ線2-2から送電さ
れるので、フィーダ線2-1を停電することなく、このフ
ィーダ線2-1の引出形遮断器5の点検が実施できる。
なお、フィーダ線2-2〜2-Nについても、上記フィーダ
線2-1と全く同様に上記操作を行えば、このフィーダ線2
-2〜2-Nを停止することなく点検作業を実施できる。
「考案の効果」 以上、本考案の如く、真空バルブを主回路導体上部に
水平に配設することにより構造が簡単で、かつ、小形の
断路器を装備した補助母線方式の固体絶縁開閉装置を提
供することができる。特に、遮断性能の優れた真空バル
ブを使用した事により、断路器のメンテナンスフリーが
図れるとともに、電圧差の大きなループ回路でも切替が
でき断路器運用の制約が大巾に緩和できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は三相固体絶縁開閉装置の側面図、第2図は第1図
の一相分のみの回路構成図、第3図は一般的な補助母線
方式の回路構成図面である。 図において 1は主母線、2はフィーダ線 3,4は断路部、5は引出形遮断器 6は負荷、7は補助母線 7aは補助母線導体、8は断路器 9は真空バルブ、9aは固定ロッド 9bは可動ロッド、10は補助導体 11は箱体、12はケーブヘッド 13は主回路導体、14は絶縁操作ロッド である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体内に引出形遮断器を収納するととも
    に、該引出形遮断器の移動方向に対して直角方向に主母
    線を前記箱体内の下部に配設し、前記主母線に接続され
    かつ前記引出形遮断器が接離する断路部を前記主母線と
    前記引出形遮断器との間に配設し、負荷に接続された主
    回路導体を前記引出形遮断器の移動方向に前記箱体内の
    略中央部に配設し、前記主回路導体に接続されかつ前記
    引出形遮断器が接離する断路部を前記主回路導体と前記
    引出形遮断器との間に配設する一方、前記主回路導体の
    上部に水平方向に真空バルブを配設し、また該真空バル
    ブと直角方向で、かつ水平方向に補助母線を配設し、前
    記主回路導体から上方にT分岐した補助導体を前記真空
    バルブの固定ロッドに接続し、かつ真空バルブの可動ロ
    ッドを前記補助母線の導体に常時接触させ、前記真空バ
    ルブの可動ロッドを絶縁操作ロッドにて前記引出形遮断
    器の移動方向に水平に往復移動させることを特徴とする
    断路器を設けた固体絶縁開閉装置。
JP10454290U 1990-10-05 1990-10-05 固体絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JP2513552Y2 (ja)

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JPH0461831U JPH0461831U (ja) 1992-05-27
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