JP2500393B2 - スクリュ―プレスの運転方法並びにその装置 - Google Patents
スクリュ―プレスの運転方法並びにその装置Info
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- JP2500393B2 JP2500393B2 JP3013706A JP1370691A JP2500393B2 JP 2500393 B2 JP2500393 B2 JP 2500393B2 JP 3013706 A JP3013706 A JP 3013706A JP 1370691 A JP1370691 A JP 1370691A JP 2500393 B2 JP2500393 B2 JP 2500393B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- load
- screw shaft
- electric motor
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/12—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
- B30B9/125—Control arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、スクリュープレスの
運転方法並びにその装置の改良に関し、特にこの発明で
は、外筒がスクリュー軸に対して逆転するように構成し
たスクリュープレスにおいて、過負荷のために外筒やス
クリュー軸の羽根等が破損するのを未然に防止すること
ができる運転方法並びにその装置を提供せんとするもの
である。
運転方法並びにその装置の改良に関し、特にこの発明で
は、外筒がスクリュー軸に対して逆転するように構成し
たスクリュープレスにおいて、過負荷のために外筒やス
クリュー軸の羽根等が破損するのを未然に防止すること
ができる運転方法並びにその装置を提供せんとするもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、この発明に類似する技術として特
公昭６２ー２９１５８号がある。この発明は、スクリュ
ープレスにおいて、スクリュー軸にかかる負荷を検出し
てその回転数を増減し、ほぼ一定の低含水率の脱水ケー
キを安定して得るようにしたものである。
公昭６２ー２９１５８号がある。この発明は、スクリュ
ープレスにおいて、スクリュー軸にかかる負荷を検出し
てその回転数を増減し、ほぼ一定の低含水率の脱水ケー
キを安定して得るようにしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、スクリュ
ープレスで処理する原液は種々雑多であり、スクリュー
軸の回転数を増減しての調整のみでは対応できない。す
なわち、目詰まりし易い原液では、目詰まりしたとき
に、無理にスクリュー軸の回転数を高めると圧搾部にケ
ーキが充満してスクリューや外筒を損傷するおそれがあ
る。
ープレスで処理する原液は種々雑多であり、スクリュー
軸の回転数を増減しての調整のみでは対応できない。す
なわち、目詰まりし易い原液では、目詰まりしたとき
に、無理にスクリュー軸の回転数を高めると圧搾部にケ
ーキが充満してスクリューや外筒を損傷するおそれがあ
る。
【０００３】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
な課題を解消し得るものであって、スクリュープレスに
おいて、外筒をスクリュー軸に対して逆転するように支
架し、ケーキが詰まって外筒及びスクリュー軸に過大な
負荷がかかった場合、スクリュー軸の回転を徐々に減速
してケーキをスクリュー軸に付回りさせて負荷を軽減
し、負荷が軽減するのを待って再び外筒を逆転させて固
液分離作業を始めるようにしたものである。
な課題を解消し得るものであって、スクリュープレスに
おいて、外筒をスクリュー軸に対して逆転するように支
架し、ケーキが詰まって外筒及びスクリュー軸に過大な
負荷がかかった場合、スクリュー軸の回転を徐々に減速
してケーキをスクリュー軸に付回りさせて負荷を軽減
し、負荷が軽減するのを待って再び外筒を逆転させて固
液分離作業を始めるようにしたものである。
【０００４】そして、上記固液分離作業を実施するため
に、次のような手段を講じたものである。すなわち、外
筒をスクリュー軸に対して逆転するように支架したスク
リュープレスにおいて、外筒１を駆動する原動機をスク
リュー軸駆動用の原動機とは別の変速制御モーター付き
の電動機とするとともに、この電動機を負荷検出器を介
してコントロール盤に連結し、電動機の回転をその負荷
の増減に基づいて増減速するようにしたものである。
に、次のような手段を講じたものである。すなわち、外
筒をスクリュー軸に対して逆転するように支架したスク
リュープレスにおいて、外筒１を駆動する原動機をスク
リュー軸駆動用の原動機とは別の変速制御モーター付き
の電動機とするとともに、この電動機を負荷検出器を介
してコントロール盤に連結し、電動機の回転をその負荷
の増減に基づいて増減速するようにしたものである。
【０００５】上述のような手段によって、外筒とスクリ
ュー軸との間にケーキが充満して外筒の負荷が増大する
とその負荷の増大が検出器によって検出され、その検出
情報がコントロール盤を経て外筒駆動用の電動機に伝え
られ、電動機が減速される。そして、逆転していた外筒
が減速されることによってスクリュー軸の負荷が軽減さ
れるわけであり、さらに、減速が進んでケーキと送り軸
とが付回りを始め、外筒の負荷が大巾に軽減する。そし
て、検出器によって、負荷の軽減が確認され、一定時間
が経過すると外筒が回転を始める。
ュー軸との間にケーキが充満して外筒の負荷が増大する
とその負荷の増大が検出器によって検出され、その検出
情報がコントロール盤を経て外筒駆動用の電動機に伝え
られ、電動機が減速される。そして、逆転していた外筒
が減速されることによってスクリュー軸の負荷が軽減さ
れるわけであり、さらに、減速が進んでケーキと送り軸
とが付回りを始め、外筒の負荷が大巾に軽減する。そし
て、検出器によって、負荷の軽減が確認され、一定時間
が経過すると外筒が回転を始める。
【０００６】すなわち、この発明では、スクリューと逆
転する外筒とによって、ケーキにせん断作用を与えて圧
搾効果を高めて原液の固液分離をしていたのであるが、
ケーキが充満して外筒の負荷が一定限度以上、すなわ
ち、過大となると外筒の回転を減速し、その負荷が軽減
するもので、過大負荷による外筒の破損を未然に防止し
得るとともに、外筒と一緒に作動しているスクリュー軸
の破損も防止し得るものである。然も、この発明は、上
述のような動作が、変速制御モーター付の電動機、負荷
の検出機、コントロール盤等によって自動的に行われ、
連続運転されるものである。以下、図面に基づいてこの
発明を具体的に説明する。
転する外筒とによって、ケーキにせん断作用を与えて圧
搾効果を高めて原液の固液分離をしていたのであるが、
ケーキが充満して外筒の負荷が一定限度以上、すなわ
ち、過大となると外筒の回転を減速し、その負荷が軽減
するもので、過大負荷による外筒の破損を未然に防止し
得るとともに、外筒と一緒に作動しているスクリュー軸
の破損も防止し得るものである。然も、この発明は、上
述のような動作が、変速制御モーター付の電動機、負荷
の検出機、コントロール盤等によって自動的に行われ、
連続運転されるものである。以下、図面に基づいてこの
発明を具体的に説明する。
【０００７】
【実施例】図１において、符号１は、周部にスクリーン
を張設して回転自在に支架した外筒、２は、外筒１内に
支架したスクリュー軸であり、その周部に巻回したスク
リュー３が外筒１に摺接するようにしてある。そして、
外筒１は、変速制御モーター付きの電動機４で、スクリ
ュー軸は電動機５で駆動されるようにしてあり、これら
は互いに逆方向に回転するようにしてある。
を張設して回転自在に支架した外筒、２は、外筒１内に
支架したスクリュー軸であり、その周部に巻回したスク
リュー３が外筒１に摺接するようにしてある。そして、
外筒１は、変速制御モーター付きの電動機４で、スクリ
ュー軸は電動機５で駆動されるようにしてあり、これら
は互いに逆方向に回転するようにしてある。
【０００８】また、外筒１の駆動用の電動機４は、負荷
検出器６に連結してあり、この負荷検出器６は、コント
ロール盤７を介して制御盤８に連結してあり、電動機４
の負荷の増減信号は制御盤８に伝達されるようにしてあ
る。一方、この電動機４の信号に基づく、制御盤７から
の電動機４へのフィードバック信号は、制御盤８からコ
ントロール盤７を経て、電動機４に付設した変速制御モ
ーター４ａに伝達されるようにしてある。
検出器６に連結してあり、この負荷検出器６は、コント
ロール盤７を介して制御盤８に連結してあり、電動機４
の負荷の増減信号は制御盤８に伝達されるようにしてあ
る。一方、この電動機４の信号に基づく、制御盤７から
の電動機４へのフィードバック信号は、制御盤８からコ
ントロール盤７を経て、電動機４に付設した変速制御モ
ーター４ａに伝達されるようにしてある。
【０００９】また、制御盤８は、スクリュー軸駆動用の
電動機５にも連結してあり、外筒１にかかる負荷に基づ
いてスクリュー軸１の回転を調節可能としている。尚、
図１のものでは、原液はスクリュー軸の軸芯部に設けた
供給路９から外筒１内に供給されるものである。
電動機５にも連結してあり、外筒１にかかる負荷に基づ
いてスクリュー軸１の回転を調節可能としている。尚、
図１のものでは、原液はスクリュー軸の軸芯部に設けた
供給路９から外筒１内に供給されるものである。
【００１０】上述のように構成されたスクリュープレス
では、原液は上述の供給路９から外筒１内に供給され、
スクリュー３で図中左方に送られる間に固液分離され、
ろ液は、外筒１の周部から滴下し、ケーキは外筒１の左
端から機外に取出される。
では、原液は上述の供給路９から外筒１内に供給され、
スクリュー３で図中左方に送られる間に固液分離され、
ろ液は、外筒１の周部から滴下し、ケーキは外筒１の左
端から機外に取出される。
【００１０】そして、このように固液分離を継続して外
筒１が目詰まりする等して外筒１の負荷が増大し、外筒
１が過負荷になったときには、この発明では、外筒１の
回転を減速することによって、負荷を軽減し外筒１の損
傷等を防止することができる。
筒１が目詰まりする等して外筒１の負荷が増大し、外筒
１が過負荷になったときには、この発明では、外筒１の
回転を減速することによって、負荷を軽減し外筒１の損
傷等を防止することができる。
【００１１】すなわち、外筒１にかかる負荷は、負荷検
出器６によって検出され、コントロール盤７を経て制御
盤８にその信号が伝達され、この信号に基づく指令が変
速制御モーター４ａに送られて、電動機４の回転が減速
されて負荷を軽減することができるのである。
出器６によって検出され、コントロール盤７を経て制御
盤８にその信号が伝達され、この信号に基づく指令が変
速制御モーター４ａに送られて、電動機４の回転が減速
されて負荷を軽減することができるのである。
【００１２】この負荷の軽減作用について詳述すれば、
この発明では、外筒１がスクリュー軸２に対して逆転す
るようにしてあるので、電動機４を減速して外筒１の回
転を減速すると外筒１内に詰まったケーキに対してせん
断作用を及ぼしていた外筒１の力が減少するからであ
る。したがって、外筒１の回転を０回転に近づけると、
外筒１は、固定状態となり、外筒１にかかった過大負荷
は解消される。
この発明では、外筒１がスクリュー軸２に対して逆転す
るようにしてあるので、電動機４を減速して外筒１の回
転を減速すると外筒１内に詰まったケーキに対してせん
断作用を及ぼしていた外筒１の力が減少するからであ
る。したがって、外筒１の回転を０回転に近づけると、
外筒１は、固定状態となり、外筒１にかかった過大負荷
は解消される。
【００１３】このような状態でさらに運転を継続する
と、ケーキは主としてスクリュー３の搬送作用によって
圧搾される。したがって、外筒１にかかる負荷は減少す
るので、この減少した負荷を検出して、制御盤８を通じ
て電動機４に増速指令を送ることによって、外筒１を逆
転させながらの固液分離運転を再開することができる。
と、ケーキは主としてスクリュー３の搬送作用によって
圧搾される。したがって、外筒１にかかる負荷は減少す
るので、この減少した負荷を検出して、制御盤８を通じ
て電動機４に増速指令を送ることによって、外筒１を逆
転させながらの固液分離運転を再開することができる。
【００１４】すなわち、外筒１が過負荷になれば外筒１
の回転を停止し、その負荷が軽減されれば回転を再開
し、連続運転をしながら、外筒１を逆転させながら効率
的な運転ができるものである。
の回転を停止し、その負荷が軽減されれば回転を再開
し、連続運転をしながら、外筒１を逆転させながら効率
的な運転ができるものである。
【００１５】
【発明の効果】このように、この発明は、スクリュープ
レスにおいて、外筒をスクリュー軸に対して逆転させ
て、固液分離効率の高い連続運転を可能にするととも
に、過負荷による外筒等の破損を防止しながらの自動運
転が可能になるものである。
レスにおいて、外筒をスクリュー軸に対して逆転させ
て、固液分離効率の高い連続運転を可能にするととも
に、過負荷による外筒等の破損を防止しながらの自動運
転が可能になるものである。
【図１】この発明に係るスクリュープレスの縦断側面図
であり、その併設機器の作動系路を模式的に示してい
る。１ 外筒 ２ スクリュー軸 ４ 電動機 ５ 電動機 ６ 負荷検出器 ７ コントロール盤
であり、その併設機器の作動系路を模式的に示してい
る。１ 外筒 ２ スクリュー軸 ４ 電動機 ５ 電動機 ６ 負荷検出器 ７ コントロール盤
Claims (2)
- 【請求項１】 外筒１をスクリュー軸２に対して逆転す
るように支架したスクリュープレスにおいて、外筒１を
スクリュー軸２とは別の変速制御モーター付の原動機４
でその負荷を検出しつつ運転し、その負荷が一定以上に
達すると外筒１の回転を無段階に零まで低下させ、一定
時間外筒１とスクリュー軸２とを共回りさせるととも
に、一定時間経過後再び上記原動機４の負荷を検出して
原動機４の回転を増速することを特長とするスクリュー
プレスの運転方法。 - 【請求項２】 外筒１をスクリュー軸２に対して逆転す
るように支架したスクリュープレスにおいて、外筒１を
駆動する原動機をスクリュー軸駆動用の原動機５とは別
の変速制御モーター付きの電動機４とするとともに、こ
の電動機４を負荷検出器６を介してコントロール盤７に
連結し、電動機４の回転をその負荷の変化に基づいて増
減することを特長とするスクリュープレスの運転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013706A JP2500393B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | スクリュ―プレスの運転方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013706A JP2500393B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | スクリュ―プレスの運転方法並びにその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04238699A JPH04238699A (ja) | 1992-08-26 |
| JP2500393B2 true JP2500393B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=11840664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3013706A Expired - Lifetime JP2500393B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | スクリュ―プレスの運転方法並びにその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500393B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100469022B1 (ko) * | 1999-11-30 | 2005-01-29 | 가부시키가이샤 이시가키 | 스크루 프레스 장치 |
| JP4427798B2 (ja) | 2005-04-14 | 2010-03-10 | 株式会社石垣 | 差速回転濃縮機における運転制御方法並びに運転制御装置 |
| JP5051889B2 (ja) * | 2007-09-26 | 2012-10-17 | 月島機械株式会社 | ろ過装置及びろ過方法 |
| ES2968826T3 (es) * | 2017-12-28 | 2024-05-14 | Waste Eng Sagl | Máquina para el tratamiento de desechos orgánicos y procedimiento de control relacionado |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP3013706A patent/JP2500393B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04238699A (ja) | 1992-08-26 |
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Legal Events
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