JP2508865Y2 - 開脚運動具 - Google Patents

開脚運動具

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JP2508865Y2
JP2508865Y2 JP5813390U JP5813390U JP2508865Y2 JP 2508865 Y2 JP2508865 Y2 JP 2508865Y2 JP 5813390 U JP5813390 U JP 5813390U JP 5813390 U JP5813390 U JP 5813390U JP 2508865 Y2 JP2508865 Y2 JP 2508865Y2
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照彰 長
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、身体の上下動を利用して両足を開く訓練を
行うのに用いられる開脚運動具に関する。
(従来の技術) 従来、開脚運動具としては、実開平1-152658号公報に
記載されたものが知られている。
この従来の開脚運動具は、上下方向に弾性支持された
鞍部材と、該鞍部材に跨った状態で足を支えるための左
右の足受け板とを備え、前記左右の足受け板が鞍部材の
両側に屈曲可能に連結された構造となっていた。
そして、使用に際しては、鞍部材に跨って、両足を左
右の足受け板に載せ、その状態で上下にバウンドさせ、
その下降時に足受け板で支えられた両足が開くようにな
っていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の開脚運動具にあっては、左右の
足受け板が鞍部材の両側に連結されているため、使用に
際し、足全体が足受け板の上に載る状態になる。従っ
て、上下にバウンドするたびに足全体が足受け板に対し
て擦れ動くことになり、これでは足受け板との摩擦抵抗
が大きくなって運動がぎこちなくなり、スムーズな動き
が得られず、又、足受け板と鞍部材との連結部に股部の
肉を挾むことがあるなど危険であるという問題があっ
た。
本考案は、上述のような従来の問題点に着目し、足と
足受け部材との摩擦抵抗を小さくして、スムーズな動き
が得られると共に、安全に使用できる開脚運動具を提供
することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、本考案の開脚運動具で
は、基台に上下方向に弾性支持された鞍部材と、該鞍部
材に跨った状態で足を支えるための左右の足受け部材と
を備え、前記左右の足受け部材が鞍部材とは分離して配
設されている構成とした。
このとき、左右の足受け部材をローラで形成するとよ
い。
(作用) 本考案の開脚運動具を使用する場合、鞍部材に跨り、
両足を左右の足受け部材に載せ、その鞍部材に跨った状
態で身体を上下にバウンドさせるもので、このバウンド
による身体の下降時に、両足が足受け部材で支えられて
いるため、足が開き、開脚運動の訓練が行える。
この場合、身体が上下にバウンドするたびに足が足受
け部材に対して擦れ動くことになるが、本考案では、左
右の足受け部材が鞍部材とは分離して配設されているた
め、足全体ではなく、足受け部材の上には足の一部が載
る状態になる。
従って、足受け部材に対する足の擦れる範囲が小さく
なるため、足受け板との摩擦抵抗が小さくなり、スムー
ズな動きが得られる。
また、足受け部材と鞍部材との連結部がないため、そ
の連結部に股部の肉を挾むといった危険がない。
又、足受け部材をローラによって形成した場合、足受
け部材に対する摩擦抵抗が大幅に軽減され、より一層ス
ムーズな動きが得られる。
又、本考案では、足受け部材が鞍部材とは分離してい
るため、足受け部材を使用せず、鞍部材に跨って身体を
上下にバウンドさせるだけの馬乗り遊びに使用できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
第1図及び第2図は第1実施例の開脚運動具を示して
いる。
本第1実施例の開脚運動具は、鞍部材1、足受け部材
としての左右の足受け板2,2を備えている。
前記鞍部材1は、基台3に上下方向に弾性支持されて
いる。その支持構造は、基台3の前部に1本の前ガイド
棒40が立設されると共に、基台3の後部に2本の後ガイ
ド棒41,41が立設され、該ガイド棒40,41に鞍部材1が上
下方向に摺動可能に嵌合され、かつ鞍部材1の下面を支
えるように、ガイド棒40,41にそれぞれスプリング42,43
が装着されたものとなっている。
前記鞍部材1には、ガイド棒40,41に対する上向き摺
動を固定してスプリング42,42のバネ力を調節する調整
ストッパ44と、ガイド棒40,41に対する下向き摺動を固
定する固定ストッパ45が設けられている。又、鞍部材1
には、サドル10が設けられ、このサドル10は、前後方向
に移動可能に設けられている。尚、このサドル10をバネ
によって弾持してもよい。
又、前記基台3は、安定性を保つ形状に形成され、移
動が楽になるようにキャスタ30が設けられている。
又、前記前ガイド棒40の上部には、ハンドル46が設け
られ、該ハンドル46は、上下方向に移動可能に設けられ
ている。
前記足受け板2,2は、鞍部材1に跨った状態で足を支
えるための足受け部材で、基台3の左右に、前記鞍部材
1とは分離して配設されている。この足受け板2の取り
付けは、基台3に移動部材20が前後方向に摺動可能に設
けられ、該移動部材20に下側支柱21の下端が垂直ピン22
によって左右に回動可能に設けられ、該下側支柱21の上
端に上側支柱23が上下に摺動可能に設けられ、そして該
上側支柱23の足受け板2が水平ピン24によって上下に回
動可能に設けられたものとなっている。従って、この足
受け板2は、前後上下に移動可能で、左右上下に傾斜可
能になっており、これにより、鞍部材1に跨った状態で
の足の支え位置が、自分の体格や開脚訓練の程度に応じ
て調節できる。
尚、図中31で示すものは踏み台で、上下方向に調節で
きる。
次に、実施例の作用を説明する。
本実施例の開脚運動具を使用する場合、踏み台31を利
用して鞍部材1のサドル10に跨り、両足を左右の足受け
部材としての足受け板2,2に載せる。このとき、固定ス
トッパ45を外し、かつ調整ストッパ44によりスプリング
42,43のバネ力を調節すると共に、サドル10及び足受け
板2,2を自分に合った位置及び角度に調節しておく。そ
して、ハンドル46を握り、鞍部材1のサドル10に跨っ状
態で身体をスプリング42,43のバネ力を利用して上下に
バウンドさせるもので、このバウンドによる身体の下降
時に、両足が足受け板2,2で支えられているため、足が
開き、開脚運動の訓練が行える。
この場合、身体が上下にバウンドするたびに足が足受
け板2,2に対して擦れ動くことになるが、左右の足受け
板2,2が鞍部材1とは分離して配設されているため、足
全体ではなく、足受け板2の上には足の一部(膝から下
部分)が載る状態になる。
従って、足受け板2に対する足の擦れる範囲が小さく
なるため、足受け板2との摩擦抵抗が小さくなり、スム
ーズな動きが得られる。
また、足受け板2と鞍部材1との連結部がないため、
その連結部に股部の肉を挾むといった危険がない。
又、本実施例の開脚運動具では、足受け板2が鞍部材
1とは分離しているため、足受け板2を使用せず、鞍部
材1に跨って身体を上下にバウンドさせるだけの馬乗り
遊びに使用できる。このとき、あぶみを取り付けておけ
ば、より楽しく馬乗り遊びができる。又、このあぶみを
バネで吊るしておけば、鞍部材1を固定ストッパ45で固
定し、鞍部材1に跨ってあぶみを踏めば、バネに抗した
足の屈伸運動ができる。
又、足受け板2の下側支柱21をバネによって後方向に
付勢しておけば、鞍部材1を固定ストッパ45で固定し、
鞍部材1に跨って足受け板2を踏めば、垂直ピン22を中
心として足受け板2がバネに抗して回動するため、足の
屈伸運動ができる。
次に、第3図は第2実施例の開脚運動具を示してお
り、この実施例では、鞍部材1の弾性支持構造が、前記
第1実施例とは異なっている。
この場合、鞍部材1の前後が前後方向に屈曲する屈曲
リンク5,5によって基台3上に支持されると共に、屈折
リンク5の各結合部にスプリング50が装着されている。
なお、ハンドル46は、鞍部材1の前端から立設した伸縮
可能な支柱47に取り付けられている。
尚、この第2実施例のその他の構成及び作用は、前記
第1実施例と同じになるため、その説明を省略する。
又、図示してないが、鞍部材1の弾性支持構造に付い
ては、第1実施例のガイド棒40,41と、第2実施例の屈
折リンク5を組合せたものでもよい。
次に、第4図〜第9図は足受け部材の他例を示してお
り、それぞれローラにより足受け部材が形成された例で
ある。
第4図は3個のローラ60が枠材70に樋状に取り付けら
れた例、第5図は中央部に凹面61が形成された1個のロ
ーラ62が枠材71に取り付けられた例、第6図は複数個の
ローラ63が枠材72に取り付けられた例、第7図は複数個
の球状ローラ64が枠材73に取り付けられた例、第8図は
複数個のーラ65が並列状態で枠材74に取り付けられた例
で、この場合、キャタピラ状にゴムベルト等を掛け回し
てもよい。又、第9図はローラ66の表面に多数の突起67
が形成された例である。
このように、ローラにより足受け部材を形成すれば、
足受け部材に対する足の摩擦抵抗が大幅に軽減され、よ
り一層スムーズな動きが得られる。
尚、ローラにより足受け部材を形成する場合の具体例
は、上記したものに限定されないし、ローラによる足受
け部材についても、第1実施例と同様に、その位置及び
角度の調整ができるようになっている。
又、第10図は足受け部材の取り付け位置の他例を示し
ており、この場合、鞍部材1と基台3の間に、左右方向
に屈曲する左右の屈曲リンク8,8が設けられ、該屈曲リ
ンク8,8の上側リンク80,80に足受け部材としての足受け
ローラ68が取り付けられている。尚、前記足受けローラ
68は、上側リンク80に、長穴81を介して移動可能に取り
付けられると共に、支軸82の回りに回動可能に設けられ
ている。
従って、この実施例では、鞍部材1が上下動するに伴
って屈曲リンク8が屈曲し、上側リンク80が鞍部材1に
対して相対的に上下動することから、鞍部材1に跨った
身体の上下動を小さくしながら、足受けローラ68で支え
られた両足の開脚動を大きくすることができる。尚、前
記屈曲リンク8をガイド棒40,41の代わりに、鞍部材1
の支持体として利用してもよいが、屈曲リンク8は足受
け部材とはならない。
以上、本考案の実施例を図面により説明したが、本考
案の具体的な構成は前記実施例に限定されない。
例えば、本考案の開脚運動具を、その他の運動具や遊
技具に組合せてもよい。
又、各部の材質についても、アルミやステンレス、ス
チール等の金属、プラスチック等を使用できる。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案の開脚運動具にあって
は、左右の足受け部材が鞍部材とは分離して配設されて
いるため、足受け部材に対する足の擦れ動きの範囲が小
さくなり、足受け板との摩擦抵抗が小さくなって、スム
ーズな動きが得られる。
また、足受け部材と鞍部材との連結部がないため、そ
の連結部に股部の肉を挾むといった危険がない。
又、足受け部材が鞍部材とは分離しているため、足受
け部材を使用せず、鞍部材に跨って身体を上下にバウン
ドさせるだけの馬乗り遊びができる。
又、足受け部材をローラによって形成した場合、足受
け部材に対する摩擦抵抗が大幅に軽減され、より一層ス
ムーズな動きが得られるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の開脚運動具を示す正面図、第2図
は該開脚運動具を示す側面図、第3図は第2実施例の開
脚運動具を示す側面図、第4図〜第9図は足受け部材の
他例を示す図、第10図は足受け部材の取り付け位置の他
例を示す正面図である。 1:鞍部材 2:足受け板(足受け部材) 3:基台 60:ローラ(足受け部材) 62:ローラ(足受け部材) 63:ローラ(足受け部材) 64:球状ローラ(足受け部材) 65:ローラ(足受け部材) 66:ローラ(足受け部材) 68:足受けローラ(足受け部材)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に上下方向に弾性支持された鞍部材
    と、 該鞍部材に跨った状態で足を支えるための左右の足受け
    部材とを備え、 前記左右の足受け部材が鞍部材とは分離して配設されて
    いることを特徴とする開脚運動具。
  2. 【請求項2】左右の足受け部材がローラで形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の開脚運動具。
JP5813390U 1990-06-01 1990-06-01 開脚運動具 Expired - Lifetime JP2508865Y2 (ja)

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