JP2508661B2 - オ―トチュ―ニング方法 - Google Patents

オ―トチュ―ニング方法

Info

Publication number
JP2508661B2
JP2508661B2 JP21807786A JP21807786A JP2508661B2 JP 2508661 B2 JP2508661 B2 JP 2508661B2 JP 21807786 A JP21807786 A JP 21807786A JP 21807786 A JP21807786 A JP 21807786A JP 2508661 B2 JP2508661 B2 JP 2508661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
tuning
aft
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21807786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6374379A (ja
Inventor
昌男 川村
玲 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP21807786A priority Critical patent/JP2508661B2/ja
Publication of JPS6374379A publication Critical patent/JPS6374379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508661B2 publication Critical patent/JP2508661B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、テレビジョン受像機におけるオートチュー
ニング方法に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、テレビジョン受像機におけるオートチューニン
グ方式は、第7図に示す受信判断回路で作成したAFT-H
信号、AFT-L信号により受信判定を行ない、その受信判
定信号に従ってチューニング制御を行なっている。すな
わち、第6図に示すようにVcc電源(−)とGND(+)と
の間の電圧を直列接続した抵抗1、2、3により分圧
し、抵抗1、2間の分圧電圧をコンパレータ4の−端子
に基準電圧として入力し、抵抗2、3間の分圧電圧をコ
ンパレータ5の+端子に基準電圧として入力している。
また、上記抵抗2に対してアナログスイッチ6を並列に
接続し、スイッチ制御信号φthによりアナログスイッチ
6をオン/オフ制御し、コンパレータ4、5へ供給する
基準電圧のレベル制御を行なっている。そして、コンパ
レータ4の+端子及びコンパレータ5の−端子にAFT検
波回路から送られてくるAFT信号が入力され、コンパレ
ータ4、5の出力信号がアンド回路7、8の一方の入力
端にそれぞれ入力される。また、上記アンド回路7、8
の他方の入力端に水平同期検出信号SIが入力される。そ
して、アンド回路7からAFT-H信号が取出され、アンド
回路8からAFT-L信号が取出される。
上記の構成において、水平同期検出信号SIは、水平同
期信号と回路内部で作成した同期信号を比較して一致し
た時だけハイレベルになる。また、アナログスイッチ制
御信号φthは、通常ローレベルで、各コンパレータ4、
5の基準電圧を1/3Vcc、2/3Vccにしているが、チューニ
ングを終了する少し前のタイミングでハイレベルとな
り、基準電圧を1/2Vccにする。しかして、チューニング
のアップ/ダウンを指定するチューニングキーの操作に
応じてチューニング電圧が変化し、それによりチューナ
の受信周波数がアップあるいはダウンする。この受信周
波数の変化に伴い、AFT検波回路から略S字状をなすAFT
信号が出力され、このAFT信号及び水平同期検出信号SI
に従ってアンド回路7、8からAFT-H信号、AFT-L信号が
出力される。そして、このAFT-H信号、AFT-L信号に基づ
いて受信判定が行なわれ、チューニング停止位置が決定
される。
上記のようにしてチューニング処理が行なわれるが、
上記従来のオートチューニング方式に用いられる水平同
期検出信号SIは、水平同期信号と回路内部で作成した同
期信号を比較した信号であるので、水平同期信号と内部
で作成した同期信号との同期が確立するのに時間がかか
る場合があり、この場合には水平同期検出信号SIがハイ
レベルになるタイミングがAFT信号の特性曲線とずれて
しまい、AFT-L信号が作成されないという問題がある。
上記水平同期検出信号SIがAFT信号より遅れるのは、水
平同期信号がAFT-L側で出力され難いためである。すな
わち、AFT特性は、図6に示すように最適チューニング
位置の前後にAFT-H信号とAFT-L信号を生じているが、AF
T-H信号に比較してAFT-L信号の帯域幅が狭くなってい
る。従って、ダウンキーを押した場合に水平同期信号が
AFT-L側で出力され難く、チャンネルを飛ばしてしまう
という現象を生じ易い。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、チャンネ
ルダウン時においても確実にチューニング処理を行ない
得るオートチューニング方法を提供することを目的とす
る。
[発明の要点] 本発明は、ダウンチューニングに対する受信判定を行
なう場合、最初の同調電圧の高速掃引の際にはAFT-L側
での水平同期検出信号のチェックを禁止することによ
り、AFT-H信号、AFT-L信号の作成を確実に行ない得るよ
うにしたものである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は、本発明を電圧シンセサイザ方式に実施した場
合の例を示したものである。同図において11はチューナ
で、UHF選択端子BU、VHF選択端子BV、共通端子BMを備
え、これらの端子に受信バンド切換え用の切換えスイッ
チ12を接続している。このバンド切換えスイッチ12は、
例えばスライドスイッチを用いて構成しており、固定接
点a、bをチューナ11の端子BU、BVに接続し、可動接点
cを共通端子BMに接続する。このチューナ11の共通端子
BMには、例えば+4.3Vの電圧が出力されている。この共
通端子BMに出力される電圧は、バンド切換えスイッチ12
の接点c,aを介してチューニング制御回路13及びチュー
ニング電圧発生回路14へUHF/VHF切換え信号として送ら
れる。上記チューニング制御回路13には、チューニング
アップあるいはチューニングダウンのキー操作によるア
ップ/ダウン信号が入力されると共に、中間周波増幅回
路15からAFT信号及びコンポジット信号C−SYNCが与え
られる。そして、上記チューニング制御回路13は、キー
操作信号が入力されると、アップキー、ダウンキーに応
じてTU端子より、例えばUHF選択時に15ビット、VHF選択
時に14ビットの分解能を有するPWM(パルス幅変調)信
号を出力し、また、▲▼端子からはUHF選択時に
“H"、VHF選択時にはLOWバンド側で“L"、HIGHバンド側
で“H"の信号をチューニング電圧発生回路14へ出力す
る。このチューニング電圧発生回路14は、チューニング
制御回路13のTU端子からの信号に応じてチューニング電
圧BTを、また、▲▼端子からの信号に応じてバンド
切換え信号BSをチューナ11へ出力する。チューナ11は、
バンド切換え信号BS、BU、BVと、チューニング電圧BTに
応じて選局動作を行ない、テレビ受信信号を中間周波信
号IFに変換して中間周波増幅回路15へ出力する。この中
間周波増幅回路15は、この上記中間周波信号IFを増幅し
て映像検波回路(図示せず)へ出力すると共に、中間周
波信号IFをAFT検波して得たAFT信号及びコンポジット信
号C-SYNCを上記したようにチューニング制御回路13へ出
力する。
次に上記チューニング制御回路13の詳細を第2図によ
り説明する。第2図において21はキー制御回路で、この
キー制御回路21にはチューニングキーの操作に伴う信号
チューニングアップ信号UP、チューニングダウン信号DO
WNが入力されると共に、前記バンド切換えスイッチ12か
らのUHF/VHFのバンドを切換えるバンド切換え信号U/
が入力される。また、このキー制御回路21には、タイミ
ング信号φT1、φが入力される。このキー制御回路21
からは、上記入力信号に応じてアップ信号▲▼、キ
ー操作信号▲▼、UHF・VHF切換え信号U/が出力
されるもので、アップ信号▲▼はデコード回路22へ
送られ、キー操作信号▲▼は、ナンド回路23を介
してフリップフロップ24の入力端子Iに入力されると共
にフロー制御カウンタ25のリセット端子Rに入力され、
更にUHF/VHF切換え信号U/は比較用カウンタ26及び比
較回路27へ送られる。上記比較用カウンタ26は、パルス
発生器28から出力される約3MHzの基本クロックパルスφ
2をカウントし、第3図に示すタイミング信号φT1、φ
T2、φ、φを発生すると共に、カウント値を比較回
路27へ出力する。この場合比較用カウンタ26は、タイミ
ング信号φの各周期間にタイミング信号φを32個発
生するように設定されている。また、上記比較回路27に
は、同調電圧カウンタ29のカウント値が比較信号として
与えられる。この同調電圧カウンタ29は、例えば15ビッ
ト構成で、デコード回路22から送られてくるアップ/ダ
ウン切換え信号/Dによりアップカウント、ダウンカウ
ントのモードが指定され、クロックパルスφCKをカウン
トする。そして、上記比較回路27の出力信号がTU端子出
力となり、また、同調電圧カウンタ29の最上位ビットの
出力信号とUHF/VHF切換え信号U/とのオア回路31出力
が端子▲▼の出力となる。
しかして、上記フロー制御カウンタ25は、クロックパ
ルスckをカウントし、カウント信号Q1、Q2、Q3をデコー
ド回路22ヘ出力する。また、このデコード回路22には、
高速タイミング信号φ、低速タイミング信号φが入
力される。このデコード回路22は、フロー制御カウンタ
25のカウント出力をデコードし、チューニングアップ/
ダウン切換え信号/D、SI制御信号φDW、アナログスイ
ッチ制御信号φthを出力すると共に、S1、S2、S4、S5端
子からチューニング制御信号を出力する。このデコード
回路22の入出力関係を第4図に示す。S1、S2、S4端子か
ら出力されるチューニング制御信号は、3ビットのラッ
チ回路32の各入力端子Iに入力され、S5端子の出力はス
テップ・バックカウンタ回路33のリセット端子Rに入力
される。上記ラッチ回路32はフリップフロップ32a、32
b、32dにより構成されてタイミング信号φT2に同期して
動作し、フリップフロップ32a、32bの出力がノア回路34
a、34bに入力され、フリップフロップ32dの出力がナン
ド回路35に入力される。このナンド回路35には、ステッ
プ・バックカウンタ回路33の出力信号▲▼が入力
されると共にタインミング信号φT1が入力され、その出
力信号がノア回路34a、34bに入力される。また、このノ
ア回路34a、34bには、フリップフロップ36a、36bの出力
が入力される。そして、上記ノア回路34a、34bの出力が
ノア回路37を介して取出され、クロックパルスckとして
フロー制御カウンタ25へ送られる。また、上記フリップ
フロップ32dの出力信号は、上記したナンド回路35の
他、フリップフロップ33の入力端子Iに入力される。こ
のフリップフロップ38は、タイミング信号φT1に同期し
て動作するもので、その出力信号はタイミング信号φT2
と共にアンド回路39へ送られる。このアンド回路39の出
力信号はステップ・バックカウンタ回路33へ送られると
共にオア回路40を介してフリップフロップ36a、36bのセ
ット端子Sへ入力され、更にクロックパルスφckとして
同調電圧カウンタ29へ送られる。また、ステップ・バッ
クカウンタ回路33には、タイミング信号φ及びUHF/VH
F切換え信号/Vが入力される。上記ステップ・バック
カウンタ回路33は、上記入力信号に従ってステップ・バ
ック信号▲▼、▲▼を発生し、信号▲
▼をナンド回路35に入力し、信号▲▼をナンド回路
23へ入力する。このナンド回路23の出力信号は、上記し
たようにフロー制御カウンタ25及びフリップフロップ24
へ送られる。このフリップフロップ24は、タイミング信
号φT2に同期して動作し、出力信号をオア回路40へ出力
する。
また、第2図において41〜43は、Vcc電源(−)とGND
(+)との間の電圧を分圧する分圧抵抗で、抵抗41、42
により分圧された電圧がコンパレータ44の−端子へ基準
電圧として供給され、抵抗42、43により分圧された電圧
がコンパレータ45の+端子に基準電圧として供給され
る。また、上記抵抗42には並列にアナログスイッチ46が
接続され、デコード回路22から出力されるスイッチ制御
信号φthによりアナログスイッチ46のオン/オフ制御が
行なわれる。また、上記コンパレータ44の+端子及びコ
ンパレータ45の−端子にAFT信号が入力される。そし
て、コンパレータ44の出力がAFT-H信号としてアンド回
路47に入力され、コンパレータ45の出力がAFT-L信号と
してアンド回路48に入力される。上記アンド回路47は、
コンパレータ49からインバータ51、52を介して取出され
る水平同期検出信号SIによりゲート制御され、アンド回
路48は、コンパレータ49からインバータ51及びナンド回
路53を介して与えられる信号によりゲート制御される。
この場合ナンド回路53は、デコード回路22から出力され
るSI制御信号φDWによりゲート制御される。上記コンパ
レータ49の+端子には、Vcc電源電圧を抵抗54、55で分
圧した電圧が基準電圧として入力され、−端子には水平
同期検出回路56で検出された信号がローパスフィルタ57
を介して入力される。上記水平同期検出回路56は、コン
ポジット信号C-SYNCとクロックパルスφ2を分周して作
成した内部の同期信号との比較によって水平同期信号を
検出し、上記ローパスフィルタ57へ出力する。しかし
て、上記アンド回路47、48の出力信号は、フリップフロ
ップ58、59の入力端子Iへ送られる。このフリップフロ
ップ58、59は、タイミング信号φT2に同期して動作し、
出力信号をフリップフロップ36a、36bのリセット端子R
へ入力する。
次に上記実施例の動作を説明する。第2図に示すチュ
ーニング制御回路13において、キー制御回路21は、バン
ド切換えスイッチ12からの信号に応じてUHF/VHF切換え
信号U/を作成する。このキー制御回路21から出力され
るU/信号は、UHF指定時に“H"レベル、VHF指定時に
“L"レベルとなり、比較用カウンタ26及び比較回路27へ
送られ、比較回路27から出力されるPWM信号TUの分解能
をUHF時15ビット、VHF14ビットに切換える。しかして、
キー制御回路21は、所定チャンネルの受信状態におい
て、チューニングアップキーが操作されると▲▼信
号を“L"レベルに、ダウンキーが操作されると▲▼
信号を“H"レベルにしてデコード回路22へ出力する。以
下、ダウンキーが操作された場合について、第5図のフ
ローチャートに従って説明する。ダウンキーが操作され
ると、キー制御回路21が第5図のステップA1においてそ
のキー操作を検出し、▲▼信号を“H"レベルにして
デコード回路22へ出力する。このデコード回路22は、キ
ー制御回路21からの▲▼信号とフロー制御カウンタ
25の出力信号Q1、Q2、Q3によりアップ/ダウン切換え信
号/Dを作成し、同調電圧カウンタ29をダウンカウント
モードに切換える。また、上記キー制御回路21は、U/
のバンド切換え、又はチューニングキーが操作された時
にタイミング信号φ−φの期間“L"レベルになる▲
▼信号を出力する。この間、ナンド回路23の出力
は“H"レベルとなり、フロー制御カウンタ25をリセット
する。このフロー制御カウンタ25がリセットされると、
デコード回路22はS4端子よりタイミング信号φを出力
する。このタイミング信号φは、第3図に示したよう
にタイミング信号φ−φ間に32発出力されるので、
フロー制御カウンタ25のリセットが解除されるまでにア
ンド回路39からクロックパルスφckが32発出力される。
このクロックパルスφckは、同調電圧カウンタ29のクロ
ックとなり、第5図のステップA2に示すようにチューニ
ング位置が強制的に32ステップダウンする。これにより
チューニング位置が受信中のチャンネルを抜けることが
できる。なお、この期間中はフロー制御カウンタ25がリ
セットされているので、AFT動作は行なわれない。ま
た、通常、デコード回路22のS5端子の出力は“H"レベル
となっているので、ステップ・バックカウンタ回路33は
リセットされており、その▲▼、▲▼出力は
“H"レベルとなっている。更に、上記デコード回路22の
S1端子出力が、“H"レベル、S2端子出力が“L"レベルと
なり、AFT-L信号の受入れを準備するが、この時点では
上記したようにフロー制御カウンタ25がリセットされて
いるので、AFT-L信号は受付けない。そして、その後、
キー制御回路21から出力される▲▼信号が“H"レ
ベルに戻ると、ナンド回路23の出力が“L"レベルとな
り、フロー制御カウンタ25のリセットが解除される。ま
た、このときオア回路40から出力されるフリップフロッ
プ36a、36bのセット信号も解除され、コンパレータ45か
らアンド回路48及びフリップフロップ59を介して出力さ
れるAFT-L信号がフロー制御カウンタ25のクロックパル
スとなる。なお、フロー制御カウンタ25の状態が
「0」、「1」のうちはデコード回路22のS4端子より高
速のタイミング信号φが出力される。そして、同調電
圧が次のチャンネル近傍に近付くまでは、タイミング信
号φにより同調電圧カウンタ29をステップA3に示すよ
うに高速ダウンする。そして、この高速ダウン動作を行
ないながらステップA4に示すようにAFT-L信号の有無を
判断し、AFT-L信号がなければステップA3に戻る。この
ダウンチューニング時においては、デコード回路22から
SI制御信号φDW(“L"レベル)が出力され、ナンド回路
53の出力が“H"レベルとなって水平同期検出信号SIとは
無関係にAFT-L信号がコンパレータ45からフリップフロ
ップ59へ送られるようになっている。上記ステップA3、
A4の動作を繰返すことにより、第6図におけるAFT特性
のに示すようにチューニング周波数を順次ダウンす
る。上記のチューニングダウン動作により、チューニン
グ周波数がチャンネル近傍になると、AFT信号のカーブ
により作成されるAFT-L信号がアンド回路48を通ってフ
リップフロップ59へ送られる。これによりフリー制御カ
ウンタ25にクロックパルスckが1個入力され、そのカウ
ント値を「1」にする。デコード回路22は、フロー制御
カウンタ25のカウント値が「1」になると、ステップA5
に示すように同調電圧カウンタ29の高速ダウン動作をそ
のまま継続すると共に、S1出力を“L"レベル、S2出力を
“H"レベルにし、AFT-H信号を検出できるようにする。
この場合、コンパレータ44からAFT-H信号が出力される
までは、ステップA5に戻って第6図のに示すようにチ
ューニングダウン動作を継続して、最適チューニング位
置を一旦通り過ぎる。このチューニングダウン動作にお
いてチャンネル近傍では水平同期検出信号SIが“H"レベ
ルとなり、アンド回路47に入力されている。従って、こ
の状態でAFT信号のカーブにより作成されるAFT-H信号が
コンパレータ44から出力されると、このAFT-H信号はア
ンド回路47を介してフリップフロップ58へ送られ、更に
フリップフロップ36a、ノア回路34a、37を介してフロー
制御カウンタ25へ送られ、フロー制御カウンタ25のカウ
ント値が「2」にカウントアップされる。ここでデコー
ド回路22は、スイッチ制御信号φthを“H"レベルにして
アナログスイッチ46をオンさせ、コンパレータ44、45の
基準電圧をステップA7に示すように1/2Vccに切換える。
また、デコード回路22は、S1端子出力を“H"レベル、S2
端子出力を“L"レベル、S5端子出力を“L"レベルにし
て、S4端子よりタイミング信号φを出力する。更に、
アップ/ダウン切換え信号/Dを“L"レベルにして同調
電圧カウンタ29をステップバックさせ、そのカウント値
をインクリメントしていく。ステップ・バックカウンタ
回路33は、ステップA8に示すように同調電圧カウンタ29
が12ステップ分戻るまでは、▲▼出力を“L"レベ
ルにしておき、AFT信号がクロックとしてフロー制御カ
ウンタ25へ行かないようにする。そして、ステップ・バ
ックカウンタ回路33は、12ステップバック(アップチュ
ーニング)すると▲▼出力を“H"レベルとし、AF
T-L信号がフロー制御カウンタ25へ送られるようにす
る。そして、ステップA9において、ステップ・バックカ
ウンタ回路33がUHF時は256ステップ、VHF時は512ステッ
プバックするまでは、ステップA10に進み、デコード回
路22のS4端子から低速タイミング信号φを出力して同
調電圧カウンタ29を低速アップすると共に、ステップA1
1においてAFT-L信号の有無を判断する。この時点ではデ
コード回路22から出力されるSI制御信号φDWが“H"レベ
ルに戻っており、コンパレータ49から出力される水平同
期検出信号SIによりアンド回路48のゲート制御が行なわ
れる。従って、水平同期検出信号SIが出力されている場
合のみ、コンパレータ45から出力されるAFT-L信号がフ
リップフロップ59へ送られる。上記ステップA11におい
てAFT-L信号が検出されなければ、ステップA9を経てス
テップA10に戻り、チューニングのアップ動作をそのま
ま継続する。すなわち、第6図のに示すようにAFT-L
信号が検出されるまで、低速でチューニングアップ動作
を行なう。但し、UHF時で256ステップ、VHF時で512ステ
ップ戻ってもAFT-L信号が検出されない時はノイズと判
断してステップA12へ進み、デコード回路22からのアナ
ログ制御信号φthを“L"レベルとしてアナログスイッチ
46をオフし、基準電圧を最初の値、つまり、1/3Vcc、2/
3Vccにした後ステップA2に戻り、ステップ・バックカウ
ンタ回路33からタイミング信号φ−φの期間“L"レ
ベルになる信号▲▼を出力し、キー操作が行なわれ
た時と同じ動作をさせる。
そして、上記のチューニングアップ動作により、チュ
ーニング位置が適正位置に達するとAFT-L信号がコンパ
レータ45から出力され、フロー制御カウンタ25のカウン
ト値が「3」にカウントアップされる。これによりデコ
ード回路22は、スイッチ制御信号φthを“L"レベルに切
換えてアナログスイッチ46をオフし、ステップA13に示
すように基準電圧を最初の値に戻すと共に、S4出力を
“L"レベルにする。この結果、フリップフロップ38の出
力が“L"レベルとなってアンド回路39のゲートを閉じ、
クロックパルスφckの出力を禁止して同調電圧カウンタ
29をそのままの状態、つまり、最適チューニング状態に
保つ。以上でチューニング動作を終了する。
以上はダウンキーが操作された場合について説明した
が、アップキーが操作された時もAFT信号を検出する順
番が異なるだけで、ダウンキー操作時と同様の動作が行
なわれる。但し、アップキー操作時はデコード回路22か
ら出力されるスイッチ制御信号φthが“H"レベルに保た
れ、ナンド回路53がインバータ52と同じ動作を行なう。
従って、アンド回路47と共にアンド回路48がコンパレー
タ49から出力される水平同期検出信号SIによりゲート制
御される。すなわち、コンパレータ45からフリップフロ
ップ59へ送られるAFT-L信号も、水平同期検出信号SIに
より転送制御されるようになる。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、ダウンチューニ
ングに対する受信判定を行なう場合、最初の同調電圧の
高速掃引の際にはAFT-L側での水平同期検出信号SIのチ
ェックを禁止するようにしたので、チャンネルダウン時
において水平同期検出信号SIとAFT信号にずれを生じた
場合でもAFT-L信号を確実に検出でき、チャンネルを飛
ばすことなく、チューニング動作を確実に行ない得るも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は全体の回路構成を示すブロック図、第2図は第
1図におけるチューニング制御回路の詳細を示すブロッ
ク図、第3図は第2図において使用されるタイミング信
号を示す図、第4図はデコード回路22の入出力関係を示
す図、第5図はダウンチューニング動作を示すフローチ
ャート、第6図はダウンチューニング動作を説明するた
めのAFT特性を示す図、第7図は従来のオートチューニ
ング方式における受信判断部の回路構成を示す図であ
る。 11……チューナ、12……バンド切換えスイッチ、13……
チューニング制御回路、14……チューニング電圧発生回
路、15……中間周波増幅回路、21……キー制御回路、22
……デコード回路、25……フロー制御カウンタ、26……
比較用カウンタ、27……比較回路、29……同調電圧カウ
ンタ、33……ステップ・バックカウンタ回路、44、45…
…コンパレータ、46……アナログスイッチ、56……水平
同期検出回路、57……ローパスフィルタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューニングキーが操作された際、高速掃
    引を行なってテレビ映像信号をAFT検波して得たAFT信号
    を基準電圧と比較して作成された第1あるいは第2のAF
    T信号と水平同期検出信号との一致比較により出力され
    た第1あるいは第2のAFT信号を検出し、その後は低速
    掃引に切換えて該第1のAFT信号を検出してチューニン
    グ位置を決定するオートチューニング方法において、 ダウンチューニングキーが操作された際、高速掃引時の
    前記作成された第1あるいは第2のAFT信号と水平同期
    検出信号との一致比較を禁止することによってダウンチ
    ューニング時のAFT信号と水平同期検出信号とのずれに
    よるチャンネル飛ばしをすることなく、チューニング動
    作を確実にすることを特徴とするオートチューニング方
    法。
JP21807786A 1986-09-18 1986-09-18 オ―トチュ―ニング方法 Expired - Lifetime JP2508661B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21807786A JP2508661B2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18 オ―トチュ―ニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21807786A JP2508661B2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18 オ―トチュ―ニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6374379A JPS6374379A (ja) 1988-04-04
JP2508661B2 true JP2508661B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=16714277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21807786A Expired - Lifetime JP2508661B2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18 オ―トチュ―ニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508661B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6374379A (ja) 1988-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100545947B1 (ko) 위상고정루프
US4405947A (en) Dual search mode type tuning system
JP2977328B2 (ja) 同調装置
CA1152634A (en) Circuit for correcting phase deviations between the line deflection drive signals and the line synchronising signals in a television receiver
US4429415A (en) Signal-seeking tuning system with signal loss protection for a television receiver
US5574757A (en) Phase-locked loop circuit having a timing holdover function
US3899635A (en) Dual mode deflection synchronizing system
US6111471A (en) Apparatus and method for setting VCO free-running frequency
KR940009971B1 (ko) 선국회로
US4357632A (en) Search type tuning system with synchronization signal presence transition detector
JP2508661B2 (ja) オ―トチュ―ニング方法
US4398303A (en) Signal-seeking tuning system with automatic bandswitching for a television receiver
CA1131721A (en) Hangup corrector useful in locked loop tuning system
USRE36090E (en) Method and a device for synchronizing a signal
US4262364A (en) Electronic digital channel-selecting apparatus
JP2569499B2 (ja) オートチューニング方法
US4047227A (en) Auxiliary signal processing circuit
US4562394A (en) Motor servo circuit for a magnetic recording and reproducing apparatus
US4184121A (en) Wide window tuning system
JP2586022B2 (ja) ビデオ録画装置を備えるテレビ受像機の垂直走査信号出力方法およびそのための回路
EP0249987B1 (en) Vertical driving pulse generating circuit
US4630000A (en) Apparatus for controlling the frequency of a voltage controlled oscillator
US4291335A (en) Vertical synchronizing signal detector
EP0326527B1 (en) Generating a stop signal of an automatic search procedure for a broadcasting station using an available AFC signal
JPS6376584A (ja) オ−トチユ−ニング方式

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term