JP2513354B2 - 浮動小数点演算補助回路 - Google Patents

浮動小数点演算補助回路

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JP2513354B2
JP2513354B2 JP2278265A JP27826590A JP2513354B2 JP 2513354 B2 JP2513354 B2 JP 2513354B2 JP 2278265 A JP2278265 A JP 2278265A JP 27826590 A JP27826590 A JP 27826590A JP 2513354 B2 JP2513354 B2 JP 2513354B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の浮動小数点表現形式からその仮数部
を短時間に取り出すことを容易にする浮動小数点演算補
助回路。
〔従来の技術〕
IEEEで標準化された浮動小数点形式は第3図に示すよ
うに符号ビットS,eビット(eは単精度の場合8,倍精度
の場合11)の指数部E、m−1ビット(mは単精度の場
合24、倍精度の場合53)の有効数部Mとから構成されて
いる。指数部は指数の値に2e-1−1を加えたバイアス表
現となっており、仮数部は仮数の絶対値を表現してお
り、式(1)で示す範囲の数fを示すことができる。
1≦f<2 ……(1) 但し正規化された数の最上位ビットは常に1となるた
め省略し(以降本最上位ビットを省略された1と称
す)、上位2ビット目から表現されている。
また、指数部Eが2e−1の場合(Eの全ビットが1つ
まり、単精度では255、倍精度では2047)にはその浮動
小数点データは非数として、指数部Eが0の場合には有
効数部Mによって非正規化数又はゼロとして規定されて
いる。ここで、非正規化数と0は、前記省略された1を
もともと有していない浮動小数点データである。詳しく
は「A Proposed Standard for Binary Floating-Point
Arithmetic」Draft 10.1 of IEEE Task P754 November
15,1984を参照されたい。
以上に示したIEEE754標準形式である形式Aを演算対
象とする浮動小数点演算装置に於いては、一旦、形式A
のデータを符号S,指数部E,省略された1を戻した有効数
部M(以降これを仮数MNと称す)に分解し各々処理する
ことが一般的である。ここで、形式Aのデータから形式
Bの仮数MNを得る場合、従来前記形式Aのデータをファ
ームウェアにより、正規化数か非正規化数又はゼロであ
るかを判定して省略された1を戻すべきか否かを判断し
形式Bのデータである仮数MNを求めるか、もしくは、正
規化数か否かにかかわらず、省略された1があるものと
して、形式Aのデータから仮数MNを求め、後にもとの前
記形式Aのデータを解析し非正規化数又はゼロの場合に
は、前記仮数MNの省略された1の箇所を0にクリアし、
改めて仮数MNを求めていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の形式Aの浮動小数点から仮数MNを取り
出す技術は、前記浮動小数点が正規化数であるか非正規
化数又はゼロかにより省略された1の扱いを制御するの
にファームウェアによる判定が必要であったため、前記
二例の従来技術を実現する処理フローとして、第4図に
示すよう複数ステップのファームウェア記述が必要とな
り高速ではなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の浮動小数点補助回路は、形式Aの指数部Eの
全ビットの論理和をとる回路と、前記論理和をとる回路
の出力を仮数MNの最上位ビット(以降MSBと称す)とし
前記浮動小数点データの有効数部Mのm−1ビットの上
位に付加し、mビットとする回路とを有する。
〔実施例1〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明を単精度浮動小数点データに適用した
一実施例のブロック図である。形式Aの浮動小数点デー
タは、浮動小数点データ入力101からデータ・レジスタ1
11へ供給され、そこで保持される。データ・レジスタ11
1に保持されている形式Aのデータは、論理的にビット3
1を符号S114,指数部E113,有効数部M112に分けることが
できる。前記有効数部M112は23ビットあり、その出力の
有効数データ線102と前記指数部E113の8ビット出力指
数データ線103の全論理和をOR回路115で生成し出力され
た正規化数指示線104を束ね仮数演算器116の入力に仮数
データ線105として入力する。ここで、正規化数指示線1
04は有効数データ線102の上位ビットとして位置づけら
れ、前記仮数データ線105は24ビットで構成される。
第2図は本発明を単精度データ及び倍精度データの双
方を共通に処理可能なよう適用した実施例のブロック図
である。
データ・レジスタ250は、倍精度データ入力201と単精
度データ入力202を入力として持つ。前記単精度データ
入力202は、符号S255を倍精度データ入力201と合せて左
づめで入力されそのときデータ・レジスタ250の下位32
ビット内のデータは値を参照されない。データ・レジス
タ250内のデータは論理的に、倍精度データ格納時には
最下位から52ビットの倍精度有効数部(以降ML)251と
前記ML251の上位の11ビットである倍精度指数部(以降E
L)252と符号S255に分割でき、単精度データ格納時には
最下位から32ビットは不定であり、その上倍32ビットは
単精度有効数部(以降MS)253とその更に上位の単精度
指数部254と最上位の符号S255に分割することができ
る。
前記EL252の束線出力である倍精度指数データ線207は
その全ビットの論理和を11入力OR回路256により生成さ
れ、前記ML251の束線出力である倍精度有効数データ線2
03の上位ビットとして付加され、53ビットの倍精度仮数
データ線211とし、マルチプレクサ258の入力Bに供給さ
れる。
一方、前記ES254の束線出力である単精度指数データ
線208はその全ビットの論理和を8入力OR回路257により
生成され、前記MS253の束線出力である単精度有効数デ
ータ線204の下位に29ビットの“0"205を付加された52ビ
ットの倍精度化単精度有効数データ線206の上位ビット
として付加され53ビットの倍精度化単精度データ線212
とし、前記マルチプレクサ258の入力Aに供給される。
マルチプレクサ258は、前記データ・レジスタ250に単
精度データ格納時には入力A側を、倍精度データ格納時
には入力B側を出力0につながる演算対象仮数線213に
出力する。ここで、前記マルチプレクサ258に入力され
るデータ選択信号214は上述したマルチプレクサ258の出
力選択制御を行うよう指示する信号である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、形式Aの浮動小数点デ
ータの指数部Eの全ビットの論理和を前記浮動小数点デ
ータの仮数MNのmビット目として、符号することによ
り、ファームウェアによる省略された1の補正を行うス
テップ数と時間を削除することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を説明する単精度浮動小数点
データ用補助回路のブロック図、第2図は実施例2を説
明する単倍両精度浮動小数点データ用補助回路のブロッ
ク図、第3図はIEEE754で標準化された浮動小数点形式
を説明するフォーマット図、第4図は従来の省略された
1を設定するファームウェアのフローを説明するフロー
チャートである。 101……浮動小数点データ入力、102……有効数データ
線、103……指数データ線、104……正規化数指示線、10
5……仮数データ線、111……データ・レジスタ、112…
…有効数部M、113……指数部E、114……符号S、115
……OR回路、116……仮数演算器、201……倍精度データ
入力、202……単精度データ入力、203……倍精度有効数
データ線、204……単精度有効数データ線、205……29ビ
ットの“0"、206……倍精度化単精度有効線データ線、2
07……倍精度指数データ線、208……単精度指数データ
線、209……倍精度データ正規化数指示線、210……単精
度データ正規化数指示線、211……倍精度仮数データ
線、212……倍精度化単精度仮数データ線、213……演算
対象仮数線、214……データ選択信号、250……データ・
レジスタ、251……倍精度有効数部、252……倍精度指数
部、253……単精度有効数部、254……単精度指数部、25
5……符号S、256……11入力OR回路、257……8入力OR
回路、258……マルチプレクサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1ビットの符号ビットとeビットのバイア
    ス表現された指数部とm−1ビットの絶対値表現された
    有効数部の順に構成される浮動小数点形式A(以降、形
    式Aと称す)をmビットの絶対値表現の仮数部のみから
    構成されるデータ形式B(以降、形式Bと称す)への形
    式変換を行う変換器に於いて、前記形式Aのデータを入
    力とするデータ・レジスタと、前記データ・レジスタに
    保持されているデータのm−1ビットの有効数部を出力
    する有効数部出力バッファと、前記データ・レジスタに
    保持されているeビットの指数部の全ビットがすべて0
    であるかを判定し、その判定の結果、指数部の全ビット
    が0であった場合には1ビットの0を、指数部の1ビッ
    トでも0でなかった場合には1ビットの1を前記m−1
    ビットの有効数部の最上位ビットより更に1ビット上位
    に出力する仮数部最上位ビット出力バッファとを有する
    ことを特徴とする浮動小数点演算補助回路。
JP2278265A 1990-10-17 1990-10-17 浮動小数点演算補助回路 Expired - Lifetime JP2513354B2 (ja)

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JPH01282633A (ja) * 1988-05-10 1989-11-14 Fujitsu Ltd 非正規化数の処理方式

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