JP2502025Y2 - 義歯用光重合器 - Google Patents

義歯用光重合器

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JP2502025Y2
JP2502025Y2 JP4815492U JP4815492U JP2502025Y2 JP 2502025 Y2 JP2502025 Y2 JP 2502025Y2 JP 4815492 U JP4815492 U JP 4815492U JP 4815492 U JP4815492 U JP 4815492U JP 2502025 Y2 JP2502025 Y2 JP 2502025Y2
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temporary
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lamp housing
attached
main
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Inventor
一郎 山中
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株式会社ヨシダ
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  • Dental Prosthetics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、義歯の作製に用いる義歯
用光重合器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光重合型レジンによる義歯の間接
作成作業において、本重合器を使用して仮重合を行うこ
とによる欠陥即ちペーストレジンの盛付け毎に、義歯の
石膏模型を咬合器から取り外して本重合器に収納したり
或いは本重合器内における歯形の位置と光源との距離の
調節などに手間と時間を要し、かつ、ペーストレジンが
作業中に流動乃至は変形して高い精度が得られないなど
の欠陥を改善するために、1〜複数個のハロゲン球を一
定の高さに支持してなるスタンド杆のコードを介して床
面に設置されたフットスイッチによって電源を切換え自
在とした本重合器と別体構成の簡易仮重合器は、特開平
3−237973号公報においてすでに提案されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記した公知
の簡易仮重合器によれば、該仮重合器が、義歯の完全重
合を行う本重合器と別個独立に構成されているので、仮
重合器としての電源部やスタンド杆を作業台に起立状態
に保持する基台を別途必要とするばかりでなく、作業台
が狭い場合には、本重合器と仮重合器とを近接して設置
できなかったり、或いは基台の重量が十分でない場合に
は、転倒の惧れも有するなどの不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は、本重合器
に仮重合器を取り外し可能に取り付けて、上記した従来
のものの不都合を解消したものであり、その要旨とする
ところは、光重合機構を具備した本重合器と、支柱の上
端にハロゲンランプを有したランプ筐体を取り付けた仮
重合器とから成り、前記本重合器に、仮重合用タイマー
と電気コネクタと前記支柱を支持する固着する取付部材
とを夫々設け、かつ、前記仮重合器に、前記電気コネク
タと接続する電気コネクタを有した接続コードを設け、
さらに仮重合器用の作動スイッチを本重合器或いはラン
プ筐体に設けたものであり、具体的には、本重合器が、
前面に扉を設け、内部に光重合機構を具備した器体の前
面下部に、本重合用タイマーとスタート釦と仮重合用タ
イマーとを、また背面に取付部材と電気コネクタとを夫
々設けて成り、かつ、支柱をL字状に屈曲して、その垂
直部上端にランプ筐体を取り付け、支柱の水平部先端を
取付部材に取り付けて成る、また支柱の垂直部上端に水
平状の支片を設けて、この支片に、ランプ筐体をその下
面に設けた取付部材により、垂直傾動調整可能に取り付
けて成るものである。
【0005】
【作用】しかして、使用に際しては、本重合器に設けた
取付部材に、仮重合器の支柱の下端を固着すると共に、
電気コネクタ同士を接続して本重合器に仮重合器を組付
け、この状態で、本重合器に備えた仮重合用タイマーを
セットすると共に、作動スイッチをONすると、仮重合
器のハロゲンランプが一定時間点灯する。従ってこの状
態で盛付けしたレジンの仮重合作業を行い、このように
して、仮重合により築盛された義歯を完全重合を行うた
めに本重合器内に収納して従来と同様に本重合作業を行
うものである。上記において、仮重合器を必要としない
ときは、電気コネクタ同士の接続を解くと共に、支柱を
取付部材より取り外す。
【0006】
【実施例】以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述す
ると、Aは本重合器を示しており、この重合器Aは従来
と同様に透視窓1を有する開閉扉2を前面に設けたボッ
クス型の器体3の内部に、図示しないがハロゲンラン
プ、熱線フイルタ、被重合義歯を載置するターンテーブ
ル及び冷却ファンなど義歯を完全重合するために必要な
機構を備えており、この器体3の正面下部には、本重合
の時間を設定する本重合用タイマー(分)4と、スター
ト釦5と、パイロットランプ6のほかに、仮重合の時間
を設定する仮重合用タイマー(秒)7が設けられてい
る。また前記器体3の側面には、電源スイッチ8が、さ
らに背面下部には、後述する仮重合器Bの支柱15を取
り外し可能に固着する取付部材9と、後述する仮重合器
Bの接続コード22に通電する電気コネクタ10とが設
けてある。
【0007】仮重合器Bは、L字状に屈曲していると共
に、その垂直部上端に水平状の支片15aを有した支柱
15の前記支片15aに、前部にハロゲンランプ16を
備え、上部に作動スイッチ17をまた前面にフード18
を夫々設けて成るランプ筐体19の下面が、取付部材2
0を介して垂直傾動調整可能に取り付けてあり、このラ
ンプ筐体19には、前記電気コネクタ10と接続して本
重合器Aから電源の供給を受ける先端に電気コネクタ2
1を設けた接続コード22が連結されている。
【0008】前記取付部材9及び20は、図3で示すよ
うに、一端が枢軸25により回動自在に枢着され、か
つ、内面に半円形状の凹部26を対向して設けた一対の
挟持部片27,28と、一方の挟持部片27の内面に突
設して他方の挟持部片28を厚味方向で貫通するねじ軸
29と、このねじ軸29に螺合されて他方の挟持部片2
8の外面を押圧する蝶型のナット30とから成り、支柱
15を、対向する凹部26内に嵌合してナット30を締
め付けることにより、支柱15は一対の挟持部片27,
28により固着される。図中11は器体3に接続した電
源コードを示している。
【0009】しかして、使用に際しては図1,2で示す
ように、器体3の背面下部に設けた取付部材9により支
柱15の水平部先端を固着してその垂直部を例えば45
°に傾斜して器体3の側面に位置させ、さらにランプ筐
体19の下面に設けた取付部材20により、支柱15に
対するランプ筐体19の傾きを調整する。この状態で仮
重合器Bを使用するときは、電源スイッチ8を閉じ、か
つ、仮重合タイマー7をセットすると共に、作動スイッ
チ17を作動すると、ハロゲンランプ16は一時間点灯
し、従ってこの状態で仮重合作業を行うものである。こ
のようにして仮重合作業によって得られた義歯を本重合
器によって完全重合するときは、従来と同様に仮重合さ
れたのち義歯を器体3内に収納し、次いで本重合タイマ
ー4を所要時間にセットすると共に、スタット釦5を操
作するものである。
【0010】
【考案の効果】以上のように本願によれば、仮重合器の
支柱を本重合器の器体に取り付けるものであるから、仮
重合器を極めて安定した状態で支持できること、電源コ
ネクタの接続を介して仮重合器Bの電源部を本重合器と
共用にできて構成が合理的であること、本重合器と仮重
合器とは近接状態におかれるので、仮重合後の義歯を本
重合器に移し変える操作が便利であること、本重合器
に、本重合用タイマー及びスタート釦のほかに仮重合用
タイマーを設けたので、操作性に優れること、また仮重
合器の不必要時には本重合器から取り外すことができる
ので邪魔になることはないこと、さらに請求項3記載の
構成によれば、仮重合器のランプ筐体の垂直傾斜角の調
整ができるので、仮重合作業に便利であることなどの利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】総体斜視図
【図2】総体背面図
【図3】取付部材の断面図
【符号の説明】
A 本重合器 B 仮重合器 3 器体 4 本重合用タイマー 5 スタート釦 7 仮重合用タイマー 9,20 取付部材 10,21 コネクタ 15 支柱 16 ハロゲンランプ 17 作動スイッチ 19 ランプ筺体 26 凹部 27,28 挟持部片 29 ねじ軸 30 ナット

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光重合機構を具備した本重合器と、支柱
    の上端にハロゲンランプを有したランプ筐体を取り付け
    た仮重合器とから成り、前記本重合器に、仮重合用タイ
    マーと電気コネクタと前記支柱を支持する固着する取付
    部材とを夫々設け、かつ、前記仮重合器に、前記電気コ
    ネクタと接続する電気コネクタを有した接続コードを設
    け、さらに仮重合器用の作動スイッチを本重合器或いは
    ランプ筐体に設けたことを特徴とする義歯用光重合器。
  2. 【請求項2】 本重合器が、前面に扉を設け、内部に光
    重合機構を具備した器体の前面下部に、本重合用タイマ
    ーとスタート釦と仮重合用タイマーとを、また背面に取
    付部材と電気コネクタとを夫々設けて成り、かつ、支柱
    をL字状に屈曲して、その垂直部上端にランプ筐体を取
    り付け、支柱の水平部先端を取付部材に取り付けて成る
    請求項1記載の義歯用光重合器。
  3. 【請求項3】 支柱の垂直部上端に水平状の支片を設け
    て、この支片に、ランプ筐体を、その下面に設けた取付
    部材により、垂直傾動調整可能に取り付けて成る請求項
    3記載の義歯用光重合器。
JP4815492U 1992-06-02 1992-06-02 義歯用光重合器 Expired - Lifetime JP2502025Y2 (ja)

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JP4815492U JP2502025Y2 (ja) 1992-06-02 1992-06-02 義歯用光重合器

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Publication Number Publication Date
JPH0595512U JPH0595512U (ja) 1993-12-27
JP2502025Y2 true JP2502025Y2 (ja) 1996-06-19

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ID=12795457

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JP4815492U Expired - Lifetime JP2502025Y2 (ja) 1992-06-02 1992-06-02 義歯用光重合器

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US10245130B2 (en) 2014-09-10 2019-04-02 Gc Corporation Polymerization apparatus for dental technique

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JPH0595512U (ja) 1993-12-27

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