JP2508365Y2 - 缶入飲料品の結束具 - Google Patents

缶入飲料品の結束具

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JP2508365Y2
JP2508365Y2 JP1990036997U JP3699790U JP2508365Y2 JP 2508365 Y2 JP2508365 Y2 JP 2508365Y2 JP 1990036997 U JP1990036997 U JP 1990036997U JP 3699790 U JP3699790 U JP 3699790U JP 2508365 Y2 JP2508365 Y2 JP 2508365Y2
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canned beverage
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洋三 田中
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株式会社トーヨー工芸工業
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主としてウーロン茶、コーヒー、ココア、
清涼飲料、鉱水、果実飲料、酒類等の缶入飲料品を数本
結束するのに好適な結束具に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の結束具は、第5図に示すように結束す
べく缶入飲料品Aの本数に対応する大きさの結束板11
に、缶入飲料品Aを下方から差込んで掛止して下方から
強引に抜出す掛止孔12を適宜間隔に設けるように形成さ
れていた。そして、各缶入飲料品Aを結束する際は、結
束すべく数本の缶入飲料品Aを並列に並べ、この各缶入
飲料品Aが結束板11の各掛止孔12に下方から差込まれて
掛止されるように結束板11を各缶入飲料品Aの上方から
半強制的に嵌込んで掛止し、且つ各缶入飲料品Aを取出
す際は、一方の手で結束板11を押えておいて、他方の手
で缶入飲料品Aを結束板11の下方から強引に引っ張って
1本ずつ抜出していた。
また、一方では、結束板の長手方向中央部に天板を設
け、この天板の両側には左側板、右側板を設け、且つ結
束板の両端部には底板を設けたものが形成されていた。
そして、各缶入飲料品を結束する際は、結束すべく数本
の缶入飲料品を並列に並べ、この並列に並べた各缶入飲
料品の上面に結束板の長手方向中央部の天板を当接し
て、各缶入飲料品の両側面に結束板の左側板及び右側板
を当接した後、各缶入飲料品の底面で結束板の両端部の
底板同志を係止して結束していた(例えば実開昭59-874
65号公報)。
それに、各掛止板の相隣接する相互間に、この各掛止
板の高さの略3分の1程度の繋ぎ片を夫々連設したもの
が開示されている(例えば実開昭55-41313号公報)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前者は、結束板11に掛止孔12が単なる
設けられているのみであるため、各缶入飲料品Aを結束
する際に、並列に並べた各缶入飲料品Aに結束板11の各
掛止孔12を掛止しにくく、各缶入飲料品Aの結束操作が
面倒であるばかりでなく、各缶入飲料品Aを取出す際
に、一方の手で結束板11を押えておいて、他方の手で缶
入飲料品Aを結束板11の下方から強引に引っ張って抜出
さなければならず、缶入飲料品Aの取出操作が極めて面
倒であった。更に、結束板11に掛止孔12のみしか設けら
れてないため、各掛止孔12の強度が著しく弱く、各缶入
飲料品Aが前後左右に傾斜することから、結束した各缶
入飲料品Aを複数段に積重ねることができなかった。
また、後者は、並列に並べた各缶入飲料品の上面から
両側面に当接して、各缶入飲料品の底面で結束板の両端
部の底板同志を係止するため、各缶入飲料品の結束操作
が面倒であるばかりでなく、結束板の前後面から各缶入
飲料品が抜出る虞があった。更に、各缶入飲料品の両側
面が結束板の左側板及び右側板で覆われているため、各
缶入飲料品の両側の胴部の表面広告が外方から見えず、
各缶入飲料品の宣伝的効果を妨げていた。
それに、後者の、各掛止板の相隣接する相互間に、こ
の各掛止板の高さの略3分の1程度の繋ぎ片を夫々連設
したものは、前者と同様に各掛止板の垂直状態を保持す
る強度が弱く、各缶入飲料品が前後左右に傾斜すること
から、各缶入飲料品の下方が外方へ拡開したり、内方へ
閉じたりするのを確実に防止できず、結束した各缶入飲
料品を複数段に積重ねることができなかった。
そこで、本考案は、上述のような課題を解決するため
に案出されたもので、各缶入飲料品の結束操作を極めて
容易にできるようにするばかりでなく、缶入飲料品の取
出操作を極めて容易にできるようにし、しかも、携帯時
に、各缶入飲料品Aの抜出を確実に防止して、極めて便
利ならしめ、それに、各缶入飲料品が前後左右に傾斜す
るのを確実に防止して、結束した各缶入飲料品を複数段
に整然と積重ねできるようにし、更に、各缶入飲料品の
宣伝的効果が得られるような缶入飲料品の結束具を提供
するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述のような目的を達成するために、結束
すべく缶入飲料品の本数に対応する大きさの結束板に缶
入飲料品差込差込用の適数個の差込孔を適宜間隔に設
け、この各差込孔の内周縁には、上部に缶入飲料品の頸
部掛止用の内すぼみ状の掛止片を有し且つ下部に缶入飲
料品の差込案内用の外広がり状の案内片を有する環状の
掛止板を、缶入飲料品を下方の案内片側から差込んで上
方の掛止片側から抜出すように夫々立設し、この各掛止
板の相隣接する相互間には缶入飲料品傾斜防止用の繋ぎ
片を前記各掛止板と略同一高さに夫々連設し、前記各掛
止板の掛止片には複数個の切溝又は切込みを設けたもの
である。
(作用) そして、上述のような技術的手段により、各缶入飲料
品を結束する際は、結束すべく数本の缶入飲料品を並列
に並べ、この各缶入飲料品が結束板の各差込孔に下方か
ら外広がり状の案内片にて案内させながら差込まれるよ
うに本考案の結束具を各缶入飲料品の上方から半強制的
に嵌込んで、各掛止板の掛止片を各缶入飲料品の頸部に
掛止させるようにする。各缶入飲料品を取出す際は、一
方の手で結束板を押えておいて、他方の手で缶入飲料品
を結束板の下方から押上げて結束板の上方から1本ずつ
抜出すようにする。
また、缶入飲料品の結束時に、缶入飲料品を掛止板の
下方の案内片側から差込んで掛止板の掛止片に頸部を掛
止させ、缶入飲料品の飲料時に、缶入飲料品を掛止板の
上方の掛止片側から抜出すようにし、且つ各掛止板の掛
止片を各缶入飲料品の頸部に食込ませるように掛止す
る。
それに、従来のように結束板に掛止孔のみしか設けら
れていないものや、各掛止板の高さの略3分の1程度の
繋ぎ片より各掛止板の垂直状態を保持する強度を遥かに
増大させて、各缶入飲料品が前後左右方向に傾斜しない
ようにする。それに、各掛止板の掛止片を各缶入飲料品
の頸部に食込んで掛止されるようにし、更に、各掛止板
の掛止片が平均的に広がって、各缶入飲料品を結束板の
各差込孔の下方から差込んで頸部を各掛止板の掛止片に
掛止しやすく、且つ結束板の上方から抜出しやすいよう
にする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本考案の結束具は、主にポリプロピレンやポリエチレ
ン等の軟質材を加熱シリンダー中で加熱熔融し、プラン
ジャーやスクリューでノズルから閉じた金型内部に射出
して成形されるものであって、先ず、結束すべく缶入飲
料品Aの本数に対応する大きさの結束板1に缶入飲料品
A差込用の適数個の差込孔2を適宜間隔に穿設する。例
えば、第1図及び第2図に示すように、缶入飲料品Aが
6本(半ダース)であれば、結束板1に6個の差込孔2
を適宜間隔に穿設する。この差込孔2は結束すべく缶入
飲料品Aの本数に対応させて何個でも良い。
この各差込孔2の内周縁には、上部に上部に缶入飲料
品Aの頸部B掛止用の内すぼみ状の掛止片3を有しかつ
下部に外広がり状の案内片4を有する環状の掛止板5
を、缶入飲料品Aを下方の案内片4側から差込んで上方
の掛止片3側から抜出すように夫々立設し、そして、こ
の各掛止板5の前後左右に相隣接する相互間には缶入飲
料品A傾斜防止用の繋ぎ片6を前記各掛止板5と略同一
高さに夫々連設したものである。
また、本考案の結束具は、結束板1に6個の差込孔2
及び掛止板5のみを設け、且つこの各掛止板5の掛止片
3は単なる内すぼみ状にのみ成形するように説明及び図
示されているが、これに何等限定されることなく、第3
図及び第4図に示すように、結束板1の中心部両側に持
運び用の一対の把手孔7を適宜間隔に設け、且つ各掛止
板5の掛止片3に複数個の切溝8又は切込みを適宜間隔
に設けても良い。
(考案の効果) 本考案は、上述のように、結束すべく缶入飲料品Aの
本数に対応する大きさの結束板1に缶入飲料品A差込差
込用の適数個の差込孔2を適宜間隔に設け、この各差込
孔2の内周縁には、上部に缶入飲料品Aの頸部B掛止用
の内すぼみ状の掛止片3を有し且つ下部に缶入飲料品A
の差込案内用の外広がり状の案内片4を有する環状の掛
止板5を、缶入飲料品Aを下方の案内片4側から差込ん
で上方の掛止片3側から抜出すように夫々立設し、この
各掛止板5の相隣接する相互間には缶入飲料品A傾斜防
止用の繋ぎ片6を前記各掛止板5と略同一高さに夫々連
設し、前記各掛止板5の掛止片3には複数個の切溝8又
は切込みを設けるように構成したから、各缶入飲料品A
を結束する際は、第2図に示すように結束すべく数本の
缶入飲料品Aを並列に並べ、この各缶入飲料品Aが結束
板1の各差込孔2に下方から外広がり状の案内片4にて
案内させながら差込まれるように本考案の結束具を各缶
入飲料品Aの上方から半強制的に嵌込んで、各掛止板5
の掛止片3を各缶入飲料品Aの頸部Bに掛止させるた
め、各缶入飲料品Aの結束操作が極めて容易であるばか
りでなく、各缶入飲料品Aを取出す際は、一方の手で結
束板1を押えておいて、他方の手で缶入飲料品Aを結束
板1の下方から押上げて結束板1の上方から1本ずつ抜
出すことができるため、缶入飲料品Aの取出操作が極め
て容易である。この場合、結束板1の各差込孔2に缶入
飲料品Aを下方から1個ずつ差込んで、各掛止板5の掛
止片3に頸部Bを掛止させるようにしても良いのは勿論
である。
しかも、結束板1に適宜間隔に設けられた各差込孔2
の内周縁に、上部に缶入飲料品Aの頸部B掛止用の内す
ぼみ状の掛止片3を有し且つ下部に缶入飲料品Aの差込
案内用の外広がり状の案内片4を有する環状の掛止板5
を、缶入飲料品Aを下方の案内片4側から差込んで上方
の掛止片3側から抜出すように夫々立設したことによっ
て、缶入飲料品Aの結束時に、缶入飲料品Aを掛止板5
の下方の案内片4側から差込んで掛止板5の掛止片3に
頸部Bを掛止させ、缶入飲料品Aの飲料時に、缶入飲料
品Aを掛止板5の上方の掛止片3側から抜出すことと、
環状の各掛止板5の上部に内すぼみ状の掛止片3を夫々
設けたことによって、各掛止板5の掛止片3を各缶入飲
料品Aの頸部Bに食込ませるように掛止できることとが
相俟って、携帯時に、各缶入飲料品Aの抜出を確実に防
止できるため、極めて便利である。また、各掛止板5の
掛止片3に複数個の切溝8又は切込みを設けたことによ
って、第4図に示すように各掛止板5の掛止片3が平均
的に広がるため、各缶入飲料品Aを結束板1の各差込孔
2の下方から差込んで頸部Bを各掛止板5の掛止片3に
掛止しやすく、且つ結束板1の上方から抜出しやすく、
各缶入飲料品Aの結束操作及び取出操作が一層容易であ
る。
それに、各掛止板5の相隣接する相互間に缶入飲料品
A傾斜防止用の繋ぎ片6を各掛止板5と略同一高さに夫
々連設したことによって、従来のように結束板11に掛止
孔12のみしか設けられていないものや、各掛止板の高さ
の略3分の1程度の繋ぎ片より各掛止板5の垂直状態を
保持する強度を遥かに増大できるため、各缶入飲料品A
が前後左右方向に傾斜して、各缶入飲料品Aの下方が外
方へ拡開したり、内方へ閉じたりするのを確実に防止で
き、本考案の結束具で結束した各缶入飲料品Aを複数段
に整然と積重ねることができる。
更に、本考案の結束具は結束板1に各差込孔2及び各
掛止板5を設けたものであるから、各缶入飲料品Aの胴
部Cの表面広告が外方からよく見えるため、各缶入飲料
品Aの宣伝的効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は全体斜
視図、第2図は同上の掛止板に缶入飲料品を掛止した状
態の縦断側面図、第3図は結束板及び掛止板の他の実施
例を示す全体斜視図、第4図は同上の掛止板に缶入飲料
品を掛止した状態の縦断側面図、第5図は従来の結束具
を示す斜視図である。 1……結束板、2……差込孔、3……掛止片、4……案
内片、5……掛止板、6……繋ぎ片、7……把手孔、8
……切溝、A……缶入飲料品、B……頸部、C……胴
部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】結束すべく缶入飲料品の本数に対応する大
    きさの結束板に缶入飲料品差込差込用の適数個の差込孔
    を適宜間隔に設け、この各差込孔の内周縁には、上部に
    缶入飲料品の頸部掛止用の内すぼみ状の掛止片を有し且
    つ下部に缶入飲料品の差込案内用の外広がり状の案内片
    を有する環状の掛止板を、缶入飲料品を下方の案内片側
    から差込んで上方の掛止片側から抜出すように夫々立設
    し、この各掛止板の相隣接する相互間には缶入飲料品傾
    斜防止用の繋ぎ片を前記各掛止板と略同一高さに夫々連
    設し、前記各掛止板の掛止片には複数個の切溝又は切込
    みを設けたことを特徴とする缶入飲料品の結束具。
JP1990036997U 1990-04-06 1990-04-06 缶入飲料品の結束具 Expired - Lifetime JP2508365Y2 (ja)

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JPH03129265U JPH03129265U (ja) 1991-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4820888U (ja) * 1971-07-14 1973-03-09
JPS5623132B2 (ja) * 1973-06-29 1981-05-29
JPS5320282U (ja) * 1976-07-28 1978-02-21
JPS5541313U (ja) * 1978-09-08 1980-03-17

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