JP2511003Y2 - 空缶潰し器 - Google Patents
空缶潰し器Info
- Publication number
- JP2511003Y2 JP2511003Y2 JP1992042758U JP4275892U JP2511003Y2 JP 2511003 Y2 JP2511003 Y2 JP 2511003Y2 JP 1992042758 U JP1992042758 U JP 1992042758U JP 4275892 U JP4275892 U JP 4275892U JP 2511003 Y2 JP2511003 Y2 JP 2511003Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- empty
- crushing
- movable plate
- fixed plate
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ジュース、ビール等の
空缶を押し潰すのに用いる空缶潰し器に関する。
空缶を押し潰すのに用いる空缶潰し器に関する。
【０００２】
【従来の技術】ジュース、ビール等の空缶潰しにおいて
胴部分を押潰したのち上面及び底面部分をその上方に折
重ねてコンパクトに押潰する構造のものは例えば、実開
昭５５−６６０９６号、実開昭５６−１７９８号、実開
平４−５４５９４号各公報などによって従前より公知と
なっている。
胴部分を押潰したのち上面及び底面部分をその上方に折
重ねてコンパクトに押潰する構造のものは例えば、実開
昭５５−６６０９６号、実開昭５６−１７９８号、実開
平４−５４５９４号各公報などによって従前より公知と
なっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、これら公
知のものは空缶の胴部を押潰してその上面及び底面部分
をこの押潰部側に向って内傾させる工程とこの内傾させ
た上面部分及び底面部分を胴部の上方に折り重ねて押潰
する工程が夫々別個の加圧部材を以て且つ互いに時間的
間隔をおいて行われるようになっているので当該押潰し
機構の構造は比較的複雑であって作業効率も充分に高く
ないなどの問題点があった。
知のものは空缶の胴部を押潰してその上面及び底面部分
をこの押潰部側に向って内傾させる工程とこの内傾させ
た上面部分及び底面部分を胴部の上方に折り重ねて押潰
する工程が夫々別個の加圧部材を以て且つ互いに時間的
間隔をおいて行われるようになっているので当該押潰し
機構の構造は比較的複雑であって作業効率も充分に高く
ないなどの問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は固定板１の上に
可動板２を配して可動板２の後縁を固定板１の後縁に起
伏自在に軸承し、固定板１の上面に空缶３の逃げ阻止用
凹所４を設けると共に可動板２の下面において凹所４に
対応する個所に空缶３の胴部分押潰し用突部５を、また
この胴部分押潰し用突部５の両側に空缶３の上・底面部
分押潰し用部６、７をそれぞれ設けたことを特徴とする
空缶潰し器を提供することによってこのような問題点を
解決しようとするものである。
可動板２を配して可動板２の後縁を固定板１の後縁に起
伏自在に軸承し、固定板１の上面に空缶３の逃げ阻止用
凹所４を設けると共に可動板２の下面において凹所４に
対応する個所に空缶３の胴部分押潰し用突部５を、また
この胴部分押潰し用突部５の両側に空缶３の上・底面部
分押潰し用部６、７をそれぞれ設けたことを特徴とする
空缶潰し器を提供することによってこのような問題点を
解決しようとするものである。
【０００５】
【実施例】 図に示す実施例は、固定板１の上に可動板２
を配して可動板２の後縁を固定板１の後縁に軸ピン１０
を以て起伏自在に軸承し、固定板１の上面に平行な２本
の突条１１、１２を形成して空缶３の逃げ阻止用凹所４
を設けると共に可動板２の下面において凹所４に対応す
る個所に空缶３の胴部分押潰し用突部５を、またこの胴
部分押潰し用突部５の両側に空缶３の上・底面部分押潰
し用部６、７をそれぞれ設けたものである。
を配して可動板２の後縁を固定板１の後縁に軸ピン１０
を以て起伏自在に軸承し、固定板１の上面に平行な２本
の突条１１、１２を形成して空缶３の逃げ阻止用凹所４
を設けると共に可動板２の下面において凹所４に対応す
る個所に空缶３の胴部分押潰し用突部５を、またこの胴
部分押潰し用突部５の両側に空缶３の上・底面部分押潰
し用部６、７をそれぞれ設けたものである。
【０００６】
【作用】 使用する際には先ず、可動板２を起し、この起
し状態において逃げ阻止用凹所４に空缶３を横臥状態に
嵌め、然るのち可動板２を倒して当該可動板２に手また
は足をもって押下力を加える。このようにすると先ず、
図３に示すように胴部分押潰し用突部５によって空缶３
の胴部分の上面が潰れ且つ上・底面部８、９が内側に倒
れて来るが、次の瞬間にこの内傾状態の上・底面部８、
９が上・底面部押潰し用部６、７によって胴部分の上に
重なるように押し潰され、遂には空缶３の胴部分の中央
寄りの個所は胴部分押潰し用突部５によって、またその
上下の個所は上・底面部押潰し用部６、７によって上・
底面部８、９と共に夫々扁平に押潰されるに至るもので
ある。
し状態において逃げ阻止用凹所４に空缶３を横臥状態に
嵌め、然るのち可動板２を倒して当該可動板２に手また
は足をもって押下力を加える。このようにすると先ず、
図３に示すように胴部分押潰し用突部５によって空缶３
の胴部分の上面が潰れ且つ上・底面部８、９が内側に倒
れて来るが、次の瞬間にこの内傾状態の上・底面部８、
９が上・底面部押潰し用部６、７によって胴部分の上に
重なるように押し潰され、遂には空缶３の胴部分の中央
寄りの個所は胴部分押潰し用突部５によって、またその
上下の個所は上・底面部押潰し用部６、７によって上・
底面部８、９と共に夫々扁平に押潰されるに至るもので
ある。
【０００７】
【考案の効果】 本考案は叙上の通りであるので、空缶の
上面及び底面部分を空缶胴部の上下両辺に折重ねて全体
を極めてコンパクトな状態で扁平に押潰することができ
るは勿論であるが、特に本考案においては固定板１の上
に可動板２を配して可動板２の 後縁を固定板１の後縁に
起伏自在に軸承し、固定板１の上面に空缶３の逃げ阻止
用凹所４を設けると共に可動板２の下面において凹所４
に対応する個所に空缶３の胴部分押潰し用突部５を、ま
たこの胴部分押潰し用突部５の両側に空缶３の上・底面
部分押潰し用部６、７をそれぞれ設けたことを特徴とす
るので胴の押潰部と上面及び底面の押潰部が一個のブロ
ック形状を呈するのみならずこれら両押潰部は空缶潰し
の作業時にはほぼ同時に作動するので両者が別個に構成
されたり二度に亘る缶の押潰し操作を必要とする前記公
知のものに比して構成が簡単であって作業効率も高く、
本考案はこのようにして前記の問題点を充分に解決する
ことができる効果を奏するものである。
上面及び底面部分を空缶胴部の上下両辺に折重ねて全体
を極めてコンパクトな状態で扁平に押潰することができ
るは勿論であるが、特に本考案においては固定板１の上
に可動板２を配して可動板２の 後縁を固定板１の後縁に
起伏自在に軸承し、固定板１の上面に空缶３の逃げ阻止
用凹所４を設けると共に可動板２の下面において凹所４
に対応する個所に空缶３の胴部分押潰し用突部５を、ま
たこの胴部分押潰し用突部５の両側に空缶３の上・底面
部分押潰し用部６、７をそれぞれ設けたことを特徴とす
るので胴の押潰部と上面及び底面の押潰部が一個のブロ
ック形状を呈するのみならずこれら両押潰部は空缶潰し
の作業時にはほぼ同時に作動するので両者が別個に構成
されたり二度に亘る缶の押潰し操作を必要とする前記公
知のものに比して構成が簡単であって作業効率も高く、
本考案はこのようにして前記の問題点を充分に解決する
ことができる効果を奏するものである。
【図１】本考案に係わる空缶潰し器を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】押潰しの途中の状態を示す説明図である。
【図４】押潰し完了の状態を示す説明図である。
１ 固定板 ２ 可動板 ３ 空缶 ４ 凹所 ５ 胴部分押潰し用突部 ６ 上面部分押潰し用部 ７ 底面部分押潰し用部 ８ 上面部分 ９ 底面部分 １０ 軸ピン １１ 突条 １２ 突条
Claims (1)
- 【請求項１】 固定板１の上に可動板２を配して可動板
２の後縁を固定板１の後縁に起伏自在に軸承し、固定板
１の上面に空缶３の逃げ阻止用凹所４を設けると共に可
動板２の下面において凹所４に対応する個所に空缶３の
胴部分押潰し用突部５を、またこの胴部分押潰し用突部
５の両側に空缶３の上・底面部分押潰し用部６、７をそ
れぞれ設けたことを特徴とする空缶潰し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042758U JP2511003Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 空缶潰し器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042758U JP2511003Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 空缶潰し器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593685U JPH0593685U (ja) | 1993-12-21 |
| JP2511003Y2 true JP2511003Y2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=12644896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992042758U Expired - Lifetime JP2511003Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 空缶潰し器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511003Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53148061A (en) * | 1977-05-13 | 1978-12-23 | Kubota Ltd | Drying system for board materials |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP1992042758U patent/JP2511003Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0593685U (ja) | 1993-12-21 |