JP2504822Y2 - 書 棚 - Google Patents

書 棚

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JP2504822Y2
JP2504822Y2 JP149493U JP149493U JP2504822Y2 JP 2504822 Y2 JP2504822 Y2 JP 2504822Y2 JP 149493 U JP149493 U JP 149493U JP 149493 U JP149493 U JP 149493U JP 2504822 Y2 JP2504822 Y2 JP 2504822Y2
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JP149493U
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English (en)
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JPH0657239U (ja
Inventor
又 源 之 勝
Original Assignee
安藤建設株式会社
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Publication date
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Priority to JP149493U priority Critical patent/JP2504822Y2/ja
Publication of JPH0657239U publication Critical patent/JPH0657239U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は棚板空間を有効利用する
ようにした書棚に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、事務所や工場の壁面に設置さ
れる書棚は、多目的に利用できるように大型のものが多
く、この種の書棚の棚板の奥行き(前後方向長さ)は3
80ミリ程度のものである。これに対して、事務所で通
常使用する書類や市販されている書籍は、A4版(21
0ミリ)やB5版(180ミリ)やA5版(150ミ
リ)のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記形式の大型書棚で
は、棚板の上にA4版の書類ファイルを整列配置した場
合に、棚板の前部にA5版(150ミリ)の書類ファイ
ルが配置できる空間が形成される。この空間を利用する
ためには、整列配置した書類ファイルの前面側に、別の
書類ファイルを整列配置するが、書類ファイルを前後2
列に配置した場合には、前列の書類ファイルの内容は、
書類ファイルの背表紙の表示により分かるが、後列の書
類ファイルは、前列の書類ファイルによって隠された状
態にあるから、後列の書類ファイルの内容は前列の書類
ファイルを取出さないと分からない。そのため、棚板の
前部はデッドスペースとなり、その空間を有効利用でき
ない。
【0004】本考案は上記した点に鑑みてなされたもの
で、棚板の前部空間に横方向に摺動する本立装置を配置
することで、棚板の前部空間に書類ファイルを配置して
棚板の前部空間を有効利用するようにした書棚を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の書棚は、書棚本
体と、この書棚本体の内部に上下方向に間隔を置いて配
置された棚板と、棚板の前端を下方に曲げ成形して形成
される案内部と、棚板の上側前部に横方向に摺動自在に
配置された本立装置とを有し、本立装置の下部に前後方
向に間隔を置いて対をなす案内ローラを設け、少なくと
も一方の案内ローラを前後方向に調節自在とし、案内ロ
ーラを案内部の前面および後面に当接支持させて構成さ
れる。
【0006】
【作用】本考案の書棚においては、書類ファイルを整列
した棚板の前部に設けた本立装置に書類ファイルを整列
することで、棚板への前後2列の書類ファイルの配置を
可能にし、これにより棚板の空間の有効利用を図り、ま
た、後列の書類ファイルを取出すには、書類ファイルを
整列した本立装置を棚板の前端に設けた案内部に沿って
横方向に摺動させることで、後列の所望の書類ファイル
を外部から目視できる状態とし、所望の書類ファイルを
取出すことにより行う。
【0007】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面につき説明す
る。図1は本考案の書棚の縦断面図を示し、書棚本体1
の前面には、2枚のガラス扉2,2が横方向に移動自在
に配置されている。また、この書棚本体1の内部には、
上下方向に間隔を置いて複数の棚板3が配置されてい
る。この棚板3の数は書棚本体1の寸法や収容しようと
する書類ファイルの寸法により変動する。図1に示す棚
板3の奥行き寸法は、たとえば、A4版の書類ファイル
4とA5版の書類ファイル5を前後2列に整列配置可能
な寸法である。棚板3の前端部は、U形を形成するよう
に下方に折り曲げられて一体の案内部6を形成してい
る。また、棚板の上側前部には、横方向に摺動自在に本
立装置7が配置されている。
【0008】上記本立装置7は、図2に示すように、一
対の側板8,8とこれら側板8の間に位置する仕切板9
を有し、一対の側板8,8の間隔すなわちよこ幅は、書
棚本体1の幅の1/2ないし1/3に設定されている。
本立装置7の下部には、前後方向に間隔を置いて対をな
す案内ローラ10,11が幅方向に間隔を置いて4つ設
けられている。対をなす案内ローラ10,11は、本立
装置7に一体に形成された案内ローラ支持部12に支持
されている。すなわち、案内ローラ10,11は、案内
ローラ支持部12にねじ固定された軸に回動自在に装着
される。対をなす案内ローラ10,11のうちの一方の
案内ローラ11は、図4に示すように案内ローラ支持部
12に設けた前後方向に延びるスリット13に沿って前
後方向に調節自在とされている。この前後方向に延びる
スリット13は前面に対して直交する方向に限らず斜め
方向に延びるようにしてもよい。これにより、案内ロー
ラ10,11は棚板3の案内部6の前後に当接支持さ
れ、本立装置7が横方向に摺動自在とされる。この場
合、案内ローラ支持部12を2つの部材に分割したもの
で構成し、一方を本立装置7と一体に、他方を別体とし
固定手段により取り付けるようにすれば、製造コストを
下げることができる。
【0009】一方、上記本立装置7の下面には、滑性合
成樹脂シート、たとえば、テフロンテープ14が貼着さ
れていて、本立装置7と棚板3との摩擦力を小さくし、
本立装置7の横方向摺動が簡単に行えるようにしてい
る。この本立装置7の位置固定は、ピン固定のような通
常の固定手段により行う。なお、本立装置7の摺動性能
を高めるものであれば、滑性合成樹脂シートをローラ手
段に変換してもよい。
【0010】しかして、本考案の書棚を組み立てるに
は、本立装置7から案内ローラ11を外した状態とし、
この本立装置7を書棚本体1の棚板3に前方から挿入す
ることで棚板3の上に置き、ついで、本立装置7の案内
ローラ支持部12に取り外した案内ローラ11を取付
け、本立装置7の案内ローラ10を棚板3の案内部6の
前面に当接するとともに、案内ローラ11を案内ローラ
支持部12に設けたスリット13に沿って前方向に動か
し、この案内ローラ11を棚板3の案内部6の後面に当
接するようにし、この案内ローラ11をその位置に固定
する。これにより、本立装置7が書棚本体1の棚板3に
配置される。
【0011】書棚本体1の棚板3に書類ファイルを整列
するには、本立装置7を棚板3の一側に動かし、本立装
置7が位置していない棚板3の他側に書類ファイルを整
列する。これによりし、棚板3の一部に書類ファイルが
整列される。ついで、棚板3の残部に書類ファイルを整
列するには、本立装置7を棚板3の他側に動かし、同じ
ように、棚板3に書類ファイルを整列する。これによ
り、棚板3の後列の書類ファイルの配置が行われる。棚
板3の前部に設けた本立装置7への書類ファイルの整列
は通常の手段により行なわれる。
【0012】書棚本体1の棚板3から所望の書類ファイ
ルを取出すには、その書類ファイルが本立装置7の書類
ファイルや棚板3の本立装置7により隠されていない側
の後列書類ファイルにあれば、書類ファイルの背表紙の
表示により取出すことができる。
【0013】所望の書類ファイルが棚板3の本立装置7
により隠された側の後列書類ファイルにある時には、本
立装置7を棚板3の上を横方向に摺動させることで行
う。
【0014】なお、本立装置7だけを別体で製作し、既
存の書棚に組み込むことも可能である。
【0015】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、棚板
の前部空間に横方向に摺動する本立装置を配置すること
で、棚板に前後2列に書類ファイルの配置を可能にし、
棚板の前部空間を有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による書棚の一部を示す縦断面図。
【図2】本考案による書棚の棚板に配置される本立装置
の正面図。
【図3】本考案による書棚の棚板に配置される本立装置
の側面図。
【図4】本立装置の要部を示す図。
【符号の説明】
1 書棚本体 3 棚板 6 案内部 10,11 案内ローラ 12 案内ローラ支持部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】書棚本体と、この書棚本体の内部に上下方
    向に間隔を置いて配置された棚板と、棚板の前端を下方
    に曲げ成形して形成される案内部と、棚板の上側前部に
    横方向に摺動自在に配置された本立装置とを有し、本立
    装置の下部に前後方向に間隔を置いて対をなす案内ロー
    ラを設け、少なくとも一方の案内ローラを前後方向に調
    節自在とし、案内ローラを案内部の前面および後面に当
    接支持させたことを特徴とする書棚。
  2. 【請求項2】本立装置の下面に滑性合成樹脂シートを配
    置したことを特徴とする請求項1に記載の書棚。
JP149493U 1993-01-25 1993-01-25 書 棚 Expired - Lifetime JP2504822Y2 (ja)

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JP149493U JP2504822Y2 (ja) 1993-01-25 1993-01-25 書 棚

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JP149493U JP2504822Y2 (ja) 1993-01-25 1993-01-25 書 棚

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JPH0657239U JPH0657239U (ja) 1994-08-09
JP2504822Y2 true JP2504822Y2 (ja) 1996-07-24

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