JP2507887B2 - 電子増幅素子 - Google Patents
電子増幅素子Info
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- JP2507887B2 JP2507887B2 JP63252164A JP25216488A JP2507887B2 JP 2507887 B2 JP2507887 B2 JP 2507887B2 JP 63252164 A JP63252164 A JP 63252164A JP 25216488 A JP25216488 A JP 25216488A JP 2507887 B2 JP2507887 B2 JP 2507887B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は電子増幅素子に関し、さらに詳しくは絶縁体
の伝導帯を電子が通過することにより、超高速にてトラ
ンジスタ作用を行うことのできる電子増幅素子に関する
ものである。
の伝導帯を電子が通過することにより、超高速にてトラ
ンジスタ作用を行うことのできる電子増幅素子に関する
ものである。
(従来技術) 従来の電子増幅素子としては一般に半導体材料にて構
成されたトランジスタが知られている。
成されたトランジスタが知られている。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知の半導体トランジスタは、ミリ波程度以上の
超高速に対しては応答しないなどの問題がある。
超高速に対しては応答しないなどの問題がある。
現在、通信・情報処理システムの高速化が必要とされ
ている。このための主たる方法のひとつは、用いる基本
デバイスを高速化することである。デバイスを超高速応
答させるためには、デバイス内部での電子の走行距離を
短くし、走行時間を少なくしてやる必要がある。このた
めには、デバイス内の電子走行させる領域において、不
純物など電子と衝突する原因となるものを排除し、電子
をできる限り散乱させないで通過させることが必要であ
る。
ている。このための主たる方法のひとつは、用いる基本
デバイスを高速化することである。デバイスを超高速応
答させるためには、デバイス内部での電子の走行距離を
短くし、走行時間を少なくしてやる必要がある。このた
めには、デバイス内の電子走行させる領域において、不
純物など電子と衝突する原因となるものを排除し、電子
をできる限り散乱させないで通過させることが必要であ
る。
従来の半導体デバイスでは、極薄膜構造により不純物
の影響を小さくしたり、走行領域を小さくするなどの方
法がとられてきた。また他の方法としては、走行領域を
真空にしてしまう方法があり、これは直接的である。し
かしながら、この方法ではデバイス内に真空領域をつく
らなければならず、構造が機械的に不安定になってしま
うという欠点がある。
の影響を小さくしたり、走行領域を小さくするなどの方
法がとられてきた。また他の方法としては、走行領域を
真空にしてしまう方法があり、これは直接的である。し
かしながら、この方法ではデバイス内に真空領域をつく
らなければならず、構造が機械的に不安定になってしま
うという欠点がある。
また、半導体をデバイスの電極部分に用いると、導電
率が比較的小さいためにデバイスに寄生抵抗が生じ、こ
れがデバイスの高速応答を妨げると言う問題があった。
率が比較的小さいためにデバイスに寄生抵抗が生じ、こ
れがデバイスの高速応答を妨げると言う問題があった。
本発明者は、これらの課題を解決する方法として、真
空領域のかわりに絶縁体を用い、次に、この絶縁体内に
導電率の大きな金属電極を挿入することによって、絶縁
体内を通過する電子の運動を制御する方法を発明し提案
してきた。この視点に基づいて、金属と絶縁体の極薄膜
超格子を用いた電子共鳴三端子素子などを提案した。し
かしながらこれまで提案してきたデバイスは、数分子層
の超薄膜の形成が必要であり、この超薄膜の形成に技術
的困難が伴うおそれがある。
空領域のかわりに絶縁体を用い、次に、この絶縁体内に
導電率の大きな金属電極を挿入することによって、絶縁
体内を通過する電子の運動を制御する方法を発明し提案
してきた。この視点に基づいて、金属と絶縁体の極薄膜
超格子を用いた電子共鳴三端子素子などを提案した。し
かしながらこれまで提案してきたデバイスは、数分子層
の超薄膜の形成が必要であり、この超薄膜の形成に技術
的困難が伴うおそれがある。
(課題が解決するための手段) そこで、今回本発明者は、この欠点を持たない素子と
して、真空管と同様の空間電荷制御電流により動作す
る、高速応答可能な金属・絶縁体電子デバイスを発明し
た。
して、真空管と同様の空間電荷制御電流により動作す
る、高速応答可能な金属・絶縁体電子デバイスを発明し
た。
本発明は前記公知技術の問題点に鑑み、高速応答が可
能である電子増幅素子を提供することを目的とする。
能である電子増幅素子を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明にかかる電子増幅素
子は金属と絶縁体の2種の材料の組合せ体からなり、絶
縁体材料中に電子放出電極とカソードの金属電極を挿入
することにより電子を絶縁体中に放出し、絶縁体の伝導
帯を電子の通過領域として用いて動作するよう構成した
ことを特徴とする電子増幅素子である。
子は金属と絶縁体の2種の材料の組合せ体からなり、絶
縁体材料中に電子放出電極とカソードの金属電極を挿入
することにより電子を絶縁体中に放出し、絶縁体の伝導
帯を電子の通過領域として用いて動作するよう構成した
ことを特徴とする電子増幅素子である。
本発明において、上述の課題を解決する手段は次の通
りである。
りである。
1.絶縁体材料中に、電子放出電極、カソード、グリッ
ド、プレートの4つの金属電極を挿入し、カソード−グ
リッド間の空間制限電荷領域を用いて動作するよう構成
したことを特徴とする電子増幅素子。
ド、プレートの4つの金属電極を挿入し、カソード−グ
リッド間の空間制限電荷領域を用いて動作するよう構成
したことを特徴とする電子増幅素子。
2.絶縁体材料中に、電子放出電極、カソード、2つ以上
のグリッド、プレートの金属電極を挿入し、カソード−
第一グリッド間の空間制限電荷領域を用いて動作するよ
う構成したことを特徴とする電子増幅素子。
のグリッド、プレートの金属電極を挿入し、カソード−
第一グリッド間の空間制限電荷領域を用いて動作するよ
う構成したことを特徴とする電子増幅素子。
3.絶縁体材料中に、電子放出電極、カソード、速度変調
用入力グリッド対、出力用グリッド対、コレクタの金属
電極を挿入し、入力グリッドにより電子の速度変調を用
いて動作するよう構成したことを特徴とする電子増幅素
子。
用入力グリッド対、出力用グリッド対、コレクタの金属
電極を挿入し、入力グリッドにより電子の速度変調を用
いて動作するよう構成したことを特徴とする電子増幅素
子。
4.絶縁体材料中に、電子放出電極、カソード、遅延導波
路、コレクタの金属電極を挿入し、電子のエネルギーと
電磁波のエネルギーの結合を用いて動作するよう構成し
たことを特徴とする電子増幅素子。
路、コレクタの金属電極を挿入し、電子のエネルギーと
電磁波のエネルギーの結合を用いて動作するよう構成し
たことを特徴とする電子増幅素子。
5.上記電子増幅素子以外で、絶縁体材料中に挿入した金
属電極によりなる電子放出機構により電子を絶縁体中に
放出し、絶縁体中の伝導帯を電子の走行領域とするよう
構成したことを特徴とする電子増幅素子。
属電極によりなる電子放出機構により電子を絶縁体中に
放出し、絶縁体中の伝導帯を電子の走行領域とするよう
構成したことを特徴とする電子増幅素子。
(作用) 本発明にかかる電子増幅素子によれば、金属をこの素
子の電極部分に用いることにより、導電率が大きいため
に素子に寄生抵抗が生じにくく、これによる素子の応答
速度の低下を防ぐことができる。
子の電極部分に用いることにより、導電率が大きいため
に素子に寄生抵抗が生じにくく、これによる素子の応答
速度の低下を防ぐことができる。
さらに絶縁体を用いることにより素子内の走行空間を
半導体より真空に近い状態にでき、電子の散乱をなくす
ことができる、かつ素子内に真空領域を作る場合に比べ
て構造の機械的な不安定性を避けることが可能である。
半導体より真空に近い状態にでき、電子の散乱をなくす
ことができる、かつ素子内に真空領域を作る場合に比べ
て構造の機械的な不安定性を避けることが可能である。
(実施例) 以下本発明の係る電子増幅素子を図面を参照して説明
する。
する。
本発明の電子増幅素子の基本的構成は第1図に示すよ
うに絶縁体材料1中に電子放出電極2とカソードの金属
電極3を挿入し、カソード3に対して電子放出電極2に
負の電圧を加えることにより、電子放出電極2からカソ
ード3の方向へ電子を放出し、カソード3を通過させて
絶縁体1の伝導帯に放射する機構を得ることができる。
うに絶縁体材料1中に電子放出電極2とカソードの金属
電極3を挿入し、カソード3に対して電子放出電極2に
負の電圧を加えることにより、電子放出電極2からカソ
ード3の方向へ電子を放出し、カソード3を通過させて
絶縁体1の伝導帯に放射する機構を得ることができる。
本発明に係る電子増幅素子は第2図に示す如く、前記
の金属製電子放出電極2と金属製カソード3とよりなる
電子放出機構9の放出方向に金属よりなるプレート電極
5と、それらの中間に金属薄膜よりなるグリッド電極4
を設けたものである。
の金属製電子放出電極2と金属製カソード3とよりなる
電子放出機構9の放出方向に金属よりなるプレート電極
5と、それらの中間に金属薄膜よりなるグリッド電極4
を設けたものである。
前述のようにして得られた構造に対して同じく第2図
の電源回路に示す如く、電圧をカソード電極3を基準に
して加える。6,7,8はその電圧源である。その結果、カ
ソード−グリッド間において空間電荷制限領域10が生じ
て、グリッド間電圧によりプレート電流を制御すること
が可能になる。
の電源回路に示す如く、電圧をカソード電極3を基準に
して加える。6,7,8はその電圧源である。その結果、カ
ソード−グリッド間において空間電荷制限領域10が生じ
て、グリッド間電圧によりプレート電流を制御すること
が可能になる。
素子中のハンド図は第3図に示すようになる。9は電
子放出機構、10は空間電荷制限領域を示す。
子放出機構、10は空間電荷制限領域を示す。
正のグリッド電圧をカソード・グリッド間に加えると
チャイルド−ラングミュアの法則によりカソード−グリ
ッド間に電流が流れる。カソード−グリッド間電流はグ
リッド電極にある程度流れ込むが、大部分が通過するこ
とができ、それがプレート電流になる。その結果、本発
明に係る電子増幅素子は従来の3極真空管に類似した特
性を有することになる。
チャイルド−ラングミュアの法則によりカソード−グリ
ッド間に電流が流れる。カソード−グリッド間電流はグ
リッド電極にある程度流れ込むが、大部分が通過するこ
とができ、それがプレート電流になる。その結果、本発
明に係る電子増幅素子は従来の3極真空管に類似した特
性を有することになる。
第4図は本発明において、2個以上のグリッドを有す
る従来の多極真空管に類似した電子増幅素子の概念図で
ある。第4図において、2は電子放出電極、3はカソー
ド、4a---4nはマルチグリッド、5はプレートを示す。
6,7A---7n,8はその電源を示す。
る従来の多極真空管に類似した電子増幅素子の概念図で
ある。第4図において、2は電子放出電極、3はカソー
ド、4a---4nはマルチグリッド、5はプレートを示す。
6,7A---7n,8はその電源を示す。
本発明に係る電子増幅素子の他の実施例は第5図に示
す如く、第1図における電子放出機構9の放出方向に金
属よりなるコレクタ電極11と、それらの中間に金属薄膜
よりなる2対の入力グリッド電極4A−1,4A−2及び出力
グリッド電極4B−1,4B−2を設けたものである。グリッ
ド電極電子放出機構9から近い順に入力グリッド4A−
1、入力グリッド4A−2、出力グリッド4B−1、出力グ
リッド4B−2という名称をつける。電圧の基準をカソー
ド3にとる。
す如く、第1図における電子放出機構9の放出方向に金
属よりなるコレクタ電極11と、それらの中間に金属薄膜
よりなる2対の入力グリッド電極4A−1,4A−2及び出力
グリッド電極4B−1,4B−2を設けたものである。グリッ
ド電極電子放出機構9から近い順に入力グリッド4A−
1、入力グリッド4A−2、出力グリッド4B−1、出力グ
リッド4B−2という名称をつける。電圧の基準をカソー
ド3にとる。
入力グリッド4A−1の電圧V1により電子放出機構9か
ら放出された電子を加速する。引続き入力グリッド4A−
1、及び同4A−2の間の入力電圧V2によりこの電子の速
度の変調を行う。速度変調を受けた電子は出力グリッド
対の方向に伝搬する間に集群作用によって密度変調流に
なる。
ら放出された電子を加速する。引続き入力グリッド4A−
1、及び同4A−2の間の入力電圧V2によりこの電子の速
度の変調を行う。速度変調を受けた電子は出力グリッド
対の方向に伝搬する間に集群作用によって密度変調流に
なる。
密度変調された電子流により、出力グリッド対4B−1,
4B−2に誘導電流が生じ、出力端子13に出力が得られ
る。出力グリッド対4B−1,4B−2を通過した電子はコレ
クタ11にて回収される。
4B−2に誘導電流が生じ、出力端子13に出力が得られ
る。出力グリッド対4B−1,4B−2を通過した電子はコレ
クタ11にて回収される。
その結果、本発明にかかる電子増幅素子は、従来の真
空管に置けるクライストロンに類似した構造及び特性を
有している。
空管に置けるクライストロンに類似した構造及び特性を
有している。
本発明に係る電子増幅素子の他の実施例は第6図に示
す如く、第1図における電子放出機構9の放出方向に金
属よりなるコレクタ電極11と、それらの中間に電磁波の
位相速度を遅くする遅延回路15を設けたものである。
す如く、第1図における電子放出機構9の放出方向に金
属よりなるコレクタ電極11と、それらの中間に電磁波の
位相速度を遅くする遅延回路15を設けたものである。
遅延回路15中において電磁波の速度より電子放出機構
から放出された電子流の速度をわずかに大きくすること
により、電子流束のエネルギーを電磁波に与え、電磁波
の増幅が行われる。電子流と電磁波の相互作用が終了し
た電子流はコレクタ11によって回収される。
から放出された電子流の速度をわずかに大きくすること
により、電子流束のエネルギーを電磁波に与え、電磁波
の増幅が行われる。電子流と電磁波の相互作用が終了し
た電子流はコレクタ11によって回収される。
その結果、本発明に係る電子増幅素子は、従来の真空
管に置ける進行波管に類似した構造及び特性を有してい
る。
管に置ける進行波管に類似した構造及び特性を有してい
る。
本発明の電子増幅素子は第1図に示した電子放出機構
を用いることにより絶縁体中の伝導帯に電子を放出する
ことが可能になる。これを用いることにより従来の真空
管の真空を絶縁体に置き換えた真空管型電子増幅素子を
形成することが可能になる。
を用いることにより絶縁体中の伝導帯に電子を放出する
ことが可能になる。これを用いることにより従来の真空
管の真空を絶縁体に置き換えた真空管型電子増幅素子を
形成することが可能になる。
(発明の効果) 以上説明した如く本発明にかかる電子増幅素子によれ
ば、金属をこの素子の電極部分に用いることにより、導
電率が大きいために素子を寄生抵抗が生じ難く出来、こ
れによる電子の応答速度の低下を防ぐことができる。
ば、金属をこの素子の電極部分に用いることにより、導
電率が大きいために素子を寄生抵抗が生じ難く出来、こ
れによる電子の応答速度の低下を防ぐことができる。
さらに本発明の電子増幅素子では絶縁体を用いること
により素子内の走行空間を半導体より真空に近い状態に
でき、電子の散乱をなくすことができる、かつ素子内に
真空領域を作る場合に比べて構造の機械的な不安定性を
避けることが可能である。
により素子内の走行空間を半導体より真空に近い状態に
でき、電子の散乱をなくすことができる、かつ素子内に
真空領域を作る場合に比べて構造の機械的な不安定性を
避けることが可能である。
よって本発明の電子増幅素子は従来の半導体に比して
極めて優れた利点を有し工業上有用である。
極めて優れた利点を有し工業上有用である。
第1図は本発明に係る電子放出機構の模式図、 第2図は本発明に係る電子増幅素子の構成図、 第3図は同バンド図、 第4図は本発明に係る電子増幅素子の構造図、 第5図は本発明に係る電子増幅素子の構造図、 第6図は本発明に係る電子増幅素子の構造図を示す。 1…絶縁体、2…金属製電子放出電極 3…金属製カソード、4…グリッド 5…プレート、6,7,8…電源 9…電子放出機構、10…空間電荷制限領域 11…コレクタ、12…コレクタ電源 13…出力端子、14…遅延回路の入力端子 15…低速波遅延回路、16…遅延回路の出力端子
Claims (5)
- 【請求項1】絶縁体材料中に、電子放出電極、カソー
ド、グリッド、プレートの4つの金属電極を挿入し、カ
ソード−グリッド間の空間制限電荷領域を用いて動作す
るよう構成したことを特徴とする電子増幅素子。 - 【請求項2】絶縁体材料中に、電子放出電極、カソー
ド、2つ以上のグリッド、プレートの金属電極を挿入
し、カソード−第一グリッド間の空間制限電荷領域を用
いて動作するよう構成したことを特徴とする電子増幅素
子。 - 【請求項3】絶縁体材料中に、電子放出電極、カソー
ド、速度変調用入力グリッド対、出力用グリッド対、コ
レクタの金属電極を挿入し、入力グリッドにより電子の
速度変調を用いて動作するよう構成したことを特徴とす
る電子増幅素子。 - 【請求項4】絶縁体材料中に、電子放出電極、カソー
ド、遅延導波路、コレクタの金属電極を挿入し、電子の
エネルギーと電磁波のエネルギーの結合を用いて動作す
るよう構成したことを特徴とする電子増幅素子。 - 【請求項5】上記電子増幅素子以外で、絶縁体材料中に
挿入した金属電極よりなる電子放出機構により電子を絶
縁体中に放出し、絶縁体中の伝導帯を電子の走行領域と
するよう構成したことを特徴とする電子増幅素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63252164A JP2507887B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 電子増幅素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63252164A JP2507887B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 電子増幅素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100239A JPH02100239A (ja) | 1990-04-12 |
JP2507887B2 true JP2507887B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=17233378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63252164A Expired - Lifetime JP2507887B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 電子増幅素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507887B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP63252164A patent/JP2507887B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02100239A (ja) | 1990-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |