JP2503012Y2 - 光学式座標検知装置 - Google Patents

光学式座標検知装置

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JP2503012Y2
JP2503012Y2 JP6011290U JP6011290U JP2503012Y2 JP 2503012 Y2 JP2503012 Y2 JP 2503012Y2 JP 6011290 U JP6011290 U JP 6011290U JP 6011290 U JP6011290 U JP 6011290U JP 2503012 Y2 JP2503012 Y2 JP 2503012Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 位置指定領域内で第1座標および第2座標により示さ
れる2次元の位置の指定が行われた場合、その位置指定
領域に対して形成される光マトリクス部の第1および第
2の受光部で検出される各光量の分布から第1および第
2座標の平均座標をそれぞれ算出し、上記の指定された
位置の第1および第2座標を推定する際に、上記の各光
量の変化の極性が変わるポイントがそれぞれいくつある
かを検知してこのポイントの数がいずれの座標方向に対
しても1つのときのみ上記の位置座標推定により座標検
知を行う光学的座標検知装置であって、位置指定領域内
に光路面と交叉して複数本の指が置かれた場合等に位置
座標が誤って検知されるのを防止することが可能とな
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マトリクス状に形成された光マトリクスス
イッチ装置を用いて、例えばディスプレイ画面の2次元
平面に対して、オペレータが指定した位置の座標を光学
的に検知する光学式座標検知装置に関する。
近年、パーソナルコンピュータ等のディスプレイ画面
に対して座標を指定するポインティングデバイスが使用
されるようになってきた。例えば、ディスプレイに表示
されているコマンドまたはメニュー画面から所望のコマ
ンドまたはメニューを選択する際に、このポインティン
グデバイスは、その選択するコマンドまたはメニューの
位置を指定して、この位置にカーソルを移動することに
より、所望のコマンドまたはメニューを選択する。
一般に、ポインティングデバイスとして、タブレッ
ト、マウス、トラックボール、ジョイステック等の座標
入力装置が知られている。これらの座標入力装置は、デ
ィスプレイの画面自体に取り付けるのではなく、オペレ
ータがその画面を見ながら操作し易い場所に設けてい
る。これにより、その画面上のカーソルを所望の位置に
移動する場合には、カーソルは必ずホームポジション
(初期位置)から始まって所望の位置に向かって、連続
的に移動される。しかし、これらの座標入力装置を操作
する場所とディスプレイの画面とが別々になっているの
で、オペレータは、一々、座標入力装置とディスプレイ
の画面とを見比べながら操作するために操作性が良くな
いという欠点がある。そのために、ディスプレイの画面
に直接、座標指定可能なポインティングデバイスが必要
とされる。
〔従来の技術〕
一般に、ディスクの画面に直接、座標指定を行うポイ
ンティングデバイスとして、光マトリクススイッチ装置
がある。第8図にこの光マトリクススイッチ装置の位置
指定部の配置列を示した斜視図である。本図において、
位置指定領域の第1座標方向と第2座標方向(例えば、
x座標方向とy座標方向)に、その位置指定領域を介し
てそれぞれ相対向する平行光源Gx及び受光部Rxと平行光
源Gyおよび受光部Ryがマトリクス状に配置されている。
受光部Rxは、例えばM個の受光素子PxO〜PxMが等間隔に
x座標方向に配列しており、各受光素子は平行光源Gx
らの平行光を受ける。一方、受光部Ryは、例えばN個の
受光素子PyO〜PyNが等間隔にy座標方向に配列してお
り、各受光素子は平行光源Gyからの平行光を受ける。し
たがって、例えば、オペレータが指によって位置指定領
域のうち一箇所を位置指定すると、その位置における光
は指のために遮断される。この遮断された受光素子に対
応したx座標およびy座標等の第1座標および第2座標
を検知することにより、オペレータが指定した位置の座
標を検知することができる。
第9図は上記の光マトリクススイッチ装置の回路図を
示す。本図では、受光素子としてホトトランジスタを用
い、マイクロコンピュータ200によってx座標方向およ
びy座標方向のホトトランジスタのうち所定の数毎に所
定のタイミングにより検知信号を出力して、それにより
ホトトランジスタの出力信号を検出して光が遮断されて
いるホトトランジスタを検知するものである。
詳細には、第10図のタイミングチャートにより説明す
る。本図において、To〜Tmはタイミング信号であり、所
定のタイミング毎に“L"(Low)レベル信号をホトトラ
ンジスタに出力する。Ko〜Knはホトトランジスタからの
検出信号であり、x座標方向及びy座標方向のホトトラ
ンジスタのうち所定の数毎のホトトランジスタの出力信
号を示す。また、光が遮断されている場合にはホトトラ
ンジスタは“H"(High)レベル信号を出力し、光が遮断
されていない場合にはホトトランジスタはLレベル信号
を検出する。今、仮に、オペレータが、指によりx=1,
y=2の座標に位置指定したものとすると、ホトトラン
ジスタPx1〜Py2への光は遮断されるので、タイミング信
号PT1,T2が出力されたときに、検出信号Ko,Kjのとき
Hレベル信号になり、x=1,y=2の座標が検知され
る。なお、所定のタイミングに応じて検出される他のホ
トトランジスタ(すなわち、光が遮断されていないホト
トランジスタ)はLレベル信号を出力する。
しかし、上記の光マトリクススイッチ装置において、
平行光源Gx,Gyからの光は実際に、必ずしも平行光とな
っておらず、少し発散してしまうので、その光を受ける
受光素子に近接した受光素子に影響を与える。そのため
に、受光素子の間隔を余り狭くして配列することができ
ない。この結果、オペレータが指定した位置の座標は、
受光素子に対応して設定した座標しか検知できないの
で、検知の精度が低くなるという不都合が生ずる。
第11図はこの不都合に対処するための従来の光学式座
標検知装置の一例を示すブロック図である。本図におい
て、1は光マトリクス部であり、例えばx座標およびy
座標のような第1座標および第2座標によって示され、
位置指定の対象となる位置指定領域にあって、その指定
された位置の第1および第2座標を検知するための光マ
トリクスをその位置指定領域に形成する。この光マトリ
クスは、第1座標方向に位置指定領域を介して相対向す
る第1の光源1aおよび第1の受光部1bと、第2座標方向
の位置指定領域を介して相対向する第2の光源1cおよび
第2の受光部1dとを配置することにより形成される。2
は第1の分布検出部であり、上記位置指定領域内でオペ
レータの指等により位置が指定されたときに、第1の受
光部1bで受光される第1の光源1aからの光量に応じて第
1座標方向(例えば、x座標方向)の光量分布を検出す
る。3は第2の分布検出部であり、第2の受光部1dで検
出される第2の光源1cからの光量に応じて第2座標方向
(例えば、y座標方向)の光量分布を検出する。4は第
1の演算部であり、第1の分布検出部2で得られた光量
分布に基づき第1座標の平均座標を算出する。5は第2
の演算部であり、第2の分布検出部3で得られた光量分
布に基づき第2座標の平均座標を算出する。なお、上記
第1および第2分布検出部2,3と第1および第2演算部
4,5の構成の詳細に関しては、実施例の項で述べること
とする。9は座標推定部であり、第1の演算部4および
第2の演算部5から得られたそれぞれの平均座標から、
指定した位置の座標を推定し、座標情報としての座標信
号SPを出力する。上記座標推定部9は、通常マイクロコ
ンピュータ(以下、マイコンと略記する)により実現さ
れる。なお、この場合、第1の受光部1bは、複数個の受
光素子PxO〜PxMから構成される。また、第2の受光部1d
は複数個の受光素子PyO〜PyMから構成される。
さらに詳しく説明すると、受光素子PxO〜PxMは第12図
に示す複数個のホトトランジスタからなる。さらに、各
ホトトランジスタのコレクタ側には抵抗Rc(第9図参
照)を介して外部電圧+Vccが印加されており、各ホト
トランジスタにより受光される光量に応じて各コレクタ
から出力される出力電圧が第1および第2の分布検出部
2,3に入力される。
第13図はオペレータによる位置の指定が行われたとき
の光マトリクス部の様子を示す図である。今、第13図に
示すように、オペレータが指等によって、光マトリクス
部1の位置指定領域内で位置指定すると、x座標方向お
よびy座標方向に配列したホトトランジスタPxO〜PxM
よびPyO〜PyNでの照度分布および出力電圧は第14図およ
び第15図に示される。
第14図(ただし、実線部のみを参照のこと)におい
て、(a)はx座標方向における照度Lxの分布を示し、
(b)はx座標方向に配置したホトトランジスタの出力
電圧Vcxの分布を示す。(a)の照度分布において、x
座標I−2,I−1,I,I+1に配置したホトトランジスタP
x1-2〜Px1-1,PxI,PxI+1では、指の形状に応じて第1
の光源1aからの平行光が遮断されるので、上記ホトトラ
ンジスタにより受光される光量、例えば照度Lxが低下し
ている。これにより、(b)の出力電力Vcxの分布に示
すように、ホトトランジスタPxI-2,PxI-1,PxI,PxI+1
は照度Lxの低下量に応じた出力電圧vcI-2,vcI-1
vcI,vcI+1を出力し、これ以外のホトトランジスタの出
力電圧は零である。一方、第15図(ただし、実線部のみ
を参照のこと)においては、(a)はy座標方向におけ
る照度Lyの分布を示し、(b)はy座標方向に配置した
ホトトランジスタの出力電圧vcyの分布を示す。ここで
も、前記のx座標の場合と同様に、一部のホトトランジ
スタにおいて照度Lyの低下量に応じた出力電圧vcyを出
力する。これらの出力電vcx,vcYは、それぞれ第1およ
び第2の分布検出部2,3に順次入力され、第14図の
(a)および第15図の(a)に対応したピークを有する
光量分布が抽出される。さらに、このピーク付近の各光
量分布に基づいて、統計手法によりx座標およびy座標
の平均座標をそれぞれ算出しオペレータが指定した位置
の座標を推定して座標信号Spを出力することにより座標
検知を行っている。このようにすれば、指定した位置に
対する座標を前記第9図の場合よりも精度良く検知する
ことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のとおり、従来の光学的検知装置においては、光
マトリクス部および分布検出部により検出される光量分
布に基づき、統計手法によってその光量分布の平均座標
を算出することにより、オペレータが指定した位置の座
標の検知精度を高めるようにしていた。
ここで、オペレータが1本の指により位置指定領域内
の所望の位置を指定した場合には、第14図および第15図
において実線で示したように、指の形状に応じてホトト
ランジスタの出力電圧に1つの極大点が生ずるので、こ
の極大点を最大点としてこの最大点付近の平均座標を算
出すれば、上記位置を誤りなく検知することができる。
しかし、オペレータが、複数本、例えば2本の指を位置
指定領域内の光路面と交叉して置いた場合には、第14図
および第15図において破線で示すように、別の箇所にも
極大点が生ずる。
すなわち、出力電圧の極大点が複数の箇所に現れるこ
とになる。この場合には、これらの複数の極大点の中で
出力電圧が最大となる点を最大点とみなし、この最大点
付近の光量分布に基づき平均座標を算出している。とこ
ろが、上記複数本の指の置き具合や、各ホトトランジス
タの特性のばらつき等によっては、所望の位置を示す指
以外の指を置いた部分(例えば、第14図および第15図の
破線部)が上記最大点として検出されるおそれがある。
このため、オペレータが指定した位置が誤って検知され
るという問題が発生する。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、位
置指定領域内の光路面と交叉して複数本の指が置かれた
場合に、指定された位置の座標が誤って検知されること
のない光学的座標検知装置を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理構成を示すブロック図である。
なお、前述した構成要素と同様のものについては、同一
の参照番号を付して表す。
ここでは、第1座標方向に対して、第1の分布検出部
2により検出される光量分布における光量変化の極性が
変わるポイントがいくつあるかを検知する第1極性変化
検知部6を設けている。また一方で、第2座標方向に対
して、第2の分布検出部3により検出される光量分布に
おける光量変化の極性が変わるポイントがいくつあるか
を検知する第2極性変化検知部7を設けている。さら
に、第1および第2演算部4,5と座標推定部9との間に
選択部8を設けている。この選択部8は、上記第1およ
び第2極性変化検知部6,7の各々により検知される極性
変化のポイントの数がいずれも1つであるか否かに応じ
て座標推定部9による座標推定を行うか否かをそれぞれ
選択するものである。
〔作用〕
本考案の光学的座標検知装置においては、光マトリク
ス部1内のホトトランジスタ等の受光部1b,1dからの出
力電圧の最大点を検出すると共に、この出力電圧の極大
点が1つであるか否かを検知している。すなわち、第1
座標方向および第2座標方向に対する光量変化の極性が
変わるポイントの数をカウントし、上記座標方向の一方
でこの数が2つ以上ある場合には、オペレータの誤操作
等により複数本の指が位置指定領域内に置かれていると
みなして、座標推定部9により位置座標を推定しないよ
うにしている。このようにすれば座標推定部9から誤っ
た座標信号Spが出力されるおそれはなくなる。なお、上
記ポイントの数が零のときは、オペレータが位置指定領
域内の位置を指定していないので、当然のことながら座
標信号Spは出力されない。
かくして、本考案では、複数本の指が位置指定領域内
に置かれた場合に、指定された位置の座標が誤って検知
されるのを防止することが可能となる。
〔実施例〕
第2図は本考案の第1実施例を示すハードウェア構成
図である。ここでは、まず初めに、第1および第2の分
布検出部2,3ならびに第1および第2の演算部4,5の構成
について詳しく述べることとする。
第2図において、第1の分布検出部2は切り換え手段
20および読み込み手段21からなる。読み込み手段21は、
一つの受光素子からの出力信号を読み込む毎に、切り換
え手段20を次の受光素子に切り換えさせて、次々に受光
素子PxO〜PxM(第1の受光部1bを構成する)からの出力
信号をそれぞれ読み込む。なお、受光素子PxO〜PxMは複
数個のホトトランジスタ(第12図)からなり、各ホトト
ランジスタには外部電圧+Vccが抵抗Rcおよび切り換え
手段20を介して印加されており、これにより、読み込み
手段21は各ホトトランジスタの出力電圧を読み込む。
また、第2の分布検出部3も同様に、切り換え手段30
および読み込み手段31からなる。読み込み手段31は、一
つの受光素子からの出力信号を読み込む毎に、切り換え
手段30を次の受光素子に切り換えさせて、次々に受光素
子PyO〜PyN(第2の受光部1dを構成する)からの出力信
号をそれぞれ読み込む。なお、受光素子PyO〜PyNも複数
個のホトトランジスタ(第12図)からなり、各ホトトラ
ンジスタには外部電圧+vccが抵抗Rcおよび切り換え手
段30を介して印加されており、これにより、読み込み手
段31は各ホトトランジスタの出力電圧を読み込む。
第1の演算部4はピーク検出手段40、抽出手段41およ
び演算手段42からなる。ピーク検出手段40は読み込み手
段21で読み込まれた出力電圧のうちでピーク(最大値)
となる出力電圧を検出し、抽出手段41は、そのピークと
なる出力電圧のホトトランジスタを中心にして両側にあ
る所定の数のホトトランジスタの出力電圧を抽出し、演
算手段42は抽出した出力電圧の第1座標(例えば、x座
標)に対する分布から平均座標を算出する。また、第2
の演算部5も同様に、ピーク検出手段50、抽出手段51お
よび演算手段52からなる。ピーク検出手段50は読み込み
手段31で読み込まれた出力電圧のうちでピークとなる出
力電圧を検出し、抽出手段51は、そのピークとなる出力
電圧のホトトランジスタを中心にして両側にある所定の
数のホトトランジスタの出力電圧を抽出し、演算手段5
に抽出した出力電圧の第2座標(例えば、y座標)に対
する分布から平均座標を算出する。これによって、上述
したように、座標推定部9は演算手段42,52によって算
出したx座標およびy座標の平均座標から指定された位
置の座標を推定して、座標情報として座標信号Spを出力
する。
なお、上記の抵抗Rcは、ホトトランジスタの最大照度
Lmaxにおけるコレクタ電流の最大値icmaxに対して、コ
レクタ電圧vcが、 vc=vcc−Rc・icmax≒0 となるように設定される。また、受光素子としてのホト
トランジスタは、例えば指の太さの数分の1(例えば4m
m程度)の間隔で配列してもよい。
次に、第1極性変化検知部6として、読み込み手段21
で読み込まれた出力電圧のx座標方移行に対するエンベ
ロープより極大点の数を検知する第1極大点数検知手段
16を設けている。また一方で、第2極性変化検知部7と
して、読み込み手段31で読み込まれた出力線圧のy座標
方向に対するエンベロープより極大点の数を検知する第
2極大点数検知手段17を設けている。さらに、選択手段
8は、アナログスイッチ等の第1選択手段18および第2
選択手段28から構成される。これらの第1および第2選
択手段18,28は、上記エンベロープの各極大点の数が1
つのときに、上記演算手段42,52からx座標およびy座
標の平均座標を座標推定部9に入力するものである。
ここで、第2図の光マトリクス部1の位置指定領域内
で、オペレータが指等によって位置指定を行うと、x座
標方向およびy座標方向に配列したホトトランジスタP
xO〜PxNおよびPyo〜PyNから上記指の形状に対応した分
布を有する出力電圧vcx,vcyがそれぞれ出力される(第
14図および第15図参照)。さらに、上記出力電圧v
cxは、読み込み手段21により、切り換え手段20を介して
次々に読み込まれ、ピーク検出手段40に送出される。ピ
ーク検出手段40は読み込んだ出力電圧のうちピークとな
るx座標iを検出し、抽出手段41により、そのピークの
x座標を含め、その座標iを中心にして前後R個の出力
電圧を抽出する。演算手段42では、その抽出した出力電
圧に基づき、以下の式により平均座標を算出する。
算出した平均座標は座標推定部9に出力される。
一方、指の位置のy座標もx座標を求めた処理と同様
に処理することにより求められる。すなわち、出力電圧
vcyの分布に基づいて、ホトトランジスタからの出力電
圧vcyは切り換え手段30を介して読み込み手段31により
次々に読み込まれて、ピーク検出手段50を介して、読み
込んだ出力電圧vcyのうちピークとなるy座標jを検出
して、抽出手段51により、そのピークのy座標jを含
め、その座標を中心にして前後R個の出力電圧が抽出さ
れる。演算手段52は、この抽出した出力電圧に基づいて
以下の式により平均座標を算出する。
算出した平均座標は座標推定部9に出力される。
これにより、座標推定部9は算出した平均座標,
により、指の位置を推定して、座標情報としての座標信
号Spを出力する。ただし、この場合、第1および第2極
大点数検知手段16,17のいずれか一方において上記極大
点が複数個検出されたときには、第1および第2選択手
段18,28により平均座標,を1組にして座標推定部
9に入力しないようにしている。すなわち、座標推定部
9において、指定された位置の座標を推定することが不
可能な状態になるように設定している。このようにすれ
ば、オペレータが誤操作により位置指定領域内に複数本
の指を置いた場合等に座標信号Spが誤って出力されるこ
とはなくなる。
第3図は本考案の第2実施例を示すハードウェア構成
図である。ここでは、選択部8の出力側に生成部19が設
け、かつ、このフラグ生成部19にCRT等のエラー表示部2
9を接続している。上記フラグ生成部19は、位置指定領
域内に複数個の指が置かれた場合等にオペレータが誤操
作したことを報知するためのフラグSfを生成するもので
ある。さらに、上記エラー表示部29は、このフラグSf
従って画面上に“エラー”等の表示をするものである。
さらに、選択部8は、x座標方向およびy座標方向に対
する光量分布の極大点の数に応じてそれぞれ下記の3種
の切り換え可能な第1選択手段18′および第2選択手段
28′から構成される。すなわち、上記各極大点の数が1
つのときは、平均座標を座標推定部6に入力し、2つ以
上(複数個)のときはフラグ生成のためのトリガ信号を
フラグ生成部19に入力し、零のときはエラー表示部29に
何も表示しないようにしている。なお、上記のフラグ生
成部19、エラー表示部29およびフラグ生成部8以外の構
成は前記第1実施例(第2図)と同様である。
第3図において、第1および第2極大点数検知部16,1
7によりX座標方向およびy座標方向の一方に複数個の
極大点があることが検知された場合、座標信号Spが出力
される代わりに、第1および第2選択手段18′,28′の
いずれか一方よりトリガ信号がフラグ生成部19に入力さ
れる。さらに、このトリガ信号をトリガとしてフラグ生
成部19から出力されるフラグSfをエラー表示部29に入力
すれば、速やかにエラー表示が実行される。一方、各極
大点の数が1つまたは零である場合には、エラー表示は
なされない。この結果、オペレータは、位置指定の際に
誤操作をしたか否かを前記第1実施例(第2図)の場合
よりも容易に認識することができる。
第4図は第2図の具体例を示す図である。本具体例
(以下、第1具体例と称す)は、例えばパーソナルコン
ピュータのCRT画面に取りつけて、オペレータが画面に
向かい、指によってその画面上で位置指定することによ
り、画面上のカーソルをその指により指定した位置に移
動させて使用するグラフィックス機能等への一適用例で
ある。
本図において、第1の光源1aおよび第2の光源1cはそ
れぞれ、例えば発光ダイオード、ランプ等の平行光源10
および11からなり、平行光を発生して、ホトトランジス
タPxO〜PxMおよびPyO〜PyNにそれぞれ照射する。また、
このホトトランジスタPxO〜PxMはx座標のO〜Mの値に
対応しており、ホトトランジスタPyO〜PyNはy座標のO
〜Nの値に対応している。さらに、ホトトランジスタP
xO〜PxMの両側にはR個のホトトランジスタPx-R〜Px-1
およびPxM+1〜PxM+Rが上記した間隔でそれぞれ追加され
た配置されており、平行光源10からの平行光が照射され
ている。一方、ホトトランジスタPyo〜Pynの両側にもR
個のホトトランジスタPy-R〜Py-1およびPyN+1〜PN+R
上記した間隔でそれぞれ追加されて配置されており、平
行光源11からのこれら追加されたホトトランジスタは、
CRT画面の上下左右の端において位置指定された場合
に、ホトトランジスタからの出力電圧の分布が片側が切
れた状態になるのを防ぐために設けられる。なお、これ
ら追加されたホトトランジスタPx-R〜Px-1,PxM+1〜P
xM+RおよびPy-R〜Py-1,PyN+1〜PyN+Rの位置する座標
は、x座標の−R〜−1,M+1〜M+Rおよびy座標の
−R〜−1,N+1〜N+Rである。これらの平行光源10,
11およびホトトランジスタPxO,PxM,PyO〜PyNはパーソ
ナルコンピュータのCRT画面に取りつけられる(本図に
おいて、CRT画面は一点鎖線で示す領域Sである)。な
お、これらの平行光源10,11およびホトトランジスタP
x-R〜PxM+R〜Py-R,PN+Rは従来と同様の光マトリクスを
形成している。
切り換え手段20および30はそれぞれ選択スイッチ回路
(いわゆる半導体スイッチ回路)22および32からなり、
後述するマイコンのCPU100から出力される切り換え信号
Scによりスイッチの切り換えが順次行われる。
読み込み手段21,31はそれぞれA/D(アナログ−ディジ
タル)変換回路23,33からなり、選択スイッチ回路22,32
からの出力電圧を順次、アナログ−ディジタル変換す
る。さらに、読み込み手段21,31、ピーク検出手段40,5
0、抽出手段41,51、演算手段42,52、座標推定部6、第
1極大点数検出手段16、第2極大点数検知手段17および
選択部8をすべてマイコンのCPU100により実現してい
る。上記A/D変換回路23,33からのディジタル出力電圧
は、上記CPU100に入力される。さらに、このCPU100は、
オペレータが指によって位置指定した座標信号Spをパー
ソナルコンピュータ(図示されていない)に出力して、
そのCRT画面のカーソルを移動させる(この場合、マイ
コンのCPU100はパーソナルコンピュータのCPUと兼用し
てもよい)。なお、このCPU100には、平均座標等の各種
データを記憶するRAM101およびROM102が付設されてい
る。ついで、上記CPU100を中心にして上記第1具体例の
動作を述べることとする。
第5図は第4図における座標検知動作を説明するため
のフローチャートである。本図において、CPU,RAMに対
してリセットする等のイニシャライズを行った後(ステ
ップa)、選択スイッチ回路22に切り換え信号Scを出力
して、A/D変換回路23を介してホトトランジスタPx-R〜P
xM+Rからの出力電圧vcx(x=−R,…,O,…,M−R)を読
み込む(ステップb)。読み込んだ出力電圧vcxのうち
最大となる出力電圧vcmaxを見つけて、その出力電圧v
cmaxに対応するx座標iを検出する(ステップc)。こ
のときに、x座標方向に対する出力電圧vcxの極大点の
数をカウントし、この極大点数が1つ以外(複数個また
は零)であれば(ステップd)、ステップbに戻る。一
方、上記極大点の数が1つであれば、上記の最大となる
出力電圧vcmaxを検出基準電圧verfと比較することによ
って出力電圧vcmaxの検出基準電圧vrefに対する大小を
判定し(ステップe)、出力電圧vcmaxが小ならばステ
ップbに戻る。なお、この検出基準電圧vrefは、雑音等
により誤検出を防止するために設定される。出力電圧v
cmaxが大ならば、その出力電圧vcmaxに対応するx座標x
maxが0≦i≦Mの範囲にあるか否かを判定し(ステッ
プf)、その範囲になければステップbに戻る。iがそ
の範囲内にあれば、ステップbで読み込んだvcxのう
ち、座標iを中心として両側、R個の出力電圧vcxを抽
出して、(1)式に基づき平均座標を算出する(ステ
ップg)。算出した平均座標をRAM101に一旦記憶して
おく(ステップh)。以上の処理により、指により指定
した位置のx座標が求められる。
次に、指により指定した位置のy座標を求める処理に
ついて以下説明する。この場合、x座標を求めた処理と
同様の処理が行われる。すなわち、切り換え信号Scによ
る選択スイッチ回路32の切り換えに基づいてA/D変換回
路33を介してホトトランジスタPy-R〜PyN+Rからの出力
電圧vcy(y=−R,…,O,…,N−R)を読み込む(ステッ
プi)。読み込んだ出力電圧vcyから最大となる出力電
圧vcmaxのy座標jを検出する(ステップj)。このと
きに、y座標方向に対する出力電圧vcyの極大点の数を
カウントし、この極大点の数が1つ以外(複数個または
零)であれば(ステップk)、ステップbに戻る。一
方、上記極大点の数が1つであれば、上記の最大となる
出力電圧vcmaxを検出基準電圧vrefと比較することによ
って出力電圧vcmaxの検出基準電圧vrefに対する大小を
判定し(ステップl)、出力電圧vcmaxが小ならばステ
ップbに戻る。出力電圧vcmaxが大ならば、その出力電
圧vcmaxに対応するy座標jが0≦j≦Nの範囲にある
か否かを判定し(ステップm)、その範囲になければス
テップbに戻る。jがその範囲内にあれば、ステップh
で読み込んだvcyのうち、座標jを中心として両側、R
個の出力電圧vcyを抽出して、(2)式に基づき平均座
標を算出する(ステップn)。既に求めた平均座標
をRAMから読み出し(ステップo)、指により指定した
位置を平均座標および平均座標で示す座標情報とし
ての座標信号Scをパーソナルコンピュータに出力する
(ステップp)。これにより、パーソナルコンピュータ
は、この座標信号に基づき、CRT画面上のカーソルを移
動させる。
以上の処理により、オペレータは、パーソナルコンピ
ュータのCRT画面に向かって、その画面上の任意の位置
を指1本で指定することにより、画面上のカーソルの位
置を自由に指定することができる。さらに、上記位置を
複数本の指で指定した場合には、座標信号Spが出力され
ないので、画面上のカーソル移動することはない。この
ときには、上記位置を1本の指で正しく指定し直せばよ
い。
第6図は第3図の具体例を示す図である。本具体例
(以下、第2具体例と称す)では、前記第1具体例(第
4図)のCPU100により実現される構成要素(読み込み手
段21,31および選択部8等)に加えて、フラグ生成部9
の上記CPU100により実現している。さらに、このCPU100
にCRT等のエラー表示部29を接続している。なおこの場
合、エラー表示部29を位置指定用のCRTと共用してもよ
い。上記以外の構成に関しては、前記第1具体例(第4
図)と同様である。
第7図は第6図における座標検知手順を説明するため
のフローチャートである。第7図の動作は、前記第1具
体例の動作(第5図)とほぼ同様であるが、ステップd
およびステップkの部分が異なっている。まず初めに、
ステップdにおいては、x座標方向に対する出力電圧v
cxの極大点の数が1つであるか否かを検知する代わり
に、上記極大点の数が零であるか2つ以上であるかまた
は1つであるかを検知している。もし、上記極大点の数
が零であれば、位置指定用のCRT画面をまだ操作してい
ないとみなして、ステップbに戻る。もし、上記極大点
の数が2つ以上であれば、誤操作により複数本の指が置
かれているとみなして、エラー表示部29の画面上に“エ
ラー”の表示をした後に(ステップd′)ステップbに
戻る。もし、上記極大点の数が1つであれば、ステップ
eに移行して前記第1具体例と同様の処理を行う(ステ
ップe〜ステップj)。次に、ステップkにおいては、
y座標方向に対する出力電圧vcyの極大点の数が1つで
あるか否かを検知する代わりに、上記極大点の数が零で
あるか2つ以上であるかまたは1つであるかを検知して
いる。もし、上記極大点の数が零であれば、そのままス
テップbに戻る。もし、上記極大点の数が2つ以上であ
れば、エラー表示部19の画面上に“エラー”の表示をし
た後に(ステップk′)ステップbに戻る。もし、上記
極大点の数が1つであれば、ステップlに移行して前記
第1具体例と同様に座標信号Spを出力する(ステップl
〜ステップp)。
上記の第1具体例および第2具体例においては、位置
指定領域内の光路面と交叉して複数本の指が置かれた場
合等に位置座標の誤検出を防止する機能をすべてソフト
ウェアにより実現しているので、従来(第11図)と同一
のハードウェアにより装置の機能拡張を行うことが可能
となる。
〔考案の効果〕 以上説明したように本考案によれば、光マトリクス部
の受光部および分布検出部により検出される光量分布に
基づき、指定された位置の座標を推定する光学式座標検
知装置において、上記光量分布より位置指定流域の光路
面と交叉して1本の指が置かれていることを検知した場
合のみ座標情報を出力するようにしているので、複数本
の指が置かれた場合等に、上記位置座標が誤って検知さ
れるのを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理構成を示すブロック図、 第2図は本考案の第1実施例を示すハードウェア構成
図、 第3図は本考案の第2実施例を示すハードウェア構成
図、 第4図は第2図の具体例を示す図、 第5図は第4図における座標検知手順を説明するための
フローチャート、 第6図は第3図の具体例を示す図、 第7図は第6図における座標検知手順を説明するための
フローチャート、 第8図は一般の光マトリクススイッチ装置の座標入力部
の配置例を示す斜視図、 第9図は一般の光マトリクススイッチ装置の回路例を示
す図、 第10図は第9図の動作を説明するためのタイミングチャ
ート、 第11図は従来の光学式座標検知装置の一例を示すブロッ
ク図、 第12図は第1の受光部または第2の受光部の一回路例を
示す図、 第13図はオペレータによる位置の指定が行われたときの
光マトリクス部の様子を示す図、 第14図はx座標方向に対する照度分布およびホトトラン
ジスタの出力電圧の分布を示す図、 第15図はy座標方向に対する照度分布およびホトトラン
ジスタの出力電圧の分布を示す図である。 図において、 1…光マトリクス部、1a…第1の光源、1b…第1の受光
部、1c…第2の光源、1d…第2の受光部、2…第1の分
布検出部、3…第2の分布検出部、4…第1の演算部、
5…第2の演算部、6…第1極性変化検知部、7…第2
極性変化検知部、8…選択部、9…座標推定部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1座標および第2座標によって示される
    平面内の位置の指定を行う位置指定領域を介して前記の
    第1座標方向に相対向する第1の光源(1a)および第1
    の受光部(1b)を配置すると共に前記の第2座標方向に
    相対向する第2の光源(2a)および第2の受光部(2b)
    を配置して光マトリクスを形成する光マトリクス部
    (1)と、前記位置指定領域内で前記位置が指定された
    ときに、該光マトリクス部(1)内の前記第1および第
    2の受光部(1b,1d)によりそれぞれ受光される前記第
    1および第2の光源(1a,1c)からの光量に応じて前記
    第1および第2座標方向に対する光量分布をそれぞれ検
    出する第1の分布検出部(2)および第2の分布検出部
    (3)と、 該検出された各前記光量分布の平均座標をそれぞれ算出
    する第1演算部(4)および第2演算部(5)と、 該算出された各前記平均座標から、前記指定された位置
    の第1および第2座標を推定する座標推定部(9)とを
    有する光学式座標検知装置において、 前記第1座標方向に対する前記光量分布における光量変
    化の極性が変わるポイントがいくつあるかを検知する第
    1極性変化検知部(6)と、 前記第2座標方向に対する前記光量分布における光量変
    化の極性が変わるポイントがいくつあるかを検知する第
    2極性変化検知部(7)と、 該第1および第2極性変化検知部(6,7)の各々により
    検知される前記ポイントの数がいずれも1つであるか否
    かに応じて前記座標推定部(9)により前記の座標推定
    を行うか否かをそれぞれ選択する選択部(8)とを備え
    ることを特徴とする光学式座標検知装置。
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