JP2511510Y2 - スプレ―ヤの給水ホ―ス保持装置 - Google Patents

スプレ―ヤの給水ホ―ス保持装置

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JP2511510Y2
JP2511510Y2 JP7165390U JP7165390U JP2511510Y2 JP 2511510 Y2 JP2511510 Y2 JP 2511510Y2 JP 7165390 U JP7165390 U JP 7165390U JP 7165390 U JP7165390 U JP 7165390U JP 2511510 Y2 JP2511510 Y2 JP 2511510Y2
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water supply
hose
supply hose
groove
sprayer
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敏 関口
幸男 内田
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Kyoritsu Co Ltd
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Kyoritsu Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、果樹園等の圃場で薬剤散布作業に
使用されるスピードスプレーヤ等の給水ホースの保持装
置に関する。
〔従来の技術〕
スプレーヤの一例としてのスピードスプレーヤは、果
樹園等の圃場内を走行しつつ機体周囲の樹葉等へ薬液を
散布するものである。
そして、果樹園等の圃場が広い場合には、作業の途中
で薬液タンク内の薬液が不足し、薬液タンク内へ給水や
薬剤補給を行わねばならない。
そのため、例えば、第4図に示されているように、給
水ポンプの給水ホースや吸込ホースを機体の側方、図面
実施例では薬液タンクの側面下方側に受具で受けてはわ
せたり、第5図に示されているように、機体の一部、図
面実施例では機体後部の風胴に給水ホースや吸込ホース
を巻付けて格納したり、さらには、あらかじめ薬液タン
クの給水口に取付金具を介して給水ホースを固定的に配
設する等の方法が採用されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記のごとく、給水ホースや吸込ホースを機体の側方
にはわせたり、機体の一部に巻付けたりして格納する方
法では、格納及び取扱い中にホースが互いに干渉し合
い、ホースの取り扱いに極めて手数を要するとともに、
きちんと収納しないと走行中に樹木の枝等に絡んだりす
ることがあり、機体のデザイン上からも好ましいとは言
えない。
また、あらかじめ薬液タンク上面の給水口に取付金具
を介して給水ホースを接続する方法では、薬液タンクの
洗浄、あるいは他の薬液タンク等への給水等、自給以外
の目的の際には前記取付金具による給水口と給水ホース
の接続を解除しなければならず、その際にはかえってホ
ースの取り扱いに手数を要するうえに、コストアップを
まぬがれないものであった。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、自給時は
勿論、自給以外の目的の際にも給水ホースの保持、取り
扱いを簡単、迅速に行うことができ、コスト面において
も有利なスプレーヤの給水ホース保持装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記課題を解決するために、薬液タンクの
表面に給水口の近傍まで給水ホース収納用の溝が形成さ
れ、該溝内に収納された前記給水ホースの先端部が前記
給水口を閉じる蓋に一体的に形成されたホース押えで保
持される構成としたものである。
〔作用〕
本考案の給水ホース保持装置をそなえたスプレーヤS
で給水や薬剤の補給を行う場合、まず、吸込ホース9を
機体側面等から取外してその先端を水槽あるいは池等に
浸漬する。
ついで、薬液タンク3上面の給水口8を覆う蓋7を上
方へ持ち上げれば、該蓋7に一体的に形成されたホース
押え7aが、給水ホース収納用の溝12内に収納された給水
ホース10先端部10′の押圧保持を解除する。その後、給
水ホース10を前記溝12内から持ち上げて、その先端部1
0′を給水口8内に設けられたストレーナ13のホース係
止金具14に差込めばよい。
そして、前記給水ホース10の格納時は、前記手順を逆
に行えばよいものであり、給水ホース10を前記溝12内に
収納した後、給水口8を蓋7で閉じれば、該蓋7に一体
的に形成されたホース押え7aで前記溝12内に収納した給
水ホース10の先端部10′が押圧され、ずれたり、はずれ
たりすることもなくしっかりと保持される。
前記給水ホース収納用の溝12を薬液タンク3上面、す
なわち、エアだまり部分に形成せしめれば、薬液タンク
3の底部側の形状を複雑にすることがなく、薬液タンク
3内の薬剤の均一撹拌を妨げることがない。
さらに、前記溝12内に収納される給水ホース10の先端
部10′が、予め給水口8の近傍に導かれているため、給
水ホース10の先端部10′を給水口8内のストレーナ13の
ホース係止金具14に容易に差込むことができ、給水時は
もとより、給水時以外でも給水ホース10を極めて簡単に
着脱操作することができるとともに、機体デザイン上も
給水ホース10が薬液タンク3の表面から大きく突出する
ことがなくスッキリするとともに、ホースが枝に引掛っ
たりする事故も防止できる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面のスピードスプレーヤ
に基づいて詳細に説明する。
図において、1は運転席、2は機体の前方に設けられ
た走行及び送風兼用の駆動源である内燃機関、3は薬液
タンク、4は軸流送風機、5は軸流送風機4の吐風口6
に沿って山型(円弧状)に配置された多数の噴霧ノズ
ル、7は前記薬液タンク3の蓋であり、薬液タンク3の
上面に設けられた水や薬剤を投入する給水口8を覆い、
投入時以外は通常閉じられている。
なお、前記内燃機関2は、前記軸流送風機4の駆動の
他、後述する給水ポンプ11、さらには薬液噴霧用ポンプ
(図示せず)の駆動及び前記薬液タンク3内の撹拌用翼
車(図示せず)の駆動等にも利用されている。
前記構成になるスピードスプレーヤSは、作業者が運
転席1に座って運転操作を行い、機体を走行させつつ軸
流送風機4を駆動させて、噴霧ノズル5から噴出される
薬液を吐風口6からの吐出風とともに機体周囲へ散布さ
せるものである。
本考案は、前記薬液タンク3への給水等に使用する給
水ホースの保持装置に関するものである。
以下にその関連構成について説明する。9は前記給水
ポンプ11の吸込側に設けられた吸込ホースであり、水槽
あるいは池等から給水することができるように適当長さ
に構成され、収納時は前記薬液タンク3の側面の溝12′
内に収納され、その先端側は、前記軸流送風機4の風胴
に巻付けられ、それぞれ適宜の保持金具(図示せず)で
外れぬ様に保持されている。
10は前記給水ポンプ11の吐出側に設けられた給水ホー
スであり、前記薬液タンク3の上面に沿って後方へ伸
び、その先端部10′が前記給水口8の近傍に配置され
る。
前記給水ホース10は、前記薬液タンク3の上面に前記
給水口8の近傍にまでわたって形成した給水ホース収納
用の溝12内に収納され、その先端部10′が給水口8を覆
う蓋7に一体的に形成されたホース押え7aによって、前
記溝12内からずれたり、はずれたりしないようにしっか
りと保持される構成とされる。
前記構成のスピードスプレーヤSは、薬剤散布作業時
には、吸込ホース9が機体側面に沿って収納されて、そ
の先端側が軸流送風機4の風胴に巻付けられ、さらに、
給水ホース10が薬液タンク3上面に形成された給水ホー
ス収納用の溝12内に収納されて、その先端部10′が給水
口8の近傍に配置されて蓋7のホース押え7aで押えられ
ている。
そして、給水時等には、吸込ホース9を機体から取外
し、その先端部を水槽あるいは池等に浸漬した後、第3
図に示されているように、給水口8の蓋7を持ち上げて
前記給水口8を開口すれば、同時に前記蓋7に一体的に
形成されたホース押え7aも持ち上げられて給水ホース10
の保持が解除され、前記ホース押え7aで固定されていた
給水ホース10が前記溝12内で着脱自在となり、先端部1
0′を持ち上げるだけで、給水口8内に設けられたスト
レーナ13のホース係止金具14に手数を要せず、極めて簡
単に差込み係止して、薬液タンク3への給水を行なうこ
とができる。
叙上のごとく、本実施例では、吸込ホース9と給水ホ
ース10を別々に収納するため、収納及び取扱い中にホー
ス同志が互いに干渉し合うことがない。
さらに、薬液タンク3上面、すなわち、エアだまり部
分に給水ホース収納用の溝12を形成し、さらに給水ホー
ス10の先端部10′を給水口8の近傍に配置したため、従
来のように薬液タンク3の底部形状に複雑にすることも
なく、薬剤の均一撹拌が妨げられることもなく、さらに
給水ホース10の給水口8への導入等の取り扱い操作に手
数がかからず、そのうえ、給水口8の蓋7にホース押え
7aを一体的に形成したため、給水ホース10の使用時、不
使用時の取扱いが極めて容易となるものである。
〔考案の効果〕
本考案では、水の自給時は勿論、自給時以外でも特に
給水ホースの取扱い操作が極めて簡便となり、しかも、
薬液タンク内での薬剤の均一撹拌を妨げることもなく、
機体デザイン上もすっきりしそのうえ、コストアップを
招くこともない等の効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
におけるホースの収納状態を示す全体斜視図、第2図
は、第1図のホース押え部の要部拡大断面図、第3図は
給水状態を示す第1図の要部斜視図、第4図は従来の吸
込及び給水ホースの収納状態を示す斜視図、第5図は従
来の他の実施例の斜視図である。 3……薬液タンク、7……蓋、7a……ホース押え、10…
…給水ホース、10′……ホース先端部、12……給水ホー
ス収納用の溝。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬液タンク3の表面に給水口8の近傍まで
    給水ホース収納用の溝12が形成され、該溝12内に収納さ
    れた前記給水ホース10の先端部10′が前記給水口8を閉
    じる蓋7に一体的に形成されたホース押え7aで保持され
    てなることを特徴とするスプレーヤの給水ホース保持装
    置。
JP7165390U 1990-07-05 1990-07-05 スプレ―ヤの給水ホ―ス保持装置 Expired - Lifetime JP2511510Y2 (ja)

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JPH0430878U JPH0430878U (ja) 1992-03-12
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