JP2507716Y2 - 野球ゲ―ム器 - Google Patents
野球ゲ―ム器Info
- Publication number
- JP2507716Y2 JP2507716Y2 JP11468388U JP11468388U JP2507716Y2 JP 2507716 Y2 JP2507716 Y2 JP 2507716Y2 JP 11468388 U JP11468388 U JP 11468388U JP 11468388 U JP11468388 U JP 11468388U JP 2507716 Y2 JP2507716 Y2 JP 2507716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baseball game
- ball
- game machine
- arm
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、玩具である野球ゲーム器に関し、とくに手
のひらに乗る小型なカードサイズの野球ゲーム器に関す
る。
のひらに乗る小型なカードサイズの野球ゲーム器に関す
る。
(従来の技術) 従来の野球ゲーム器で、特に野球フィールドを構成す
る盤面と転動自在なボールを有する野球ゲーム器におい
て、遊戯者2人で攻守に分かれてゲームを行い、スチー
ル製のボールをはじき出す投球手段と、野球フィールド
の盤面裏側のホームベース付近に設けた磁石の位置操作
を行なう変化級手段によって、投球側の遊戯者が打撃側
の遊戯者に予測困難な変化球を投球できるものがあっ
た。
る盤面と転動自在なボールを有する野球ゲーム器におい
て、遊戯者2人で攻守に分かれてゲームを行い、スチー
ル製のボールをはじき出す投球手段と、野球フィールド
の盤面裏側のホームベース付近に設けた磁石の位置操作
を行なう変化級手段によって、投球側の遊戯者が打撃側
の遊戯者に予測困難な変化球を投球できるものがあっ
た。
(本考案が解決しようとする課題) しかし、従来の投球および変化球手段では、野球ゲー
ム器自体を小型化するのが困難で、しかも遊戯者2人で
攻守に分かれてゲームを行うしかなかった。
ム器自体を小型化するのが困難で、しかも遊戯者2人で
攻守に分かれてゲームを行うしかなかった。
また、従来の変化球手段では、はじき出されたボール
を盤面裏側にある磁石で吸引してボールのコースを曲げ
るため、投球コースの変化の度合いはまちまちで不確実
なものだった。
を盤面裏側にある磁石で吸引してボールのコースを曲げ
るため、投球コースの変化の度合いはまちまちで不確実
なものだった。
本考案の目的は、野球ゲーム器を遊ぶ場所を選ばない
様なコンパクトなものに形成すると共に、特に遊戯者1
人でも簡便な操作により遊戯者自身が予測困難な変化球
を確実に得られる投球手段を有する野球ゲーム器を提供
することにある。
様なコンパクトなものに形成すると共に、特に遊戯者1
人でも簡便な操作により遊戯者自身が予測困難な変化球
を確実に得られる投球手段を有する野球ゲーム器を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の野球ゲーム器は、カードサイズの箱形のケー
スに形成され、野球フィールドを構成する盤面と転動自
在なスチール製のボールを有する野球ゲーム器におい
て、 上記盤面のホームベース付近のケース底部に複数の溝
を形成するコースガイドと、 上記複数の溝のいずれかにスライド自在に挿入される
ポストが設けられると共に、上記コースガイドの壁に接
触して角度が変化されるランダム用ギアと、 上記ギアを回転自在に枢支すると共に、ボール吸着用
のマグネットを固着するアームと、 上記アームを回動自在に枢支する可動ベースとを備え
ていることを特徴とする。
スに形成され、野球フィールドを構成する盤面と転動自
在なスチール製のボールを有する野球ゲーム器におい
て、 上記盤面のホームベース付近のケース底部に複数の溝
を形成するコースガイドと、 上記複数の溝のいずれかにスライド自在に挿入される
ポストが設けられると共に、上記コースガイドの壁に接
触して角度が変化されるランダム用ギアと、 上記ギアを回転自在に枢支すると共に、ボール吸着用
のマグネットを固着するアームと、 上記アームを回動自在に枢支する可動ベースとを備え
ていることを特徴とする。
(作用) したがって、本考案によると、野球ゲーム器全体が、
カードサイズの箱形のケースに形成されているため、プ
レイする場所を選ばない携帯可能な野球ゲーム器とな
る。
カードサイズの箱形のケースに形成されているため、プ
レイする場所を選ばない携帯可能な野球ゲーム器とな
る。
また、遊戯者の操作によって、可動ベースが枢支する
アームが移動する際に、ギアがコースガイドの壁に接触
して回転し、盤面上のスチール製のボールがマグネット
に吸着されたままアームと共に本塁方向に移動すること
で投球が得られ、その投球時のポストの角度に応じて、
複数の溝のいずれかを位置的にポストが選択してスライ
ドするため、選択された溝道に沿った投球コースが確実
に得られ、しかも、この機構は遊戯者から見えないた
め、複数ある投球コースのいずれかを予測することは非
常に困難になる。
アームが移動する際に、ギアがコースガイドの壁に接触
して回転し、盤面上のスチール製のボールがマグネット
に吸着されたままアームと共に本塁方向に移動すること
で投球が得られ、その投球時のポストの角度に応じて、
複数の溝のいずれかを位置的にポストが選択してスライ
ドするため、選択された溝道に沿った投球コースが確実
に得られ、しかも、この機構は遊戯者から見えないた
め、複数ある投球コースのいずれかを予測することは非
常に困難になる。
(実施例) 以下に本考案を、その実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図は、本考案による一実施例を示す野球ゲーム器
全体の平面図であり、第2図は同上実施例の要部を示す
分解斜視図、第3図は同上実施例要部の平面図である。
全体の平面図であり、第2図は同上実施例の要部を示す
分解斜視図、第3図は同上実施例要部の平面図である。
まず、第1図を参照して全体を概略説明すると、野球
ゲーム器10は、やや厚手なカードサイズの箱形からな
り、該野球ゲーム器10は透明な上ケース12と、野球フィ
ールドを構成する中ケース14と、ボール通路を構成する
下ケース16とからなる。
ゲーム器10は、やや厚手なカードサイズの箱形からな
り、該野球ゲーム器10は透明な上ケース12と、野球フィ
ールドを構成する中ケース14と、ボール通路を構成する
下ケース16とからなる。
第1図のAはホームのプレート部、Bは該プレート部
に枢着されるバット、Cはピッチャー位置にある転動自
在なスチール製のボールで、後記するマグネットKで保
持される。
に枢着されるバット、Cはピッチャー位置にある転動自
在なスチール製のボールで、後記するマグネットKで保
持される。
Dは、ピッチャー位置よりにあるボールのリセット出
口、Eは外野位置にある複数のバスケットで、該バスケ
ットEとリセット出口Dとは、下ケース16内で連通さ
れ、傾斜を利用して、ボールCはリセット出口Dからピ
ッチャー位置にもどるようになっている。
口、Eは外野位置にある複数のバスケットで、該バスケ
ットEとリセット出口Dとは、下ケース16内で連通さ
れ、傾斜を利用して、ボールCはリセット出口Dからピ
ッチャー位置にもどるようになっている。
Fはピッチングセット用のスライド式のボタン、Gは
ピッチングスタート用の押しボタン、Hはバッティング
用の押しボタンである。
ピッチングスタート用の押しボタン、Hはバッティング
用の押しボタンである。
ここで第1図の動作の概略を説明すると、まずスライ
ドボタンFの移動で、図示略のスプリングに抗してマグ
ネットKがピッチャー位置にセットされ、ピッチングス
タートの押しボタンGで、該マグネットKに吸着された
ボールCが投げられる。
ドボタンFの移動で、図示略のスプリングに抗してマグ
ネットKがピッチャー位置にセットされ、ピッチングス
タートの押しボタンGで、該マグネットKに吸着された
ボールCが投げられる。
その際、バットBに到達されるまでは、調速機(ガバ
ナ)29などの作用によりゆっくり投げられる。
ナ)29などの作用によりゆっくり投げられる。
また、ボールCは、プレート部Aを通る際、後記する
ピッチング機構によって変化球が投げられる。
ピッチング機構によって変化球が投げられる。
バットBで以上のように投げられたボールCを打つ
と、打たれたボールCはバスケットEに入り、下ケース
16の図示略のボールリセット通路を通り、再びリセット
出口Dからピッチャー位置に戻る。
と、打たれたボールCはバスケットEに入り、下ケース
16の図示略のボールリセット通路を通り、再びリセット
出口Dからピッチャー位置に戻る。
さて、上述のピッチング機構は、第2図ならびに第3
図に示されるように、下ケース16の適所に立設される溝
形成用のコースガイド20と、該コースガイド20の溝21、
23、25に嵌入されるポスト22付のギア24と、該ギア24を
回転自在に保持すると共に、マグネットKを固着するア
ーム26と、該アーム26を枢支する可動ベース28と、該可
動ベース28を移動するためのスプリング30と、可動ベー
ス28をガイドするステー32とからなる。
図に示されるように、下ケース16の適所に立設される溝
形成用のコースガイド20と、該コースガイド20の溝21、
23、25に嵌入されるポスト22付のギア24と、該ギア24を
回転自在に保持すると共に、マグネットKを固着するア
ーム26と、該アーム26を枢支する可動ベース28と、該可
動ベース28を移動するためのスプリング30と、可動ベー
ス28をガイドするステー32とからなる。
上述の構成からなるピッチング機構は、スプリング30
に抗して可動ベース28を引っ張り、該可動ベース28を離
すと、第3図のように、可動ベース28がステー32に沿っ
て、歯車などの調速機(ガバナ)29を介在して、ゆっく
りと移動する。
に抗して可動ベース28を引っ張り、該可動ベース28を離
すと、第3図のように、可動ベース28がステー32に沿っ
て、歯車などの調速機(ガバナ)29を介在して、ゆっく
りと移動する。
このとき、ギア24の下につけられたポスト22がコース
ガイド20の溝21、23、25のいずれかに沿って動き、結果
として、マグネットKがボールCを吸着したまま直線あ
るいは左右に動くことになって、ストレート、シュー
ト、カーブの投球を得ることになる。
ガイド20の溝21、23、25のいずれかに沿って動き、結果
として、マグネットKがボールCを吸着したまま直線あ
るいは左右に動くことになって、ストレート、シュー
ト、カーブの投球を得ることになる。
なお、ギア24は、コースガイド20の溝21、23、25の通
過のたびに、壁との接触などにより角度が変えられ、向
きの変わったポスト22と、該ポスト22がはまり込むコー
スガイド20の溝21、23、25により、ボールCは投球ごと
にランダムに移動コースが変わる。
過のたびに、壁との接触などにより角度が変えられ、向
きの変わったポスト22と、該ポスト22がはまり込むコー
スガイド20の溝21、23、25により、ボールCは投球ごと
にランダムに移動コースが変わる。
(効果) 以上のようになる本考案は、簡便な操作により確実な
変化球コースを自動的に投球することができ、遊戯者が
1人でも飽きることなく遊び続けられる効果がある。
変化球コースを自動的に投球することができ、遊戯者が
1人でも飽きることなく遊び続けられる効果がある。
第1図は、本考案による一実施例を示す野球ゲーム器全
体の平面図であり、第2図は同上実施例の要部を示す分
解斜視図、第3図は同上実施例要部の平面図である。 20……コースガイド、21、23、25……溝、22……ポス
ト、24……ギア、26……アーム、28……可動ベース、K
……マグネット、
体の平面図であり、第2図は同上実施例の要部を示す分
解斜視図、第3図は同上実施例要部の平面図である。 20……コースガイド、21、23、25……溝、22……ポス
ト、24……ギア、26……アーム、28……可動ベース、K
……マグネット、
Claims (1)
- 【請求項1】カードサイズの箱形のケースに形成され、
野球フィールドを構成する盤面と転動自在なスチール製
のボールを有する野球ゲーム器において、 上記盤面のホームベース付近のケース底部に複数の溝を
形成するコースガイドと、 上記複数の溝のいずれかにスライド自在に挿入されるポ
ストが設けられると共に、上記コースガイドの壁に接触
して角度が変化されるランダム用ギアと、 上記ギアを回転自在に枢支すると共に、ボール吸着用の
マグネットを固着するアームと、 上記アームを回動自在に枢支する可動ベースとを備えて
なる野球ゲーム器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11468388U JP2507716Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 野球ゲ―ム器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11468388U JP2507716Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 野球ゲ―ム器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0235778U JPH0235778U (ja) | 1990-03-08 |
JP2507716Y2 true JP2507716Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=31355657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11468388U Expired - Lifetime JP2507716Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 野球ゲ―ム器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507716Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP11468388U patent/JP2507716Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0235778U (ja) | 1990-03-08 |
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