JP2505439B2 - スラリ−中継ピツトの水位調節方法 - Google Patents
スラリ−中継ピツトの水位調節方法Info
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- JP2505439B2 JP2505439B2 JP62006842A JP684287A JP2505439B2 JP 2505439 B2 JP2505439 B2 JP 2505439B2 JP 62006842 A JP62006842 A JP 62006842A JP 684287 A JP684287 A JP 684287A JP 2505439 B2 JP2505439 B2 JP 2505439B2
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- Japan
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- water
- slurry
- jetting
- water level
- relay
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスラリー輸送装置のスラリー中継ピット(以
下,中継ピットと称す)に適用されるジェッティングの
方法に関する。
下,中継ピットと称す)に適用されるジェッティングの
方法に関する。
中継ピットは固型物の沈澱堆積を防除するため,底面
傾斜を大きくする,撹拌機を設置する,あるいは底面に
ジェッティングノズルを設置する等の方法が採用されて
いる。
傾斜を大きくする,撹拌機を設置する,あるいは底面に
ジェッティングノズルを設置する等の方法が採用されて
いる。
ここでジェッティングによるものが中継ピットの設置
に有利であり,機構的にも簡単でコストも安いことから
比較的多く採用されている。
に有利であり,機構的にも簡単でコストも安いことから
比較的多く採用されている。
従来のジェッティング方法は底面全体をジェッティン
グするか,あるいはジェッティング水量を少なくするた
め各ブロックに分けてタイマー等により切換えてジェッ
ティングする方法が採用されている。いずれの場合もジ
ェッティング水量が一定であるため,中継ピット内の水
位低下に対しては,別途水位調節用の補給水を供給し,
レベル計又はレベルスイッチにより該補給水を注入一停
止させている。
グするか,あるいはジェッティング水量を少なくするた
め各ブロックに分けてタイマー等により切換えてジェッ
ティングする方法が採用されている。いずれの場合もジ
ェッティング水量が一定であるため,中継ピット内の水
位低下に対しては,別途水位調節用の補給水を供給し,
レベル計又はレベルスイッチにより該補給水を注入一停
止させている。
これは中継ピットからスラリーを排出するポンプ吐出
量がほぼ一定しているため,中継ピットへの流入水量の
変動を吸収し,中継ピット内の水位を一定レベルに保持
する目的で通常採用されている方法である。
量がほぼ一定しているため,中継ピットへの流入水量の
変動を吸収し,中継ピット内の水位を一定レベルに保持
する目的で通常採用されている方法である。
従来方法の場合,中継ピットへのスラリー流入量,ジ
ェッティング水量及び補給水量の合計がポンプ吐出水量
となり,ポンプの容量及びスラリー輸送配管のサイズを
大型化する必要があった。さらにジェッティング切換の
ためタイマー等の制御機構が必要であった。
ェッティング水量及び補給水量の合計がポンプ吐出水量
となり,ポンプの容量及びスラリー輸送配管のサイズを
大型化する必要があった。さらにジェッティング切換の
ためタイマー等の制御機構が必要であった。
いかに小量の水量で効果的なジェッティングを可能と
し,そのために必要とされる制御機構を簡素化すること
が命題であった。
し,そのために必要とされる制御機構を簡素化すること
が命題であった。
本発明は,中継ピットにはポンプ保護に不可欠なレベ
ル計又はレベルスイッチが設置されているので,これに
よって水位を検出し,中継ピット底部に設置されたジェ
ッティングノズルをブロック毎に,水噴射するブロック
と水噴射しないブロックとに切換えようとするものであ
る。中継ピット内の水位レベルをジェッティングの水量
(噴出させる箇数)を変化させることにより自動(故
意)的に変化させ,この水位変化によってジェッティン
グのブロックをタイマで切換えるのと同じ様な効果(水
量の低減)をタイマ等の制御なしに行える様にした。
ル計又はレベルスイッチが設置されているので,これに
よって水位を検出し,中継ピット底部に設置されたジェ
ッティングノズルをブロック毎に,水噴射するブロック
と水噴射しないブロックとに切換えようとするものであ
る。中継ピット内の水位レベルをジェッティングの水量
(噴出させる箇数)を変化させることにより自動(故
意)的に変化させ,この水位変化によってジェッティン
グのブロックをタイマで切換えるのと同じ様な効果(水
量の低減)をタイマ等の制御なしに行える様にした。
第1,2図に示すように,中継ピット1内の水位レベル
をレベルスイッチ5で検出し,該検出した水位と各ジェ
ッティングノズル7の元にある自動開閉弁6の動きを連
動させ,それぞれのジェッティングを予め定めたレベル
間にあるときに,指定されたジェッティングブロックが
開するようにする。このジェッティング水量は,噴射水
量がブロック毎に一定に設定されており,全ブロックを
開としたときの最大注水時にはピット内の水位が上昇す
る,即ちポンプ3による排出能力以上に設定し,小量の
ジェッティング水量注水時,即ち一部のジェッティング
ブロックのみを用いて水噴射する時には中継ピット内の
水位が下る様なバランスに設定しておく。
をレベルスイッチ5で検出し,該検出した水位と各ジェ
ッティングノズル7の元にある自動開閉弁6の動きを連
動させ,それぞれのジェッティングを予め定めたレベル
間にあるときに,指定されたジェッティングブロックが
開するようにする。このジェッティング水量は,噴射水
量がブロック毎に一定に設定されており,全ブロックを
開としたときの最大注水時にはピット内の水位が上昇す
る,即ちポンプ3による排出能力以上に設定し,小量の
ジェッティング水量注水時,即ち一部のジェッティング
ブロックのみを用いて水噴射する時には中継ピット内の
水位が下る様なバランスに設定しておく。
その1例を図示すると第3図のようになる。
ここでポンプ3の排出能力とスラリ流入量との差をΔ
Qとし,各ブロックの水量をQA,QB,QC,QDとするとそれ
らの水量の関係は以下にしておく。
Qとし,各ブロックの水量をQA,QB,QC,QDとするとそれ
らの水量の関係は以下にしておく。
ΔQ>QA,ΔQ>QB,ΔQ>QC,ΔQ>QD, ΔQ<QA+QD,ΔQ<QC+QD,Δ>QA+QB, ΔQ>QB+QC 又,ジェッティングブロックDは水位5以上から5を
下回ったとき,注水弁が開となり,水位3以上から3を
下ると閉,又水位3以下から3を上ると開になり,5以下
から5を上回ると閉となる。その他のブロックの注水弁
動作は図示した通りとしておく。これによって水位は4.
5〜1.5の間を上下することになる。この間,ジェッティ
ングはブロックA〜Dまでが順次行われることになり,
底面が一様にジェッティングされることにより固型物の
沈降が防止できる。
下回ったとき,注水弁が開となり,水位3以上から3を
下ると閉,又水位3以下から3を上ると開になり,5以下
から5を上回ると閉となる。その他のブロックの注水弁
動作は図示した通りとしておく。これによって水位は4.
5〜1.5の間を上下することになる。この間,ジェッティ
ングはブロックA〜Dまでが順次行われることになり,
底面が一様にジェッティングされることにより固型物の
沈降が防止できる。
今スラリー輸送設備において第1図に示すごとく,中
継ピット1へのスラリ流入がトラフ2より行われたその
流量を仮りに400m3/hとし,ポンプ3の排水量が550m3/h
とした場合,各ジェッティングの水量を,6dライン=60m
3/h,6cライン=60m3/h,6dライン=60m3/h,6aライン=12
0m3/hとし,レベルスイッチ5の設定値を第3図の通り
とすると,レベルは4.5〜1.5の範囲におさまる。
継ピット1へのスラリ流入がトラフ2より行われたその
流量を仮りに400m3/hとし,ポンプ3の排水量が550m3/h
とした場合,各ジェッティングの水量を,6dライン=60m
3/h,6cライン=60m3/h,6dライン=60m3/h,6aライン=12
0m3/hとし,レベルスイッチ5の設定値を第3図の通り
とすると,レベルは4.5〜1.5の範囲におさまる。
本発明によれば,サイクルタイマー等特別な制御なし
に,常設されるレベルスイッチだけで,ジェッティング
水量を低減し且つ全輸送スラリ量が従来方法より低減で
き,スラリー輸送設備の小形化が図れる。
に,常設されるレベルスイッチだけで,ジェッティング
水量を低減し且つ全輸送スラリ量が従来方法より低減で
き,スラリー輸送設備の小形化が図れる。
第1図は本発明の一実施例としてのジェッティング方法
を示す側断面図,第2図はその平面図,第3図は本発明
によるジェッティング方法の1例を示す図表である。 1……中継ピット,2……スラリー流入トラフ,3……ポン
プ,4……給水管,5……レベルスイッチ,6……自動元弁,7
……ジェッティングノズル。
を示す側断面図,第2図はその平面図,第3図は本発明
によるジェッティング方法の1例を示す図表である。 1……中継ピット,2……スラリー流入トラフ,3……ポン
プ,4……給水管,5……レベルスイッチ,6……自動元弁,7
……ジェッティングノズル。
Claims (1)
- 【請求項1】ポンプを用いてスラリーを輸送する処理系
において, スラリー中継ピット底部上に設定されたジェッティング
ノズルから供給する水をスラリー中継ピットの水位調節
用補給水と兼用させると共に, 前記スラリー中継ピットの水位に応じて,ブロック分け
された前記ジェッティングノズルからの水噴射を自動的
に切り換えるレベルスイッチを設けた ことを特徴とするスラリー中継ピットの水位調節方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62006842A JP2505439B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | スラリ−中継ピツトの水位調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62006842A JP2505439B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | スラリ−中継ピツトの水位調節方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176218A JPS63176218A (ja) | 1988-07-20 |
JP2505439B2 true JP2505439B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=11649496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62006842A Expired - Lifetime JP2505439B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | スラリ−中継ピツトの水位調節方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505439B2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP62006842A patent/JP2505439B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63176218A (ja) | 1988-07-20 |
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