JP2501954B2 - ト―クン・リング・ロ―カル・エリア・ネットワ―クにおける端局間全二重通信 - Google Patents

ト―クン・リング・ロ―カル・エリア・ネットワ―クにおける端局間全二重通信

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    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/1423Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex for simultaneous baseband signals

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主にローカル・エリア・
ネットワーク(LANS)、特にトークン・リングによ
り動作し、同時双方向通信を支援することができる端局
を有するLANSに関するものである。本発明により扱
われる問題を理解するために、LANSのシステム構成
および動作を基本的に理解することが望ましい。
【0002】コンピュータ・ネットワークは要するにハ
ードウェアおよびソフトウェア資源の共用および情報を
共用を可能ならしめるために、そして、全体の信頼性を
高めるために、相互に接続された自律的なコンピュータ
の集合体である。“ローカル・エリア(local area) ”
という付与された用語は通常、大学構内、一つの会社の
敷地内のような単一の建物または周辺の建物内にコンピ
ュータが散在するようなコンピュータ・ネットワークに
用いられる。コンピュータが更に離れると、“ロング・
エリア・ネットワーク(long area network)”または
“ロング・ホール・ネットワーク(long haul networ
k)”の用語が使われるが、その区別は程度の問題であ
り、その定義はしばしば、重複する。
【0003】LANの主要な機能は比較的高い帯域幅と
少ない待ち時間の通信チャネルをもたらすことであり、
そのチャネルを介してコンピュータまたは端局は相互に
通信を行うことができる。帯域幅とは情報を伝達するチ
ャネルの能力の尺度である。例えば、1つのチャネルは
1秒当たり100メガバイトの総帯域幅を有しうる。ネ
ットワーク上の各端局はチャネルに対し制限されたアク
セス権した有し得ないので、1つの端局は一般的には起
動状態である端局の数によって、この帯域幅の一部分の
みを使うことができるであろう。待ち時間は通信チャネ
ルへのアクセス権を得るに必要な時間の尺度である。1
つのネットワークの帯域幅および待ち時間は通信チャネ
ルのための媒体、そのネットワークの速度、そのネット
ワークの物理的限界および形態、チャネルへのアクセス
権を制御するのに用いられるプロトコルまたは規則、そ
のネットワークに接続される端局の数、およびチャネル
上のメッセージの通信量などの多くの要素に依存する。
【0004】コンピュータ・ネットワークが展開するに
つれ、通信媒体、ネットワーク形態、メッセージ・フォ
ーマット、チャネル・アクセスのためのプロトコルなど
の選択において、様々なアプローチが用いられてきた。
これらのアプローチのいくつかは事実上の標準として現
われ、ネットワーク・アーキテクチャのための1つのモ
デルが提案され、広く受け入れられてきた。それは国際
標準機構(ISO: International Standards Organiz
ation)のオープン・システム・インターコネクション
(OSI: Open Systems Interconnection)の参考モデ
ルとして知られている。このOSI参考モデルはそれ自
体、ネットワーク・アキテクチャではない。むしろ、そ
れはプロトコル層の階層化を規定し、ネットワーク内で
の各層の機能を定義している。ネットワークの1つのコ
ンピュータ内の各層は通信の規則を定義するプロトコル
に従い、通信が行われる別のコンピュータ内の対応する
層と会話を行う。現実には情報は一方のコンピュータ内
の層から層へと落され、そしてチャネル媒体を通って、
他方のコンピュータ内の連続する層を上がり戻る。しか
しながら、様々な層を設計し、その機能を理解するため
に、各層はその対応する層と同じレベルで通信するもの
として考えるのがより簡単である。
【0005】OSIモデルにより定義される最も下位の
層は物理層と呼ばれ、通信チャネルを介して生のデータ
・ビットを送り、そのデータ・ビットが誤まりなしに受
信されたことを確認することに関わっている。物理層の
設計は通信チャネルのための用いられる媒体に依存しつ
つ、電気的、構造的、または工学的技術の問題を含んで
いる。物理層の次の層はデータ・リンク層と呼ばれてい
る。このデータ・リンク層の主な仕事は直接、チャネル
媒体とやりとりを行う物理層を、ネットワーク層として
知られる、次の上位の層に通信サービスをもたらす通信
リンクに変換することである。このデータ・リンク層は
データをパケットまたはフレームに構造化し、そのパケ
ットまたはフレームに誤まり検出のためのチェックサム
およびパケット番号などの制御情報を付加するなどの機
能を実行する。
【0006】もともと、データ・リンク層は物理的な伝
送媒体の性質には依存しないが、データ・リンク層の機
能のある面は伝送媒体により依存している。このため、
いくつかのネットワーク・アーキテクチャのデータ・リ
ンク層はデータ・リンク層の媒体に依存しない機能の全
てを実行する論理リンク制御サブレイヤおよび媒体アク
セス制御(MAC: media access control)層の2つの
サブレイヤに分けられる。この層またはサブレイヤは通
信チャネルに対する競合があるときに、どの端局が通信
チャネルへのアクセス権を得るべきかを決定する。MA
C層の機能は伝送媒体の性質により依存する。
【0007】バスのアクセス優先順位を決定するのに用
いられる1つの共通なネットワーク・プロトコルはトー
クン・リングである。1つのトークン・リング・ネット
ワークにおいて、一連の端局が閉鎖ループを形成するよ
うに伝送媒体により直列に接続される。情報はシンボル
またはビットの1つの流れとしてある動作状態にある端
局から次の端局への順次、送られる。各端局は通常、各
シンボルを再生し、繰り返し、また、リング上で他の装
置との交信する目的のために、そのリングに1つ以上の
装置を付加するための手段として供する。ある端局がリ
ングに対するアクセス権を得ると、それは伝送媒体上に
情報を送り、その情報はある端局から次の端局へとその
リングを循回する。目的地アドレスは送信される情報の
中に含まれ、アドレス指定された端局はそのアドレスを
認識し、情報がリング上を通過するとき、その情報をコ
ピーする。最後に、送信を行った端局がその情報をリン
グから取り除く。
【0008】ある端局が伝送媒体上を通過するトークン
(Token)を検出する、その媒体上にそれの情報を送る権
利を得る。このトークンは送信をスケジュールするのに
用いられる独特なシンボルの形式の制御信号である。情
報を送信する準備ができている端局はリングからトーク
ンを取り除くことによりそのトークンを“補捉(captor
e)”しうる。そして、この端局はトークンが後に続く1
つ以上のフレームの情報を送ることができ、トークンは
再び別の端局により補捉されうるようになる。
【0009】典型的なトークン・リング・ネットワーク
は伝送媒体として、光ファイバ、または同軸ケーブル、
またはねじられたペア・ケーブルを用いる。ファイバー
・ディストリビュティド・データ・インターフェース
(FDDI: fiber distributed data interface)とし
て知られる、トークン・リング・プロトコルを用いるよ
うなネットワークは数キロメートルの距離にかけて、1
秒あたり100メガビット(Mbits)の帯域幅で動作する
ようにできている。FDDIトークン・リング・システ
ムのための媒体アクセス制御(MAC)プロトコルはA
NSI X3.139−1987により指定される米国
国内標準協会(American National Standards Institut
e)書類に記載されている。FDDIのための対応する物
理層のプロトコルはANSI X3.148−1988
に現定されている。
【0010】これらの標準により規定された層に加え、
FDDIトークン・リング・ネットワークは端局管理プ
ロトコルも必要とし、それは端局がトークン・ネットワ
ークの一部分として協労的に動くように、様々な層を管
理するために、端局レベルで必要な制御をもたらす。端
局管理は接続管理、ネットワークへの端局の挿入、ネッ
トワークからの端局の除去、端局の初期化、構成管理、
統計の収集などのサービスをもたらす。
【0011】この端局管理プロトコルにおいて、ある端
局がすぐ傍の、すなわち、論理的に隣接する近隣端局
に、その独自のアドレスを知らしめるという構成があ
る。各端局はそのすぐ傍の下流の近隣端局が上流の近隣
アドレス(UNA: upstream neighbor address) のデ
ータ・ベースを維持することができるように、この構成
を用いる近隣通知プロトコルを周期的に実行する。この
ようにして、ネットワーク内の各端局はそのすぐ上流の
近隣端局の個有のアドレスを知る。“上流(upstream)
”および“下流 (down stream)”の用語はネットワー
ク内でのトークンおよびデータの流れの方向を表わすも
のである。この近隣通知プロトコルは各端局が周期的に
近隣識別フレーム(NIF: neighbor Identification
frame) を送信することを必要とし、NIFはすぐ下流
の近隣のみのためのものであり、他の端局のためのもの
ではない。NIFフレームはその源の端局の個有のアド
レスおよびその源の端局がその上流の近隣端局から知得
した上流近隣アドレス(UNA)を含んでいる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】トークン・リングのよ
うなネットワーク・プロトコルの明白なる制限は多くの
端局がネットワークに能動的に接続されると、1つの端
局が利用することができる有効帯域幅が低減されること
である。n個の端局が動作状態であれば、オーバヘッド
のない最も良好な場合について、各々に対する有効な帯
域幅はチャネルの帯域幅の1/nのみである。トークン
・リング・ネットワークのもう一つの制限はそれがネッ
トワークの大きさと共に増加する、かなりの待ち時間を
有していることである。ある端局が送信し始めることが
できるとき、それはトークンが到来するのを待たなけれ
ばならない。トークンが通過したばかりであれば、トー
クンが端局から端局へとリングをぐるりと回わる間、待
ち時間となろう。平均的な待ち時間はトークンをリング
の半周、回わすに要する時間であり、端局間の距離、端
局の数、およびリング上のメッセージ通信量に依存す
る。たとえ、送信待ちをしている端局が他になくとも、
データのフレームを送ることを希望している端局はさら
にトークンが到来するのを待たなければならないだろ
う。
【0013】比較的広い帯域幅で、トークン・リングの
ようなネットワーク・プロトコルの本質的な制限なし
に、コンピュータ間の2点間(point to point) の通信
リンクを設けることが望ましいような場合もいくらかあ
る。理想的には、これらの場合、2つの端局間で全二重
通信を行うことが望ましい。トークン・リング・ネット
ワークにおいてはいかなるときでも1つの端局のみが送
信を行うことができる。したがって、多くのメッセージ
がリング上で同時に循環しうるが、そのリングにより形
成される通信チャネルの動作は半二重モードにより行わ
れる。たとえ、2つの端局のみがリングに接続されてい
るとしても、一時に、1つの端局のみしか送信を行うこ
とができず、そのリングの総帯域幅、それは各方向で1
00Mb/sでありうるが、全て利用されているわけではな
い。
【0014】リングに接続されている2つの端局が同時
に送信し、受信することができれば、それらは全二重端
局であるといえようが、従来のトークン・リング・プロ
トコルの下ではこのモードにおいて動作することができ
ないであろう。この問題に対する1つの解決策は全二重
通信を必要とする2つのコンピュータ間で特定の通信チ
ャネルを設けることであるが、これは費用がかかり、不
便なものである。コンピュータ装置または通信チャネル
を狭い適用範囲に特定化することは明らかに装置リリー
スの有効利用することとはならない。さらに、別のコン
ピュータと全二重接続を要望するコンピュータ・ユーザ
はその全二重チャネルと接続するための付加的なソフト
ウェアを必要とするであろうし、その全二重動作のため
の必要性が満足された後に、ネットワークから外した
り、ネットワークに再接続しなければならないことに少
なからぬ不便さに直面するであろう。ほとんどのユーザ
は複数のネットワーク資源に容易にアクセスできる便利
さを維持し、いくつかの適用例に対しては所望の効率を
満足しないことに耐えることの分を好むことであろう。
【0015】以上よりローカル・エリア・ネットワーク
の分野において、ネットワークに接続されたコンピュー
タがその目的のために装置の永久的指定を行うことな
く、かつ複雑なハードウェアまたはソフトウェアを付加
する必要なく、全二重モードにより通信を行うことがで
きる簡単な解決法が必要であることがおわかりいただけ
たであろう。本発明は以下の概要が明らかなとおり、本
課題を解決するようなされたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はトークン・リン
グ・ネットワークに接続される2つのコンピュータ間で
全二重通信を設定するための装置およびその動作のため
の関連する方法にある。短かく要約すると、本発明の方
法は前記トークン・リング・ネットワーク中の本発明を
実施する各端局において、2つの端局のみが前記ネット
ワーク内で動作状態であるか否か確認し、2つの端局の
みが前記ネットワーク内で動作状態であれば、全二重通
信の設定を行うためにその2つの端局間で信号を交換
し、前記2つの端局間の全二重モードの通信に切り換え
るステップを含む。本発明の説明においては、2つの端
局間で交換される信号は情報のフレームの形式である。
【0017】全二重モードの通信に切り換えた後、本発
明は前記二重モードが他方の端局により維持されている
か否か確認するために、各端局内で周期的にテストし、
各端局で、ネットワークへ入ることを希望する第3の端
局が存在するか否かチェックし、前記全二重モードが両
端局により維持されていなければ、または、動作状態で
ある第3の端局の存在を検知すると、トークン・リング
・モードの動作へ復帰する更なるステップを含む。
【0018】より詳細には、全二重通信の設定を取り決
めるためにフレームを交換するステップは端局の少なく
とも1つから全二重要求フレームを送信し、全二重要求
フレームを受信した後、少なくとも1つの端局から全二
重認知フレームを送信するステップを含む。基本的に
は、全二重モードの設定は少なくとも1つの端局による
全二重要求フレームの送信および、その要求フレームを
受ける端局による認知フレームの送信を含んでいる。あ
る端局が要求フレームまたは認知フレームのいづれかを
受信すると、その端局は全二重モードの動作に入る。
【0019】本発明の広い範囲は複数の端局を含み、通
常、トークン・リング・モードにより動作するトークン
・リング・ネットワークにおいて、2つの端局間で全二
重動作を設定し、維持するための装置および方法にあ
り、その方法は前記トークン・リング・ネットワークの
各端局からネットワーク内で2つの端局のみが動作状態
であるか否かを確認し、ネットワーク内で2つの端局よ
り多くの端局が動作状態であれば、トークン・リング・
モードの動作を維持し、ネットワーク内で2つの端局の
みが動作状態であれば、全二重通信の設定を行うために
2つの端局間で信号を交換し、その2つの端局間の全二
重モードの通信に切り替えるステップを含んでいる。
【0020】本発明のより好ましい実施例においては、
2つの端局のみがネットワーク内で動作状態であるか否
かを確認するステップはトークン・リング・ネットワー
ク内で送信される近隣情報フレームを利用する。近隣情
報フレームは各端局から周期的に送信され、フレームを
送信する端局の識別情報および、もし概知であれば、こ
の端局が近隣情報フレームを受けとった上流の近隣ステ
ーションの識別情報を含んでいる。ローカル端局内で、
上流近隣端局からの近隣情報がある端局により受信され
ると、それはそこから情報が送信された発信源アドレス
およびその発信源端局の上流の近隣端局の識別情報の両
者を含んでいる。本発明のこの特徴によると、2端局の
ネットワークの検出は受信された近隣情報フレーム内に
含まれる上流近隣端局の識別情報を、比較が行われてい
るローカル端局の識別情報に比較することにより行われ
る。
【0021】本発明の他の実施例ではネットワークに2
つの端局のみが接続されているか否かを最初に確認する
ことなく、全二重動作が開始される。本実施例の方法は
全二重通信の設定を行うために2つの端局間でフレーム
を交換し、この交換ステップの結果として、全二重モー
ドが設定されたか否かを検出し、この検出ステップが全
二重モードが設定されうることを確認すると、2つの端
局間の全二重モードの通信に切り替わるステップを含ん
でいる。また、この方法は全二重モードが他方の端局に
より維持されているか否かを確認するために各端局で周
期的にテストし、この周期的にテストするステップが全
二重モードが維持されていないと確認すると、全二重モ
ードを設定を行うためにフレームを交換するステップを
くり返すステップを含んでいる。
【0022】装置で言うと、説明されるように本構造は
トークン・リング・ネットワーク内の各端局において、
2つの端局のみが前記ネットワーク内で動作状態である
か否かを確認するための手段と、前記ネットワーク内で
2つの端局のみが動作状態であれば作動する、全二重通
信の設定を取り決めるために前記2つの端局間でフレー
ムを交換するための手段と、
【0023】前記2つの端局間の全二重モードの通信に
切り替えるための手段とを含んでいる。また、本発明の
装置の態様は全二重モードが他方の端局により維持され
ているか否か確認するために、各端局において周期的に
テストするための手段と、前記ネットワークに入ること
を希望する第3の端局が存在するか否かを各端局でチェ
ックするための手段とを含みうる。本装置は全二重モー
ドが両端局により維持されていなければ、または、第3
の端局の存在を検知したことに応答して、トークン・リ
ング・モードに復帰する。
【0024】変形例の装置実施例においては、予め2端
局ネットワークの有無をチェックすることなく、そし
て、第3の端局が存在するとき、または、他方の端局に
よる全二重動作が停止するときに、トークン・リング・
モードに復帰することなく、全二重モードの開始を取り
決めるためにフレームを交換することにより、固定され
た全二重モードが達成される。
【0025】
【作用】以上の説明から、本発明はローカル・エリア・
ネットワーク、特に、トークン・リング・タイプのネッ
トワークの分野においてかなりの効果を呈することがわ
かるであろう。特に、本発明はトークン・リング・ネッ
トワーク上の2端局間の全二重モードの自動設定および
一方の端局が全二重リンクから引き下がったとき、また
は第3の端局がネットワークに接続するときに、トーク
ン・リング・モードへの自動復帰をもたらす。固定され
た全二重モードの動作において、トークン・リング・ネ
ットワーク上の2端局は全二重通信により接続され、こ
の接続は維持され、また、リング上に更なる端局が検出
されても、若しくは1つの端局が全二重モードを維持し
損っても、必要であれば、再設定される。
【0026】本発明の主な効果は全二重動作において帯
域幅が効率的に2倍となり、ネットワークへのアクセス
権を得るための待ち時間が短かくなり、公知のネットワ
ークにおいてオーバヘッドの源である、失敗モードより
のエラー回復手順がより少なくともなることに起因して
総帯域幅が広くなることである。例えば、全二重モード
により動作するとき、トークンは全二重モードでは使用
されないので、トークンの喪失から回復するための手続
きは必要ではなくなる。本発明の他の特徴および効果は
添付の図面に関連づけられて、以下のより詳細な説明か
ら明白となるであろう。
【0027】
【実施例】説明のために図面に示されるように、本発明
はローカル・エリア・ネットワーク(LANS)に係わ
り、特にトークン・リングの形態のLANSに係わる。
図1はN個の端局、そのうちの8個は図示されており、
参照番号10a、10b、10c、10d、10e、1
0f、10gおよび10nにより示されているが、を有
するトークン・リング・ネットワークを概念的な形式に
より示している。各端局は入力ポート12a、12b
等、出力ポート14a、14b等を有しており、これら
は通信媒体16に接続されうる。各端局はバイパス・ス
イッチ18a、18b等によりそれに接続され、そのス
イッチは端局を通信媒体16から絶縁するために論理的
に閉じられうる。各端局に接続されるバイパス・スイッ
チの概念はネットワークの概念を説明するために有用な
ものであるが、実際は、端局はコンセントレータ内でバ
イパスされる。図1Aは図示されるように、端局10
a、10b等はより一般的には1以上のコンセントレー
タに双方向ケーブル11により接続されており、それら
のうちの2つは19に示されている。たとえば、このケ
ーブルは双方向光ファイバーケーブルでありうる。バイ
パス切り替え動作はサンセントレータ19内で行われ
る。
【0028】バイパスされていない端局10(図1)は
破壊されていないリングを形成するために媒体16に接
続される。各端局の出力ポートは媒体16を介して次の
端局の入力ポートに接続される。このようにして、リン
グは動作状態の端局全てにより完成される。図1におい
て概念的説明のために、端局10bのためのバイパス・
スイッチ18bは閉じているように示され、これがステ
ーション10bをネットワークから絶縁せしめ、他のバ
イパス・スイッチ18a、18c〜18nの全ては開い
ているように示されている。
【0029】情報はシンボルまたはデータビットの流れ
の形式で、ある端局10から次の物へとリングを回って
送信され、各端局は一般にそれが受信したシンボルを再
生しもしくは繰り返す。各端局10は個有のアドレスを
もっており、ネットワークへのアクセス権を要求する複
数のユーザ装置(図示せず)をそれに接続させうる。デ
ータのフレームのフォーマットの例は図11bに示され
ている。それはプリアンブル、様々な制御コード、デー
タ自体、そのデータを受ける端局およびユーザ装置を一
義的に識別する目的地アドレス、およびそのデータを送
る端局および装置を一義的に識別する発信元アドレスを
含んでいる。一つの端局がネットワーク上に送信する権
利を得ると、その端局はこの形式によりリング上に情報
を送信する。発信元の端局が“下流”に位置する端局は
その情報を受け、その目的地アドレスをデコードする。
その目的地端局はその目的地アドレスを認識し、そのフ
レーム全体を再送信するのみでなく、それが通過する
時、それのコピーもする。最終的にその情報がリング全
体を一循すると、発信元の端局は単にそのフレームをリ
ング上に再送信しないことによりそれを“除去する(re
move) ”。リング上に情報の送信をすることを開始する
権利はトークンと呼ばれる特別なシンボルの中で運ばれ
る。トークンのためのフォーマットは図11aに示され
ている。トークンは実際のデータを運ばず、そのフレー
ムをトークンとして個有の識別する特別なコードのみを
運ぶ。トークンの後には情報、すなわち1つ以上のフレ
ームが送信され、その情報と共に循環するが、1つの重
要な違いがある。トークンは新しい送信を開始すること
を希望する、いかなる端局によってでも取り除かれう
る。送信するものがない端局はトークンを含む受信フレ
ームを単にくり返すこととなろう。自己のフレームを送
信することを希望する端局は下流の端局のアクセス権を
一時的に否定するために、トークンを取り除くか、また
は“補捉(capture)”し、リング上にその個有のフレー
ムを送信し、最後に新しいトークンを送信する。1つの
端局がトークンを通過させる前に通信媒体を使用するこ
とができる時間を制限するために、タイマーまたは他の
手段が用いられうる。
【0030】本明細書の従来の技術の項において説明さ
れたように、トークン・リング・ネットワークは送信す
ることを希望するいかなる端局もトークンが受信される
まで待たなければならない等の本質的な待ち時間を有し
ている。この待ち時間はリングの円周長、リングに接続
される端局の数、およびリング上のメッセージ通信量の
総量と共に増加する。
【0031】図2は比較のために、2つの端局間で双方
向に物理的な通信路24、26をもたらす双方向ケーブ
ル対22により共に接続される2つの端局20a、20
bを示している。端局20aおよび20bは全二重通信
路により物理的に接続されている。端局自体が同時に送
信および受信を行うことができれば、それらの間に全二
重通信が設定されうる。いくつかの状況下においてはこ
のモードの通信は非常に望まれるものである。各端局は
送るべきデータを有するやいなやすぐに送信を開始する
ことができるので、全二重モードはより広い帯域幅をも
たらし、完全に待ち時間を克服するものである。しかし
ながら、2点間の全二重通信を物理的に設定するために
端局をネットワークから取り除くことは費用もかかり、
不便でもある。したがって、トークン・リング・ネット
ワークの環境下において全二重通信をもたらすためによ
り簡単な解決法が必要とされる。
【0032】本発明によれば、トークン・リング・ネッ
トワークはネットワークを物理的に再構成することな
く、そして複雑なハードウェアまたはソフトウェアを付
加する必要なしに、全二重モードにおいて動作するよう
自動的に再構成されうる。図3は図1のトークン・リン
グ・ネットワークがいかに2つの端局10aおよび10
bの間で全二重モードにより動作するように論理的に再
構成されるかを示すものである。他の端局10c〜10
nの全ては端局をネットワークから絶縁するために、そ
れらに接続されたバイパス・スイッチ18c〜18nを
閉じている。したがってリング媒体16は2つの動作状
態の端局10aおよび10bの間に双方向性の通信路を
もたらす。しかしながら、トークン・リング・プロトコ
ルが実行され続ければ、図3に示される構成は全二重モ
ードによる動作はしないだろう。2つの動作状態の端局
のうちの1つのみがいかなるときにでもトークンを用い
うる。したがって、1つの端局のみがいかなるときにで
も送信を行うことができ、動作はまだ半二重モードにあ
る。すでに明らかになるように本発明はいつでも必要が
生じたときに、全二重モードにより図3の構成を動作さ
せるための簡便な技術を提供するものである。
【0033】図4は図3に類似する図であるが、コンセ
ントレータ(concentrator) 32を介して全二重モード
により論理的に接続される2つの端局30a、30bを
示している。コンセントレータはリング構成の本質的な
欠点、すなわちリング内のいかなる場所における破損も
ネットワーク全体を動作させなくしうることを避けるよ
うに、トークン・リング・ネットワーク内において用い
られる。図1aを参照して前に述べたように、コンセン
トレータの構成において各端局30a、30bは自己の
双方向性通信チャネル34a、34bによりコンセント
レータ32に接続される。このように、このネットワー
クは中央点から放射する通信チャネルを備えたスター・
ネットワークの形態と明らかに同じ形態を有している
が、チャネル34a、34bはコンセントレータ32内
で1つのループを完成するよう接続されているので、事
実上はまだリング・ネットワークである。本発明の原理
は図1aおよび図4のようなコンセントレータを用いる
構成にも同様に適用され、図1および図3のより容易に
理解されうるリング構成のものにも適用される。
【0034】本発明によりトークン・リング・ネットワ
ーク上の端局は3つのモード、すなわち従来のトークン
・リング・モード、全二重自動構成モード、および全二
重の固定モードのうちの1つのモードにおいて動作する
ことができる。全二重自動構成モードにより2つの端局
は全二重モードにより動作するために、相互に交渉し、
初期化しそして相互に同期をとることができる。全二重
モードでの動作はネットワーク上にちょうど2つの動作
状態の端局が存在しさえすれば、開始することができ
る。一旦全二重モードに入ると、全二重モードにより動
作している端局はその端局の一つがトークン・リング・
モードに切り替わることを決めれば、または第3の端局
がネットワークに接続されれば、トークン・リング・モ
ードに復帰するだろう。
【0035】さて、詳細に説明されるべき本発明の機能
は様々な異なる対応によりネットワーク・アーキテクチ
ャに作り込まれうる。本明細書の従来技術の項において
説明されたとおりほとんどのネットワーク・アーキテク
チャはある程度、国際標準機構(ISO)のオープンシ
ステムズインターコネクション(OSI)の参考モデル
に合致する層により設計されている。また、前に説明し
た(FDDI)ネットワークにおいては接続制御、端局
の挿入および取りはずし等を含む、端局の動作を管理す
る端局レベルの制御をもたらす端局管理(SMT)プロ
トコルが存在する。SMTの詳細はX3T9.5/84
−89,REV5.1,1989年9月5日により指定
されるアメリカン・ナショナル・スタンダードから発行
された提案原稿の中に書かれている。図5は端局管理
(SMT)プロトコル52およびネットワーク・アーキ
テクチャの下層のいくらかを含む、FDDI端局50を
概略的に図示している。これらはMAC(媒体アクセス
権制御)サブレイヤー54、物理層(PHY)56、お
よびフイジカル・ミディアム・ディペンデント(PM
D)層58として知られる物理層のすぐ下のサブレイヤ
ーを含んでいる。これらの層はアメリカ国内標準ANS
I X3,148−1988およびANSI X3.1
39−1987に詳細に定義されている。
【0036】端局管理(SMT)部は媒体アクセス権制
御(MAC)サブレイヤー54、物理層(PHY)5
6、フイジカル・ミディアム・ディペンデント(PM
D)対象物58、構成スイッチ60、およびバイパスス
イッチ18等の他のプロトコル部を制御し、管理する。
SMTにより実行される機能およびプロトコルのいくつ
かはリング管理(RMT)52.1、接続管理(CM
T)52.2、およびSMTフレーム・サービス52.
3である。SMTフレーム・サービスは近隣情報フレー
ム(NIFs)等のフレームに基づくプロトコルの実行
を含んでいる。
【0037】本発明の機能をFDDI等のトークン・リ
ング・ネットワークのアーキテクチャーに作り込む最も
簡便な方法は主に、端局管理プロトコル52の中におよ
びMACサブレイヤー・レベルにある。しかしながら、
本発明はこの実施例に限られるものではない。たとえ
ば、2端局の構成が存在するか否かおよび2つの端局が
全二重モードにより動作しようとしているか否かを確認
するために、物理層に基づくプロトコルを使用すること
が可能である。いくつかのネットワークにおける接続管
理(CMT)インターフェース52.2はリンクの品質
テスト、形態情報の交換、接続タイプ、誤まり状態の伝
達、物理リンクの同期を実行するために物理層の信号を
使用する。
【0038】以下の説明においてデータ・フレームは誤
まりなしに送信され、受信されるものはする。しかしな
がら、検出された誤まりを含むフレームは無視される
か、または放棄されうる。以下に説明されるとおり、本
発明により生成されたいくつかのフレームは必要であれ
ば再送信されるであろう。
【0039】図6は全二重自動構成モードのシーケンス
による端局の機能を図示している。まず、ブロック70
において示されるとおり、従来の端局の初期化機能が実
行される。そして、端局はトークン・リング・モードに
入るために72のところに示されるような従来の一連の
スラップを開始し、リングはブロック74において初期
化される。基本的にはFDDIシステムにおいて、トー
クン・リングの初期化は“トークン主張(claim toke
n)”のプロセスを含み、このプロセスの中で各端局は目
標トークン回転時間(TTRT)のビット値を含む主張
フレームを連続的に送信することによりリングを開始す
るための権利を“入札する(bids) ”。このリングのた
めのトークン回転遅延の上限はTTRT時間の倍であ
る。一般に最も短いTTRTがリングを初期化する権利
を得るが、2つ以上の等しい入札の間でどちらかを優先
させる仲裁規則があらかじめ基準されている。トークン
主張プロセスにおいて勝った端局はリング上にトークン
を送り出すことによりリングの初期化を完逐する。その
端局はこの時点では76のところで示されるようにトー
クン・リング・モードにある。
【0040】次にブロック78に示されるように、端局
は2端局テストを行いこれについては詳細に説明され
る。この2端局テストが異なる数の動作状態の端局がこ
のテスト中に検出されるという意味においてうまくいか
なくとも、このテストは成功するまでくり返される。こ
のことは端局内の他の処理全てが終了することを意味す
るものではない。図6のフローチャートはネットワーク
・プロトコルに従い端局により行われる多くの平行処理
順路のうちの1つのみを表わしている。2端局テストが
2つより多くの端局を検出すると処理はトークン・リン
グ・モードにより継続するが、2端局テストは連続的に
くり返されるだろう。ブロック78の2端局テストがリ
ング初期化状態の検出のために成功しないと、制御はリ
ングを再初期化するためにコネクターXを介してブロッ
ク74に戻される。
【0041】2端局テストが成功すればリング初期化状
態が検出されたか否かを確認するために、ブロック80
において、付加的なテストが行われる。この明細書にお
いて、“リング初期化状態”の用語は(1)トークン主
張フレーム、ビーコン(beacon) フレーム、または使用
されているトークン・リング・プロトコルにより定義さ
れる他のフレームであり得るリング初期化フレームの受
信、(2)トークン・リング・プロトコル・タイマーの
満了または他のトークン・リング・プロトコル・エラー
状態の検出、または(3)リング初期化を必要とするそ
の他の実行状況に依存する状態のうちのいづれかを意味
する。
【0042】リング初期化状態がブロック80において
検出されると、制御はブロック74のところでトークン
・リング・モード初期化ステップへ復帰する。そのよう
な状態が検出されなければ、ブロック82において示さ
れるように、全二重初期化プロトコルが実行され、この
ことについてはより詳細に説明されるであろう。
【0043】ブロック82の全二重初期化プロトコルが
成功しなければ、この時点において全二重モードは開始
されず、トークン・リング・モードにおける動作が2つ
の端局のみが検出されるときまで継続しうるので、制御
はブロック78の2端局テストに戻る。全二重初期化が
成功すれば、ブロック84に示されるように、端局は全
二重モードに入り、全二重モードによる動作を開始す
る。
【0044】一旦、全二重モードに入ると、ブロック8
6に示されるように、全二重モードの周期的なテストが
行われる。このテストが失敗すれば、またはリング初期
化状態が検出されればブロック88において決定される
ように、制御はトークン・リング・モードの初期化を再
び開始するためにブロック74に戻る。
【0045】概して、図6の自動構成モードのシーケン
スは各端局をトークン・リング・モードにし、2つの端
局のみが動作状態であるか否かを確認するよう連続的に
テストを行う。2つの端局のみが動作状態であるとわか
れば、このシーケンスはその2者の間で全二重動作を開
始させるよう試みる。もし成功すれば、このシーケンス
はその端局を全二重動作に入らせ、その全二重動作が終
了するか、または第3の端局がトークン・リングを再初
期化するよう試みる信号を送れば、トークン・リング・
モードに復帰する。
【0046】図7は図6の2端局テスト78において実
行される機能をより詳細に示している。まず、ブロック
100において、テストの実行は各端局内の内部フラグ
により示されているように、リングが動作状態になるま
で遅延される。リングが動作状態であれば、ブロック1
02に示されるとおり、近隣情報フレーム(NIF)が
送信され、NIF送信タイマーは別のNIFが送信され
るであろう時間の最大時間をセットするために開始され
る。たとえば、NIF送信タイマーは30秒にセットさ
れうる。次の連続するブロック104において1つのN
IFがこの端局で受信されたか否かを判定される。受信
されていなければ、次のブロック106はリング初期化
状態が検出されたか否かを判定する。検出されていれ
ば、コネクターXを介して“不成功(unsuccessful) ”
の出口へ出て、リングはブロック74(図6)におい
て、再初期化される。NIFフレームが受信されず、か
つリング初期化状態が検出されていなければ次の問われ
るべき質問はブロック108に示されるように、NIF
送信タイマーが満了したか否かである。満了していなけ
れば、制御はNIFが受信されたか否かをチェックする
ためにブロック104へ戻る。タイマーが満了していれ
ば、制御はブロック102へ戻り、新しいNIFが送信
される。これらの説明されたステップから明らかなよう
に、端局は30秒ごとに、たとえば、使用されているタ
イマー値に依存して、NIFを送り、別の端局からのN
IFの受信の有無を連続的にチェックする。これらのN
IFのフォーマットは図11cに示されている。各NI
Fはトークン・リング・プロトコルの下に送信される。
すなわち、NIFを送信する端局はNIFを送信する前
にトークンを待たなければならない。NIFは目的地端
局が明らかでない点において通常のデーター・フレーム
とは異なる。目的地アドレスは受信する、いかなる端局
に対しても“放送(broadcast)”アドレスとして特定さ
れ得、フレームは“次の端局をアドレス指定する”ため
として特定され得、このことは次の下流の端局のみがそ
れを受信するだろうことを意味する。NIFは各端局内
のリング・マップの生成および二重アドレスの検出等の
多くの利用に供しうる。端局はNIF要求の発信元アド
レスに特定的に向けられたNIF応答を送ることを要求
されるかもしれない。これは各端局にその下流の近隣局
についての情報をもたらす。本発明においてはNIFは
発信元端局の上流の近隣局、すなわち上流近隣局の上流
近隣局の識別情報を得るために用いられる。
【0047】ブロック104において受信されたNIF
が検出されると、そのメッセージ・フィールドはブロッ
ク110に示されるように、上流近隣アドレス(UN
A)がこの端局のアドレスと同じであるか否か判定する
ために調べられる。図11cに示されるように、NIF
はそのフレームを送信した端局を識別する発信元アドレ
スおよびその発信元端局の上流近隣局(UNA)のアド
レスを含むメッセージ・フィールドを含んでいる。受信
されたNIFの発信元の上流近隣アドレスがこのプロト
コルが調べられているローカル端局のアドレスと同じで
あればリング上に2つの端局のみが存在するにちがいな
い。たとえば、端局#2および#4のみがリングに接続
されており、それら両者がNIFフレームを送れば、端
局#2により受信されるフレームは発信元アドレスを端
局#4とし、UNAを自己のアドレスである端局#2と
して示すであろう。ブロック110において2端局の構
成が検出されると、NIF内の発信元アドレスから得ら
れる全二重近隣アドレスはブロック111にあるとおり
保存され、コネクターYを介してこの一連の処理ステッ
プから“成功(success-ful)”の出口へ出る。
【0048】図6中のブロック82の全二重初期化プロ
トコルは全二重モードの周期的なテストに関連する処理
ブロック84、86および88のより詳細な説明と共
に、図8に詳細に説明されている。特に、処理ブロック
112乃至120はブロック82の全二重初期化をより
詳細に表わしており、処理ブロック122乃至136は
ブロック84、86および88のより詳細をより詳細に
示している。
【0049】まず、ブロック112に示されるように、
要求FDXもしくはACK FDX(全二重認知)フレ
ームが受信されたか否かを判定するためにチェックが行
われる。全二重動作を設定する際に2つの端局により実
行される“ハンドシェイク”は要求FDXおよび認知F
DXフレームの交換を含んでいる。各端局は独自に、そ
して非同期により2端局の構成が存在するか否かを確認
し、それらの相対的なタイミングに依存してそれらのう
ちの一つまたは両者が要求FDXを送るであろう。この
フレーム交換の典型的なタイミング図は図10を参照し
て説明されるであろう。図8中の処理ステップを説明す
るためにACK FDXフレームの要求は受信されてい
ないものとする。
【0050】ブロック113に示されるように、次のス
テップは要求FDXを送信し、要求送信タイマーをスタ
ートさせることである。そして、ブロック114におい
て、リング初期化状態が検出されたか否かを判定するた
めにチェックが行われる。検出されれば全二重動作は一
時的に放棄され、コネクターZを介して2端局テストが
くり返されるブロック78に至る“不成功”の出口へ出
る。次に、ブロック116において要求FDXフレーム
もしくは認知フレーム、ACK FDXフレームが受信
されたか否かを判定するためにチェックが行われる。受
信されていなければ、ブロック118において、要求送
信タイマーが満了したか否かを判定するためにチェック
が行われる。要求送信タイマーが満了していなければ、
制御は到来するフレームを待ち続けるために、ブロック
114へ復帰する。タイマーが満了したならば、制御は
別の要求FDXフレームを送るためにブロック113に
戻る。このタイマーにセットされる値は一般的には数秒
である。このようにして、数秒ごとに要求FDXフレー
ムが送信され、認知フレームまたは他方の端局からの要
求フレームの受信の有無を連続的に監視することとな
る。
【0051】ブロック116において検出されるごと
く、要求FDXもしくはACK FDXフレームが受信
されると、ブロック120に示される次にステップは受
信フレームの発信元アドレスを図7のブロック111に
おいて保存されたFDX近隣局のアドレスに比較するこ
とである。一致すれば、84のところに示されるよう
に、全二重通信が開始され得るが、全二重モードによる
動作を維持するためにさらなる周期的なフレームの交換
が必要とされる。ブロック122に示されるように、F
DX存続タイマーが開始され、ブロック124におい
て、ACK FDXフレームが送信され、ACK送信タ
イマーがスタートする。ACK送信タイマーは一般的に
は要求送信タイマーと同じ値、すなわち数秒によりリセ
ットされ、数秒毎にACK FDXフレームの再送信を
開始するのに用いられるであろう。継続タイマーは一般
的には、満了までにより長い期間、たとえば10〜12
秒をとるであろう。
【0052】ブロック126において、ブロック124
でのACK FDXフレームの送信の後、ACK FD
Xフレームの受信の有無がチェックされる。受信されて
いなければ、リング初期化状態の検出の有無がさらにチ
ェックされ(ブロック128)、受信されていれば、制
御はトークン・リング・モードを開始するために(フロ
ーチャート・コネクターを介して図6のブロック74に
至って)復帰する。リング初期化状態がこの時点で検出
されなければ、ACK送信タイマーがブロック130に
おいてチェックされる。このタイマーが満了すると、制
御は別のACKFDXフレームを送信するようブロック
124へ戻る。ACK送信タイマーが満了していなけれ
ば、ブロック132において継続タイマーがチェックさ
れる。それが満了していれば制御を(フローチャート・
コネクターXを介して)図6のブロック74へ移すこと
により、トークン・リング・モードが再び開始される。
【0053】ブロック126において検出されるよう
に、ACK FDXフレームが受信されると、ブロック
134において発信元アドレスは保存されたFDX近隣
アドレスと比較される。一致すれば、ブロック136に
おいてFDX存続タイマーは再びスタートし、制御はブ
ロック128へ移り、リング初期化状態の有無のチェッ
クを行い、次のブロック130へ移り、ACK送信タイ
マーが満了したか否かを判定する。基本的には、全二重
モードによる動作の間は各端局は周期的なACKFDX
フレームを送り、他方の局からのACK FDXフレー
ムの受信の有無を連続的にチェックする。ACK FD
Xフレームがあらかじめ選択された12秒程度の時間間
隔の間に受信されなければ、全二重通信は停止されるべ
きものとされるであろう。
【0054】全二重初期化プロトコルの動作の一般的な
シーケンスが図10に示されている。端局Aがまず、リ
ング上に2つの端局のみが存在することをみつけ、15
0により示されるように、要求FDXフレームを送るも
のとする。端局Bは要求FDXフレームを受信し、それ
がその唯一の近隣局からのものであることを認識し、全
二重モードに入り、152により示されるように、AC
K FDXフレームを送信する。一方の端局AはACK
FDXフレームが戻ってくるのを待つ。そして、それ
を受信すると、端局Aも全二重モードに入り、154に
より示されるように、別のACK FDXフレームを送
り返す。この後、端局は全二重モードとなり、全二重の
動作を維持するために周期的なACK FDXフレーム
を送信しつづける。
【0055】本発明の他の実施例において、全二重端局
は図9のフローチャートに示されるように、端局の初期
化が行われるとすぐに全二重モードに入るよう試みるよ
うにしてもよい。これは全二重の固定された(fixed)モ
ードのシーケンス動作と呼ぶことができよう。160で
示されるごとく、端局が初期化された後、各端局はブロ
ック162において示されるように、全二重初期化シー
ケンスを行う。これは“不成功”の出力が考えられてい
ないこと、およびトークン・リング・モードへの復帰が
行われないことを除いて、図8に示されている初期化と
基本的には同じである。さらに、2つの端局のみ存在す
ることをチェックすることは行われない。ブロック16
2での初期化フェーズにおいて、要求FDXおよびAC
K FDXのフレームの交換がうまく行われた後、ブロ
ック164に示されるように、全二重モードに入る。選
択的に、ブロック166に示されているように、全二重
動作の周期的テストが行われる。ブロック168におい
て確認されているように、このテストが失敗すると、プ
ロセスはブロック162において、全二重動作となるも
う一度、試みられるよう再び開始される。テストが通れ
ば、全二重モードによる動作を継続し、このテストは周
期的にくり返される。固定の全二重モードについては、
本発明の様々な実施例が可能であり、“固定(fixed)”
モードの様々な程度での適応性をもたらしうる。ここで
の主な設計上の問題はトークン・リング・モードに復帰
するか否か、また、いつ復帰するかである。全二重モー
ドの周期的なテストはそれと共に省略されうるし、含ま
れるようにしてもよい。含まれるのであれば、継続タイ
マの満了により、トークン・リングへ復帰するか、また
は全二重初期化への試みへ復帰し得、また、その事象の
報告または通知を伴ってもよい。同様に、“固定”モー
ドはトークン・リング・モード(より好ましい方法)へ
の復帰、若しくはその事象の報告、またはネットワーク
からの離脱と共に、リング初期化状態の有無を連続的に
チェックすることを含みうるし、このチェックを共に省
略しうる。
【0056】2つの端局が全二重モードにより動作する
とき、送信を希望する端局はどちらも通信チャネルをす
ぐに利用することができる。明らかに、このモードの動
作は通信媒体への端局のアクセス権を制御しなければな
らない通信サービスの見地からすると、より単純であ
る。ほとんどのネットワーク・アーキテクチャにおい
て、これらの通信サービスはデータ・リンク層のプロト
コル、そしてFDDIトークン・リング・ネットワーク
の場合にはデータ・リンク層の媒体アクセス制御(MA
C)サブレイヤによってもたらされる。通常のトークン
・リングの動作においては、MACサブレイヤの部分は
トークン・リングのプロトコルを監視しなければなら
ず、送信が行われる前に、トークンがリングから補捉さ
れうるまで待機する。全二重モードにおいては、送信の
ためにトークンは必要ないので、このMACのタスクは
簡略化される。一旦、全二重モードに切り替わる決定が
一端局により下されると、この移行はMAC部内の所定
の制御フラグをセットすることにより簡単に行われう
る。このフラグがセットされると、MACプロトコルは
効率的に全二重モードに簡略化され、トークンは無視さ
れる。全二重モードにより動作を開始するために、端局
のためのMACプロトコルはその端局での送信動作がな
くなる(送信アイドル状態)まで待機し、全二重に変更
しさえすればよい。他方の端局がその全二重モードへの
移行を完了していなかったとしても、この手順は簡単で
便利な移行をもたらす。トークンが到来するのを待ち、
他方の端局がそれを受信できる準備ができるまで全二重
の送信が行われないことを確認しようとするために、そ
の2つの端局のMAC部の間で更なる“ハンドシェー
ク”を行うようにする変形例も考えられる。公知のごと
く、様々なレベルのエラー検出および送信のい失または
誤まりの場合の回復があるので、この更なるレベルでの
複雑さは必要とは考えられない。
【0057】要約すると、本発明はデータ・リンク層の
ユーザにとっても、自動的で透過的な全二重通信を設定
し、維持するよう動作する。すなわち、ネットワーク層
およびより高位の層を含む、データ・リンク層より上の
プロトコル層はそれらが実行中に自らに利する程度は除
いて、全二重動作への自動移行によって影響を受けな
い。全二重モードにおいて、トークン・リング・モード
と同じフレーム・フォーマットがデータのために用いら
れる。さらに、全二重モードによる動作は物理層にとっ
て透過性のものでもあり、そのことにより、本発明のた
めに動作を変更させる必要がない。固定の全二重モード
は本発明の原理を用いて利用可能であるが、より好まし
い解決策は任意の2つの端局が自動的に全二重動作が可
能であることをみつけ、自動的に全二重モードになるよ
う交渉して、全二重モードに移行する、自動構成の全二
重モードを利用することである。また、トークン・リン
グ・モードへの復帰も第3の端局の検出に応じて、また
は、全二重端局の1つが全二重データ・リングを維持し
なくなったとき、自動的に行われ、このことは両端局に
より周期的な認知フレームが送信されることを必要とす
る。
【0058】以上の説明より、本発明はローカル・エリ
ア・ネットワークの分野において顕著な効果をもたらす
ことがおわかりであろう。特に、本発明はネットワーク
内で他に動作状態の端局がないときに、トークン・リン
グ・ネットワークに接続された2つの端局の自動全二重
動作を提供するものである。
【0059】また、本発明の多くの実施例が説明のため
に詳細に記載されてきたが、様々な変形例が本発明の範
囲を逸脱することなくなされうることが理解いただけよ
う。したがって、添記の特許請求の範囲はそのような応
用例および変形例をすべて包含して解釈されるよう意図
されたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】トークン・リング・ネットワークの概念を説明
するブロック図であり、図1aはコンセントレータを使
用するトークン・リング・ネットワークのより実際的な
構成を示す図1に対応するブロック図である。
【図2】コンセントレータを使用するトークン・リング
・ネットワークのより実際的な構成を示す図1に対応す
るブロック図である。
【図3】トークン・リング・ネットワークが2つの端局
間で論理上の2点間全二重通信をもたらすよういかに構
成されるかを概念的に示す、図1に類似するブロック図
である。
【図4】2つの端局間で論理上の2点間全二重通信をも
たらすために、コンセントレータを介する端局の接続を
示すブロック図である。
【図5】一端局の管理プロトコルとネットワーク・アー
キテクチャの様々な層との関係を示すブロック図であ
る。
【図6】全二重構成モードに入る際、各端局により実行
される機能を図示するフローチャートである。
【図7】図6のフローチャート内に含まれる2端局のテ
スト・プロトコルにおいて実行される機能を図示するフ
ローチャートである。
【図8】図6のフローチャート内に含まれる初期化プロ
トコルおよび周期的なテストにおいて実行される機能を
図示するフローチャートである。
【図9】全二重固定モードまたは動作を設定する際実行
される機能を図示するフローチャートである。
【図10】全二重初期化プロトコルの実行の間での、2
つの端局間でのフレームの交換を示すタイミング図であ
る。
【図11】全二重動作を設定し、維持するに用いられる
フレームのフォーマットである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バリー スピネイ アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01778ウェイランド アントニー ロー ド 22 (56)参考文献 特開 昭60−208139(JP,A) 特開 昭55−136746(JP,A)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端局を含み、通常、トークン・リ
    ング・モードにより動作するトークン・リング・ネット
    ワーク内の2つの動作状態の端局間の全二重動作を設定
    し維持するための方法であって、 前記トークン・リング・ネットワークの各端局から、2
    つの端局のみが前記ネットワーク内で動作状態であるか
    否か確認し、 2つより多くの端局が前記ネットワーク内で動作状態で
    あれば、前記トークン・リング・モードの動作を維持
    し、 2つの端局のみが前記ネットワーク内で動作状態であれ
    ば、全二重通信の設定を行うためにその2つの端局間で
    信号を交換し、 前記2つの端局間の全二重モードの通信に切り換えるス
    テップを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 全二重モードに切り換えた後、 前記全二重モードが他方の端局により維持されているか
    否か確認するために、各端局内で周期的にテストし、 各端局内で、前記ネットワークへ入ることを希望する第
    3の端局が存在するか否かチェックし、 前記全二重モードが両端局により維持されていなけれ
    ば、または、動作状態である第3の端局の存在を検知す
    ると、トークン・リング・モードの動作へ復帰するさら
    なるステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 複数の端局を含み、通常、トークン・リ
    ング・モードの動作により動作するトークン・リング・
    ネットワーク内の2つの端局間の全二重動作を設定し維
    持するための方法であって、 前記トークン・リング・ネットワークの各端局におい
    て、2つの端局のみが前記ネットワーク内で動作状態で
    あるか否か確認し、 2つより多くの端局が前記ネットワーク内で動作状態で
    あれば、前記トークン・リング・モードの動作を維持
    し、 2つの端局のみが前記ネットワーク内で動作状態であれ
    ば、全二重通信の設定を行うためにその2つの端局間で
    信号を交換し、 前記2つの端局間の全二重モードの通信に切り換えるス
    テップを含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 全二重モードに切り換えた後、 前記全二重モードが他方の端局により維持されているか
    否か確認するために、各端局内で周期的にテストし、 各端局内で、前記ネットワークへ入ることを希望する第
    3の端局が存在するか否かチェックし、 前記全二重モードが両端局により維持されていなけれ
    ば、または、動作状態である第3の端局の存在を検知す
    ると、トークン・リング・モードの動作へ復帰するさら
    なるステップを含む請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 全二重通信の設定を取り決めるためにフ
    レームを交換する前記ステップは端局の少なくとも1つ
    から全二重要求フレームを送信し、 全二重要求フレームの受信に応答して全二重認知フレー
    ムを送信するステップを含み、 全二重モードに切り替わるステップは各端局において全
    二重要求フレームまたは全二重認知フレームの受信に応
    じて開始されることを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 全二重モードの通信に切り替えた後に、 伝送のためのフレームが存在しないことの検知に応じて
    アイドル状態に入り、 フレームが送信される準備ができた時に、前記アイドル
    状態から出てデータを送信するさらなるステップを含む
    請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 2つの端局のみが前記ネットワーク内で
    動作状態であるか否かを確認するステップは各ステーシ
    ョンからフレームを送信する端局の識別情報および、も
    し既知であれば、この端局が近隣情報フレームを受けと
    った上流の近隣ステーションの識別情報を含む近隣情報
    フレームを周期的に送信し、 ローカル端局内で、上流近隣端局からの近隣情報を受信
    し、 前記ローカル端局内で、前記受信された近隣情報フレー
    ム内に含まれる上流の近隣端局の識別情報を前記ローカ
    ル端局の識別情報に比較し、 前の比較するステップにおいて一致が検出されると、前
    記ネットワーク内に2つの端局のみが存在することを報
    告するステップを含む請求項3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 通常、トークン・リング・モードにより
    動作するトークン・リング・ネットワーク内の2つの端
    局間の全二重動作を設定し維持するための装置であっ
    て、 トークン・リング・ネットワーク内の各端局において2
    つの端局のみが前記ネットワーク内で動作状態であるか
    否かを確認するための手段と、 前記ネットワーク内で2つより多くの端局が動作状態で
    あれば作動する、前記トークン・リング・モードの動作
    を維持するための手段と、 前記ネットワーク内で2つの端局のみが動作状態であれ
    ば作動する、全二重通信の設定を取り決めるために前記
    2つの端局間でフレームを交換するための手段と、 前記2つの端局間の全二重モードの通信に切り替えるた
    めの手段とを含むことを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 前記全二重モードが他方の端局により維
    持されているか否か確認するために各端局において周期
    的にテストするための手段と前記ネットワークに入るこ
    とを希望する第3の端局が存在するか否かを各端局内で
    チェックするための手段とを含み、 前記装置は前記全二重モードが両端局により維持されて
    いなければ、または、第3の端局の存在を検知したこと
    を応答して、トークン・リング・モードに復帰すること
    を特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記全二重通信の設定を取り決めるた
    めにフレームを交換するための手段は前記端局のうちの
    少なくとも1つから全二重要求フレームを送信するため
    の手段と全二重要求フレームの受信に応じて全二重認知
    フレームを送信するための手段を含み、 前記全二重モードに切り替えるための手段は各端局にお
    いて全二重要求フレームまたは全二重認知フレームを受
    信したことに応じて起動されることを特徴とする請求項
    9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 全二重モードに切り替わった後に、送
    信のためのフレームの不存在を検知したことに応じて、
    アイドル状態に入るための手段と前記全二重モードに切
    り替わった後に、フレームが送信されるように準備され
    た時に、前記アイドル状態を出て、データを送信するた
    めの手段とをさらに含む請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ネットワーク内で2つの端局のみ
    が動作状態であるか否かを確認するための手段は各端局
    からフレームを送信する端局の識別情報および、既知で
    あれば、この端局が近隣情報フレームをそれより受信し
    たところの上流の近隣端局の識別情報を含む近隣情報フ
    レームを周期的に送信するための手段と、 ローカル端局において上流の近隣端局からの近隣情報フ
    レームを受信するための手段と、 前記ローカル端局において、前記受信された近隣情報フ
    レーム内に含まれる前記上流の近隣端局の識別情報を前
    記ローカル端局の識別情報に比較するための手段と、 前の比較するステップにおいて一致が検出されると、前
    記ネットワーク内に2つの端局のみが存在することを報
    告するための手段とを含むことを特徴とする請求項8に
    記載の装置。
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