JP2505590Y2 - 接骨用副木 - Google Patents
接骨用副木Info
- Publication number
- JP2505590Y2 JP2505590Y2 JP3711190U JP3711190U JP2505590Y2 JP 2505590 Y2 JP2505590 Y2 JP 2505590Y2 JP 3711190 U JP3711190 U JP 3711190U JP 3711190 U JP3711190 U JP 3711190U JP 2505590 Y2 JP2505590 Y2 JP 2505590Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- splint
- plate member
- synthetic resin
- bone
- flexible plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、接骨用の副木の改良に関する。
従来技術 骨折の治療には、従来より、副木が用いられるが、こ
の副木としては、従来は、一般的には木材が使用されて
いたが、最近では、その他種々の材料、例えばアルミ材
を用いたもの等が用いられるようになってきた。
の副木としては、従来は、一般的には木材が使用されて
いたが、最近では、その他種々の材料、例えばアルミ材
を用いたもの等が用いられるようになってきた。
而して、木材は、形状が一定であり、骨折箇所に適し
た形状にするのが困難であるが、アルミ材を使用したも
のは、形状を自在に変形できるため、使用時、骨折箇所
に応じて適宜変形して用いることができ、非常に効果的
である。しかし、アルミ板を直接肌に当てる場合には、
肌ざわりが良くなく、また、アルミ板を肌に合うような
材料で被覆して使用することも提案されているが、その
場合、オートクレーブについて何ら考慮されておらず、
そのため、被覆する材料がオートクレーブに適しておら
ず、副木を何回もくり返し使用する場合等を考えると、
衛生上好ましくない。すなわち、最近の医療において
は、衛生上の視点から、医療機器を頻繁にオートクレー
ブして滅菌することが行われているが、従来、オートク
レーブに適した副木がなかった。
た形状にするのが困難であるが、アルミ材を使用したも
のは、形状を自在に変形できるため、使用時、骨折箇所
に応じて適宜変形して用いることができ、非常に効果的
である。しかし、アルミ板を直接肌に当てる場合には、
肌ざわりが良くなく、また、アルミ板を肌に合うような
材料で被覆して使用することも提案されているが、その
場合、オートクレーブについて何ら考慮されておらず、
そのため、被覆する材料がオートクレーブに適しておら
ず、副木を何回もくり返し使用する場合等を考えると、
衛生上好ましくない。すなわち、最近の医療において
は、衛生上の視点から、医療機器を頻繁にオートクレー
ブして滅菌することが行われているが、従来、オートク
レーブに適した副木がなかった。
目的 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもの
で、特に、オートクレーブに適し、かつ、所望の形状に
変形自在の接骨用副木を提供することを目的としてなさ
れたものである。
で、特に、オートクレーブに適し、かつ、所望の形状に
変形自在の接骨用副木を提供することを目的としてなさ
れたものである。
構成 第1図は、本考案による接骨用副木の一実施例を説明
するための平面図、第2図は、第1図のII-II線側断面
図で、図中、1は副木となる可撓性の板部材、2は該板
部材1の両面を被覆するシリコン樹脂材の被覆部材で、
これら板部材1と被覆部材2とはプレス圧接、接着剤等
により一体的に形成されている。可撓性の板部材として
は、アルミ板或いは熱可塑性の合成樹脂板が用いられる
が、アルミ板の場合は、何らの処理を施こすことなく、
そのまま直ちに使用することができる。しかし、その反
面、使用中に徐々に変形してしまい、副木としての役目
を十分に果せなくなる可能性がある。一方、ねう可塑性
の合成樹脂板の場合には、使用前に加熱して骨折箇所に
合せて適宜変形して副木するが、その後は、加熱しない
限り変形しないので、使用中に変形するようなことはな
く、長期間使用しても十分に所期の機能を果すことがで
きる。
するための平面図、第2図は、第1図のII-II線側断面
図で、図中、1は副木となる可撓性の板部材、2は該板
部材1の両面を被覆するシリコン樹脂材の被覆部材で、
これら板部材1と被覆部材2とはプレス圧接、接着剤等
により一体的に形成されている。可撓性の板部材として
は、アルミ板或いは熱可塑性の合成樹脂板が用いられる
が、アルミ板の場合は、何らの処理を施こすことなく、
そのまま直ちに使用することができる。しかし、その反
面、使用中に徐々に変形してしまい、副木としての役目
を十分に果せなくなる可能性がある。一方、ねう可塑性
の合成樹脂板の場合には、使用前に加熱して骨折箇所に
合せて適宜変形して副木するが、その後は、加熱しない
限り変形しないので、使用中に変形するようなことはな
く、長期間使用しても十分に所期の機能を果すことがで
きる。
効果 以上の説明から明らかなように、本考案によると、副
木の被覆部材としてシリコン合成樹脂材を使用するよう
にしたので、オートクレーブを行うことができ、また、
副木として、可撓性の部材を用いたので、骨折箇所の形
状に応じて適宜変形して使用することができ、特に、熱
可塑性の部材を用いた場合には、使用中に変形するよう
なことがなく、より効果的に副木の役目を果すことがで
きる。
木の被覆部材としてシリコン合成樹脂材を使用するよう
にしたので、オートクレーブを行うことができ、また、
副木として、可撓性の部材を用いたので、骨折箇所の形
状に応じて適宜変形して使用することができ、特に、熱
可塑性の部材を用いた場合には、使用中に変形するよう
なことがなく、より効果的に副木の役目を果すことがで
きる。
第1図は、本考案による副木の一実施例を説明するため
の平面図、第2図は、第1図のII-II線断面図である。 1……可撓性の板部材、2……シリコン合成樹脂の被覆
部材。
の平面図、第2図は、第1図のII-II線断面図である。 1……可撓性の板部材、2……シリコン合成樹脂の被覆
部材。
Claims (3)
- 【請求項1】可撓性の板部材と、該可撓性板部材の両面
を覆うシリコン合成樹脂部材とから成り、前記板部材と
シリコン合成樹脂部材とが一体的に接合されていること
を特徴とする接骨用副木。 - 【請求項2】前記可撓性の板部材が、アルミニウム板で
あることを特徴とする請求項第1項記載の接骨用副木。 - 【請求項3】前記可撓性の板部材が、熱可塑性の合成樹
脂板であることを特徴とする請求項第1項に記載の接骨
用副木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3711190U JP2505590Y2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 接骨用副木 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3711190U JP2505590Y2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 接骨用副木 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129121U JPH03129121U (ja) | 1991-12-25 |
JP2505590Y2 true JP2505590Y2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=31543929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3711190U Expired - Lifetime JP2505590Y2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 接骨用副木 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505590Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010022810A (ja) * | 2008-06-16 | 2010-02-04 | Sakura Bo Kk | 回転式クリーナとその補助器具 |
-
1990
- 1990-04-05 JP JP3711190U patent/JP2505590Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03129121U (ja) | 1991-12-25 |
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