JP2505922C - - Google Patents

Info

Publication number
JP2505922C
JP2505922C JP2505922C JP 2505922 C JP2505922 C JP 2505922C JP 2505922 C JP2505922 C JP 2505922C
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
latex
cellulosic
pore
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
Other languages
Japanese (ja)
Original Assignee
メルク エンド カムパニー インコーポレーテツド
Publication date

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、滲透圧で制御される薬剤送達装置と組合せることにより特に有用で
あるセルロース系のコーティングに関する。具体的には、セルロース系のコーテ
ィングが、滲透圧的に制御される薬剤放出装置に関連して用いられる微細多孔質
コーティングを形成するために細孔形成剤好ましくは尿素と組合わされる。 米国特許第4,330,338号(’338特許)は、エチルセルロースのよ
うな水に不溶性のポリマーの水性分散の形態の医薬用コーティングについて記載
している。’338特許において、水に不溶性のポリマーの水性分散は、水より
もより揮発性である有機溶剤にポリマーを溶解し、こうして形成された溶液を水
連続相中に乳化し、ついでラテックスコーティングを形成するために有機溶剤を
除くことによって調製される。’338特許に記載されているエチルセルロース
分散及び他のコーティングは、環境上、安全上及び毒性の問題のある有機溶剤を
ベースとする錠剤コーティングに代わるものを提供する。 ’338特許に従って被覆された錠剤の芯は、拡散によって有効成分を放出す
るが、それは大きな表面積をもったシステムを利用しない限り、非常に緩やかに
進行する過程となりうる。従って、’338特許に記載されているような拡散型
のコーティングは大きい表面積のノンパレイユ(nonpareil)やビーズ
を被覆するのにもっともしばしば用いられる。’338特許の開示に従って調製
された、例えばエチルセルロースのコーティングで被覆された錠剤からの有効成
分の放出を促進するためには、コーティングにヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(HPMC)が添加されている。水溶性ポリマーであるHPMCは、エチル
セルロース被膜の水溶解度を高め、コーティング及びついで錠剤の芯の使用され
る環境たとえば腸内での急速な崩壊をもたらす。しかし、そのような急速な崩壊
は、薬剤が時間的に継続して放出されなくてはならないような適用場面には適当
ではない。 米国特許第4,060,598号(’598特許)は、合成樹脂コーティング
が(水性の使用環境に暴露された際に)、有効成分をコーティングを通して拡散 することができるように、十分に多孔質となることを確実にするために、ポリビ
ニルエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニ
ールあるいはブタジエンスチレン共重合体のような合成ポリマーの水性分散から
作られる錠剤のコーティングと、水溶性あるいはアルカリ可溶性物質との組合せ
による使用について記載している。しかし、この特許で利用されている方法は、
セルロースラテックスについて使用するには適当ではない。 従って、滲透圧的に制御される薬剤送達装置に使用するのに適当な、有機物を
含まない錠剤コーティングの必要性が存在する。理想的には、このコーティング
は水性の使用環境への暴露に際して微細多孔質状態に変化し、錠剤の芯から当該
環境への有効成分の継続的な放出を確実ならしめるものである。 本発明は、水溶性の細孔形成用添加物及び可塑剤を含有するセルロース系水性
ラテックスについて開示するものであり、それらは使用される環境中で微細多孔
質となり芯からの有用成分の滲透圧的に制御された放出を提供する被膜を形成す
るように錠剤の芯に塗布することができる。 本特許発明の1つのカテゴリーのコーティングは、 セルロース系ラテックスと、界面活性剤と、可塑剤と、尿素、ニコチンアミド
及びアミノ酸からなる群から選ばれる細孔形成剤とからなるコーティングであっ
て、水に暴露した場合、該細孔形成剤は溶解し、水に不溶性の微細多孔質セルロ
ース系コーティングを残して溶出されることを特徴とする。 また、本特許発明の他のカテゴリーの滲透圧で放出が調節制御される装置は、 (a)セルロース系ラテックス、界面活性剤、可塑剤及び細孔形成剤からなる
コーティングであり、該セルロース系ラテックスがセルロース系ポリマーの乳化
によって形成されるものであり、該細孔形成剤がセルロース系ラテックス100
グラム当たり0.1から75グラムの量の細孔形成剤であり、水に暴露した場合
、該細孔形成剤は溶解し、水に不溶性の微細多孔質セルロース系コーティングを
残して溶出されるものであるコーティング、及び (b)芯部の成分による溶液において、約8から500気圧の滲透圧を生ずる
有用成分の0.05ナノグラムから5グラムより構成される芯部 からなることを特徴とし、ここで、細孔形成剤は、尿素、ジメチルスルホン、ニ
コチンアミド、サッカライド、アミノ酸、ジオール及びポリオールからなる群か
ら選ばれるものである。 滲出された被膜は、走査電子顕微鏡での観察によれば、空隙が非連続的に織り
こまれたネットワークを形成している多数の連続および独立小室から成る多孔質
構造である。これらの制御された多孔質の被膜は、水の入口および芯組成物溶液
の出口としての両者の機能を果すものである。 制御された多孔質の被膜は、ほぼスポンジ様の外観を有するものと記載するこ
とができる。細孔は、微細多孔質薄膜の両面に開口部を有する連続的な細孔であ
ることもあり、あるいは曲りくねったり部分的に曲りくねったり様々な方向を向
いた連続的細孔であったりする、規則的もしくは不規則的な形状の曲がりくねっ
た通路を通じて相互につながった細孔であることもあり、あるいはさえぎられて
つながった細孔であることもあり、あるいは顕微鏡観察により識別できるその他
の多孔質通路であることもある。一般に、微細多孔質薄膜は細孔の大きさ、細孔
の数、微細多孔質通路の曲りの程度、及び細孔の大きさと数に関連する多孔度に
よって定義される。微細多孔質薄膜の細孔の大きさは、電子顕微鏡のもとで、材
料の表面に観察される細孔の直径を測定することによって容易に確認することが
できる。一般的には、5%から95%の細孔を有し、10オングストロームから
100ミクロンの大きさの細孔を有する材料が使用されうる。 本発明の被膜は、動作している間に芯の内部で溶解された溶質に対して不滲透
性である材料の層によって、内表面あるいは外表面上が被覆されてはならない。 水には滲透性であるが、溶質には不滲透性であるようないかなるセルロース系
のポリマーも、ラテックスあるいは擬ラテックスの形態の水性分散に用いること
ができる。“ラテックス”なる用語は伝統的には、数種の植物及び樹木の乳状分
泌管によって分泌される粘性のある乳化液と定義されている。最近では、ラテッ
クスは天然、合成あるいは半合成ポリマーの水性コロイド状分散、例えば 1. ある種の植物及び樹木からの天然産物として得られる天然ラテックス、 2. 乳化重合によって得られる合成ラテックス(すなわち、水中にコロイド
状に懸濁された微視的な球状のポリマー粒子を形成するためにエマルジョ ンとして重合されるモノマーから調製されるラテックス)、あるいは 3. 水性媒体中にバルクポリマー塊を直接乳化することによって調製される
ポリマーのコロイド状分散である人工ラテックス(このようなラテックスは通常
界面活性剤によって安定化される。) などを意味する。 工業的には、ラテックスはしばしば乳化重合によって生産される。モノマーあ
るいはモノマーの混合物は水中で乳化され、重合が開始剤によって水相において
開始される。界面活性剤は乳化重合に非常に重要な役割を果す。界面におけるそ
れらの吸着は分散相と連続相の間の界面張力を低下し、その粒子を堅く結合され
た水の外皮でとりまき、凝結に対して乳剤を安定化している。両親媒性界面活性
剤の吸着された層は、それらの親水性の極性の頭部を連続相の中に向けながら、
一方親油性の非極性の尾部が分散相中にしっかりと止められるような形で配向さ
れている。 本発明に使用されるセルロース系のようなポリマー及び樹脂の他の種類のもの
で、乳化重合によるラテックスとして生産されないものは、あらかじめ合成され
たポリマーの後乳化によるラテックス生成で調製される。界面活性剤は、これら
の方法で生産されたラテックスの安定化にも重要な役割を有する。 純粋なポリマーの粘度が十分に低い場合、ポリマーの溶液か、または直接ポリ
マーを乳化することによってエマルジョンを調製する方法がある。乳化技術によ
る人工的ラテックスの調製は、基本的に異なる3種の方法に分類することができ
る。すなわち 1. 溶液乳化:水と混和しないポリマー溶液を調製するために、ポリマーを
1種の溶剤あるいは混合溶剤に溶解し、ついでこの溶液を適当な乳化剤及び界面
活性剤の存在下に、水中で乳化させ、溶剤を除去する。 2. 転相:はじめにポリマーを長鎖の脂肪酸と混合し、エマルジョンを反転
法で調製する。脂肪酸が十分に分散された時に、希釈した水性アルカリ溶液を、
華氏約100°の温度で混合液中にゆっくり混合する。当初の生成物はポリマー
分散中の水であるが、さらに水性溶液を添加すると、転相が起こり、水中へのポ
リマー粒子の分散、及び自己乳化が得られる。ポリマ ーの分子は、添加される乳化剤を使用することなしに水あるいは酸の分散の自己
乳化が得られるように化学的に修飾される。 セルロース系ポリマーが一旦安定な水性分散液となれば、調整された分散液(
ラテックス)の錠剤への塗布によって作成されるコーティングの性質を変えるた
めに、可塑剤、細孔形成剤及び充填剤などの調整用の添加剤を加えることができ
る。 本発明に使用される好適なセルロース系ポリマーとしては、セルロースエステ
ル、セルロース混合エステル、及びセルロースエーテルなどがある。 基本的なセルロースポリマーの骨格のグルコースの反復単位はそれぞれ、誘導
体化の可能な3つのヒドロキシル基を有する。本発明において有用なセルロース
ポリマーは、反復グルコース単位あたり、1、2あるいは3つのヒドロキシルが
エステルあるいはエーテル結合に変換される程度まで誘導体化されるものである
。利用し得るヒドロキシルのこの誘導体化は、しばしば置換の程度D.S.とし
て示され、D.S.1はグルコースあたり1つのヒドロキシルが誘導体化されて
いることを意味し、D.S.2は2つのヒドロキシルが誘導体化され、D.S.
3は3つのヒドロキシルが誘導体化されていることを意味する。非均一的な誘導
体化では、1.9、2.2、2.9などのような端数のD.S.となりうる。 本発明に有用な代表的なエステルとしては、セルロースアセテート、セルロー
スプロピオネート、セルロースブチレート、あるいはセルロースアセテート/プ
ロピオネートやセルロースアセテート/プチレートのような通常みられる混合エ
ステルセルロース誘導体があげられる。本発明に有用な代表的なエーテルはエチ
ルセルロースである。その他のセルロースエステル、セルロースエーテルあるい
は誘導体化されたセルロースポリマーの組合せも本発明に有用であり、例示のた
めに実施例に示したが、これはその範囲を限定するものではない。 本発明の微細多孔質セルロースコーティングは、水性使用環境への暴露に際し
てコーティング内の細孔形成剤の浸出、あるいは溶解によって、その場で形成さ
れることができる。細孔はまた硬化中のガス生成によってコーティング中に形成
されることもできる。 本発明のコーティングに使用する有用な細孔形成剤としては、尿素、ニコチン アミド及びアミノ酸があげられ、また、本発明の滲透圧で放出が調節制御される
装置に使用する有用な細孔形成剤としては、尿素、ジメチルスルホン、ニコチン
アミド、サッカライド、アミノ酸、ジオール及びポリオールがあげられる。 また細孔は、ポリマーラテックス中の成分の蒸発、あるいは芯の錠剤へのラテ
ックスの塗布の間または塗布の前にガスを発生するポリマーラテックス中での化
学反応によって、壁内に形成される。本発明で有用な細孔形成剤の特に好適なも
のは、ラテックス分散との適合性があり、無毒であり、高い水溶解性であり、微
細多孔質被膜を形成するためにポリマーから容易に浸出するなどの理由から、尿
素である。 可塑剤は、2次の相転移温度と、セルロース系ポリマーの弾性率を低下するた
めに使用されうる。被膜の作業性や柔軟性は向上し、被膜の液体浸透性は、増大
したり低下したりする。本発明の目的に対して使用し得る可塑剤には、環状可塑
剤及び非環状可塑剤の両者が含まれる。代表的な可塑剤は、フタレート、ホスフ
ェート、シトレート、アジペート、タートレート、セバケート、スクシネート、
グルコレート、グリセロレート、ベンゾエート、ミリステート、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール及びハロゲン化フェニルからなる群から選
ばれる。通常、壁形成材料100部に対して0.001から50部の可塑剤ある
いは可塑剤の混合物が混入される。 ポリアルキレングリコールのような多価アルコール及びそれらの誘導体を含む
融剤調節剤が液体の浸透性を増大または低下するために壁に添加されうる。特に
好適な融剤調節剤としては、エチレングリコールジプロピオネート、エチレング
リコールブチレート、エチレングリコールジアセテート、トリエチレングリコー
ルジアセテート、ブチレングリコールジプロピオネート、エチレングリコールと
コハク酸のポリエステル、ジエチレングリコールとマレイン酸のポリエステル及
びトリエチレングリコールとアジピン酸のポリエステルなとがあげられる。通常
、材料に添加される融剤調節剤の量は、所望の浸透性を与えるのに十分な量であ
り、それは薄膜形成材料及び浸透性を変えるために用いられる融剤調節剤によっ
て変動する。普通は、被膜形成材料100部に対し、0.001部から50部あ
るいはそれ以上の量の融剤調節剤を、所望の結果を得るために使用することがで
きる。 界面活性剤は、分散されているセルロース系の表面エネルギーを調節するため
に被膜形成材料に添加し、これによってポリマー及び他の添加剤の混成物中への
、混合と分散を改善することができる。硫酸化、スルホン化、あるいはカルボキ
シル化されたエステル、アミドアルコール、エーテル、芳香族炭化水素、脂肪族
炭化水素、アシル化されたアミノ酸及びペプチドなどを含む、陰イオン性、陽イ
オン性、非イオン性又は両性界面活性剤が使用されうる。界面活性剤の例として
は、ラウリル酸カリウム、ドデシル硫酸ナトリウムのようなアルキル硫酸ナトリ
ウム、ヘキサデシルスルホン酸、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ヘキサ
デシル(セチル)トリメチルアンモニウムブロマイド、ドデシルピリジニウムク
ロライド、ドデシルアミン塩酸塩、N−ドデシル−N,N−ジメチルベタイン、
胆汁酸及びその塩、アラビアゴム、トラガカント、ポリオキシエチル化ノニルフ
ェノール(イゲパル)、ソルビトールエステル(スパンズ)、ポリソルベート(
ツィーンズ)、ポリオキシエチル化トクチルフェノール(トリトン−X類似体)
、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、
ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(ブリジ類似体)、ポリオキシエチレンステアレート(ミルジ類似体)、ポロキ
サマー及びポロキサミン型のポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン誘導体
(プルロニック及びテトロニック)、及びフェノチアジン、三環式化合物の抗阻
害剤などの表面活性薬剤があげられる。好適な界面活性剤は、被膜形成材料との
混合にあたって、界面活性在中の重量パーセントによる親水性基と親油性基の比
を示す界面活性剤の親水・親油バランス値、HLBを用いて選択することができ
る。HLBの高いものはより親水性の界面活性剤であり、数値の低いものは、よ
り親油性の界面活性剤である。被膜形成材料と混合するのに必要なHLB値は、
HLB数が既知の界面活性剤を選び、それを材料と混合し、結果を観察すること
により決定される。均一な混成物は、正確なHLB値で形成されるが、一方非均
一な混合物は異なる値が必要であることを示す。この新しい数値は、指標として
従来のHLB値を用いることによって選択されることができる。HLBの数値は
多くの界面活性剤について当該技術分野において既知であり、またそれらは実験
的に決めることができる。通常、10以下のHLB値は親油的な挙動を示し、1
0以上 は親水性の挙動を示す。またHLBの数値は代数的に加えられる。従って、低い
数値と高い数値のものを使用することによって2つの数値の中間の数値を有する
ような界面活性剤の混合物が調製される。HLBの概念はRemington's Pharmace
utical Sciences,16th Ed.,(レミントンの薬剤科学、16版)、Mack Pub.
Co.(マック出版社)、(1980)、316−319頁に詳細に記載されてい
る。必要とされる界面活性剤の量は、被膜形成材料との混合が所望の被膜混成物
を形成するであろう量であり、それは被膜を形成するために混合される特定の界
面活性剤と材料によって変動する。通常、界面活性剤の量は、被膜の100部に
対して約0.001部から40部までの範囲である。 本発明のセルロース系コーティングには、例えば“Encyclopedia of Polymer
Science and Technology”(ポリマーの科学と技術についての百科辞典)John W
iley & Sons,Inc.,New York:(ジョンウイリーアンドサン社、ニューヨーク)
Fillers(充填剤)、第6章、740ページに記載されているような適当
な充填剤を含有することもできる。限定するものではないが、好適な充填剤とし
てはケイ酸塩、酸化物、炭酸塩、硫酸塩、炭素及び重合繊維などがあげられる。 本発明のセルロース系コーティングは、薬剤の溶液、分散液、ペースト、クリ
ーム、粒子、細粒、エマルジョン、懸濁液あるいは粉末からなる芯部を被覆する
のに用いることができ、結合剤、分散剤、乳化剤、湿潤剤及び染料と混合するこ
ともできる。ここで用いられるように、用語“薬剤”は生理学的あるいは薬理学
的に有効で、また人間あるいは動物に局所的または全身的な効果を示すいかなる
有用な剤も含むものである。 所望の被膜配合物を製造する工程は、可塑剤、細孔形成剤及び他の望ましい添
加剤や充填剤の、セルロース系ラテックスへの添加、磁気的なあるいは高速剪断
混合機を用いた混合を含む。被覆はパンコーターあるいは流動床装置を用いて実
施しうる。一般的には50℃以上の温度が使用され、またコーティング塗布速度
は、0.1ml/分から100ml/分以上と変動させることができる。薬剤を
含有している適当な錠剤の芯は、所望の厚さに被覆され、使用前に硬化される。 本発明の好適な実施態様は、下記のようなコーティングと芯錠剤の仕様を有す
る滲透圧的に制御された薬剤送達装置によって示される; A.コーティングの仕様 下記によって調製される芯錠剤組成物をとりまく水に不溶性の微細多孔質壁 (i) 水には浸透性であるが、実質的に溶質には不滲透性であるセルロース
系ポリマーの水性分散液; (ii) 該被膜を通して分散される少なくとも1つの水に浸出可能な細孔形成
剤が、(i)及び(ii)の全重量に対して、重量で0.1から100%; (iii) (i)及び(ii)を合わせたものの100部に対し、可塑剤及び/
または融剤調節添加剤が0から50部; (iv) (i)及び(ii)を合わせたものの100部に対し、水に不溶性の充
填用材料が0から50部;及び (V) (i)及び(ii)を合わせたものの100部に対し、界面活性剤が0
から40部。 B.芯錠剤の仕様 芯錠剤についての好適な仕様は下記のとおりである: (i) 芯の薬剤の量(大きさ):0.05ナノグラムから5グラムあるいは
それ以上の薬剤(人間及び動物に対する剤形を含む); (ii) 芯の溶液によって発生する滲透圧;通常みられる薬剤及び賦形剤に対
し、代表的には8から500気圧;しかしゼロ以上の滲透圧は許容される; (iii) 芯の溶解度:はじめに入れられた芯の物質の90%あるいはそれ以
上のものの連続的で均一な放出(ゼロ次の速度)は、理論的には可溶性の芯の物
質の溶解度Sと、可溶性の芯の物質の密度pの比、すなわちS/pが0.1ある
いはそれ以下の場合(典型的には、これは当初入れられた可溶性の芯の物質の1
0%が、当初の可溶性の芯の物質の全容量と等しい量の外部の液体を飽和する)
には予知される。0.1以上のS/p比は、本発明の実施の中であり、当初の芯
の物質の、ゼロ次の速度のもとでの低い放出率をもたらす。S/pは安定性、放
出速度及び製造可能 性を組合わせた特性が許容されるものとなるように選択することができる。 芯の物質中に混入されることのできる薬剤の量には、決定的な上限はないが、
典型的には上述した好適な芯の薬剤量が用いられる。薬剤と賦形剤の比の下限は
、所望の薬剤の溶解度、芯の組成物についての所望の滲透圧的活性、所望の時間
的な期間と放出プロファイル及び薬剤の薬理学的活性などによって決定される。
通常、芯は有用な薬剤を、他の溶質との混合物として、重量で0.01%ないし
90%あるいはそれ以上を含有する。装置から放出されることができ、溶質とし
て機能することのできるものの代表的な組成物は、限定することなしに、それら
の組成物が記載されているように芯部内の液体に可溶性であることである。芯の
成分は、賦形剤、結合剤、潤滑剤、滑り剤及び増量剤など被膜の塗布に好適であ
るような芯錠剤を形成するために必要とされるようなものと混合することができ
る。実施例 下記の実施例は本発明の調整されたセルロース系ラテックスコーティングを用
いた薬剤送達装置の調製と、使用される環境中への1つあるいはそれ以上の治療
的に有効な成分の制御された放出を示す。実施例1 500mgの塩化カリウムの芯を含む、複数の滲透圧的薬剤送達系が調製され
た。調整されたラテックスコーティング配合物は、18gのトリエチルシトレー
トを、250mlの磁気的に攪拌されているAquacoatTM(商品名、アク
アコート)の分散液(商品名、アクアコートは、前述の’338特許に記載され
ている型の、ラウリル硫酸ナトリウム及びセチルアルコールによって安定化され
ている水性のエチルセルロースの分散である)中に添加し、ついで56gの固体
の尿素を添加することによって調製された。この調整されたラテックスは使用前
に1時間半、及びコーティングの塗布を行なう間継続的に攪拌された。塗布はパ
ンコーター(Freund HCT Mini Hicoater[フロインドHCT小型ハイコーター]
)内で、散布速度1ml/分、入口空気温度80℃で行なわれた。200〜40
0 μmの厚さのコーティングが塗布された。錠剤は試験されるまで50℃で硬化さ
れた。溶解は標準のU.S.P.溶解法#2の器具を用い、常時50rpmで撹
拌されている37℃の脱イオン水900mlの中で実施された。塩化カリウムの
放出は伝導度計(Jenway ジェンウェイ PCM3)によって監視した。
第1図に示した放出プロファイルは、塩化カリウムの90%以上のものがゼロ次
の速度で放出されたことを示している。第2図はこの工程によって生産されたコ
ーティングの浸出の前後の走査電子顕微鏡の写真を示す。細孔の形成は疑いもな
く明らかである。実施例2 実施例1の装置が用いられた。溶解は、標準のU.S.P.溶解法#2の器具
を用い、25℃、160rpmで攪拌されている種々の濃度の900mlの尿素
の溶液中で実施された。尿素溶液は1.64、3.42及び7.06重量モル濃
度(molal)であった。各時点における装置中の塩化カリウムの残存量は伝
導度計(Jenway ジェンウェイ PCM3)を用いて測定した。ゼロ次の
放出速度とコーティングを横切る滲透圧の差との間の関係は第3図に要約された
。滲透圧の差に対する放出速度の直線的従属は、塩化カリウムの放出が主として
調整されたセルロース系ラテックスから形成される微細多孔質の壁を通しての滲
透ポンプ機構によるものであったことを示している。実施例3 この実施例に使用される芯は下記を含む造粒用組成物から調製された; 重 量 % 成 分 60 ジルチアゼムHCl 14 アジピン酸 12 クエン酸 8 塩化ナトリウム 5 ポリビニルピロリドン(29−32K) 1 ステアリン酸 0.1 ステアリン酸マグネシウム この造粒用組成物は、7/16″の深い凹部の打錠型を有するStokes(
ストークス)の錠剤機で錠剤とした。平均錠剤重量は420mgであった。コー
ティングは実施例1に記載されたものであった。溶解は標準のUSP溶解法#2
の器具を用い、常時50rpmで攪拌されている37℃でpH1.25あるいは
pH7.4の900mlの緩衝液中で実施された。ジルチアゼムの放出は290
nmにおけるUVあるいは238nmにおけるUV検出を用いるHPLCで監視
した。代表的な放出プロファイルが図4に示されるが、20時間で75%が放出
され、放出される薬剤の80%以上がゼロ次の速度論によることを示している。実施例4 可塑剤をセバシン酸ジブチルとした以外は、芯及びコーティングの手順は実施
例1に概要を記したものが用いられた。厚さ310μmのコーティングを有する
この種の装置からの塩化カリウムの放出はかなりゆるやかであった(6時間で6
%)。実施例5 細孔形成剤をソルビトールとし、可塑剤をセバシン酸ジブチルとした以外は、
実施例1に概要を記載した芯及びコーティングの手順が用いられた。厚さ200
μmのコーティングを有するこれらの装置からの塩化カリウムの放出は速やかで
あった(2時間で100%)。実施例6 細孔形成剤をニコチンアミドとし、可塑剤をセバシン酸ジブチルとした以外は
、実施例1に概要を記載した芯及びコーティングの手順が用いられた。厚さ30
0μmのコーティングを有するこれらの装置からの塩化カリウムの放出はゆるや
かであった(8時間で10%以下)。 実施例7 細孔形成剤をグリシンとし、可塑剤をセバシン酸ジブチルとした以外は、実施
例1に概要を記載した芯及びコーティングの手順が用いられた。厚さ235μm
のコーティングを有するこれらの装置からの塩化カリウムの放出はゆるやかであ
った(22時間で11%)。実施例8 被膜強度を増すためにKevlarTM(商品名、ケブラー)パルプ重合系充填
剤を添加した以外は、実施例1に概要を記載した芯とコーティングの手順を用い
た。実施例9 ラテックスに添加する前に尿素を水に溶解した以外は、実施例1に概要を記載
した芯とコーティングの手順を用いた。実施例10 コーティングを流動床被覆機を用い、60℃で調製した以外は、実施例1に概
要を記載した芯とコーティングの手順を用いた。これらの装置からの塩化カリウ
ムの放出は、同じ厚さのパンで被覆した装置よりもゆるやかであった(1時間あ
たり4%)。これらの装置のコーティングは、パンで被膜した同じ厚さの装置の
コーティングよりも強いものであった。実施例11 メタノール/メチレンクロライド(容量で50:50)中にセルロースアセテ
ートを溶解(重量で10%)させて、擬ラテックスを調製する。得られる溶液は
、連続して高速剪断攪拌される条件のもとで水性溶液中の適当な濃度の硫酸ラウ
リルナトリウムと混合する。得られるエマルジョンを超音波で攪拌し、ついで均
質化する。減圧下で有機溶剤を除去し、擬ラテックス分散を形成する。このラテ
ックスはAquacoatTM(商品名、アクアコート)の代用品として実施例1
〜 10に記載されるように用いられる。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION   The present invention is particularly useful in combination with osmotic pressure controlled drug delivery devices.
It relates to a cellulosic coating. Specifically, cellulosic coatings
Microporous used in connection with osmotically controlled drug release devices
It is combined with a pore former, preferably urea, to form a coating.   U.S. Pat. No. 4,330,338 (the '338 patent) discloses that
Describes a pharmaceutical coating in the form of an aqueous dispersion of a water-insoluble polymer
doing. In the '338 patent, the aqueous dispersion of the water-insoluble polymer is less than water.
Dissolve the polymer in a more volatile organic solvent and dissolve the solution thus formed in water.
Emulsify into the continuous phase and then add an organic solvent to form a latex coating.
Prepared by removal. Ethyl cellulose described in the '338 patent
Dispersion and other coatings may require the use of organic solvents with environmental, safety and toxicity concerns.
Provides an alternative to the base tablet coating.   Tablet cores coated according to the '338 patent release the active ingredient by diffusion
However, it is very slow unless a system with a large surface area is used.
It can be an ongoing process. Thus, the diffusion type as described in the '338 patent
Coating of nonpareil and beads with large surface area
Most often used to coat Prepared according to the disclosure of the '338 patent
Active tablets from tablets, for example, coated with a coating of ethylcellulose.
To facilitate the release of
Base (HPMC) is added. HPMC, a water-soluble polymer, is ethyl
Used to increase the water solubility of the cellulose coating, coating and then tablet core
In the environment, for example in the intestine. But such a rapid collapse
Is suitable for applications where the drug must be released over time.
is not.   U.S. Pat. No. 4,060,598 (the '598 patent) discloses a synthetic resin coating.
Disperses active ingredients through coatings (when exposed to aqueous use environments) To ensure that it is sufficiently porous so that it can be
Nyl ester, polyacrylate, polyvinyl acetal, polyvinyl chloride
From aqueous dispersions of synthetic polymers such as polyester or butadiene styrene copolymers
Combination of tablet coatings made with water-soluble or alkali-soluble substances
It describes its use by However, the method used in this patent is:
Not suitable for use with cellulose latex.   Accordingly, suitable organic materials for use in osmotically controlled drug delivery devices are provided.
There is a need for a tablet coating that does not include. Ideally, this coating
Changes to a microporous state upon exposure to an aqueous use environment, and the
It ensures the continuous release of the active ingredient into the environment.   The present invention relates to a cellulosic aqueous solution containing a water-soluble additive for forming pores and a plasticizer.
Disclose latexes, which are microporous in the environment in which they are used.
To form a coating that provides osmotically controlled release of useful ingredients from the core
So that it can be applied to the tablet core.   One category of coatings of the present invention is:   Cellulosic latex, surfactant, plasticizer, urea, nicotinamide
And a pore-forming agent selected from the group consisting of amino acids.
When exposed to water, the pore former dissolves and becomes insoluble in water.
It is characterized by being eluted leaving a base coating.   In addition, another category of osmotic pressure controlled release devices of the present invention are:   (A) Consisting of a cellulosic latex, a surfactant, a plasticizer and a pore-forming agent
A coating, wherein the cellulosic latex is emulsified with a cellulosic polymer.
Wherein the pore-forming agent is a cellulosic latex 100
0.1 to 75 grams per gram of pore former, when exposed to water
The pore former dissolves and forms a water-insoluble, microporous, cellulosic coating.
A coating that is eluted leaving; and   (B) an osmotic pressure of about 8 to 500 atm in the solution of the components of the core;
Core composed of 0.05 nanograms to 5 grams of useful ingredients Wherein the pore forming agent is urea, dimethyl sulfone,
A group consisting of cotinamide, saccharide, amino acid, diol and polyol
It is chosen from.   The exuded coating, according to scanning electron microscopy, was discontinuously woven with voids.
Porous composed of multiple continuous and independent chambers forming an enclosed network
Structure. These controlled porous coatings provide a water inlet and core composition solution
Function as both outlets.   Controlled porous coatings should be described as having a substantially sponge-like appearance.
Can be. The pores are continuous pores having openings on both sides of the microporous thin film.
Bend, or bend or partially bend in different directions.
Windings of regular or irregular shape, such as open continuous pores
May be interconnected pores through open passages, or
May be interconnected pores or other that can be identified by microscopy
In some cases. In general, a microporous thin film is
Number, the degree of bending of the microporous passage, and the porosity associated with the pore size and number.
Defined by The size of the pores in the microporous thin film can be determined using an electron microscope.
Can be easily confirmed by measuring the diameter of the pores observed on the surface of the material
it can. Generally, it has from 5% to 95% pores and from 10 Angstroms
Materials having pores as large as 100 microns can be used.   The coating of the present invention is impermeable to solutes dissolved inside the core during operation.
The inner or outer surface must not be covered by a layer of a material that is conductive.   Any cellulosic material that is permeable to water but impermeable to solutes
Polymer should also be used for aqueous dispersion in the form of latex or pseudolatex
Can be. The term “latex” has traditionally been used to describe the milky components of some plants and trees.
It is defined as a viscous emulsion secreted by the tract. Recently, late
Cans are aqueous colloidal dispersions of natural, synthetic or semi-synthetic polymers, such as   1. Natural latex obtained as a natural product from certain plants and trees,   2. Synthetic latex obtained by emulsion polymerization (ie, colloids in water
Emulsion to form microscopic spherical polymer particles suspended in Latex prepared from monomers that are polymerized as   3. Prepared by emulsifying bulk polymer mass directly in aqueous medium
Artificial latex, which is a colloidal dispersion of a polymer (such latexes are usually
Stabilized by surfactants. ) And so on.   Industrially, latex is often produced by emulsion polymerization. Monomer
Alternatively, the mixture of monomers is emulsified in water and the polymerization is initiated by the initiator in the aqueous phase.
Be started. Surfactants play a very important role in emulsion polymerization. At the interface
Their adsorption reduces the interfacial tension between the dispersed and continuous phases, causing their particles to be tightly bound.
Surrounded by hulls of water, it stabilizes the emulsion against condensation. Amphiphilic surfactant
The adsorbed layers of the agent direct their hydrophilic polar heads into the continuous phase,
On the other hand, the lipophilic non-polar tail is oriented in such a way that it is firmly retained in the dispersed phase.
Have been.   Other types of polymers and resins such as cellulosics used in the present invention
Those that are not produced as latex by emulsion polymerization are synthesized in advance.
It is prepared by latex formation by post-emulsification of the polymer. Surfactants are
It also plays an important role in stabilizing the latex produced by the method described above.   If the viscosity of the pure polymer is low enough, either a solution of the polymer or
There is a method of preparing an emulsion by emulsifying the mer. By emulsification technology
The preparation of artificial latex can be categorized into basically three different methods.
You. Ie   1. Solution emulsification: To prepare a polymer solution that is immiscible with water,
Dissolve in one solvent or mixed solvent and then add this solution to a suitable emulsifier and
Emulsify in water in the presence of the activator and remove the solvent.   2. Phase inversion: first mix the polymer with long chain fatty acids and invert the emulsion
Prepared by the method. When the fatty acids are sufficiently dispersed, the diluted aqueous alkaline solution is
Mix slowly into the mixture at a temperature of about 100 ° Fahrenheit. Initial product is polymer
Although water is being dispersed, when an aqueous solution is further added, phase inversion occurs and pouring into water occurs.
A dispersion of the limer particles and a self-emulsification are obtained. Polymer Molecules are self-dispersed in water or acid without the use of added emulsifiers.
It is chemically modified to obtain an emulsification.   Once the cellulosic polymer becomes a stable aqueous dispersion, the prepared dispersion (
Latex) to change the properties of the coating created by applying it to the tablet.
Adjustment additives such as plasticizers, pore formers and fillers can be added
You.   Suitable cellulosic polymers used in the present invention include cellulose ester
, Cellulose mixed esters, and cellulose ethers.   Each of the repeating units of glucose in the basic cellulose polymer backbone is derived
It has three possible hydroxyl groups. Cellulose useful in the present invention
The polymer has one, two or three hydroxyls per repeating glucose unit
Derivatized to the extent that it is converted to an ester or ether bond
. This derivatization of available hydroxyls often results in a degree of substitution D.S. S. age
And D. S. One is derivatized with one hydroxyl per glucose
D. S. 2 has two hydroxyls derivatized; S.
3 means that three hydroxyls are derivatized. Non-uniform guidance
In the embodiment, fractional D.C. such as 1.9, 2.2, 2.9, etc. S. It can be.   Representative esters useful in the present invention include cellulose acetate and cellulose.
Spropionate, cellulose butyrate, or cellulose acetate / p
Commonly used mixing agents such as lopionate and cellulose acetate / butylate
Sterol cellulose derivatives are mentioned. Typical ethers useful in the present invention are ethyl.
It is rucellulose. Other cellulose esters, cellulose ethers or
Combinations of derivatized cellulose polymers are also useful in the present invention, and
Although shown in the examples, this does not limit the scope.   The microporous cellulose coating of the present invention is useful for exposure to aqueous use environments.
Formed in situ by leaching or dissolving the pore former in the coating.
Can be Pores also form during coating due to gas generation during curing
It can be done.   Useful pore formers for use in the coatings of the present invention include urea, nicotine Amides and amino acids, and the osmotic pressure of the present invention regulates the release.
Useful pore formers for use in the device include urea, dimethyl sulfone, nicotine
Examples include amides, saccharides, amino acids, diols and polyols.   In addition, the pores are used to evaporate the components in the polymer latex or to
In a polymer latex that evolves gas during or before application of the resin
Formed in the wall by chemical reaction. Particularly suitable pore formers useful in the present invention
It is compatible with latex dispersion, non-toxic, highly water-soluble,
Because urine easily leaches out of the polymer to form a microporous coating,
Is prime.   Plasticizers reduce the secondary phase transition temperature and the modulus of cellulosic polymers.
Can be used for The workability and flexibility of the coating are improved, and the liquid permeability of the coating is increased.
Or drop. Plasticizers that can be used for the purposes of the present invention include cyclic plasticizers.
Agents and acyclic plasticizers. Representative plasticizers are phthalate, phosph
Citrate, citrate, adipate, tartrate, sebacate, succinate,
Glucolate, glycerolate, benzoate, myristate, polyethylene glycol
Selected from the group consisting of recall, polypropylene glycol and phenyl halide
Devour. Usually 0.001 to 50 parts of plasticizer per 100 parts of wall forming material
Or a mixture of plasticizers.   Including polyhydric alcohols such as polyalkylene glycols and their derivatives
Flux modifiers can be added to the wall to increase or decrease the permeability of the liquid. Especially
Suitable flux control agents include ethylene glycol dipropionate, ethylene glycol.
Recall butyrate, ethylene glycol diacetate, triethylene glycol
Ludiacetate, butylene glycol dipropionate, ethylene glycol
Succinic polyester, diethylene glycol and maleic polyester
And polyesters of triethylene glycol and adipic acid. Normal
The amount of flux modifier added to the material is sufficient to provide the desired permeability.
It depends on the film forming material and the flux modifier used to alter the permeability.
Fluctuate. Normally, 0.001 to 50 parts per 100 parts of film forming material.
Or higher amounts of flux control agent can be used to achieve the desired result.
Wear.   Surfactants adjust the surface energy of the dispersed cellulosic
To the film-forming material, thereby incorporating the polymer and other additives into the composite.
, Can improve mixing and dispersion. Sulfated, sulfonated or carboxylated
Silylated esters, amide alcohols, ethers, aromatic hydrocarbons, aliphatics
Anionic, cationic, and organic compounds including hydrocarbons, acylated amino acids and peptides, etc.
On-, non-ionic or amphoteric surfactants can be used. Examples of surfactants
Are sodium alkyl sulfates such as potassium laurate and sodium dodecyl sulfate.
, Hexadecyl sulfonic acid, sodium dioctyl sulfosuccinate, hexa
Decyl (cetyl) trimethylammonium bromide, dodecylpyridinium
Chloride, dodecylamine hydrochloride, N-dodecyl-N, N-dimethylbetaine,
Bile acids and salts thereof, gum arabic, tragacanth, polyoxyethylated nonylph
Enol (Igepal), sorbitol ester (spans), polysorbate (
Tweens), polyoxyethylated toctylphenol (Triton-X analog)
, Polyoxyethylene lauryl ether, polyoxyethylene cetyl ether,
Polyoxyethylene stearyl ether, polyoxyethylene oleyl ether
(Bridge analog), polyoxyethylene stearate (mildyl analog), Poloki
Polyoxyethylene-polyoxypropylene derivatives of the summer and poloxamine type
(Pluronic and tetronic), and phenothiazines, tricyclic compounds
Surface active agents such as harmful agents. Suitable surfactants are compatible with the film forming material.
In mixing, the ratio of hydrophilic groups to lipophilic groups by weight percent in surfactant
Can be selected using HLB, hydrophilic / lipophilic balance value of surfactant showing
You. Those with higher HLB are more hydrophilic surfactants and those with lower HLB are more hydrophilic.
It is a lipophilic surfactant. The HLB value required to mix with the film forming material is
Choose a surfactant with a known HLB number, mix it with the material and observe the results
Is determined by Homogeneous hybrids are formed with accurate HLB values, while non-uniform
A single mixture indicates that different values are needed. This new number is used as an indicator
It can be selected by using a conventional HLB value. The HLB value is
Many surfactants are known in the art and they
Can be decided. Usually, an HLB value of 10 or less indicates lipophilic behavior and 1
0 or more Shows hydrophilic behavior. The value of HLB is added algebraically. Therefore, low
Having a number in between two numbers by using a number and a higher number
A mixture of such surfactants is prepared. The concept of HLB isRemington's Pharmace
utical Sciences, 16th Ed., (Remington's Pharmaceutical Sciences, 16th Edition), Mack Pub.
Co. (Mac Publishing), (1980), pages 316-319.
You. The amount of surfactant required will depend on the coating mixture desired to be mixed with the film forming material.
Is the amount that will form a particular field that is mixed to form the coating.
Varies with surfactant and material. Usually, the amount of surfactant is 100 parts of the coating
In contrast, the range is from about 0.001 part to 40 parts.   The cellulose-based coating of the present invention includes, for example, "Encyclopedia of Polymer"
Science and Technology ”(Encyclopedia of Polymer Science and Technology) John W
iley & Sons, Inc., New York: (John Wiley and Sun, New York)
Fillers, Chapter 6, page 740
It may contain a suitable filler. Without limitation, suitable fillers
And silicates, oxides, carbonates, sulfates, carbon and polymerized fibers.   The cellulosic coatings of the present invention can be used for drug solutions, dispersions, pastes,
Cores made of particles, particles, fines, emulsions, suspensions or powders
Can be mixed with binders, dispersants, emulsifiers, wetting agents and dyes.
Can also be. As used herein, the term “drug” refers to physiological or pharmacological
Any effect that is locally effective and has a local or systemic effect on humans or animals
It also includes useful agents.   The process of producing the desired coating formulation includes plasticizers, pore formers and other desirable additives.
Additives and fillers to cellulosic latex, magnetic or high shear
Including mixing using a mixer. Coating is performed using a pan coater or fluidized bed equipment.
Can be given. Generally, a temperature of 50 ° C or higher is used, and the coating speed
Can be varied from 0.1 ml / min to 100 ml / min or more. Drugs
A suitable tablet core containing it is coated to the desired thickness and cured before use.   A preferred embodiment of the present invention has the following coating and core tablet specifications:
Indicated by an osmotically controlled drug delivery device; A. Coating specifications   Water-insoluble microporous wall surrounding a core tablet composition prepared by:   (I) cellulose which is permeable to water but substantially impermeable to solutes
Aqueous dispersion of a system polymer;   (Ii) formation of at least one water leaching pore dispersed through the coating;
The agent is 0.1 to 100% by weight relative to the total weight of (i) and (ii);   (Iii) Plasticizer and / or 100 parts of (i) and (ii) combined
Or 0 to 50 parts of a flux control additive;   (Iv) Fill 100 parts of the combined (i) and (ii) with water-insoluble
0 to 50 parts of filler material; and   (V) 100 parts of (i) and (ii) combined with no surfactant
From 40 parts. B. Core tablet specifications   Preferred specifications for the core tablet are as follows:   (I) Amount (size) of core drug: 0.05 nanogram to 5 grams or
Further drugs (including dosage forms for humans and animals);   (Ii) Osmotic pressure generated by the solution of the core;
And typically from 8 to 500 atmospheres; however, an osmotic pressure of zero or greater is acceptable;   (Iii) Solubility of the core: 90% or more of the core material initially placed
The continuous and uniform release of the above (zero order rate) is theoretically the soluble core
The ratio of the solubility S of the material to the density p of the soluble core material, ie S / p, is 0.1
Or less (typically this is one of the soluble core
0% saturates an amount of external liquid equal to the total volume of the original soluble core material)
Is foreseen. S / p ratios of 0.1 or more are in the practice of the present invention and the initial core
Results in a low release rate of the substance at zero order velocity. S / p is stability, release
Delivery speed and production possible The combination of characteristics can be selected to be acceptable.   There is no critical upper limit on the amount of drug that can be mixed into the core material,
Typically, the preferred core drug amounts described above are used. The lower limit of the drug to excipient ratio is
Desired drug solubility, desired osmotic activity for the core composition, desired time
Time and release profile and the pharmacological activity of the drug.
Typically, the wick contains 0.01% by weight of a useful agent, in a mixture with other solutes.
Contains 90% or more. Can be released from the device,
Representative compositions that can function without limitation include, without limitation, those
Is soluble in the liquid in the core as described. Wicked
The components are suitable for coating applications such as excipients, binders, lubricants, lubricants and bulking agents.
Can be mixed with those required to form a core tablet such as
You.Example   The following examples use the prepared cellulosic latex coatings of the present invention.
The preparation of the drug delivery device and one or more treatments into the environment in which it will be used
It shows a controlled release of the active ingredient.Example 1   A plurality of osmotic drug delivery systems comprising a 500 mg potassium chloride core were prepared.
Was. The prepared latex coating formulation contained 18 g of triethylcitrate.
250 ml of magnetically stirred AquacoatTM(Product name,
(Aquacoat) is described in the aforementioned '338 patent.
Stabilized by sodium lauryl sulfate and cetyl alcohol
Aqueous ethyl cellulose dispersion), and then 56 g of solid
Of urea. This conditioned latex before use
For one and a half hours and continuously during the application of the coating. Apply
Coater (Freund HCT Mini Hicoater)
) Was carried out at a spray rate of 1 ml / min and an inlet air temperature of 80 ° C. 200-40
0 A μm thick coating was applied. Tablets are cured at 50 ° C until tested
Was. Lysis was performed using standard U.S.A. S. P. Always stir at 50 rpm using a dissolution method # 2 instrument.
The test was performed in 900 ml of stirred 37 ° C. deionized water. Of potassium chloride
Release was monitored by a conductivity meter (Jenway Jenway PCM3).
The release profile shown in FIG. 1 shows that 90% or more of potassium chloride has zero order.
At a rate of. Figure 2 shows the core produced by this process.
4 shows photographs of a scanning electron microscope before and after leaching of the coating. No doubt about pore formation
It is clear.Example 2   The device of Example 1 was used. Lysis is performed using standard U.S.A. S. P. Dissolution method # 2 equipment
Of urea in various concentrations, stirred at 25 ° C. and 160 rpm using urea
In solution. Urea solutions were 1.64, 3.42 and 7.06 molar concentrations
Degree (molal). The amount of potassium chloride remaining in
It measured using the conductivity meter (Jenway Jenway PCM3). Zero order
The relationship between release rate and osmotic pressure difference across the coating is summarized in FIG.
. The linear dependence of the release rate on the osmotic pressure difference is mainly due to the release of potassium chloride.
Bleeding through microporous walls formed from conditioned cellulosic latex
This indicates that the operation was performed by the permeable pump mechanism.Example 3   The core used in this example was prepared from a granulating composition comprising:         Weight% Component          60 Diltiazem HCl          14 Adipic acid          12 citric acid            8 Sodium chloride            5 Polyvinylpyrrolidone (29-32K)            1 stearic acid            0.1 Magnesium stearate   The granulation composition has a Stokes (7/16 "deep concave tableting form).
(Stokes) tableting machine. The average tablet weight was 420 mg. Co
The ting was as described in Example 1. Dissolution is by standard USP dissolution method # 2
PH 1.25 at 37 ° C. constantly stirred at 50 rpm
Performed in 900 ml of buffer at pH 7.4. Diltiazem release is 290
Monitored by HPLC with UV at 238 nm or UV detection at 238 nm
did. A representative release profile is shown in FIG. 4, with 75% release at 20 hours
And shows that over 80% of the released drug is due to zero order kinetics.Example 4   Except for using dibutyl sebacate as the plasticizer, the core and coating procedures were performed.
The one outlined in Example 1 was used. Has a coating thickness of 310 μm
The release of potassium chloride from this type of device was rather slow (6 hours
%).Example 5   Except that the pore forming agent was sorbitol and the plasticizer was dibutyl sebacate,
The wicking and coating procedure outlined in Example 1 was used. Thickness 200
The release of potassium chloride from these devices with a μm coating is rapid.
(100% in 2 hours).Example 6   Except that the pore former was nicotinamide and the plasticizer was dibutyl sebacate
The wicking and coating procedure outlined in Example 1 was used. Thickness 30
The release of potassium chloride from these devices with a 0 μm coating is slow.
(Less than 10% in 8 hours). Example 7   Except that the pore former was glycine and the plasticizer was dibutyl sebacate
The wicking and coating procedure outlined in Example 1 was used. 235 μm thick
The release of potassium chloride from these devices with different coatings is slow.
(11% over 22 hours).Example 8   Kevlar for increased coating strengthTM(Product name, Kevlar) Pulp polymerization filling
Using the core and coating procedure outlined in Example 1 except that the agents were added.
Was.Example 9   Outlined in Example 1 except that urea was dissolved in water before adding to latex
A core and coating procedure was used.Example 10   Example 1 except that the coating was prepared at 60 ° C. using a fluid bed coater.
The core and coating procedure described above was used. Potassium chloride from these devices
Release was slower than equipment covered with the same thickness of bread (1 hour
4%). The coating for these devices is the same as for pan-coated devices of the same thickness.
It was stronger than the coating.Example 11   Cellulose acetate in methanol / methylene chloride (50:50 by volume)
The pseudolatex is prepared by dissolving the sheet (10% by weight). The resulting solution is
Lauric sulfate in aqueous solution under conditions of continuous high-speed shearing and stirring.
Mix with ril sodium. The resulting emulsion is stirred with ultrasound and then averaged.
Qualify. The organic solvent is removed under reduced pressure to form a pseudo latex dispersion. This latte
The box is AquacoatTMExample 1 as a substitute for (product name, aqua coat)
~ Used as described in No. 10.

【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の調整されたセルロース系ラテックスコーティング(Aqu
acoatTM[商品名、アクアコート]、24%(g/gポリマー)トリエチル
シトレート、75%(g/gポリマー)尿素)で被覆された塩化カリウムの錠剤
の代表的な放出プロファイルを図示する。 第2A図および第2B図は、調整されたセルロース系ラテックス(Aquac
oatTM[商品名、アクアコート]、24%(g/gポリマー)トリエチルシト
レート、75%(g/gポリマー)尿素)から作成された本発明の錠剤の被膜の
、細孔形成剤を溶出させるために水中に浸漬する前(第2A図)と後(第2B図
)の状態をそれぞれ示す、SEM(走査型電子顕微鏡)写真(1000倍)であ
る。 第3図は、本発明に従って被覆された錠剤からの放出の滲透圧的な機構を図示
する。 第4図は、本発明に従って調整されたセルロース系ラテックス(Aquaco
atTM[商品名、アクアコート]、24%(g/gポリマー)トリエチルシトレ
ート、75%(g/gポリマー)尿素)で被覆されたジルチアゼム−HClの錠
剤の代表的な放出プロファイルを図示する。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 shows a modified cellulosic latex coating (Aqu) of the present invention.
1 illustrates a representative release profile of a tablet of potassium chloride coated with acoat (Aquacoat ), 24% (g / g polymer) triethyl citrate, 75% (g / g polymer) urea. FIGS. 2A and 2B show the conditioned cellulosic latex (Aquac).
oat [trade name, Aquacoat], 24% (g / g polymer) triethyl citrate, 75% (g / g polymer) urea, to elute the pore former in the coating of the tablet of the present invention. 2A and 2B are SEM (scanning electron microscope) photographs (magnification: 1000) showing states before (FIG. 2A) and after (FIG. 2B) immersion in water for the purpose of immersion. FIG. 3 illustrates the osmotic mechanism of release from a tablet coated according to the present invention. FIG. 4 shows a cellulosic latex prepared according to the present invention (Aquaco
FIG. 3 illustrates a representative release profile of a diltiazem-HCl tablet coated with at [trade name, Aquacoat], 24% (g / g polymer) triethyl citrate, 75% (g / g polymer) urea. .

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1. セルロース系ラテックスと、界面活性剤と、可塑剤と、尿素、ニコチンア
ミド及びアミノ酸からなる群から選ばれる細孔形成剤とからなるコーティングで
あって、水に暴露した場合、該細孔形成剤は溶解し、水に不溶性の微細多孔質セ
ルロース系コーティングを残して溶出されることを特徴とするコーティング。 2. さらに少なくとも融剤調節剤または充填剤の1つを含む請求項1に記載の
コーティング。 3. セルロース系ラテックスが、セルロース系ポリマーの乳化によって形成さ
れるものである請求項1に記載のコーティング。 4. さらに少なくとも融剤調節剤または充填剤の1つを含む請求項3に記載の
コーティング。 5. 該細孔形成剤が、セルロース系ラテックス100グラム当り0.1から7
5グラムの量の細孔形成剤である請求項3に記載のコーティング。 6. 該細孔形成剤が尿素である請求項5に記載のコーティング。 7. (a)セルロース系ラテックス、界面活性剤、可塑剤及び細孔形成剤から
なるコーティングであり、該セルロース系ラテックスがセルロース系ポリマーの
乳化によって形成されるものであり、該細孔形成剤がセルロース系ラテックス1
00グラム当り0.1から75グラムの量の細孔形成剤であり、水に暴露した場
合、該細孔形成剤は溶解し、水に不溶性の微細多孔質セルロース系コーティング
を残して溶出されるものであるコーティング、及び (b)芯部の成分による溶液において、約8から500気圧の滲透圧を生ずる
有用成分の0.05ナノグラムから5グラムより構成される芯部 からなる、滲透圧で放出が調節制御される装置。 8. 該細孔形成剤が、尿素、ジメチルスルホン、ニコチンアミド、サッカライ
ド、アミノ酸、ジオール及びポリオールからなる群から選ばれたものである 請求項7に記載の装置。
Claims: 1. A coating comprising a cellulosic latex, a surfactant, a plasticizer, and a pore-forming agent selected from the group consisting of urea, nicotinamide and amino acids, which has been exposed to water. The coating, wherein the pore former is dissolved and eluted leaving a microporous cellulosic coating insoluble in water. 2. The coating of claim 1, further comprising at least one of a flux modifier or a filler. 3. The coating according to claim 1, wherein the cellulosic latex is formed by emulsification of a cellulosic polymer. 4. The coating of claim 3, further comprising at least one of a flux modifier or a filler. 5. The pore-forming agent is 0.1 to 7 per 100 grams of cellulosic latex.
4. The coating of claim 3 which is a porogen in an amount of 5 grams. 6. The coating of claim 5, wherein said pore former is urea. 7. (a) a coating comprising a cellulose-based latex, a surfactant, a plasticizer and a pore-forming agent, wherein the cellulose-based latex is formed by emulsification of a cellulose-based polymer; Cellulosic latex 1
A pore former in an amount of 0.1 to 75 grams per 00 grams, which upon exposure to water dissolves and elutes leaving a microporous cellulosic coating insoluble in water. An osmotic pressure release comprising a core comprising from 0.05 nanograms to 5 grams of a useful component that produces an osmotic pressure of about 8 to 500 atmospheres in a solution of the core component. A device that is regulated and controlled. 8. The apparatus according to claim 7, wherein said pore forming agent is selected from the group consisting of urea, dimethyl sulfone, nicotinamide, saccharide, amino acid, diol and polyol.

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2505922B2 (en) Cellulosic coating
FI121620B (en) Process for obtaining a controlled release formulation of an active substance
AU623349B2 (en) Plurality of tiny pills in liquid dosage form
US4483846A (en) Long-lasting three-layered pharmaceutical film preparations
US4880631A (en) Controlled porosity osmotic pump
Matsuo et al. Evaluation of hydroxyethylcellulose as a hydrophilic swellable material for delayed-release tablets
JPH0794379B2 (en) Methods of using interfacial polymerized membranes in release formulations
MXPA06010488A (en) Enteric coatings for orally ingestible substrates.
KR960009409B1 (en) Solubility modulated drug delivery system
Hutchings et al. Studies of the mechanical properties of free films prepared using an ethylcellulose pseudolatex coating system
CA2000932C (en) Oral pharmaceutical controlled release multiple unit dosage form
JP2610316B2 (en) Controlled porous osmotic pump
CN102764456B (en) Vascular occlusive agent, application thereof and preparation method
JP2003526503A (en) Method for preparing colloidal particles in the form of nanocapsules
JP2911732B2 (en) Sustained release polynuclear microsphere preparation and its manufacturing method
Kelbert et al. Valuation of a cellulose acetate (CA) latex as coating material for controlled release products
JP2505922C (en)
JPH07103013B2 (en) Controlled drug release device with donnan-like modulation by charged insoluble resin
Narisawa et al. Porosity-controlled ethylcellulose film coating. III. Application of porous ethylcellulose film coating to capsule-type controlled release preparation of theophylline
WO1994001093A1 (en) Controlled porosity osmotic enalapril pump
JPH07275688A (en) Sustained release microcapsule and its production
KR100268038B1 (en) Microsphere composition and microsphere prepared therefrom capable of controlling the content of residual organic solvent and release rate of drug
KR20180024459A (en) Sponge-like porous microspheres and method for preparing the same
JP2007291036A (en) Method for producing microsphere preparation and microsphere preparation
PH26653A (en) Novel dosage form