JP2506414Y2 - ハケ収納容器 - Google Patents
ハケ収納容器Info
- Publication number
- JP2506414Y2 JP2506414Y2 JP1992045869U JP4586992U JP2506414Y2 JP 2506414 Y2 JP2506414 Y2 JP 2506414Y2 JP 1992045869 U JP1992045869 U JP 1992045869U JP 4586992 U JP4586992 U JP 4586992U JP 2506414 Y2 JP2506414 Y2 JP 2506414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- container
- tip
- storage container
- rod body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ハケを吊り下げ収納す
るハケ収納容器に関するものである。
るハケ収納容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】一般に
塗装用のハケは、使用後単に放置しておくと毛部に付着
している塗料が固まり、再使用に際してはこの塗料を溶
かしてから使用しなければならず、やっかいであるた
め、そのまま塗料液に浸けたままとしておくか、あるい
はシンナーなど塗料を固まらせない液あるいは水などに
浸けて収納することが必要である。そこで、従来、例え
ば塗料液を入れた容器を収納容器として使用し、使用後
もそのままハケの毛部が塗料液に浸かるようにハケを収
納する。
塗装用のハケは、使用後単に放置しておくと毛部に付着
している塗料が固まり、再使用に際してはこの塗料を溶
かしてから使用しなければならず、やっかいであるた
め、そのまま塗料液に浸けたままとしておくか、あるい
はシンナーなど塗料を固まらせない液あるいは水などに
浸けて収納することが必要である。そこで、従来、例え
ば塗料液を入れた容器を収納容器として使用し、使用後
もそのままハケの毛部が塗料液に浸かるようにハケを収
納する。
【０００３】この際、従来できるだけハケの毛部のみが
塗料液に浸かるように、ハケを容器上部から容器内に吊
り下げて収納している。
塗料液に浸かるように、ハケを容器上部から容器内に吊
り下げて収納している。
【０００４】しかしながら、ハケは一般に使い易いよう
に毛部の植設方向に対して斜設状態に柄部が設けられて
いる為、吊り下げると毛部は傾斜し、毛部が全部浸かる
ようにすると毛部の基部の先端植設部も塗料に浸かり、
先端植設部が汚れ、シンナー液の液浸に際しても同様に
汚れ、また水浸に対しては一般に木製である先端植設部
がくさり傷み易い欠点を有していた。
に毛部の植設方向に対して斜設状態に柄部が設けられて
いる為、吊り下げると毛部は傾斜し、毛部が全部浸かる
ようにすると毛部の基部の先端植設部も塗料に浸かり、
先端植設部が汚れ、シンナー液の液浸に際しても同様に
汚れ、また水浸に対しては一般に木製である先端植設部
がくさり傷み易い欠点を有していた。
【０００５】本考案は、このような欠点を解決したハケ
収納容器を提供するものである。
収納容器を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
案の要旨を説明する。
【０００７】先端植設部１に設けた毛部２の植設方向に
対して斜設状態に柄部３を先端植設部１に設けたハケ体
ａを吊り下げ、毛部２を容体ｂ内の塗料液、若しくはシ
ンナー液、若しくは水などの溶液４中に液浸せしめるハ
ケ収納容器において、容体ｂに前記ハケ体ａの柄部３先
端部を係止する吊下用棒体５をほぼ水平状態に架設し、
前記吊下用棒体５下方の吊下用棒体５と段違い平行位置
に規制用棒体６をほぼ水平状態に架設し、この規制用棒
体６の架設位置を、吊り下げた前記ハケ体ａの柄部３が
当接し、毛部２が容体ｂの底部より浮上状態に配される
と共にハケ体ａの毛部２の植設方向がほぼ鉛直下向き方
向に規制せしめる位置に設定したことを特徴とするハケ
収納容器に係るものである。
対して斜設状態に柄部３を先端植設部１に設けたハケ体
ａを吊り下げ、毛部２を容体ｂ内の塗料液、若しくはシ
ンナー液、若しくは水などの溶液４中に液浸せしめるハ
ケ収納容器において、容体ｂに前記ハケ体ａの柄部３先
端部を係止する吊下用棒体５をほぼ水平状態に架設し、
前記吊下用棒体５下方の吊下用棒体５と段違い平行位置
に規制用棒体６をほぼ水平状態に架設し、この規制用棒
体６の架設位置を、吊り下げた前記ハケ体ａの柄部３が
当接し、毛部２が容体ｂの底部より浮上状態に配される
と共にハケ体ａの毛部２の植設方向がほぼ鉛直下向き方
向に規制せしめる位置に設定したことを特徴とするハケ
収納容器に係るものである。
【０００８】
【作用】吊下用棒体５に吊り下げたハケ体aは、吊り下
げ方向が規制用棒体６により傾斜状態に規制され、下端
の毛部２の植設方向がほぼ鉛直下向き方向となり、吊り
下げ高さ若しくは溶液４の液面高さを調整すれば、先端
植設部はほとんど液浸させずに毛部２のみを液浸させる
ことができることとなる。
げ方向が規制用棒体６により傾斜状態に規制され、下端
の毛部２の植設方向がほぼ鉛直下向き方向となり、吊り
下げ高さ若しくは溶液４の液面高さを調整すれば、先端
植設部はほとんど液浸させずに毛部２のみを液浸させる
ことができることとなる。
【０００９】
【実施例】本実施例はハケ体aの柄部３先端部に形成さ
れている掛穴７に挿通してハケ体aを吊り下げる棒杆状
の吊下用棒体５を塗料液４入りの容体bの対向内壁面に
水平状態に架設している。
れている掛穴７に挿通してハケ体aを吊り下げる棒杆状
の吊下用棒体５を塗料液４入りの容体bの対向内壁面に
水平状態に架設している。
【００１０】本実施例では、この吊下用棒体５を対向内
壁面の上部に対向状態に向けたＵ字フック金具８に取り
外し自在に架設している。
壁面の上部に対向状態に向けたＵ字フック金具８に取り
外し自在に架設している。
【００１１】規制用棒体６は、この吊下用棒体５の下方
の段違い平行位置であって、柄部３の先端植設部１に近
い先端部に当接する位置の容体b対向内壁面に架設し、
図示したように毛部２の植設方向が鉛直下向きに規制さ
れる位置に設けている。
の段違い平行位置であって、柄部３の先端植設部１に近
い先端部に当接する位置の容体b対向内壁面に架設し、
図示したように毛部２の植設方向が鉛直下向きに規制さ
れる位置に設けている。
【００１２】図中符号９は蓋、１0は取手である。
【００１３】また、サイズ(柄部３は毛部２の植設方向
に対する傾斜度)の異なるハケ体aに適用する為、吊下用
棒体５の位置若しくは規制用棒体６の位置を移動調整で
きるように構成することが望ましく、例えばＵ字フック
金具８の代わりに波板状係止板を使用し、この一の波凹
部を選択して吊下用棒体５の架設位置を水平移動して、
規制用棒体６の吊下用棒体５に対する段違い平行位置を
調整し得るように構成しても良い。
に対する傾斜度)の異なるハケ体aに適用する為、吊下用
棒体５の位置若しくは規制用棒体６の位置を移動調整で
きるように構成することが望ましく、例えばＵ字フック
金具８の代わりに波板状係止板を使用し、この一の波凹
部を選択して吊下用棒体５の架設位置を水平移動して、
規制用棒体６の吊下用棒体５に対する段違い平行位置を
調整し得るように構成しても良い。
【００１４】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、吊
り下げ収納したハケ体の下端の毛部は浮上状態にしてそ
の毛部の植設方向がほぼ鉛直下向き方向となり、吊り下
げ高さ若しくは溶液の液面高さを調整すれば、先端植設
部はほとんど液浸させずに毛部のみを液浸させることが
でき、無用に先端植設部を汚したり、腐らせたり、傷め
たりすることがなく、また、毛部を液浸させるための溶
液の量も従来例に比して少なくすむこととなるなど実用
性に秀れた効果を発揮するハケ収納容器となる。
り下げ収納したハケ体の下端の毛部は浮上状態にしてそ
の毛部の植設方向がほぼ鉛直下向き方向となり、吊り下
げ高さ若しくは溶液の液面高さを調整すれば、先端植設
部はほとんど液浸させずに毛部のみを液浸させることが
でき、無用に先端植設部を汚したり、腐らせたり、傷め
たりすることがなく、また、毛部を液浸させるための溶
液の量も従来例に比して少なくすむこととなるなど実用
性に秀れた効果を発揮するハケ収納容器となる。
【図１】本実施例の使用状態の説明斜視図である。
【図２】本実施例の使用状態の説明側面図である。
a ハケ体 b 容体 １ 先端植設部 ２ 毛部 ３ 柄部 ４ 溶液 ５ 吊下用棒体 ６ 規制用棒体
Claims (1)
- 【請求項１】 先端植設部に設けた毛部の植設方向に対
して斜設状態に柄部を先端植設部に設けたハケ体を吊り
下げ、毛部を容体内の塗料液、若しくはシンナー液、若
しくは水などの溶液中に液浸せしめるハケ収納容器にお
いて、容体に前記ハケ体の柄部先端部を係止する吊下用
棒体をほぼ水平状態に架設し、前記吊下用棒体下方の吊
下用棒体と段違い平行位置に規制用棒体をほぼ水平状態
に架設し、この規制用棒体の架設位置を、吊り下げた前
記ハケ体の柄部が当接し、毛部が容体の底部より浮上状
態に配されると共にハケ体の毛部の植設方向がほぼ鉛直
下向き方向に規制せしめる位置に設定したことを特徴と
するハケ収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992045869U JP2506414Y2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | ハケ収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992045869U JP2506414Y2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | ハケ収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07564U JPH07564U (ja) | 1995-01-06 |
| JP2506414Y2 true JP2506414Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=12731214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992045869U Expired - Lifetime JP2506414Y2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | ハケ収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506414Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011031224A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Yoshikiyo Horio | 塗装具の脱着収納具 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH055040Y2 (ja) * | 1988-01-22 | 1993-02-09 | ||
| JPH0318237U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-22 | ||
| JPH0318236U (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-22 |
-
1992
- 1992-07-01 JP JP1992045869U patent/JP2506414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07564U (ja) | 1995-01-06 |
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| JPH0318237Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
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