JP2507324B2 - ケ―ブル取付装置用クリップ - Google Patents

ケ―ブル取付装置用クリップ

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JP2507324B2
JP2507324B2 JP61129019A JP12901986A JP2507324B2 JP 2507324 B2 JP2507324 B2 JP 2507324B2 JP 61129019 A JP61129019 A JP 61129019A JP 12901986 A JP12901986 A JP 12901986A JP 2507324 B2 JP2507324 B2 JP 2507324B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/02Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets partly surrounding the pipes, cables or protective tubing
    • F16L3/04Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets partly surrounding the pipes, cables or protective tubing and pressing it against a wall or other support

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はケーブルを面に固定する分野に係り、特に傷
のつきやすい信号伝送用絶縁ケーブルの支持面への固定
に関する。
従来の技術及び問題点 電子機器の設置に際して共通して生ずる問題の一に例
えば遠隔通信分野で使用されるケーブルなどのケーブル
を壁や床,ベースボード,あるいは他の同様な支持面へ
固定する問題がある。近年の遠隔通信事業の発展により
傷のつきやすいケーブルを支持面に固定する機会が増大
しており、かかるケーブルを支持面に容易かつ効率的
に、さらに安全に取付ける工具に対する需要が増大して
いる。またかかるケーブルを支持面に容易かつ効率的
に、さらに安全に、また同時に迅速かつ能率的に、さら
にケーブルを傷めることなく取付けうる工具に対する需
要は特に切実である。
従来のケーブルを面に固定する方法では個々に手で取
付けられるクリップ、あるいは通常のステープルガンが
使われていた。手で取付けられるクリップをケーブルを
支持面に取付けるのに使用する方法は時間がかかり、労
働コストが高くなって経済的魅力に欠ける。通常のステ
ープルガンを使用した取付けはクリップを使うよりも迅
速で経済的だがステープルはケーブルに有害な効果を与
え、その電気的特性を損い、また安全上の問題を生じる
ことが見出された。
従来のステープルガンは金属ステープルを打込むが、
ステープルの先端がケーブルの近傍を通って打込まれる
際保護絶縁層を切裂くことが多く、またこの過程で加え
られる力によりステープルの横断部分が導電ワイヤを包
むケーブル絶縁層にくい込みこれを切裂くことも多い。
そこで金属ステープルが絶縁層を切裂くことにより導電
ワイヤが露出して湿気が侵入してしまい、あるいはケー
ブルが余りに押潰されて正しく信号を伝送する能力が損
われたり、さらにまた導電ワイヤの一が実際に切断され
てしまうなどの問題点が生じる。さらに、ステープルに
よってケーブルに加えられる力はステープルに接触する
ケーブルの寸法やステープルの脚が打込まれる支持面の
抵抗力によって変る。そこでステープラーはケーブルが
取付けられる環境が変る毎に一のケーブル寸法及び一の
面を構成する材料の密度に適合して打込力を調整してや
らねばならない。傷のつきやすいケーブルを設置する現
在最も普通の方法は個々に手で取付けられるクリップを
使用することである。このように、ケーブルをより迅速
かつ容易に、またケーブル絶縁層や導電ワイヤを実質的
に押潰したり切断することなく取付ける手段,方法が必
要とされている。
動作の際は組立てられた筐体の基部部材内のスロット
がケーブル上に位置される。ステープルガンの引金を動
かしてステープルガン中の最前方のステープルを下方へ
動かし、ステープル脚がその下のステープル封入部基部
の穴を通される。射出されたステープルの力により封入
部はステープルガンから下方へ動かされ、封入部の基部
が支持面に接触する。ステープルの脚は封入部基部の穴
を通って支持面にくい込み、封入部を直立状態で固定す
る。この状態で封入部下側のスロットは支持面と協働し
てケーブルが通るチャンネルを画成する。このように、
封入部の脚状部と横断部材とがステープルをケーブルか
ら隔離し、ケーブルがステープルと接触するのを防ぐ。
このような動作によってステープルガンから射出された
ステープルの運動量は封入部及び支持面により吸収され
てケーブルに伝わることがない。
問題点を解決するための手段 一般に、本発明は新規で改良されたケーブル保持取付
クリップを使用した、ケーブルを支持面に迅速かつ自動
的に固定するシステム及び装置を提供する。本願におい
てはクリップなる語は支持面に打込まれる固定要素をク
リップが一様な自動化された過程により位置され、打込
まれ、取付けられることが可能なように内部に一体的に
含む保護筐体を含めて使用する。本発明はまた複数のク
リップを保持して位置させ、ケーブルを支持面に正確か
つ経済的、また安全に固定する新規かつ改良された取付
工具(銃に似たステープル装置)を提供する。
本発明の好ましい実施例ではクリップの絶縁保護筐体
は6面体形状をなし、平行な頂面と底面、平行な両側
面、及び平行な前後面とを有する。また筐体にはケーブ
ルを受入れ保持するチャンネルが底面に設けられる。ク
リップの保護筐体部分の頂面と底面とを結んで一対の離
間した内孔手段が貫通・延在している。各々の内孔手段
は径の異なる円筒形部分を有し、このため内部には肩が
形成される。径の小さい方の円筒形部分は錐状部で終
り、筐体の頂面に対して底面に近い側に形成されてい
る。さらに支持面に打込まれる固定手段が内孔手段中に
取付けられており、その際各要素はその一部がより小径
の円錐−円筒状部分とまさつ係合し、またその頭部がよ
り大径の円筒状部分内に位置するように取付けられてい
る。さらに複数のクリップを互いに隣接して保持する手
段が設けられる。本発明の好ましい実施例ではこの保持
手段はクリップ筐体の一方の側にあって隣接するクリッ
プ筐体の他方の側に形成された相互連結溝内にはめこま
れる相互連結リブである。
本発明の別の実施例では上に定義したクリップなる語
の範囲内には入らない別の変形クリップが提供される。
この変形クリップは適当なプラスチック材料を用いて一
体成型された筐体よりなり、底面にケーブルを受入れて
保持するチャンネルが形成される。筐体は中央部分と各
々筐体の側面から外方へ延在する2つの脚とよりなる。
また各々の脚を内孔手段が貫通して延在する。面に打込
まれる固定要素は内孔手段内にその一部がまさつ係合し
た状態で取付けられる。
本発明の他の実施例ではさらに上に定義したクリップ
なる語の範囲内には入らないさらに別の変形クリップが
提供される。この変形クリップは適当なプラスチック材
料を用いて一体成型された筐体よりなり、底面にケーブ
ルを受入れて保持するチャンネルが形成される。この絶
縁保護筐体は6面体形状を有し、平行な頂面と底面、平
行な両側面、及び平行な頂面と底面とを有する。一対の
離間した内孔手段が頂面と底面との間を結んで絶縁保護
筐体を貫通して延在する。この各内孔手段の頂面に近い
上部は断面が矩形をなし、一方各内孔手段の底面に近い
内孔手段下部は円形の断面を有する。支持面に打込まれ
る固定要素は断面が矩形の頭部と断面が円形の軸とを有
するT形釘である。T形釘は各内孔手段内に設けられ、
T形釘の軸部と内孔手段の円形部分との間のまさつ係合
によって保持される。T形釘はその一部又は頭部全体が
絶縁保護筐体頂面の上に延在し、あるいはT形釘の軸の
一部が絶縁保護筐体の底面の下側に延在する。
本発明はまた前記クリップ又は変形クリップをケーブ
ル上に位置させ、打込み、固定する取付工具を提供す
る。取付工具は通常のステープル装置と同様な動作をす
る。複数のクリップが互いに接合されて供給トラック手
段に入れられる。ばね付勢手段が複数のクリップに作用
して最前方クリップが射出シュートの上にくるようにす
る。取付工具はケーブル上に取付けられて動作され、駆
動手段を駆動して面に打込まれるクリップ固定要素の一
部と接触させ、またこれと実質的に同時にクリップをケ
ーブルを囲む固定位置まで下方に動かし、ケーブルが固
定される面上に衝合させる。クリップを面上に正しく固
定するには取付工具の駆動手段をくりかえし動かす必要
がある。
実施例 以下、本発明を実施例につき図面を参照しながら説明
する。
一般に本発明によるクリップはプラスチック材料を用
いて一体成型された絶縁保護筐体10よりなり、ケーブル
受入手段16の両側に設けられた一対の内孔手段12及び14
を有する。本発明のクリップの好ましい実施例において
は支持面に打込まれる固定要素は一対の釘18及び20であ
り、これらの釘は遠隔通信ケーブルの如きケーブルの反
対側にある支持構造体中へ打込まれる前は内孔手段12及
び14中内に完全に収まる非固定位置で保持及び支持され
ている。また他の固定手段を使用してもよい。クリップ
は釘部材の周囲で射出成型過程等によってその場で一体
クリップ部材に成型してもよいが、また筐体が形成され
た後釘を筐体内に取付ける二段階組立て過程を用いても
よい。第1及び第2図に取付工具22の一部を示す。これ
は細長い上部駆動部分24よりなり、また第6及び第7図
に示す一対のハンマー部分26及び28を含む往復動手段を
有する。細長い下側ジョー部分32が積重ねられたクリッ
プ10を摺動自在に支持するチャンネル及び案内路を構成
する。このクリップ10はこの案内路内の互いに隣接して
衝合した状態で保持され、一つ一つ複数の貯蔵位置から
ハンマー部分26及び28と整合した位置へ摺動される。取
付工具の詳細は本発明の一部ではないが、本願に記載す
る取付工具は本願に特有な変更部分を除けば外観及び機
能において例えばデュオーファスト社より製造の通常の
ステープルガンと同様である。
筐体10はポリプロピレンあるいはポリカーボネートな
ど適当なプラスチック材料ブロックよりなり、本発明の
好ましい実施例では長さ、幅及び高さを有し、平行な側
面30,32,平行な頂面及び底面34,36,及び平行な前面及び
後面38,40を有する六面体状をなしている。しかし筐体
ブロックは他の幾何学的形状であってもよい。前面38と
後面40との間には中央チャンネル手段16が延在してお
り、受入れられるケーブルの曲率半径に略等しい曲率半
径の弧状面42を形成する。チャンネル手段16はまたケー
ブル手段上への位置決めを容易にする外方へ湾曲した面
終端部44及び46を有する。このチャンネル手段16はケー
ブル手段外周部の側外方に形成された底面36よりなる対
向する平行衝合面と協働してケーブルをその中に完全に
適合して保持し、またこれによりクリップがケーブル上
に正しく位置されて支持面に固定された場合クリップの
一部がケーブルの一部とまさつ係合し、ケーブルの一部
または支持層の一部ともまさつ係合し、さらにクリップ
の底面36が支持面と接触するように構成される。
内孔手段12及び14の各々は第1の長い比較的大径の内
孔部分48及び50及び第2の比較的短かくまた比較的小径
部分を有する端ぐり状に形成されており、以下この小径
部分を12及び14とする。内孔部分48及び50の径は釘18及
び20の頭部52及び54の径よりやや大きくされる。また内
孔部分12及び14の径は釘の軸部56及び58の径よりやや小
さくされる。この組合わせにより釘はハンマー部分26及
び28に当たるように正しい位置に保持される。第3図に
示すように内孔部分12及び14には円錐部分59が底面36に
隣接して形成され、各々の釘の軸頭部を受入れる。円錐
部分59は底部で接合されて内孔部分12及び14をシール
し、この部分に釘18及び20の先端が埋込まれることでさ
らに別の釘の係止手段が形成される。釘18及び20の各々
はこれらと協働する内孔手段内に頭部と軸部がクリップ
Cの筐体10の外形内に完全に納まるように内孔のこれら
の釘を囲む部分とを間のまさつ係合により保持される。
そこでクリップは内孔部分48及び50に挿入されて釘18及
び20と係合してこれらの釘を支持面中に打込む駆動ハン
マー部分26及び28を有するステープル形取付工具中でス
テープルと同じように包装され取扱われ、また使用され
る。必要に応じて釘18及び20は他の形状、例えばT形頭
部にしてもよく、またハンマー部分も他の形状、例えば
矩形にしてもよい。
筐体10には一のクリップを隣接するクリップと相互連
結する手段が設けられる。相互連結手段は前面38から外
方に突出する一対の離間したリブ60及び62と、後面40に
形成された一対の離間した溝64及び66とよりなる。また
相互連結手段は一又は複数のリブと一又は複数のこれと
協働する溝とよりなってもよい。相互連結リブ60及び62
は断面が略円形であり、その外周面は約185°ないし345
°の孤長で延在し、これによりこの外周面の前面38との
間には切込部68及び70が形成される。相互連結溝64及び
66は断面が略円形であり、約185°ないし345°の孤長で
延在する孤状面と相互連結溝64及び66入口の弾性フラン
ジ部分72及び74を形成するスロットを有する。
一のクリップには隣りのクリップが相互連結リブ60及
び62を相互連結溝64及び66に一のクリップの前面38が隣
接クリップの後面40と接触するまで押込むことで相互連
結される。組立てられた状態では弾性フランジ部分72及
び74が切込部68及び70内にくいこんで隣接したクリップ
どうしを組立てられた状態に保持する。相互連結溝64及
び66は孤面を有すると説明したが、溝は相互連結リブを
受入れうる断面を有しておればよく、適当なフランジ部
分72及び74が形成されている限りどんな形状でもよい。
クリップを取付ける際の複数のクリップCの取付工具
22への装着のようすを第6及び第7図に概略的に示す。
複数のクリップCは組立てられて垂直板76及び78及び水
平板80及び82よりなる複数クリップ供給トラック手段に
装着される。板82はスロット83が形成されて取付工具が
ケーブル上に位置されるとケーブルの一部がスロット83
を通って延在し、クリップのケーブル受入チャンネル手
段16内に受入れられる。これによりクリップCは支持面
への取付けに先立ち支持面のやや上に位置される。場合
によってはスロット83は板の全長の半分以下の長さしか
延在しないが、必要に応じてスロット83を伸ばし、板82
の全長にわたって延在させてもよい。この構成では取付
工具は第2図に示した傾いた状態ではなく支持面に平行
に当てられる。ばね手段(図示せず)が組立てられたク
リップを取付工具22の前壁84と接触するように付勢す
る。前壁84には一対の溝86が設けられて相互連結リブ60
及び62を受入れ、前面38は前壁84の面88と接触する。第
3〜第5図に示すクリップでは筐体10は対称的であり、
従って組立てられたクリップが複数クリップ供給トラッ
ク手段中に後ろ向きに装着されても各クリップの後面40
は面88と衝合し、ハンマー部分26及び28は内孔部分48及
び50の整合する。またアタッチメント90が前壁84に隣接
して設けられ、これに切欠92及び支持基部94が設けられ
る。必要に応じてアメッチメント90は使用されないこと
もあり、切欠92は前壁84に形成されている。いずれにせ
よ、前壁は切欠92と合致する切欠を有する。切欠92と支
持基部94との距離はケーブル96の径よりやや大きい。切
欠92はスロット83と共に取付工具手段22をクリップCが
ケーブル96に対して正しく位置するように正しく整合さ
せるのに使用される。
第7図及び第8図に示すように、位置AのクリップC
はケーブル96上への取付けが可能な状態になっている。
ばね(図示せず)が前面38を面84に対して保持し、相互
連結リブ60及び62が溝86中に係合している。取付工具22
を動作するとハンマー部分26及び28が下方へ動いて頭部
52及び54と接触する。軸56及び58とより小径の内孔部12
及び14との間のまさつ力は位置AのクリップCを位置B
のクリップCに対してし下方へ相対的に動かすのに十分
な大きさである。その際位置Bのクリップが動くのがス
ロット83の両側の水平板82の一部分によって防止され
る。位置Aのクリップは下方への動きを続け、クリップ
の底面36が支持面98に接触する。クリップをケーブル上
に取付ける際の動作サイクルを以下第9〜第11図を参照
しながら説明する。
第9図に示すように、クリップCの底面36は支持面98
と接触しており、ハンマー部分26及び28への駆動力が釘
18及び20を下方へ駆動して面98内へ打込み、この際釘頭
部52及び54は頂面34と大径内孔部48,50と小径内孔部12,
14との接続部に形成された環状肩部100,102との間の大
径内孔部分48及び50内を約半分程動く。取付工具はハン
マー部分26,28によって釘18,20の頭部52,54をくりかえ
し打って頭部52,54を第10図に示す如く環状肩100及び10
2と接触させる。釘18及び20を下方へ打込む際、釘頭部5
2,54は内孔部48,50の側壁と協働し、また釘の軸部56,58
は内孔部12及び14と協働し、これによって頭部52,54を
ハンマー部分26,28が正しくあたる位置に位置させる離
間した案内手段が形成される。
第10図に示すように、クリップCがケーブル96上の最
終的な取付位置にくると面42はケーブル96の外周面と接
触するが、位置BのクリップCの相互連結リブ60及び62
の一部は位置AのクリップCの相互連結溝64,66内でな
お相互連結状態にある。次いで取付工具22が垂直方向に
動かされると相互連結リブ60及び62は摺動され、相互連
結溝64及び66から外れる。ばね手段(図示せず)が組立
てられたクリップCに作用して先に位置Bにあったクリ
ップCが位置Aに動く。
チャンネル手段16の弧状面42は半円形でケーブル96の
半径よりやや小さい半径を有する。弧状面42の頂点から
釘を有するクリップの底面36までの距離もまたケーブル
96の直径よりやや小さくされている。このためクリップ
Cがケーブル上に取付けられると弧状面42と接するケー
ブル96表面及び支持面98と接するケーブル96表面にまさ
つ力が生じ、ケーブル96,クリップC,及び支持面98との
相対的動きが妨げられる。
本発明の一実施例においてはクリップはポリプロピレ
ン材料より一体成型された筐体10を有し、その側部30と
32との間の長さは約0.590インチ,前面38と後面40との
間の幅は約0.180インチ,また頂面34と底面との間の高
さは約0.400インチである。大径内孔部48,50は内径が約
0.115インチで、小径内孔部は約0.0475インチの内径を
有する。釘18及び20はいずれも長さが約0.400インチ、
頭部径が約0.110インチ、また軸部径が約0.0475インチ
である。弧状面42は約0.265インチの内径を有する。こ
のクリップは外径約0.265インチのケーブルに対する使
用に適している。
第12〜第15図に示した変形クリップC1の実施例では筐
体110は頂面114と側面116及び118とを有する中央部分11
2よりなる。側面112及び118からは外方に向って底面124
及び126を有する脚120及び122が延在する。中央部分112
にはケーブル受入れチャンネル手段128が設けられ、こ
れはそこに受入れられるケーブルの曲率半径に略等しい
曲率半径を有する弧状面130を有している。ケーブルを
受入れるチャンネル手段128の構成はケーブル受入チャ
ンネル手段16と同様である。
脚120及び122には内孔手段132及び134が設けられる。
内孔手段132及び134には釘136及び138が取付けられ、内
孔手段表面と釘の軸部表面との間のまさつ係合によって
内孔内に係止される。第14図に示すように、内孔手段13
2及び134は内孔部分12及び14と同様に円錐部分140及び1
42を脚120及び122の底面144及び146に隣接して有する。
円錐部分140及び142の各々には底面に隣接してプラスチ
ック材料部分144及び146が設けられ、この中に釘136及
び138の先端が埋没して別の釘係止手段が形成される。
釘136及び138の頭は中央部分112の頂面114のレベルより
上になるように示してあるが本発明の範囲内で他の寸法
の釘を使用することも可能である。
筐体110には相互連結手段が設けられ、一の変形クリ
ップは隣接する変形クリップに相互連結される。この相
互連結手段は上記の相互連結手段に対応するものであ
る。相互連結手段は中央部分112の前面154の離間したリ
ブ148,150及び152と、中央部分112の後面162に形成され
た離間した溝156,158及び160とよりなり、これらのリブ
と溝とはリブ60,62,及び溝64,66と同一の構造,機能を
有する。
変形クリップC1をケーブル上に取付ける際の動作サイ
クルは第8〜第11図でクリップCについて説明したのと
同一である。第15図は第10図と同様な図で、面98に固定
された直後でまだ隣接の変形クリップC1に取付けられた
ままの状態の変形クリップC1を示す。
第16図の本発明のさらに別の実施例を示し、このクリ
ップC2では前面38に一の相互連結リブ162と一の相互連
結溝164とが形成され、また後面40にも一の相互連結リ
ブ166と一の相互連結溝168とが形成される。第16図に示
すように、相互連結リブと溝とは隣接する筐体が2つの
前面を接触させて、あるいは2つの後面を接触させて、
さらにあるいは前面と後面とを接触させて相互に連結で
きるように形成されている。しかし本発明の範囲内で他
の相互連結リブ及び溝の構成も可能であることを理解す
べきである。
第16〜第18図に示す内孔手段は断面が矩形をした上側
部分170及び172と断面が円形をした下側部分174及び176
とを有する。支持面に打込まれる固定要素は第16〜第18
図に示す本発明実施例で使用する場合は第19〜第21図に
示すT形釘178よりなる。T形釘178は矩形断面を有す
る、内孔手段170及び172の断面形状よりやや小さい頭部
180を有する。T形釘178の軸182は円形断面を有し、内
孔手段下側部分174及び176の内径よりやや外径が大き
く、両者間のまさつにより保持されている。
第17〜第18図に示す本発明変形実施例は特に設置条件
のため内孔手段の長さよりも長い支持面に打込まれる固
定手段を使用せねばならないような場合に有用である。
第17図で軸182の先端184は第5及び第14図に示すのと同
一の位置にあるが頭部は頂面34より上のレベルにある。
頭部が頂面34の上に突出する長さは支持面に打込まれる
固定要素に必要な長さで決まる。第18図では頭部は内孔
手段の上部170及び172内にあるが軸部182の先端はクリ
ップの底面から下に突出している。先端184が底面36の
下方に突出する長さは支持面に打込まれる固定要素に必
要な長さで決まる。必要ならば頭部180を頂面34の上に
突出し、また先端184を底面36の下方に突出してもよ
い。
変形クリップC2をケーブル上に取付ける操作は第8〜
第11図に示したクリップCで説明したのと同様である。
T形釘178を打込む際頭部180はこれと隣接する上側部分
170あるいは172の側壁と協働し、また軸部182は隣接す
る下側部分174又は176の側壁と協働して離間した案内手
段を形成し、頭部180はハンマー部分26及び28が正しく
当たる位置に確実に保持される。
本発明の思想は他にも様々に異なった実施態様を構成
でき、特許請求の範囲の記載はこれらの様々な異なる実
施態様をも含み、ただ従来の技術によってのみ限定され
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する取付工具の一部を示す外観
図、第2図はケーブル上に位置された状態の取付工具を
示す側面図、第3図はクリップの正面図、第4図は支持
面に打込まれる固定要素を除去した状態の第3図クリッ
プの平面図、第5図は内部に支持面に打込まれる固定要
素が取付けられた状態の第4図クリップの線5-5に沿う
断面図、第6図は第1図の取付工具の一部を示す線7-7
に沿う断面図、第7図はクリップが装着された状態の取
付工具を一部除去して示す部分断面図、第8〜第11図は
クリップの取付過程の様々な段階を示す外観図、第12図
は変形クリップの正面図、第13図は支持面に打込まれる
要素が除去された状態における第12図変形クリップの平
面図、第14図は第13図変形クリップの線14-14に沿う断
面図、第15図は第12〜第14図変形クリップの使用状態を
示す図、第16図は別の変形クリップを示す平面図、第17
図は支持面に打込まれる固定要素が内部に取付けられた
状態の第16図変形クリップの線17-17に沿う拡大断面
図、第18図は支持面に打込まれる固定要素が内部に取付
けられた状態の線17-17に沿う第17図変形クリップの拡
大断面図、第19図は本発明で使用する支持面へ打込まれ
る固定要素の拡大正面図、第20図は第19図側面図、また
第21図は第19図底面図である。 10,110……筐体、12,14,132,134……内孔手段、16,128
……ケーブル受入チャンネル手段、18,20,136,138……
釘、22……取付工具、24……駆動部分、26,28……ハン
マー部分、30,32,116,118……側面、34,114……頂面、3
6,124,126,144,146……底面、38,154……前面、40……
後面、42……弧状面、44,46……面終端部、48,50……内
孔部分、52,54……釘頭部、56,58……釘軸部、59,140,1
42……円錐部分、60,62,148,150,152,162,166……リ
ブ、64,66,156,158,160,164,168……溝、68,70……切込
部、72,74……弾性フランジ部分、76,78……垂直板、8
0,82……水平板、83……スロット、84……前壁、88……
面、90……アタッチメント、92……切欠、94……支持基
部、96……ケーブル、98……支持面、100,102……肩
部、112……中央部分、120,122……脚、130……弧状
面、170,172……内孔手段上側部分、174,176……内孔手
段下側部分、178……T形釘、180……頭部、182……
軸、184……軸先端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−18567(JP,U) 実開 昭59−3008(JP,U) 実開 昭61−159828(JP,U) 実公 昭38−23907(JP,Y1) 米国特許3241797(US,A) 米国特許4127250(US,A) 米国特許2637030(US,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ並列的に一列に互いに接しながら
    保持され、各々は頂面、底面、前面、後面を有し、その
    底面にはケーブルを受け入れるチャンネルが設けられ、
    更にその頂面及び底面の開口よりなるそれぞれの孔の中
    に取り付けられた表面貫通取付器を有し、取付工具によ
    って取り付けられるケーブル収容クリップによってケー
    ブルを支持面に固定するための複数のクリップであっ
    て、並列的な一列のクリップは共に少なくとも一つの相
    互連結リブと溝との取り合わせによって保持され、もっ
    て端部クリップ(A)はその下にある支持面への取付け
    の間クリップ列に取り付けられたままとされ、一方端部
    クリップ(A)はその列において次に続くクリップ
    (B)に関して摺動することが許容され、更にその列の
    残りのクリップを持ち上げることによって、その取り付
    けられた端部クリップ(A)の完全な取り外しが許容さ
    れることを特徴とする 複数のクリップ。
  2. 【請求項2】表面貫通取付器はそれぞれの孔の外側に位
    置する部分を有することを特徴とする 請求項1に記載の複数のクリップ。
  3. 【請求項3】各クリップはその前面及び後面の各々に相
    互連結リブと相互連結溝とを有することを特徴とする 請求項1または2に記載の複数のクリップ。
  4. 【請求項4】各クリップは長差、幅及び深さを有し、相
    互連結リブ及び溝はクリップの深さの全長に亘って延設
    されていることを特徴とする 請求項1,2及び3のうちの何れか一項に記載の複数のク
    リップ。
  5. 【請求項5】表面貫通取付器の各々は頭部を有するクギ
    よりなり、孔の各々はクギの頭部より僅かに大きい直径
    の部分及びクギ軸の直径より僅かに小さい直径の部分と
    よりなることを特徴とする 請求項1,2,3及び4のうちの何れか一項に記載の複数の
    クリップ。
JP61129019A 1985-06-03 1986-06-03 ケ―ブル取付装置用クリップ Expired - Lifetime JP2507324B2 (ja)

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US74080285A 1985-06-03 1985-06-03
US740802 1985-06-03
US75457485A 1985-07-15 1985-07-15
US754574 1985-07-15
US06/804,064 US4801064A (en) 1985-06-03 1985-12-03 Cable mounting apparatus and method
US804064 1985-12-03
US06/861,778 US4801061A (en) 1985-06-03 1986-05-15 Cable mounting apparatus and method
US861778 1992-04-02

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JPS6212323A JPS6212323A (ja) 1987-01-21
JP2507324B2 true JP2507324B2 (ja) 1996-06-12

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JPS6212323A (ja) 1987-01-21
EP0204301A2 (en) 1986-12-10
EP0204301B1 (en) 1990-10-31
AU597885B2 (en) 1990-06-14
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