JP2502466B2 - 交換機ア―キテクチャに変換するためのスレ―ブ・マイクロチャネル装置 - Google Patents
交換機ア―キテクチャに変換するためのスレ―ブ・マイクロチャネル装置Info
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- JP2502466B2 JP2502466B2 JP5225367A JP22536793A JP2502466B2 JP 2502466 B2 JP2502466 B2 JP 2502466B2 JP 5225367 A JP5225367 A JP 5225367A JP 22536793 A JP22536793 A JP 22536793A JP 2502466 B2 JP2502466 B2 JP 2502466B2
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/40006—Architecture of a communication node
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/382—Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
- G06F13/385—Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of a particular data processing system to different peripheral devices
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- G06F15/17368—Indirect interconnection networks non hierarchical topologies
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナル・コンピュ
ータおよびワークステーション・システムと、多数のシ
ステムをクラスタ化して、交換機ネットワーク上で相互
に並列に高速で待ち時間の短い通信を実行できる装置に
関する。
ータおよびワークステーション・システムと、多数のシ
ステムをクラスタ化して、交換機ネットワーク上で相互
に並列に高速で待ち時間の短い通信を実行できる装置に
関する。
【0002】本発明はまた、ディジタル・コンピュータ
・システムと、ユニプロセッサとして機能するように設
計されたパーソナル・コンピュータおよびワークステー
ション・システムを、マルチプロセッサとして、すなわ
ちメッセージ転送並列システムの個々のノードとして有
効に機能するように適応させることのできる装置とに関
する。
・システムと、ユニプロセッサとして機能するように設
計されたパーソナル・コンピュータおよびワークステー
ション・システムを、マルチプロセッサとして、すなわ
ちメッセージ転送並列システムの個々のノードとして有
効に機能するように適応させることのできる装置とに関
する。
【0003】用語集 カード・スロット 内部入出力バスの付加および拡張用の拡張カードを受け
るための、パーソナル・コンピュータまたはワークステ
ーション内部のレセプタクル・コネクタ。
るための、パーソナル・コンピュータまたはワークステ
ーション内部のレセプタクル・コネクタ。
【0004】拡張カード 一緒になって補助処理要素または入出力要素として機能
する諸構成要素から成るボード。カード・ボードは、ボ
ード上に取り付けられたすべての構成要素の相互接続に
使用される複数の配線面を持つ。カード・ボードは、カ
ードをプレーナに接続するのに使用されるコネクタ要素
を有する(通常、カード・コネクタがプレーナのコネク
タ・レセプタクルに挿入される)。カード上の能動構成
要素には、通常、補助処理要素または入出力要素あるい
はその両方、リモート・メモリ、および他のプロセッサ
・カードまたは入出力カードと通信するためにカード・
コネクタを介してプレーナに接続される、分岐バスの形
の入出力インタフェースが含まれる。
する諸構成要素から成るボード。カード・ボードは、ボ
ード上に取り付けられたすべての構成要素の相互接続に
使用される複数の配線面を持つ。カード・ボードは、カ
ードをプレーナに接続するのに使用されるコネクタ要素
を有する(通常、カード・コネクタがプレーナのコネク
タ・レセプタクルに挿入される)。カード上の能動構成
要素には、通常、補助処理要素または入出力要素あるい
はその両方、リモート・メモリ、および他のプロセッサ
・カードまたは入出力カードと通信するためにカード・
コネクタを介してプレーナに接続される、分岐バスの形
の入出力インタフェースが含まれる。
【0005】I/O 入力/出力の省略形。
【0006】マイクロチャネル(MicroChannel) 大部分のIBMパーソナル・コンピュータおよびワーク
ステーションに使用される特定の入出力分岐バスを表す
(IBMの商標)。本明細書では、分岐バスを記述する
際にマイクロチャネルの話を使用する。
ステーションに使用される特定の入出力分岐バスを表す
(IBMの商標)。本明細書では、分岐バスを記述する
際にマイクロチャネルの話を使用する。
【0007】MC マイクロチャネルの省略形。
【0008】マイクロチャネル・コンバータ 標準のマイクロチャネル・バス・インタフェースおよび
プロトコルを交換ネットワーク・インタフェースおよび
プロトコルに変換する機能変換装置。
プロトコルを交換ネットワーク・インタフェースおよび
プロトコルに変換する機能変換装置。
【0009】MCC MCコンバータの省略形。
【0010】MCC−M マスタMCコンバータの省略形。
【0011】MCC−S スレーブMCコンバータの省略形。
【0012】マイクロチャネル・アイランド 所与のパーソナル・コンピュータまたはワークステーシ
ョン内に全体がそっくり常駐するマイクロチャネル・バ
ス。
ョン内に全体がそっくり常駐するマイクロチャネル・バ
ス。
【0013】MI マイクロチャネル・アイランドの省略形。
【0014】MSG 並列システムの2つのノード間を送信されるデータであ
るメッセージの省略形。
るメッセージの省略形。
【0015】ノード 本発明の交換ネットワークを含む、様々な入出力装置を
接続するのに使用される標準のバス・インタフェースを
提供する1台のパーソナル・コンピュータまたはワーク
ステーションから構成されるシステムの機能要素。
接続するのに使用される標準のバス・インタフェースを
提供する1台のパーソナル・コンピュータまたはワーク
ステーションから構成されるシステムの機能要素。
【0016】ノード要素 ノードを表す別の用語。意味は同じである。
【0017】NO−OPSA(後述)が受動的に応答す
べきであり、どんな動作も実行すべきではないとSAア
ダプタまたはSA拡張カードにマイクロチャネルを介し
て指示する、コマンド(ノー・オペレーション)。
べきであり、どんな動作も実行すべきではないとSAア
ダプタまたはSA拡張カードにマイクロチャネルを介し
て指示する、コマンド(ノー・オペレーション)。
【0018】並列システム 交換機ネットワークを介して相互接続され、全体として
同時に機能する、複数のノード要素の集合。
同時に機能する、複数のノード要素の集合。
【0019】PC パーソナル・コンピュータの省略形。
【0020】PIO プロセッサ内の汎用レジスタ内にあるデータをマイクロ
チャネルを介して入出力装置に、あるいはそれと逆方向
に転送することを目的とした、プログラム式入出力(P
IO)と呼ばれるプロセッサ命令。
チャネルを介して入出力装置に、あるいはそれと逆方向
に転送することを目的とした、プログラム式入出力(P
IO)と呼ばれるプロセッサ命令。
【0021】プレーナ 複数の配線面を持つ相互接続ボードまたはマザーボー
ド。プレーナは、多段交換ネットワークなどの能動構成
要素と、プロセッサまたは拡張カードを受けることので
きるコネクタ・スロットなどの非能動構成要素を含む。
プレーナは、前記カード間に相互接続配線を提供する。
ド。プレーナは、多段交換ネットワークなどの能動構成
要素と、プロセッサまたは拡張カードを受けることので
きるコネクタ・スロットなどの非能動構成要素を含む。
プレーナは、前記カード間に相互接続配線を提供する。
【0022】ポート 交換ネットワークへの単一の1方向入力点または出力
点。
点。
【0023】POS 通常システム初期設定に伴う電源オン・オプション選択
(POS)を実行するための標準のマイクロチャネル制
御シーケンス。
(POS)を実行するための標準のマイクロチャネル制
御シーケンス。
【0024】プロセッサ・カード 一緒になって処理要素として機能する諸構成要素から成
るボード。カード・ボードは、ボード上に取り付けられ
たすべての構成要素の相互接続に使用される複数の配線
面を持つ。カード・ボードは、カードをプレーナに接続
するのに使用されるコネクタ要素を有する(通常、カー
ド・コネクタがプレーナのコネクタ・レセプタクルに挿
入される)。カード上の能動構成要素には、通常、コン
ピューティング要素、メモリ(ローカルおよびキャッシ
ュ)、および他のプロセッサ・カードまたは入出力カー
ドと通信するためにカード・コネクタを介してプレーナ
に接続される、分岐バスの形の入出力インタフェースが
含まれる。
るボード。カード・ボードは、ボード上に取り付けられ
たすべての構成要素の相互接続に使用される複数の配線
面を持つ。カード・ボードは、カードをプレーナに接続
するのに使用されるコネクタ要素を有する(通常、カー
ド・コネクタがプレーナのコネクタ・レセプタクルに挿
入される)。カード上の能動構成要素には、通常、コン
ピューティング要素、メモリ(ローカルおよびキャッシ
ュ)、および他のプロセッサ・カードまたは入出力カー
ドと通信するためにカード・コネクタを介してプレーナ
に接続される、分岐バスの形の入出力インタフェースが
含まれる。
【0025】受信側ノード 標準バスによって交換ネットワークに相互接続された1
つまたは複数のプロセッサ・カードまたは拡張カードあ
るいはその両方から成るシステムの機能要素。交換ネッ
トワークを介して伝送されるデータを受信する。
つまたは複数のプロセッサ・カードまたは拡張カードあ
るいはその両方から成るシステムの機能要素。交換ネッ
トワークを介して伝送されるデータを受信する。
【0026】SA スイッチ・アダプタの省略形。
【0027】SA−M バス・マスタ機能を提供するスイッチ・アダプタの省略
形。
形。
【0028】SA−S スレーブ機能を提供するスイッチアダプタの省略形。
【0029】送信側ノード 標準バスによって交換ネットワークに相互接続された1
つまたは複数のプロセッサ・カードまたは拡張カードあ
るいはその両方から成るシステムの機能要素。交換ネッ
トワーク上にデータを送信する。
つまたは複数のプロセッサ・カードまたは拡張カードあ
るいはその両方から成るシステムの機能要素。交換ネッ
トワーク上にデータを送信する。
【0030】スイッチ・アダプタ マイクロチャネル・コンバータ装置の別名。
【0031】WS ワークステーションの省略形。
【0032】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】多段
交換ネットワークは、現代のディジタル・コンピューテ
ィング・システム内で複数の装置を相互接続するための
手段として受け入れられるようになってきた。特に、並
列システムでは、多段交換ネットワークを使用してn個
のシステム要素を相互接続する方法が一般的である。こ
こで、nは数個または数千個のプロセッサあるいはプロ
セッサとその他のシステム要素の組合せとすることがで
きる。しかし、大部分の最新のプロセッサは、ユニプロ
セッサとして機能するように設計されており、マルチプ
ロセッサとして効果的に機能するのに通常必要な機能を
実施しない。したがって、ユニプロセッサ・パーソナル
・コンピュータおよびワークステーション・システムを
マルチプロセッサ環境で機能するように有効に適応させ
る方法が1つの問題になる。
交換ネットワークは、現代のディジタル・コンピューテ
ィング・システム内で複数の装置を相互接続するための
手段として受け入れられるようになってきた。特に、並
列システムでは、多段交換ネットワークを使用してn個
のシステム要素を相互接続する方法が一般的である。こ
こで、nは数個または数千個のプロセッサあるいはプロ
セッサとその他のシステム要素の組合せとすることがで
きる。しかし、大部分の最新のプロセッサは、ユニプロ
セッサとして機能するように設計されており、マルチプ
ロセッサとして効果的に機能するのに通常必要な機能を
実施しない。したがって、ユニプロセッサ・パーソナル
・コンピュータおよびワークステーション・システムを
マルチプロセッサ環境で機能するように有効に適応させ
る方法が1つの問題になる。
【0033】並列処理の分野が進歩するにつれて、既存
の低コストの発売済みユニプロセッサを活用できるよう
にすることが重要になってくる。そうすれば、費用効果
が高くタイムリーな並列製品を市場で入手することが可
能になる。そうするために必要なのは、既存のユニプロ
セッサを、複雑さおよびコストが最低の並列プロセッサ
として機能するように変換するための効率的な方法であ
る。こうすることによって、顧客はすでに所有している
遊休プロセッサをより効率的に使用し、モジュール式に
拡張可能な形で並列システムに追加することができるよ
うになる。マイクロチャネルなどの標準プロセッサ・バ
スでは、通常、バスの技術限界内で通信可能な装置の数
が少ない(通常は最大8個)。一方、数千個のプロセッ
サを並列システムとして相互接続することが望ましい。
標準のプロセッサ・バスを並列システム用の相互接続機
構として使用できないことは明らかである。
の低コストの発売済みユニプロセッサを活用できるよう
にすることが重要になってくる。そうすれば、費用効果
が高くタイムリーな並列製品を市場で入手することが可
能になる。そうするために必要なのは、既存のユニプロ
セッサを、複雑さおよびコストが最低の並列プロセッサ
として機能するように変換するための効率的な方法であ
る。こうすることによって、顧客はすでに所有している
遊休プロセッサをより効率的に使用し、モジュール式に
拡張可能な形で並列システムに追加することができるよ
うになる。マイクロチャネルなどの標準プロセッサ・バ
スでは、通常、バスの技術限界内で通信可能な装置の数
が少ない(通常は最大8個)。一方、数千個のプロセッ
サを並列システムとして相互接続することが望ましい。
標準のプロセッサ・バスを並列システム用の相互接続機
構として使用できないことは明らかである。
【0034】現況技術の相互接続手法は、分岐バスを中
心とするものであるが、分岐バスには多数の欠点があ
り、その主なものは、性能および拡張が制限されている
ことである。バスをベースとするプロセッサには、入出
力バスの性能を向上させ、付加できる入出力オプション
の数を増やす必要が、たえず増大しているという問題が
ある。これは、分岐バス技術の性質と完全に矛盾する。
分岐バス技術では、バスのタップとして入出力オプショ
ンを追加するにつれて性能が低下する。一般に、マイク
ロチャネル(IBMの商標)など標準のバス・アーキテ
クチャでは、性能の目標が選択され、したがって性能レ
ベルで許容される入出力タップの数が制限されている。
その結果、マイクロチャネルの場合、200ナノ秒のサ
イクル・タイムでバス動作が可能となるようにするに
は、使用可能なバス・タップの最大数は8個である。そ
の結果、バスをベースとするシステムのユーザは、その
入出力機能がユーザのニーズを満たすのに十分ではない
ことに気付き始めている。数年前から、バスをベースと
するシステムの入出力能力を増大させる手段が模索され
ている。
心とするものであるが、分岐バスには多数の欠点があ
り、その主なものは、性能および拡張が制限されている
ことである。バスをベースとするプロセッサには、入出
力バスの性能を向上させ、付加できる入出力オプション
の数を増やす必要が、たえず増大しているという問題が
ある。これは、分岐バス技術の性質と完全に矛盾する。
分岐バス技術では、バスのタップとして入出力オプショ
ンを追加するにつれて性能が低下する。一般に、マイク
ロチャネル(IBMの商標)など標準のバス・アーキテ
クチャでは、性能の目標が選択され、したがって性能レ
ベルで許容される入出力タップの数が制限されている。
その結果、マイクロチャネルの場合、200ナノ秒のサ
イクル・タイムでバス動作が可能となるようにするに
は、使用可能なバス・タップの最大数は8個である。そ
の結果、バスをベースとするシステムのユーザは、その
入出力機能がユーザのニーズを満たすのに十分ではない
ことに気付き始めている。数年前から、バスをベースと
するシステムの入出力能力を増大させる手段が模索され
ている。
【0035】バスをベースとするシステムの性能が制限
されているのは、所与の時間に1人のユーザしかバスに
アクセスできないからである。拡張可能性は、駆動能
力、雑音、および反射を含む分岐バスの電気特性によっ
て制限される。バスは、パーソナル・コンピュータ(P
C)またはワークステーションでは内部で使用する必要
があり、入出力機能を増大させる、あるいは他のPCま
たはワークステーションと直接通信する、PCまたはワ
ークステーションの能力を拡張させる目的で、実装用格
納装置の外側に拡張することはできない。その代わり、
PCまたはワークステーションの内部で拡張カードを使
用し、これをカード・スロットに挿入して内部バスとの
インタフェースをとり、外部拡張用の別のインタフェー
スを提供する必要がある。
されているのは、所与の時間に1人のユーザしかバスに
アクセスできないからである。拡張可能性は、駆動能
力、雑音、および反射を含む分岐バスの電気特性によっ
て制限される。バスは、パーソナル・コンピュータ(P
C)またはワークステーションでは内部で使用する必要
があり、入出力機能を増大させる、あるいは他のPCま
たはワークステーションと直接通信する、PCまたはワ
ークステーションの能力を拡張させる目的で、実装用格
納装置の外側に拡張することはできない。その代わり、
PCまたはワークステーションの内部で拡張カードを使
用し、これをカード・スロットに挿入して内部バスとの
インタフェースをとり、外部拡張用の別のインタフェー
スを提供する必要がある。
【0036】本発明は、各バス・ベースのマシンを、多
数のノードを備えた並列システムの1つのノードとして
使用する手段を提供する。これは、次の2つの方法のど
ちらかで達成される。1)高速交換ネットワークに接続
され、個々のバス・ベース・システムが短待ち時間で通
信しかつ並列システムとして対話できるようにする、各
PCまたはワークステーション内の拡張カードによっ
て、複数のPCまたはワークステーションを相互接続す
る。これによって、投資が活用でき、単一のバス・ベー
ス・アーキテクチャに対するあらゆる制限が克服され
る。2)各カードまたは複数のカードの組を高速交換ネ
ットワークを介して相互接続できるように既存のバス・
インタフェースを適応させる、交換機ベースの能動プレ
ーナ装置によって複数のバス・ベース・カードを相互接
続する。これによって、拡張カードに対する投資が再利
用でき、小規模で低コストの並列システムが形成ができ
ると同時に、単一のバス・ベース・アーキテクチャに対
するすべての制限が克服される。
数のノードを備えた並列システムの1つのノードとして
使用する手段を提供する。これは、次の2つの方法のど
ちらかで達成される。1)高速交換ネットワークに接続
され、個々のバス・ベース・システムが短待ち時間で通
信しかつ並列システムとして対話できるようにする、各
PCまたはワークステーション内の拡張カードによっ
て、複数のPCまたはワークステーションを相互接続す
る。これによって、投資が活用でき、単一のバス・ベー
ス・アーキテクチャに対するあらゆる制限が克服され
る。2)各カードまたは複数のカードの組を高速交換ネ
ットワークを介して相互接続できるように既存のバス・
インタフェースを適応させる、交換機ベースの能動プレ
ーナ装置によって複数のバス・ベース・カードを相互接
続する。これによって、拡張カードに対する投資が再利
用でき、小規模で低コストの並列システムが形成ができ
ると同時に、単一のバス・ベース・アーキテクチャに対
するすべての制限が克服される。
【0037】したがって、本発明を使用して、並列高速
ネットワークを介してクラスタ化された複数のPCまた
はワークステーションの並列動作により、コンピュータ
の入出力機能を拡張し、あるいは性能を向上させること
ができる。
ネットワークを介してクラスタ化された複数のPCまた
はワークステーションの並列動作により、コンピュータ
の入出力機能を拡張し、あるいは性能を向上させること
ができる。
【0038】複数のパーソナル・コンピュータおよびワ
ークステーション用の現況技術の相互接続解決策では、
直列で待ち時間の長いトークン・リング接続およびイー
サネット接続が使用されるが、これらの解決策は、現代
の相互接続システムに必要な並列特性および短待ち時間
概念を提供しない。必要な特性としては、要素の相互接
続が動的かつ迅速に確立および切断でき、それを1つの
チップ内で低コストで容易に行え、数千個の要素まで拡
張可能であり、任意の長さの未較正の相互接続ワイヤ長
が許容でき、分散クロッキング問題が解決でき、将来の
周波数の増加が可能であり、N個の交換経路を同時に並
列に確立し、それを介してデータを伝送することができ
る能力がある。
ークステーション用の現況技術の相互接続解決策では、
直列で待ち時間の長いトークン・リング接続およびイー
サネット接続が使用されるが、これらの解決策は、現代
の相互接続システムに必要な並列特性および短待ち時間
概念を提供しない。必要な特性としては、要素の相互接
続が動的かつ迅速に確立および切断でき、それを1つの
チップ内で低コストで容易に行え、数千個の要素まで拡
張可能であり、任意の長さの未較正の相互接続ワイヤ長
が許容でき、分散クロッキング問題が解決でき、将来の
周波数の増加が可能であり、N個の交換経路を同時に並
列に確立し、それを介してデータを伝送することができ
る能力がある。
【0039】必要な相互接続特性を提供するために本発
明で使用する分散型完全並列交換機は、米国特許出願第
07/677543号に開示されたALLNODE交換
機(非同期短待ち時間ノード間交換機)である。この交
換機は、変換されたバス・インタフェースの切換えを短
い待ち時間および高い帯域幅で実行できるように本発明
によって適応される。ALLNODE交換機は、高帯域
幅で回線交換機能を提供し、各交換機内に個別に分散型
交換機経路接続確立および切断制御機構を含む。したが
って、並行して接続を確立することができ、待ち時間が
短く、中央点の故障がない。ALLNODE交換機およ
び本発明を使用して、バスに基づくプロセッサ相互接続
の問題を効果的に解決できる方法については、後で詳し
く説明する。
明で使用する分散型完全並列交換機は、米国特許出願第
07/677543号に開示されたALLNODE交換
機(非同期短待ち時間ノード間交換機)である。この交
換機は、変換されたバス・インタフェースの切換えを短
い待ち時間および高い帯域幅で実行できるように本発明
によって適応される。ALLNODE交換機は、高帯域
幅で回線交換機能を提供し、各交換機内に個別に分散型
交換機経路接続確立および切断制御機構を含む。したが
って、並行して接続を確立することができ、待ち時間が
短く、中央点の故障がない。ALLNODE交換機およ
び本発明を使用して、バスに基づくプロセッサ相互接続
の問題を効果的に解決できる方法については、後で詳し
く説明する。
【0040】プロセッサ間のディジタル通信用に最も一
般的に使用されているネットワークには、イーサネット
LANネットワークまたはトークンリングLANネット
ワークがある。"Ethernet: Distributed Packet Switch
ing for Local Computer Networks"、Communications o
f the ACM、1976年7月、第19巻、第7号、p
p.393〜404と"Token-Ring Local-Area Networks
and Their Performance"、Proceedings of the IEE
E、第77巻、第2号、1989年2月、pp.238〜
256が、この種のネットワークについて記載した代表
的な論文であり、1つのノードがある時点で別のノード
にメッセージを送信するために使用する直列共用媒体を
提示する。本発明は、これらのイーサネット・ネットワ
ークおよびトークンリング・ネットワークに取って代わ
るものであり、多重同時伝送が可能な並列媒体をサポー
トする。
般的に使用されているネットワークには、イーサネット
LANネットワークまたはトークンリングLANネット
ワークがある。"Ethernet: Distributed Packet Switch
ing for Local Computer Networks"、Communications o
f the ACM、1976年7月、第19巻、第7号、p
p.393〜404と"Token-Ring Local-Area Networks
and Their Performance"、Proceedings of the IEE
E、第77巻、第2号、1989年2月、pp.238〜
256が、この種のネットワークについて記載した代表
的な論文であり、1つのノードがある時点で別のノード
にメッセージを送信するために使用する直列共用媒体を
提示する。本発明は、これらのイーサネット・ネットワ
ークおよびトークンリング・ネットワークに取って代わ
るものであり、多重同時伝送が可能な並列媒体をサポー
トする。
【0041】米国特許第4803485号は、本発明が
取って代わろうとする1つのLAN手法を表している。
この特許は、本発明と類似しているが、トークンリング
やLANのようなリング構造中に複数の伝送媒体セグメ
ントを有する通信システムに各種のバス・プロトコルを
適応させるための媒体変換アダプタについて記載してい
る。本発明は、待ち時間がLANのミリ秒範囲でなくサ
ブマイクロ秒範囲となる非バッファ式多段並列転送構成
において複数の伝送セグメントを適応させる点でそれと
異なる。この違いは、将来重要になる。
取って代わろうとする1つのLAN手法を表している。
この特許は、本発明と類似しているが、トークンリング
やLANのようなリング構造中に複数の伝送媒体セグメ
ントを有する通信システムに各種のバス・プロトコルを
適応させるための媒体変換アダプタについて記載してい
る。本発明は、待ち時間がLANのミリ秒範囲でなくサ
ブマイクロ秒範囲となる非バッファ式多段並列転送構成
において複数の伝送セグメントを適応させる点でそれと
異なる。この違いは、将来重要になる。
【0042】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロチャ
ネル(IBMの商標)など標準のプロセッサ・バス・プ
ロトコルおよびアーキテクチャをさらに高度な交換機相
互接続プロトコルおよびアーキテクチャに変換し適応さ
せる変換装置である。こうすれば、古い単信式プロセッ
サおよびそれに対する投資が無駄にならず、数千個のプ
ロセッサを相互接続できるように拡張されて、新しい並
列機能およびクラスタ化機能が実行可能になる。顧客
は、既存のプロセッサを購入し、あるいはすでに購入済
みのプロセッサを使用し、それを新しいより優れた方法
で接続して、並列性を提供することができる。
ネル(IBMの商標)など標準のプロセッサ・バス・プ
ロトコルおよびアーキテクチャをさらに高度な交換機相
互接続プロトコルおよびアーキテクチャに変換し適応さ
せる変換装置である。こうすれば、古い単信式プロセッ
サおよびそれに対する投資が無駄にならず、数千個のプ
ロセッサを相互接続できるように拡張されて、新しい並
列機能およびクラスタ化機能が実行可能になる。顧客
は、既存のプロセッサを購入し、あるいはすでに購入済
みのプロセッサを使用し、それを新しいより優れた方法
で接続して、並列性を提供することができる。
【0043】この変換装置は、広範な市場に対応できる
ように、様々な程度の複雑さ、性能、およびコスト・オ
プションを持つことができる。一般に、マイクロチャネ
ル(MC)バスは、スレーブ・コンバータもしくはバス
・マスタ・コンバータ、または拡張カードあるいはその
両方を許容する各種オプションを提供する。今日では様
々なMCカードが存在しており、日に日に新しいカード
が導入されている。これらのMCカードの大多数(約9
0%)は、入出力スレーブとメモリ・スレーブの2つの
範疇に含まれる。バス・マスタとDMAスレーブという
他の2つの範疇のものは、今日においてあまり多く入手
できない。したがって、広く使用されている入出力機能
およびメモリMCスレーブ機能を使用する低コストの変
換装置を提供すると、本明細書では、低コストで実際的
な手法として最大の効果が得られる。スレーブ機能を有
する変換装置が開示される。スレーブ変換装置は、実施
が比較的容易であり、製作費用が安い。
ように、様々な程度の複雑さ、性能、およびコスト・オ
プションを持つことができる。一般に、マイクロチャネ
ル(MC)バスは、スレーブ・コンバータもしくはバス
・マスタ・コンバータ、または拡張カードあるいはその
両方を許容する各種オプションを提供する。今日では様
々なMCカードが存在しており、日に日に新しいカード
が導入されている。これらのMCカードの大多数(約9
0%)は、入出力スレーブとメモリ・スレーブの2つの
範疇に含まれる。バス・マスタとDMAスレーブという
他の2つの範疇のものは、今日においてあまり多く入手
できない。したがって、広く使用されている入出力機能
およびメモリMCスレーブ機能を使用する低コストの変
換装置を提供すると、本明細書では、低コストで実際的
な手法として最大の効果が得られる。スレーブ機能を有
する変換装置が開示される。スレーブ変換装置は、実施
が比較的容易であり、製作費用が安い。
【0044】一方、第2のMCバス・マスタ・オプショ
ンは、これよりはるかに複雑でコストが高く、すべての
拡張カード機能のうちで実施するのが最もやっかいであ
る。しかし、このオプションの方が性能特性が良い場合
もあり、ニッチ商品となることがある。バス・マスタ・
オプションは、"MASTER MICROCHANNEL APPARATUS FORCO
NVERTING TO SWITCH ARCHITECTURE"と題するH.T.オ
ルノウィッチ(Olnowitch)の米国特許出願に開示され
ている。
ンは、これよりはるかに複雑でコストが高く、すべての
拡張カード機能のうちで実施するのが最もやっかいであ
る。しかし、このオプションの方が性能特性が良い場合
もあり、ニッチ商品となることがある。バス・マスタ・
オプションは、"MASTER MICROCHANNEL APPARATUS FORCO
NVERTING TO SWITCH ARCHITECTURE"と題するH.T.オ
ルノウィッチ(Olnowitch)の米国特許出願に開示され
ている。
【0045】具体的には、本明細書に開示する発明は、
マイクロチャネル(IBMの商標)バス・アーキテクチ
ャを大規模並列システムまたは数千個の入出力装置タッ
プあるいは両者の組合せに拡張するための手段を提供す
る。これは、電子交換機を使って、各種の「マイクロチ
ャネル・アイランド」(MI)を相互接続することによ
って達成される。各MIは、特定のプレーナ、PCモデ
ル、またはワークステーション・モデルで実施されるカ
ード・スロットの数に応じて、1ないし8個の分岐バス
・タップから構成することのできる独立したマイクロチ
ャネル(MC)である。言い換えると、新たに拡張され
たマイクロチャネルは、交換ネットワークによって相互
に接続された少数または多数のMC分岐バス(MI)の
「海」となる。本発明のスレーブ・マイクロチャネル・
コンバータ(MMC−S)ユニットを含む拡張カードま
たはプレーナを使用して、各MIを交換ネットワークに
適応させる。その結果、すべてのMIが、完全に相互接
続され、並列システムのノードとなる任意の2つのパー
ソナル・コンピュータまたはワークステーション間でデ
ータ、通信、またはメッセージを送信できるようにな
る。この通信媒体は、交換機をベースとするもので、完
全に並列であり、n件の伝送を同時にサポートする。た
だし、nは交換ネットワークで相互接続されたノードの
数である。
マイクロチャネル(IBMの商標)バス・アーキテクチ
ャを大規模並列システムまたは数千個の入出力装置タッ
プあるいは両者の組合せに拡張するための手段を提供す
る。これは、電子交換機を使って、各種の「マイクロチ
ャネル・アイランド」(MI)を相互接続することによ
って達成される。各MIは、特定のプレーナ、PCモデ
ル、またはワークステーション・モデルで実施されるカ
ード・スロットの数に応じて、1ないし8個の分岐バス
・タップから構成することのできる独立したマイクロチ
ャネル(MC)である。言い換えると、新たに拡張され
たマイクロチャネルは、交換ネットワークによって相互
に接続された少数または多数のMC分岐バス(MI)の
「海」となる。本発明のスレーブ・マイクロチャネル・
コンバータ(MMC−S)ユニットを含む拡張カードま
たはプレーナを使用して、各MIを交換ネットワークに
適応させる。その結果、すべてのMIが、完全に相互接
続され、並列システムのノードとなる任意の2つのパー
ソナル・コンピュータまたはワークステーション間でデ
ータ、通信、またはメッセージを送信できるようにな
る。この通信媒体は、交換機をベースとするもので、完
全に並列であり、n件の伝送を同時にサポートする。た
だし、nは交換ネットワークで相互接続されたノードの
数である。
【0046】好ましい交換手段は、米国特許出願第07
/677543号に開示された基本ディジタル非同期非
バッファ式交換の概念である。ALLNODE交換装置
は、簡単に実施できるという特徴をもち、いかなる種類
のデータ・バッファリングやデータ変換も必要としない
交換ネットワーク通信構造を提供する。この装置は、瞬
時に接続を確立または切断するので、動的に変更可能で
あり、応答時間が非常に短い。また、並列接続の確立を
求める要求を解決する能力をもち、n個の接続を同時に
確立または切断することが可能である(n=交換ネット
ワークを介して通信するシステムの要素の数)。したが
って、同時に確立または切断できる接続の数は、システ
ムのサイズに比例する。この能力により、本発明の装置
は、多数の短いメッセージを非常に効率的に処理するこ
とができる。また、この新しい装置には、同期要件やワ
イヤ長の制限がない。さらに、新しい技術による速度の
向上に追従し、本発明の装置を実施するのに使用される
技術の発展に合わせて性能を向上することもできる。ま
た、ALLNODE交換装置を他の同一の装置とカスケ
ード式に連結して、任意の数のシステム要素またはノー
ド間に相互接続ネットワークを形成することができる。
このネットワークは、完全に並列な相互接続という特徴
をもつことになる。
/677543号に開示された基本ディジタル非同期非
バッファ式交換の概念である。ALLNODE交換装置
は、簡単に実施できるという特徴をもち、いかなる種類
のデータ・バッファリングやデータ変換も必要としない
交換ネットワーク通信構造を提供する。この装置は、瞬
時に接続を確立または切断するので、動的に変更可能で
あり、応答時間が非常に短い。また、並列接続の確立を
求める要求を解決する能力をもち、n個の接続を同時に
確立または切断することが可能である(n=交換ネット
ワークを介して通信するシステムの要素の数)。したが
って、同時に確立または切断できる接続の数は、システ
ムのサイズに比例する。この能力により、本発明の装置
は、多数の短いメッセージを非常に効率的に処理するこ
とができる。また、この新しい装置には、同期要件やワ
イヤ長の制限がない。さらに、新しい技術による速度の
向上に追従し、本発明の装置を実施するのに使用される
技術の発展に合わせて性能を向上することもできる。ま
た、ALLNODE交換装置を他の同一の装置とカスケ
ード式に連結して、任意の数のシステム要素またはノー
ド間に相互接続ネットワークを形成することができる。
このネットワークは、完全に並列な相互接続という特徴
をもつことになる。
【0047】
【実施例】本明細書では、1)マイクロチャネル・バス
−交換機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ・チッ
プと2)マイクロチャネル・バス−交換機アーキテクチ
ャ・スレーブ・コンバータ拡張カードの両方を開示す
る。どちらの装置も、様々なプロセッサから成るマイク
ロチャネル間での高速交換機相互接続を可能にすること
によって、MCをベースとするハードウェアを他のMC
ベースのハードウェアに効率的に結合することができ
る。したがって、本明細書で開示するチップまたは拡張
カードを使用すると、MCベースのPCまたはワークス
テーションあるいはその両方を、交換機ネットワークを
介して他のどのMCベースのハードウェアにも接続する
ことが可能になる。既存の制限付きのプロセッサ・バス
から大域的交換機ネットワークへの電気変換を行うのに
必要な論理機能を本明細書に開示する。
−交換機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ・チッ
プと2)マイクロチャネル・バス−交換機アーキテクチ
ャ・スレーブ・コンバータ拡張カードの両方を開示す
る。どちらの装置も、様々なプロセッサから成るマイク
ロチャネル間での高速交換機相互接続を可能にすること
によって、MCをベースとするハードウェアを他のMC
ベースのハードウェアに効率的に結合することができ
る。したがって、本明細書で開示するチップまたは拡張
カードを使用すると、MCベースのPCまたはワークス
テーションあるいはその両方を、交換機ネットワークを
介して他のどのMCベースのハードウェアにも接続する
ことが可能になる。既存の制限付きのプロセッサ・バス
から大域的交換機ネットワークへの電気変換を行うのに
必要な論理機能を本明細書に開示する。
【0048】本発明のMMC−Sは、チップまたはカー
ド上に実装することができ、同じ電気変換機能を実行す
る。今日の市場では、カードは非常に適切なパッケージ
である。交換機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ
論理機構(スイッチ・アダプタ(SA)と略称)は、本
明細書で開示するMC拡張カードに載せたものが入手で
き、顧客は、カードを購入し、マシンに挿入して、やは
り購入する必要がある交換機ネットワークにケーブル接
続するだけで、MCベースのマシンを高速並列交換機ネ
ットワークに接続することができる。
ド上に実装することができ、同じ電気変換機能を実行す
る。今日の市場では、カードは非常に適切なパッケージ
である。交換機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ
論理機構(スイッチ・アダプタ(SA)と略称)は、本
明細書で開示するMC拡張カードに載せたものが入手で
き、顧客は、カードを購入し、マシンに挿入して、やは
り購入する必要がある交換機ネットワークにケーブル接
続するだけで、MCベースのマシンを高速並列交換機ネ
ットワークに接続することができる。
【0049】将来の適用のために、既存のプロセッサ・
パッケージを小型化し、マイクロチャネル・バス−交換
機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ・チップを用
いて、交換機ベースのプレーナに基づくより小さな面積
とより小さなコスト係数を使用して、MCを交換機ネッ
トワークに適応させることができる。
パッケージを小型化し、マイクロチャネル・バス−交換
機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ・チップを用
いて、交換機ベースのプレーナに基づくより小さな面積
とより小さなコスト係数を使用して、MCを交換機ネッ
トワークに適応させることができる。
【0050】これから図面を参照してより詳しく説明す
るが、図1は、n個のPCまたはワークステーション
を、並列システムのノードとして、多段交換機ネットワ
ーク30を介して相互接続する好ましい方法を示す。シ
ステム全体は、n個の個々のノードから構成されてお
り、各ノードは、PC、または結合されたマイクロチャ
ネル入出力バスを備えるプロセッサから成るワークステ
ーション、あるいはその両方から構成されている。ノー
ド0はP300およびMCバスB500から構成され、
ノード1はプロセッサP301およびMCバスB501
から構成され、ノード2はプロセッサP302およびM
CバスB502から構成され、ノードnはプロセッサP
30nおよびMCバスB50nから構成される。ただ
し、nは理論的に非有界の正の整数である。各MCバス
B500ないしB50nは、個々のマイクロチャネル・
コンバータ・ユニットに接続されている。MCバスB5
00はMCC 130に接続され、MCバスB501は
MCC 131に接続され、MCバスB502はMCC
132に接続され、MCバス50nはMCC 13n
に接続されている。これらの個々のMCバスをマイクロ
チャネル・バス・アイランドと呼ぶ。マイクロ・チャネ
ル・バス・アイランドは、交換機ネットワークの「海」
によって相互接続された独立のバスである。各MCC
130ないし13nはそれぞれ、単方向交換機ネットワ
ーク30の入力ポートおよび出力ポートに接続された第
2のインタフェースおよび第3のインタフェースを有す
る。
るが、図1は、n個のPCまたはワークステーション
を、並列システムのノードとして、多段交換機ネットワ
ーク30を介して相互接続する好ましい方法を示す。シ
ステム全体は、n個の個々のノードから構成されてお
り、各ノードは、PC、または結合されたマイクロチャ
ネル入出力バスを備えるプロセッサから成るワークステ
ーション、あるいはその両方から構成されている。ノー
ド0はP300およびMCバスB500から構成され、
ノード1はプロセッサP301およびMCバスB501
から構成され、ノード2はプロセッサP302およびM
CバスB502から構成され、ノードnはプロセッサP
30nおよびMCバスB50nから構成される。ただ
し、nは理論的に非有界の正の整数である。各MCバス
B500ないしB50nは、個々のマイクロチャネル・
コンバータ・ユニットに接続されている。MCバスB5
00はMCC 130に接続され、MCバスB501は
MCC 131に接続され、MCバスB502はMCC
132に接続され、MCバス50nはMCC 13n
に接続されている。これらの個々のMCバスをマイクロ
チャネル・バス・アイランドと呼ぶ。マイクロ・チャネ
ル・バス・アイランドは、交換機ネットワークの「海」
によって相互接続された独立のバスである。各MCC
130ないし13nはそれぞれ、単方向交換機ネットワ
ーク30の入力ポートおよび出力ポートに接続された第
2のインタフェースおよび第3のインタフェースを有す
る。
【0051】図では、典型的なノードは、MCバスとの
間のタップの形をとる可変数のカード・スロットから成
る。タップの数は各ノードで個別に選択可能であり、使
用するPCモデルまたはワークステーションのモデルに
応じて、1MCバス当たりのタップ数は通常1ないし8
個である。MCCブロック130ないし13nは、MC
拡張カードを表し、これらのカードは、各MCバスB5
00ないしB50n上の1つのカード・スロットを使用
する必要がある。各MCバスB500ないしB50nの
残りのカード・スロットには、標準のMC拡張カードを
任意の組合せで挿入することができ、また何も挿入しな
いままにしておくこともできる。
間のタップの形をとる可変数のカード・スロットから成
る。タップの数は各ノードで個別に選択可能であり、使
用するPCモデルまたはワークステーションのモデルに
応じて、1MCバス当たりのタップ数は通常1ないし8
個である。MCCブロック130ないし13nは、MC
拡張カードを表し、これらのカードは、各MCバスB5
00ないしB50n上の1つのカード・スロットを使用
する必要がある。各MCバスB500ないしB50nの
残りのカード・スロットには、標準のMC拡張カードを
任意の組合せで挿入することができ、また何も挿入しな
いままにしておくこともできる。
【0052】MCC 130ないし13nは、MCか
ら、MCと交換機インタフェースとを有する交換機ネッ
トワークへのブリッジとして働く。MCCブロックは、
MCと交換機インタフェースが協力して、データ・メッ
セージを結合されたノードへ、次いでそのノードから多
段交換機ネットワーク30に接続された他のノードへと
転送できるようにする、ハードウェアを実施する。各M
CCユニットの主な機能は、開始マイクロチャネルによ
って提示されるノード・アドレスまたはメモリ・アドレ
スまたは入出力アドレスを、アドレスされたプロセッ
サ、メモリ位置、または入出力装置が常駐するMIを正
確に見つける手段に変換することである。MCCブロッ
クは次に、選択されたプロセッサ、メモリ位置、または
入出力装置へのデータの転送を制御する。MCCはま
た、それに送信されたネットワーク転送に応答し、その
転送データを、MCバスを介してプロセッサ、メモリ位
置、入出力装置など適切な宛先に中継する。宛先では、
アダプタが、交換機ネットワークから転送を受け取り、
宛先MI上の適切な宛先タップに割り込み、あるいはロ
ーカルMIについて調停を求め、アドレスされたタップ
に直接転送を送ることができる。
ら、MCと交換機インタフェースとを有する交換機ネッ
トワークへのブリッジとして働く。MCCブロックは、
MCと交換機インタフェースが協力して、データ・メッ
セージを結合されたノードへ、次いでそのノードから多
段交換機ネットワーク30に接続された他のノードへと
転送できるようにする、ハードウェアを実施する。各M
CCユニットの主な機能は、開始マイクロチャネルによ
って提示されるノード・アドレスまたはメモリ・アドレ
スまたは入出力アドレスを、アドレスされたプロセッ
サ、メモリ位置、または入出力装置が常駐するMIを正
確に見つける手段に変換することである。MCCブロッ
クは次に、選択されたプロセッサ、メモリ位置、または
入出力装置へのデータの転送を制御する。MCCはま
た、それに送信されたネットワーク転送に応答し、その
転送データを、MCバスを介してプロセッサ、メモリ位
置、入出力装置など適切な宛先に中継する。宛先では、
アダプタが、交換機ネットワークから転送を受け取り、
宛先MI上の適切な宛先タップに割り込み、あるいはロ
ーカルMIについて調停を求め、アドレスされたタップ
に直接転送を送ることができる。
【0053】1つのノードから別のノードへ、たとえば
ノード0からノード2への典型的なデータ転送には、次
のステップが含まれる。送信側ノード0は、標準のマイ
クロチャネル・バス・シーケンスを使用して、そのロー
カル・マイクロチャネル・バスB500と通信する。M
CC 130は、これらのシーケンスに応答し、それら
のシーケンスを多段交換機ネットワーク30が理解でき
るシーケンスおよびプロトコルに変換し、そのシーケン
スおよびプロトコルがインタフェースS600を介して
通信される。したがって、ノード0からの通信は、MC
バスB500を介してMCC 130に渡され、MCC
130は通信フォーマットを変換し、それをインタフ
ェースS600を介して多段交換機ネットワーク30に
渡す。多段交換機ネットワーク30は、受信側ノード2
への接続を形成するようMCC130から指令を受け、
通信データが多段交換機ネットワーク30を介して交換
機インタフェースS602に渡される。次いで、MCC
132によってデータが受信され、再び標準MCフォ
ーマットに変換され、マイクロチャネル・バスB502
を介して受信側ノード2に渡される。
ノード0からノード2への典型的なデータ転送には、次
のステップが含まれる。送信側ノード0は、標準のマイ
クロチャネル・バス・シーケンスを使用して、そのロー
カル・マイクロチャネル・バスB500と通信する。M
CC 130は、これらのシーケンスに応答し、それら
のシーケンスを多段交換機ネットワーク30が理解でき
るシーケンスおよびプロトコルに変換し、そのシーケン
スおよびプロトコルがインタフェースS600を介して
通信される。したがって、ノード0からの通信は、MC
バスB500を介してMCC 130に渡され、MCC
130は通信フォーマットを変換し、それをインタフ
ェースS600を介して多段交換機ネットワーク30に
渡す。多段交換機ネットワーク30は、受信側ノード2
への接続を形成するようMCC130から指令を受け、
通信データが多段交換機ネットワーク30を介して交換
機インタフェースS602に渡される。次いで、MCC
132によってデータが受信され、再び標準MCフォ
ーマットに変換され、マイクロチャネル・バスB502
を介して受信側ノード2に渡される。
【0054】多段交換機ネットワーク30との間のイン
タフェースS600ないしS60nは、あらゆるPCま
たはワークステーション用の拡張インタフェースを提供
する。これによって、PCまたはワークステーション
は、それ自体のマイクロチャネル・アイランド上に常駐
する必要はなく、多段交換機ネットワーク30の相互接
続の範囲内のどこにあってもよい、プロセッサ、メモリ
位置、および入出力装置と通信することができる。
タフェースS600ないしS60nは、あらゆるPCま
たはワークステーション用の拡張インタフェースを提供
する。これによって、PCまたはワークステーション
は、それ自体のマイクロチャネル・アイランド上に常駐
する必要はなく、多段交換機ネットワーク30の相互接
続の範囲内のどこにあってもよい、プロセッサ、メモリ
位置、および入出力装置と通信することができる。
【0055】図2は、本発明によるマイクロチャネル・
バス−交換機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ装
置の好ましい実施例を示す。ブロック1は、PCやワー
クステーションなど、標準のMCベースのハードウェア
を表す。これらのPCやワークステーションは、MC拡
張カードを挿入するための拡張カード・スロットを利用
可能にすることによってMCシステムの機能を拡張す
る、MCコネクタ2を有する。ブロック130は、本明
細書で開示するマイクロチャネル・バス−交換機アーキ
テクチャ・スレーブ・コンバータ論理機構を表す。この
論理機構は、MCに挿入できるようにSA拡張カード上
に実装され、あるいは同時に開示される交換機ベースの
マイクロチャネル・プレーナ装置上に装着されたチップ
上に実装される。ブロック30は、最大数千個のノード
を相互接続して並列システムを形成することができる交
換機ネットワークを表す。その典型的な1つのノードが
ブロック1、ブロック2、およびブロック130で表さ
れている。ブロック130における論理機構は、MCバ
ス・インタフェースを、多段交換機ネットワーク30と
通信できるように変換する。通信は通常、メッセージの
形で行われ、それがブロック1のMCプロセッサからM
CC−S 130に、次いでData and ControlOUT信号
によって多段交換機ネットワーク30に送信される。同
様に、他のMCプロセッサから送信されたメッセージ
は、ブロック30からData and Control IN信号によっ
てブロック130に達することができる。着信メッセー
ジは、ブロック130で受信され、ブロック1のMCプ
ロセッサに送信される。
バス−交換機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ装
置の好ましい実施例を示す。ブロック1は、PCやワー
クステーションなど、標準のMCベースのハードウェア
を表す。これらのPCやワークステーションは、MC拡
張カードを挿入するための拡張カード・スロットを利用
可能にすることによってMCシステムの機能を拡張す
る、MCコネクタ2を有する。ブロック130は、本明
細書で開示するマイクロチャネル・バス−交換機アーキ
テクチャ・スレーブ・コンバータ論理機構を表す。この
論理機構は、MCに挿入できるようにSA拡張カード上
に実装され、あるいは同時に開示される交換機ベースの
マイクロチャネル・プレーナ装置上に装着されたチップ
上に実装される。ブロック30は、最大数千個のノード
を相互接続して並列システムを形成することができる交
換機ネットワークを表す。その典型的な1つのノードが
ブロック1、ブロック2、およびブロック130で表さ
れている。ブロック130における論理機構は、MCバ
ス・インタフェースを、多段交換機ネットワーク30と
通信できるように変換する。通信は通常、メッセージの
形で行われ、それがブロック1のMCプロセッサからM
CC−S 130に、次いでData and ControlOUT信号
によって多段交換機ネットワーク30に送信される。同
様に、他のMCプロセッサから送信されたメッセージ
は、ブロック30からData and Control IN信号によっ
てブロック130に達することができる。着信メッセー
ジは、ブロック130で受信され、ブロック1のMCプ
ロセッサに送信される。
【0056】図3を参照すると、ここに示されている手
法は、マイクロチャネル・バス−交換機アーキテクチャ
・スレーブ・コンバータ(MCC−S)チップ8を主構
成要素として持つSA拡張カード6を定義することによ
って、チップによる解決策とカードによる解決策の両方
の利点を組み合わせるものである。チップ8は、SAチ
ップ8と呼ぶが、ブロック130の諸機能を含むチップ
である。図3は、SAチップ8と、発振器9、メモリ・
バッファ15、およびドライバ/レシーバ部分7を含む
SA拡張カード6のレイアウトを示す。SA拡張カード
6は、コネクタ11を介して、図1のS8など標準のM
C拡張カード・スロットに挿入される。また、SA拡張
カード6は、カード側から交換機インタフェース3への
コネクタを提供する。SA拡張カード6は、個々のPC
またはワークステーションをノードとして多段交換機ネ
ットワーク30に接続する方法を提供する。
法は、マイクロチャネル・バス−交換機アーキテクチャ
・スレーブ・コンバータ(MCC−S)チップ8を主構
成要素として持つSA拡張カード6を定義することによ
って、チップによる解決策とカードによる解決策の両方
の利点を組み合わせるものである。チップ8は、SAチ
ップ8と呼ぶが、ブロック130の諸機能を含むチップ
である。図3は、SAチップ8と、発振器9、メモリ・
バッファ15、およびドライバ/レシーバ部分7を含む
SA拡張カード6のレイアウトを示す。SA拡張カード
6は、コネクタ11を介して、図1のS8など標準のM
C拡張カード・スロットに挿入される。また、SA拡張
カード6は、カード側から交換機インタフェース3への
コネクタを提供する。SA拡張カード6は、個々のPC
またはワークステーションをノードとして多段交換機ネ
ットワーク30に接続する方法を提供する。
【0057】通常、並列システムの多段交換機ネットワ
ーク30は、中央に位置するパッケージに収納される。
図4を参照して、図1のブロック30の典型的な実施態
様としてALLNODE交換機ボックスを考えてみる。
この交換機ボックスは、最大16台のPCまたはワーク
ステーションあるいはその両方(ブロックW300ない
しW316)と通信して並列処理システムを形成するこ
とができる。単一の交換機ボックスは、図7に示すネッ
トワークを使用して、最大16個のノード間の完全な相
互接続をサポートすることができる。また、この交換機
ボックスは、他の同様な交換機ボックスとカスケード式
に連結して、最大数千台のPCまたはワークステーショ
ンあるいはその両方を相互接続する能力をもつ。
ーク30は、中央に位置するパッケージに収納される。
図4を参照して、図1のブロック30の典型的な実施態
様としてALLNODE交換機ボックスを考えてみる。
この交換機ボックスは、最大16台のPCまたはワーク
ステーションあるいはその両方(ブロックW300ない
しW316)と通信して並列処理システムを形成するこ
とができる。単一の交換機ボックスは、図7に示すネッ
トワークを使用して、最大16個のノード間の完全な相
互接続をサポートすることができる。また、この交換機
ボックスは、他の同様な交換機ボックスとカスケード式
に連結して、最大数千台のPCまたはワークステーショ
ンあるいはその両方を相互接続する能力をもつ。
【0058】各PCノードまたはワークステーション・
ノードW300ないしW316は個々に、図3に示す1
枚のSA拡張カード6を介して交換機ボックス30Aに
接続される。SA拡張カード6は、あらゆるノードW3
00ないしW316において、そのマシンによって提供
される標準拡張カード・スロットの1つに常駐し、約3
ないし30(1ないし100フィート)の間の任意の長
さの同軸ケーブル・インタフェース3を介して交換機ボ
ックスと接続を確立するために使用される。同軸ケーブ
ル・インタフェース3は、14の信号と14の接地を必
要とする。ケーブル相互接続は、2つの独自の単方向7
信号インタフェースを提供する。このうち1つは、各ノ
ードW300ないしW316から交換機ボックスへのも
のであり、もう1つは、交換機ボックスから各ノードW
300ないしW316へのものである。
ノードW300ないしW316は個々に、図3に示す1
枚のSA拡張カード6を介して交換機ボックス30Aに
接続される。SA拡張カード6は、あらゆるノードW3
00ないしW316において、そのマシンによって提供
される標準拡張カード・スロットの1つに常駐し、約3
ないし30(1ないし100フィート)の間の任意の長
さの同軸ケーブル・インタフェース3を介して交換機ボ
ックスと接続を確立するために使用される。同軸ケーブ
ル・インタフェース3は、14の信号と14の接地を必
要とする。ケーブル相互接続は、2つの独自の単方向7
信号インタフェースを提供する。このうち1つは、各ノ
ードW300ないしW316から交換機ボックスへのも
のであり、もう1つは、交換機ボックスから各ノードW
300ないしW316へのものである。
【0059】本発明の好ましい実施例で使用される分散
型完全並列交換機は、米国特許出願第07/67754
3号で開示され、本発明によって、短待ち時間および高
帯域幅で直列データ回線の交換を実行するように適応さ
れた、ALLNODE交換機(非同期短待ち時間ノード
間交換機)である。ALLNODE交換機は、中央マト
リックス制御交換機内の交換機ファブリックと同様に高
帯域幅で回線交換機能を提供する。しかし、ALLNO
DE交換機は、各交換機内に個々に分散型交換機経路接
続設定および切断制御機構を含み、したがって並列設定
が可能であり、待ち時間が短く、中央点に障害が発生し
ない。
型完全並列交換機は、米国特許出願第07/67754
3号で開示され、本発明によって、短待ち時間および高
帯域幅で直列データ回線の交換を実行するように適応さ
れた、ALLNODE交換機(非同期短待ち時間ノード
間交換機)である。ALLNODE交換機は、中央マト
リックス制御交換機内の交換機ファブリックと同様に高
帯域幅で回線交換機能を提供する。しかし、ALLNO
DE交換機は、各交換機内に個々に分散型交換機経路接
続設定および切断制御機構を含み、したがって並列設定
が可能であり、待ち時間が短く、中央点に障害が発生し
ない。
【0060】図5ないし図11は、前述の米国特許出願
第07/677543号と共通する図であることに留意
されたい。図5ないし図11は、ALLNODE交換機
の4×4クロスバー実施態様であり、交換概念の原則お
よび速度を例示している。
第07/677543号と共通する図であることに留意
されたい。図5ないし図11は、ALLNODE交換機
の4×4クロスバー実施態様であり、交換概念の原則お
よび速度を例示している。
【0061】図5を参照すると、好ましい実施例は4×
4交換装置12である。ここで、本発明の機能は、4組
の入力信号のいずれかを相互に排他的に、未使用の4つ
の出力ポートのいずれかに接続する手段を提供すること
である。4×4交換装置12は、任意の時間に最大4つ
の接続を同時にサポートすることができる。たとえば、
入力1を出力3に、入力2を出力4に、入力3を出力2
に、入力4を出力1に接続することができる。
4交換装置12である。ここで、本発明の機能は、4組
の入力信号のいずれかを相互に排他的に、未使用の4つ
の出力ポートのいずれかに接続する手段を提供すること
である。4×4交換装置12は、任意の時間に最大4つ
の接続を同時にサポートすることができる。たとえば、
入力1を出力3に、入力2を出力4に、入力3を出力2
に、入力4を出力1に接続することができる。
【0062】本発明の交換装置12は1方向装置であ
る。すなわち、データは前記交換装置12中をその入力
ポートから出力ポートへと1方向にだけ流れる。交換装
置12のインタフェースは、図5で詳細に定義されてい
る。交換装置12への各入力ポートにおける1組の線3
1、32、33、34は、各出力ポートにおける1組の
線41、42、43、44と番号および機能が同じであ
る。各入出力ポートへのこの2組のインタフェース線
は、7つの独自の信号を含む。これらの線とは、4本の
ディジタル・データ線と3本のディジタル制御線(VA
LID、REJECT、ACCEPT)である。各ポー
トにおける信号は、関連するポート(X)の方向および
番号を示すINX−またはOUTX−という接頭部で区
別される。4本のディジタル・データ線および1本のV
ALID線では、交換装置12中をその入力から出力に
向かう方向に信号が流れ、ディジタルREJECT制御
線およびディジタルACCEPT制御線では反対方向に
信号が流れる。
る。すなわち、データは前記交換装置12中をその入力
ポートから出力ポートへと1方向にだけ流れる。交換装
置12のインタフェースは、図5で詳細に定義されてい
る。交換装置12への各入力ポートにおける1組の線3
1、32、33、34は、各出力ポートにおける1組の
線41、42、43、44と番号および機能が同じであ
る。各入出力ポートへのこの2組のインタフェース線
は、7つの独自の信号を含む。これらの線とは、4本の
ディジタル・データ線と3本のディジタル制御線(VA
LID、REJECT、ACCEPT)である。各ポー
トにおける信号は、関連するポート(X)の方向および
番号を示すINX−またはOUTX−という接頭部で区
別される。4本のディジタル・データ線および1本のV
ALID線では、交換装置12中をその入力から出力に
向かう方向に信号が流れ、ディジタルREJECT制御
線およびディジタルACCEPT制御線では反対方向に
信号が流れる。
【0063】図2に示すように、各1方向交換インタフ
ェース・セットは、多段相互接続ネットワーク30中を
制御信号およびデータを伝送するために7つの信号しか
必要としない。ディジタル・データおよび制御信号の転
送幅は1度に1/2バイト(4ビット)である。必要な
信号は、次のとおりである。
ェース・セットは、多段相互接続ネットワーク30中を
制御信号およびデータを伝送するために7つの信号しか
必要としない。ディジタル・データおよび制御信号の転
送幅は1度に1/2バイト(4ビット)である。必要な
信号は、次のとおりである。
【0064】DATA:交換接続を指令し、ディジタル
・データ・メッセージまたはディジタル制御ヘッダを伝
送するために使用される4つの並列信号。
・データ・メッセージまたはディジタル制御ヘッダを伝
送するために使用される4つの並列信号。
【0065】VALID:活動状態のときは、ディジタ
ル・メッセージ、制御ヘッダ、またはアナログ波形が伝
送中であることを示す。非活動状態のときは、RESE
Tコマンドを示し、すべての交換機をIDLE状態にリ
セットさせる。
ル・メッセージ、制御ヘッダ、またはアナログ波形が伝
送中であることを示す。非活動状態のときは、RESE
Tコマンドを示し、すべての交換機をIDLE状態にリ
セットさせる。
【0066】REJECT:信号の流れが、DATA信
号およびVALID信号と反対方向である。活動状態の
ときは、REJECT条件またはエラー条件が検出され
たことを示す。
号およびVALID信号と反対方向である。活動状態の
ときは、REJECT条件またはエラー条件が検出され
たことを示す。
【0067】ACCEPT:信号の流れが、REJEC
T信号と同じ方向である。ロー状態のときは、メッセー
ジを受信し、正確かどうかを検査中であることを示す。
活動状態のときは、メッセージを正しく受信したことを
示す。
T信号と同じ方向である。ロー状態のときは、メッセー
ジを受信し、正確かどうかを検査中であることを示す。
活動状態のときは、メッセージを正しく受信したことを
示す。
【0068】図6に示すように、複数の入力ポートおよ
び出力ポートを有する、ノード用のALLNODE交換
装置が設けられ、I個の入力のどれをもZ個の出力のど
れにも接続できるように、各入力ポート用の接続制御回
路と各出力ポート用のマルチプレクサ制御回路を備えて
いる。ここで、IおよびZは、2以上の任意の独自の値
をとることができる。
び出力ポートを有する、ノード用のALLNODE交換
装置が設けられ、I個の入力のどれをもZ個の出力のど
れにも接続できるように、各入力ポート用の接続制御回
路と各出力ポート用のマルチプレクサ制御回路を備えて
いる。ここで、IおよびZは、2以上の任意の独自の値
をとることができる。
【0069】図6は、4×4クロスバーALLNODE
交換装置を示している。ここで、ALLNODE交換装
置10は1方向装置である。すなわち、データは前記交
換装置10中をその入力ポートから出力ポートへと1方
向だけに流れる。前記交換装置10は1方向装置である
が、4×4 ALLNODE交換装置10を図6に示す
ように接続すると、4つのノード(20、22、24、
26)間の2方向通信がサポートできる。各ノード2
0、22、24、26は2組の1方向相互接続線を有
し、1組は交換機10に向かい、1組は交換機10から
くる。交換装置10の内部の破線は、前記交換装置の機
能が、INPUT PORT 1などの入力ポートを4つの可能な出
力ポートの1つに接続することであることを示してい
る。交換装置10は、各入力ポートに対してまったく同
じ機能を提供し、各ポートをどの未使用出力ポートにも
接続できるようにする。
交換装置を示している。ここで、ALLNODE交換装
置10は1方向装置である。すなわち、データは前記交
換装置10中をその入力ポートから出力ポートへと1方
向だけに流れる。前記交換装置10は1方向装置である
が、4×4 ALLNODE交換装置10を図6に示す
ように接続すると、4つのノード(20、22、24、
26)間の2方向通信がサポートできる。各ノード2
0、22、24、26は2組の1方向相互接続線を有
し、1組は交換機10に向かい、1組は交換機10から
くる。交換装置10の内部の破線は、前記交換装置の機
能が、INPUT PORT 1などの入力ポートを4つの可能な出
力ポートの1つに接続することであることを示してい
る。交換装置10は、各入力ポートに対してまったく同
じ機能を提供し、各ポートをどの未使用出力ポートにも
接続できるようにする。
【0070】図7を参照すると、8つの交換装置10ブ
ロックをカスケード式に連結することによって、システ
ムにおけるノードの数をモジュール式に増す方法が示さ
れている。8つのカスケード連結された交換機を10A
ないし10Hで表して、それらが交換装置10の同一の
コピーであって、入力ポートおよび出力ポートの配線だ
けが異なることを示す。16個のノードのどれも、2つ
の交換装置10ブロックを通過する接続を介して他のど
のノードとも通信できることに留意されたい。たとえ
ば、ノード5は、交換機10Bおよび交換機10Hを通
過してノード15にメッセージを送信することができ
る。すべての接続は2つの交換装置10ブロックを通っ
て確立されるので、8つの交換装置10ブロックから成
るネットワークを2段交換ネットワークと呼ぶ。3つの
段、4つの段などを使用することによって、同様に交換
装置10ブロックから他の多段ネットワークを構成する
ことができる。したがって、このネットワークを使用し
て、交換機ネットワーク30のサイズを変更し、PCま
たはワークステーションあるいはその両方を追加して、
拡張されたある数の交換機ネットワーク・ポートに相互
接続するだけで、PCまたはワークステーションあるい
はその両方から成る並列システムのサイズをモジュール
式に増やすことができる。
ロックをカスケード式に連結することによって、システ
ムにおけるノードの数をモジュール式に増す方法が示さ
れている。8つのカスケード連結された交換機を10A
ないし10Hで表して、それらが交換装置10の同一の
コピーであって、入力ポートおよび出力ポートの配線だ
けが異なることを示す。16個のノードのどれも、2つ
の交換装置10ブロックを通過する接続を介して他のど
のノードとも通信できることに留意されたい。たとえ
ば、ノード5は、交換機10Bおよび交換機10Hを通
過してノード15にメッセージを送信することができ
る。すべての接続は2つの交換装置10ブロックを通っ
て確立されるので、8つの交換装置10ブロックから成
るネットワークを2段交換ネットワークと呼ぶ。3つの
段、4つの段などを使用することによって、同様に交換
装置10ブロックから他の多段ネットワークを構成する
ことができる。したがって、このネットワークを使用し
て、交換機ネットワーク30のサイズを変更し、PCま
たはワークステーションあるいはその両方を追加して、
拡張されたある数の交換機ネットワーク・ポートに相互
接続するだけで、PCまたはワークステーションあるい
はその両方から成る並列システムのサイズをモジュール
式に増やすことができる。
【0071】図8を参照すると、ALLNODE交換装
置10を通る単純なデータの流れの機能図が示されてい
る。図8では、分かりやすくするために、各入力ポー
ト、交換機内部、および各出力ポートにおける、VAL
ID線および4本のデータ線を1本の線で示してある。
たとえば、IN PORT 1において交換機10に入るVAL
ID線および4本のデータ線は、交換装置10の5つの
内部機能ブロック、すなわちブロック50A、60A、
60B、60C、60Dに向かう。ブロック50Aは、
4つの可能な出力ポートのうちのどれを入力ポート1と
接続するかについて判断を下す。各入力ポートからのV
ALID線および4本のデータ線は、各出力マルチプレ
クサ・ブロック(60A、60B、60C、60D)に
向かう。これによって、任意の入力ポートを任意の出力
ポートに接続することが可能になる。4つの出力マルチ
プレクサ・ブロック(60A、60B、60C、60
D)はそれぞれ、4本の可能な入力ポート線の組のうち
のどれを各出力ポートに接続するかについて、各制御ブ
ロック(50A、50B、50C、50D)から独自に
指令を受ける。たとえば、制御ブロック50Aは、入力
ポート1を出力ポート3に接続するようにマルチプレク
サ60Cに指令することができる。制御ブロック50B
は、入力ポート2を出力ポート1に接続するようにマル
チプレクサ60Aに指令することができる。制御ブロッ
ク50Cは、入力ポート3を出力ポート2および出力ポ
ート4にマルチキャスト式に接続するようにマルチプレ
クサ60Bおよび60Dに指令することができる。3つ
の接続をすべて同時にまたは異なる時間に確立すること
が可能である。マルチプレクサ60Aないし60Dが、
入力ポートから出力ポートへと1方向に信号が流れる、
交換機10中をVALID信号およびデータ信号が移動
する接続を形成するのと同時に、マルチプレクサ61D
およびANDゲート63Dが、出力ポートから入力ポー
トへと反対方向に信号が流れる、REJECT信号およ
びACCEPT信号用の信号接続をそれぞれ形成する
(典型的な実施態様をブロック61Dおよび63Dで示
す。同様なブロックが各入力ポートに結合されてい
る)。このREJECT信号およびACCEPT信号
は、カスケード式ネットワークにおける以後の交換機1
0の各段によってまたはVALID信号および4つのデ
ータ信号を受信し解釈する装置によって取られたアクシ
ョンの肯定フィードバック指示を交換機10に提供す
る。VALID信号の制御下で4つのデータ信号にわた
って交換装置10を通って伝送される制御ヘッダまたは
ディジタル・メッセージは、指令された接続を確立でき
ない場合は任意のネットワーク段によって、またその時
点でメッセージを受信できない場合または伝送中にエラ
ーを検出した場合は受信側装置によって拒絶することが
できる。受信側装置はまた、ACCEPT信号をパルス
発信することによって、コマンドまたはメッセージが
(エラーが検出されずに)正しく到着したかどうかを確
認することができる。REJECT信号およびACCE
PT信号はデータの流れと反対方向に進むので、試みら
れた伝送が正しく受信されたかそれとも拒絶されたかに
ついての肯定指示を送信側に報告する手段となる。
置10を通る単純なデータの流れの機能図が示されてい
る。図8では、分かりやすくするために、各入力ポー
ト、交換機内部、および各出力ポートにおける、VAL
ID線および4本のデータ線を1本の線で示してある。
たとえば、IN PORT 1において交換機10に入るVAL
ID線および4本のデータ線は、交換装置10の5つの
内部機能ブロック、すなわちブロック50A、60A、
60B、60C、60Dに向かう。ブロック50Aは、
4つの可能な出力ポートのうちのどれを入力ポート1と
接続するかについて判断を下す。各入力ポートからのV
ALID線および4本のデータ線は、各出力マルチプレ
クサ・ブロック(60A、60B、60C、60D)に
向かう。これによって、任意の入力ポートを任意の出力
ポートに接続することが可能になる。4つの出力マルチ
プレクサ・ブロック(60A、60B、60C、60
D)はそれぞれ、4本の可能な入力ポート線の組のうち
のどれを各出力ポートに接続するかについて、各制御ブ
ロック(50A、50B、50C、50D)から独自に
指令を受ける。たとえば、制御ブロック50Aは、入力
ポート1を出力ポート3に接続するようにマルチプレク
サ60Cに指令することができる。制御ブロック50B
は、入力ポート2を出力ポート1に接続するようにマル
チプレクサ60Aに指令することができる。制御ブロッ
ク50Cは、入力ポート3を出力ポート2および出力ポ
ート4にマルチキャスト式に接続するようにマルチプレ
クサ60Bおよび60Dに指令することができる。3つ
の接続をすべて同時にまたは異なる時間に確立すること
が可能である。マルチプレクサ60Aないし60Dが、
入力ポートから出力ポートへと1方向に信号が流れる、
交換機10中をVALID信号およびデータ信号が移動
する接続を形成するのと同時に、マルチプレクサ61D
およびANDゲート63Dが、出力ポートから入力ポー
トへと反対方向に信号が流れる、REJECT信号およ
びACCEPT信号用の信号接続をそれぞれ形成する
(典型的な実施態様をブロック61Dおよび63Dで示
す。同様なブロックが各入力ポートに結合されてい
る)。このREJECT信号およびACCEPT信号
は、カスケード式ネットワークにおける以後の交換機1
0の各段によってまたはVALID信号および4つのデ
ータ信号を受信し解釈する装置によって取られたアクシ
ョンの肯定フィードバック指示を交換機10に提供す
る。VALID信号の制御下で4つのデータ信号にわた
って交換装置10を通って伝送される制御ヘッダまたは
ディジタル・メッセージは、指令された接続を確立でき
ない場合は任意のネットワーク段によって、またその時
点でメッセージを受信できない場合または伝送中にエラ
ーを検出した場合は受信側装置によって拒絶することが
できる。受信側装置はまた、ACCEPT信号をパルス
発信することによって、コマンドまたはメッセージが
(エラーが検出されずに)正しく到着したかどうかを確
認することができる。REJECT信号およびACCE
PT信号はデータの流れと反対方向に進むので、試みら
れた伝送が正しく受信されたかそれとも拒絶されたかに
ついての肯定指示を送信側に報告する手段となる。
【0072】図9を参照すると、ブロック56、52、
54は、交換装置12の一部分である交換装置14へと
またそれを通って伝送できるメッセージの形の多重線
(並列)/直列ディジタル・データを生成するための典
型的な方法を示している。交換装置12への他の各入力
ポートでも、ブロック56、52、54で提供されるの
と同様の並列/直列データ生成論理回路が使用できる。
入力データ線の各組は、4つのシフト・レジスタ54に
よって同じクロックに対して同期化された所与の入力ポ
ートに、4本の直列データ線を提供する。シフト・レジ
スタ54は、同一のクロッキング信号(図6の100M
Hz)で制御される4本のデータ同期線31をシフトす
ることによって並列/直列データを作成する。しかし、
交換装置14の4つの異なる入力ポート・ソース(図3
の31、32、33、34)は、異なる非同期100M
Hzクロッキング信号に基づき、相互に非同期にするこ
とができる。
54は、交換装置12の一部分である交換装置14へと
またそれを通って伝送できるメッセージの形の多重線
(並列)/直列ディジタル・データを生成するための典
型的な方法を示している。交換装置12への他の各入力
ポートでも、ブロック56、52、54で提供されるの
と同様の並列/直列データ生成論理回路が使用できる。
入力データ線の各組は、4つのシフト・レジスタ54に
よって同じクロックに対して同期化された所与の入力ポ
ートに、4本の直列データ線を提供する。シフト・レジ
スタ54は、同一のクロッキング信号(図6の100M
Hz)で制御される4本のデータ同期線31をシフトす
ることによって並列/直列データを作成する。しかし、
交換装置14の4つの異なる入力ポート・ソース(図3
の31、32、33、34)は、異なる非同期100M
Hzクロッキング信号に基づき、相互に非同期にするこ
とができる。
【0073】交換装置14を通って並列/直列メッセー
ジを送信するためのプロセスは、伝送すべきデータ・メ
ッセージを累積するFIFO 56を伴う。次に伝送す
るメッセージ全体が、バッファ52に移される。バッフ
ァ52に格納されたメッセージは、伝送の準備としてシ
フト・レジスタ54に移され、データ・ビット0をシフ
ト・レジスタ1の第1ビットに、データ・ビット1をシ
フト・レジスタ2の第1ビットに、データ・ビット2を
シフト・レジスタ3の第1ビットに、データ・ビット3
をシフト・レジスタ4の第1ビットに、データ・ビット
4をシフト・レジスタ1の第2ビットに等々入れること
によって、データが4つのシフト・レジスタ54に拡散
される。そうすると、シフト・レジスタ54は、メッセ
ージ全体が伝送されるまで並列/直列データが連続的に
流れるような形で、4つの同期データ線を介して交換装
置14に直列データを送信し始める。交換装置14は、
(インタフェース31を介してシフト・レジスタ54か
ら交換装置14に入る直列データの最初の2クロック・
サイクルに)最初に伝送された8つのビットを使用し
て、交換装置14を通る接続経路を選択し確立する。図
9の例では、交換装置が、インタフェース31における
8本の個々の線がそれぞれインタフェース42における
対応する各線に独自にかつ直接に接続されるような形
で、入力ポート1(31)と出力ポート2(42)の一
時的接続を確立する様子を破線で示す。
ジを送信するためのプロセスは、伝送すべきデータ・メ
ッセージを累積するFIFO 56を伴う。次に伝送す
るメッセージ全体が、バッファ52に移される。バッフ
ァ52に格納されたメッセージは、伝送の準備としてシ
フト・レジスタ54に移され、データ・ビット0をシフ
ト・レジスタ1の第1ビットに、データ・ビット1をシ
フト・レジスタ2の第1ビットに、データ・ビット2を
シフト・レジスタ3の第1ビットに、データ・ビット3
をシフト・レジスタ4の第1ビットに、データ・ビット
4をシフト・レジスタ1の第2ビットに等々入れること
によって、データが4つのシフト・レジスタ54に拡散
される。そうすると、シフト・レジスタ54は、メッセ
ージ全体が伝送されるまで並列/直列データが連続的に
流れるような形で、4つの同期データ線を介して交換装
置14に直列データを送信し始める。交換装置14は、
(インタフェース31を介してシフト・レジスタ54か
ら交換装置14に入る直列データの最初の2クロック・
サイクルに)最初に伝送された8つのビットを使用し
て、交換装置14を通る接続経路を選択し確立する。図
9の例では、交換装置が、インタフェース31における
8本の個々の線がそれぞれインタフェース42における
対応する各線に独自にかつ直接に接続されるような形
で、入力ポート1(31)と出力ポート2(42)の一
時的接続を確立する様子を破線で示す。
【0074】図10を参照すると、交換装置14の入力
ポートと出力ポートの典型的な直列波形が示されてい
る。交換機は、シフト・レジスタ54によって送信され
た直列伝送の最初の8ビットを削除し、それらを使用し
て、インタフェース31からインタフェース42への接
続などの接続を確立し保持する。この例における直列メ
ッセージの残り部分は、インタフェース31からインタ
フェース42に直接に転送されるので、インタフェース
42には、インタフェース31が受信するメッセージと
まったく同じメッセージから最初の8ビットを削除した
ものが見える。この部分は、直列データが交換装置14
を通過する際に発生する回線遅延だけ遅延されている。
交換装置14は、インタフェース31を介して入ってく
る直列データを、いかなる形でもバッファリングまたは
再クロックしない。交換装置14は、インタフェース3
1を介して受信した入力波形を、最初の8ビットをはぎ
取る以外はいかなる形でも変更せず、可能なかぎり迅速
に出力インタフェース42に反射するだけである。
ポートと出力ポートの典型的な直列波形が示されてい
る。交換機は、シフト・レジスタ54によって送信され
た直列伝送の最初の8ビットを削除し、それらを使用し
て、インタフェース31からインタフェース42への接
続などの接続を確立し保持する。この例における直列メ
ッセージの残り部分は、インタフェース31からインタ
フェース42に直接に転送されるので、インタフェース
42には、インタフェース31が受信するメッセージと
まったく同じメッセージから最初の8ビットを削除した
ものが見える。この部分は、直列データが交換装置14
を通過する際に発生する回線遅延だけ遅延されている。
交換装置14は、インタフェース31を介して入ってく
る直列データを、いかなる形でもバッファリングまたは
再クロックしない。交換装置14は、インタフェース3
1を介して受信した入力波形を、最初の8ビットをはぎ
取る以外はいかなる形でも変更せず、可能なかぎり迅速
に出力インタフェース42に反射するだけである。
【0075】インタフェース(31など)を介して交換
機14の入力ポートに、進行中の転送がないことを示す
ための規約は、4本のデータ線で示される連続したID
LEコマンドを発行することであり、VALID制御線
は論理0に保持される。いずれかの入力線で論理1が検
出された場合は、IDLE状態から離れたことを示し、
選択および転送が開始していることを交換機に示す。同
様に、進行中の活動状態な転送がないときは、交換機か
らの出力線がIDLE状態に(すべて0に)保持され
る。
機14の入力ポートに、進行中の転送がないことを示す
ための規約は、4本のデータ線で示される連続したID
LEコマンドを発行することであり、VALID制御線
は論理0に保持される。いずれかの入力線で論理1が検
出された場合は、IDLE状態から離れたことを示し、
選択および転送が開始していることを交換機に示す。同
様に、進行中の活動状態な転送がないときは、交換機か
らの出力線がIDLE状態に(すべて0に)保持され
る。
【0076】一般に、(入力ポートから出力ポートへ
の)どの接続を確立すべきかをすべての交換機に指令す
る経路選択方式が必要である。交換装置10の場合、経
路選択コマンドは、データが転送されるインタフェース
と同じインタフェース、すなわち各入力ポートと結合さ
れた4本のデータ線を介して交換機に伝送される。選択
情報は、指令された相互接続が確立でき、データが指令
された宛先に流れることができるように、データより前
に転送しておかなければならない。選択情報は、入力ポ
ート番号(1ないし4)を識別する必要はない。なぜな
ら、入力ポート番号は特定の入力を介して交換機に達す
るが、交換機はどの入力ポート上でデータを受信するか
をすでに知っているからである。したがって、選択情報
は、交換装置10の4つの出力ポートのうちの接続すべ
き出力ポートの番号(1ないし4)を指定するだけでよ
い。ここで推奨される経路選択方式は、ゼロ復帰を伴う
N−1コード化である(DEAD FIELDと呼ばれる)。
の)どの接続を確立すべきかをすべての交換機に指令す
る経路選択方式が必要である。交換装置10の場合、経
路選択コマンドは、データが転送されるインタフェース
と同じインタフェース、すなわち各入力ポートと結合さ
れた4本のデータ線を介して交換機に伝送される。選択
情報は、指令された相互接続が確立でき、データが指令
された宛先に流れることができるように、データより前
に転送しておかなければならない。選択情報は、入力ポ
ート番号(1ないし4)を識別する必要はない。なぜな
ら、入力ポート番号は特定の入力を介して交換機に達す
るが、交換機はどの入力ポート上でデータを受信するか
をすでに知っているからである。したがって、選択情報
は、交換装置10の4つの出力ポートのうちの接続すべ
き出力ポートの番号(1ないし4)を指定するだけでよ
い。ここで推奨される経路選択方式は、ゼロ復帰を伴う
N−1コード化である(DEAD FIELDと呼ばれる)。
【0077】図11を参照すると、交換装置10に制御
情報およびディジタル・データ情報を送信するための厳
密な直列ビット・パターンおよび制御信号活動化の典型
的な例が示されている。この例では、図7に示したカス
ケード連結2段交換ネットワークを参照し、ネットワー
クを通ってノード1から交換装置10Aおよび10Fを
通りノード7にデータを送信する。この接続を確立する
には、入力ポート1を、第1段交換装置10Aの出力ポ
ート2と、第2段交換装置10Fの出力ポート3に接続
しなければならない。入力ポート1に送信され、交換装
置10Aおよび10Fにおいて所望の接続を発生させる
信号シーケンスは、図7に示されている。1および0の
信号シーケンスでは、時間が左から右へ経過するので、
クロック時間−2に見える値が最初に交換機10Aに到
達し、クロック時間−1における値が次に到達し、以下
同様である。IN1-DATA線およびIN1-VALID線の値はすべ
てゼロであり、それらの値はIDLEを示すので、時間
−2から時間−1までの間に交換機10Aで何も起こら
ない。クロック時間0に、IN1-VALID線が論理1にな
る。これによって、入力ポート1がデータを受信するこ
とができるようになり、交換機10Aの準備が行われる
が、この時点では、交換機10Aで接続やアクションは
発生しない。IN1-VALID制御線は基本的に、対応する交
換機入力ポートを使用可能にする。IN1-VALIDが論理0
のとき、交換機10Aは接続を確立することも、入力ポ
ート1からデータを受信することもできない。入力ポー
ト1はRESETに保持されている。最後に、クロック
時間1に、交換機10Aは、どの出力ポートに接続する
かについてのコマンドを受信する。このコマンドは、完
全にクロック時間1の間に受信される。
情報およびディジタル・データ情報を送信するための厳
密な直列ビット・パターンおよび制御信号活動化の典型
的な例が示されている。この例では、図7に示したカス
ケード連結2段交換ネットワークを参照し、ネットワー
クを通ってノード1から交換装置10Aおよび10Fを
通りノード7にデータを送信する。この接続を確立する
には、入力ポート1を、第1段交換装置10Aの出力ポ
ート2と、第2段交換装置10Fの出力ポート3に接続
しなければならない。入力ポート1に送信され、交換装
置10Aおよび10Fにおいて所望の接続を発生させる
信号シーケンスは、図7に示されている。1および0の
信号シーケンスでは、時間が左から右へ経過するので、
クロック時間−2に見える値が最初に交換機10Aに到
達し、クロック時間−1における値が次に到達し、以下
同様である。IN1-DATA線およびIN1-VALID線の値はすべ
てゼロであり、それらの値はIDLEを示すので、時間
−2から時間−1までの間に交換機10Aで何も起こら
ない。クロック時間0に、IN1-VALID線が論理1にな
る。これによって、入力ポート1がデータを受信するこ
とができるようになり、交換機10Aの準備が行われる
が、この時点では、交換機10Aで接続やアクションは
発生しない。IN1-VALID制御線は基本的に、対応する交
換機入力ポートを使用可能にする。IN1-VALIDが論理0
のとき、交換機10Aは接続を確立することも、入力ポ
ート1からデータを受信することもできない。入力ポー
ト1はRESETに保持されている。最後に、クロック
時間1に、交換機10Aは、どの出力ポートに接続する
かについてのコマンドを受信する。このコマンドは、完
全にクロック時間1の間に受信される。
【0078】クロック時間1に送信されたコマンド・ビ
ット・パターンは、交換機10Aが出力ポートへの接続
を確立するために使用する。このプロセスは、経路選択
動作と呼ばれ、完全に交換機10Aの内部で発生する。
このALLNODE交換機の発明で実施される経路選択
手法は、4つのIN1-DATA線にそれぞれ、選択すべき交換
機10Aの一義的出力を定義させることである。たとえ
ば、時間1に論理1になるIN1-DATA1信号は、交換機1
0Aに出力ポート1に接続するよう指令し、IN1-DATA2
は出力ポート2への接続を指令する。この例では、クロ
ック時間1にIN1-DATA2が論理1になるので、それによ
って、交換機10Aは出力ポート2に接続するよう指令
を受ける。言い換えると、接続アルゴリズムは、入力ポ
ートが使用可能になった後に最初に論理1になるデータ
入力線が、その入力ポートが確立すべき接続を定義する
ということである。これは相互に排他的なプロセスであ
り、通常の場合、クロック時間1に論理1となることが
できるデータ線は1本だけである。他の3本のデータ線
は0でなければならない。選択情報の1ビットは論理1
であることが保証されるので、交換機10Aは、転送が
開始することを示す追加のビットを必要とせずに、伝送
の開始を認識することができることに留意されたい。交
換機10Aは、データ線から4つのビットを除去し、図
11の制御ブロック50Aの選択レジスタにそれを格納
することによって、指令された接続を確立する。クロッ
ク時間1に伝送されたビットは交換機10Aを通過して
交換機10Fに送られず、その代わり、交換機10A
は、クロック時間2に対応する次の4ビットを次の交換
機10Fに渡し始める。しかし、図11に示すように、
選択コマンドに続く情報ビット(この例では、クロック
時間2に4本のデータ線によって伝送される情報ビッ
ト)は常にすべて0でなければならない(DEAD FIEL
D)。その目的については、後で説明する。
ット・パターンは、交換機10Aが出力ポートへの接続
を確立するために使用する。このプロセスは、経路選択
動作と呼ばれ、完全に交換機10Aの内部で発生する。
このALLNODE交換機の発明で実施される経路選択
手法は、4つのIN1-DATA線にそれぞれ、選択すべき交換
機10Aの一義的出力を定義させることである。たとえ
ば、時間1に論理1になるIN1-DATA1信号は、交換機1
0Aに出力ポート1に接続するよう指令し、IN1-DATA2
は出力ポート2への接続を指令する。この例では、クロ
ック時間1にIN1-DATA2が論理1になるので、それによ
って、交換機10Aは出力ポート2に接続するよう指令
を受ける。言い換えると、接続アルゴリズムは、入力ポ
ートが使用可能になった後に最初に論理1になるデータ
入力線が、その入力ポートが確立すべき接続を定義する
ということである。これは相互に排他的なプロセスであ
り、通常の場合、クロック時間1に論理1となることが
できるデータ線は1本だけである。他の3本のデータ線
は0でなければならない。選択情報の1ビットは論理1
であることが保証されるので、交換機10Aは、転送が
開始することを示す追加のビットを必要とせずに、伝送
の開始を認識することができることに留意されたい。交
換機10Aは、データ線から4つのビットを除去し、図
11の制御ブロック50Aの選択レジスタにそれを格納
することによって、指令された接続を確立する。クロッ
ク時間1に伝送されたビットは交換機10Aを通過して
交換機10Fに送られず、その代わり、交換機10A
は、クロック時間2に対応する次の4ビットを次の交換
機10Fに渡し始める。しかし、図11に示すように、
選択コマンドに続く情報ビット(この例では、クロック
時間2に4本のデータ線によって伝送される情報ビッ
ト)は常にすべて0でなければならない(DEAD FIEL
D)。その目的については、後で説明する。
【0079】クロック時間2に、交換機10Aの入力ポ
ート1から出力ポート2への接続が確立され、この接続
によって、クロック時間2に信号シーケンスが交換機1
0Aと相互接続線を介して交換機10Fの入力ポート1
に伝送される。この時点以降、交換機10Aは単に、後
続のデータをただちに交換機10Fの入力ポート1に送
るだけである。交換機10Aは、その入力ポート1のイ
ンタフェースを介して交換機10Aに提示される他のデ
ータ・パターンを検査せず、また該データ・パターンに
対して何らアクションを取らない。交換機10Aは、入
力ポート1を介して受信したすべてのデータ・パターン
をただちに出力ポート2および交換機10Fに渡すだけ
である。したがって、クロック時間2に、交換機10A
とそれに結合されたケーブルにおける遅延がゼロである
と仮定すると、交換機10Fの入力ポート1には、VA
LID信号が立ち上がり、4本のデータ線上のすべてゼ
ロのDEAD FIELDが交換機10Fの入力ポート1に入って
くるのが見える。このようにして、時間2に、交換機1
0Fの入力ポート1は、以前に時間0に交換機10Aの
入力ポート1が使用可能になったのと同じ方式で使用可
能になる。
ート1から出力ポート2への接続が確立され、この接続
によって、クロック時間2に信号シーケンスが交換機1
0Aと相互接続線を介して交換機10Fの入力ポート1
に伝送される。この時点以降、交換機10Aは単に、後
続のデータをただちに交換機10Fの入力ポート1に送
るだけである。交換機10Aは、その入力ポート1のイ
ンタフェースを介して交換機10Aに提示される他のデ
ータ・パターンを検査せず、また該データ・パターンに
対して何らアクションを取らない。交換機10Aは、入
力ポート1を介して受信したすべてのデータ・パターン
をただちに出力ポート2および交換機10Fに渡すだけ
である。したがって、クロック時間2に、交換機10A
とそれに結合されたケーブルにおける遅延がゼロである
と仮定すると、交換機10Fの入力ポート1には、VA
LID信号が立ち上がり、4本のデータ線上のすべてゼ
ロのDEAD FIELDが交換機10Fの入力ポート1に入って
くるのが見える。このようにして、時間2に、交換機1
0Fの入力ポート1は、以前に時間0に交換機10Aの
入力ポート1が使用可能になったのと同じ方式で使用可
能になる。
【0080】この例では、クロック時間3にIN1-DATA3
が論理1になり、それによって交換機10Fは、交換機
10Aがクロック時間1に入力ポート1を出力ポート2
に接続するよう指令を受けたのと同様に、入力ポート1
を出力ポート3に接続するよう指令を受ける。交換機1
0Fは、指令された接続を確立する際、クロック時間3
にデータ線から4ビットを除去し、図5の制御ブロック
50Aの一部である選択レジスタにそれを格納する。ク
ロック時間3に伝送されたビットは、交換機10Fを通
ってノード7に渡されず、その代わりに、交換機10F
は、クロック時間4に対応するデータの次の4ビットを
ノード7に渡し始める。しかし、図11に示すように、
選択コマンドに続く情報ビット(この例では、クロック
時間4に4本のデータ線によって伝送される情報ビッ
ト)は常にすべて0でなければならない(DEAD FIEL
D)。したがって、クロック時間4までに、交換機10
Aおよび10Fは、ノード1からノード7に直接データ
を転送するための接続経路を確立し終えている。クロッ
ク時間5までノード7にはIDLEコマンドしか見な
い。ノード7は、時間4に交換機10FからのOUT3-VAL
ID線が活動状態になることを知り、時間5に使用可能に
なってデータの受信を開始する。時間5以降、ノード7
は交換機10Fからの4本のOUT3-DATA線を介してノー
ド1からのデータを受信することができる。実際のデー
タが伝送されるプロトコルは、マンチェスタ・コード
化、プリアンブル付き8/10ビット・コード化など通
常のフォーマットのどれでもよい。しかし、図10に示
す好ましい実施例は、時間5にすべて1の同期化フィー
ルドと、それに続くNRZデータ・メッセージである。
このデータ・メッセージは、転送のワード・カウント長
を指定することができる。すべて1の同期化フィールド
を実際のデータ・メッセージの接頭部として使用する目
的は、受信側ノード7が1クロック時間で送信側ノード
1と同期化できるようにすることである。その際に、デ
ータ転送に関与する2つのノードが、相互に非同期のク
ロッキング・システムを持つが、指定された許容差の範
囲内で同じ周波数で動作するものと仮定されている。
が論理1になり、それによって交換機10Fは、交換機
10Aがクロック時間1に入力ポート1を出力ポート2
に接続するよう指令を受けたのと同様に、入力ポート1
を出力ポート3に接続するよう指令を受ける。交換機1
0Fは、指令された接続を確立する際、クロック時間3
にデータ線から4ビットを除去し、図5の制御ブロック
50Aの一部である選択レジスタにそれを格納する。ク
ロック時間3に伝送されたビットは、交換機10Fを通
ってノード7に渡されず、その代わりに、交換機10F
は、クロック時間4に対応するデータの次の4ビットを
ノード7に渡し始める。しかし、図11に示すように、
選択コマンドに続く情報ビット(この例では、クロック
時間4に4本のデータ線によって伝送される情報ビッ
ト)は常にすべて0でなければならない(DEAD FIEL
D)。したがって、クロック時間4までに、交換機10
Aおよび10Fは、ノード1からノード7に直接データ
を転送するための接続経路を確立し終えている。クロッ
ク時間5までノード7にはIDLEコマンドしか見な
い。ノード7は、時間4に交換機10FからのOUT3-VAL
ID線が活動状態になることを知り、時間5に使用可能に
なってデータの受信を開始する。時間5以降、ノード7
は交換機10Fからの4本のOUT3-DATA線を介してノー
ド1からのデータを受信することができる。実際のデー
タが伝送されるプロトコルは、マンチェスタ・コード
化、プリアンブル付き8/10ビット・コード化など通
常のフォーマットのどれでもよい。しかし、図10に示
す好ましい実施例は、時間5にすべて1の同期化フィー
ルドと、それに続くNRZデータ・メッセージである。
このデータ・メッセージは、転送のワード・カウント長
を指定することができる。すべて1の同期化フィールド
を実際のデータ・メッセージの接頭部として使用する目
的は、受信側ノード7が1クロック時間で送信側ノード
1と同期化できるようにすることである。その際に、デ
ータ転送に関与する2つのノードが、相互に非同期のク
ロッキング・システムを持つが、指定された許容差の範
囲内で同じ周波数で動作するものと仮定されている。
【0081】好ましい実施例では、クロック時間6およ
びクロック時間7に、まずメッセージのワード・カウン
ト長が送られる。ノード7は次に、長さのカウントを減
分し、転送がいつ完了するかを検出することができる。
ノード7は次に、選択されたエラー検出方式(パリテ
ィ、ECC、またはCRC)を使用してメッセージが正
確かどうか検査することができる。メッセージを正しく
受信しなかった場合、ノード7はそれに応答して、クロ
ック時間n+1およびn+2に、交換機10Fに戻るA
CCEPTインタフェース線を活動化する。交換機10
Fは交換機10AにACCEPT指示を返し、交換機1
0Aはこの指示をただちにノード1に返す。これは、ノ
ード1に対して、転送が首尾よく完了したことを示し、
ノード1は交換機10AへのVALID線および4本の
データ線をゼロにリセットする。これによってデータ転
送は完了し、IDLE状態に戻る。交換機10AへのIN
1-VALID入力線が時間n+3にゼロになると、交換機1
0Aの入力ポート1は、出力ポート2への接続を切断
し、IDLE状態に戻る。交換機10Fはただちに、IN
1-VALID入力線がゼロになるのを知り、出力ポート3へ
の接続を切断し、IDLE状態に戻る。したがって、わ
ずか1クロック時間で、接続を切断し、交換機がIDL
E状態に戻ることができる。伝送すべき別のメッセージ
がノード1にある場合、ノード1は次のメッセージをバ
ッファ52およびシフト・レジスタ54にロードし(図
6)、時間n+4にノード7またはその他のノードへの
伝送を開始することができる。唯一の制限は、ある転送
の終了を別の転送が始まる前に示すため、ノード1で生
成されるVALID信号が、最短の1クロック時間(時
間n+3)でゼロに戻らなければならないことである。
びクロック時間7に、まずメッセージのワード・カウン
ト長が送られる。ノード7は次に、長さのカウントを減
分し、転送がいつ完了するかを検出することができる。
ノード7は次に、選択されたエラー検出方式(パリテ
ィ、ECC、またはCRC)を使用してメッセージが正
確かどうか検査することができる。メッセージを正しく
受信しなかった場合、ノード7はそれに応答して、クロ
ック時間n+1およびn+2に、交換機10Fに戻るA
CCEPTインタフェース線を活動化する。交換機10
Fは交換機10AにACCEPT指示を返し、交換機1
0Aはこの指示をただちにノード1に返す。これは、ノ
ード1に対して、転送が首尾よく完了したことを示し、
ノード1は交換機10AへのVALID線および4本の
データ線をゼロにリセットする。これによってデータ転
送は完了し、IDLE状態に戻る。交換機10AへのIN
1-VALID入力線が時間n+3にゼロになると、交換機1
0Aの入力ポート1は、出力ポート2への接続を切断
し、IDLE状態に戻る。交換機10Fはただちに、IN
1-VALID入力線がゼロになるのを知り、出力ポート3へ
の接続を切断し、IDLE状態に戻る。したがって、わ
ずか1クロック時間で、接続を切断し、交換機がIDL
E状態に戻ることができる。伝送すべき別のメッセージ
がノード1にある場合、ノード1は次のメッセージをバ
ッファ52およびシフト・レジスタ54にロードし(図
6)、時間n+4にノード7またはその他のノードへの
伝送を開始することができる。唯一の制限は、ある転送
の終了を別の転送が始まる前に示すため、ノード1で生
成されるVALID信号が、最短の1クロック時間(時
間n+3)でゼロに戻らなければならないことである。
【0082】ノード7は、ワード・カウントがクロック
時間nにゼロになった後に受信したメッセージ中でエラ
ーを見つけた場合、それに応答して、交換機10Fに戻
る(ACCEPTではなく)REJECTインタフェー
ス線を活動化する。交換機10Fは、ノード7からの着
信REJECT信号を使用してノード7への接続を切断
し、IDLE状態に戻り、交換機10AにREJECT
指示を転送する。交換機10Aは、接続を切断してID
LEに戻った後、ただちにノード1にREJECT指示
を返す。ノード1は次に、転送が拒絶されたことを示
し、交換機10AへのVALID線および4本のデータ
線をゼロにリセットすることによってIDLE状態に戻
る。その後、ノード1はバッファ52からシフト・レジ
スタ54を再ロードし、伝送を最初(クロック時間−
1)からやり直すことによって、伝送を再び試みること
ができる。再伝送は、前に拒絶された伝送と同じ経路を
介して行うことができる。ネットワークを通る代替経路
が実施されている場合は、別の経路を試みることもでき
る。同一のメッセージに対して、指定された回数のRE
JECTが発生するなど、連続してREJECTに出会
った場合は、エラー報告機構を呼び出すことができる。
時間nにゼロになった後に受信したメッセージ中でエラ
ーを見つけた場合、それに応答して、交換機10Fに戻
る(ACCEPTではなく)REJECTインタフェー
ス線を活動化する。交換機10Fは、ノード7からの着
信REJECT信号を使用してノード7への接続を切断
し、IDLE状態に戻り、交換機10AにREJECT
指示を転送する。交換機10Aは、接続を切断してID
LEに戻った後、ただちにノード1にREJECT指示
を返す。ノード1は次に、転送が拒絶されたことを示
し、交換機10AへのVALID線および4本のデータ
線をゼロにリセットすることによってIDLE状態に戻
る。その後、ノード1はバッファ52からシフト・レジ
スタ54を再ロードし、伝送を最初(クロック時間−
1)からやり直すことによって、伝送を再び試みること
ができる。再伝送は、前に拒絶された伝送と同じ経路を
介して行うことができる。ネットワークを通る代替経路
が実施されている場合は、別の経路を試みることもでき
る。同一のメッセージに対して、指定された回数のRE
JECTが発生するなど、連続してREJECTに出会
った場合は、エラー報告機構を呼び出すことができる。
【0083】また、ネットワーク経路におけるどの交換
機10も、メッセージを拒絶することができる。これ
は、次の2つの場合のいずれかで可能である。
機10も、メッセージを拒絶することができる。これ
は、次の2つの場合のいずれかで可能である。
【0084】1)BUSY(ビジー)−交換機がそれに
接続するよう指令を受ける出力ポートがBUSYである
(すなわち、以前に確立された接続によって出力ポート
が使用されている)場合、直前のネットワーク段または
送信側(ネットワークの第1段でBUSYを検出した場
合)に戻るREJECT線を活動化することによって、
コマンドを発行している入力ポートにこの条件を示す。
たとえば、図8に示す例では、10Aがクロック時間−
2に、入力ポート4を出力ポート2に接続するコマンド
を受信していた場合、入力ポート1がクロック時間1に
出力ポート2への接続を要求したとき、その接続は活動
状態になっていたはずである。この場合、出力ポート2
はクロック時間1にBUSYであり、交換機10Aはノ
ード1へのIN1-REJECT線を活動化する。上述のように、
送信側は、拒絶されたメッセージがあればそれを再試行
することができる。
接続するよう指令を受ける出力ポートがBUSYである
(すなわち、以前に確立された接続によって出力ポート
が使用されている)場合、直前のネットワーク段または
送信側(ネットワークの第1段でBUSYを検出した場
合)に戻るREJECT線を活動化することによって、
コマンドを発行している入力ポートにこの条件を示す。
たとえば、図8に示す例では、10Aがクロック時間−
2に、入力ポート4を出力ポート2に接続するコマンド
を受信していた場合、入力ポート1がクロック時間1に
出力ポート2への接続を要求したとき、その接続は活動
状態になっていたはずである。この場合、出力ポート2
はクロック時間1にBUSYであり、交換機10Aはノ
ード1へのIN1-REJECT線を活動化する。上述のように、
送信側は、拒絶されたメッセージがあればそれを再試行
することができる。
【0085】同様に、交換機10Aにおいても首尾よく
接続を確立することができるが、クロック時間3に交換
機10Fの出力ポート3がBUSYになり、それによっ
て交換機10Fが交換機10AにREJECT信号を発
行することができる。それによって、交換機10Aは、
接続を切断してIDLEに戻った後、ただちにノード1
にREJECTを返す。
接続を確立することができるが、クロック時間3に交換
機10Fの出力ポート3がBUSYになり、それによっ
て交換機10Fが交換機10AにREJECT信号を発
行することができる。それによって、交換機10Aは、
接続を切断してIDLEに戻った後、ただちにノード1
にREJECTを返す。
【0086】2)同時CONTENTION(競合)−
上述のように、入力ポート4がクロック時間−2に交換
機10Aの出力ポート2への接続を(クロック時間1に
入力ポート1からそのコマンドが発行される前に)確立
するのでなく、複数の入力ポートがほぼ同時に同じ出力
ポートへの接続を試みることが可能である。これを、利
用可能な出力ポートに対するCONTENTION(競
合)と呼ぶ。たとえば、入力ポート1と入力ポート4が
共にクロック時間1に同時にコマンドを送って、出力ポ
ート2への接続を要求したものとする。本発明では、ま
ず競合している入力ポート1および入力ポート4の両方
を出力ポート2に接続することによってこの競合を解決
する。その正味の効果は、2つの入力ポートが出力ポー
ト2に電気的に接続されることであり、出力ポート2
は、両方のソースからの信号の論理和をとる。クロック
時間2に、2つの入力ポートの論理和によってエラーが
発生することはない。なぜなら、入力ポート1上と入力
ポート4上に存在する値は同じだからである。各入力ポ
ートのVALID線は論理1であり、各入力ポートのデ
ータ線はDEAD FIELD(論理0)を含んでいる。しかし、
クロック時間3には各ソースからの信号が異なる可能性
があり、クロック時間3以降に2つの入力ポートが共に
接続されたままである場合は、エラーが発生する可能性
がある。言い換えると、交換機10Aは、複数の入力を
同一の出力に接続するというそれ自体が下した判断を1
サイクル時間(クロック時間2)の間に訂正する。交換
機10Aはクロック時間2に、複数の入力が所与の出力
に接続されていることを検出することによってこの処置
をとる。交換機10Aは次に、それらの複数の接続のう
ち1つを除くすべてをリセットする処置をとり、クロッ
ク時間3が発生する前にそれを行う。どの接続をリセッ
トしどの接続を維持するかの判断は、優先順位に基づい
て下される。好ましい実施例では、次のような単純な優
先順位方式が使用される。入力ポート1が競合している
場合、該ポートが接続の権利を得る。入力ポート1が競
合しておらず、入力ポート2が競合している場合は、入
力ポート2が接続の権利を得る。入力ポート1および2
が競合しておらず、入力ポート3が競合している場合
は、入力ポート3が接続の権利を得る。入力ポート4が
接続の権利を得るのは、他の入力ポートが接続を要求し
ていない場合だけである。この例に優先順位選択を適用
すると、入力ポート1は出力ポート2への接続を維持す
ることができるが、入力ポート4から出力ポート2への
接続はクロック時間2にリセットされる。その結果、R
EJECT信号が交換機10Aから入力ポート4に通常
の方式で発行される。
上述のように、入力ポート4がクロック時間−2に交換
機10Aの出力ポート2への接続を(クロック時間1に
入力ポート1からそのコマンドが発行される前に)確立
するのでなく、複数の入力ポートがほぼ同時に同じ出力
ポートへの接続を試みることが可能である。これを、利
用可能な出力ポートに対するCONTENTION(競
合)と呼ぶ。たとえば、入力ポート1と入力ポート4が
共にクロック時間1に同時にコマンドを送って、出力ポ
ート2への接続を要求したものとする。本発明では、ま
ず競合している入力ポート1および入力ポート4の両方
を出力ポート2に接続することによってこの競合を解決
する。その正味の効果は、2つの入力ポートが出力ポー
ト2に電気的に接続されることであり、出力ポート2
は、両方のソースからの信号の論理和をとる。クロック
時間2に、2つの入力ポートの論理和によってエラーが
発生することはない。なぜなら、入力ポート1上と入力
ポート4上に存在する値は同じだからである。各入力ポ
ートのVALID線は論理1であり、各入力ポートのデ
ータ線はDEAD FIELD(論理0)を含んでいる。しかし、
クロック時間3には各ソースからの信号が異なる可能性
があり、クロック時間3以降に2つの入力ポートが共に
接続されたままである場合は、エラーが発生する可能性
がある。言い換えると、交換機10Aは、複数の入力を
同一の出力に接続するというそれ自体が下した判断を1
サイクル時間(クロック時間2)の間に訂正する。交換
機10Aはクロック時間2に、複数の入力が所与の出力
に接続されていることを検出することによってこの処置
をとる。交換機10Aは次に、それらの複数の接続のう
ち1つを除くすべてをリセットする処置をとり、クロッ
ク時間3が発生する前にそれを行う。どの接続をリセッ
トしどの接続を維持するかの判断は、優先順位に基づい
て下される。好ましい実施例では、次のような単純な優
先順位方式が使用される。入力ポート1が競合している
場合、該ポートが接続の権利を得る。入力ポート1が競
合しておらず、入力ポート2が競合している場合は、入
力ポート2が接続の権利を得る。入力ポート1および2
が競合しておらず、入力ポート3が競合している場合
は、入力ポート3が接続の権利を得る。入力ポート4が
接続の権利を得るのは、他の入力ポートが接続を要求し
ていない場合だけである。この例に優先順位選択を適用
すると、入力ポート1は出力ポート2への接続を維持す
ることができるが、入力ポート4から出力ポート2への
接続はクロック時間2にリセットされる。その結果、R
EJECT信号が交換機10Aから入力ポート4に通常
の方式で発行される。
【0087】したがって、本発明におけるDEAD FIELDの
目的は、1交換機段当たり1クロック時間で同時競合を
解決できるようにすることである。DEAD FIELDの第2の
目的は、前のクロック時間に活動状態であった選択ビッ
トを立ち下がらせ、直列選択データをカスケード連結さ
れた交換機へと運ぶ4本のデータ線の両端間に存在する
可能性のあるタイミング・スキューを補償することであ
る。交換機に接続の確立を指令するデータ・ビットの立
上りと立下りの両方によって、非クロッキング交換機に
2つのクロック・エッジ(立上りおよび立下り)が与え
られ、そのとき、トリガし判断を下すことができる。こ
れが、ALLNODE交換機で利用可能なただ2つの意
志決定時間である。
目的は、1交換機段当たり1クロック時間で同時競合を
解決できるようにすることである。DEAD FIELDの第2の
目的は、前のクロック時間に活動状態であった選択ビッ
トを立ち下がらせ、直列選択データをカスケード連結さ
れた交換機へと運ぶ4本のデータ線の両端間に存在する
可能性のあるタイミング・スキューを補償することであ
る。交換機に接続の確立を指令するデータ・ビットの立
上りと立下りの両方によって、非クロッキング交換機に
2つのクロック・エッジ(立上りおよび立下り)が与え
られ、そのとき、トリガし判断を下すことができる。こ
れが、ALLNODE交換機で利用可能なただ2つの意
志決定時間である。
【0088】メッセージの形のデータは、多段交換機ネ
ットワーク30を介して、該ネットワーク30に接続さ
れた任意のノードから該ネットワーク30に接続された
他の任意のノードに送信することができる。各メッセー
ジの宛先は、どのノードがメッセージを受信するかを示
す宛先ID番号によって指定される。宛先ID(DI
D)番号は、ネットワークに付加されたノードの物理ノ
ード番号と等しく、メッセージの発信元とは無関係であ
る。たとえば、ノード10にメッセージを送信しようと
する任意のノード1ないし16は、DID=10宛にメ
ッセージを送信する。DIDは、メッセージをネットワ
ークにおける正しい経路に経路指定するために使用さ
れ、その結果、該メッセージが適切な宛先だけ(この場
合、ノード10)に到着する。DIDは、ネットワーク
用の経路指定情報を形成するために2つの2ビット2進
値にセグメント化された宛先ノード番号の2進表現であ
る。図11に示すように、各2ビット値は、交換機ネッ
トワークの1段の経路指定を制御するためのStage Conn
ection(段接続)コマンドとして復号され、4本のDA
TA線上を送信される。これらの値は、2ビット・コー
ド化グループとして発生する。各4×4交換機10にお
いて4つの可能な出力ポートのうちの1つを選択するの
に2ビットが必要だからである。たとえば、図7に示す
2段ネットワークでは、宛先ID番号10の4ビット2
進表現は(10,10)である。ここで、最初の2ビッ
ト(10)は、交換機段1で選択される出力ポートを示
し、次の2ビットは、(10)を、交換機段2で選択さ
れる出力ポートとして示す。たとえば、ノード1がノー
ド10にメッセージを送信しようとする場合、交換機段
1で選択される出力ポートは、交換機10Aの右側にあ
る第3の出力ポートである(段1の選択値(10)に対
応する)。ノード1は、交換機10Aを介して図7の交
換機10Gの第1の入力ポートへの接続を形成する。次
に、交換機10Gは、第2の2ビット2進値(01)に
よって、ノード10があるこの第2の出力ポートへの接
続を確立するよう指令を受ける。このようにして、ノー
ドの番号付けがノード0から始まる場合は宛先DID番
号の2進表現、ノードの番号付けがノード1から始まる
場合は宛先DID番号から1を引いた値の2進表現だけ
に基づいて、ノード1からノード10への接続が完成す
る。
ットワーク30を介して、該ネットワーク30に接続さ
れた任意のノードから該ネットワーク30に接続された
他の任意のノードに送信することができる。各メッセー
ジの宛先は、どのノードがメッセージを受信するかを示
す宛先ID番号によって指定される。宛先ID(DI
D)番号は、ネットワークに付加されたノードの物理ノ
ード番号と等しく、メッセージの発信元とは無関係であ
る。たとえば、ノード10にメッセージを送信しようと
する任意のノード1ないし16は、DID=10宛にメ
ッセージを送信する。DIDは、メッセージをネットワ
ークにおける正しい経路に経路指定するために使用さ
れ、その結果、該メッセージが適切な宛先だけ(この場
合、ノード10)に到着する。DIDは、ネットワーク
用の経路指定情報を形成するために2つの2ビット2進
値にセグメント化された宛先ノード番号の2進表現であ
る。図11に示すように、各2ビット値は、交換機ネッ
トワークの1段の経路指定を制御するためのStage Conn
ection(段接続)コマンドとして復号され、4本のDA
TA線上を送信される。これらの値は、2ビット・コー
ド化グループとして発生する。各4×4交換機10にお
いて4つの可能な出力ポートのうちの1つを選択するの
に2ビットが必要だからである。たとえば、図7に示す
2段ネットワークでは、宛先ID番号10の4ビット2
進表現は(10,10)である。ここで、最初の2ビッ
ト(10)は、交換機段1で選択される出力ポートを示
し、次の2ビットは、(10)を、交換機段2で選択さ
れる出力ポートとして示す。たとえば、ノード1がノー
ド10にメッセージを送信しようとする場合、交換機段
1で選択される出力ポートは、交換機10Aの右側にあ
る第3の出力ポートである(段1の選択値(10)に対
応する)。ノード1は、交換機10Aを介して図7の交
換機10Gの第1の入力ポートへの接続を形成する。次
に、交換機10Gは、第2の2ビット2進値(01)に
よって、ノード10があるこの第2の出力ポートへの接
続を確立するよう指令を受ける。このようにして、ノー
ドの番号付けがノード0から始まる場合は宛先DID番
号の2進表現、ノードの番号付けがノード1から始まる
場合は宛先DID番号から1を引いた値の2進表現だけ
に基づいて、ノード1からノード10への接続が完成す
る。
【0089】本発明では、MCスレーブ・インタフェー
スを多段交換機ネットワーク30インタフェースに接続
する。ここで、MCスレーブ・インタフェースに話を移
すと、マイクロチャネル・アーキテクチャは次のものか
ら構成される。 ・調停バスおよび関連する信号 ・アドレス・バスおよび関連する信号 ・データ・バスおよび関連する信号 ・割込み信号 ・その他の信号およびmclong信号 ・下記の信号用の任意選択の拡張機能 −整合メモリ拡張信号 −ビデオ拡張信号
スを多段交換機ネットワーク30インタフェースに接続
する。ここで、MCスレーブ・インタフェースに話を移
すと、マイクロチャネル・アーキテクチャは次のものか
ら構成される。 ・調停バスおよび関連する信号 ・アドレス・バスおよび関連する信号 ・データ・バスおよび関連する信号 ・割込み信号 ・その他の信号およびmclong信号 ・下記の信号用の任意選択の拡張機能 −整合メモリ拡張信号 −ビデオ拡張信号
【0090】SA拡張カード6は、32ビットおよび6
4ビットのデータ・ストリーミング能力により、メモリ
または入出力スレーブとしての動作をサポートするため
に必要なすべてのMC信号を実施する。好ましい実施例
では、整合するメモリおよびビデオ用の任意選択の拡張
機能は実施しない。
4ビットのデータ・ストリーミング能力により、メモリ
または入出力スレーブとしての動作をサポートするため
に必要なすべてのMC信号を実施する。好ましい実施例
では、整合するメモリおよびビデオ用の任意選択の拡張
機能は実施しない。
【0091】本開示を通じ、単一の名前の前に負の符号
(−)がある場合は、信号が低電圧またはダウン・レベ
ルのとき活動状態であることを示す。負の符号がない場
合は、信号が高電圧またはアップ・レベルのとき活動状
態である。たとえば、−CMDは信号が活動状態でロー
であることを指定する。また、ARB/−GNTは、ハ
イ・レベルのときARB状態であり、ロー・レベルのと
き−GNT状態である。
(−)がある場合は、信号が低電圧またはダウン・レベ
ルのとき活動状態であることを示す。負の符号がない場
合は、信号が高電圧またはアップ・レベルのとき活動状
態である。たとえば、−CMDは信号が活動状態でロー
であることを指定する。また、ARB/−GNTは、ハ
イ・レベルのときARB状態であり、ロー・レベルのと
き−GNT状態である。
【0092】・調停バスおよび関連する信号 調停バスおよび関連する信号により、調停参加者(シス
テム・マスタ、バス・マスタ、およびDMAスレーブ)
がチャネルの所有権を要求し獲得することが可能にな
る。複数の調停要求を解決する場合、最高の優先順位を
持つ要求側にチャネルの所有権が与えられる。
テム・マスタ、バス・マスタ、およびDMAスレーブ)
がチャネルの所有権を要求し獲得することが可能にな
る。複数の調停要求を解決する場合、最高の優先順位を
持つ要求側にチャネルの所有権が与えられる。
【0093】ARB0−ARB3(調停バス):これら
の信号線は、調停バスを構成する。これらの信号は、シ
ステム・マスタ、バス・マスタ、およびDMAスレーブ
がチャネルの所有権を要求する際に、それらの装置によ
って駆動され、その調停レベルを示す。ARB0(最下
位)ないしARB3(最上位)は、最大16の調停レベ
ルをサポートする。
の信号線は、調停バスを構成する。これらの信号は、シ
ステム・マスタ、バス・マスタ、およびDMAスレーブ
がチャネルの所有権を要求する際に、それらの装置によ
って駆動され、その調停レベルを示す。ARB0(最下
位)ないしARB3(最上位)は、最大16の調停レベ
ルをサポートする。
【0094】調停バスの最高値(X'F')は最低の優先
順位を持ち、最低値(X'0')は最高の優先順位を持
つ。調停参加者は、調停手順に参加する際、ARB/−
GNTの立上りの直後にその調停レベルを提示しなけれ
ばならない。すべての調停参加者は調停バスをモニタ
し、その調停レベルの優先順位が低い装置は、最下位調
停ビットを駆動しないことによって参加を撤回する。
順位を持ち、最低値(X'0')は最高の優先順位を持
つ。調停参加者は、調停手順に参加する際、ARB/−
GNTの立上りの直後にその調停レベルを提示しなけれ
ばならない。すべての調停参加者は調停バスをモニタ
し、その調停レベルの優先順位が低い装置は、最下位調
停ビットを駆動しないことによって参加を撤回する。
【0095】優先順位が最高の要求側の調停レベルは、
安定待ち時間の後、調停バス上で有効になる。優先順位
が最高の要求側にチャネルが与えられた後、その要求側
は引き続きバス上でその調停レベルを駆動する。
安定待ち時間の後、調停バス上で有効になる。優先順位
が最高の要求側にチャネルが与えられた後、その要求側
は引き続きバス上でその調停レベルを駆動する。
【0096】ARB/−GNT(調停/−許可):中央
調停制御点だけがこの信号を駆動するが、この信号はす
べての調停参加者によってモニタされる。ARB/−G
NTが負から正に遷移すると、調停サイクルが開始す
る。この信号は、ARB状態のとき、調停サイクルが進
行中であることを示す。−GNT状態のときは、チャネ
ルの所有権が与えられた旨の肯定応答が中央調停制御点
から調停参加者およびDMA制御装置に送られることを
示す。この信号は、転送終了(EOT)後に中央調停制
御点によってARB状態にされる。
調停制御点だけがこの信号を駆動するが、この信号はす
べての調停参加者によってモニタされる。ARB/−G
NTが負から正に遷移すると、調停サイクルが開始す
る。この信号は、ARB状態のとき、調停サイクルが進
行中であることを示す。−GNT状態のときは、チャネ
ルの所有権が与えられた旨の肯定応答が中央調停制御点
から調停参加者およびDMA制御装置に送られることを
示す。この信号は、転送終了(EOT)後に中央調停制
御点によってARB状態にされる。
【0097】注意:システム・マスタは、調停中(AR
B/−GNTがARB状態)にデータ転送を実行するこ
とができる。
B/−GNTがARB状態)にデータ転送を実行するこ
とができる。
【0098】−BURST(−バースト):この信号
は、ARB/−GNTが−GNT状態にされた後、チャ
ネルを与えられた調停参加者またはDMA制御装置によ
って任意選択で駆動される。この信号は、制御側マスタ
が1つまたは複数の連続するデータ転送サイクルの間チ
ャネルを使用することを中央調停制御点に示す。このタ
イプのデータ転送を「バースト転送」と呼ぶ。
は、ARB/−GNTが−GNT状態にされた後、チャ
ネルを与えられた調停参加者またはDMA制御装置によ
って任意選択で駆動される。この信号は、制御側マスタ
が1つまたは複数の連続するデータ転送サイクルの間チ
ャネルを使用することを中央調停制御点に示す。このタ
イプのデータ転送を「バースト転送」と呼ぶ。
【0099】−PREEMPT(−プリエンプト):こ
の信号は、調停参加者が調停を通じてチャネルの使用を
要求する時に使用する。チャネルの所有権を必要とする
調停参加者は、−PREEMPTを活動状態にして、調
停サイクルを発生させる。参加者は、チャネルの制御を
与えられると、−PREEMPTの駆動を停止する。所
有権を与えられていないすべての調停参加者は、引き続
き−PREEMPTを活動状態にすることによって要求
を保留にしておく。バースト転送を使用するすべてのマ
スタおよびDMAスレーブは、−PREEMPTを受信
しなければならない。
の信号は、調停参加者が調停を通じてチャネルの使用を
要求する時に使用する。チャネルの所有権を必要とする
調停参加者は、−PREEMPTを活動状態にして、調
停サイクルを発生させる。参加者は、チャネルの制御を
与えられると、−PREEMPTの駆動を停止する。所
有権を与えられていないすべての調停参加者は、引き続
き−PREEMPTを活動状態にすることによって要求
を保留にしておく。バースト転送を使用するすべてのマ
スタおよびDMAスレーブは、−PREEMPTを受信
しなければならない。
【0100】・アドレス・バスおよび関連する信号 アドレス・バスおよび関連する信号は、メモリ・アドレ
スまたは入出力アドレス(M/−IO)をアサートし
て、スレーブがアドレス信号および状況信号(−S0、
−S1)をラッチできるようにし、かつメモリ・アドレ
スが16MBを超えていることを示すために、制御側マ
スタが使用する。
スまたは入出力アドレス(M/−IO)をアサートし
て、スレーブがアドレス信号および状況信号(−S0、
−S1)をラッチできるようにし、かつメモリ・アドレ
スが16MBを超えていることを示すために、制御側マ
スタが使用する。
【0101】A0−A23(アドレス・ビット0ないし
23):これらの線は、A24ないしA31と共にアド
レス・バスを構成する。これらの線は、メモリ、入出力
スレーブ、および任意選択でDMAスレーブをアドレス
するために、制御側マスタによって駆動される。A0は
最下位ビットであり、A23は最上位ビットである。こ
の24本のアドレス線によって、最大16MBのメモリ
へのアクセスが可能となる。下位の16本のアドレス線
(A0ないしA15)だけが入出力動作用であり、16
本の線はすべて入出力スレーブによって復号されなけれ
ばならない。A0ないしA23は、制御側マスタによっ
て生成される。制御側マスタによって生成された有効ア
ドレスは、チャネル上でラッチ解除されるが、必要なら
ば、スレーブが、−ADLの立上りもしくは立下りまた
は−CMDの立上りを使用してこれをラッチしなければ
ならない。
23):これらの線は、A24ないしA31と共にアド
レス・バスを構成する。これらの線は、メモリ、入出力
スレーブ、および任意選択でDMAスレーブをアドレス
するために、制御側マスタによって駆動される。A0は
最下位ビットであり、A23は最上位ビットである。こ
の24本のアドレス線によって、最大16MBのメモリ
へのアクセスが可能となる。下位の16本のアドレス線
(A0ないしA15)だけが入出力動作用であり、16
本の線はすべて入出力スレーブによって復号されなけれ
ばならない。A0ないしA23は、制御側マスタによっ
て生成される。制御側マスタによって生成された有効ア
ドレスは、チャネル上でラッチ解除されるが、必要なら
ば、スレーブが、−ADLの立上りもしくは立下りまた
は−CMDの立上りを使用してこれをラッチしなければ
ならない。
【0102】A24−A31(アドレス・ビット24な
いし31):(32ビット拡張)これらの線は、チャネ
ルに付加されたメモリをアドレスするために、制御側マ
スタによってA0ないしA23と共に駆動される。A0
は最下位ビットであり、A31は最上位ビットである。
これらの追加アドレス線により、最大4GBのメモリに
アクセスすることが可能となる。A24ないしA31
は、制御側マスタによって生成される。制御側マスタに
よって生成された有効アドレスは、チャネル上でラッチ
解除されるが、必要ならば、スレーブが、−ADLの立
上りもしくは立下りまたは−CMDの立上りを使用して
これをラッチしなければならない。
いし31):(32ビット拡張)これらの線は、チャネ
ルに付加されたメモリをアドレスするために、制御側マ
スタによってA0ないしA23と共に駆動される。A0
は最下位ビットであり、A31は最上位ビットである。
これらの追加アドレス線により、最大4GBのメモリに
アクセスすることが可能となる。A24ないしA31
は、制御側マスタによって生成される。制御側マスタに
よって生成された有効アドレスは、チャネル上でラッチ
解除されるが、必要ならば、スレーブが、−ADLの立
上りもしくは立下りまたは−CMDの立上りを使用して
これをラッチしなければならない。
【0103】注:A0ないしA31は、64ビット・ス
トリーミング・データ・サイクル中にデータを転送する
ために使用されるが、prototype &smuはこの機能を実施
しない。
トリーミング・データ・サイクル中にデータを転送する
ために使用されるが、prototype &smuはこの機能を実施
しない。
【0104】−ADL(−アドレス復号ラッチ):この
信号は、制御側マスタによって駆動され、スレーブが有
効なアドレス復号ビットおよび状況ビットをラッチする
ための便利な手段として提供される。
信号は、制御側マスタによって駆動され、スレーブが有
効なアドレス復号ビットおよび状況ビットをラッチする
ための便利な手段として提供される。
【0105】−APAREN(−アドレス・パリティ・
エネーブル):(32ビット拡張)この任意選択信号
は、マスタがバス上にアドレスを置くとき、マスタによ
って活動状態にされる。この信号は、アドレス・パリテ
ィ信号が有効であることをスレーブに示す。SA拡張カ
ード6が、アドレス・バス・パリティ・ビットの生成お
よび検査をサポートする。
エネーブル):(32ビット拡張)この任意選択信号
は、マスタがバス上にアドレスを置くとき、マスタによ
って活動状態にされる。この信号は、アドレス・パリテ
ィ信号が有効であることをスレーブに示す。SA拡張カ
ード6が、アドレス・バス・パリティ・ビットの生成お
よび検査をサポートする。
【0106】APAR0−APAR3(アドレス・パリ
ティ・ビット0ないし3):(32ビット拡張)これら
の任意選択信号は、アドレス・バス上にアドレスが置か
れるとき、マスタによって駆動される。これらの信号
は、読取り操作中および書込み操作中にアドレス・バス
上のアドレス・ビットの奇数パリティを表す(奇数パリ
ティとは、パリティ・ビットを含む、データのバイトに
おける1の総数が奇数である状態である)。APAR
(0)はA(0−7)の奇数パリティを表す。APAR
(1)はA(8−15)の奇数パリティを表す。APA
R(2)はA(16−23)の奇数パリティを表す。A
PAR(3)はA(24−31)の奇数パリティを表
す。
ティ・ビット0ないし3):(32ビット拡張)これら
の任意選択信号は、アドレス・バス上にアドレスが置か
れるとき、マスタによって駆動される。これらの信号
は、読取り操作中および書込み操作中にアドレス・バス
上のアドレス・ビットの奇数パリティを表す(奇数パリ
ティとは、パリティ・ビットを含む、データのバイトに
おける1の総数が奇数である状態である)。APAR
(0)はA(0−7)の奇数パリティを表す。APAR
(1)はA(8−15)の奇数パリティを表す。APA
R(2)はA(16−23)の奇数パリティを表す。A
PAR(3)はA(24−31)の奇数パリティを表
す。
【0107】読取り操作中および書込み操作中に、マス
タは各有効アドレス・バイトのパリティ・ビットを生成
し、受信側スレーブは任意選択でパリティ検査を実行し
てアドレスの保全性を確認する。&smuは、アドレス
・バス・パリティ・ビットの生成および検査をサポート
する。
タは各有効アドレス・バイトのパリティ・ビットを生成
し、受信側スレーブは任意選択でパリティ検査を実行し
てアドレスの保全性を確認する。&smuは、アドレス
・バス・パリティ・ビットの生成および検査をサポート
する。
【0108】注:APAR0ないしAPAR3は、64
ビット・ストリーミング・データ・サイクル中に−DP
ARENが活動状態のとき、データ・パリティを表す。
APAR(0)はD(32−39)の奇数パリティを表
す。APAR(1)はD(40−47)の奇数パリティ
を表す。APAR(2)はD(48−55)の奇数パリ
ティを表す。APAR(3)はA(56−63)の奇数
パリティを表す。
ビット・ストリーミング・データ・サイクル中に−DP
ARENが活動状態のとき、データ・パリティを表す。
APAR(0)はD(32−39)の奇数パリティを表
す。APAR(1)はD(40−47)の奇数パリティ
を表す。APAR(2)はD(48−55)の奇数パリ
ティを表す。APAR(3)はA(56−63)の奇数
パリティを表す。
【0109】−CD SFDBK(n)(−カード選択
フィードバック):この信号は、選択されたスレーブに
よって、スレーブの選択に対する肯定応答として活動状
態にされる。(n)は、この信号が各チャネル・コネク
タに対して一義的であることを示す(1コネクタ当たり
1つの独立信号)。この信号は、選択されたスレーブに
よってラッチ解除され駆動される。スレーブは構成手順
中(−CD SETUPが活動状態)には−CD SF
DBKを駆動しない。
フィードバック):この信号は、選択されたスレーブに
よって、スレーブの選択に対する肯定応答として活動状
態にされる。(n)は、この信号が各チャネル・コネク
タに対して一義的であることを示す(1コネクタ当たり
1つの独立信号)。この信号は、選択されたスレーブに
よってラッチ解除され駆動される。スレーブは構成手順
中(−CD SETUPが活動状態)には−CD SF
DBKを駆動しない。
【0110】注:診断コードを含むメモリは、診断操作
中に−CD SFDBKを駆動してはならない。
中に−CD SFDBKを駆動してはならない。
【0111】MADE24(メモリ・アドレス・エネー
ブル24):この信号は、制御側マスタによって駆動さ
れ、そのアドレス空間のサイズとは無関係にすべてのメ
モリ・スレーブによって復号される。この信号が活動状
態のとき、A24ないしA31は定義されない。 ・A0ないしA23だけを駆動するマスタが、MADE
24を活動状態にする。 ・A0ないしA31を駆動するマスタは、MADE24
を次のように駆動する。 −A24ないしA31のすべてのビットが0のときは活
動状態。 −A24ないしA31のいずれかのビットが1のときは
非活動状態。
ブル24):この信号は、制御側マスタによって駆動さ
れ、そのアドレス空間のサイズとは無関係にすべてのメ
モリ・スレーブによって復号される。この信号が活動状
態のとき、A24ないしA31は定義されない。 ・A0ないしA23だけを駆動するマスタが、MADE
24を活動状態にする。 ・A0ないしA31を駆動するマスタは、MADE24
を次のように駆動する。 −A24ないしA31のすべてのビットが0のときは活
動状態。 −A24ないしA31のいずれかのビットが1のときは
非活動状態。
【0112】MI−IO(メモリ/−入出力):この信
号は、制御側マスタによって駆動され、すべてのスレー
ブによって復号される。この信号は、メモリ・サイクル
または入出力サイクルを選択する。この信号がM状態の
とき、メモリ・サイクルが選択される。この信号がIO
状態のときは、入出力サイクルが選択される。
号は、制御側マスタによって駆動され、すべてのスレー
ブによって復号される。この信号は、メモリ・サイクル
または入出力サイクルを選択する。この信号がM状態の
とき、メモリ・サイクルが選択される。この信号がIO
状態のときは、入出力サイクルが選択される。
【0113】−SFDBKRTN(−選択フィードバッ
ク・リターン):(32ビット拡張)この任意選択信号
は、スレーブによって駆動される−CD SFDBK
(n)信号の論理積から、システム論理機構によって生
成される。この信号は、スレーブが、マスタによって指
定されたアドレスにスレーブがあることをマスタに示す
肯定応答である。アドレス・パリティをサポートするマ
スタは、この信号を受信しなければならない。
ク・リターン):(32ビット拡張)この任意選択信号
は、スレーブによって駆動される−CD SFDBK
(n)信号の論理積から、システム論理機構によって生
成される。この信号は、スレーブが、マスタによって指
定されたアドレスにスレーブがあることをマスタに示す
肯定応答である。アドレス・パリティをサポートするマ
スタは、この信号を受信しなければならない。
【0114】−アドレス信号の組合せ 次表に、次のもの用の有効なアドレス指定信号の組合せ
を示す。 ・アドレス・バス(A0ないしA23と、A24ないし
A31) ・M/IO ・MADE 24 ・APAR(0−3)
を示す。 ・アドレス・バス(A0ないしA23と、A24ないし
A31) ・M/IO ・MADE 24 ・APAR(0−3)
【表1】
【表2】
【0115】・データ・バスおよび関連する信号 データ・バスは、8ビット、16ビット、24ビット、
または32ビットのデータを転送するために使用され
る。関連する信号は、マスタが単一の転送サイクルで転
送するデータの量、スレーブのデータ・ポートのサイ
ズ、およびデータ転送のタイプ(読取りか書込みか)を
示す。
または32ビットのデータを転送するために使用され
る。関連する信号は、マスタが単一の転送サイクルで転
送するデータの量、スレーブのデータ・ポートのサイ
ズ、およびデータ転送のタイプ(読取りか書込みか)を
示す。
【0116】D0ないしD15(データ・ビット0ない
し15):これらの線は、D16ないしD31と共に、
データ・バスを構成する。データ・バスは、データを転
送する任意のマスタまたはスレーブによって駆動され
る。これらの線(D0ないしD15)は、データ・ビッ
ト0ないし15を提供する。D0は最下位ビットであ
り、D15は最上位ビットである。制御側マスタから8
ビット・スレーブへの16ビット転送は、制御側マスタ
によって2つの8ビット転送に変換され、線D0ないし
線D7上を伝送される。8ビット・スレーブは、制御側
マスタと通信する際にD0ないしD7を使用しなければ
ならない。
し15):これらの線は、D16ないしD31と共に、
データ・バスを構成する。データ・バスは、データを転
送する任意のマスタまたはスレーブによって駆動され
る。これらの線(D0ないしD15)は、データ・ビッ
ト0ないし15を提供する。D0は最下位ビットであ
り、D15は最上位ビットである。制御側マスタから8
ビット・スレーブへの16ビット転送は、制御側マスタ
によって2つの8ビット転送に変換され、線D0ないし
線D7上を伝送される。8ビット・スレーブは、制御側
マスタと通信する際にD0ないしD7を使用しなければ
ならない。
【0117】D16ないしD31(データ・ビット16
ないし31):(32ビット拡張)これらの線は、D0
ないしD15と共にデータ・バスを構成する。データ・
バスは、データを転送する任意のマスタまたはスレーブ
によって駆動される。これらの線(D16ないしD3
1)は、データ・ビット16ないし31を提供する。D
0は最下位ビットであり、D31は最上位ビットであ
る。制御側マスタから8ビット・スレーブへの32ビッ
ト転送は、制御側マスタによって4つの8ビット転送に
変換され、線D0ないしD7上を伝送される。制御側マ
スタから16ビット・スレーブへの32ビット転送は、
制御側マスタによって2つの16ビット転送に変換さ
れ、線D0ないしD15上を伝送される。
ないし31):(32ビット拡張)これらの線は、D0
ないしD15と共にデータ・バスを構成する。データ・
バスは、データを転送する任意のマスタまたはスレーブ
によって駆動される。これらの線(D16ないしD3
1)は、データ・ビット16ないし31を提供する。D
0は最下位ビットであり、D31は最上位ビットであ
る。制御側マスタから8ビット・スレーブへの32ビッ
ト転送は、制御側マスタによって4つの8ビット転送に
変換され、線D0ないしD7上を伝送される。制御側マ
スタから16ビット・スレーブへの32ビット転送は、
制御側マスタによって2つの16ビット転送に変換さ
れ、線D0ないしD15上を伝送される。
【0118】−BE0ないし−BE3(−バイト・エネ
ーブル0ないし3):(32ビット拡張)これらの信号
は、32ビット・スレーブによるデータ転送中に、デー
タ・バス上でどのデータ・バイトが有効かを示すために
使用される。連続する8ビット、16ビット、24ビッ
ト、または32ビットのデータ転送は、32ビット・ス
レーブだけに関する転送中に−BE0ないしBE3によ
って制御される。これらの信号は、TR32が非活動状
態のときは制御側マスタによって、TR32が活動状態
のときは(16ビット・マスタと32ビット・スレーブ
に関する動作用に)中央変換論理機構によって駆動され
る。これらの信号は、バス上でラッチされず、必要なら
ば、32ビット・スレーブによってラッチされる。
ーブル0ないし3):(32ビット拡張)これらの信号
は、32ビット・スレーブによるデータ転送中に、デー
タ・バス上でどのデータ・バイトが有効かを示すために
使用される。連続する8ビット、16ビット、24ビッ
ト、または32ビットのデータ転送は、32ビット・ス
レーブだけに関する転送中に−BE0ないしBE3によ
って制御される。これらの信号は、TR32が非活動状
態のときは制御側マスタによって、TR32が活動状態
のときは(16ビット・マスタと32ビット・スレーブ
に関する動作用に)中央変換論理機構によって駆動され
る。これらの信号は、バス上でラッチされず、必要なら
ば、32ビット・スレーブによってラッチされる。
【0119】−CD DS 16(n)(−カード・デ
ータ・サイズ16):この信号は、16ビット・スレー
ブおよび32ビット・スレーブによって、アドレス指定
された位置にある16ビット・データ・ポートまたは3
2ビット・データ・ポートを示すために駆動される。
(n)は、各チャネル・コネクタに対してこの信号が一
義的であることを示す(1コネクタ当たり1つの独立信
号)。この信号は、有効なラッチ解除されたアドレス復
号から導出される。−CD DS 16は、8ビット・
スレーブによっては駆動されず、8ビット・データ・ポ
ートに対して非活動状態である。
ータ・サイズ16):この信号は、16ビット・スレー
ブおよび32ビット・スレーブによって、アドレス指定
された位置にある16ビット・データ・ポートまたは3
2ビット・データ・ポートを示すために駆動される。
(n)は、各チャネル・コネクタに対してこの信号が一
義的であることを示す(1コネクタ当たり1つの独立信
号)。この信号は、有効なラッチ解除されたアドレス復
号から導出される。−CD DS 16は、8ビット・
スレーブによっては駆動されず、8ビット・データ・ポ
ートに対して非活動状態である。
【0120】−CD DS 32(n)(−カード・デ
ータ・サイズ32):(32ビット拡張)この信号は、
32ビット・スレーブが、アドレス指定された位置にあ
る32ビット・データ・ポートを示すために、−CD
DS 16と共に駆動される。(n)は、各チャネル・
コネクタに対してこの信号が一義的であることを示す
(1コネクタ当たり1つの独立信号)。この信号は、有
効なラッチ解除されたアドレス復号から導出される。−
CD DS 32は、8ビット・データ・ポートまたは
16ビット・データ・ポートに対して非活動状態であ
る。
ータ・サイズ32):(32ビット拡張)この信号は、
32ビット・スレーブが、アドレス指定された位置にあ
る32ビット・データ・ポートを示すために、−CD
DS 16と共に駆動される。(n)は、各チャネル・
コネクタに対してこの信号が一義的であることを示す
(1コネクタ当たり1つの独立信号)。この信号は、有
効なラッチ解除されたアドレス復号から導出される。−
CD DS 32は、8ビット・データ・ポートまたは
16ビット・データ・ポートに対して非活動状態であ
る。
【0121】CD CHRDY(n)(チャネル作動可
能):この信号は、通常は活動状態(作動可能)であ
り、スレーブによって非活動状態(作動不能)にされる
と、チャネル・サイクルを完了するための追加時間が使
用可能になる。(n)は、各チャネル・コネクタに対し
てこの信号が一義的であることを示す(1コネクタ当た
り1つの独立信号)。読取りサイクル中、スレーブは、
この信号に作動可能状態された後、指定された時間の間
データが有効であることを保証する。スレーブはまた、
制御側マスタがデータをサンプリングするのに十分な間
データを保持する。スレーブはまた、データを格納する
ためにさらに時間が必要な場合、書込みサイクル中にこ
の信号を使用することができる。この信号は、最初に、
有効なラッチ解除されたアドレス復号および状況活動状
態から導出される。
能):この信号は、通常は活動状態(作動可能)であ
り、スレーブによって非活動状態(作動不能)にされる
と、チャネル・サイクルを完了するための追加時間が使
用可能になる。(n)は、各チャネル・コネクタに対し
てこの信号が一義的であることを示す(1コネクタ当た
り1つの独立信号)。読取りサイクル中、スレーブは、
この信号に作動可能状態された後、指定された時間の間
データが有効であることを保証する。スレーブはまた、
制御側マスタがデータをサンプリングするのに十分な間
データを保持する。スレーブはまた、データを格納する
ためにさらに時間が必要な場合、書込みサイクル中にこ
の信号を使用することができる。この信号は、最初に、
有効なラッチ解除されたアドレス復号および状況活動状
態から導出される。
【0122】CHDYRTN(チャネル作動可能リター
ン):この信号は、CD CHRDY(n)の論理積で
あり、システム論理機構によって駆動される。すべての
スレーブがCD CHRDYを活動状態にする場合、こ
の信号は活動状態である。CHRDYRTNにより、制
御側マスタは作動可能情報をモニタすることができる。
ン):この信号は、CD CHRDY(n)の論理積で
あり、システム論理機構によって駆動される。すべての
スレーブがCD CHRDYを活動状態にする場合、こ
の信号は活動状態である。CHRDYRTNにより、制
御側マスタは作動可能情報をモニタすることができる。
【0123】−CMD(−コマンド):この信号は、制
御側マスタによって駆動され、データ・バス上のデータ
がいつ有効であるかを定義するのに使用される。この信
号の立下りは、バス・サイクルの終りを示す。この信号
は、スレーブに、データがいつまで有効であるかを示
す。書込みサイクル中は、−CMDが活動状態であるか
ぎり、データは有効である。読取りサイクル中には、デ
ータは、−CMDの立上り後、−CMDの立下り前まで
有効であり、−CMDが非活動状態にならないかぎりバ
ス上に保持される。スレーブは、アドレスおよび状況情
報を−CMDの立上りでラッチすることができる。
御側マスタによって駆動され、データ・バス上のデータ
がいつ有効であるかを定義するのに使用される。この信
号の立下りは、バス・サイクルの終りを示す。この信号
は、スレーブに、データがいつまで有効であるかを示
す。書込みサイクル中は、−CMDが活動状態であるか
ぎり、データは有効である。読取りサイクル中には、デ
ータは、−CMDの立上り後、−CMDの立下り前まで
有効であり、−CMDが非活動状態にならないかぎりバ
ス上に保持される。スレーブは、アドレスおよび状況情
報を−CMDの立上りでラッチすることができる。
【0124】DPAREN(データ・パリティ・エネー
ブル):この任意選択信号は、データ・バス上にデータ
が置かれたとき参加者によって活動状態にされる。この
信号は、データ・パリティ信号が有効であることを示
す。SAカード6が、データ・バス・パリティ・ビット
の生成および検査をサポートする。
ブル):この任意選択信号は、データ・バス上にデータ
が置かれたとき参加者によって活動状態にされる。この
信号は、データ・パリティ信号が有効であることを示
す。SAカード6が、データ・バス・パリティ・ビット
の生成および検査をサポートする。
【0125】注:APAR(0)ないしAPAR(3)
は、64ビット・ストリーミング・データ・サイクル中
に−DPARENが活動状態のとき、データ・パリティ
を表す。
は、64ビット・ストリーミング・データ・サイクル中
に−DPARENが活動状態のとき、データ・パリティ
を表す。
【0126】DPAR0−DPAR1(データ・パリテ
ィ・ビット0および1):これらの任意選択信号は、デ
ータ・バス上にデータが置かれたとき参加者によって駆
動される。これらの信号は、読取り操作中および書込み
操作中にデータ・バス上のデータ・ビットの奇数パリテ
ィを表す(奇数パリティとは、パリティ・ビットを含
む、データのバイトにおける1の総数が奇数となる状態
である)。DPAR(0)は、D(0−7)の奇数パリ
ティを表す。DPAR(1)は、D(8−15)の奇数
パリティを表す。
ィ・ビット0および1):これらの任意選択信号は、デ
ータ・バス上にデータが置かれたとき参加者によって駆
動される。これらの信号は、読取り操作中および書込み
操作中にデータ・バス上のデータ・ビットの奇数パリテ
ィを表す(奇数パリティとは、パリティ・ビットを含
む、データのバイトにおける1の総数が奇数となる状態
である)。DPAR(0)は、D(0−7)の奇数パリ
ティを表す。DPAR(1)は、D(8−15)の奇数
パリティを表す。
【0127】書込み操作中は、マスタが、転送される各
データ・バイトのパリティ・ビットを生成し、受信側ス
レーブが、任意選択でパリティ検査を行ってデータの保
全性を確認する。読取り操作中には、スレーブが、各有
効なデータ・バイトのパリティ・ビットを生成し、受信
側マスタが、任意選択でパリティ検査を行ってデータの
保全性を確認する。SA拡張カード6が、データ・バス
・パリティ・ビットの生成および検査をサポートする。
データ・バイトのパリティ・ビットを生成し、受信側ス
レーブが、任意選択でパリティ検査を行ってデータの保
全性を確認する。読取り操作中には、スレーブが、各有
効なデータ・バイトのパリティ・ビットを生成し、受信
側マスタが、任意選択でパリティ検査を行ってデータの
保全性を確認する。SA拡張カード6が、データ・バス
・パリティ・ビットの生成および検査をサポートする。
【0128】DPAR2−DPAR3(データ・パリテ
ィ・ビット2および3):(32ビット拡張)これらの
任意選択信号は、データ・バス上にデータが置かれたと
き参加者によって駆動される。これらの信号は、読取り
操作中および書込み操作中にデータ・バス上のデータ・
ビットの奇数パリティを表す。DPAR(2)は、D
(16−23)の奇数パリティを表す。DPAR(3)
は、D(24−31)の奇数パリティを表す。
ィ・ビット2および3):(32ビット拡張)これらの
任意選択信号は、データ・バス上にデータが置かれたと
き参加者によって駆動される。これらの信号は、読取り
操作中および書込み操作中にデータ・バス上のデータ・
ビットの奇数パリティを表す。DPAR(2)は、D
(16−23)の奇数パリティを表す。DPAR(3)
は、D(24−31)の奇数パリティを表す。
【0129】書込み操作中は、マスタが、転送される各
データ・バイトのパリティ・ビットを生成し、受信側ス
レーブが、任意選択でパリティ検査を行ってデータの保
全性を確認する。読取り操作中には、スレーブが、各有
効データ・バイトのパリティ・ビットを生成し、受信側
マスタが、任意選択でパリティ検査を行ってデータの保
全性を確認する。SA拡張カード6が、データ・バス・
パリティ・ビットの生成および検査をサポートする。
データ・バイトのパリティ・ビットを生成し、受信側ス
レーブが、任意選択でパリティ検査を行ってデータの保
全性を確認する。読取り操作中には、スレーブが、各有
効データ・バイトのパリティ・ビットを生成し、受信側
マスタが、任意選択でパリティ検査を行ってデータの保
全性を確認する。SA拡張カード6が、データ・バス・
パリティ・ビットの生成および検査をサポートする。
【0130】−DS 16 RTN(−データ・サイズ
16リターン):この信号は、システム論理機構によっ
て駆動される。この信号は、各チャネル・コネクタから
の−CD DS 16(n)の論理積である。いずれか
のスレーブがその−CD DS 16を活動状態にする
と、この信号が活動状態になる。この信号により、制御
側マスタが、選択されたスレーブのデータ・ポート・サ
イズに関する情報をモニタすることが可能になる。
16リターン):この信号は、システム論理機構によっ
て駆動される。この信号は、各チャネル・コネクタから
の−CD DS 16(n)の論理積である。いずれか
のスレーブがその−CD DS 16を活動状態にする
と、この信号が活動状態になる。この信号により、制御
側マスタが、選択されたスレーブのデータ・ポート・サ
イズに関する情報をモニタすることが可能になる。
【0131】−DS 32 RTN(−データ・サイズ
32リターン):(32ビット拡張)この信号は、シス
テム論理機構によって駆動される。この信号は、各チャ
ネル・コネクタからの−CD DS 32(n)の論理
積である。いずれかのスレーブがその−CD DS 3
2を活動状態にすると、この信号が活動状態になる。こ
の信号により、制御側マスタが、選択されたスレーブの
データ・ポート・サイズに関する情報をモニタすること
が可能になる。
32リターン):(32ビット拡張)この信号は、シス
テム論理機構によって駆動される。この信号は、各チャ
ネル・コネクタからの−CD DS 32(n)の論理
積である。いずれかのスレーブがその−CD DS 3
2を活動状態にすると、この信号が活動状態になる。こ
の信号により、制御側マスタが、選択されたスレーブの
データ・ポート・サイズに関する情報をモニタすること
が可能になる。
【表3】
【0132】−MSDR(−多重ストリーミング・デー
タ要求):この信号は、スレーブが、64ビット・スト
リーミング・データ転送を行うことができることを制御
側マスタに示すために、スレーブによって駆動される。
タ要求):この信号は、スレーブが、64ビット・スト
リーミング・データ転送を行うことができることを制御
側マスタに示すために、スレーブによって駆動される。
【0133】−SBHE(−高システム・バイト・エネ
ーブル):この信号は、D8ないしD15上でのデータ
の転送を示しかつ使用可能にするために、制御側マスタ
によって駆動される。この信号は、高バイト転送(D8
ないしD15)と、低バイト転送(D0ないしD7)お
よび16ビット・データ・ポートへの2バイト(16ビ
ット)転送とを区別するために、A0と共に使用され
る。すべての16ビット・スレーブがこの信号を受信す
る。
ーブル):この信号は、D8ないしD15上でのデータ
の転送を示しかつ使用可能にするために、制御側マスタ
によって駆動される。この信号は、高バイト転送(D8
ないしD15)と、低バイト転送(D0ないしD7)お
よび16ビット・データ・ポートへの2バイト(16ビ
ット)転送とを区別するために、A0と共に使用され
る。すべての16ビット・スレーブがこの信号を受信す
る。
【0134】−SD STROBE(−ストリーミング
・データ・ストローブ):制御側マスタおよびスレーブ
は、この信号を使用して、データをデータ・バス上にク
ロックし、またデータ・バス上からクロックオフする。
この信号はまた、制御側マスタがストリーミング・デー
タをサポートすることをスレーブに示す。
・データ・ストローブ):制御側マスタおよびスレーブ
は、この信号を使用して、データをデータ・バス上にク
ロックし、またデータ・バス上からクロックオフする。
この信号はまた、制御側マスタがストリーミング・デー
タをサポートすることをスレーブに示す。
【0135】−SDR(0)(−ストリーミング・デー
タ要求0):この任意選択信号は、スレーブがデータの
ストリーミングを行うことができることを制御側マスタ
に示すために、スレーブによって駆動される。この信号
はまた、スレーブがサポートする最大クロック速度を示
す。
タ要求0):この任意選択信号は、スレーブがデータの
ストリーミングを行うことができることを制御側マスタ
に示すために、スレーブによって駆動される。この信号
はまた、スレーブがサポートする最大クロック速度を示
す。
【0136】−SDR(1)(−ストリーミング・デー
タ要求1):(32ビット拡張)この任意選択信号は、
スレーブがデータのストリーミングを行うことができる
ことを制御側マスタに示すために、スレーブによって駆
動される。この信号はまた、スレーブがサポートする最
大クロック速度を示す。
タ要求1):(32ビット拡張)この任意選択信号は、
スレーブがデータのストリーミングを行うことができる
ことを制御側マスタに示すために、スレーブによって駆
動される。この信号はまた、スレーブがサポートする最
大クロック速度を示す。
【表4】
【0137】−S0,−S1(−状況0、−状況1):
これらの状況信号は、データ転送サイクルの始めを示
し、データ転送のタイプを定義するために、制御側マス
タによって駆動される。M/−IOと共に使用すると、
メモリの読取りサイクルまたは書込みサイクルが入出力
の読取りまたは書込みサイクルから区別される。これら
の信号は、スレーブによって、必要に応じて、−CMD
の立上り、または−ADLの立上りもしくは立下りを使
用してラッチされる。データは、−CMDおよびアドレ
スのラッチ復号、状況線(−S0と−S1の排他的論理
和)、ならびにM/−IOに基づいて、データ・バスと
の間で転送される。スレーブは、&−S0および−S1
の完全復号をサポートしなければならない。次表に、入
出力およびメモリ用の読取りコマンドおよび書込みコマ
ンドを復号する際のM/−IO、−S0、および−S1
の状態を示す。
これらの状況信号は、データ転送サイクルの始めを示
し、データ転送のタイプを定義するために、制御側マス
タによって駆動される。M/−IOと共に使用すると、
メモリの読取りサイクルまたは書込みサイクルが入出力
の読取りまたは書込みサイクルから区別される。これら
の信号は、スレーブによって、必要に応じて、−CMD
の立上り、または−ADLの立上りもしくは立下りを使
用してラッチされる。データは、−CMDおよびアドレ
スのラッチ復号、状況線(−S0と−S1の排他的論理
和)、ならびにM/−IOに基づいて、データ・バスと
の間で転送される。スレーブは、&−S0および−S1
の完全復号をサポートしなければならない。次表に、入
出力およびメモリ用の読取りコマンドおよび書込みコマ
ンドを復号する際のM/−IO、−S0、および−S1
の状態を示す。
【表5】
【0138】入出力書込みコマンドは、入出力スレーブ
に、データ・バスからデータを受信するよう指令する。
入出力読取りコマンドは、入出力スレーブに、そのデー
タをデータ・バス上に駆動するよう指令する。
に、データ・バスからデータを受信するよう指令する。
入出力読取りコマンドは、入出力スレーブに、そのデー
タをデータ・バス上に駆動するよう指令する。
【0139】メモリ書込みコマンドは、メモリ・スレー
ブに、データ・バスからデータを受信するよう指令す
る。メモリ読取りコマンドは、メモリ・スレーブに、そ
のデータをデータ・バス上に駆動するよう指令する。
ブに、データ・バスからデータを受信するよう指令す
る。メモリ読取りコマンドは、メモリ・スレーブに、そ
のデータをデータ・バス上に駆動するよう指令する。
【0140】−TC(−終了カウント):この信号は、
DMA制御装置によって駆動され、読取りコマンドまた
は書込みコマンド中に、現DMAチャネルの終了カウン
トに達したことをDMAスレーブに示すパルスを提供す
る。この信号は、このサイクルが実行すべき最後のサイ
クルであることをDMAスレーブに示す。−TCは、D
MA動作中だけチャネル上で活動状態にされる
DMA制御装置によって駆動され、読取りコマンドまた
は書込みコマンド中に、現DMAチャネルの終了カウン
トに達したことをDMAスレーブに示すパルスを提供す
る。この信号は、このサイクルが実行すべき最後のサイ
クルであることをDMAスレーブに示す。−TCは、D
MA動作中だけチャネル上で活動状態にされる
【0141】TR 32(変換32):(32ビット拡
張)この信号は、32ビット制御側マスタによって非活
動状態にされ、中央変換論理機構によって受信される。
この信号は、制御側マスタがデータ・ステアリングを実
行中であることを中央変換論理機構に示す。TR32も
任意の32ビット・スレーブが受信することができる。
張)この信号は、32ビット制御側マスタによって非活
動状態にされ、中央変換論理機構によって受信される。
この信号は、制御側マスタがデータ・ステアリングを実
行中であることを中央変換論理機構に示す。TR32も
任意の32ビット・スレーブが受信することができる。
【0142】・割込み信号 −IRQ 3ないし−IRQ 7、−IRQ 9ないし
−IRQ 12、−IRQ 14および−IRQ 15
(−割込み要求):割込み要求は、入出力スレーブが1
つのINTERRUPT REQUEST信号をローにするときに生成さ
れる。これらの信号は、1組の割込み信号を構成する。
これらの信号の極性によって、複数のスレーブが同じ割
込みレベルを同時に共用することが可能となる。
−IRQ 12、−IRQ 14および−IRQ 15
(−割込み要求):割込み要求は、入出力スレーブが1
つのINTERRUPT REQUEST信号をローにするときに生成さ
れる。これらの信号は、1組の割込み信号を構成する。
これらの信号の極性によって、複数のスレーブが同じ割
込みレベルを同時に共用することが可能となる。
【0143】・その他の信号および&mclong.信
号
号
【0144】AUDIO(オーディオ):このアナログ
信号は、駆動されるすべてのオーディオ信号の和であ
る。オーディオ信号を、アダプタからシステム・オーデ
ィオ出力に、およびアダプタ間で移動させるために使用
される。
信号は、駆動されるすべてのオーディオ信号の和であ
る。オーディオ信号を、アダプタからシステム・オーデ
ィオ出力に、およびアダプタ間で移動させるために使用
される。
【0145】AUDIO GND(オーディオ接地):
これは、オーディオ・サブシステム用のアナログ接地リ
ターン信号である。
これは、オーディオ・サブシステム用のアナログ接地リ
ターン信号である。
【0146】−CD SETUP(n)(−カード・セ
ットアップ):この信号は、チャネル・コネクタを個別
に選ぶために、システム論理機構によって駆動される。
(n)は、この信号が各チャネル・コネクタに対して一
義的であることを示す(1コネクタ当たり1つの独立信
号)。この信号が活動化されると、特定のチャネル・コ
ネクタが選択され、アダプタが存在する場合、そのコネ
クタにおける構成データへのアクセスが可能になる。ア
ダプタIDおよび構成データは、セットアップ・サイク
ル中に入出力読取りによって取り出される。構成データ
は、セットアップ・サイクル中に入出力書込みによって
格納される。
ットアップ):この信号は、チャネル・コネクタを個別
に選ぶために、システム論理機構によって駆動される。
(n)は、この信号が各チャネル・コネクタに対して一
義的であることを示す(1コネクタ当たり1つの独立信
号)。この信号が活動化されると、特定のチャネル・コ
ネクタが選択され、アダプタが存在する場合、そのコネ
クタにおける構成データへのアクセスが可能になる。ア
ダプタIDおよび構成データは、セットアップ・サイク
ル中に入出力読取りによって取り出される。構成データ
は、セットアップ・サイクル中に入出力書込みによって
格納される。
【0147】−CD CHCK(−チャネル検査):こ
の信号は、例外条件を報告するために、スレーブによっ
て活動状態にされる。任意選択でマスタがこれを駆動す
ることもできる。
の信号は、例外条件を報告するために、スレーブによっ
て活動状態にされる。任意選択でマスタがこれを駆動す
ることもできる。
【0148】CHRESET(チャネル・リセット):
この信号は、電源オン時に、または低電圧条件が検出さ
れたときに、すべてのアダプタをリセットまたは初期設
定するために、システム論理機構によって生成される。
システムがプログラム制御下でこの信号を活動化するこ
ともできる。
この信号は、電源オン時に、または低電圧条件が検出さ
れたときに、すべてのアダプタをリセットまたは初期設
定するために、システム論理機構によって生成される。
システムがプログラム制御下でこの信号を活動化するこ
ともできる。
【0149】OSC(発振器):この信号は、システム
論理機構によって駆動される高速クロックであり、周波
数は14.31818MHz±0.01%である。高レ
ベル・パルス幅(直流2.3Vdc超)および低レベル
・パルス幅(直流0.8V未満)はそれぞれ20ナノ秒
以上でなければならない。
論理機構によって駆動される高速クロックであり、周波
数は14.31818MHz±0.01%である。高レ
ベル・パルス幅(直流2.3Vdc超)および低レベル
・パルス幅(直流0.8V未満)はそれぞれ20ナノ秒
以上でなければならない。
【0150】−REFRESH(−リフレッシュ):こ
の信号は、システム論理機構によって駆動され、メモリ
・リフレッシュ操作が進行中であることを示すために使
用される。リフレッシュ操作を実行する必要がないメモ
リ・スレーブは、この信号を受信する必要はない。
の信号は、システム論理機構によって駆動され、メモリ
・リフレッシュ操作が進行中であることを示すために使
用される。リフレッシュ操作を実行する必要がないメモ
リ・スレーブは、この信号を受信する必要はない。
【0151】図12を参照すると、開示されたマイクロ
チャネル・バス−交換機アーキテクチャ・スレーブ・コ
ンバータ装置(図1のブロック130)のさらに詳細な
機能図が示されている。MCバス上に常駐し、並列シス
テム内のノードとして働くプロセッサ300は、MCを
介してSAカードにメモリ転送または入出力転送を送信
することによって、他のノードにデータ・メッセージを
伝送することができる。SA拡張カード6は、メモリ・
スレーブ装置または入出力スレーブ装置としてMCに応
答し、プロセッサP300によって該カードにアドレス
指定されたデータ・メッセージおよび制御コマンドを受
信する、MC送信論理ブロック140を実施する。SA
拡張カード6は、プロセッサからのデータ・メッセージ
を受信して格納し、次いで多段交換機ネットワーク30
を介して、要求された宛先ノードにデータ・メッセージ
を中継する。ローカル・プロセッサからのデータ・メッ
セージは、その全体が受信されるまで交換機メッセージ
送信バッファ160に格納される。全体が受信される
と、交換機メッセージ送信論理ブロック180は、交換
機メッセージ送信バッファ160からデータ・メッセー
ジを読み取り、それを多段交換機ネットワーク30を介
して、指令された宛先に送信する。交換機メッセージ送
信バッファ160内のデータ・メッセージが、多段交換
機ネットワーク30向けのメッセージではなく、SA拡
張カード6向けの制御データを含むSA制御メッセージ
である場合は、ブロック172によって経路指定され処
理される。交換機メッセージ送信論理ブロック180
は、多段交換機ネットワーク30に4ビット幅のデータ
を送信する交換機出力ポートを実施し、多段交換機ネッ
トワーク30におけるALLNODE交換機10の入力
ポートとなる。多段交換機ネットワーク30からの対応
する出力は、交換機メッセージ受信論理ブロック170
に接続される。交換機メッセージ受信論理ブロック17
0は、多段交換機ネットワーク30からの交換機出力ポ
ートとして働き、多段交換機ネットワーク30からデー
タ・メッセージを受信する。ネットワークから受信され
たメッセージは、その全体が受信されるまで、そのまま
交換機メッセージ受信バッファ150に格納される。全
体が受信されると、MC受信論理ブロック130は、状
況ビットを設定するか、あるいはローカル・プロセッサ
に割込みを発行して、受信バッファに読取りを待ってい
るメッセージがあることを通知する。プロセッサは、そ
れに応答して、MCを介してSA拡張カード6にアドレ
ス指定されたメモリ入出力操作または入出力プログラム
入出力(PIO)操作を送信し、受信バッファからデー
タ・メッセージを読み取る。
チャネル・バス−交換機アーキテクチャ・スレーブ・コ
ンバータ装置(図1のブロック130)のさらに詳細な
機能図が示されている。MCバス上に常駐し、並列シス
テム内のノードとして働くプロセッサ300は、MCを
介してSAカードにメモリ転送または入出力転送を送信
することによって、他のノードにデータ・メッセージを
伝送することができる。SA拡張カード6は、メモリ・
スレーブ装置または入出力スレーブ装置としてMCに応
答し、プロセッサP300によって該カードにアドレス
指定されたデータ・メッセージおよび制御コマンドを受
信する、MC送信論理ブロック140を実施する。SA
拡張カード6は、プロセッサからのデータ・メッセージ
を受信して格納し、次いで多段交換機ネットワーク30
を介して、要求された宛先ノードにデータ・メッセージ
を中継する。ローカル・プロセッサからのデータ・メッ
セージは、その全体が受信されるまで交換機メッセージ
送信バッファ160に格納される。全体が受信される
と、交換機メッセージ送信論理ブロック180は、交換
機メッセージ送信バッファ160からデータ・メッセー
ジを読み取り、それを多段交換機ネットワーク30を介
して、指令された宛先に送信する。交換機メッセージ送
信バッファ160内のデータ・メッセージが、多段交換
機ネットワーク30向けのメッセージではなく、SA拡
張カード6向けの制御データを含むSA制御メッセージ
である場合は、ブロック172によって経路指定され処
理される。交換機メッセージ送信論理ブロック180
は、多段交換機ネットワーク30に4ビット幅のデータ
を送信する交換機出力ポートを実施し、多段交換機ネッ
トワーク30におけるALLNODE交換機10の入力
ポートとなる。多段交換機ネットワーク30からの対応
する出力は、交換機メッセージ受信論理ブロック170
に接続される。交換機メッセージ受信論理ブロック17
0は、多段交換機ネットワーク30からの交換機出力ポ
ートとして働き、多段交換機ネットワーク30からデー
タ・メッセージを受信する。ネットワークから受信され
たメッセージは、その全体が受信されるまで、そのまま
交換機メッセージ受信バッファ150に格納される。全
体が受信されると、MC受信論理ブロック130は、状
況ビットを設定するか、あるいはローカル・プロセッサ
に割込みを発行して、受信バッファに読取りを待ってい
るメッセージがあることを通知する。プロセッサは、そ
れに応答して、MCを介してSA拡張カード6にアドレ
ス指定されたメモリ入出力操作または入出力プログラム
入出力(PIO)操作を送信し、受信バッファからデー
タ・メッセージを読み取る。
【0152】図13に、マイクロチャネル・バス−交換
機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ・チップ8の
チップ・レイアウトが示されている。チップ8は、その
MC制御論理サブブロック内に、図12のMC受信論理
ブロック130およびMC送信論理ブロック140を含
む。このブロックは、割込み、エラー検出、データ・サ
イズ設定、制御レジスタおよび構成レジスタ、ならびに
PIOメッセージ転送機能を含む通常のMCスレーブ操
作をサポートするためのあらゆるMCスレーブ機能を提
供する。チップ8には、チップ・タイミング機能および
制御機能、送信バッファおよび受信バッファ用の制御論
理回路(図3のブロック15に示すようにチップの外部
にある)、ならびに診断機能も含まれる。最後に、チッ
プ8には、メッセージの生成および多段交換機ネットワ
ーク30へのメッセージの送信専用の1セクションと、
データ・メッセージの回復および多段交換機ネットワー
ク30からのデータ・メッセージの受信専用の別のセク
ションがある。
機アーキテクチャ・スレーブ・コンバータ・チップ8の
チップ・レイアウトが示されている。チップ8は、その
MC制御論理サブブロック内に、図12のMC受信論理
ブロック130およびMC送信論理ブロック140を含
む。このブロックは、割込み、エラー検出、データ・サ
イズ設定、制御レジスタおよび構成レジスタ、ならびに
PIOメッセージ転送機能を含む通常のMCスレーブ操
作をサポートするためのあらゆるMCスレーブ機能を提
供する。チップ8には、チップ・タイミング機能および
制御機能、送信バッファおよび受信バッファ用の制御論
理回路(図3のブロック15に示すようにチップの外部
にある)、ならびに診断機能も含まれる。最後に、チッ
プ8には、メッセージの生成および多段交換機ネットワ
ーク30へのメッセージの送信専用の1セクションと、
データ・メッセージの回復および多段交換機ネットワー
ク30からのデータ・メッセージの受信専用の別のセク
ションがある。
【0153】図14を参照すると、MCを介してSA拡
張カード6が受信したデータ・メッセージは、その全体
が受信されるまで交換機メッセージ送信バッファ160
に格納される。全体が受信されると、交換機メッセージ
送信論理ブロック180は、交換機メッセージ送信バッ
ファ160からデータ・メッセージを読み取り、多段交
換機ネットワーク30を介してそれを送信する。ブロッ
ク200は、WRITE STROBE信号によって指令される、直
列チャネル・メッセージ・データである32ビット・ワ
ードの交換機メッセージ送信バッファ160への書込み
を制御する。交換機メッセージ送信バッファ160は、
好ましい実施例では、1024個の32ビット・ワード
を含み、2つのポートを備えているので、1つの32ビ
ット・ワードの書込みと1つの32ビット・ワードの読
取りを25MHz(毎40ナノ秒)の速度で同時に行う
ことができる。このため、最大毎秒1ギガバイトの直列
データ転送速度をサポートする機能が提供される。交換
機メッセージ送信バッファ160への書込み機能は、書
込みポインタ246と書込みカウンタ248という2つ
の11ビット・エンティティによって制御される。Re
set(リセット)信号は、これらの11ビット値をど
ちらもゼロにリセットする。ブロック200がこのバッ
ファの書込みポートに各ワードを書き込むと、書込みカ
ウンタ248を使って、ゲート242およびゲート24
0を通じて交換機メッセージ送信バッファ160の書込
みポートがアドレスされる。各32ビット書込みが完了
すると、書込みカウンタは、ブロック200からの書込
みストローブ信号の立下りで増分され、次の書込み操作
に備える。ブロック200は、交換機メッセージ受信1
50への有効なメッセージを完全に格納した後、END OF
MESSAGE(メッセージ集結)信号を送信する。この信号
は、書込みポインタ246を書込みカウンタ248に等
しく設定して、交換機メッセージ送信バッファ160に
有効なデータが首尾よく格納されたことを示す。ブロッ
ク200は、CANCEL MESSAGE(メッセージ取消し)信号
を発行することによって、交換機メッセージ送信バッフ
ァ160からのメッセージまたはその一部を取り消すこ
とができる。この信号は、書込みカウンタ248を書込
みポインタ246に等しく設定して、書込みポインタ2
46が有効なメッセージまたはその一部が書き込まれた
場所の始めを指すようにして、該メッセージを後で正し
く再書込みできるようにすることによって、書込みカウ
ンタ248の値を元に戻す。書込みポインタ246の下
位10ビットは書込みカウンタ248の下位10ビット
と等しいが、上位ビットが異なる値であることを比較機
構が検出したとき、交換機メッセージ送信バッファ16
0は完全に満杯であり、BUFFER FULL(バッファ満杯)
信号がブロック200に送信される。BUFFER FULL条件
が存在するかぎり、ブロック200がそれ以上バッファ
に書き込むことはできない。
張カード6が受信したデータ・メッセージは、その全体
が受信されるまで交換機メッセージ送信バッファ160
に格納される。全体が受信されると、交換機メッセージ
送信論理ブロック180は、交換機メッセージ送信バッ
ファ160からデータ・メッセージを読み取り、多段交
換機ネットワーク30を介してそれを送信する。ブロッ
ク200は、WRITE STROBE信号によって指令される、直
列チャネル・メッセージ・データである32ビット・ワ
ードの交換機メッセージ送信バッファ160への書込み
を制御する。交換機メッセージ送信バッファ160は、
好ましい実施例では、1024個の32ビット・ワード
を含み、2つのポートを備えているので、1つの32ビ
ット・ワードの書込みと1つの32ビット・ワードの読
取りを25MHz(毎40ナノ秒)の速度で同時に行う
ことができる。このため、最大毎秒1ギガバイトの直列
データ転送速度をサポートする機能が提供される。交換
機メッセージ送信バッファ160への書込み機能は、書
込みポインタ246と書込みカウンタ248という2つ
の11ビット・エンティティによって制御される。Re
set(リセット)信号は、これらの11ビット値をど
ちらもゼロにリセットする。ブロック200がこのバッ
ファの書込みポートに各ワードを書き込むと、書込みカ
ウンタ248を使って、ゲート242およびゲート24
0を通じて交換機メッセージ送信バッファ160の書込
みポートがアドレスされる。各32ビット書込みが完了
すると、書込みカウンタは、ブロック200からの書込
みストローブ信号の立下りで増分され、次の書込み操作
に備える。ブロック200は、交換機メッセージ受信1
50への有効なメッセージを完全に格納した後、END OF
MESSAGE(メッセージ集結)信号を送信する。この信号
は、書込みポインタ246を書込みカウンタ248に等
しく設定して、交換機メッセージ送信バッファ160に
有効なデータが首尾よく格納されたことを示す。ブロッ
ク200は、CANCEL MESSAGE(メッセージ取消し)信号
を発行することによって、交換機メッセージ送信バッフ
ァ160からのメッセージまたはその一部を取り消すこ
とができる。この信号は、書込みカウンタ248を書込
みポインタ246に等しく設定して、書込みポインタ2
46が有効なメッセージまたはその一部が書き込まれた
場所の始めを指すようにして、該メッセージを後で正し
く再書込みできるようにすることによって、書込みカウ
ンタ248の値を元に戻す。書込みポインタ246の下
位10ビットは書込みカウンタ248の下位10ビット
と等しいが、上位ビットが異なる値であることを比較機
構が検出したとき、交換機メッセージ送信バッファ16
0は完全に満杯であり、BUFFER FULL(バッファ満杯)
信号がブロック200に送信される。BUFFER FULL条件
が存在するかぎり、ブロック200がそれ以上バッファ
に書き込むことはできない。
【0154】交換機メッセージ送信論理ブロック180
は、交換機メッセージ送信バッファ160から32ビッ
ト・ワードを読み取り、多段交換機ネットワーク30に
それを送信する。読取り機能は、読取りポインタ250
と読取りカウンタ258という2つの11ビット・エン
ティティによって制御される。Reset(リセット)
信号は、これらの11ビット値をどちらもゼロにリセッ
トする。交換機メッセージ送信論理ブロック180がバ
ッファから各ワードを読み取ると、読取りカウンタ25
8を使って、交換機メッセージ送信バッファ160の読
取りポートが直接アドレスされる。各32ビット読取り
が完了すると、読取りカウンタ258は、交換機メッセ
ージ送信論理ブロック180からのDATA ACCEPTED(デ
ータ受入れ)信号の立下りで増分され、次の読取り操作
に備える。交換機メッセージ送信論理ブロック180
は、交換機メッセージ送信バッファ160から完全かつ
有効なメッセージを読み取り、多段交換機ネットワーク
30を介して首尾よく伝送した後、END OF MESSAGE信号
を送信する。この信号は、読取りポインタ250を読取
りカウンタ258に等しく設定して、有効なデータが首
尾よく伝送されたことを示す。このアクションによっ
て、バッファから伝送されたメッセージが効果的に削除
され、次に伝送すべきメッセージの始めに進む。これに
よって、交換機メッセージ送信バッファ160の空間が
クリアされ、以後の有効なメッセージによって再び使用
できるようになる。交換機メッセージ送信論理ブロック
180は、RETRY(再試行)信号を発行することに
よって、交換機メッセージ送信バッファ160から多段
交換機ネットワーク30へのメッセージまたはその一部
の伝送を再試行することができる。この信号は、読取り
カウンタ258を読取りポインタ250に等しく設定し
て、読取りポインタ250が有効なメッセージの始めを
指すようにして、該メッセージを再読取りできるように
することによって、読取りカウンタ258の値を元に戻
す。書込みポインタ246の11個のビットが読取りポ
インタ250の11個のビットと等しいことを比較機構
が検出したとき、交換機メッセージ送信バッファ160
は空であり、交換機メッセージ送信論理ブロック180
にBUFFER EMPTY(バッファ空)信号が送信される。BUFF
ER EMPTY条件が存在するかぎり、交換機メッセージ送信
論理ブロック180は、多段交換機ネットワーク30へ
の送信を待っている有効なデータはないと通知される。
ブロック200が空の交換機メッセージ送信バッファ1
60に有効なメッセージ全体を格納し、END OF MESSAGE
信号を発行して書込みポインタ246を前進させると、
書込みポインタ246は読取りポインタ250と等しく
なくなる。このことが比較機構238によって検出さ
れ、交換機メッセージ送信論理ブロック180へのBUFF
ER EMPTY信号が非活動化されて、多段交換機ネットワー
ク30に送信すべき有効なメッセージがまだあることを
交換機メッセージ送信論理ブロック180に通知する。
は、交換機メッセージ送信バッファ160から32ビッ
ト・ワードを読み取り、多段交換機ネットワーク30に
それを送信する。読取り機能は、読取りポインタ250
と読取りカウンタ258という2つの11ビット・エン
ティティによって制御される。Reset(リセット)
信号は、これらの11ビット値をどちらもゼロにリセッ
トする。交換機メッセージ送信論理ブロック180がバ
ッファから各ワードを読み取ると、読取りカウンタ25
8を使って、交換機メッセージ送信バッファ160の読
取りポートが直接アドレスされる。各32ビット読取り
が完了すると、読取りカウンタ258は、交換機メッセ
ージ送信論理ブロック180からのDATA ACCEPTED(デ
ータ受入れ)信号の立下りで増分され、次の読取り操作
に備える。交換機メッセージ送信論理ブロック180
は、交換機メッセージ送信バッファ160から完全かつ
有効なメッセージを読み取り、多段交換機ネットワーク
30を介して首尾よく伝送した後、END OF MESSAGE信号
を送信する。この信号は、読取りポインタ250を読取
りカウンタ258に等しく設定して、有効なデータが首
尾よく伝送されたことを示す。このアクションによっ
て、バッファから伝送されたメッセージが効果的に削除
され、次に伝送すべきメッセージの始めに進む。これに
よって、交換機メッセージ送信バッファ160の空間が
クリアされ、以後の有効なメッセージによって再び使用
できるようになる。交換機メッセージ送信論理ブロック
180は、RETRY(再試行)信号を発行することに
よって、交換機メッセージ送信バッファ160から多段
交換機ネットワーク30へのメッセージまたはその一部
の伝送を再試行することができる。この信号は、読取り
カウンタ258を読取りポインタ250に等しく設定し
て、読取りポインタ250が有効なメッセージの始めを
指すようにして、該メッセージを再読取りできるように
することによって、読取りカウンタ258の値を元に戻
す。書込みポインタ246の11個のビットが読取りポ
インタ250の11個のビットと等しいことを比較機構
が検出したとき、交換機メッセージ送信バッファ160
は空であり、交換機メッセージ送信論理ブロック180
にBUFFER EMPTY(バッファ空)信号が送信される。BUFF
ER EMPTY条件が存在するかぎり、交換機メッセージ送信
論理ブロック180は、多段交換機ネットワーク30へ
の送信を待っている有効なデータはないと通知される。
ブロック200が空の交換機メッセージ送信バッファ1
60に有効なメッセージ全体を格納し、END OF MESSAGE
信号を発行して書込みポインタ246を前進させると、
書込みポインタ246は読取りポインタ250と等しく
なくなる。このことが比較機構238によって検出さ
れ、交換機メッセージ送信論理ブロック180へのBUFF
ER EMPTY信号が非活動化されて、多段交換機ネットワー
ク30に送信すべき有効なメッセージがまだあることを
交換機メッセージ送信論理ブロック180に通知する。
【0155】図12のMC送信論理ブロック140の機
能は、多段交換機ネットワーク30が必要とするメッセ
ージ・フォーマットに変換された有効なメッセージを交
換機メッセージ送信バッファ160に書き込むことであ
る。図15に、多段交換機ネットワーク30の好ましい
実施例で必要とされるメッセージ・フォーマットを示
す。多段交換機ネットワーク30では、ブロック550
で示すように、有効なメッセージが2つの32ビット・
ワードのメッセージ・ヘッダを持つ必要がある。ブロッ
ク554に詳細に示すように、メッセージ・ヘッダのワ
ード1は、どのノードが有効なメッセージを受信すべき
かを定義する宛先ノード番号(DID値)と、メッセー
ジの種類および他のメッセージ制御パラメータを定義す
るコマンド・フィールドを含む。メッセージ・ヘッダの
ワード2は、有効なメッセージを生成する発信元ノード
番号(SID値)と、実メッセージ・データ(2つのメ
ッセージ・ヘッダ・ワードを除く)のワード・カウント
を含む。交換機メッセージ送信論理ブロック180は、
交換機メッセージ送信バッファ160から有効なメッセ
ージを読み取り、上述のように4ビット幅である多段交
換機ネットワーク30を介してメッセージを送信する。
あるいは、バイト幅ネットワーク転送に切り替えること
によって、多段交換機ネットワーク30の帯域幅を増大
させることもできる。以後の説明では、各ALLNOD
E交換機10ポートに4本のデータ線を追加して、各入
出力ポート用のデータ線の数を4本から8本に増し、帯
域幅が2倍になるものと仮定する。この改良された多段
交換機ネットワーク30を通じて送られるメッセージの
バイト幅内容をブロック552に示す。交換機メッセー
ジ送信論理ブロック180は、宛先フィールドを使用し
て受信側ノードを見つけ、多段交換機ネットワーク30
を通る宛先ノードへの経路を決定する。ブロック552
に示すように、交換機メッセージ送信論理ブロック18
0は、宛先フィールドからネットワーク・ヘッダを構成
し、ネットワーク・ヘッダをメッセージに接頭部として
付加する。多段交換機ネットワーク30はこのネットワ
ーク・ヘッダを使って、有効なメッセージを適切な宛先
に経路指定し、データが到着したときに受信側ノードを
同期化する。多段交換機ネットワーク30は、有効なメ
ッセージがネットワーク中を1段ずつ通過していく際に
該メッセージからネットワーク・ヘッダを削除する。受
信側ノードは、RECEIVER SYNC フィールドを、着信メッ
セージと同期された後に削除する。したがって、多段交
換機ネットワーク30を介して発信元ノードから宛先ノ
ードに移動される実際の有効メッセージは、ブロック5
52に示すメッセージ・フォーマットのメッセージ・ヘ
ッダとメッセージ・データ部分である。ブロック552
のメッセージ・ヘッダ部分は、ブロック550に示す2
ワードのヘッダとまったく同じであるが、多段交換機ネ
ットワーク30を介して伝送するために個々のバイトに
分解されている。ブロック552のメッセージ・データ
部分は、MC送信経路ブロック140によって交換機メ
ッセージ送信バッファ160に順次格納されたデータ・
ワードである。ただし、これらのデータ・ワードは、多
段交換機ネットワーク30を介して伝送するために個々
のバイトに分解される。ブロック552の最後の部分は
CRCフィールドであり、最後に送信され、有効なメッ
セージが正確かどうか検査するために使用される。
能は、多段交換機ネットワーク30が必要とするメッセ
ージ・フォーマットに変換された有効なメッセージを交
換機メッセージ送信バッファ160に書き込むことであ
る。図15に、多段交換機ネットワーク30の好ましい
実施例で必要とされるメッセージ・フォーマットを示
す。多段交換機ネットワーク30では、ブロック550
で示すように、有効なメッセージが2つの32ビット・
ワードのメッセージ・ヘッダを持つ必要がある。ブロッ
ク554に詳細に示すように、メッセージ・ヘッダのワ
ード1は、どのノードが有効なメッセージを受信すべき
かを定義する宛先ノード番号(DID値)と、メッセー
ジの種類および他のメッセージ制御パラメータを定義す
るコマンド・フィールドを含む。メッセージ・ヘッダの
ワード2は、有効なメッセージを生成する発信元ノード
番号(SID値)と、実メッセージ・データ(2つのメ
ッセージ・ヘッダ・ワードを除く)のワード・カウント
を含む。交換機メッセージ送信論理ブロック180は、
交換機メッセージ送信バッファ160から有効なメッセ
ージを読み取り、上述のように4ビット幅である多段交
換機ネットワーク30を介してメッセージを送信する。
あるいは、バイト幅ネットワーク転送に切り替えること
によって、多段交換機ネットワーク30の帯域幅を増大
させることもできる。以後の説明では、各ALLNOD
E交換機10ポートに4本のデータ線を追加して、各入
出力ポート用のデータ線の数を4本から8本に増し、帯
域幅が2倍になるものと仮定する。この改良された多段
交換機ネットワーク30を通じて送られるメッセージの
バイト幅内容をブロック552に示す。交換機メッセー
ジ送信論理ブロック180は、宛先フィールドを使用し
て受信側ノードを見つけ、多段交換機ネットワーク30
を通る宛先ノードへの経路を決定する。ブロック552
に示すように、交換機メッセージ送信論理ブロック18
0は、宛先フィールドからネットワーク・ヘッダを構成
し、ネットワーク・ヘッダをメッセージに接頭部として
付加する。多段交換機ネットワーク30はこのネットワ
ーク・ヘッダを使って、有効なメッセージを適切な宛先
に経路指定し、データが到着したときに受信側ノードを
同期化する。多段交換機ネットワーク30は、有効なメ
ッセージがネットワーク中を1段ずつ通過していく際に
該メッセージからネットワーク・ヘッダを削除する。受
信側ノードは、RECEIVER SYNC フィールドを、着信メッ
セージと同期された後に削除する。したがって、多段交
換機ネットワーク30を介して発信元ノードから宛先ノ
ードに移動される実際の有効メッセージは、ブロック5
52に示すメッセージ・フォーマットのメッセージ・ヘ
ッダとメッセージ・データ部分である。ブロック552
のメッセージ・ヘッダ部分は、ブロック550に示す2
ワードのヘッダとまったく同じであるが、多段交換機ネ
ットワーク30を介して伝送するために個々のバイトに
分解されている。ブロック552のメッセージ・データ
部分は、MC送信経路ブロック140によって交換機メ
ッセージ送信バッファ160に順次格納されたデータ・
ワードである。ただし、これらのデータ・ワードは、多
段交換機ネットワーク30を介して伝送するために個々
のバイトに分解される。ブロック552の最後の部分は
CRCフィールドであり、最後に送信され、有効なメッ
セージが正確かどうか検査するために使用される。
【0156】次に、図12のMC送信論理ブロック14
0およびMC受信論理ブロック130によってそれぞれ
制御される、SAアダプタまたはSA拡張カードとの間
でのメッセージの送信および受信に関するマイクロチャ
ネル・インタフェースとその動作について検討する。ス
レーブ・インタフェースは、MC受信論理ブロック13
0およびMC送信論理ブロック140がMC上の受動要
素であることを必要とする。すなわち、これらのブロッ
クはどちらも、MCを介してデータまたは制御情報の転
送を開始することができない。MC受信論理ブロック1
30およびMC送信論理ブロック140は、プロセッサ
P300、またはマイクロチャネル・アイランド内の1
つの拡張カード・スロット内にあるバス・マスタによっ
てMC上で開始されるデータまたは制御の転送をモニタ
することしかできない。MC送信論理ブロック140お
よびMC受信論理ブロック130は、スレーブとして、
MC上で開始されたすべての転送をモニタし、転送がそ
れら自体にアドレス指定されている(それら自体を宛先
としている)かどうかを判定しなければならない。図1
6および図17を参照すると、マイクロチャネル転送が
それら自体を宛先としているかどうかをMC送信論理ブ
ロック140およびMC受信論理ブロック130が判定
する方法は、MCバスB500のMCアドレス・バス部
分を連続的にモニタし、アドレス比較回路701を使っ
て、あらゆるMCアドレス704を、POSレジスタ7
02に事前に格納されたMCCアドレス範囲と比較する
ことである。MCアドレス704がMCCアドレス範囲
に合致する場合、MC転送はSAアダプタまたはSA拡
張カードを宛先とすると判定される。MC送信論理ブロ
ック140およびMC受信論理ブロック130は、MC
バスB500のMC制御線部分上を伝送されるMS −
S0およびMS −S1をモニタすることによって、M
C転送が読取り操作かそれとも書込み操作かを判定する
ことができる。MC送信論理ブロック140は、MCを
介する書込み操作に応答して、プロセッサP300また
はバス・マスタからSAアダプタまたはSA拡張カード
に制御データまたはデータ・メッセージを送信する。M
C受信論理ブロック130は、MCを介する読取り操作
に応答して、SAアダプタまたはSA拡張カードからプ
ロセッサP300またはバス・マスタに送られる制御デ
ータまたはデータ・メッセージを受信する。POSレジ
スタ702は、システム初期設定中に実行されるSAア
ダプタまたはSA拡張カードへのPOS制御シーケンス
によってロードされる。これらのシーケンスは、各SA
アダプタまたはSA拡張カードが応答するMCアドレス
範囲を割り当てるのに使用される。
0およびMC受信論理ブロック130によってそれぞれ
制御される、SAアダプタまたはSA拡張カードとの間
でのメッセージの送信および受信に関するマイクロチャ
ネル・インタフェースとその動作について検討する。ス
レーブ・インタフェースは、MC受信論理ブロック13
0およびMC送信論理ブロック140がMC上の受動要
素であることを必要とする。すなわち、これらのブロッ
クはどちらも、MCを介してデータまたは制御情報の転
送を開始することができない。MC受信論理ブロック1
30およびMC送信論理ブロック140は、プロセッサ
P300、またはマイクロチャネル・アイランド内の1
つの拡張カード・スロット内にあるバス・マスタによっ
てMC上で開始されるデータまたは制御の転送をモニタ
することしかできない。MC送信論理ブロック140お
よびMC受信論理ブロック130は、スレーブとして、
MC上で開始されたすべての転送をモニタし、転送がそ
れら自体にアドレス指定されている(それら自体を宛先
としている)かどうかを判定しなければならない。図1
6および図17を参照すると、マイクロチャネル転送が
それら自体を宛先としているかどうかをMC送信論理ブ
ロック140およびMC受信論理ブロック130が判定
する方法は、MCバスB500のMCアドレス・バス部
分を連続的にモニタし、アドレス比較回路701を使っ
て、あらゆるMCアドレス704を、POSレジスタ7
02に事前に格納されたMCCアドレス範囲と比較する
ことである。MCアドレス704がMCCアドレス範囲
に合致する場合、MC転送はSAアダプタまたはSA拡
張カードを宛先とすると判定される。MC送信論理ブロ
ック140およびMC受信論理ブロック130は、MC
バスB500のMC制御線部分上を伝送されるMS −
S0およびMS −S1をモニタすることによって、M
C転送が読取り操作かそれとも書込み操作かを判定する
ことができる。MC送信論理ブロック140は、MCを
介する書込み操作に応答して、プロセッサP300また
はバス・マスタからSAアダプタまたはSA拡張カード
に制御データまたはデータ・メッセージを送信する。M
C受信論理ブロック130は、MCを介する読取り操作
に応答して、SAアダプタまたはSA拡張カードからプ
ロセッサP300またはバス・マスタに送られる制御デ
ータまたはデータ・メッセージを受信する。POSレジ
スタ702は、システム初期設定中に実行されるSAア
ダプタまたはSA拡張カードへのPOS制御シーケンス
によってロードされる。これらのシーケンスは、各SA
アダプタまたはSA拡張カードが応答するMCアドレス
範囲を割り当てるのに使用される。
【0157】図16に、MC送信論理ブロック140の
好ましい実施例の機能図が示されている。MC送信論理
ブロック140の主要機能は、MCからデータ・メッセ
ージ受け取って交換機メッセージ送信バッファ160に
入れることである。そこからメッセージは多段交換機ネ
ットワーク30に伝送される。MC送信論理ブロック1
40は、プロセッサP300またはバス・マスタが、内
部のSAアダプタまたはSA拡張カード上にある書込み
制御レジスタまたはPOSレジスタに書き込めるように
する副次機能をもつ。多くの制御レジスタは、MC P
OS制御シーケンスによってSAアダプタまたはSA拡
張カードに書き込まれる。これらのシーケンスは、シス
テム初期設定中に実行され、ロード・レジスタ740な
どのSAネットワーク機能を初期設定して、多段交換機
ネットワーク30に関する特定の各SAアダプタまたは
SA拡張カードの宛先ノード識別(ID)を定義しかつ
多段交換機ネットワーク30に存在する段の数を定義す
るために使用される。また、レジスタ742がロードさ
れ、多段交換機ネットワーク30内のどの代替経路をい
くつ使用するかが定義される。また、標準MC POS
レジスタ741がロードされ、該当する場合、どのMC
割込みを使用するか、およびその他の初期設定パラメー
タが定義される。レジスタ702は、各SAアダプタま
たはSAカードが応答するMCアドレス範囲を割り当て
るPOSレジスタとしてロードされる。MC送信論理ブ
ロック140はまたいつでも、交換機機能のリセット、
SA送信機能または受信機能あるいはその両方のエネー
ブル、およびその他の同様な制御機能を制御する目的で
制御レジスタ743に書き込むために、プロセッサP3
00またはバス・マスタから非POS制御データを受信
することができる。非POS操作でも、交換機メッセー
ジ送信バッファ160および交換機メッセージ受信バッ
ファ150のポインタおよびカウンタを読み取り、書き
込むことができる。
好ましい実施例の機能図が示されている。MC送信論理
ブロック140の主要機能は、MCからデータ・メッセ
ージ受け取って交換機メッセージ送信バッファ160に
入れることである。そこからメッセージは多段交換機ネ
ットワーク30に伝送される。MC送信論理ブロック1
40は、プロセッサP300またはバス・マスタが、内
部のSAアダプタまたはSA拡張カード上にある書込み
制御レジスタまたはPOSレジスタに書き込めるように
する副次機能をもつ。多くの制御レジスタは、MC P
OS制御シーケンスによってSAアダプタまたはSA拡
張カードに書き込まれる。これらのシーケンスは、シス
テム初期設定中に実行され、ロード・レジスタ740な
どのSAネットワーク機能を初期設定して、多段交換機
ネットワーク30に関する特定の各SAアダプタまたは
SA拡張カードの宛先ノード識別(ID)を定義しかつ
多段交換機ネットワーク30に存在する段の数を定義す
るために使用される。また、レジスタ742がロードさ
れ、多段交換機ネットワーク30内のどの代替経路をい
くつ使用するかが定義される。また、標準MC POS
レジスタ741がロードされ、該当する場合、どのMC
割込みを使用するか、およびその他の初期設定パラメー
タが定義される。レジスタ702は、各SAアダプタま
たはSAカードが応答するMCアドレス範囲を割り当て
るPOSレジスタとしてロードされる。MC送信論理ブ
ロック140はまたいつでも、交換機機能のリセット、
SA送信機能または受信機能あるいはその両方のエネー
ブル、およびその他の同様な制御機能を制御する目的で
制御レジスタ743に書き込むために、プロセッサP3
00またはバス・マスタから非POS制御データを受信
することができる。非POS操作でも、交換機メッセー
ジ送信バッファ160および交換機メッセージ受信バッ
ファ150のポインタおよびカウンタを読み取り、書き
込むことができる。
【0158】MCからデータ・メッセージを受信し、そ
れを交換機メッセージ送信バッファ160に送信するM
C送信論理ブロック140の機能は、マイクロチャネル
・メッセージ送信制御論理ブロック860によって実行
される。ブロック701は、MCアドレスがSAアダプ
タまたはSA拡張カードのアドレス範囲を宛先とするこ
とを検出すると、PIO TO SA信号を発行してブロック8
60に警告する。すると、送信制御論理ブロック860
が−S0および−S1を検査して、このMC転送が、送
信制御論理ブロック860が応答する必要がある書込み
操作であるかどうかを判定する。書込み操作である場
合、送信制御論理ブロック860は先に進む。書込み操
作でない場合、送信制御論理ブロック860は遊休状態
のままとなる。書込み操作の場合、送信制御論理ブロッ
ク860は次に、MCアドレス・バスの下位アドレス・
ビットを検査して、MC書込み転送がSAアダプタまた
はSA拡張カードに制御データを伝送するためのもので
あるか、あるいは多段交換機ネットワーク30へのデー
タ・メッセージ転送であるかを判定する。32ビットM
Cアドレスの定義を、下記のブロック970に示す。
れを交換機メッセージ送信バッファ160に送信するM
C送信論理ブロック140の機能は、マイクロチャネル
・メッセージ送信制御論理ブロック860によって実行
される。ブロック701は、MCアドレスがSAアダプ
タまたはSA拡張カードのアドレス範囲を宛先とするこ
とを検出すると、PIO TO SA信号を発行してブロック8
60に警告する。すると、送信制御論理ブロック860
が−S0および−S1を検査して、このMC転送が、送
信制御論理ブロック860が応答する必要がある書込み
操作であるかどうかを判定する。書込み操作である場
合、送信制御論理ブロック860は先に進む。書込み操
作でない場合、送信制御論理ブロック860は遊休状態
のままとなる。書込み操作の場合、送信制御論理ブロッ
ク860は次に、MCアドレス・バスの下位アドレス・
ビットを検査して、MC書込み転送がSAアダプタまた
はSA拡張カードに制御データを伝送するためのもので
あるか、あるいは多段交換機ネットワーク30へのデー
タ・メッセージ転送であるかを判定する。32ビットM
Cアドレスの定義を、下記のブロック970に示す。
【表6】
【0159】MCアドレスのビット15ないしビット1
0は、アドレス比較回路701によってPOSレジスタ
702と比較される。ビット7ないしビット4は、実行
中の特定のコマンド(MC転送のタイプ)を決定する。
送信制御論理ブロック860は、ビット7ないしビット
4を格納し、現在活動状態の特定のコマンドを定義す
る、コマンド・レジスタを含む。送信制御論理ブロック
860が(アドレス・ワード970のMCビット7ない
しMCビット4に基づいて)実行できるコマンドを、表
7で詳細に定義する。
0は、アドレス比較回路701によってPOSレジスタ
702と比較される。ビット7ないしビット4は、実行
中の特定のコマンド(MC転送のタイプ)を決定する。
送信制御論理ブロック860は、ビット7ないしビット
4を格納し、現在活動状態の特定のコマンドを定義す
る、コマンド・レジスタを含む。送信制御論理ブロック
860が(アドレス・ワード970のMCビット7ない
しMCビット4に基づいて)実行できるコマンドを、表
7で詳細に定義する。
【表7】PIOコマンド・フィールド(ビット7、ビッ
ト6、ビット5、ビット4)定義 −0000−ノー・オペレーション −0001−ノー・オペレーション −0010−ノー・オペレーション −0011−ノー・オペレーション −0100−ノー・オペレーション −0101−SA制御レジスタ読取り/書込み −0110−ノー・オペレーション −0111−SA構成レジスタ読取り/書込み (ノードID/段、代替経路制御) −1000−ノー・オペレーション −1001−ノー・オペレーション −1010−ノー・オペレーション −1011−ノー・オペレーション −1100−ノー・オペレーション −1101−ノー・オペレーション −1110−SAバッファ・ポインタおよびカウンタ読
取り/書込み −1111−データ・メッセージ読取り/書込み
ト6、ビット5、ビット4)定義 −0000−ノー・オペレーション −0001−ノー・オペレーション −0010−ノー・オペレーション −0011−ノー・オペレーション −0100−ノー・オペレーション −0101−SA制御レジスタ読取り/書込み −0110−ノー・オペレーション −0111−SA構成レジスタ読取り/書込み (ノードID/段、代替経路制御) −1000−ノー・オペレーション −1001−ノー・オペレーション −1010−ノー・オペレーション −1011−ノー・オペレーション −1100−ノー・オペレーション −1101−ノー・オペレーション −1110−SAバッファ・ポインタおよびカウンタ読
取り/書込み −1111−データ・メッセージ読取り/書込み
【0160】SAアドレス・ワード970のビット3お
よび2は、たとえば、コマンドが0111の場合に書き
込まれる特定のSA構成レジスタを示すことによって、
コマンド・タイプをさらに修飾する。SAアドレス・ワ
ード970のビット1および0は、バイト整合ビットで
あり、SAアダプタおよびSA拡張カードとの間のすべ
ての転送が32ビット・ワードで整合されることを示す
ために必ず00でなければならない。
よび2は、たとえば、コマンドが0111の場合に書き
込まれる特定のSA構成レジスタを示すことによって、
コマンド・タイプをさらに修飾する。SAアドレス・ワ
ード970のビット1および0は、バイト整合ビットで
あり、SAアダプタおよびSA拡張カードとの間のすべ
ての転送が32ビット・ワードで整合されることを示す
ために必ず00でなければならない。
【0161】マイクロチャネル・メッセージ送信制御論
理ブロック860は、MCを介するSA書込みコマンド
に応答して、それらを受信しできるだけ速やかに実行す
る。ブロック140の主要機能は、MCを介してプロセ
ッサP300またはバス・マスタからデータ・メッセー
ジを受信し、受信したデータ・メッセージを交換機メッ
セージ送信バッファ160に入れることである。この動
作は、一時に32ビットずつ実行され、データ・メッセ
ージが、交換機メッセージ送信バッファ160に累積さ
れ、完全に受信された後に多段交換機ネットワーク30
に伝送できるようになる。
理ブロック860は、MCを介するSA書込みコマンド
に応答して、それらを受信しできるだけ速やかに実行す
る。ブロック140の主要機能は、MCを介してプロセ
ッサP300またはバス・マスタからデータ・メッセー
ジを受信し、受信したデータ・メッセージを交換機メッ
セージ送信バッファ160に入れることである。この動
作は、一時に32ビットずつ実行され、データ・メッセ
ージが、交換機メッセージ送信バッファ160に累積さ
れ、完全に受信された後に多段交換機ネットワーク30
に伝送できるようになる。
【0162】マイクロチャネル・メッセージ送信制御論
理ブロック860は、MCデータ・バス705から交換
機メッセージ送信バッファ160へのデータ・メッセー
ジの移動を制御する。マイクロチャネル・メッセージ送
信制御論理ブロック860は、MCアドレス・ビット7
ないし4が、SAアダプタまたはSA拡張カードに発行
される書込みコマンド用の1111コマンド(表7参
照)を含むことを検出すると、活動状態になり、MCか
ら交換機メッセージ送信バッファ160へのデータ・メ
ッセージ転送を開始する。マイクロチャネル・メッセー
ジ送信制御論理ブロック860は、MCデータ・バス7
05をSA内部データ・バス980に接続する。データ
・バス980は、交換機メッセージ送信バッファ160
にMCデータを転送する。マイクロチャネル・メッセー
ジ送信制御論理ブロック860は、交換機メッセージ送
信バッファ160および書込みカウンタ248にタイミ
ング制御信号を発行して、各32ビット・データをMC
データ・バスから交換機メッセージ送信バッファ160
に個別に移動すると共に、各ワードが交換機メッセージ
送信バッファ160に格納された後に、書込みアドレス
・カウンタを増分する。マイクロチャネル・メッセージ
送信制御論理ブロック860は、MCデータ・バス70
5上にデータ・メッセージの第2のワード(図15で定
義されるヘッダ・ワード2)があることを検出すると、
他のすべてのデータ・ワードの場合と同様にこのワード
を交換機メッセージ送信バッファ160に送る他に、ヘ
ッダ・ワード2の一部を受信し内部レジスタに格納す
る。受信される部分はビット15ないしビット0であ
り、現データ・メッセージのデータ・ワード・カウント
を定義する。マイクロチャネル・メッセージ送信制御論
理ブロック860は、各ワードを交換機メッセージ送信
バッファ160に格納する際、ワード・カウントを、そ
れがゼロになってメッセージ全体が受信されたことを示
すまで減分し続ける。カウントがゼロになると、マイク
ロチャネル・メッセージ送信制御論理ブロック860
は、書込みポインタ246にEND OF MSG信号を発行し
て、メッセージ全体が交換機メッセージ送信バッファ1
60に格納されたことを示す。END OF MSG信号によっ
て、書込みポインタ246は、書込みカウンタ248が
増分された値をとる。これによって、比較論理機構23
8は、BUFFER EMPTY信号が事前に非空状態でなかった場
合は非空の状態に変更する。BUFFER EMPTY信号は、非空
状態になると、多段交換機ネットワーク30に送信する
準備ができているメッセージが交換機メッセージ送信バ
ッファ160内にあることを交換機メッセージ送信論理
ブロック180に通知し、交換機メッセージ送信論理ブ
ロック180は、活動状態になり、メッセージを送信す
る。
理ブロック860は、MCデータ・バス705から交換
機メッセージ送信バッファ160へのデータ・メッセー
ジの移動を制御する。マイクロチャネル・メッセージ送
信制御論理ブロック860は、MCアドレス・ビット7
ないし4が、SAアダプタまたはSA拡張カードに発行
される書込みコマンド用の1111コマンド(表7参
照)を含むことを検出すると、活動状態になり、MCか
ら交換機メッセージ送信バッファ160へのデータ・メ
ッセージ転送を開始する。マイクロチャネル・メッセー
ジ送信制御論理ブロック860は、MCデータ・バス7
05をSA内部データ・バス980に接続する。データ
・バス980は、交換機メッセージ送信バッファ160
にMCデータを転送する。マイクロチャネル・メッセー
ジ送信制御論理ブロック860は、交換機メッセージ送
信バッファ160および書込みカウンタ248にタイミ
ング制御信号を発行して、各32ビット・データをMC
データ・バスから交換機メッセージ送信バッファ160
に個別に移動すると共に、各ワードが交換機メッセージ
送信バッファ160に格納された後に、書込みアドレス
・カウンタを増分する。マイクロチャネル・メッセージ
送信制御論理ブロック860は、MCデータ・バス70
5上にデータ・メッセージの第2のワード(図15で定
義されるヘッダ・ワード2)があることを検出すると、
他のすべてのデータ・ワードの場合と同様にこのワード
を交換機メッセージ送信バッファ160に送る他に、ヘ
ッダ・ワード2の一部を受信し内部レジスタに格納す
る。受信される部分はビット15ないしビット0であ
り、現データ・メッセージのデータ・ワード・カウント
を定義する。マイクロチャネル・メッセージ送信制御論
理ブロック860は、各ワードを交換機メッセージ送信
バッファ160に格納する際、ワード・カウントを、そ
れがゼロになってメッセージ全体が受信されたことを示
すまで減分し続ける。カウントがゼロになると、マイク
ロチャネル・メッセージ送信制御論理ブロック860
は、書込みポインタ246にEND OF MSG信号を発行し
て、メッセージ全体が交換機メッセージ送信バッファ1
60に格納されたことを示す。END OF MSG信号によっ
て、書込みポインタ246は、書込みカウンタ248が
増分された値をとる。これによって、比較論理機構23
8は、BUFFER EMPTY信号が事前に非空状態でなかった場
合は非空の状態に変更する。BUFFER EMPTY信号は、非空
状態になると、多段交換機ネットワーク30に送信する
準備ができているメッセージが交換機メッセージ送信バ
ッファ160内にあることを交換機メッセージ送信論理
ブロック180に通知し、交換機メッセージ送信論理ブ
ロック180は、活動状態になり、メッセージを送信す
る。
【0163】MCからデータ・メッセージを受信すると
き、パリティ検査ブロック761はMCバスB500を
介して伝送されるアドレス・パリティとデータ・パリテ
ィの両方を連続的に検査する。パリティ・エラーが検出
されると、メッセージはマイクロチャネル・メッセージ
送信制御論理ブロック860によって打ち切られる。マ
イクロチャネル・メッセージ送信制御論理ブロック86
0は、送信バッファ・カウンタにCANCEL制御信号を発行
する。CANCEL信号によって、送信バッファ・カウンタ2
48は、交換機メッセージ送信バッファ160に格納さ
れていたメッセージの任意の部分をリセットし消去す
る。マイクロチャネル・メッセージ送信制御論理ブロッ
ク860は、制御レジスタ743にエラーを記録し、M
Cに-CHANNEL CHECK信号を発行する。この信号は、MC
制御信号708の一部であり、エラーを示しMC転送を
終了する。マイクロチャネル・メッセージ送信制御論理
ブロック860は、制御レジスタ743によって割込み
が可能にされている場合、エラー検出後、MCに割込み
を発行することができる。
き、パリティ検査ブロック761はMCバスB500を
介して伝送されるアドレス・パリティとデータ・パリテ
ィの両方を連続的に検査する。パリティ・エラーが検出
されると、メッセージはマイクロチャネル・メッセージ
送信制御論理ブロック860によって打ち切られる。マ
イクロチャネル・メッセージ送信制御論理ブロック86
0は、送信バッファ・カウンタにCANCEL制御信号を発行
する。CANCEL信号によって、送信バッファ・カウンタ2
48は、交換機メッセージ送信バッファ160に格納さ
れていたメッセージの任意の部分をリセットし消去す
る。マイクロチャネル・メッセージ送信制御論理ブロッ
ク860は、制御レジスタ743にエラーを記録し、M
Cに-CHANNEL CHECK信号を発行する。この信号は、MC
制御信号708の一部であり、エラーを示しMC転送を
終了する。マイクロチャネル・メッセージ送信制御論理
ブロック860は、制御レジスタ743によって割込み
が可能にされている場合、エラー検出後、MCに割込み
を発行することができる。
【0164】図17に、MC受信論理ブロック130の
好ましい実施例の機能図が示されている。MC受信論理
ブロック130の主要機能は、交換機メッセージ受信バ
ッファ150に首尾よく格納された、多段交換機ネット
ワーク30からのデータ・メッセージを受信し、そのメ
ッセージを交換機メッセージ受信バッファ150からM
Cに転送することである。MC受信論理ブロック130
は、プロセッサP300またはバス・マスタが内部のS
AアダプタまたはSA拡張カード上にある制御レジスタ
またはPOSレジスタを読み取れるようにする副次機能
をもつ。多くの制御レジスタは、SAアダプタまたはS
A拡張カードに発行されるMC POS制御シーケンス
によって読み取られる。これらのシーケンスは、システ
ム初期設定中に実行され、SA拡張カードと関連するカ
ード識別番号および標準の製造パラメータを読み取るた
めに使用される。非POS読取り操作では、SAアダプ
タまたはSA拡張カードのレジスタ、ポインタ、カウン
タなどのうちどれでも診断のために読み取ることができ
る。
好ましい実施例の機能図が示されている。MC受信論理
ブロック130の主要機能は、交換機メッセージ受信バ
ッファ150に首尾よく格納された、多段交換機ネット
ワーク30からのデータ・メッセージを受信し、そのメ
ッセージを交換機メッセージ受信バッファ150からM
Cに転送することである。MC受信論理ブロック130
は、プロセッサP300またはバス・マスタが内部のS
AアダプタまたはSA拡張カード上にある制御レジスタ
またはPOSレジスタを読み取れるようにする副次機能
をもつ。多くの制御レジスタは、SAアダプタまたはS
A拡張カードに発行されるMC POS制御シーケンス
によって読み取られる。これらのシーケンスは、システ
ム初期設定中に実行され、SA拡張カードと関連するカ
ード識別番号および標準の製造パラメータを読み取るた
めに使用される。非POS読取り操作では、SAアダプ
タまたはSA拡張カードのレジスタ、ポインタ、カウン
タなどのうちどれでも診断のために読み取ることができ
る。
【0165】交換機メッセージ受信バッファ150から
データ・メッセージを受信し、MCに送信するMC受信
論理ブロック130の機能は、マイクロチャネル・メッ
セージ受信制御論理ブロック760によって実行され
る。ブロック701は、MCアドレスがSAアダプタま
たはSA拡張カードのアドレス範囲を宛先とすることを
検出すると、PIO TO SA信号を発行してメッセージ受信
制御論理ブロック760に警告する。すると、メッセー
ジ受信制御論理ブロック760は−S0および−S1を
検査して、このMC転送データが、メッセージ受信制御
論理ブロック760が応答する必要がある読取り操作で
あるかどうかを判定する。読取り操作である場合、メッ
セージ受信制御論理ブロック760は先に進む。読取り
操作でない場合、メッセージ受信制御論理ブロック76
0は遊休状態のままとなる。読取り操作の場合、ブロッ
ク760は次に、MCアドレス・バスの下位アドレス・
ビットを検査して、MC読取り転送がSAアダプタまた
はSA拡張カードから制御データを伝送するためのもの
であるか、あるいはMCへのデータ・メッセージ転送で
あるかを判定する。
データ・メッセージを受信し、MCに送信するMC受信
論理ブロック130の機能は、マイクロチャネル・メッ
セージ受信制御論理ブロック760によって実行され
る。ブロック701は、MCアドレスがSAアダプタま
たはSA拡張カードのアドレス範囲を宛先とすることを
検出すると、PIO TO SA信号を発行してメッセージ受信
制御論理ブロック760に警告する。すると、メッセー
ジ受信制御論理ブロック760は−S0および−S1を
検査して、このMC転送データが、メッセージ受信制御
論理ブロック760が応答する必要がある読取り操作で
あるかどうかを判定する。読取り操作である場合、メッ
セージ受信制御論理ブロック760は先に進む。読取り
操作でない場合、メッセージ受信制御論理ブロック76
0は遊休状態のままとなる。読取り操作の場合、ブロッ
ク760は次に、MCアドレス・バスの下位アドレス・
ビットを検査して、MC読取り転送がSAアダプタまた
はSA拡張カードから制御データを伝送するためのもの
であるか、あるいはMCへのデータ・メッセージ転送で
あるかを判定する。
【0166】MCアドレス970のビット15ないしビ
ット10は、アドレス比較回路701によってPOSレ
ジスタ702と比較される。MCアドレス970のビッ
ト7ないしビット4は、実行中の特定のコマンド(MC
転送のタイプ)を決定する。メッセージ受信制御論理ブ
ロック760は、マイクロチャネル・メッセージ送信制
御論理ブロック860と同時に活動状態になることがで
き、ビット7ないし4を格納し、かつ現在活動状態の特
定の読取りコマンドを定義する、別のコマンド・レジス
タを含む。メッセージ受信制御論理ブロック760が
(アドレス・ワード970のMCビット7ないしMCビ
ット4に基づいて)実行できる読取りコマンドを、表7
で詳細に定義する。
ット10は、アドレス比較回路701によってPOSレ
ジスタ702と比較される。MCアドレス970のビッ
ト7ないしビット4は、実行中の特定のコマンド(MC
転送のタイプ)を決定する。メッセージ受信制御論理ブ
ロック760は、マイクロチャネル・メッセージ送信制
御論理ブロック860と同時に活動状態になることがで
き、ビット7ないし4を格納し、かつ現在活動状態の特
定の読取りコマンドを定義する、別のコマンド・レジス
タを含む。メッセージ受信制御論理ブロック760が
(アドレス・ワード970のMCビット7ないしMCビ
ット4に基づいて)実行できる読取りコマンドを、表7
で詳細に定義する。
【0167】SAアドレス・ワード970のビット3お
よび2は、たとえば、コマンドが0111の場合に読み
取られる特定のSA構成レジスタを示すことによって、
コマンド・タイプをさらに修飾する。SAアドレス・ワ
ード970のビット1および0は、バイト整合ビットで
あり、SAアダプタおよびSAカードとの間のすべての
転送が32ビット・ワードで整合されることを示すため
に必ず00でなければならない。
よび2は、たとえば、コマンドが0111の場合に読み
取られる特定のSA構成レジスタを示すことによって、
コマンド・タイプをさらに修飾する。SAアドレス・ワ
ード970のビット1および0は、バイト整合ビットで
あり、SAアダプタおよびSAカードとの間のすべての
転送が32ビット・ワードで整合されることを示すため
に必ず00でなければならない。
【0168】メッセージ受信制御論理ブロック760
は、ブロック938からのBUFFER EMPTY信号が非空状態
のとき、MCへの転送を待っている完全なメッセージが
交換機メッセージ受信バッファ150にあるかどうか知
っている。しかし、MCスレーブであるメッセージ受信
制御論理ブロック760は、MCスレーブ規則に従わね
ばならない。つまり、メッセージ受信制御論理ブロック
760は、MCへの転送を待っている完全なメッセージ
が交換機メッセージ受信バッファ150にあると判定す
ると、MCのために調停を行いデータを転送する能力を
失う。MCバスB500のPREEMPTおよびARB
バス信号707をMCスレーブは使用しない。その代わ
り、メッセージ受信制御論理ブロック760は、スレー
ブとして次の2つのオプションを有する。1つのオプシ
ョンは、MCからのポーリングを待ち、それによって読
取りを待っているメッセージがあることをプロセッサP
300またはバス・マスタが判定できるようにすること
である。もう1つは、プロセッサP300またはバス・
マスタに割込みを発行して、待機中のメッセージがある
ことを通知することである。いずれの場合も、交換機メ
ッセージ受信バッファ150に待機中のメッセージがあ
るときは必ず、メッセージ受信制御論理ブロック760
が制御レジスタ743のメッセージ待機ビットを活動状
態にする。制御レジスタ743への書込みコマンドによ
って事前に割込みが可能になっている場合、制御レジス
タ743のメッセージ待機ビットが活動状態になると必
ず、ブロック743はメッセージ待機割込みを1度発行
する。プロセッサP300またはバス・マスタは最終的
に制御レジスタ743を読み取り、メッセージ待機ビッ
トが活動状態であることを知る。制御レジスタ743の
読取りは、プロセッサP300またはバス・マスタが制
御レジスタ743を連続的に読み取り、メッセージ待機
ビットが活動状態になるのを知る(ポーリングと呼ぶ)
ことによって、あるいはメッセージ待機割込みを受信す
ることによって行うことができる。プロセッサP300
またはバス・マスタは、待機中のメッセージがあること
を知った後、MCを介してPIO読取りコマンドを発行
することによって、SAアダプタまたはSA拡張カード
からメッセージを読み取ることができる。
は、ブロック938からのBUFFER EMPTY信号が非空状態
のとき、MCへの転送を待っている完全なメッセージが
交換機メッセージ受信バッファ150にあるかどうか知
っている。しかし、MCスレーブであるメッセージ受信
制御論理ブロック760は、MCスレーブ規則に従わね
ばならない。つまり、メッセージ受信制御論理ブロック
760は、MCへの転送を待っている完全なメッセージ
が交換機メッセージ受信バッファ150にあると判定す
ると、MCのために調停を行いデータを転送する能力を
失う。MCバスB500のPREEMPTおよびARB
バス信号707をMCスレーブは使用しない。その代わ
り、メッセージ受信制御論理ブロック760は、スレー
ブとして次の2つのオプションを有する。1つのオプシ
ョンは、MCからのポーリングを待ち、それによって読
取りを待っているメッセージがあることをプロセッサP
300またはバス・マスタが判定できるようにすること
である。もう1つは、プロセッサP300またはバス・
マスタに割込みを発行して、待機中のメッセージがある
ことを通知することである。いずれの場合も、交換機メ
ッセージ受信バッファ150に待機中のメッセージがあ
るときは必ず、メッセージ受信制御論理ブロック760
が制御レジスタ743のメッセージ待機ビットを活動状
態にする。制御レジスタ743への書込みコマンドによ
って事前に割込みが可能になっている場合、制御レジス
タ743のメッセージ待機ビットが活動状態になると必
ず、ブロック743はメッセージ待機割込みを1度発行
する。プロセッサP300またはバス・マスタは最終的
に制御レジスタ743を読み取り、メッセージ待機ビッ
トが活動状態であることを知る。制御レジスタ743の
読取りは、プロセッサP300またはバス・マスタが制
御レジスタ743を連続的に読み取り、メッセージ待機
ビットが活動状態になるのを知る(ポーリングと呼ぶ)
ことによって、あるいはメッセージ待機割込みを受信す
ることによって行うことができる。プロセッサP300
またはバス・マスタは、待機中のメッセージがあること
を知った後、MCを介してPIO読取りコマンドを発行
することによって、SAアダプタまたはSA拡張カード
からメッセージを読み取ることができる。
【0169】メッセージ受信制御論理ブロック760
は、MC上のSA読取りコマンドに応答して、そのコマ
ンドを受信し、できるだけ速やかにそれを実行する。M
C受信論理ブロック130の主要機能は、交換機メッセ
ージ受信バッファ150からMCを介してプロセッサP
300またはバス・マスタにデータ・メッセージを送信
することである。メッセージ受信制御論理ブロック76
0は、交換機メッセージ受信バッファ150からMCデ
ータ・バス705へのデータ・メッセージの移動を制御
する。メッセージ受信制御論理ブロック760は、MC
アドレス・ビット7ないし4が、SAアダプタまたはS
A拡張カードに対して発行された読取りコマンド用の1
111コマンド(表7参照)を含むことを検出すると、
活動状態になり、交換機メッセージ受信バッファ150
からMCへのデータ・メッセージ転送を開始する。メッ
セージ受信制御論理ブロック760は、MCデータ・バ
ス705を、交換機メッセージ受信バッファ150から
MCにデータを搬送するSA内部データ・バス780に
接続する。メッセージ受信制御論理ブロック760は、
交換機メッセージ受信バッファ150および書込みカウ
ンタ948に対してタイミング制御信号を生成して、各
32ビット・データ・ワードを交換機メッセージ受信バ
ッファ150からMCデータ・バス705へ個別に移動
すると共に、交換機メッセージ受信バッファ150から
各ワードが読み取られた後に読取りアドレス・カウンタ
を増分する。メッセージ受信制御論理ブロック760
は、データ・メッセージの第2ワード(図15で定義さ
れたヘッダ・ワード2)が転送中であることを検出し、
すべてのデータ・ワードの場合と同様にこのワードをM
Cに送信する他に、ヘッダ・ワード2の一部を受信し、
内部レジスタに格納する。受信される部分はビット15
ないし0であり、現データ・メッセージのデータ・ワー
ド・カウントを定義する。メッセージ受信制御論理ブロ
ック760は、MCに各ワードを移動する際、ワード・
カウントを、それがゼロになって、メッセージ全体が転
送されたことを示すまで減分し続ける。カウントがゼロ
になると、メッセージ受信制御論理ブロック760は、
読取りポインタ946にEND OF MSG信号を発行して、メ
ッセージ全体が読み取られたことを示す。END OF MSG信
号によって、読取りポインタ946は、読取りカウンタ
948が増分された値をとる。これによって、交換機メ
ッセージ受信バッファ150中にもう他にデータ・メッ
セージが格納されていない場合、比較機構938はBUFF
ER EMPTY信号を空状態に変更する。BUFFER EMPTY信号が
空状態になると、交換機メッセージ受信バッファ150
中にもう他に待機中のメッセージがないことをメッセー
ジ受信制御論理ブロック760に通知する。メッセージ
受信制御論理ブロック760は、現メッセージの転送完
了後に非活動状態になる。
は、MC上のSA読取りコマンドに応答して、そのコマ
ンドを受信し、できるだけ速やかにそれを実行する。M
C受信論理ブロック130の主要機能は、交換機メッセ
ージ受信バッファ150からMCを介してプロセッサP
300またはバス・マスタにデータ・メッセージを送信
することである。メッセージ受信制御論理ブロック76
0は、交換機メッセージ受信バッファ150からMCデ
ータ・バス705へのデータ・メッセージの移動を制御
する。メッセージ受信制御論理ブロック760は、MC
アドレス・ビット7ないし4が、SAアダプタまたはS
A拡張カードに対して発行された読取りコマンド用の1
111コマンド(表7参照)を含むことを検出すると、
活動状態になり、交換機メッセージ受信バッファ150
からMCへのデータ・メッセージ転送を開始する。メッ
セージ受信制御論理ブロック760は、MCデータ・バ
ス705を、交換機メッセージ受信バッファ150から
MCにデータを搬送するSA内部データ・バス780に
接続する。メッセージ受信制御論理ブロック760は、
交換機メッセージ受信バッファ150および書込みカウ
ンタ948に対してタイミング制御信号を生成して、各
32ビット・データ・ワードを交換機メッセージ受信バ
ッファ150からMCデータ・バス705へ個別に移動
すると共に、交換機メッセージ受信バッファ150から
各ワードが読み取られた後に読取りアドレス・カウンタ
を増分する。メッセージ受信制御論理ブロック760
は、データ・メッセージの第2ワード(図15で定義さ
れたヘッダ・ワード2)が転送中であることを検出し、
すべてのデータ・ワードの場合と同様にこのワードをM
Cに送信する他に、ヘッダ・ワード2の一部を受信し、
内部レジスタに格納する。受信される部分はビット15
ないし0であり、現データ・メッセージのデータ・ワー
ド・カウントを定義する。メッセージ受信制御論理ブロ
ック760は、MCに各ワードを移動する際、ワード・
カウントを、それがゼロになって、メッセージ全体が転
送されたことを示すまで減分し続ける。カウントがゼロ
になると、メッセージ受信制御論理ブロック760は、
読取りポインタ946にEND OF MSG信号を発行して、メ
ッセージ全体が読み取られたことを示す。END OF MSG信
号によって、読取りポインタ946は、読取りカウンタ
948が増分された値をとる。これによって、交換機メ
ッセージ受信バッファ150中にもう他にデータ・メッ
セージが格納されていない場合、比較機構938はBUFF
ER EMPTY信号を空状態に変更する。BUFFER EMPTY信号が
空状態になると、交換機メッセージ受信バッファ150
中にもう他に待機中のメッセージがないことをメッセー
ジ受信制御論理ブロック760に通知する。メッセージ
受信制御論理ブロック760は、現メッセージの転送完
了後に非活動状態になる。
【0170】BUFFER EMPTY信号が非空状態のままである
場合、交換機メッセージ受信バッファ150中にまだ他
にデータ・メッセージが格納されていることを示す。BU
FFEREMPTY信号が非空状態の場合、制御レジスタ743
中のメッセージ待機ビットは活動状態のままとなり、プ
ロセッサP300またはバス・マスタによって再び読み
取られるとき、さらにメッセージを読み取らなければな
らないことを示す。
場合、交換機メッセージ受信バッファ150中にまだ他
にデータ・メッセージが格納されていることを示す。BU
FFEREMPTY信号が非空状態の場合、制御レジスタ743
中のメッセージ待機ビットは活動状態のままとなり、プ
ロセッサP300またはバス・マスタによって再び読み
取られるとき、さらにメッセージを読み取らなければな
らないことを示す。
【0171】MCにデータ・メッセージが転送される
際、パリティ検査ブロック761は、MCバスB500
を介して伝送されるアドレス・パリティとデータ・パリ
ティを連続的に検査する。パリティ・エラーが検出され
ると、メッセージはメッセージ受信制御論理ブロック7
60によって打ち切られる。メッセージ受信制御論理ブ
ロック760は、RETRY制御信号を受信バッファ・カウ
ンタに発行する。RETRY信号により、読取りカウンタ9
48はリセットしてデータ・メッセージの始めに戻り、
したがって読取り操作がメッセージの始めから再度試行
できるようになる。メッセージ受信制御論理ブロック7
60は、制御レジスタ743にエラーを記録し、MCに
-CHANNEL CHECK信号を発行する。この信号は、MC制御
信号708の一部であり、エラーを示しMC転送を終了
する。メッセージ受信制御論理ブロック760は、制御
レジスタによって割込みが可能になっている場合、エラ
ー検出後、MCに割込みを発行することができる。
際、パリティ検査ブロック761は、MCバスB500
を介して伝送されるアドレス・パリティとデータ・パリ
ティを連続的に検査する。パリティ・エラーが検出され
ると、メッセージはメッセージ受信制御論理ブロック7
60によって打ち切られる。メッセージ受信制御論理ブ
ロック760は、RETRY制御信号を受信バッファ・カウ
ンタに発行する。RETRY信号により、読取りカウンタ9
48はリセットしてデータ・メッセージの始めに戻り、
したがって読取り操作がメッセージの始めから再度試行
できるようになる。メッセージ受信制御論理ブロック7
60は、制御レジスタ743にエラーを記録し、MCに
-CHANNEL CHECK信号を発行する。この信号は、MC制御
信号708の一部であり、エラーを示しMC転送を終了
する。メッセージ受信制御論理ブロック760は、制御
レジスタによって割込みが可能になっている場合、エラ
ー検出後、MCに割込みを発行することができる。
【0172】図12のMC送信論理ブロック140の機
能は、交換機メッセージ送信バッファ160に有効なメ
ッセージを書き込むことである。有効なメッセージと
は、交換機メッセージ送信バッファ160が適切な2ワ
ードのメッセージ・ヘッダ、メッセージ・データ・ワー
ド、およびCRCフィールドを含むように、多段交換機
ネットワーク30が必要とするメッセージ・フォーマッ
トに変換されたメッセージである。MC送信論理ブロッ
ク140は、MCから受信したあらゆるワードについて
交換機メッセージ送信バッファ160に32ビット・ワ
ードを書き込むことによってこれを行う。
能は、交換機メッセージ送信バッファ160に有効なメ
ッセージを書き込むことである。有効なメッセージと
は、交換機メッセージ送信バッファ160が適切な2ワ
ードのメッセージ・ヘッダ、メッセージ・データ・ワー
ド、およびCRCフィールドを含むように、多段交換機
ネットワーク30が必要とするメッセージ・フォーマッ
トに変換されたメッセージである。MC送信論理ブロッ
ク140は、MCから受信したあらゆるワードについて
交換機メッセージ送信バッファ160に32ビット・ワ
ードを書き込むことによってこれを行う。
【0173】図12を参照すると、MC送信論理ブロッ
ク140が交換機メッセージ送信バッファ160にメッ
セージを入れ完了した後、そのメッセージを交換機メッ
セージ送信バッファ160から読み取り、それを多段交
換機ネットワーク30を介して適切な宛先ノードに伝送
するのは、交換機メッセージ送信論理ブロック180の
役割である。ネットワーク経路の確立と、ネットワーク
経路を有する有効メッセージの送信を含む、ネットワー
ク・メッセージ送信機能のタイミングを図18に示す。
ブロック238(図14)からのBUFFER EMPTY信号が活
動状態のとき、交換機メッセージ送信論理ブロック18
0は遊休状態であり、活動状態ではない。BUFFER EMPTY
信号がゼロになると、交換機メッセージ送信論理ブロッ
ク180が活動化され、図18に示すように、送信操作
を制御するST0ないしST9(送信時間0ないし9)
という一連のタイミング信号を生成する。
ク140が交換機メッセージ送信バッファ160にメッ
セージを入れ完了した後、そのメッセージを交換機メッ
セージ送信バッファ160から読み取り、それを多段交
換機ネットワーク30を介して適切な宛先ノードに伝送
するのは、交換機メッセージ送信論理ブロック180の
役割である。ネットワーク経路の確立と、ネットワーク
経路を有する有効メッセージの送信を含む、ネットワー
ク・メッセージ送信機能のタイミングを図18に示す。
ブロック238(図14)からのBUFFER EMPTY信号が活
動状態のとき、交換機メッセージ送信論理ブロック18
0は遊休状態であり、活動状態ではない。BUFFER EMPTY
信号がゼロになると、交換機メッセージ送信論理ブロッ
ク180が活動化され、図18に示すように、送信操作
を制御するST0ないしST9(送信時間0ないし9)
という一連のタイミング信号を生成する。
【0174】図19に、交換機メッセージ送信論理ブロ
ック180の詳細なタイミング論理が示されている。BU
FFER EMPTY信号が、交換機メッセージ送信バッファ16
0から交換機メッセージ送信論理ブロック180に到着
し、ゲート580によって反転され、これがラッチ56
0のIDLE状態と共に、ゲート582を介してST0
ラッチ561をセットするのに使用される。ラッチ56
1はゲート590に入力を供給し、ラッチ574をセッ
トさせる。ラッチ574は、IDLEラッチ560に入
力を供給し、ラッチ560をリセットさせ、交換機メッ
セージ送信論理ブロック180の遊休状態を解除する。
ST0ないしST9のタイミング・ラッチおよびIDL
Eラッチはすべて、10ナノ秒周期を持つ100MHz
クロック信号に基づいてセットされリセットされる。1
0ナノ秒周期は、交換機メッセージ送信論理ブロック1
80の好ましい実施例の基本伝送周波数であり、1バイ
トのデータを毎秒100メガバイトの速度で伝送させ
る。この100MHz信号により、新しいタイミング信
号が10ナノ秒ごとにセットされ、古いタイミング信号
がリセットされる。たとえば、BUFFER EMPTY信号が非活
動状態になった後に100MHzクロック信号が初めて
立ち上がるとき、ST0信号がセットされ、IDLE信
号がリセットされる。BUFFER EMPTY信号が非活動状態に
なった後に100MHzクロック信号が2回目に立ち上
がると、ST0信号を供給されるST1ラッチ562が
セットされ、同時にST0信号がリセットされる。この
動作は、図19に示すように、ST9に至るまで順序通
り継続する。ST9ラッチ578は、セットされた後、
ゲート585およびゲート586を介して入力をフィー
ドバックし、ST6ラッチに、ST9の後の第2の時間
を設定させる。ST6のセット後、再びST7、ST
8、ST9が10ナノ秒ごとに順序通り発生し、ST9
の後に再びST6が発生する。このST6からST9ま
でのタイミング・ループは、図18に示すように、メッ
セージ内のすべてのデータ・ワードnが多段交換機ネッ
トワーク30に送信されるまで継続する。
ック180の詳細なタイミング論理が示されている。BU
FFER EMPTY信号が、交換機メッセージ送信バッファ16
0から交換機メッセージ送信論理ブロック180に到着
し、ゲート580によって反転され、これがラッチ56
0のIDLE状態と共に、ゲート582を介してST0
ラッチ561をセットするのに使用される。ラッチ56
1はゲート590に入力を供給し、ラッチ574をセッ
トさせる。ラッチ574は、IDLEラッチ560に入
力を供給し、ラッチ560をリセットさせ、交換機メッ
セージ送信論理ブロック180の遊休状態を解除する。
ST0ないしST9のタイミング・ラッチおよびIDL
Eラッチはすべて、10ナノ秒周期を持つ100MHz
クロック信号に基づいてセットされリセットされる。1
0ナノ秒周期は、交換機メッセージ送信論理ブロック1
80の好ましい実施例の基本伝送周波数であり、1バイ
トのデータを毎秒100メガバイトの速度で伝送させ
る。この100MHz信号により、新しいタイミング信
号が10ナノ秒ごとにセットされ、古いタイミング信号
がリセットされる。たとえば、BUFFER EMPTY信号が非活
動状態になった後に100MHzクロック信号が初めて
立ち上がるとき、ST0信号がセットされ、IDLE信
号がリセットされる。BUFFER EMPTY信号が非活動状態に
なった後に100MHzクロック信号が2回目に立ち上
がると、ST0信号を供給されるST1ラッチ562が
セットされ、同時にST0信号がリセットされる。この
動作は、図19に示すように、ST9に至るまで順序通
り継続する。ST9ラッチ578は、セットされた後、
ゲート585およびゲート586を介して入力をフィー
ドバックし、ST6ラッチに、ST9の後の第2の時間
を設定させる。ST6のセット後、再びST7、ST
8、ST9が10ナノ秒ごとに順序通り発生し、ST9
の後に再びST6が発生する。このST6からST9ま
でのタイミング・ループは、図18に示すように、メッ
セージ内のすべてのデータ・ワードnが多段交換機ネッ
トワーク30に送信されるまで継続する。
【0175】図20には、交換機メッセージ送信バッフ
ァ160から32ビット・ワードを取り込み、それをバ
イト幅ネットワーク・メッセージ・プロトコルに変換す
る、交換機メッセージ送信論理ブロック180の詳細な
論理が示されている。32ビット・ワードが、100ナ
ノ秒ごとに交換機メッセージ送信バッファ160から4
バイト・レジスタ600に読み取られる。第1のワード
はST0時間に読み取られ、ゲート610を介してST
0時間にレジスタ600をクロックする。第1のワード
はヘッダ・ワード1であり、図17に示すように、バイ
ト0およびバイト1に宛先ノードIDを含み、バイト3
およびバイト4にコマンド・フィールドを含む。3ビッ
ト・セレクタ機能604はマルチプレクサ機能であり、
レジスタ600の宛先ノード・フィールド(バイト0お
よびバイト1)を見て、一時に2ビットを選択し、ブロ
ック552に示すネットワーク・メッセージのネットワ
ーク・ヘッダ部分を構築する。好ましい多段交換機ネッ
トワーク30の実施例は、図7に示すように2つのネッ
トワーク段を有し、多段交換機ネットワーク30を通る
経路を確立するのに2つの段経路指定バイトを必要とす
る。図18に示すように、このうち1つは段1経路指定
バイトであり、ST1時間に構築され、もう1つは段2
経路指定バイトであり、ST3時間に構築される。2ビ
ット・セレクタ604と2−4デコーダ605があいま
って、レジスタ600に格納された宛先ノード・バイト
から段1経路指定バイトおよび段2経路指定バイトを構
築する。時間ST1に、2ビット・セレクタ604は、
レジスタ600のバイト1の下位2ビットを選択する。
この下位2ビットが2−4デコーダ605にゲート・ス
ルーされ、そこで2ビットが4ビット・コードに変換さ
れて、段1経路指定バイトになり、ゲート618および
ゲート619を通りINX-DATA線を介して多段交換機ネッ
トワーク30に伝送される。ST3時間に、2ビット・
セレクタ604はレジスタ600のバイト1の上位2ビ
ットを選択する。この上位2ビットが2−4デコーダ6
05に渡されて、そこで2ビットが4ビット・コードに
変換されて、段2経路指定バイトになり、ゲート618
および619を通りINX-DATA線を介して多段交換機ネッ
トワーク30に伝送される。大規模ネットワークの場
合、このプロセスが続行して、レジスタ600のバイト
0および1の宛先ノード・フィールドの上位ビットに基
づいて、さらに上の段の経路指定バイトを生成する。し
かし、2段の好ましい実施例では、必要な経路指定バイ
トは2つだけであり、より上位の宛先ノード・ビットは
使用されない。ゲート617は、ST1時間またはST
3時間にだけ2ビット・セレクタ604および2−4デ
コーダ605を使用可能にし、その他のすべての時間に
は、2−4デコーダ605がすべてゼロをゲート618
に渡すようにするために使用される。これにより、図1
8に示すように、時間ST2および時間ST4にはすべ
てゼロのdeadフィールドが生成される。ST5時間に、
ゲート618は、ゲート619を通りINX-DATA線を介し
て多段交換機ネットワーク30に送られるすべて1のデ
ータ・バイトの論理和を求めることによって、ネットワ
ーク・メッセージのRECEIVER SYNCフィールド部分を提
供する。多段交換機ネットワーク30にネットワーク・
ヘッダを送信する前に、多段交換機ネットワーク30へ
のINX-VALID信号がゲート592によって活動化され
(図19)、有効なメッセージが伝送中であることをネ
ットワーク3に通知する。交換機メッセージ送信論理ブ
ロック180によって多段交換機ネットワーク30に送
信されるメッセージでは、図17のブロック552に示
すメッセージのメッセージ・ヘッダおよびメッセージ・
データの部分が時間ST6から構築され、1つの32ビ
ット・ワードが、ST6からST9までの各期間に連続
する4つのバイトとしてネットワーク3に伝送される。
バイトMUX 604は、ゲート620および621の
制御下で、時間ST6にレジスタ600からバイト0
を、時間ST7にバイト1を、時間ST8にバイト2
を、時間ST9にバイト3を選択することによって、メ
ッセージのこの部分を構築する。ST6時間ごとに、レ
ジスタ600には、ゲート610を通じて交換機メッセ
ージ送信バッファ160から多段交換機ネットワーク3
0に送信される新しい32ビット・ワードがロードされ
る。DATA ACCEPTED信号が、図19のラッチ567によ
って生成されるが、これはST0信号と同じである。DA
TA ACCPTED信号により、交換機メッセージ送信バッファ
160と関連する読取りカウンタが、ST6時間ごとに
交換機メッセージ送信バッファ160への読取りアドレ
スを増分する。それによって、図18のタイミング図に
示すように、新しいデータが次のST6時間にレジスタ
600にロードされる。図19の制御論理は、最初のS
T6からST9までの期間にラッチ578をセットする
ことによってヘッダ・ワード1の送信を示すマークを付
け、次のST6からST9までの期間にラッチ579を
セットすることによってヘッダ・ワード2の送信を示す
マークを付ける。2つのメッセージ・ヘッダ・ワードが
伝送された後、メッセージ・データ・ワードが、ラッチ
576によって指定されるデータ間隔に伝送される。ラ
ッチ576は、ゲート595を介してセットされ、最後
のデータ・ワードが検出されるまで、ゲート594およ
びゲート595を介してセットされた状態に保持され
る。図17に示すように、ヘッダ・ワード1時間578
に、最初のバイト中で宛先ノードIDが伝送され、次の
バイト中でコマンド・フィールドが伝送される。図17
に示すように、ヘッダ・ワード2時間579に、最初の
2バイト中で発信元ノードIDが伝送され、次の2バイ
ト中でワード・カウント・フィールドが伝送される。ヘ
ッダ・ワード2がレジスタ600にロードされるのと同
じST6時間(第2のST6時間)に、図20のカウン
ト・レジスタに、ゲート615および遅延ブロック61
6を介して、現メッセージのワード・カウントがロード
される。カウント・レジスタ601は、現メッセージと
共にいくつのデータ・ワードが提供されるかを定義す
る。遅延ブロック616により、最初の610減分信号
が発行された後にカウント・レジスタ601がロードさ
れ、したがってヘッダ・ワード1または2に対しては減
分されない。しかし、図18に示すように、あらゆるデ
ータ・ワードがST6時間にレジスタ600にロードさ
れるので、カウント・レジスタ601は以後のST6時
間には減分される。カウント・レジスタ601がゼロま
で減分されて、レジスタ600にメッセージの最後のデ
ータ・ワードがロードされたことを示すとき、カウント
・ゼロ検出ブロック607がそれを検出する。カウント
・レジスタ601がゼロになり、カウント・ゼロ検出ブ
ロック607によってそれが検出されると、ゲート61
2およびゲート614によってLAST DATA WORD信号とそ
の反転信号が生成される。図19を参照すると、LAST D
ATA WORD信号がゲート585に入ると、ST9時間に最
後のデータ・ワードの最後のバイトが伝送された後にS
T6が再び発生することはできなくなる。その代わり、
最後のST9信号で最後のデータ・バイトが伝送された
後、ゲート589によって、SEND CRCラッチ571がセ
ットされる(SCRC)。SCRC信号571はゲート
610に達して(図20)、交換機メッセージ送信バッ
ファ160からのCRCバイトをレジスタ600にロー
ドさせる。図18に示すように、CRCバイトは、レジ
スタ600からMUX 606およびゲート619を通
り、INX-DATA線を介して多段交換機ネットワーク30に
送信される。これによって、多段交換機ネットワーク3
0への有効なメッセージの送信が完了し、SCRCラッ
チ571がセットされて、END INTERVALラッチ632
(図21)が活動状態になる。INX-VALID信号592
は、終了間隔632の間活動状態のままとなり、受信側
ノードに有効なメッセージに対してINX-ACCEPT信号また
はINX-REJECT信号で応答する機会を与える。図18に、
受信側ノードがメッセージを受け入れ、INX-ACCEPT信号
で応答するタイミングを示す。
ァ160から32ビット・ワードを取り込み、それをバ
イト幅ネットワーク・メッセージ・プロトコルに変換す
る、交換機メッセージ送信論理ブロック180の詳細な
論理が示されている。32ビット・ワードが、100ナ
ノ秒ごとに交換機メッセージ送信バッファ160から4
バイト・レジスタ600に読み取られる。第1のワード
はST0時間に読み取られ、ゲート610を介してST
0時間にレジスタ600をクロックする。第1のワード
はヘッダ・ワード1であり、図17に示すように、バイ
ト0およびバイト1に宛先ノードIDを含み、バイト3
およびバイト4にコマンド・フィールドを含む。3ビッ
ト・セレクタ機能604はマルチプレクサ機能であり、
レジスタ600の宛先ノード・フィールド(バイト0お
よびバイト1)を見て、一時に2ビットを選択し、ブロ
ック552に示すネットワーク・メッセージのネットワ
ーク・ヘッダ部分を構築する。好ましい多段交換機ネッ
トワーク30の実施例は、図7に示すように2つのネッ
トワーク段を有し、多段交換機ネットワーク30を通る
経路を確立するのに2つの段経路指定バイトを必要とす
る。図18に示すように、このうち1つは段1経路指定
バイトであり、ST1時間に構築され、もう1つは段2
経路指定バイトであり、ST3時間に構築される。2ビ
ット・セレクタ604と2−4デコーダ605があいま
って、レジスタ600に格納された宛先ノード・バイト
から段1経路指定バイトおよび段2経路指定バイトを構
築する。時間ST1に、2ビット・セレクタ604は、
レジスタ600のバイト1の下位2ビットを選択する。
この下位2ビットが2−4デコーダ605にゲート・ス
ルーされ、そこで2ビットが4ビット・コードに変換さ
れて、段1経路指定バイトになり、ゲート618および
ゲート619を通りINX-DATA線を介して多段交換機ネッ
トワーク30に伝送される。ST3時間に、2ビット・
セレクタ604はレジスタ600のバイト1の上位2ビ
ットを選択する。この上位2ビットが2−4デコーダ6
05に渡されて、そこで2ビットが4ビット・コードに
変換されて、段2経路指定バイトになり、ゲート618
および619を通りINX-DATA線を介して多段交換機ネッ
トワーク30に伝送される。大規模ネットワークの場
合、このプロセスが続行して、レジスタ600のバイト
0および1の宛先ノード・フィールドの上位ビットに基
づいて、さらに上の段の経路指定バイトを生成する。し
かし、2段の好ましい実施例では、必要な経路指定バイ
トは2つだけであり、より上位の宛先ノード・ビットは
使用されない。ゲート617は、ST1時間またはST
3時間にだけ2ビット・セレクタ604および2−4デ
コーダ605を使用可能にし、その他のすべての時間に
は、2−4デコーダ605がすべてゼロをゲート618
に渡すようにするために使用される。これにより、図1
8に示すように、時間ST2および時間ST4にはすべ
てゼロのdeadフィールドが生成される。ST5時間に、
ゲート618は、ゲート619を通りINX-DATA線を介し
て多段交換機ネットワーク30に送られるすべて1のデ
ータ・バイトの論理和を求めることによって、ネットワ
ーク・メッセージのRECEIVER SYNCフィールド部分を提
供する。多段交換機ネットワーク30にネットワーク・
ヘッダを送信する前に、多段交換機ネットワーク30へ
のINX-VALID信号がゲート592によって活動化され
(図19)、有効なメッセージが伝送中であることをネ
ットワーク3に通知する。交換機メッセージ送信論理ブ
ロック180によって多段交換機ネットワーク30に送
信されるメッセージでは、図17のブロック552に示
すメッセージのメッセージ・ヘッダおよびメッセージ・
データの部分が時間ST6から構築され、1つの32ビ
ット・ワードが、ST6からST9までの各期間に連続
する4つのバイトとしてネットワーク3に伝送される。
バイトMUX 604は、ゲート620および621の
制御下で、時間ST6にレジスタ600からバイト0
を、時間ST7にバイト1を、時間ST8にバイト2
を、時間ST9にバイト3を選択することによって、メ
ッセージのこの部分を構築する。ST6時間ごとに、レ
ジスタ600には、ゲート610を通じて交換機メッセ
ージ送信バッファ160から多段交換機ネットワーク3
0に送信される新しい32ビット・ワードがロードされ
る。DATA ACCEPTED信号が、図19のラッチ567によ
って生成されるが、これはST0信号と同じである。DA
TA ACCPTED信号により、交換機メッセージ送信バッファ
160と関連する読取りカウンタが、ST6時間ごとに
交換機メッセージ送信バッファ160への読取りアドレ
スを増分する。それによって、図18のタイミング図に
示すように、新しいデータが次のST6時間にレジスタ
600にロードされる。図19の制御論理は、最初のS
T6からST9までの期間にラッチ578をセットする
ことによってヘッダ・ワード1の送信を示すマークを付
け、次のST6からST9までの期間にラッチ579を
セットすることによってヘッダ・ワード2の送信を示す
マークを付ける。2つのメッセージ・ヘッダ・ワードが
伝送された後、メッセージ・データ・ワードが、ラッチ
576によって指定されるデータ間隔に伝送される。ラ
ッチ576は、ゲート595を介してセットされ、最後
のデータ・ワードが検出されるまで、ゲート594およ
びゲート595を介してセットされた状態に保持され
る。図17に示すように、ヘッダ・ワード1時間578
に、最初のバイト中で宛先ノードIDが伝送され、次の
バイト中でコマンド・フィールドが伝送される。図17
に示すように、ヘッダ・ワード2時間579に、最初の
2バイト中で発信元ノードIDが伝送され、次の2バイ
ト中でワード・カウント・フィールドが伝送される。ヘ
ッダ・ワード2がレジスタ600にロードされるのと同
じST6時間(第2のST6時間)に、図20のカウン
ト・レジスタに、ゲート615および遅延ブロック61
6を介して、現メッセージのワード・カウントがロード
される。カウント・レジスタ601は、現メッセージと
共にいくつのデータ・ワードが提供されるかを定義す
る。遅延ブロック616により、最初の610減分信号
が発行された後にカウント・レジスタ601がロードさ
れ、したがってヘッダ・ワード1または2に対しては減
分されない。しかし、図18に示すように、あらゆるデ
ータ・ワードがST6時間にレジスタ600にロードさ
れるので、カウント・レジスタ601は以後のST6時
間には減分される。カウント・レジスタ601がゼロま
で減分されて、レジスタ600にメッセージの最後のデ
ータ・ワードがロードされたことを示すとき、カウント
・ゼロ検出ブロック607がそれを検出する。カウント
・レジスタ601がゼロになり、カウント・ゼロ検出ブ
ロック607によってそれが検出されると、ゲート61
2およびゲート614によってLAST DATA WORD信号とそ
の反転信号が生成される。図19を参照すると、LAST D
ATA WORD信号がゲート585に入ると、ST9時間に最
後のデータ・ワードの最後のバイトが伝送された後にS
T6が再び発生することはできなくなる。その代わり、
最後のST9信号で最後のデータ・バイトが伝送された
後、ゲート589によって、SEND CRCラッチ571がセ
ットされる(SCRC)。SCRC信号571はゲート
610に達して(図20)、交換機メッセージ送信バッ
ファ160からのCRCバイトをレジスタ600にロー
ドさせる。図18に示すように、CRCバイトは、レジ
スタ600からMUX 606およびゲート619を通
り、INX-DATA線を介して多段交換機ネットワーク30に
送信される。これによって、多段交換機ネットワーク3
0への有効なメッセージの送信が完了し、SCRCラッ
チ571がセットされて、END INTERVALラッチ632
(図21)が活動状態になる。INX-VALID信号592
は、終了間隔632の間活動状態のままとなり、受信側
ノードに有効なメッセージに対してINX-ACCEPT信号また
はINX-REJECT信号で応答する機会を与える。図18に、
受信側ノードがメッセージを受け入れ、INX-ACCEPT信号
で応答するタイミングを示す。
【0176】図19を参照すると、終了間隔632の期
間にINX-ACCEPT信号が発生すると、ゲート598および
ゲート599が活動状態になり、END OF MESSAGE信号5
99が活動状態になる。この信号が交換機メッセージ送
信バッファ160に達して、送信され受け入れられたば
かりの有効なメッセージを交換機メッセージ送信バッフ
ァ160から消去させ、ラッチ574をゲート596を
介してリセットさせる。ラッチ574がリセットされる
と、INX-VALID信号が非活動状態になって、多段交換機
ネットワーク30を通る確立された接続を切断し、ネッ
トワーク・ポートが遊休状態に戻る。この遊休状態は、
ラッチ574がIDLEラッチ560をセットすること
によって発生する。BUFFER EMPTY信号が活動状態のまま
であるか、あるいは再び活動状態になって、交換機メッ
セージ送信バッファ160に送信すべき有効メッセージ
がまだあることを示す場合、ネットワーク・メッセージ
送信操作がもう一度最初から開始され、次の有効なメッ
セージが処理される。
間にINX-ACCEPT信号が発生すると、ゲート598および
ゲート599が活動状態になり、END OF MESSAGE信号5
99が活動状態になる。この信号が交換機メッセージ送
信バッファ160に達して、送信され受け入れられたば
かりの有効なメッセージを交換機メッセージ送信バッフ
ァ160から消去させ、ラッチ574をゲート596を
介してリセットさせる。ラッチ574がリセットされる
と、INX-VALID信号が非活動状態になって、多段交換機
ネットワーク30を通る確立された接続を切断し、ネッ
トワーク・ポートが遊休状態に戻る。この遊休状態は、
ラッチ574がIDLEラッチ560をセットすること
によって発生する。BUFFER EMPTY信号が活動状態のまま
であるか、あるいは再び活動状態になって、交換機メッ
セージ送信バッファ160に送信すべき有効メッセージ
がまだあることを示す場合、ネットワーク・メッセージ
送信操作がもう一度最初から開始され、次の有効なメッ
セージが処理される。
【0177】図12の交換機メッセージ受信論理ブロッ
ク170および交換機メッセージ受信バッファ150
は、それぞれ交換機メッセージ送信論理ブロック180
および交換機メッセージ送信バッファ160と同様に機
能する。ただし、データの流れは反対方向であり、多段
交換機ネットワーク30からデータ・メッセージが届
く。交換機メッセージ受信論理ブロック170に届く多
段交換機ネットワーク30のメッセージは、図17のブ
ロック552のメッセージ・ヘッダおよびメッセージ・
データ部分で示されるフォーマットである。交換機メッ
セージ受信論理ブロック170は、CRC検査バイトを
使って、多段交換機ネットワーク30から届くメッセー
ジ・データが正しいかどうか検査する。交換機メッセー
ジ受信論理ブロック170はまた、メッセージ・データ
を32ビット・ワードに変換し、それを交換機メッセー
ジ受信論理バッファ150に格納する。交換機メッセー
ジ受信バッファ150は、メッセージが到着したと図1
2のMC受信論理ブロック130に警告する。MC受信
論理ブロック130は、特殊コード化されたPIO命令
を使って、割込みによって、プロセッサP300のポー
リングを待っているメッセージがあるとプロセッサP3
00に警告する。いずれの場合も、プロセッサP300
は、ポーリングまたは割込みに応答して、MC受信論理
ブロック130にアドレス指定されたPIO命令を使っ
て、MC受信論理ブロック130を介して交換機メッセ
ージ受信バッファ150を読み取る。
ク170および交換機メッセージ受信バッファ150
は、それぞれ交換機メッセージ送信論理ブロック180
および交換機メッセージ送信バッファ160と同様に機
能する。ただし、データの流れは反対方向であり、多段
交換機ネットワーク30からデータ・メッセージが届
く。交換機メッセージ受信論理ブロック170に届く多
段交換機ネットワーク30のメッセージは、図17のブ
ロック552のメッセージ・ヘッダおよびメッセージ・
データ部分で示されるフォーマットである。交換機メッ
セージ受信論理ブロック170は、CRC検査バイトを
使って、多段交換機ネットワーク30から届くメッセー
ジ・データが正しいかどうか検査する。交換機メッセー
ジ受信論理ブロック170はまた、メッセージ・データ
を32ビット・ワードに変換し、それを交換機メッセー
ジ受信論理バッファ150に格納する。交換機メッセー
ジ受信バッファ150は、メッセージが到着したと図1
2のMC受信論理ブロック130に警告する。MC受信
論理ブロック130は、特殊コード化されたPIO命令
を使って、割込みによって、プロセッサP300のポー
リングを待っているメッセージがあるとプロセッサP3
00に警告する。いずれの場合も、プロセッサP300
は、ポーリングまたは割込みに応答して、MC受信論理
ブロック130にアドレス指定されたPIO命令を使っ
て、MC受信論理ブロック130を介して交換機メッセ
ージ受信バッファ150を読み取る。
【0178】図6に関して、すべての入力ポートおよび
出力ポートにおけるデータ線の数を増やすことが可能な
ことに留意されたい。たとえば、データ線5ないし8を
追加すると、すべてのポートでバイト幅インタフェース
が提供され、多段交換機ネットワーク30を通るデータ
伝送速度が2倍になる。図13などの図に関して、ブロ
ック領域は、チップ上で諸機能が占める実際の物理空間
を示すものでないことに留意されたい。
出力ポートにおけるデータ線の数を増やすことが可能な
ことに留意されたい。たとえば、データ線5ないし8を
追加すると、すべてのポートでバイト幅インタフェース
が提供され、多段交換機ネットワーク30を通るデータ
伝送速度が2倍になる。図13などの図に関して、ブロ
ック領域は、チップ上で諸機能が占める実際の物理空間
を示すものでないことに留意されたい。
【図1】分岐バスをベースとする接続であり、各マイク
ロチャネル・アイランドを多段交換ネットワークに適応
させる本発明を介して互いに相互接続された、本発明に
よる複数のマイクロチャネル・アイランドの好ましい実
施例を全般的に示す図である。
ロチャネル・アイランドを多段交換ネットワークに適応
させる本発明を介して互いに相互接続された、本発明に
よる複数のマイクロチャネル・アイランドの好ましい実
施例を全般的に示す図である。
【図2】マイクロチャネル・インタフェース信号を交換
機ネットワーク・インタフェース信号に適応させる方法
の機能図を示すことによって、本発明の好ましい実施例
を一般的に示す図である。
機ネットワーク・インタフェース信号に適応させる方法
の機能図を示すことによって、本発明の好ましい実施例
を一般的に示す図である。
【図3】マイクロチャネル・プロトコルおよびマイクロ
チャネル・アーキテクチャを交換機プロトコルおよび交
換機アーキテクチャに適応させる目的で、PCまたはワ
ークステーションあるいはその両方に挿入する、本明細
書で開示する交換機アダプタ拡張カードに関する、本発
明の機能レイアウトの好ましい実施例を示す図である。
チャネル・アーキテクチャを交換機プロトコルおよび交
換機アーキテクチャに適応させる目的で、PCまたはワ
ークステーションあるいはその両方に挿入する、本明細
書で開示する交換機アダプタ拡張カードに関する、本発
明の機能レイアウトの好ましい実施例を示す図である。
【図4】マイクロチャネル・アイランドを交換機ネット
ワークに接続する目的で、複数のPCまたはワークステ
ーションあるいはその両方に挿入する、本明細書で開示
する交換機アダプタ拡張カードの機能の使用法の好まし
い実施例を示す図である。
ワークに接続する目的で、複数のPCまたはワークステ
ーションあるいはその両方に挿入する、本明細書で開示
する交換機アダプタ拡張カードの機能の使用法の好まし
い実施例を示す図である。
【図5】最大4個までのノードを相互接続するための本
明細書で開示する完全並列交換手段を提供する能力を有
する、4入力4出力(4×4)クロスバー交換装置を示
す図である。
明細書で開示する完全並列交換手段を提供する能力を有
する、4入力4出力(4×4)クロスバー交換装置を示
す図である。
【図6】4入力4出力(4×4)クロスバー交換装置が
4つのノード間に完全な相互接続を提供するために必要
な相互接続を示す図である。
4つのノード間に完全な相互接続を提供するために必要
な相互接続を示す図である。
【図7】4つを越えるノードを有する並列システムに対
応できるように、本発明の非同期交換装置の本明細書で
開示する4×4実施例をカスケード式に連結するための
典型的な方法を示す図である。
応できるように、本発明の非同期交換装置の本明細書で
開示する4×4実施例をカスケード式に連結するための
典型的な方法を示す図である。
【図8】本発明と共に使用して、ディジタル・データを
転送するために最大4つのシステム・ノードを相互接続
するための完全に並列な交換手段を提供する能力を有す
る、4×4非同期交換装置の単純なディジタル・データ
・フローおよび制御経路の実施の概略ブロック図であ
る。
転送するために最大4つのシステム・ノードを相互接続
するための完全に並列な交換手段を提供する能力を有す
る、4×4非同期交換装置の単純なディジタル・データ
・フローおよび制御経路の実施の概略ブロック図であ
る。
【図9】4本の同期データ線上で本発明の交換装置の元
の4×4実施例に送られる並列制御情報および多重線直
列ディジタル・データ情報を生成するための典型的な方
法を示す図である。
の4×4実施例に送られる並列制御情報および多重線直
列ディジタル・データ情報を生成するための典型的な方
法を示す図である。
【図10】本発明の交換装置の元の4×4実施例の1つ
の入力ポートに着信するディジタル・インタフェース信
号を1つの出力ポートに経路指定するための典型的なタ
イミング図である。
の入力ポートに着信するディジタル・インタフェース信
号を1つの出力ポートに経路指定するための典型的なタ
イミング図である。
【図11】ディジタル・データをあるノードから別のノ
ードに送信する目的で、本発明の交換装置から構成され
るネットワークを通る伝送経路を選択し確立するための
典型的な方法を示す図である。
ードに送信する目的で、本発明の交換装置から構成され
るネットワークを通る伝送経路を選択し確立するための
典型的な方法を示す図である。
【図12】マイクロチャネル・プロトコルおよびマイク
ロチャネル・アーキテクチャを交換機プロトコルおよび
交換機アーキテクチャに適応させるための、本発明のマ
イクロチャネル・コンバータ機能または交換機アダプタ
機能の好ましい実施例の概略ブロック図である。
ロチャネル・アーキテクチャを交換機プロトコルおよび
交換機アーキテクチャに適応させるための、本発明のマ
イクロチャネル・コンバータ機能または交換機アダプタ
機能の好ましい実施例の概略ブロック図である。
【図13】マイクロチャネル・プロトコルおよびマイク
ロチャネル・アーキテクチャを交換機プロトコルおよび
交換機アーキテクチャに適応させる目的で、本発明のマ
イクロチャネル・コンバータ機能または交換機アダプタ
機能を実行するためのチップ・レイアウトの概略ブロッ
ク図である。
ロチャネル・アーキテクチャを交換機プロトコルおよび
交換機アーキテクチャに適応させる目的で、本発明のマ
イクロチャネル・コンバータ機能または交換機アダプタ
機能を実行するためのチップ・レイアウトの概略ブロッ
ク図である。
【図14】マイクロチャネルから多段交換機ネットワー
クに伝送されるメッセージ・データをバッファリングす
るための、本発明のマイクロチャネル・コンバータ機能
または交換機アダプタ機能の送信メッセージ・バッファ
部分の概略ブロック図である。
クに伝送されるメッセージ・データをバッファリングす
るための、本発明のマイクロチャネル・コンバータ機能
または交換機アダプタ機能の送信メッセージ・バッファ
部分の概略ブロック図である。
【図15】マイクロチャネル・インタフェース・プロト
コルおよび多段交換機ネットワーク・インタフェース・
プロトコルのメッセージ・ヘッダおよびデータのフォー
マットを示す図である。
コルおよび多段交換機ネットワーク・インタフェース・
プロトコルのメッセージ・ヘッダおよびデータのフォー
マットを示す図である。
【図16】マイクロチャネルから多段交換機ネットワー
クに伝送されるメッセージ・データを送信するための、
本発明のマイクロチャネル・コンバータ機能または交換
機アダプタ機能のマイクロチャネル・インタフェース部
分の概略ブロック図である。
クに伝送されるメッセージ・データを送信するための、
本発明のマイクロチャネル・コンバータ機能または交換
機アダプタ機能のマイクロチャネル・インタフェース部
分の概略ブロック図である。
【図17】多段交換機ネットワークからマイクロチャネ
ルに伝送されるメッセージ・データを受信するための、
本発明のマイクロチャネル・コンバータ機能または交換
機アダプタ機能のマイクロチャネル・インタフェース部
分の概略ブロック図である。
ルに伝送されるメッセージ・データを受信するための、
本発明のマイクロチャネル・コンバータ機能または交換
機アダプタ機能のマイクロチャネル・インタフェース部
分の概略ブロック図である。
【図18】マイクロチャネル・プロトコルから多段交換
機ネットワーク・インタフェース・プロトコルへの変換
のタイミング図である。
機ネットワーク・インタフェース・プロトコルへの変換
のタイミング図である。
【図19】マイクロチャネルから多段交換機ネットワー
クに伝送されるメッセージ・データを送信するための、
本発明の交換機アダプタ機能の交換機インタフェース・
メッセージ送信部分に関連するタイミング論理機構の概
略ブロック図である。
クに伝送されるメッセージ・データを送信するための、
本発明の交換機アダプタ機能の交換機インタフェース・
メッセージ送信部分に関連するタイミング論理機構の概
略ブロック図である。
【図20】マイクロチャネルから多段交換機ネットワー
クに伝送されるメッセージ・データを送信するための、
本発明の交換機アダプタ機能の交換機インタフェース・
メッセージ送信部分に関連するデータ変換論理機構の概
略ブロック図である。
クに伝送されるメッセージ・データを送信するための、
本発明の交換機アダプタ機能の交換機インタフェース・
メッセージ送信部分に関連するデータ変換論理機構の概
略ブロック図である。
【図21】マイクロチャネルから多段交換機ネットワー
クに伝送されるメッセージ・データを送信するための、
本発明の交換機アダプタ機能の交換機インタフェース・
メッセージ送信部分に関連する制御論理機構の概略ブロ
ック図である。
クに伝送されるメッセージ・データを送信するための、
本発明の交換機アダプタ機能の交換機インタフェース・
メッセージ送信部分に関連する制御論理機構の概略ブロ
ック図である。
6 拡張カード 7 ドライバ/レシーバ部分 8 チップ 10 交換機 30 多段交換機ネットワーク 130 MC受信論理ブロック 140 MC送信論理ブロック 150 交換機メッセージ受信バッファ 160 交換機メッセージ送信バッファ 170 交換機メッセージ受信論理ブロック 180 交換機メッセージ送信論理ブロック 200 メッセージ受信/MC制御ブロック 246 書込みポインタ 248 書込みカウンタ 250 読取りポインタ 258 読取りカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ウェイランド・ドットソン アメリカ合衆国13901、ニューヨーク州 ビンガムトン、カルガリ・レーン 19 (72)発明者 ジェームズ・ウィリアム・フィーニー アメリカ合衆国13760、ニューヨーク州 エンディコット、エヌ・ワイ・ルート 38ビー 384 (72)発明者 マイケル・ハンス・フィッシャー アメリカ合衆国55901、ミネソタ州ロチ ェスター、コパーフィールド・レーン、 ノース・ウェスト 4442 (72)発明者 ジョン・デーヴィッド・ヤブシュ アメリカ合衆国13760、ニューヨーク州 エンドウェル、ホール・ストリート 3015 (72)発明者 ロバート・フランシス・ルシュ アメリカ合衆国13850、ニューヨーク州 ヴェスタル、コートランド・ドライブ 3100 (72)発明者 マイケル・アンソニー・マニケット アメリカ合衆国13827、ニューヨーク州 オウェゴ、ホリスター・ロード 223
Claims (1)
- 【請求項1】バス・インタフェースから交換機インタフ
ェースにデータ・メッセージを送信し、あるいは交換機
インタフェースからバス・インタフェースにデータ・メ
ッセージを送信する目的で、バス・インタフェースおよ
びバス・プロトコルを交換機インタフェースおよび交換
機プロトコルに変換するためのスレーブ・アダプタ装置
であって、 多段交換機ネットワークの単一のポートに前記アダプタ
装置を結合するための交換機インタフェース接続手段
と、 前記アダプタ装置をプロセッサ入出力バスに結合するた
めの分岐バス・インタフェース接続手段と、 前記バス・インタフェース手段から前記交換機インタフ
ェース手段への前記データ・メッセージをバッファリン
グするための送信バッファ手段と、 前記交換機インタフェース手段から前記バス・インタフ
ェース手段への前記データ・メッセージをバッファリン
グするための受信バッファ手段と、 前記送信バッファ手段への複数のデータ・メッセージの
格納を制御するための送信バッファ制御手段と、 前記受信バッファ手段への複数のデータ・メッセージの
格納を制御するための受信バッファ制御手段と、 前記バス・インタフェース手段から前記送信バッファ手
段に前記データ・メッセージを送信するためのバス送信
制御手段と、 前記受信バッファ手段から前記バス・インタフェース手
段への前記データ・メッセージを受信するためのバス受
信制御手段と、 前記送信バッファ手段から前記交換機インタフェース手
段に前記データ・メッセージを送信するための交換機送
信制御手段と、 前記交換機インタフェース手段から前記受信バッファ手
段への前記データ・メッセージを受信するための交換機
受信制御手段と、 それぞれ分岐バス構造と、データを前記アダプタ装置に
伝送するための手段とを有する、複数のノード要素と、 データを受信できる複数のノード要素とを備える、スレ
ーブ・アダプタ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US94650692A | 1992-09-17 | 1992-09-17 | |
US946506 | 1992-09-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06195299A JPH06195299A (ja) | 1994-07-15 |
JP2502466B2 true JP2502466B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=25484574
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5203373A Expired - Lifetime JP2502465B2 (ja) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | マスタ―アダプタ装置 |
JP5225367A Expired - Lifetime JP2502466B2 (ja) | 1992-09-17 | 1993-09-10 | 交換機ア―キテクチャに変換するためのスレ―ブ・マイクロチャネル装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5203373A Expired - Lifetime JP2502465B2 (ja) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | マスタ―アダプタ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0588030A3 (ja) |
JP (2) | JP2502465B2 (ja) |
CA (1) | CA2105054C (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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