JP2508837Y2 - 不耕起移植機 - Google Patents

不耕起移植機

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JP2508837Y2
JP2508837Y2 JP1990011121U JP1112190U JP2508837Y2 JP 2508837 Y2 JP2508837 Y2 JP 2508837Y2 JP 1990011121 U JP1990011121 U JP 1990011121U JP 1112190 U JP1112190 U JP 1112190U JP 2508837 Y2 JP2508837 Y2 JP 2508837Y2
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JP
Japan
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planting
groove
shaft
seedling
rod
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JP1990011121U
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JPH03102810U (ja
Inventor
幸徳 高見
博正 梶谷
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は水田用移植機(田植機)又は畑用移植機に関
するもので、詳しくは一台の機械を使用し一工程で圃場
の植付条対応部分を作溝すると共に、その溝内に苗を植
付るようにした不耕起移植機に関するものである。
従来の技術及び解決すべき課題 従来慣行の稲作作業体系(耕耘〜代掻〜植付)は、す
べて圃場全面を耕耘・代掻する圃場全面作業であり、し
かも耕耘機、トラクタ等を使用して耕耘と代掻を行い、
その後田植機で植付を行っており、少なくとも、耕耘・
代掻用の機械と植付用の機械を必要とし、しかも耕耘作
業後代掻きをし、その後数日放置し泥土が落着くのを待
って苗の植付を行っているため圃場整備作業に要する時
間と手間が多くかかり、どうしてもコスト高となるのを
免れ得ないものである。
課題を解決するための手段 そこで本考案の不耕起移植機は、植付部Aの植付杆8
の前方で各植付杆8に対応させた植付条の仮想延長線l
上に、先端に溝成形用の歯27aを形成した回転刃27を単
一のシャフト25を介して回転自在に軸支し、該シャフト
25を植付部Aに対し前後傾斜調整固定自在に装着し、機
体進行方向に対する回転刃27の作溝角度を可変に構成
し、作溝巾を調整する機構としたことを特徴としてい
る。
作用 植付部に苗をセットした後、不耕起の圃場で機体を走
行させると、回転刃が接地回転し植付杆の前方仮想延長
線上の土壌が作溝され、後続の植付杆により該溝内に苗
が連続的に植付られるので、一工程で作溝と植付が完了
する。圃場条件により、例えば植付土壌が比較的硬いよ
うな場には回転刃のシャフトを前後傾斜状態に調整して
固定することにより機体進行方向に対する回転刃の作溝
角度が傾斜状態に変化し作溝巾が広くなり且つ作溝部分
の土壌が一層柔らかくなるので苗の植え傷みが解消され
る。
実施例 1は後部にアッパリンク2、ロアリンク3及びリンク
ホルダ4等からなる昇降リンクLを介して苗載台5、ド
ライブケース6、プランタケース7、植付杆8及びフロ
ート9及び植付深さ調整装置P等からなる植付部Aを着
脱自在に装着した6条植え乗用田植機の本機で、前輪1
0、後輪11を有している。尚、植付部Aの動力は本機1
のPTO軸(図示せず)からドライブシャフト16を介して
伝達され植付杆8や苗載台5等植付各部を駆動するよう
に成っている。16はローリングスプリングである。
17はプランタケース7の基部外方端に前方斜め下方に
向け固定した平面視略Z形状のブラケットで、該ブラケ
ット17の先端にはステー18が長孔19及びボルト20を介し
回動支点18aを中心にして取付角度調整可能に連結され
ており、該ステー18に対し後述するデスクカッタのシャ
フトホルダ部21が長孔22及びボルト23、ナット24により
左右独立して前後調整固定自在に装着されている。25は
前記ホルダ部21に玉継手26により回転自在に支持された
単一の6角シャフトで、該シャフト25には互いに違に左
右逆方向に折曲させた刃27aを有する溝成形用の回転刃
であるデスクカッタ27が植付杆8の前方で各植付杆8に
対応させた植付条の仮想延長線l上にパイプスペーサ28
を介して固着されている。そしてシャフト25の中間部は
ホルダ部29を介しリンクホルダ4に上下調節可能に支持
されている。上記ホルダ部21,29の取付構造により機体
進行方向に対するデスクカッタ27の作溝角度は可変に構
成されている。従って、作溝巾(耕巾)はデスクカッタ
27の作溝角度の範囲内で広狭自在に調整し得るようにな
っている。30はライナー、31はボルト、aは苗、bは作
溝された後の溝、イは稲の切株である。
上記本実施例におけるデスクカッタ27は機体の進行に
伴って接地回転する遊転方式に構成したものであるが、
デスクカッタ27を植付部Aの駆動部に連動連結して強制
回転させるように構成してもよく、またその回転方向は
正逆いずれでもよい。
第7図乃至第10図に示すものは、デスクカッタ32のシ
ャフト33をフロート9上に固設した軸受34に回転自在に
支持させると共に、デスクカッタ32の取付位置が植付杆
8のランニング軌跡C′のw寸法以内となるようにデス
クカッタ32を植付杆8の回動軌跡Cに接近させて配置し
たものである。これにより、植付当初から苗aを作溝さ
れた溝b内に植付ることができ、植付始めの苗損傷をな
くすと共に植付杆8の土中に食込む応力が軽減され植付
初期のトルクリミッタ切が防止される。尚、植付作業時
には圃場の切株イに条間及び株間を一致させ、デスクカ
ッタ32を切株イの中央部に割込ませて植付溝を成形し、
その部分に苗aを植付るようにすることにより、植付苗
aは切株イで安定状態に支持されるため苗aの持回りや
浮苗・倒伏苗が防止できると共に、切株イの残存値に苗
aの根が絡んで活着が良くなる。35は植付部A側の入力
軸である。尚、このものにおいては、本機側に肥料タン
ク36、施肥ポンプ37、吸引ホース38、吐出ホース39等か
らなる流動状肥料の施肥装置Bが装備され、吐出ホース
38の先端に連結した施肥ノズル(図示せず)の吐出口は
フロート9の側方に臨ませ、必要に応じて植付と同時に
側条施肥し得るように構成されている。
上記の構成において、苗植付作業は、不耕起の圃場に
水を入れ土壌に水が浸透した状態で機体を走行させて行
うものであるが、植付方法は乗用田植機による慣行の植
付と同様であり、植付クラッチレバー12を操作して植付
部Aを下降接地させて機体を走行させる。これによりデ
スクカッタ27が接地回転し植付杆8の前方仮想延長線l
上の土壌が作溝された後、後続の植付杆8により該溝b
内に苗aが連続的に植付られるので、一工程で作溝と植
付が完了する。また、田面上に残存する長藁や藁屑等
(第3図におけるd)はデスクカッタ27の歯27aに掻込
まれて土中に埋込まれる。
ところで、圃場条件により、例えば植付土壌が比較的
硬いような場合にはボルト23を緩めてデスクカッタ27の
ホルダ部21を左右逆方向に移動させることにより機体進
行方向に対するデスクカッタ27の作溝角度が傾斜状態に
変化するので、作溝巾(耕巾)が広くなり且つ作溝部分
の土壌を一層柔らかくすることができる。そのため苗a
の植え傷みが解消される。
また、軟弱田では作溝巾を小さくし苗aの田面に対す
る付着を良くすることで植付性能を一層向上させること
ができる。
考案の効果 本考案は上記のように構成されるので、回転刃のシャ
フトを植付土壌の硬軟度合等圃場条件に合わせて左右端
を前後逆方向に移動させて傾斜調整することにより、回
転刃を交換することなく作溝巾(耕巾)を広狭任意に調
整でき、植付性能を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を装備した植付部の側面図、第2図は本
考案を装備した乗用田植機の平面図、第3図は植付部の
概略正面図、第4図はデスクカッタの正面図、第5図は
同上側面図、第6図はデスクカッタの取付構造を示す一
部切欠き断面図、第7図乃至第10図はフロートに固設し
た軸受にデスクカッタのシャフトを支持させた例を示す
もので、第7図は乗用田植機の全体側面図、第8図は同
上平面図、第9図は切株内に作溝して苗を植付けた状態
の正面図、第10図は植付杆のランニング軌跡を示す説明
図である。 8……植付杆、21……ホルダ部、25……シャフト、27…
…回転刃(デスクカッタ)、a……苗、b……溝、l…
…植付状の仮想延長線。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】植付部(A)の植付杆(8)の前方で各植
    付杆(8)に対応させた植付条の仮想延長線(l)上
    に、先端に溝成形用の歯(27a)を形成した回転刃(2
    7)を単一のシャフト(25)を介して回転自在に軸支
    し、該シャフト(25)を植付部(A)に対し前後傾斜調
    整固定自在に装着し、機体進行方向に対する回転刃(2
    7)の作溝角度を可変に構成し、作溝巾を調整する機構
    としたことを特徴とする不耕起移植機。
JP1990011121U 1990-02-07 1990-02-07 不耕起移植機 Expired - Lifetime JP2508837Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990011121U JP2508837Y2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 不耕起移植機

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JP1990011121U JP2508837Y2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 不耕起移植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03102810U JPH03102810U (ja) 1991-10-25
JP2508837Y2 true JP2508837Y2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=31514658

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JP1990011121U Expired - Lifetime JP2508837Y2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 不耕起移植機

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63140817U (ja) * 1987-03-06 1988-09-16
JPS648085U (ja) * 1987-06-30 1989-01-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03102810U (ja) 1991-10-25

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