JP2507420B2 - 時分割多重多元接続通信方式 - Google Patents
時分割多重多元接続通信方式Info
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- JP2507420B2 JP2507420B2 JP62104740A JP10474087A JP2507420B2 JP 2507420 B2 JP2507420 B2 JP 2507420B2 JP 62104740 A JP62104740 A JP 62104740A JP 10474087 A JP10474087 A JP 10474087A JP 2507420 B2 JP2507420 B2 JP 2507420B2
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- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は時分割多重多元接続（TDMA）通信方式に関
し、特に搬送波を用いた通信方式に関する。
し、特に搬送波を用いた通信方式に関する。
従来、この種の時分割多重多元接続通信方式は制御
局,TDMA基地局及び多数のTDMA端末局で構成されてい
る。そして、このシステムにおいてTDMA端末局の数が増
加した場合の対応策として次の方法が提案されている。
局,TDMA基地局及び多数のTDMA端末局で構成されてい
る。そして、このシステムにおいてTDMA端末局の数が増
加した場合の対応策として次の方法が提案されている。
即ち、第１の方法は、将来見込める最大のTDMA端末局
数を収容するようTDMA基地局とTDMA端末局間の搬送波に
よる信号伝送速度を高くしておく方法である。
数を収容するようTDMA基地局とTDMA端末局間の搬送波に
よる信号伝送速度を高くしておく方法である。
また、第２の方法は端末局の増加数がある一定値を越
える場合には、別のシステムを増加してこれに対処する
方法である。
える場合には、別のシステムを増加してこれに対処する
方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、前記第１の方法では、TDMA基地局と多数のTD
MA端末局との間の伝送路の伝送特性（振幅特性，群遅延
特性）によってディジタル信号の劣化の割合が伝送速度
に応じて大きくなるという問題があり、極端な場合は信
号が伝送できなくなることが生ずる。これを避けるため
には、伝送路の伝送特性を補償するような等化器が必要
とされる。しかしながら、TDMA端末局までの伝送特性が
異なっているような場合は、それぞれの特性に対応した
等化器を必要としたり適応等化器が必要となり、システ
ム全体のコスト上昇を招く問題が生じる。
MA端末局との間の伝送路の伝送特性（振幅特性，群遅延
特性）によってディジタル信号の劣化の割合が伝送速度
に応じて大きくなるという問題があり、極端な場合は信
号が伝送できなくなることが生ずる。これを避けるため
には、伝送路の伝送特性を補償するような等化器が必要
とされる。しかしながら、TDMA端末局までの伝送特性が
異なっているような場合は、それぞれの特性に対応した
等化器を必要としたり適応等化器が必要となり、システ
ム全体のコスト上昇を招く問題が生じる。
また、前記第２の方法では、原理的に全てのTDMA端末
局が他のTDMA基地局にアクセスできないため、同じ通話
タイムスロット数を持つ前述の第１の方法に比較して収
容できるTDMA端末局の数が減少するという問題が生じ
る。
局が他のTDMA基地局にアクセスできないため、同じ通話
タイムスロット数を持つ前述の第１の方法に比較して収
容できるTDMA端末局の数が減少するという問題が生じ
る。
本発明の目的は上述した従来の問題を解消し、等化器
を不要にするとともに収容できる端末局数の増加を図る
ことができる時分割多重多元接続通信方式を提供するこ
とにある。
を不要にするとともに収容できる端末局数の増加を図る
ことができる時分割多重多元接続通信方式を提供するこ
とにある。
本発明の時分割多重多元接続通信方式は、複数の搬送
波を用い、夫々の搬送波に対応して設けた複数のTDMA基
地局と、これらTDMA基地局に夫々属しかつ前記搬送波を
媒体として接続される複数のTDMA端末局と、前記TDMA基
地局及びTDMA端末局を制御する制御局とでTDMAシステム
を構成し、前記制御局は、前記TDMA基地局を通じて制御
用タイムスロットを発し、この制御用タイムスロットに
より各TDMA基地局に属してアイドル状態にあるTDMA端末
局を待機させ、かつ発呼又は着呼の生じたときには前記
制御用タイムスロットを通じて前記発呼又は着呼の生じ
たTDMA端末局に対して使用してもよい搬送波及びタイム
スロットを指令して呼接続を行うよう構成している。
波を用い、夫々の搬送波に対応して設けた複数のTDMA基
地局と、これらTDMA基地局に夫々属しかつ前記搬送波を
媒体として接続される複数のTDMA端末局と、前記TDMA基
地局及びTDMA端末局を制御する制御局とでTDMAシステム
を構成し、前記制御局は、前記TDMA基地局を通じて制御
用タイムスロットを発し、この制御用タイムスロットに
より各TDMA基地局に属してアイドル状態にあるTDMA端末
局を待機させ、かつ発呼又は着呼の生じたときには前記
制御用タイムスロットを通じて前記発呼又は着呼の生じ
たTDMA端末局に対して使用してもよい搬送波及びタイム
スロットを指令して呼接続を行うよう構成している。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
図は本発明の一実施例のブロック図である。図におい
て、１は制御局であり、これには多数のTDMA基地局21,2
2，…2nが接続される。また、これらTDMA基地局には合
成分配器３が接続され、同軸ケーブル４を介して多数の
TDMA端末局（511,512，…51i），（521,522，…52i）〜
（5n1,5n2，…5ni）が接続されている。ここで、これら
TDMA端末局は括弧で括ったグループ毎に前記TDMA基地局
21,22，…2nに夫々対応し、各TDMA基地局に属するよう
に構成されている。そして、このTDMA端末局には図外の
夫々異なる加入者に接続される加入者接続端（611,
612，…61i），（621,622，…62i）〜（6n1,6n2，…
6ni）が設けられ、またこれに対応するように前記制御
局１には図外の交換機に接続される交換機接続端（711,
712，…71i），（721,722，…72i）〜（7n1,7n2，…
7ni）が設けられている。
て、１は制御局であり、これには多数のTDMA基地局21,2
2，…2nが接続される。また、これらTDMA基地局には合
成分配器３が接続され、同軸ケーブル４を介して多数の
TDMA端末局（511,512，…51i），（521,522，…52i）〜
（5n1,5n2，…5ni）が接続されている。ここで、これら
TDMA端末局は括弧で括ったグループ毎に前記TDMA基地局
21,22，…2nに夫々対応し、各TDMA基地局に属するよう
に構成されている。そして、このTDMA端末局には図外の
夫々異なる加入者に接続される加入者接続端（611,
612，…61i），（621,622，…62i）〜（6n1,6n2，…
6ni）が設けられ、またこれに対応するように前記制御
局１には図外の交換機に接続される交換機接続端（711,
712，…71i），（721,722，…72i）〜（7n1,7n2，…
7ni）が設けられている。
前記交換機接続端711,712，…7niと加入者接続端611,
612，…6niは夫々１対１で対応している。例えば交換機
接続端711の信号は加入者接続端611に出力され、逆に加
入者接続端611の信号は交換機接続端711に出力される。
他の交換機接続端712…7ni及び加入者接続端612，…6ni
についても同様である。
612，…6niは夫々１対１で対応している。例えば交換機
接続端711の信号は加入者接続端611に出力され、逆に加
入者接続端611の信号は交換機接続端711に出力される。
他の交換機接続端712…7ni及び加入者接続端612，…6ni
についても同様である。
前記TDMA基地局21,22，…2nは夫々異なる複数の搬送
波を用いてTDMA処理を行うように構成される。
波を用いてTDMA処理を行うように構成される。
また、前記制御局１は、TDMA基地局から前記分配合成
器３及び同軸ケーブル４を経て、制御用タムスロットを
全TDMA端末局511,512，…5niに送出する。これらの全TD
MA端末局511,512，…5niは、この制御タイムスロットの
制御信号を受信することにより、TDMA基地局21,22，…2
nの中の使用してもよいTDMA基地局の搬送波と、その搬
送波で伝送される通話用タイムスロットの中の使用して
もよい通話用タイムスロットが指示される。
器３及び同軸ケーブル４を経て、制御用タムスロットを
全TDMA端末局511,512，…5niに送出する。これらの全TD
MA端末局511,512，…5niは、この制御タイムスロットの
制御信号を受信することにより、TDMA基地局21,22，…2
nの中の使用してもよいTDMA基地局の搬送波と、その搬
送波で伝送される通話用タイムスロットの中の使用して
もよい通話用タイムスロットが指示される。
次に、以上の構成におけるTDMA通信方式を説明する。
図外の交換機から一の交換機接続端7ab（ａは１〜ｎ
のいずれか、またｂは１〜ｉのいずれかを示す）への下
り信号は、制御局１を経由してTDMA基地局2aの搬送波に
よって同軸ケーブル４を通り、TDMA端末局5abに到着す
る。TDMA端末局5abで再び信号が再生され、加入者接続
端6abに出力され、図外の加入者に伝送される。また、
加入者からの上り信号は上述の逆の経路にて交換機へ伝
送される。
のいずれか、またｂは１〜ｉのいずれかを示す）への下
り信号は、制御局１を経由してTDMA基地局2aの搬送波に
よって同軸ケーブル４を通り、TDMA端末局5abに到着す
る。TDMA端末局5abで再び信号が再生され、加入者接続
端6abに出力され、図外の加入者に伝送される。また、
加入者からの上り信号は上述の逆の経路にて交換機へ伝
送される。
ここで、制御局１からの制御用タイムスロットはTDMA
基地局２から分配合成器3,同軸ケーブル４を経て、全TD
MA端末局511,512，…5niに常時到着している。これら全
TDMA端末局は制御タイムスロットの制御信号を受信して
おり、この制御信号によって使用してもよいTDMA基地局
の搬送波とその搬送波で伝送される通話用タイムスロッ
トの中の使用してもよい通話用タイムスロットの指示を
受けるようにアイドル時動作している。
基地局２から分配合成器3,同軸ケーブル４を経て、全TD
MA端末局511,512，…5niに常時到着している。これら全
TDMA端末局は制御タイムスロットの制御信号を受信して
おり、この制御信号によって使用してもよいTDMA基地局
の搬送波とその搬送波で伝送される通話用タイムスロッ
トの中の使用してもよい通話用タイムスロットの指示を
受けるようにアイドル時動作している。
図外の加入者が発呼しようとすると、加入者からの発
呼信号は加入者接続端6abを経てTDMA端末局5abで検出さ
れる。検出されると。TDMA端末局5abはTDMA基地局2aへ
の上りの制御用タイムスロットを使用して、使用しても
よい搬送波及びタイムスロットの許可依頼を制御局１に
仰ぐ。この許可依頼に対して、制御局１は使用してもよ
い搬送波及び通話用タイムスロットをTDMA基地局2aの下
りの制御用タイムスロットを通じてTDMA端末局5abに指
示する。指示を受けたTDMA端末局5abは搬送波の周波数
を変え、使用してもよい通話用タイムスロットに加入者
からの音声信号を接続する。
呼信号は加入者接続端6abを経てTDMA端末局5abで検出さ
れる。検出されると。TDMA端末局5abはTDMA基地局2aへ
の上りの制御用タイムスロットを使用して、使用しても
よい搬送波及びタイムスロットの許可依頼を制御局１に
仰ぐ。この許可依頼に対して、制御局１は使用してもよ
い搬送波及び通話用タイムスロットをTDMA基地局2aの下
りの制御用タイムスロットを通じてTDMA端末局5abに指
示する。指示を受けたTDMA端末局5abは搬送波の周波数
を変え、使用してもよい通話用タイムスロットに加入者
からの音声信号を接続する。
一方、制御局１は指示したTDMA基地局の搬送波上の通
話用タイムスロットを交換機接続端7abに接続する。
話用タイムスロットを交換機接続端7abに接続する。
以上述べた作用によって、加入者接続端6abと交換機
接続端7abとが接続され、通話路が構成される。したが
って、全ての加入者接続端は任意の搬送波の任意の通話
用タイムスロットにアクセスできることになる。
接続端7abとが接続され、通話路が構成される。したが
って、全ての加入者接続端は任意の搬送波の任意の通話
用タイムスロットにアクセスできることになる。
着信の場合の接続も任意の搬送波の任意の通話用タイ
ムスロットにアクセスできる。
ムスロットにアクセスできる。
以上説明したように本発明は、複数の搬送波に対応し
て設けた複数のTDMA基地局を通じて制御用タイムスロッ
トを発し、この制御用タイムスロットによりそのTDMA基
地局に属してアイドル状態にあるのTDMA端末局を待機さ
せ、かつ発呼又は着呼の生じたときにはその制御用タイ
ムスロットを通じて発呼又は着呼の生じたTDMA端末局に
対して使用してもよい搬送波及びタイムスロットを指令
して呼接続を行っているので、TDMA基地局が１つで使用
する搬送波が１つの場合に比較してTDMA基地局の伝送ス
ピードを基地局の数の分だけ向上することができ、劣悪
なケーブル伝送路の場合にも良好な通話を行うことがで
き、伝送路の等化器を省略することができる。
て設けた複数のTDMA基地局を通じて制御用タイムスロッ
トを発し、この制御用タイムスロットによりそのTDMA基
地局に属してアイドル状態にあるのTDMA端末局を待機さ
せ、かつ発呼又は着呼の生じたときにはその制御用タイ
ムスロットを通じて発呼又は着呼の生じたTDMA端末局に
対して使用してもよい搬送波及びタイムスロットを指令
して呼接続を行っているので、TDMA基地局が１つで使用
する搬送波が１つの場合に比較してTDMA基地局の伝送ス
ピードを基地局の数の分だけ向上することができ、劣悪
なケーブル伝送路の場合にも良好な通話を行うことがで
き、伝送路の等化器を省略することができる。
また、全加入者が全ての搬送波の全ての通話用タイム
スロットを使えるので、運べる呼量が大きく、かつ加入
者の増加に対応して基地局を漸次増設していくこともで
き、従来と同様のシステムの導入を図ることができ、実
用性に優れたシステムを構築できるという効果も得られ
る。
スロットを使えるので、運べる呼量が大きく、かつ加入
者の増加に対応して基地局を漸次増設していくこともで
き、従来と同様のシステムの導入を図ることができ、実
用性に優れたシステムを構築できるという効果も得られ
る。
図は本発明の一実施例のブロック図である。 １…制御局、21,22，…2n…TDMA基地局、３…合成分配
器、４…同軸ケーブル、511,512…5ni…TDMA端末局、6
11,612，…6ni…加入者接続端、711,712，…7ni…交換
機接続端。
器、４…同軸ケーブル、511,512…5ni…TDMA端末局、6
11,612，…6ni…加入者接続端、711,712，…7ni…交換
機接続端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋山 孝 東京都港区芝５丁目33番１号番３号 日 本電気株式会社内 (72)発明者 春山 秀朗 川崎市幸区小向東芝町１ 株式会社東芝 総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】時分割多重多元接続（TDMA）通信方式にお
いて、複数の搬送波を用い、夫々の搬送波に対応して設
けた複数のTDMA基地局と、これらTDMA基地局に夫々属し
かつ前記搬送波を媒体として接続される複数のTDMA端末
局と、前記TDMA基地局及びTDMA端末局を制御する制御局
とでTDMAシステムを構成し、前記制御局は、前記TDMA基
地局を通じて制御用タイムスロットを発し、この制御用
タイムスロットにより各TDMA基地局に属してアイドル状
態にあるTDMA端末局を待機させ、かつ発呼又は着呼の生
じたときには前記制御用タイムスロットを通じて前記発
呼又は着呼の生じたTDMA端末局に対して使用してもよい
搬送波及びタイムスロットを指令して呼接続を行うこと
を特徴とする時分割多重多元接続通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62104740A JP2507420B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 時分割多重多元接続通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62104740A JP2507420B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 時分割多重多元接続通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63272138A JPS63272138A (ja) | 1988-11-09 |
| JP2507420B2 true JP2507420B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=14388894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62104740A Expired - Fee Related JP2507420B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 時分割多重多元接続通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507420B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH099246A (ja) * | 1995-06-23 | 1997-01-10 | Toshiba Corp | Ｃａｔｖシステム及びｃａｔｖセンタ装置及びｃａｔｖ端末装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5067015A (ja) * | 1974-01-17 | 1975-06-05 | ||
| JPS50104740A (ja) * | 1974-01-25 | 1975-08-19 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62104740A patent/JP2507420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5067015A (ja) * | 1974-01-17 | 1975-06-05 | ||
| JPS50104740A (ja) * | 1974-01-25 | 1975-08-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63272138A (ja) | 1988-11-09 |
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